JP2009015152A - 電子デバイスの接続構造及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた形状加工性及び作業性を維持しつつ、接続信頼性を向上させた電子デバイスの接続構造を提供する。
【解決手段】本発明は、導電層12と、その導電層12に対向して配置された基板16と、導電層12の上面の一部と直接接触した下面を有し、かつ導電層12の上面上に非接着の状態で固定された金属箔17a、bと、導電層12の上面、金属箔17a、bの上面及び基板16の下面に接着した接着フィルム18とを備える電子デバイス10の接続構造を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子デバイスの接続構造及びその製造方法に関するものである。
従来、フラットパネルディスプレイの分野においてディスプレイパネルに備えられた電極(以下、「パネル電極」という。)と制御回路や駆動回路などの外部回路とを接続する取り出し手段として、フレキシブルプリント配線板(以下、「FPC」という。)が用いられている。FPCとパネル電極との接着ははんだ付け又は熱圧着によるものが一般的である。しかしながら、これらの接着温度は通常150℃以上になるため、接続部周辺の電子部材の耐熱性が低い場合は、FPCを採用することが困難となる。
さらには、特許文献1に記載されるように、異方導電性膜などの導電性接着剤を採用する方法も知られている。しかしながら、導電性接着剤を採用する場合でも接着温度が通常150℃以上となるため、FPCと同様に、接続部周辺の電子部材の耐熱性が低い場合は、その採用が困難となる。
そこで、別の取り出し手段としてクリップ電極と呼ばれるクリップ状の電極が開発されている。このクリップ電極はパネルの一部を狭持しつつパネル電極と接触することで、ディスプレイパネルに固定した状態となる。ところが、クリップ電極はそのばね性によりパネルの一部を狭持するため、寸法や形状の制約を受けてしまう。
そこで、上述の問題点を解決可能な手段として特許文献2に記載の接続構造が提案されている。この接続構造は、固体型エレクトロクロミック素子において、下部透明導電層の端部に、導電性粘着材を介して金属箔を接着したものである。この接続構造によると、種々の形に加工が容易であり、取り付け時の作業性を向上させることができる。
特開平11−7040号公報 国際公開第02/39180号パンフレット
しかしながら、特許文献2に記載の接続構造は、金属箔及び下部導電層が、それらと比較して高抵抗である導電性粘着材を介して接続されている。そのため、このような接続構造を備えた電子デバイスでは、接続信頼性の点において更に改善の余地がある。
そこで、本発明は上記事情にかんがみてなされたものであり、優れた形状加工性及び作業性を維持しつつ、接続信頼性を向上させた電子デバイスの接続構造及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明は、導電層と、その導電層に対向して配置された基板と、上記導電層の上面の一部と直接接触した下面を有し、かつ導電層の上記上面上に非接着の状態で固定された金属箔と、導電層の上面、金属箔の上面及び基板の下面に接着した接着フィルムとを備える電子デバイスの接続構造を提供する。
また、本発明は、導電層の上面の一部と金属箔の下面とを直接接触させるようにして、非接着の状態で導電層の上記上面上に金属箔を載置する工程と、導電層及び金属箔の両方の露出した上面上に接着フィルムを載置する工程と、接着フィルムの上面上に基板を載置する工程と、導電層、金属箔、接着フィルム及び基板をそれらの積層方向に押圧して、接着フィルムにより導電層の上面上に金属箔を固定すると同時に、接着フィルムを介して基板を導電層に対向させて固定する工程とを有する電子デバイスの接続構造の製造方法を提供する。
本発明によると、まず、導電層及び金属箔が、特許文献2で提案されたような導電性粘着材を介することなく直接接触しているため、十分に優れた接続信頼性を示す。また、金属箔が外部回路との接続に用いられる取り出し手段として機能するため、外部回路と導電層との接続に関する作業性を向上させることができる。さらに、金属箔はクリップ電極と比較して寸法や形状の制約を受け難く、種々の形状に容易に加工することができる。
また、本発明で用いられる接着フィルムは、150℃よりも低い温度で接着可能なものでもよいため、接続部周辺の電子部材に高度な耐熱性が要求されず、材料選択の幅が広くなり生産コストの低減も可能となる。さらに、本発明の電子デバイスの接続構造の製造方法によると、導電層の上面上に金属箔を固定すると同時に、接着フィルムを介して基板を導電層に対向させて固定するため、この接続構造の製造工程を簡略化することが可能となる。
本発明によれば、優れた形状加工性及び作業性を維持しつつ、接続信頼性を向上させた電子デバイスの接続構造及びその製造方法を提供することができる。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面中、同一要素には同一符号を付すこととし、重複する説明は省略する。また、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。更に、図面の寸法比率は図示の比率に限られるものではない。
