JP2009018020A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】大当たり処理中に遊技者に伝達したい情報を、大入賞口によって報知し得るように構成した遊技機を提供する。
【解決手段】大当たりの抽選確率を示す情報を、アタッカー5に配設された発光部101a、及びユニット部材74に配設された発光部101bにより、アタッカー5で大当たり確定に伴った入賞が行われている間にこれらを発光駆動することで報知する。これにより、大当たり処理に際して遊技者が注目しがちなアタッカー5を、該遊技者に対する情報伝達の手段とすることができるとともに、大当たりの抽選確率を示す情報を有効に認知させることができる。
【選択図】図2
【解決手段】大当たりの抽選確率を示す情報を、アタッカー5に配設された発光部101a、及びユニット部材74に配設された発光部101bにより、アタッカー5で大当たり確定に伴った入賞が行われている間にこれらを発光駆動することで報知する。これにより、大当たり処理に際して遊技者が注目しがちなアタッカー5を、該遊技者に対する情報伝達の手段とすることができるとともに、大当たりの抽選確率を示す情報を有効に認知させることができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、パチンコ機等の遊技機に係り、詳しくは大当たりに係る情報を報知し得るように構成した遊技機に関する。
一般に、遊技機、例えばパチンコ機として、球受け皿に滞留している遊技球が、発射ハンドルの操作に応じて遊技盤の遊技領域に打ち出された後、遊技領域の障害釘や風車等に導かれつつ盤面を流下して、各種入賞口に入球し、或いは入球せずに遊技領域下部のアウト口に流入するように構成されたものが知られている。
このようなパチンコ機では、一般入賞口に入球した際にはそれに対応した個数の遊技球が払い出され、また始動チャッカーに入球した際にはこれに基づいて当たり外れや演出パターンの抽選が行われると共に所定数の遊技球が払い出される。この抽選結果に基づき選定された演出パターンに応じて、例えば遊技盤の中央部分に設けられた液晶表示画面や各種の照明装置を介した視覚的表現、スピーカを介した聴覚的表現などを用い、様々な演出が行われる。なお、当たり(以下、「大当たり」ともいう)の発生時(つまり、特別遊技状態の抽選に当選した時)には、アタッカーと呼ばれる大入賞口が開放し、入球に対応して多量の遊技球が払い出される遊技者に有利な特別遊技状態となる。
そして、このようなパチンコ機の中には、例えば、液晶表示画面に自キャラクタ及び相手キャラクタが「ツモ」及び「打牌」を交互に行う麻雀ゲームの様子を演出表示し、該麻雀ゲームの最終的なアガリ役や得点を表示した後に、該得点に基づいて決定された確変獲得の見込みを、麻雀牌の形状をした確変獲得識別図柄及び非確変獲得識別図柄の組み合せによって予告的に示すものがある(特許文献1参照)。
ところで、特許文献1に記載されたパチンコ機を含む一般的なパチンコ機においては、その大当たり中、画像表示装置の画面にパチンコ機の各機種のテーマに沿ったキャラクタを登場させるなどして、該大当たりを盛り上げるような演出表示を行う。
しかし、このような大当たり中の演出表示は、キャラクタなどにより興趣が高められるような工夫がなされてはいるものの、大当たり処理に費やされる時間が他の単発的な演出等(例えばスーパーリーチ時の演出)に比して長いものであるため、その演出表示の内容が漫然としたものになる場合が生じ得る。
一方、大当たり中において、大入賞口は、所定時間(例えば30秒間)開放するか、又は所定数(例えば9個以上)の遊技球が入球するかを契機として一旦閉止し、これにより、大当たり処理における1単位の入賞ラウンドが消化されていく。従って、大当たり中において、遊技者は、より多くの遊技球が払い出されるように、所定時間内に所定数の遊技球を大入賞口に入球させ得るよう、大入賞口での入球状態を確認しつつ遊技を進めることが多い。
上述したように、大当たり中においては、画像表示装置の演出表示に十分な興趣が得られない場合が生じ得ることや、出玉数を左右する大入賞口を意識しつつ遊技する遊技者がいる等の傾向があることから、大当たり中に、画像表示装置を視認せずに大入賞口を注目しながら遊技進行する遊技者が少なからずいるものと推量し得る。
そこで、本発明は、大当たり処理中に遊技者に伝達したい情報を、大入賞口によって報知し得るように構成し、もって上述した課題を解決した遊技機を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る本発明は(例えば図1ないし図6参照)、大当たりの抽選を契機として賞球を獲得するための入賞が行われる大入賞口(5)を遊技領域(3a)に備え、該遊技領域(3a)に遊技球(Ba)を打ち出すことで遊技してなる遊技機(1)において、
大当たりの抽選確率を示す情報を、前記大入賞口(5)で賞球を獲得するための入賞が行われている間に報知する報知手段(101a,101b)を、該大入賞口(5)及び/又は該大入賞口(5)を構成する役物部材(74)に備えてなる、
ことを特徴とする遊技機(1)にある。
大当たりの抽選確率を示す情報を、前記大入賞口(5)で賞球を獲得するための入賞が行われている間に報知する報知手段(101a,101b)を、該大入賞口(5)及び/又は該大入賞口(5)を構成する役物部材(74)に備えてなる、
ことを特徴とする遊技機(1)にある。
請求項2に係る本発明は(例えば図2及び図3参照)、前記報知手段は、光を発する発光手段(101a,101b)を有し、前記大当たりの抽選確率を示す情報を該発光手段(101a,101b)により光を発することで報知してなる、
請求項1に記載の遊技機(1)にある。
