JP2009018631A - ハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置 - Google Patents

ハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置において、内燃機関の始動時における振動の低減と始動性の向上を図る。
【解決手段】エンジン101と電気モータ102を動力源として走行可能なハイブリッド車両にて、エンジン101のクランクシャフト110と吸気カムシャフト21との回転位相を変更可能な吸気可変動弁機構26を設け、エンジン101の停止時に吸気カムシャフト21の回転位相が最遅角位相となるよう吸気可変動弁機構26を駆動する第1駆動手段としてのオイルコントロールバルブ60と、エンジン101の低温始動時に吸気カムシャフト21の回転位相が最遅角位相よりも所定量だけ進角した位相となるよう吸気可変動弁機構26を駆動する第2駆動手段としての位置決め機構81,82を設ける。
【選択図】 図3

Description

本発明は、内燃機関と電気モータを動力源として走行可能なハイブリッド車両において、クランクシャフトに対する吸気カムシャフトの回転位相を変更することで、吸気弁の開閉時期(バルブタイミング)を可変制御するハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置に関するものである。
ところで、エンジン(内燃機関)と電気モータを動力源として走行可能なハイブリッド車両では、運転状態に応じてエンジン及び電気モータの駆動と停止を制御することにより、電気モータのトルクだけで車輪を駆動したり、エンジンと電気モータの両者のトルクにより車輪を駆動するようにしており、電気モータはバッテリに蓄積された電力により駆動することができ、このバッテリのエネルギが低下したときには、エンジンを駆動してバッテリの充電を行うようにしている。
即ち、ハイブリッド車両において、駆動力源としてエンジン及び電気モータが設けられると共に、エンジン及び電気モータの動力を合成して車輪に伝達するプラネタリギヤが設けられている。具体的には、エンジンの出力軸がプラネタリギヤのキャリヤに連結され、電気モータの出力軸がプラネタリギヤのリングギヤに連結されると共に、リングギヤに連結されたスプロケットから車輪に対して動力が伝達されるように構成されている。また、プラネタリギヤとエンジンとの間には発電機が設けられており、この発電機の回転軸がプラネタリギヤのサンギヤに連結されている。そのため、エンジンの動力がプラネタリギヤにより車輪及び発電機に分割されることとなり、発電機の回転速度を制御することにより、エンジンの回転速度を制御することができる。つまり、プラネタリギヤにより構成される動力分割機構は、エンジンの回転速度を変換する機能と、エンジンの動力を車輪及び発電機に分割する機能を有している。
また、一般的なエンジンにあっては、出力の向上やエミッションの改善等を図るため、エンジンにおける吸気弁や排気弁の開閉時期を適宜に変更する可変動弁制御装置が設けられたものがある。この可変動弁制御装置は、例えば、エンジンのカムシャフトにベーン部材が連結されると共に、クランクシャフトに連動回転するケースがこのカムシャフトに対して相対回転自在に設けられ、このケース内にベーン部材を収容することで、カムシャフトの回転方向においてベーン部材を挟むように進角室及び遅角室が設けられ、この進角室及び遅角室に対して選択的に作動油を供給可能な油圧制御装置が連結されて構成されている。
従って、油圧制御装置により進角室または遅角室に対して作動油を供給することで、各室に生じる圧力差によってベーン部材を移動し、エンジンのクランクシャフトに対するカムシャフトの回転位相を進角側または遅角側に変更することができ、吸気弁や排気弁の開閉時期を変更することができる。
このような可変動弁制御装置を有するエンジンを搭載したハイブリッド車両にあっては、電気モータによる走行状態からエンジンを始動するとき、発電機をスタータモータとして機能させ、この発電機の駆動力をプラネタリギヤからエンジンに伝達してクランキングを行っている。この場合、発電機とエンジンとの間には、回転ショックを吸収するダンパ機構を介装されており、発電機とダンパ機構が共振して振動が発生してしまう。そのため、エンジンの始動時には、可変動弁制御装置により吸気弁の閉弁時期を最遅角位置に制御することで、エンジンにおける吸入空気量を減少し、圧縮に伴う起振力を低減することで、クランキングから着火に至るまでの振動を低減するようにしている。
なお、従来の可変動弁制御装置としては、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。
特開2004−011591号公報
上述した可変動弁制御装置を有するエンジンを搭載したハイブリッド車両では、エンジンの始動時に、可変動弁制御装置により吸気弁の閉弁時期を最遅角位置に制御することで、振動を低減することができるものの、エンジンの低温始動時には、始動性を向上するために、可変動弁制御装置により吸気弁の閉弁時期を最遅角位置よりも所定量だけ進角した位置に制御する必要がある。即ち、エンジンの低温始動時は、燃焼室が低温状態であるため、この燃焼室内の圧力が上昇しにくいことから、空気量を増加してこの燃焼室の圧力上昇を早期に行うことで始動性を向上させたい。そのため、エンジンの低温始動時には、可変動弁制御装置により吸気弁の閉弁時期を最遅角位置よりも所定量だけ進角した位置に制御することで、振動の低減と始動性の向上の両立を図りたい。