図1は本発明の好適な第1の実施形態に係る電子デバイスの接続構造を模式的に示す断面図である。図1に示す電子デバイスは固体型エレクトロクロミック(以下、単に「EC」と表記する。)素子である。このEC素子10は、下部透明導電層12と、その下部透明導電層12に対向して配置された基板である対向ガラス16と、下部透明導電層12の上面の一部と直接接触した下面を有し、かつ下部透明導電層12の上面上に非接着の状態で固定された金属箔17a、bと、下部透明導電層12の上面、金属箔17a、bの上面及び対向ガラス16の下面に接着した接着フィルム18とを備える接続構造を有する。以下、このEC素子10について詳細に説明する。
図1に示すように、固体型EC素子10には、基板ガラス11の上面上にITO等を構成材料とする下部透明導電層12が設けられており、この下部透明導電層12の一部に溝12bを形成して隔離部12aが設けられている。下部透明導電層12は、2つの取り出し電極を設けるために、溝12bによって隔離された隔離部12aと本体部12cとの2つの部分からなる。隔離部12a及び本体部12cを含めた下部透明導電層12の幅寸法は、基板ガラス11と同じ寸法である。下部透明導電層12の上面上には、WO等を構成材料とするEC層13が成層され、EC層13の上面上にITO等を構成材料とする上部透明導電層14が成層されている。
さらに、下部透明導電層12の本体部12cの外端の上面上、並びに、隔離部12aの外端の上面上には、金属箔17a、bが各々取り付けられている。金属箔17a、bは、その下面の一部が下部透明導電層12の上面の一部と接触している。そして、基板ガラス11、下部透明導電層12、EC層13、上部透明導電層14及び金属箔17a、bを上側から被覆するようにして、接着フィルム18が備えられている。ただし、接着フィルム18はその幅寸法が基板ガラス11と同じであるため、金属箔17a、bの外側の一部は接着フィルム18で被覆されることなく露出している。この接着フィルム18による接着によって、金属箔17a、bがそれぞれ、下部透明導電層12の本体部12c及び隔離部12a上に固定されている。下部透明導電層12と金属箔17a、bとの接点は、それらが直接接触することによって確保されるが、これらは互いに接着していない。
金属箔17a、bの構成材料は箔を形成可能な金属であれば特に限定されず、例えば銅、アルミニウム、スズ、ステンレス綱などが挙げられる。これらの中では、耐食性及び光沢性等の観点からステンレス綱が好ましい。また、金属箔17a、bは金属箔の表面を被覆するようにめっきを施したものであってもよい。めっきを施すことにより耐食性を向上させることができる。
また、接着フィルム18の構成材料は樹脂を主成分とする公知のものであれば特に限定されない。接着フィルム18に含まれる樹脂としては、熱硬化性樹脂であっても熱可塑性樹脂であってもよく、例えばエチレンビニルアセテート(EVA)、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリビニルブチラール(PVB)、ポリビニルアルコール(PVA)等が挙げられる。
更に接着フィルム18の上面上には、対向ガラス16が備えられており、対向ガラス16は、接着フィルム18による接着によって固定されている。また、上部透明導電層14はその下面で隔離部12aの上面と直接接しており、下部透明導電層12の本体部12cと上部透明導電層14とは互いに短絡しないように形成されている。さらに、隔離部12aから上部透明導電層14の電極を取り出すことができるようになっている。つまり、溝12b内にもEC層13が成層されており、下部透明導電層12の本体部12cと上部透明導電層14及び下部透明導電層12の隔離部12aとの間にはEC層13が挟まった状態になっている。
また、上部透明導電層14の幅寸法は、隔離部12aのEC素子10中心側からEC層13を大部分覆う寸法である。対向ガラス16の幅寸法は、隔離部12a及び本体部12cを含めた下部透明導電層12の幅寸法(すなわち、基板ガラス11の幅寸法)より両側に長い寸法である。さらに、図示していないが、外部回路と金属箔17a、bとは例えばスポット溶接により金属箔17a、bに接合されたリード線を介して接続されている。
この固体型EC素子10の金属箔17a、bは取り出し電極として機能し、これらを通して、外部から下部透明導電層12と上部透明導電層14との間に直流電流を印加すると、EC層13は着色し、逆電圧を印加するとEC層13は消色する。
このように、取り出し電極である金属箔17a、bが下部透明導電層12と直接接触することにより、固体型EC素子10の接続信頼性は十分に優れたものとなる。また、金属箔17a、bが外部回路との接続に用いられる取り出し電極として機能するため、外部回路と下部透明導電層12とを接続する際の作業性を向上させることができる。