請求項1に記載の遊技機(1)にある。
請求項3に係る本発明は(例えば図2及び図3参照)、前記発光手段(101a,101b)は、前記大当たりの抽選確率に応じて予め定められた色の光を発してなる、
請求項2記載の遊技機(1)にある。
請求項2記載の遊技機(1)にある。
請求項4に係る本発明は(例えば図2及び図3参照)、前記報知手段(101a,101b)は、前記大入賞口(5)で賞球を獲得するための入賞が行われている間、前記大当たりの抽選確率を示す情報を最終的に報知するまで、該大当たりの抽選確率とは異なる大当たりの抽選確率を示す情報を報知してなる、
請求項1ないし3のいずれか記載の遊技機(1)にある。
請求項1ないし3のいずれか記載の遊技機(1)にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、大当たりの抽選確率を示す情報を、大入賞口で賞球を獲得するための入賞が行われている間に報知する報知手段を、該大入賞口及び/又は該大入賞口を構成する役物部材に備えてなるので、大当たり処理に際して遊技者が注目しがちな大入賞口を、該遊技者に情報伝達するための報知手段とすることができる。従って、大当たり処理中に画像表示装置から視線を外して遊技するような遊技者、主に遊技領域下部や大入賞口付近等に視線を移している遊技者に対し、大当たりの抽選確率を示す情報を有効に認知させることができる。
また、本発明は、大当たりの入賞処理の経過中に確率変動か否かを報知する態様の遊技機、もしくは、大当たりの入賞処理に際して確率変動を報知しない態様の遊技機(所謂、潜伏確率変動を採用した遊技機)に対して好適に利用することができる。例えば、前者のような、入賞処理の開始後に確変か否かが遊技者に報知される遊技機にあっては、遊技者は、大当たりの抽選確率を示す情報が報知されることによって確変か否かの期待度が増す。そして、該結果が、期待通りであったり期待外れであったりすることによって、一喜一憂するような高揚感のある遊技性が得られるものとなる。また、後者のような遊技機にあっては、遊技者は、当該大当たりが確変であるか否かが認識できないものの、大当たりの抽選確率を示す情報が報知されることによって、確変に成り得る期待感を有しながら遊技に興じることができる。従って、上記したそれぞれの態様の遊技機に対しては、本発明を適用することによって、遊技者の期待感や高揚感等を有効に喚起するものとし、興趣の向上を図ることができることとなる。
また、大入賞口及び/又は該大入賞口を構成する役物部材に、上記したような情報を報知する手段が設けられるので、該大入賞口及び/又は該大入賞口を構成する役物部材を、大当たり処理時に遊技球を入賞させる機能のみを有していた従来のものに比して、装飾性豊かで多機能な演出役物に形成することができる。
請求項2に係る本発明によると、報知手段が、光を発する発光手段を有し、大当たりの抽選確率を示す情報を該発光手段により光を発することで報知してなるので、遊技者の注意を効果的にひくことができ、大当たりの抽選確率を示す情報を遊技者に対して有効に認知させることができる。また、一般的な遊技機では発光することのない遊技領域下部を、大入賞口及び/又は該大入賞口を構成する役物部材に備えた発光手段によって発光させることができるので、遊技機における外観上の装飾性をも向上させることができる。
請求項3に係る本発明によると、発光手段が、大当たりの抽選確率に応じて予め定められた色の光を発してなるので、遊技者の注意を効果的にひくことができるとともに、大当たりの抽選確率を示す情報を、その割合に応じた詳細さで段階的且つ感覚的に認知させることができる。
請求項4に係る本発明によると、報知手段が、大入賞口で賞球を獲得するための入賞が行われている間、大当たりの抽選確率を示す情報を最終的に報知するまで、この大当たりの抽選確率とは異なる大当たりの抽選確率を示す情報を報知してなる。これにより、大入賞口で賞球を獲得するための入賞が行われている間に、例えば、大当たりの抽選確率を示す情報が、遊技者にとって不利なものから有利なものへと徐々に昇格して報知されたり、遊技者にとって不利なものと有利なものとが入れ替わるように報知されたりすることで、最終的な大当たりの抽選確率を示す情報が報知されるまで、遊技者に期待感やドキドキ感を感じさせるゲーム性の高い演出を提供することができる。
以下、本発明に係る遊技機の実施形態として、遊技場等に設置されるパチンコ機を図面に沿って説明する。図1は本発明に係る実施の形態におけるパチンコ機1の外部構造を示す正面図、図2はアタッカー5及びユニット部材74を示す正面図、図3は図2のユニット部材74をA−A線に沿って断面した状態で示す側面断面図である。
すなわち、本パチンコ機1は、図1に示すように、発射ハンドル2の操作により遊技球(所謂パチンコ玉)を遊技盤3の遊技領域3aに向かって打ち出しつつ遊技を行うもので、所謂確率変動等の大当たりが発生した状態でアタッカー(大入賞口)5に入球した遊技球に対応する数の遊技球を払い出すように構成されている。
上記確率変動の大当たり(「確変当たり」とも言う)とは、後述する抽選手段57の抽選の結果、確変モードの大当たりが当選した際、少なくとも当該確変モードによる遊技状態において次なる大当たりを引くまでの間、遊技者に有利な付加価値を付与し得る特別状態を意味する。これに対し、当該特別状態にならない大当たりとして通常の大当たり(「通常当たり」ともいう)がある。
本パチンコ機1は、開口を有する枠体状の筐体6と、遊技盤3を支持した形で筐体6に開閉可能に支持された前扉7とを有しており、前扉7の前面には、透明ガラス9を有するガラス枠10が、前扉7の遊技盤保持枠(図示せず)に対して開閉可能に取り付けられている。透明ガラス9の奥側には、遊技盤3が配設されている。前扉7における遊技盤3の左右には演出用照明装置11が配設されており、前扉7における上部左右には、スピーカー(図示せず)を有する放音装置12がそれぞれ配設されている。