特許文献1に記載された従来の車両用内燃機関のバルブタイミング制御装置では、カムシャフトの回転位相が最遅角位相よりも所定量だけ進角した機関始動用の位相となるように付勢する押出機構と、この機関始動用の位相に固定するロック機構を設けている。従って、エンジンの停止時には、進角室及び遅角室への油圧供給に拘らず押出機構により機関始動用の位相と付勢され、ロック機構によりこの機関始動用の位相に固定されることとなり、エンジン低温始動時には、始動性を向上することができる。
しかし、この従来の車両用内燃機関のバルブタイミング制御装置は、エンジンの停止時に、押出機構により機関始動用の位相に付勢し、ロック機構によりこの機関始動用の位相に固定するため、エンジンの通常始動時には、カムシャフトの回転位相が最遅角位相になく、振動を十分に低減することが困難となってしまう。
本発明は、このような問題を解決するためのものであって、内燃機関の始動時における振動の低減と始動性の向上を図ったハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置は、内燃機関と電気モータを動力源として走行可能なハイブリッド車両において、前記内燃機関のクランクシャフトと吸気カムシャフトとの回転位相を変更可能な吸気可変動弁機構と、前記内燃機関の停止時に前記吸気カムシャフトの回転位相が最遅角位相となるよう前記吸気可変動弁機構を駆動する第1駆動手段と、前記内燃機関の低温始動時に前記吸気カムシャフトの回転位相が最遅角位相よりも所定量だけ進角した位相となるよう前記吸気可変動弁機構を駆動する第2駆動手段とを具えたことを特徴とするものである。
本発明のハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置では、前記吸気可変動弁機構は、前記クランクシャフトに連動するリング部材と、前記吸気カムシャフトまたは前記リング部材のいずれか一方に設けられたベーン部材と、前記リング部材と前記ベーン部材との間に設けられた進角室及び遅角室と、作動流体を前記進角室または前記遅角室に選択的に供給する作動流体供給手段とを有し、前記第1駆動手段は、前記作動流体供給手段により構成され、前記第2駆動手段は、前記ベーン部材に設けられた位置決め機構により構成されることを特徴としている。
本発明のハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置では、前記位置決め機構は、伸縮自在に設けられたてケースと、該ケース内に充填されて予め設定された所定の温度以下で固化する液体とを有し、該液体が固化して体積膨張することで前記リング部材と前記ベーン部材の回転位相を変更して前記吸気カムシャフトの回転位相を最遅角位相よりも所定量だけ進角した位相とすることを特徴としている。
本発明のハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置では、前記位置決め機構は、予め設定された所定の温度以上で熱膨張する熱膨張体と、該熱膨張体を加熱する加熱手段を有し、該加熱手段により前記熱膨張体が加熱されて熱膨張することで前記リング部材と前記ベーン部材の回転位相を変更して前記吸気カムシャフトの回転位相を最遅角位相よりも所定量だけ進角した位相とすることを特徴としている。
本発明のハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置では、前記内燃機関の始動状態を検出する始動状態検出手段と、該始動状態検出手段が前記内燃機関の低温始動を検出したときに前記第2駆動手段を作動する制御手段を有することを特徴としている。
本発明のハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置によれば、内燃機関のクランクシャフトと吸気カムシャフトとの回転位相を変更可能な吸気可変動弁機構と、内燃機関の停止時に吸気カムシャフトの回転位相が最遅角位相となるよう吸気可変動弁機構を駆動する第1駆動手段と、内燃機関の低温始動時に吸気カムシャフトの回転位相が最遅角位相よりも所定量だけ進角した位相となるよう吸気可変動弁機構を駆動する第2駆動手段を設けたので、内燃機関の停止時には、第1駆動手段により吸気可変動弁機構を駆動し、吸気カムシャフトの回転位相を最遅角位相とするため、内燃機関の通常始動時には、吸気カムシャフトの回転位相が最遅角位相に維持されたままとなり、内燃機関の振動を低減することができる一方、内燃機関の低温始動時には、第2駆動手段により吸気可変動弁機構を駆動することで、吸気カムシャフトの回転位相が最遅角位相よりも所定量だけ進角した位相に変更されるため、内燃機関の始動性を向上することができる。
以下に、本発明に係るハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施例1に係るハイブリッド車両における内燃機関を表すエンジンの概略構成図、図2は、実施例1のエンジンに設けられた可変動弁制御装置の概略断面図、図3は、実施例1の可変動弁制御装置における可変動弁機構を表す概略図、図4は、実施例1のエンジンが適用されたハイブリッド車両の概略構成図である。
実施例1のハイブリッド車両において、図4に示すように、車両には、動力源として、エンジン101と電気モータ(モータジェネレータ)102が搭載されており、また、この車両には、エンジン101の出力を受けて発電を行う発電機(モータジェネレータ)103も搭載されている。これらのエンジン101と電気モータ102と発電機103は、動力分割機構104によって接続されている。この動力分割機構104は、エンジン101の出力を発電機103と駆動輪105とに振り分けると共に、電気モータ102からの出力を駆動輪105に伝達したり、減速機106及び駆動軸107を介して駆動輪105に伝達される駆動力に関する変速機として機能する。