さらに、金属箔17a、bは、クリップ電極と比較して省スペース化を図ることができ、また、必要に応じて種々の形状に容易に加工することができる。すなわち、クリップ電極で接続する場合、その形状の制約により対向ガラスの幅寸法を基板ガラスのものよりも小さくせざるを得ない。しかしながら、本実施形態の固体型EC素子10では、図1からも明らかなとおり、対向ガラス16の幅寸法を基板ガラス11と同程度にすることが可能であり、あるいは、基板ガラス11よりも大きくすることができる。また、金属箔17a、bは、製品自体が複雑な形状をしていたとしてもその形状に合わせて種々の形に容易に加工することができ、接触抵抗が低下するほか、外観をすっきりさせることができる。
また、接着フィルム18の構成材料として、150℃よりも低い温度で接着可能なEVAなどを採用することができるため、その場合に固体型EC素子10の各部材を構成する材料に高度な耐熱性が要求されない。さらに、下部透明導電層12の上面と対向ガラス16下面との距離は、一般的に数10μm程度に形成されているが、金属箔17a、b及び接着フィルム18は変形が容易であるので、この材料を押しつぶすことによって、上記距離に追従させることができる。また、金属箔17a、bの構成材料に光沢性の高い金属を採用することで、この金属箔17a、b自体を反射面として活用できるため、固体型EC素子10の有効反射面積を、上述の特許文献2に記載のものよりも拡大することができる。
かかる固体型EC素子10は、下記のようにして製造することができる。まず、基板ガラス11、下部透明導電層12、EC層13及び上部透明導電層14を図1のように構成した構造体を準備すると共に、図1に示す金属箔17a、bを準備する。次いで、下部透明導電層12の本体部12cの外端の上面上、並びに、隔離部12aの外端の上面上に、それぞれ金属箔17a、bの下面が直接接触するようにして、それら金属箔17a、bを載置する。この際、下部透明導電層12の本体部12c及び隔離部12aの上面と、金属箔17a、bの下面とは接着されていない。また、金属箔17a、bはピン留めなどにより位置合わせ及び仮固定される。
次に、上記構造体及び/又は金属箔17a、bの両方の露出した上面上に接着フィルム18を載置する。図1では、構造体の上面の方が金属箔17a、bの上面よりも高い位置にあるため、構造体の上面上に接着フィルム18が載置される。ただし、金属箔17a、bの上面の方が高ければ、金属箔17a、bの上面上に載置される。もちろん、接着フィルム18を載置する際に積層方向に押圧して、構造体及び金属箔17a、bの両方の上面上に接着フィルム18の下面を直接接触させてもよい。
続いて、接着フィルム18の上面上に対向ガラス16を載置する。そして、真空圧着などの手段によりそれらの積層方向に押圧することにより、接着フィルム18が圧縮されて、下部透明導電層12の本体部12c及び隔離部12aの上面上に金属箔17a、bを固定すると同時に、接着フィルム18を介して対向ガラス16を下部透明導電層12に対向させて固定する。こうして、固体型EC素子10を得る。
この固体型EC素子の製造方法によると、下部透明導電層12の本体部12c及び隔離部12aの上面上に金属箔17a、bを固定すると同時に、接着フィルム18を介して対向ガラス16を下部透明導電層12に対向させて固定するため、その製造工程を従来よりも簡略化することができる。また、対向ガラス16を基板ガラス11よりも両側に長い幅寸法(あるいは図示していないが、基板ガラス11と同程度の幅寸法)にできるため、対向ガラスを押圧して接着フィルム18を圧着する際に金属箔17a、bが浮くことによる位置ずれを防止できる。
次に、図2を参照して、上記第1の実施形態にかかる固体型EC素子を用いたミラー装置について説明する。図2は、上記固体型EC素子10を用いたミラー装置の概略断面図である。この図2では、図1に示した固体型EC素子10が上下逆に示されている。
図2に示すように、ミラー装置20は、基板ガラス11及びその上面上に成膜された金属反射膜21からなる反射部材22と、金属反射膜21の上面に成膜されその一部に溝を設けることにより隔離された下部透明導電層(図示せず)と、下部透明導電層の上面に成膜されたEC層13と、隔離された下部透明導電膜の一部とEC層13との上面にわたって成膜された上部透明導電層(図示せず)と、下部透明導電層に対向した対向ガラス16とを備え、かつ、下部透明導電層の本体部及び隔離された下部透明導電層の隔離部の端部上面に、金属箔17a、bを固定している。したがって、この固体型EC素子によるミラー装置20において、上部透明導電層と対向ガラス16との間には空隙が形成されている。
金属箔17a、bは、一端部が対向ガラス16及び下部透明導電層間に挟まれて接着フィルム(図示せず)により下部透明導電層に接着されて取り付けられており、他端部が外部に延びている。金属反射膜21の幅寸法は、基板ガラス11の幅寸法より両側に短い寸法である。対向ガラス16の幅寸法は、基板ガラス11の幅寸法と同じ寸法である。なお、上下の透明導電層、接着フィルム及びEC層13の積層状態は図1に示すものと同様であり、ここでは詳細な図示及び説明を省略してある。