ガラス枠10における中央部右方には、前扉7を筐体6側に施錠又は解放し、或いは、ガラス枠10を前扉7側に施錠又は解放するための施錠装置13が配設されている。また、図1中の符号14は、発射ハンドル2の操作により打ち出された遊技球を遊技盤3側に案内するガイドレールを示している。また、本パチンコ機1には、遊技中に遊技領域3aにて入賞することなく落下してアウト口15に進入した遊技球をパチンコ機背面側に導くアウト球通路(図示せず)が設けられている。
前扉7における遊技盤3の下方には皿ユニット16が設けられており、皿ユニット16における右上部には、賞球及び貸球を含む遊技球が供給される球供給口17が設けられ、皿ユニット16における右上部壁面には、球貸ボタン19a及びプリペイドカード返却ボタン19bが設けられている。皿ユニット16には、該皿ユニット16上の遊技球を、皿ユニット16下部の球排出口(図示せず)を通して下方に排出するための第1球抜きボタン20aと、皿ユニット16上の遊技球を球供給口17付近から上記球排出口を通して下方に排出するための第2球抜きボタン20bとが設けられている。更に、皿ユニット16の左下方には灰皿21、及び遊技者参加ボタン(所謂チャンスボタン)22が配設されている。
また、遊技領域3aの中央部分には、遊技球ステージSを有するセンター飾り23が配設されている。センター飾り23の左右下方には、それぞれ大当たり抽選に寄与しない一般の入賞が行われる入賞口25,26が配設されており、センター飾り23の直下方には、始動チャッカー27と、アタッカー5とが順次配設されている。
始動チャッカー27は、大当たり抽選実行の契機となり得る入賞が行われるものであり、開放位置と閉止位置とに開閉動作するように始動チャッカー開閉ソレノイド70(図5参照)によって作動される。該始動チャッカー27の直上方には、所謂命釘としての一対の障害釘30が打ち込まれている。
アタッカー5は、樹脂製のユニット部材(役物部材)74に一体的に設けられており、該ユニット部材74は、その周縁部にブラケット部75が形成されている。アタッカー5は、該ブラケット部75に形成されたネジ孔75aがネジ止めされることにより、ユニット部材74と一体となった態様で遊技盤3の遊技領域3a下部に配設される。アタッカー5は、閉止状態で開口部76を遮蔽し、開放状態で遊技盤3前面と略々直角をなす角度まで開く扉部材5aを有している。
上記扉部材5aは、大当たり処理中に開閉動作し、その開放時に遊技領域3aに打ち出されて転動落下した遊技球を受けるようにして開口部76内に入球させる。該扉部材5aは、大当たり発生中、例えば、1回の開放状態につき9個以上の遊技球の入球が完了した時点で一旦閉止状態とされ、このような開閉動作が1回の大当たり処理にて15回に亘って繰り返される。また、扉部材5aは、上記したように1回の開放状態の間に9個以上の入球が完了しなかった場合であっても、該開放状態となった時点から所定時間(例えば30秒間)が経過すると一旦閉止状態となる。なお、上記した入球数並びに開閉動作の回数は、9個や15回に限定されることはなく適宜設定され得るものである。また、上記したような扉部材5aの開放及び閉止による1回の開閉動作をラウンドと呼び、例えば15回の開閉動作を15ラウンドという。
次いで、アタッカー5は、図3に示すように、扉部材5aが開放状態となった際に遊技領域3aの前方側から視認し得る位置で、開口部76における奥側内方の壁面に発光部(報知手段、発光手段)101aを有している。発光部101aは、基板102と該基板102に実装されたフルカラーの発光ダイオード103(以下LED103ともいう)とを有しており、該基板102はLED103が遊技盤3前方側に向くように立てた状態に配設されることから、扉部材5aが開放した状態で該LED103が発光すると、その光は遊技盤3前方(矢印L参照)に投射されるものとなる。なお、図3中の符号104は、LED103の発光に要する電力を供給するハーネスを示している。そして、アタッカー5には、その扉部材5aの開放時に遊技球が入球してくるため、発光部101aの前面側が、入球してくる遊技球の当接に耐え得る強度を有する無色透明で且つ拡散加工されたプラスチックカバー105で覆われている。
また、ユニット部材74は、図2に示すように、該ユニット部材74が有するアタッカー5の左右に、発光部(報知手段、発光手段)101bを有している。アタッカー5左右のユニット部材74表面は、無色透明で且つ拡散加工(例えばシボ加工)されたレンズ部となっており、該発光部101bは、このレンズ部の正面視奥側に配置され、基板107と該基板107に実装されたLED106とを有している。該発光部101bは、LED106が発光状態となった際に、上記レンズ部を通して光を発することから、その発光時には遊技盤3が盤面発光するような態様となり、遊技盤3の前方に向けて光を投射する。
一方、遊技領域3aには、センター飾り23の四方に風車31が配設されており、遊技球ステージSの下方における始動チャッカー27の左側に、普通図柄作動ゲート32が配設されている。この普通図柄作動ゲート32は、始動チャッカー27を開閉動作させるための抽選の契機となる遊技球通過が行われる役物である。
遊技領域3aにおける普通図柄作動ゲート32、入賞口25,26及び始動チャッカー27等の周囲には、遊技球ステージSから零れた遊技球や、発射されてから遊技球ステージSに関与せずに落下してくる遊技球を適宜散らし、或いは入球に導くようにするための障害釘33を含む多数の障害釘が打ち込まれている。