電気モータ102は交流同期電動機であり、交流電力によって駆動する。インバータ108は、バッテリ109に蓄えられた電力を直流から交流に変換して電気モータ102に供給すると共に、発電機103によって発電される電力を交流から直流に変換してバッテリ109に蓄えるためのものである。発電機103も、基本的には上述した電気モータ102とほぼ同様の構成を有しており、交流同期電動機としての構成を有している。この場合、電気モータ102が主として駆動力を出力するのに対し、発電機103は主としてエンジン101の出力を受けて発電するものである。
また、電気モータ102は主として駆動力を発生させるが、駆動輪105の回転を利用して発電(回生発電)することもでき、発電機として機能することも可能である。このとき、駆動輪105にはブレーキ(回生ブレーキ)が作用するので、これをフットブレーキやエンジンブレーキと併用することにより、車両を制動させることができる。一方、発電機103は主としてエンジン101の出力を受けて発電をするが、インバータ108を介してバッテリ109の電力を受けて駆動する電動機としても機能することができる。
エンジン101のクランクシャフト110には、クランク角度を検出するクランクポジションセンサ111が設けられている。このクランクポジションセンサ111は、エンジンECU112に接続され、このエンジンECU112は、検出したクランク角度に基づいて各気筒における吸気、圧縮、膨張(爆発)、排気の各行程を判別すると共に、エンジン回転数を算出している。また、電気モータ102及び発電機103の各駆動軸113,114には、それぞれの回転位置及び回転数を検出する回転数センサ115,116が設けられている。この各回転数センサ115,116は、それぞれモータECU117に接続され、検出した各駆動軸113,114の回転位置及び回転数をモータECU117に出力している。
上述した動力分割機構104は、プラネタリギヤユニットにより構成されている。即ち、この動力分割機構(プラネタリギヤユニット)104は、サンギヤ201と、このサンギヤ201の周囲に配置された複数のプラネタリギヤ202と、この各プラネタリギヤ202を保持するギヤキャリア203と、プラネタリギヤ202のさらに外周に配置されたリングギヤ204とから構成されている。そして、エンジン101のクランクシャフト110が中心軸205を介してギヤキャリア203に結合されており、エンジン101の出力はプラネタリギヤユニット104のギヤキャリア203に入力される。なお、エンジン101のクランクシャフト110とプラネタリギヤユニット104の中心軸205との間には、フライホイール206とダンバ機構207が設けられている。
また、電気モータ102は内部にステータ208とロータ209を有しており、このロータ209が駆動軸113を介してリングギヤ204に結合され、ロータ209及びリングギヤ204は図示しないギヤユニットを介して減速機106に結合されている。この減速機106は、電気モータ102からプラネタリギヤユニット104のリングギヤに入力された出力を駆動軸107に伝達するものであり、電気モータ102は駆動軸107と接続された状態となっている。
更に、発電機103は、上述した電気モータ102と同様に、内部にステータ210とロータ211を有しており、このロータ211が駆動軸114及び図示しないギヤユニットを介してサンギヤ201に結合されている。つまり、エンジン101の出力は、プラネタリギヤユニット104で分割され、サンギヤ201を介して発電機103のロータ211に入力される。また、エンジン101の出力は、プラネタリギヤユニット104で分割され、リングギヤ204などを介して駆動軸107にも伝達可能となっている。
そして、発電機103の発電量を制御してサンギヤ201の回転を制御することにより、プラネタリギヤユニット104全体を無段変速機として用いることができる。即ち、エンジン101または電気モータ102の出力は、プラネタリギヤユニット104によって変速された後に駆動軸107に出力される。また、発電機103の発電量(電気モータとして機能する場合は電力消費量)を制御してエンジン101の回転数を制御することもできる。なお、電気モータ102、発電機103の回転数を制御する場合は、回転数センサ115,116の出力を参照してモータECU117がインバータ108を制御することにより行われることとなり、これによりエンジン101の回転数も制御可能である。
上述した各種制御は、複数の電子制御ユニット(ECU)によって制御される。ハイブリッド車両として特徴的なエンジン101による駆動と電気モータ102及び発電機103による駆動とは、メインECU118によって総合的に制御される。即ち、ドライバの要求出力に対して、車両の走行状態に応じてメインECU118によりエンジン101の出力と電気モータ102及び発電機103による出力の配分が決定され、エンジン101、電気モータ102及び発電機103を制御すべく、各制御指令がエンジンECU112及びモータECU117に出力される。
また、エンジンECU112及びモータECU117は、エンジン101、電気モータ102及び発電機103の情報をメインECU118にも出力している。このメインECU118には、バッテリ109を制御するバッテリECU119やブレーキを制御するブレーキECU120にも接続されている。このバッテリECU119はバッテリ109の充電状態を監視し、充電量が不足した場合には、メインECU118に対して充電要求指令を出力する。充電要求を受けたメインECU118はバッテリ109に充電をするように発電機103を発電させる制御を行う。ブレーキECU120は車両の制動を司っており、メインECU118と共に電気モータ102による回生ブレーキを制御する。