このミラー装置20は、容易に電極を取り付けることができるので、取り付け時の作業性が向上する。また、金属箔17a、bを用いることにより、取り出し電極を基板ガラス11や対向ガラス16及び金属反射膜21等の形状に対応して種々の形状に加工して取り付けることができる。例えば、対向ガラス16の幅寸法を基板ガラス11の幅寸法と同じ寸法とすることも可能となる。さらに、金属箔17a、bを用いることにより、ミラー装置20の設置場所や使用状況に取り出し電極の形状を適応させることができ、しかも厚さが薄い取り出し電極とすることもできる。このようなミラー装置20は、自動車等の車両用ECミラーとして有用である。
図3は本発明の好適な第2の実施形態に係る電子デバイスの接続構造を模式的に示しており、(b)はその模式平面図であり、(a)は(b)のII−II線に沿った断面を模式的に示している。図3に示す電子デバイスは高分子有機EL素子である。この高分子有機EL素子30は、下部透明導電層32と、その下部透明導電層32に対向して配置された対向基板33と、下部透明導電層32の上面の一部と直接接触した下面を有し、かつ下部透明導電層32の上面上に非接着の状態で固定された金属箔37bと、下部透明導電層32の上面、金属箔37bの上面及び対向基板33の下面に接着した接着フィルム38bとを備える接続構造を有する。以下、この高分子有機EL素子30について詳細に説明する。
図3に示すように、高分子有機EL素子30には、基板ガラス31の上面上にITO等を構成材料とする下部透明導電層32が設けられている。下部透明導電層32の上面上には、発光層35が設けられている。この発光層35は電圧の印加により発光する高分子有機化合物を構成材料としている。そのような高分子有機化合物としては従来公知のものであれば特に制限されず、例えば、ポリパラフェニレンビニル(PPV)、MEH−PPV、PF系などのπ共役ポリマー、ポリビニルカルバソール(PVK)、TPDPES、PVOXDなどの色素含有ポリマーが挙げられる。この発光層35の上面上には対向基板33が設けられている。対向基板33は、発光層35側からAl等を構成材料とする上部導電層39及びセラミック又はガラス基板36が順に積層されている。
さらに、下部透明導電層32の外端の上面上には、金属箔37bが取り付けられている。下部透明導電層32の金属箔37bよりも高分子有機EL素子30中心側の上面上には、接着フィルム38bが備えられており、この接着フィルム38bによる接着によって、金属箔37bが下部透明導電層32上に固定されている。下部透明導電層32と金属箔37bとの接点は、それらが直接接触することによって確保されるが、これらは互いに接着していない。金属箔37bは、幅方向一端部が下部透明導電層32及び接着フィルム38b間に挟まれ、接着フィルム38bにより下部透明導電層32に接着されて取り付けられており、幅方向他端部が外部に延びている。
一方、下部透明導電層32の上記金属箔37bが取り付けられた外端とは反対側の外端の上面上には、上記接着フィルム38bと同程度の幅寸法を有する接着フィルム38aが備えられている。さらに接着フィルム38aの上面の外端側一部と接するようにして金属箔37aが備えられている。この金属箔37aは接着フィルム38aによる接着により固定されている。また、金属箔37aはその上面の一部が上部導電層39と直接接しており、上部導電層39と金属箔37aとの接点はそれによって確保されるが、これらは互いに接着していない。金属箔37aは、幅方向一端部が上部導電層39及び接着フィルム38a間に挟まれ、接着フィルム38aにより上部導電層39に接着されて取り付けられており、幅方向他端部が外部に延びている。
金属箔37a、bの構成材料は上記第1の実施形態における金属箔17a、bと同様であればよい。また、接着フィルム38a、bの構成材料は上記第1の実施形態における接着フィルム18と同様であればよい。
接着フィルム38a、bの上面上には、対向基板33が備えられており、対向基板33は、接着フィルム38a、bによる接着によって固定されている。対向基板33の幅寸法は、基板ガラス31と同じ寸法である。さらに、図示していない外部回路と金属箔37a、bとは、金属箔37a、bに例えばスポット溶接により接合されたリード線34を介して接続されている。
この高分子有機EL素子30において、金属箔37bは下部透明導電層32からの取り出し電極として機能し、金属箔37aは上部導電層39からの取り出し電極として機能する。この金属箔37a、bを通して、それぞれ下部透明導電層32及び上部導電層39に外部から電圧を印加すると発光層35が発光し、その光が下部透明導電層32及び基板ガラス31を通して外部に取り出される。
このように、取り出し電極である金属箔37a、bが、それぞれ下部透明導電層32及び上部導電層39と直接接触することにより、高分子有機EL素子30の接続信頼性は十分に優れたものとなる。また、金属箔37a、bが外部回路との接続に用いられる取り出し電極として機能するため、外部回路と下部透明導電層32及び上部導電層39とを接続する際の作業性を向上させることができる。