前述したセンター飾り23は、遊技盤3側に固定された図柄表示装置35を露出する開口36を中央部に、ワープ導入口37を左上部に、該ワープ導入口37に連通する放出口4を左下部に、遊技球ステージSを開口36の下側に、球放出口49を該ステージSの中央下部にそれぞれ有している。また、ワープ導入口37の対向位置には、一対の障害釘39が打ち込まれている。ワープ導入口37の周囲や上方側にも、遊技球を適宜散らし、或いは入球に導くようにするための多数の障害釘(図示せず)が打ち込まれている。このような本パチンコ機1では、遊技領域3aに打ち出された遊技球Baを始動チャッカー27等に、遊技球ステージSを介して入球させ又は該ステージSを介さず直接入球させ得るように遊技が進められる。
なお、上記「ワープ導入」という語句は、遊技領域3aに打ち出された遊技球を、当該遊技領域3aの比較的下側に位置する不図示の道釘等を経ることなく、始動チャッカー27の上に導くことを意味する概念である。また、上記「道釘」とは、遊技領域3aにおいて始動チャッカー27左右に打ち込まれた複数本の障害釘(図示せず)の列を意味するもので、上方から転動落下してきた遊技球を始動チャッカー27方向に導く役割を担っている。
次いで、本パチンコ機1の背面構造について図4を参照して説明する。同図は、本パチンコ機1の背面構造を示す背面図である。
すなわち、図4に示すように、パチンコ機1の前扉7(図1参照)背面における上部左方には、賞球タンク43が取り付けられており、この賞球タンク43の下方に、副制御基板38、主制御基板40、及び払出し制御基板61がこの順に配置されている。また、前扉7背面における上部右方には、外部端子板62が取り付けられており、この外部端子板62の下方に、整列待機通路45、賞球装置46、賞球排出通路47、電源ユニット41、及び不図示の発射装置用の発射制御基板63がこの順に配置されている。パチンコ機1の前扉7背面における左側部には、施錠装置13が配設されている。
次に、本実施形態におけるパチンコ機1の制御系を図5に沿って説明する。なお、同図は本パチンコ機の制御系を示すブロック図である。
すなわち、本制御系は、遊技制御装置54と、該遊技制御装置54に電気的に接続された、始動チャッカー開閉ソレノイド70、アタッカー開閉ソレノイド71、放音装置12、演出用照明装置11、図柄表示装置35、及び発光部101a,101bと、を備えている。
遊技制御装置54は、図4に示した主制御基板40や副制御基板38等から構成されている。主制御基板40は、本パチンコ機1の動作全体を統括的に管理するものであり、当該パチンコ機1の動作全体を管理するシステムプログラム及び遊技用の実行プログラムが予め記憶された半導体メモリ等からなる記憶部(図示せず)と、これらのプログラムを実行する不図示のマイクロプロセッサ(MPU)とを備えている。また、副制御基板38は、主に画像表示、効果音等の演出、効果光等の表示制御を行うように構成されている。
遊技制御装置54は、入賞判定手段55、入賞信号出力手段56、抽選手段57、遊技制御手段59、保留手段60、作動制御手段61、作動判定手段62、作動決定手段63、演出制御手段64、及び表示制御手段65を備えている。
入賞判定手段55は、発射ハンドル2の操作で遊技領域3aに打ち出された遊技球が、始動チャッカー27、入賞口25,26、アタッカー5等の何れかに入賞したとき、当該入賞があった旨を判定する。
入賞信号出力手段56は、入賞判定手段55によって入賞が判定されたとき、対応する始動チャッカー27、入賞口25,26、アタッカー5等に入賞した旨の入賞信号を出力する。
抽選手段57は、入賞信号出力手段56からの入賞信号の入力時、最大保留球数(例えば4個)未満での入賞を契機として、不図示の抽選用メモリから当たり当選乱数値(以下、当選乱数値と略す)を取得して抽選を実行する。この大当たりには、次なる大当たりを当選させるまで遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態となる確変当たりと、上記特殊状態とならない通常当たりとがある。従って、この当選乱数値は、確変当たり、通常当たり、及びハズレを決定するための3種類に分かれており、上記大当たり抽選によって取得された際の当選乱数値が上記3種類のうちのいずれかによって、その抽選内容が決定される。例えば、当選乱数値の総数が60000とした場合、大当たりの当選乱数値の数が200で、そのうち確変当たりが100(以下、確変乱数値という)、通常当たりが100(以下、通常乱数値という)などのように設定される。
上記した確変乱数値及び通常乱数値は、更に、確率変動昇格率の高中低を決定する(以下、振り分ける、ともいう)ための3種類に分けられている。例えば、確変乱数値のうちの所定の60と通常乱数値のうちの所定の10とが確率変動昇格率の高に割り振られ、確変乱数値のうちの所定の30と通常乱数値のうちの所定の30とが確率変動昇格率の中に割り振られ、そして、確変乱数値のうちの所定の10と通常乱数値のうちの所定の60とが確率変動昇格率の低に割り振られている。従って、例えば、抽選手段57によって取得された当選乱数値が確変乱数値で、該確変乱数値が、確率変動昇格率の高に割り振られた所定の60のうちの1つであった場合には、当該大当たりが、確変に当選したとともに確率変動昇格率の高に振り分けられたことを意味する。