実施例1のハイブリッド車両は、上述したように構成されているので、ハイブリッド車両を運行している間に車両全体で要求される必要出力をエンジン101と電気モータ102(発電機103)とに配分することにより、エンジン101の運転状態を所望の運転状態に制御しつつ、車両全体で要求される出力をも満たすことが可能となっている。
上述した実施例1のハイブリッド車両におけるエンジン101において、図1に示すように、シリンダブロック11上にシリンダヘッド12が締結されており、このシリンダブロック11に形成された複数のシリンダボア13にピストン14がそれぞれ上下移動自在に嵌合している。そして、シリンダブロック11の下部にクランクシャフト110が回転自在に支持されており、各ピストン14はコネクティングロッド15を介してこのクランクシャフト110にそれぞれ連結されている。
燃焼室16は、シリンダブロック11におけるシリンダボア13の壁面とシリンダヘッド12の下面とピストン14の頂面により構成されており、この燃焼室16は、上部(シリンダヘッド12の下面)の中央部が高くなるように傾斜したペントルーフ形状をなしている。そして、この燃焼室16の上部、つまり、シリンダヘッド12の下面に吸気ポート17及び排気ポート18が対向して形成されており、この吸気ポート17及び排気ポート18に対して吸気弁19及び排気弁20の下端部がそれぞれ位置している。この吸気弁19及び排気弁20は、シリンダヘッド12に軸方向に沿って移動自在に支持されると共に、吸気ポート17及び排気ポート18を閉止する方向(図1にて上方)に付勢支持されている。また、シリンダヘッド12には、吸気カムシャフト21及び排気カムシャフト22が回転自在に支持されており、図示しない吸気カム及び排気カムが吸気弁19及び排気弁20の上端部に接触している。
また、クランクシャフト110に固結された図示しないクランクシャフトスプロケットと、吸気カムシャフト21及び排気カムシャフト22にそれぞれ装着された各カムシャフトシャフトスプロケット23,24とに、無端のタイミングチェーン25が掛け回されており、クランクシャフト110と吸気カムシャフト21と排気カムシャフト22が連動可能となっている。
従って、クランクシャフト110の駆動力がタイミングチェーン25を介して吸気カムシャフト21及び排気カムシャフト22に伝達されると、この吸気カムシャフト21及び排気カムシャフト22が同期して回転し、吸気カム及び排気カムが吸気弁19及び排気弁20を所定のタイミングで上下移動することで、吸気ポート17及び排気ポート18を開閉し、吸気ポート17と燃焼室16、燃焼室16と排気ポート18とをそれぞれ連通することができる。この場合、この吸気カムシャフト21及び排気カムシャフト22は、クランクシャフト110が2回転(720度)する間に1回転(360度)するように設定されている。そのため、エンジン101は、クランクシャフト110が2回転する間に、吸気行程、圧縮行程、膨張行程、排気行程の4行程を実行することとなり、このとき、吸気カムシャフト21及び排気カムシャフト22が1回転することとなる。
また、このエンジン101の吸気系における動弁機構は、運転状態に応じて吸気弁19を最適な開閉タイミングに制御する吸気可変動弁機構(VVT:Variable Valve Timing-intelligent)26となっている。この吸気可変動弁機構26は、吸気カムシャフト21の軸端部にVVTコントローラ27が設けられて構成され、油圧(作動流体)をこのVVTコントローラ27の後述する進角室及び遅角室に作用させることにより吸気カムスプロケット23に対する吸気カムシャフト21の位相を変更し、吸気弁19の開閉時期を進角または遅角することができるものである。この場合、吸気可変動弁機構26は、吸気弁19の作用角(開放期間)を一定としてその開閉時期を進角または遅角する。また、吸気カムシャフト21には、その回転位相を検出するカムポジションセンサ28が設けられている。
吸気ポート17には、吸気マニホールド29を介してサージタンク30が連結され、このサージタンク30に吸気管31が連結されており、この吸気管31の空気取入口にはエアクリーナ32が取付けられている。そして、このエアクリーナ32の下流側にスロットル弁33を有する電子スロットル装置34が設けられている。また、シリンダヘッド12には、吸気ポート17に燃料を噴射するインジェクタ35が装着されており、このインジェクタ35は、吸気ポート17側に位置して上下方向に所定角度傾斜して配置されている。各気筒に装着されるインジェクタ35は、図示しないが、燃料供給管を介して燃料ポンプ及び燃料タンクが連結されている。更に、シリンダヘッド12には、燃焼室16の上方に位置して混合気に着火する点火プラグ36が装着されている。
一方、排気ポート18には、排気マニホールド37を介して排気管38が連結されており、この排気管38には排気ガス中に含まれるHC、CO、NOxなどの有害物質を浄化処理する三元触媒39,40が装着されている。
車両には、上述したエンジンECU112に加え、メインECU118が搭載されており、このエンジンECU112は、インジェクタ35の燃料噴射タイミングや点火プラグ36の点火時期などを制御可能となっており、吸入空気量、スロットル開度、アクセル開度、エンジン回転数、冷却水温などのエンジン運転状態に基づいて燃料噴射量、噴射時期、点火時期などを決定している。