さらに、金属箔37a、bは、クリップ電極と比較して省スペース化を図ることができ、あるいは、必要に応じて種々の形状に容易に加工することができる。また、金属箔37a、bは、製品自体が複雑な形状をしていたとしてもその形状に合わせて種々の形に容易に加工することができ、接触抵抗が低下するほか、外観をすっきりさせることができる。さらには、接着フィルム38a、bの構成材料として、150℃よりも低い温度で接着可能なEVAなどを採用することができるため、その場合に高分子有機EL素子30の各部材を構成する材料に高度な耐熱性が要求されない。加えて、金属箔37a、b及び接着フィルム38a、bは変形が容易であるので、この材料を押しつぶすことによって、下部透明導電層32の上面と対向基板33下面との距離に追従させることができる。
かかる高分子有機EL素子30は、下記のようにして製造することができる。まず、基板ガラス31上に、下部透明導電層32を例えば真空蒸着により形成する。次いで、図3に示す金属箔37a、bを準備し、下部透明導電層32の一方の外端上面上に、金属箔37bの下面が直接接触するようにして、その金属箔37bを載置する。この際、下部透明導電層32の上面と、金属箔37bの下面とは接着されていない。また、金属箔37bはピン留めなどにより位置合わせされる。
次に、下部透明導電層32及び金属箔37bの両方の露出した上面上に、接着フィルム38bを載置すると共に、下部透明導電層32の他方の外端上面上に接着フィルム38aを載置する。この際、金属箔37bの上面は接着フィルム38bの下面と直接接触するが、下部透明導電層32の上面は接着フィルム38bの下面と直接接触していなくてもよい。もちろん、接着フィルム38a、bを載置する際に積層方向に押圧して、金属箔37b上の部分を圧縮することで、下部透明導電層32の上面を接着フィルム38bの下面と直接接触させてもよい。
続いて、接着フィルム38aの外端側上面上に金属箔37aを載置する。この際、金属箔37aを軽く接着フィルム38aに押し付けることで金属箔37aは仮固定される。次いで、接着フィルム38b並びに金属箔37a及び接着フィルム38aの上面上に対向基板33を載置する。対向基板33は、セラミック又はガラス基板36上に上部導電層39を、例えば真空蒸着により形成したものを準備する。そして、圧着などの手段によりそれらの積層方向に押圧することにより、接着フィルム38a、bが圧縮されて、下部透明導電層32及び接着フィルム38b間に金属箔37b、上部導電層39及び接着フィルム38a間に金属箔37aをそれぞれ固定すると同時に、接着フィルム38a、bを介して対向基板33を下部透明導電層32に対向させて固定する。この際、下部透明導電層32、接着フィルム38a、b及び対向基板33に囲まれた空間が形成される。その空間内に、外部から空間内に貫通して設けられた図示しない注入孔から発光層35の構成材料である高分子有機材料を充填した後、注入孔を塞ぐことにより発光層35が形成される。こうして、高分子有機EL素子30を得る。
この高分子有機EL素子30の製造方法によると、下部透明導電層32及び接着フィルム38b間、並びに上部導電層39及び接着フィルム38a間に金属箔37b、aをそれぞれ固定すると同時に、接着フィルム38a、bを介して対向基板33を下部透明導電層32に対向させて固定するため、その製造工程を従来よりも簡略化することができる。
図4は本発明の好適な第3の実施形態に係る電子デバイスの接続構造を模式的に示す断面図である。図4に示す電子デバイスは低分子有機EL素子である。この低分子有機EL素子40は、下部透明導電層42と、その下部透明導電層42に対向して配置された基板である上部基板ガラス46と、下部透明導電層42の上面の一部と直接接触した下面を有し、かつ下部透明導電層42の上面上に非接着の状態で固定された金属箔47a、bと、下部透明導電層42の上面、金属箔47a、bの上面及び上部基板ガラス46の下面に接着した接着フィルム48とを備える接続構造を有する。以下、この低分子有機EL素子40について詳細に説明する。
図4に示すように、低分子有機EL素子40には、下部基板ガラス41の上面上にITO等を構成材料とする下部透明導電層42が設けられており、この下部透明導電層42の一部に溝42bを形成して隔離部42aが設けられている。下部透明導電層42は、2つの取り出し電極を設けるために、溝42bによって隔離された隔離部42aと本体部42cとの2つの部分からなる。隔離部42a及び本体部42cを含めた下部透明導電層42の幅寸法は、下部基板ガラス41と同じ寸法である。下部透明導電層42の上面上には、フタロシアニン類などを構成材料とする正孔注入層43a及びアリールアミン類等を構成材料とする正孔輸送層43bが順に設けられている。正孔輸送層43bの上面上には発光層45が積層され、更にその上面上にオキサジアゾール類等の電子輸送層49が設けられている(以下、正孔注入層43a、正孔輸送層43b、発光層45及び電子輸送層49からなる積層体を「EL積層体」という)。また、電子輸送層49の上面上にはITO等を構成材料とする上部透明導電層44が成層されている。
発光層45は電圧の印加により発光する低分子有機化合物を構成材料としている。そのような低分子有機化合物としては従来公知のものであれば特に制限されず、例えば、アルミニウム錯体、アントラセン類、希土類錯体、イリジウム錯体などが挙げられる。また、これらの低分子有機化合物をホスト材料として含み、ペリレンやルブレン等の蛍光色素をドーパント材料として含んでもよい。