ここで、前述した確率変動昇格率の高中低の割り振りの比率によれば、抽選手段57によって取得された当選乱数値が確変乱数値であった場合には、確率変動昇格率の高に振り分けられる確率が高くなる。従って、大当たり抽選によって、確変乱数値を取得した場合、つまり確変当たりが決定された場合には、確率変動昇格率の高が割り当てられる確率が高く、確率変動昇格率の低となる確率が低くなる。また、前述した確率変動昇格率の高中低の割り振りの比率によれば、抽選手段57によって取得された当選乱数値が通常乱数値であった場合には、確率変動昇格率の低に振り分けられる確率が高くなる。従って、大当たり抽選によって、通常乱数値を取得した場合、つまり通常当たりが決定された場合には、確率変動昇格率の高が割り当てられる確率が低く、確率変動昇格率の低となる確率が高くなる。更に、前述した確率変動昇格率の高中低の割り振りの比率によれば、確率変動昇格率の中に振り分けられる確率は、抽選手段57によって取得された当選乱数値が確変乱数値と通常乱数値とで同様となる。従って、大当たり抽選によって、確変乱数値又は通常乱数値のいずれを取得した場合にあっても、確率変動昇格率の中が割り当てられる確率は同様となる。
上記したように、確率変動昇格率の高中低は、大当たり抽選時に取得された確変乱数値と通常乱数値とに予め重み付けされていることで振り分けられる。そして、本パチンコ機1における遊技中の遊技者には、大当たり抽選で当選した大当たりが、当該大当たりの処理中において確変であるか否か報知されず(所謂、潜伏確率変動)、振り分けられた確率変動昇格率の高中低のみが報知される。従って、遊技者にとっては、報知された該確率変動昇格率の高中低が、当該大当たりの確変昇格率、言い換えると当該大当たりが確変に昇格されるか否かを決める抽選確率の情報(以下、大当たりの抽選確率を示す情報という)として把握されるものとなる。なお、本パチンコ機1は、上記したように潜伏確率変動を採用した機種のものとして説明するが、これ以外のパチンコ機、例えば大当たりの処理の開始後(つまり処理中や処理の後半等)に確変か否かを遊技者に報知する機種のパチンコ機を採用した場合であっても、前述したものと同様の仕組みで確率変動昇格率の高中低を振り分けることができるのは勿論である。
そして、抽選手段57は、前述した大当たり抽選で当選した場合、このときの当選乱数値に割り振られた、「111」や「777」等の図柄が図柄表示装置35の大当たり有効ライン上で最終的に揃う旨の変動パターンを決定し、その旨の変動パターン信号を出力する。なお、上記「大当たり有効ライン」は、大当たりを得るため図柄が一列に並ぶべき位置(ライン)を意味する。
遊技制御手段59は、放音装置12及び演出用照明装置11に、放音、発光の演出をさせる契機となる指令を、演出制御手段64に送る。また、遊技制御手段59は、予め設定された演出データや、抽選手段57での抽選結果に応じて、図柄表示装置35に表示すべき演出内容に関する信号を、表示制御手段65に送る。更に、遊技制御手段59は、抽選手段57での抽選結果に応じて、発光部101a,101bに発光演出させる契機となる指令を、演出制御手段64に送る。
保留手段60は、抽選手段57から出力された変動パターン信号を入力し、変動パターンを、始動チャッカー27への入賞の都度に行われた抽選の結果となる保留球として順次記憶する。当該記憶状況は、大当たり抽選保留表示装置(図示せず)に、最大4個の保留球として点灯表示される。保留手段60は、例えば保留球数Hが0<H<5であるか否かを常時判定し、保留球数Hが4個表示されている間は、始動チャッカー27への入賞に拘わらず大当たり抽選は行わない。なお、保留球として点灯表示される保留球数は上記「最大4個」に限らず、例えば3個以下、又は5個以上として適宜設定することも可能である。
そして保留手段60は、保留(記憶)している変動パターンに係る信号を順次出力し、その変動パターン信号に基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターン信号を出力しないようにするための図柄変動禁止フラグを立てる(オンする)と共に、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマ(図示せず)をセットし、変動パターン信号の出力に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段60は、保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、抽選手段57で行われる始動チャッカー27への入賞に応答した大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
作動制御手段61は、作動決定手段63の作動開始決定の旨の信号に基づき、始動チャッカー開閉ソレノイド70に駆動信号を送って該ソレノイド70を作動させ、始動チャッカー27を開放又は閉塞動作させる。更に作動制御手段61は、アタッカー開閉ソレノイド71に駆動信号を送って該ソレノイド71を作動させ、抽選手段57での抽選による大当たり発生時にアタッカー5を開放して所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返すように制御する。
作動判定手段62は、始動チャッカー開閉ソレノイド70及びアタッカー開閉ソレノイド71を作動させるための条件を満たすか否かを判定する。つまり、始動チャッカー開閉ソレノイド70にあって、始動チャッカー27の開閉の「条件を満たす」時とは、抽選手段57の大当たり抽選とは別途行われる抽選で当選した場合である。アタッカー開閉ソレノイド71にあって、アタッカー5の開放の「条件を満たす」時とは、所謂リーチ(所謂スーパーリーチ、ノーマルリーチを含む)の状態から3つの同じ図柄が大当たり有効ライン上で揃って大当たりが発生した場合であり、アタッカー5の閉塞の「条件を満たす」時とは、大当たり発生時における全ての入賞を完了した場合である。
作動決定手段63は、作動判定手段62からの判定信号を受けて、始動チャッカー開閉ソレノイド70、アタッカー開閉ソレノイド71の作動開始をそれぞれに決定する。