即ち、吸気管31の上流側にはエアフローセンサ41が装着され、計測した吸入空気量をエンジンECU112に出力している。また、電子スロットル装置34にはスロットルポジションセンサ42が設けられ、現在のスロットル開度をエンジンECU112に出力している。更に、クランクシャフト110にはクランク角センサ111が設けられ、検出したクランク角度をエンジンECU112に出力し、エンジンECU112はクランク角度に基づいてエンジン回転数を算出する。また、シリンダブロック11には水温センサ43が設けられており、検出したエンジン冷却水温をエンジンECU112に出力している。また、アクセルペダルにはアクセルポジションセンサ44が設けられており、現在のアクセル開度をメインECU118に出力している。なお、水温センサ43に限らず、外気温センサなどを設けてもよい。
従って、メインECU118は、図4に示すように、ドライバの要求に応じて、エンジンECU112を介してエンジン101を制御すると共に、モータECU117を介して電気モータ102及び発電機103を制御する。即ち、メインECU118は、アクセル開度から要求出力を設定し、車両の走行停止状態に応じて最大効率となるようにエンジン101の出力と電気モータ102の出力の配分が決定され、エンジンECU112はエンジン101を制御し、モータECU117は電気モータ102を制御する。
例えば、車両の発進時や低中速走行時に、エンジン効率が悪くなる領域では燃料をカットまたはエンジン101を停止し、電気モータ102のみにより駆動輪105を駆動して走行(エコラン走行)する。通常走行時には、エンジン101の出力を動力分割機構104により1系路に分割し、一方を発電機103に送って発電し、その電力により電気モータ102を駆動して駆動輪105を駆動し、他方により駆動輪105を直接駆動し、エンジン101及び電気モータ102により走行する。急加速時(高負荷時)には、通常走行時における制御に加えて、電気モータ102がバッテリ109から電力を受けて駆動輪105を駆動して走行する。減速時や制動時には、駆動輪105により電気モータ102を駆動し、この電気モータ102を発電機として作動させると共に、回生ブレーキとして作用させ、回収した電力をバッテリ109に充電する。バッテリ充電時は、エンジン101の出力を動力分割機構104を介して発電機103に送って発電し、電力をバッテリ109に蓄電する。
そして、エンジンECU112は、メインECU118からのエンジン出力配分に加え、吸入空気量、スロットル開度、エンジン回転数、冷却水温などのエンジン運転状態に基づいて燃料噴射量、噴射時期、点火時期などを決定し、インジェクタ35及び点火プラグ36を制御する。
また、排気管38における三元触媒39,40よりも上流側には、O(酸素)センサ45が設けられている。このOセンサ45は、排気空燃比に対して理論空燃比を基準にしてリッチ側とリーン側とで出力が急変する出力特性を有する酸素センサであって、燃焼室16から排気管38に排出された排気ガスのストイキ空燃比を検出し、ストイキ検出信号をエンジンECU112に出力している。エンジンECU112は、このOセンサ45が検出したストイキ検出信号に基づいて空燃比フィードバック制御を実行している。
また、エンジンECU112は、エンジン運転状態に基づいて吸気可変動弁機構26を制御可能となっている。即ち、低温時、エンジン始動時、アイドル運転時や軽負荷時には、排気弁20の開放時期と吸気弁19の開放時期のオーバーラップとをなくすことで、排気ガスが吸気ポート17または燃焼室16に吹き返す量を少なくし、燃焼安定及び燃費向上を可能とする。また、中負荷時には、このオーバーラップを大きくすることで、内部EGR率を高めて排ガス浄化効率を向上させると共に、ポンピングロスを低減して燃費向上を可能とする。更に、高負荷低中回転時には、吸気弁19の閉止時期を進角することで、吸気が吸気ポート17に吹き返す量を少なくして体積効率を向上させる。そして、高負荷高回転時には、吸気弁19の閉止時期を回転数にあわせて遅角することで、吸入空気の慣性力に合わせたタイミングとして体積効率を向上させる。
ここで、吸気可変動弁機構26について詳細に説明する。この吸気可変動弁機構26において、図2及び図3に示すように、吸気カムシャフト21は、そのジャーナル部21aがシリンダヘッド12の軸受部12aにより回転可能に支持されている。そして、この吸気カムシャフト21の端部には、ロータ51が密着し、締結ボルト52により固定されており、吸気カムシャフト21とロータ51は、一体に回転可能となっている。この吸気カムシャフト21の端部外周には、吸気カムシャフトシャフトスプロケット23が相対回転自在に嵌合し、この吸気カムシャフトシャフトスプロケット23の端面に接するように、ロータ51の外周部を囲うようにリングカバー53が設けられ、このリングカバー53の先端開口部がリング形状をなす閉塞板54によって塞がれ、吸気カムシャフトシャフトスプロケット23、リングカバー53、閉塞板54は、締結ボルト55によって固定され、一体回転可能となっている。
従って、吸気カムシャフト21とロータ51とは、この吸気カムシャフト21の軸線Lを中心に一体回転可能となっており、この吸気カムシャフト21及びロータ51に対して、吸気カムシャフトシャフトスプロケット23とリングカバー53と閉塞板54は、同じ軸線Lを中心に相対回転可能となっている。
VVTコントローラ27には、吸気カムシャフト21及びロータ51とリングカバー53との間に、進角室56及び遅角室57が区画されると共に、吸気カムシャフト21に、この進角室56及び遅角室57に選択的に油圧を供給する進角側油路58及び遅角側油路59が設けられている。従って、進角側油路58及び遅角側油路59から進角室56及び遅角室57に油圧が供給されることで、吸気カムシャフトシャフトスプロケット23と吸気カムシャフト21と回転位相が変更され、クランクシャフト110に対する吸気カムシャフト21の回転位相が進角側または遅角側に変更され、吸気弁19の開閉時期を変更することができる。