さらに、下部透明導電層42の本体部42cの外端の上面上、並びに、隔離部42aの外端の上面上には、金属箔47a、bが各々取り付けられている。金属箔47a、bは、その下面の一部が下部透明導電層42の上面の一部と接触している。そして、下部基板ガラス41、下部透明導電層42、EL積層体、上部透明導電層44及び金属箔47a、bを上側から被覆するようにして、接着フィルム48が備えられている。ただし、接着フィルム48はその幅寸法が下部基板ガラス41と同じであるため、金属箔47a、bの外側の一部は接着フィルム48で被覆されることなく露出している。この接着フィルム48による接着によって、金属箔47a、bがそれぞれ、下部透明導電層42の本体部42c及び隔離部42a上に固定されている。下部透明導電層42と金属箔47a、bとの接点は、それらが直接接触することによって確保されるが、これらは互いに接着していない。
金属箔47a、bの構成材料は上記第1の実施形態における金属箔17a、bと同様であればよい。また、接着フィルム48の構成材料は上記第1の実施形態における接着フィルム18と同様であればよい。
更に接着フィルム48の上面上には、上部基板ガラス46が備えられており、上部基板ガラス46は、接着フィルム48による接着によって固定されている。また、上部透明導電層44はその下面で隔離部42aの上面と直接接しており、下部透明導電層42の本体部42cと上部透明導電層44とは互いに短絡しないように形成されている。さらに、隔離部42aから上部透明導電層44の電極を取り出すことができるようになっている。つまり、溝42b内にも正孔注入層43aが成層されており、下部透明導電層42の本体部42cと上部透明導電層44及び下部透明導電層42の隔離部42aとの間には正孔注入層43aが挟まった状態になっている。
また、上部透明導電層44の幅寸法は、隔離部42aの低分子有機EL素子40中心側からEL積層体を大部分覆う寸法である。上部基板ガラス46の幅寸法は、下部基板ガラス41と同程度の幅寸法である。さらに、図示していないが、外部回路と金属箔47a、bとは例えばスポット溶接により金属箔47a、bに接合されたリード線を介して接続されている。
この低分子有機EL素子40の金属箔47a、bは取り出し電極として機能し、これらを通して、外部から下部透明導電層42と上部透明導電層44との間に電圧を印加すると、発光層45が発光する。
このように、取り出し電極である金属箔47a、bが下部透明導電層42と直接接触することにより、低分子有機EL素子40の接続信頼性は十分に優れたものとなる。また、金属箔47a、bが外部回路との接続に用いられる取り出し電極として機能するため、外部回路と下部透明導電層42とを接続する際の作業性を向上させることができる。
さらに、金属箔47a、bは、製品自体が複雑な形状をしていたとしてもその形状に合わせて種々の形に容易に加工することができ、接触抵抗が低下するほか、外観をすっきりさせることができる。また、接着フィルム48の構成材料として、150℃よりも低い温度で接着可能なEVAなどを採用することができるため、その場合に低分子有機EL素子40の各部材を構成する材料に高度な耐熱性が要求されない。さらに、金属箔47a、b及び接着フィルム48は変形が容易であるので、この材料を押しつぶすことによって、低分子有機EL素子40の基板ガラス41、46間の密閉性を高めることができる。
図5は本発明の好適な第4の実施形態に係る電子デバイスの接続構造を模式的に示す断面図である。図5に示す電子デバイスは液体型EC素子である。図5に示す液体型EC素子50は、下部透明導電層52と、その下部透明導電層52に対向して配置された対向基板53と、下部透明導電層52の上面の一部と直接接触した下面を有し、かつ下部透明導電層52の上面上に非接着の状態で固定された金属箔57bと、下部透明導電層52の上面、金属箔57bの上面及び対向基板53の下面に接着した接着フィルム58bとを備える接続構造を有する。以下、この液体型EC素子50について詳細に説明する。
図5に示すように、液体型EC素子50には、基板ガラス51の上面上にITO等を構成材料とする下部透明導電層52が設けられている。さらに、下部透明導電層52の外端の上面上には、金属箔57bが取り付けられている。下部透明導電層52の金属箔57bよりも液体型EC素子50中心側の上面上には、接着フィルム58bが備えられており、この接着フィルム58bによる接着によって、金属箔57bが下部透明導電層52上に固定されている。下部透明導電層52と金属箔57bとの接点は、それらが直接接触することによって確保されるが、これらは互いに接着していない。金属箔57bは、幅方向一端部が下部透明導電層52及び接着フィルム58b間に挟まれ、接着フィルム58bにより下部透明導電層52に接着されて取り付けられており、幅方向他端部が外部に延びている。