演出制御手段64は、遊技制御手段59からの指令に応答して、放音装置12を放音駆動し、演出用照明装置11を発光駆動し、遊技者の聴覚や視覚に訴える演出を行う。
また、演出制御手段64は、大当たり発生時に作動制御手段61がアタッカー5を開閉制御している際に、遊技制御手段59からの指令に応答して、発光部101a,101bを発光駆動し、遊技者の視覚に訴える演出を行う。演出制御手段64は、これら発光部101a,101bがそれぞれに有するLED103,106を、抽選手段57による大当たり抽選にて振り分けられた確率変動昇格率の高中低ごとで、その発光する光の色を変えるように制御する。例えば、本実施の形態では、確率変動昇格率の高で赤色、確率変動昇格率の中で青色、確率変動昇格率の低で白色に発光駆動する。なお、該演出制御手段64は、作動制御手段61によるアタッカー5の開閉制御が11回目(すなわち11ラウンド目)になった時点を契機として、発光部101a,101bにおける発光駆動を該11ラウンドから15ラウンドにかけて行うものとする。
表示制御手段65は、遊技制御手段59からの信号に従って、図柄表示装置35を駆動し、大当たり抽選結果を中心とした内容等の演出を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示する。
始動チャッカー開閉ソレノイド70は、作動制御手段61から送信された駆動信号に応答してプランジャ(図示せず)を進退動作させて、始動チャッカー27を開閉動作させる。アタッカー開閉ソレノイド71は、作動制御手段61から送信された駆動信号に応答してプランジャ(図示せず)を進退動作させて、アタッカー5を開閉動作させる。
放音装置12は、演出制御手段64の制御に従ってスピーカー(図示せず)を駆動させ、演出に応じた効果音を発する。演出用照明装置11は、演出制御手段64の制御に従ってその内蔵する不図示の電飾ランプやLED等を発光駆動(点灯、点滅)させ、演出に応じた照明を行う。図柄表示装置35は、表示制御手段65の制御に従って作動し、演出データや抽選手段57での抽選結果に応じた演出表示を行う。
発光部101aは、演出制御手段64の制御に従って基板102に実装されたLED103を発光駆動(各種カラー発光、点灯、消灯)させる。発光部101bは、演出制御手段64の制御に従って基板107に実装されたLED106を発光駆動(各種カラー発光、点灯、消灯)させる。
次に、本パチンコ機1による作用について、図6のフローチャートを併せて参照しつつ説明する。
すなわち、本パチンコ機1に対面して着座した遊技者が、発射ハンドル2を握り、適宜の角度に回動操作する(ステップS1)。この回動操作により、遊技球は、打ち出しの際の強度(速度)が制御されつつ、不図示の発射装置から所定の時間間隔で遊技領域3aに向けて連続的に発射されるものとなる。すると、遊技領域3aに打ち出されて転動落下する多数の遊技球は、始動チャッカー27や入賞口25,26に適時入賞し、或いは、これらに関与せずに転動落下して、遊技領域3a最下部のアウト口15から遊技盤3背面側に排出される。
つまり、遊技領域3aに向けて打ち出された多数の遊技球Baは、その一部がワープ導入口37から導入されて放出口4から遊技球ステージS上に放出され、その一部が球放出口49から放出されて始動チャッカー27に向け落下し、この始動チャッカー27に高確率で入賞する。この際、障害釘30への当接状況によっては、始動チャッカー27に入賞できないこともある。一方、球放出口49からではなく遊技球ステージSから直接に落下する遊技球Baは、始動チャッカー27と異なる方向に向かう。この際、当該遊技球Baは、落下方向が、始動チャッカー27上の一対の障害釘30の間を通過して入球し得る方向と異なっても、障害釘30の左右に打ち込まれた所謂ジャンプ釘(図示せず)や、このジャンプ釘から左右方向に配列された道釘(図示せず)で弾き返されることで、障害釘30に絡んでその間を落下して始動チャッカー27に入球することもある。
ところで、上述したように始動チャッカー27や入賞口25,26の何れかに遊技球Baが入賞した場合、入賞判定手段55が当該入賞を判定し、且つ入賞信号出力手段56が入賞信号を出力する(ステップS2)。この際、保留手段60は、保留球Hが0<H<5であるか否かを常時判定しており、0<H<5を満たすと判定したときには、保留している変動パターンに係る信号を、遊技制御手段59を介して表示制御手段65に順次送信し、図柄変動禁止フラグをオンすると共に、図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段60は、当該保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、抽選手段57で行われる始動チャッカー27への入賞に応じた大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
そして、ステップS3にて、大当たり抽選で当選した場合には、抽選手段57は当たりフラグをオンし、該抽選手段57が、抽選用メモリに格納された当選乱数値に基づいて、大当たりの種別、つまり確変当たり又は通常当たりを抽選決定してこれらに対応する変動パターンを決定する。
これにより、ステップS4において、図柄表示装置35に表示されるべき当たり図柄がセットされ、抽選手段57は、その旨の変動パターン信号を出力すると共に、当該変動パターン信号に基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターン信号を送信しないようにするために図柄変動禁止フラグをオンし、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。