この進角側油路58及び遅角側油路59は、オイルコントロールバルブ(OCV)60に接続されている。また、OCV60には、供給通路61及び排出通路62が接続されており、供給通路61はクランクシャフト110の回転に伴って駆動するオイルポンプ63を介してエンジン101の下部に設けられたオイルパン64に連結され、排出通路62は直接このオイルパン64に連結されている。
このOCV60は、四つの弁部65a,65b,65c,65dが形成されたスプール66を有しており、このスプール66は、コイルばね67により一方方向(図2にて、右方向)に付勢支持されると共に、電磁ソレノイド68により他方方向(図2にて、左方向)に付勢支持されている。そして、電磁ソレノイド68の消磁状態においては、スプール66がコイルばね67の付勢力により一方方向に付勢支持されており、このとき、進角側油路58と供給通路61とが連通されると共に、遅角側油路59と排出通路62とが連通される。そのため、オイルパン64の作動油がオイルポンプ63により供給通路61から進角側油路58へ送り出されると共に、遅角側油路59内にあった作動油が排出通路62を通ってオイルパン64内へ戻される。
一方、電磁ソレノイド68が励磁されたときには、スプール66がコイルばね67の付勢力に抗して他方方向に付勢支持されることとなり、このとき、進角側油路58と排出通路62とが連通されると共に、遅角側油路59と供給通路61とが連通される。そのため、オイルパン64内の作動油がオイルポンプ63により供給通路58から遅角側油路59に送り出されると共に、進角側油路58内にあった作動油が排出通路62を通ってオイルパン64内へ戻される。
リングカバー53は、その内周面53aに吸気カムシャフト21の軸線Lへ向かって突出する四つの張出部71a,71b,71c,71dが、このリングカバー53の周方向について所定間隔毎に形成されている。この各張出部71a,71b,71c,71d間には、それぞれ溝部72a,72a,72c,72dがリングカバー53の周方向において所定間隔毎に形成されている。また、ロータ51は、その外周面から各溝部72a,72a,72c,72dに挿入されるように外側方へ突出する四つのベーン部材73a,73b,73c,73dが形成されている。そして、各ベーン部材73a,73b,73c,73dが挿入された各溝部72a,72a,72c,72d内に、このベーン部材73a,73b,73c,73dにより進角室56及び遅角室57に区画されている。これら進角室56及び遅角室57は、ベーン部材73a,73b,73c,73dをロータ51の周方向両側から挟むように位置している。
従って、OCV60の電磁ソレノイド68が消磁されると、進角側油路58から進角室56へ作動油が供給されると共に、遅角室57から遅角側油路59を介して作動油が排出される。その結果、各ベーン部材73a,73b,73c,73dが、図3の矢印A方向へ相対移動することにより、ロータ51が同矢印A方向に相対回動し、これにより吸気カムシャフトスプロケット23(クランクシャフト110)に対する吸気カムシャフト21の回転位相が変更されることとなり、吸気弁19の開閉時期が進角する。
一方、OCV60の電磁ソレノイド68が励磁されると、遅角側油路59から遅角室57へ作動油が供給されると共に、進角室56から進角側油路58を介して作動油が排出される。その結果、各ベーン部材73a,73b,73c,73dが、図3の矢印B方向へ相対移動することにより、ロータ51が同矢印B方向に相対回動し、これにより吸気カムシャフトスプロケット23(クランクシャフト15)に対する吸気カムシャフト21の相対回転位相が前述とは逆方向に変更されることとなり、吸気弁19の開閉時期が遅角する。
更に、電磁ソレノイド68への印加電圧を制御してその励磁力を調整すると、スプール66を消磁状態での位置と励磁状態での位置との間の任意の位置に停止させ、その停止位置に応じて、進角室56及び遅角室57の作動油の給排量を調整することができる。またこの作動油の給排量の調整により、進角室56及び遅角室57の作動油をそれぞれ適切な圧力とすることで、吸気カムシャフト21の相対回転位相を固定することができる。
この場合、電磁ソレノイド68への印加電圧をデューティ制御し、進角室56及び遅角室57に対する作動油の供給を制御することにより、吸気弁19の開閉時期を変更したり、所定の開閉時期に固定したりすることが可能となる。
ところで、吸気可変動弁機構26を有するエンジン101を搭載したハイブリッド車両では、電気モータ102による走行状態からエンジン101を始動するとき、発電機103をスタータモータとして機能させ、この発電機103の駆動力を動力分割機構(プラネタリギヤユニット)104を介してエンジンに伝達し、このエンジン101のクランキングを行っている。このエンジン101の始動時には、振動を低減するため、吸気可変動弁機構26により吸気弁19の開閉時期(閉弁時期)を最遅角位置に制御することが望ましい。また、エンジンの低温始動時には、始動性を向上するため、吸気可変動弁機構26により吸気弁19の開閉時期(閉弁時期)を最遅角位置よりも所定量だけ進角した位置に制御することが望ましい。即ち、エンジン101の始動時には、このエンジン101の始動状態に応じて吸気弁19の開閉時期(閉弁時期)を最適位置に制御することで、振動の低減と始動性の向上の両立を図りたい。
そこで、実施例1のハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置では、エンジン101の停止時に吸気カムシャフト21の回転位相が最遅角位相となるよう吸気可変動弁機構26を駆動する第1駆動手段と、エンジン101の低温始動時に吸気カムシャフト21の回転位相が最遅角位相よりも所定量だけ進角した位相となるよう吸気可変動弁機構26を駆動する第2駆動手段とを設けている。