一方、下部透明導電層52の上記金属箔57bが取り付けられた外端とは反対側の外端の上面上には、上記接着フィルム58bと同程度の幅寸法を有する接着フィルム58aが備えられている。さらに接着フィルム58aの上面の外端側一部と接するようにして金属箔57aが備えられている。この金属箔57aは接着フィルム58aによる接着により固定されている。また、金属箔57aはその上面の一部がITO等を構成材料とする上部透明導電層59と直接接しており、上部透明導電層59と金属箔57aとの接点はそれによって確保されるが、これらは互いに接着していない。金属箔57aは、幅方向一端部が上部透明導電層59及び接着フィルム58a間に挟まれ、接着フィルム58aにより上部透明導電層59に接着されて取り付けられており、幅方向他端部が外部に延びている。
金属箔57a、bの構成材料は上記第1の実施形態における金属箔17a、bと同様であればよい。また、接着フィルム58a、bの構成材料は上記第1の実施形態における接着フィルム18と同様であればよい。
接着フィルム58a、bの上面上には、対向基板53が備えられており、対向基板53は、接着フィルム58a、bによる接着によって固定されている。対向基板53は、下側から上述の上部透明導電層59及びセラミック又はガラス基板56が順に積層されている。対向基板53の幅寸法は、基板ガラス51と同じ寸法である。さらに、図示しない外部回路と金属箔57a、bとは、金属箔57a、bに例えばスポット溶接により接合されたリード線を介して接続されている。
そして、下部透明導電層52、接着フィルム58a、b及び対向基板53により形成された空間には液体型EC材料55が封入されている。液体型EC材料55は、窒素含有極性溶媒中に、電解質(イオン性有機化合物)と発色剤(2つのカルボニル基を有する芳香族化合物)とを溶解することにより得られる。液体型EC材料55は、外部から空間内に貫通して設けられた図示しない注入孔から上記空間内に充填された後、注入孔を塞ぐことで、上記空間に封入される。
この液体型EC素子50において、金属箔57bは下部透明導電層52からの取り出し電極として機能し、金属箔57aは上部透明導電層59からの取り出し電極として機能する。この金属箔57a、bを通して、それぞれ下部透明導電層32及び上部導電層39に外部から電圧を印加すると、液体型EC材料55が着色し、逆電圧を印加すると液体型EC材料55は消色する。
このように、取り出し電極である金属箔57a、bが、それぞれ下部透明導電層52及び上部透明導電層59と直接接触することにより、液体型EC素子50の接続信頼性は十分に優れたものとなる。また、金属箔57a、bが外部回路との接続に用いられる取り出し電極として機能するため、外部回路と下部透明導電層52及び上部透明導電層59とを接続する際の作業性を向上させることができる。さらには、接着フィルム58a、bの構成材料として、150℃よりも低い温度で接着可能なEVAなどを採用することができるため、その場合に液体型EC素子50の各部材を構成する材料に高度な耐熱性が要求されない。加えて、金属箔57a、b及び接着フィルム58a、bは変形が容易であるので、この材料を押しつぶすことによって、下部透明導電層52の上面と対向基板53下面との距離に追従させることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。
例えば、本発明の電子デバイスの接続構造は、色素増感型太陽電池に適用することもできる。図6は、本発明の電子デバイスの接続構造を備えた色素増感型太陽電池の一例を示す模式断面図である。図6に示す色素増感型太陽電池60には、基板ガラス61の上面上にITO等を構成材料とする下部透明導電層62が設けられている。さらに、下部透明導電層62の外端の上面上には、金属箔67bが取り付けられている。下部透明導電層62の金属箔67bよりも色素増感型太陽電池60中心側の上面上には、接着フィルム68bが備えられており、この接着フィルム68bによる接着によって、金属箔67bが下部透明導電層62上に固定されている。下部透明導電層62と金属箔67bとの接点は、それらが直接接触することによって確保されるが、これらは互いに接着していない。金属箔67bは、幅方向一端部が下部透明導電層62及び接着フィルム68b間に挟まれ、接着フィルム68bにより下部透明導電層62に接着されて取り付けられており、幅方向他端部が外部に延びている。
一方、下部透明導電層62の上記金属箔67bが取り付けられた外端とは反対側の外端の上面上には、上記接着フィルム68bと同程度の幅寸法を有する接着フィルム68aが備えられている。さらに接着フィルム68aの上面の外端側一部と接するようにして金属箔67aが備えられている。この金属箔67aは接着フィルム68aによる接着により固定されている。また、金属箔67aはその上面の一部がITO等を構成材料とする上部透明導電層69と直接接しており、上部透明導電層69と金属箔67aとの接点はそれによって確保されるが、これらは互いに接着していない。金属箔67aは、幅方向一端部が上部透明導電層69及び接着フィルム68a間に挟まれ、接着フィルム68aにより上部透明導電層69に接着されて取り付けられており、幅方向他端部が外部に延びている。また、下部透明導電層62上の接着フィルム68a、b間には色素を吸着したTiO層64が積層されている。