一方、ステップS3にて、大当たり抽選で外れた場合には、抽選用メモリに格納された当選乱数値に基づく抽選で、変動の結果、外れに対応する図柄が最終的に揃う旨の変動パターンが決定される。これにより、図柄表示装置35に表示される外れ図柄がセットされ、抽選手段57は、その旨の変動パターン信号を出力すると共に、図柄変動禁止フラグをオンし、図柄変動タイマをセットし、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。
以上のようにして、遊技制御手段59が、図柄表示装置35に表示すべき演出内容に関する信号を、表示制御手段65に送信することに基づき、表示制御手段65は、図柄表示装置35を適時駆動し、大当たり抽選結果に関する内容等を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示することとなる(ステップS5)。
そして、図柄表示装置35の画面上に表れた抽選結果が大当たり決定である場合、作動制御手段61は、作動決定手段63の作動開始決定の旨の信号に基づき、所定のタイミングでアタッカー開閉ソレノイド71に駆動信号を送り、当該ソレノイド71を作動させてアタッカー5を開放し、所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返させる。これにより、アタッカー5に入賞した遊技球に対応する多量の遊技球が球供給口17から皿ユニット16に払い出されることとなる(ステップS6)。
ここで、例えば、前述したステップS3の大当たり抽選にて確変乱数値を取得し(例えば変動パターンが「777」)、該確変乱数値が確率変動昇格率の高に割り当てられていた(決定されていた)場合の処理の流れを説明する。すなわち、図柄表示装置35の画面上に、最終的に「777」の抽選結果が表示されると、作動制御手段61は、所定のタイミングでアタッカー開閉ソレノイド71を作動してアタッカー5における開閉動作を開始する。アタッカー5が開閉動作することにより、遊技者はより多くの遊技球を該アタッカー5に入賞させるべく、アタッカー5へ向かう遊技球の流れを意識し或いは視認しつつ遊技球の打ち出しを行う。そして、当該大当たり処理のラウンドが進み、該アタッカー5における11ラウンド目の開閉動作が開始されると、演出制御手段64は、アタッカー5及びユニット部材74に配設された発光部101aのLED103と発光部101bのLED106とをそれぞれ赤色に発光駆動する。
上記11ラウンド目に突如としてアタッカー5及びその周辺部が発光すると、遊技者はそのことに気づき注意をひかれる。これにより、遊技者は、当該当たりが、確変当たりに昇格する確率が高い、という大当たりの抽選確率に係る情報を把握し得るものとなる。従って、このような大当たりの抽選確率に係る情報を、大当たり処理中に遊技者が意識しがちなアタッカー5及びユニット部材74を発光駆動することにより、遊技者に対して感覚的で且つ有効に報知することができることとなる。
また、例えば、前述したステップS3の大当たり抽選にて通常乱数値を取得し、該通常乱数値が確率変動昇格率の低に割り当てられていた(決定されていた)とする。この場合には、通常当たりの処理におけるラウンドが11ラウンド目に進んだ際に、LED103及びLED106が、演出制御手段64によってそれぞれ白色に発光駆動される。従って、遊技者は、これらの各発光色を視認することによって大当たりの抽選確率に係る情報を確実に認識し、自身の遊技状態における期待度を把握することができるものとなる。
なお、以上説明した本実施の形態では、演出制御手段64が、大当たり処理中におけるアタッカー5の開閉動作の11ラウンド目になった時点を契機として発光部101a,101bを発光駆動するとして説明したが、大当たりに際してアタッカー5の開閉動作が繰り返されている間であればいずれのラウンドで発光駆動させてもよく、また、発光駆動を継続させる期間についても特に限定されるものではない。
また、本実施の形態にあっては、大当たり抽選にて確変乱数値を取得し且つ確率変動昇格率の高に割り当てられた場合には、発光部101a,101bにおける11ラウンドからの最終的な発光色は赤色となるが、このような場合に、例えば、1〜5ラウンドは白色、6〜10ラウンドは青色などといったように、徐々に遊技者にとって有利な発光色へと変化させるように発光演出させてもよい。このように、11ラウンドからの最終的な発光色が本当の大当たりの抽選確率に係る情報とし、その過程で発光される他の色は見掛けだけの報知として単に遊技者にドキドキ感を与えるためのものとすることで、ゲーム性の高い演出を遊技者に提供し得るものとすることができる。
また、大当たり処理中のアタッカー5におけるラウンドを契機として発光駆動させずに、大当たり処理開始後の経過時間などを契機として発光駆動させてもよく、大当たり処理中であればどのような契機で発光部101a,101bを発光駆動させてもよいのは勿論である。例えば、大当たり処理の開始後、アタッカー5に所定数の遊技球が入球した時点を契機として発光駆動させるなどしてもよい。
また、本実施の形態では、発光部101a,101bが、大当たりの抽選確率を示す情報によって、赤色、青色、白色にそれぞれ発光駆動するとして説明したが、発光する際に用いる色の種類はどのようなものであってよいのは勿論である。また、確率変動昇格率についても高中低の3段階として説明したが、2段階であっても、又は4段階以上であってもよく、その数は特に制限されるものではない。
また、発光部101a,101bの発光態様については、演出制御手段64によって発光駆動される、とのみ説明したが、定期的に点灯・消灯を繰り返したり、または小刻みに点滅したりするような発光態様であってもよい。