本実施例では、この第1駆動手段は、作動流体供給手段としてのオイルコントロールバルブ60やオイルポンプ63などにより構成され、第2駆動手段は、吸気可変動弁機構26におけるロータ51のベーン部材73a,73cに設けられた位置決め機構81,82により構成されている。この場合、位置決め機構81,82は、ほぼ同様の構成であるため、一方のベーン部材73aに設けられた位置決め機構81について詳細に説明する。
即ち、この位置決め機構81にて、図3に示すように、円筒形状をなして基端部側が閉塞された取付側ケース83と、円筒形状をなして先端部側が閉塞されると共に球面形状をなす移動側ケース84とが互いに軸方向に沿って移動自在に嵌合することで、伸縮自在なケースが構成されている。そして、この嵌合状態にあるケース83,84内には、予め設定された所定の温度(例えば、−30℃)以下で固化する液体85が充填されている。なお、両ケース83,84の嵌合部には、この液体85の漏洩を防止するシール部材86が装着されている。そして、ロータ51のベーン部材73aには、一方の壁面から進角室56に開口する収納凹部87が形成されており、この収納凹部87内に液体85が充填されたケース83,84が装着されている。この場合、取付側ケース83が収納凹部87内に固定され、移動側ケース84の先端部が進角室56側に突出し、張出部71aにおける進角室56の壁面に当接可能となっている。
従って、このケース83,84は、内部に充填された液体85の固液状態に応じて伸縮可能となっている。即ち、液体85が所定の温度より高いとき、この液体85は固化せずに液体状態のままであり、液体85が収縮してケース83,84同士が縮んで収納凹部87内に収納された収縮状態となる一方、液体85が所定の温度以下のとき、この液体85が固化して固体状態となり、液体85が固化して体積膨張することで、ケース83,84同士が伸びた伸長状態となる。そのため、液体85が所定の温度より高いとき、この液体85が固化せずにケース83,84が収縮状態となることから、OCV60は、吸気可変動弁機構26を駆動して遅角室57に作動油を供給すると、ロータ51が回動して吸気カムシャフト21の回転位相を最遅角位相にすることができる。一方、液体85が所定の温度以下になると、この液体85の固化により体積膨張してケース83,84が伸長状態となることから、移動側ケース84の先端部が進角室56に突出して張出部71aの壁面を押圧し、ロータ51が回動して吸気カムシャフト21の回転位相を最遅角位相よりも所定量だけ進角した位相にすることができる。
ここで、実施例1のハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置による吸気可変動弁機構26の制御について説明する。
実施例1のハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置による吸気可変動弁機構26の制御において、図1乃至図4に示すように、OCV60は、電磁ソレノイド68を消磁すると、オイルパン64の作動油がオイルポンプ63により進角側油路58から進角室56へ供給されると共に、遅角室57から遅角側油路59を通してオイルパン64に作動油が排出される。そのため、各ベーン部材73a,73b,73c,73dを介してロータ51が、図3の矢印A方向へ相対移動することで、吸気カムシャフトスプロケット23(クランクシャフト110)に対して、吸気カムシャフト21の回転位相が進角側に変更され、吸気弁19の開閉時期が進角される。
一方、OCV60は、電磁ソレノイド68を励磁すると、オイルパン64の作動油がオイルポンプ63により遅角側油路59から遅角室57へ供給されると共に、進角室56から進角側油路58を通してオイルパン64に作動油が排出される。そのため、各ベーン部材73a,73b,73c,73dを介してロータ51が、図3の矢印B方向へ相対移動することで、吸気カムシャフトスプロケット23(クランクシャフト15)に対して、吸気カムシャフト21の相対回転位相が遅角側に変更され、吸気弁19の開閉時期が遅角される。
そして、エンジン101を停止するとき、OCV60は、電磁ソレノイド68を励磁し、作動油を遅角側油路59から遅角室57へ供給すると共に、進角室56の作動油を進角側油路58を通して排出する。そのため、各ベーン部材73a,73b,73c,73dを介してロータ51が、図3の矢印B方向へ相対移動することで、吸気カムシャフトスプロケット23(クランクシャフト15)に対して、吸気カムシャフト21の相対回転位相が遅角側に変更され、吸気弁19の開閉時期を最遅角位相に設定する。
このとき、各位置決め機構81,82では、液体85が所定の温度より高いことから、この液体85が固化せずにケース83,84が収納凹部87内に全て収納された収縮状態となっている。そのため、OCV60が作動油を遅角室57へ供給する一方、進角室56の作動油を排出すると、各ベーン部材73a,73b,73c,73dが各進角室56側の壁面に密着するまで移動し、ロータ51が相対移動することで、吸気カムシャフト21の相対回転位相が遅角側に変更され、吸気弁19の開閉時期を最遅角位相に設定することができる。