金属箔67a、bの構成材料は上記第1の実施形態における金属箔17a、bと同様であればよい。また、接着フィルム68a、bの構成材料は上記第1の実施形態における接着フィルム18と同様であればよい。
接着フィルム68a、bの上面上には、上部基板63が備えられており、上部基板63は、接着フィルム68a、bによる接着によって固定されている。上部基板63は、下側から上述の上部透明導電層69及びガラス基板66が順に積層されている。上部基板63の幅寸法は、基板ガラス61と同じ寸法である。さらに、図示しない外部装置と金属箔67a、bとは、金属箔67a、bに例えばスポット溶接により接合されたリード線を介して接続されている。
そして、TiO層64、接着フィルム68a、b及び上部基板63により形成された空間にはヨウ素溶液等の電解質溶液65が封入されている。電解質溶液65は、外部から空間内に貫通して設けられた図示しない注入孔から上記空間内に充填された後、注入孔を塞ぐことで、上記空間に封入される。
この色素増感型太陽電池60において、金属箔67bは下部透明導電層62からの取り出し電極として機能し、金属箔67aは上部透明導電層69からの取り出し電極として機能する。下部透明導電層62に太陽光を照射すると、TiO層64の色素が光を吸収し電子を放出することにより、その電子が下部透明導電層62及び上部透明導電層69間を移動すると共に、電解質溶液の酸化還元反応により電流が流れる。こうして下部透明導電層62及び上部透明導電層69間に接続された図示しない外部装置が駆動する。
また、本発明の電子デバイスの接続構造は、液晶パネルに適用することもできる。図7は、本発明の電子デバイスの接続構造を備えた液晶パネルの一例を示す模式断面図である。液晶パネル70において、偏光板71a、TFTアレイ基板71b、バスラインが設けられたガラス基板71c、TFTドット電極72が順に積層されている。また、ガラス基板71c上の外端上面上には金属箔77a、bが備えられており、それらは接着フィルム78a、bによりガラス基板71cに固定されている。接着フィルム78a、bはまた、ガラス基板71cに対向するRGBフィルタ79aとガラス基板79bと偏光板79cとを備えたカラーフィルタ基板79をガラス基板71cに接着している。また、接着フィルム78a、bの内側にはAgペースト82が備えられており、RGBフィルタ79aの下側にはコモン電極76が設けられている。TFTドット電極72及びコモン電極76の表面上にはポリイミド配向膜73が形成されており、それらの間の間隔を確保するようにギャップ・スペーサー74が配設されている。また、TFTドット電極72及びコモン電極76間には液晶材料75が封入されている。この液晶材料75は接着フィルム78bに設けられた注入孔から注入された後、その注入孔が封孔材81で塞がれることにより封入される。
また、上記各実施形態における金属箔は接着フィルムにより固定されているが、その固定を更に強固にするために、上述の各電子デバイスをその上下方向(各部材の積層方向)に押圧する外枠を設けてもよい。さらには、その外枠が、金属箔及び接着フィルムを外部環境から遮断できるように設けられることで、この電子デバイスの耐環境性を向上することができる。
本発明の好適な実施形態に係る固体型EC素子を示す模式断面図である。 図1に示す電子デバイスを用いたミラー装置の模式断面図である。 本発明の好適な実施形態に係る高分子有機EL素子を示す模式断面図である。 本発明の好適な実施形態に係る低分子有機EL素子を示す模式断面図である。 本発明の好適な実施形態に係る液体型EC素子を示す模式断面図である。 本発明の実施形態に係る色素増感型太陽電池を示す模式断面図である。 本発明の好適な実施形態に係る液晶パネルを示す模式断面図である。
符号の説明
10…固体型EC素子、11、31…基板ガラス、12、32…下部透明導電層、13…EC層、14…上部透明導電層、16…対向ガラス、17a、17b、37a、37b…金属箔、18、38a、38b…接着フィルム、30…高分子有機EL素子、33…対向基板、35…発光層、36…ガラス基板、39…上部導電層。

Claims (2)

  1. 導電層と、
    その導電層に対向して配置された基板と、
    前記導電層の上面の一部と直接接触した下面を有し、かつ前記導電層の前記上面上に非接着の状態で固定された金属箔と、
    前記導電層の前記上面、前記金属箔の上面及び前記基板の下面に接着した接着フィルムと、
    を備える電子デバイスの接続構造。
  2. 導電層の上面の一部と金属箔の下面とを直接接触させるようにして、非接着の状態で前記導電層の前記上面上に前記金属箔を載置する工程と、
    前記導電層及び前記金属箔の両方の露出した上面上に接着フィルムを載置する工程と、
    前記接着フィルムの上面上に基板を載置する工程と、
    前記導電層、前記金属箔、前記接着フィルム及び前記基板をそれらの積層方向に押圧して、前記接着フィルムにより前記導電層の前記上面上に前記金属箔を固定すると同時に、前記接着フィルムを介して前記基板を前記導電層に対向させて固定する工程と、
    を有する電子デバイスの接続構造の製造方法。
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