また、アタッカー5は、光を発する発光部101aを備えることで遊技者に情報を報知するとして説明したが、例えば、アタッカー5の扉部分に可動体を備え、確変遷移割合が100%に決定された場合には該可動体に何らかの動作をさせて遊技者に情報を報知するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、パチンコ機1を所謂第1種特別電動役物を使用したパチンコ機として述べたが、本発明はこれに限らず、例えば所謂1種2種のような他の種別のパチンコ機にも適用可能であることは勿論である。この1種2種のパチンコ機の場合には、1種遊技にて大当たりを獲得した後に、遊技者にとって一層有利な2種の遊技状態に移行し得るか否かを、例えば移行確率が高い場合が赤色、中程度の場合が青色、及び低い場合が白色等のように、発光色をそれぞれ発光制御させることによって遊技者に報知することができるようになる。
以上説明した本実施の形態におけるパチンコ機1は、大当たりの抽選確率を示す情報を、アタッカー5で賞球を獲得するための入賞が行われている間に発光部101a,101bを発光駆動して報知する。該発光部101aはアタッカー5に、該発光部101bはユニット部材74にそれぞれ配設されている。これにより、大当たり処理に際して遊技者が注目しがちなアタッカー5を、該遊技者に対する情報伝達の手段とすることができる。従って、大当たり処理中に画像表示装置35から視線を外して遊技するような遊技者、主に遊技領域3a下部やアタッカー5付近等に視線を移している遊技者に対し、大当たりの抽選確率を示す情報を有効に認知させることができるようになる。
また、本発明は、本パチンコ機1のような大当たりの入賞処理に際して確率変動を報知しない態様の遊技機(所謂、潜伏確率変動を採用した遊技機)や、大当たりの入賞処理の経過中に確率変動か否かを報知する態様のパチンコ機等に対して好適に利用することができる。例えば、前者のようなパチンコ機にあっては、遊技者は、当該大当たりが確変であるか否かが認識できないものの、大当たりの抽選確率を示す情報が報知されることによって、確変に成り得る期待感を有しながら遊技に興じることができる。また、後者のような、入賞処理の開始後に確変か否かが遊技者に報知されるパチンコ機にあっては、遊技者は、大当たりの抽選確率を示す情報が報知されることによって確変か否かの期待度が増す。そして、該結果が、期待通りであったり期待外れであったりすることによって、一喜一憂するような高揚感のある遊技性が得られるものとなる。従って、上記したそれぞれの態様のパチンコ機に対しては、本発明を適用することによって、遊技者の期待感や高揚感等を有効に喚起するものとし、興趣の向上を図ることができることとなる。
また、アタッカー5に、情報を報知する発光部101aが設けられるので、大当たり処理時に遊技球を入賞させる機能のみを有していたような従来のアタッカーに比して、アタッカー5を装飾性豊かで多機能な演出役物として形成することができる。
また、大当たりの抽選確率を示す情報を、発光部101a,101bの発する光で報知してなるので、遊技者の注意を効果的にひくことができ、大当たりの抽選確率を示す情報を遊技者に対して有効に認知させることができる。また、一般的なパチンコ機ではあまり発光することのない遊技領域3a下部を、該発光部101a,101bによって発光させることができるので、パチンコ機1における外観上の装飾性をも向上させることができる。
また、発光部101a,101bが、大当たりの抽選確率を示す情報に応じて、それぞれ赤色、青色、及び白色といった予め定められた色の光を発してなるので、遊技者の注意を効果的にひくことができるとともに、大当たりの抽選確率を示す情報を、遊技者に対して段階的で且つ感覚的に認知させることができるようになる。
以上、本発明をその好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明の遊技機は、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施した遊技機も、本発明の範囲に含まれる。
1 遊技機(パチンコ機)
3a 遊技領域
5 大入賞口(アタッカー)
74 役物部材(ユニット部材)
101a 報知手段(発光部)、発光手段(発光部)
101b 報知手段(発光部)、発光手段(発光部)
Ba 遊技球
3a 遊技領域
5 大入賞口(アタッカー)
74 役物部材(ユニット部材)
101a 報知手段(発光部)、発光手段(発光部)
101b 報知手段(発光部)、発光手段(発光部)
Ba 遊技球
Claims (4)
- 大当たりの抽選を契機として賞球を獲得するための入賞が行われる大入賞口を遊技領域に備え、該遊技領域に遊技球を打ち出すことで遊技してなる遊技機において、
大当たりの抽選確率を示す情報を、前記大入賞口で賞球を獲得するための入賞が行われている間に報知する報知手段を、該大入賞口及び/又は該大入賞口を構成する役物部材に備えてなる、
ことを特徴とする遊技機。 - 前記報知手段は、光を発する発光手段を有し、前記大当たりの抽選確率を示す情報を該発光手段により光を発することで報知してなる、
請求項1記載の遊技機。 - 前記発光手段は、前記大当たりの抽選確率に応じて予め定められた色の光を発してなる、
請求項2記載の遊技機。 - 前記報知手段は、前記大入賞口で賞球を獲得するための入賞が行われている間、前記大当たりの抽選確率を示す情報を最終的に報知するまで、該大当たりの抽選確率とは異なる大当たりの抽選確率を示す情報を報知してなる、
請求項1ないし3のいずれか1項記載の遊技機。
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