そして、次にエンジン101を始動するとき、各位置決め機構81,82にて、液体85が所定の温度より高いままであれば、通常始動であることから、液体85が固化せずにケース83,84が収納凹部87内に全て収納された収縮状態に維持されており、吸気弁19の開閉時期は最遅角位相に設定されたままで維持される。従って、発電機103をスタータモータとして機能させ、この発電機103の駆動力を動力分割機構104を介してエンジンに伝達し、このエンジン101のクランキングするとき、吸気弁19の開閉時期は最遅角位相であることから、エンジン101における吸入空気量が減少し、圧縮に伴う起振力を低減することで、クランキングから着火に至るまでの振動を低減することができる。
一方、エンジン101を始動するとき、各位置決め機構81,82にて、液体85が所定の温度以下であれば、低温始動であることから、液体85が固化して体積膨張し、ケース83,84が伸長し、移動側ケース84の先端部が進角室56に突出して張出部71aの壁面を押圧することで、各ベーン部材73a,73b,73c,73dを介してロータ51が回動し、吸気弁19の開閉時期は、最遅角位相よりも所定量だけ進角した位相に変更されている。従って、発電機103をスタータモータとして機能させ、この発電機103の駆動力を動力分割機構104を介してエンジンに伝達し、このエンジン101のクランキングするとき、吸気弁19の開閉時期は最遅角位相よりも所定量だけ進角した位相にあることから、エンジン101における吸入空気量が増加し、燃焼室16内の温度が早期に上昇することから、始動性を向上することができる。
即ち、エンジン101の始動時に、位置決め機構81,82により、このエンジン101の始動状態に応じて吸気弁19の開閉時期(閉弁時期)を最適位置に制御することで、振動の低減と始動性の向上の両立が可能となる。
このように実施例1のハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置にあっては、エンジン101と電気モータ102を動力源として走行可能なハイブリッド車両にて、エンジン101のクランクシャフト110と吸気カムシャフト21との回転位相を変更可能な吸気可変動弁機構26を設け、エンジン101の停止時に吸気カムシャフト21の回転位相が最遅角位相となるよう吸気可変動弁機構26を駆動する第1駆動手段としてのオイルコントロールバルブ60と、エンジン101の低温始動時に吸気カムシャフト21の回転位相が最遅角位相よりも所定量だけ進角した位相となるよう吸気可変動弁機構26を駆動する第2駆動手段としての位置決め機構81,82を設けている。
従って、エンジン101の停止時には、OCV60により吸気可変動弁機構26を駆動し、吸気カムシャフト21の回転位相を最遅角位相とするため、エンジン101の通常始動時には、吸気カムシャフト21の回転位相が最遅角位相に維持されたままとなり、エンジン101の振動を低減することができる一方、エンジン101の低温始動時には、位置決め機構81,82により吸気可変動弁機構26を駆動することで、吸気カムシャフト21の回転位相が最遅角位相よりも所定量だけ進角した位相に変更されるため、エンジン101の始動性を向上することができる。
そして、実施例1のハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置では、第1駆動手段をオイルコントロールバルブ60により構成し、第2駆動手段をベーン部材73a,73cに設けられた位置決め機構81,82により構成している。従って、位置決め機構81,82をベーン部材73a,73cに設けることで、装置の大型化を防止してコンパクト化を可能とすることができる。
また、実施例1のハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置では、位置決め機構81,82を、伸縮自在に設けられたケース83,84と、このケース83,84内に充填されて予め設定された所定の温度以下で固化する液体85で構成し、液体85が固化して体積膨張することでリング部材53とベーン部材73a,73b,73c,73dの回転位相を変更し、吸気カムシャフト21の回転位相を最遅角位相よりも所定量だけ進角した位相に設定可能としている。従って、油圧系や制御系を不要として容易に、且つ、適正に吸気可変動弁機構26を駆動し、吸気カムシャフト21の回転位相を最適位置に変更することができ、装置の簡素化及び低コスト化を可能とすることができる。
図5は、本発明の実施例2に係るハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置における可変動弁機構を表す概略図、図6は、実施例2のハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置により始動制御のフローチャートである。なお、本実施例のハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置における全体構成は、上述した実施例1とほぼ同様であり、図1、図2、図4を用いて説明すると共に、この実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例2のハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置では、エンジン101の停止時に吸気カムシャフト21の回転位相が最遅角位相となるよう吸気可変動弁機構26を駆動する第1駆動手段と、エンジン101の低温始動時に吸気カムシャフト21の回転位相が最遅角位相よりも所定量だけ進角した位相となるよう吸気可変動弁機構26を駆動する第2駆動手段とを設けている。
本実施例では、この第1駆動手段は、作動流体供給手段としてのオイルコントロールバルブ60やオイルポンプ63などにより構成され、第2駆動手段は、吸気可変動弁機構26におけるロータ51のベーン部材73a,73cに設けられた位置決め機構91,92により構成されている。この場合、位置決め機構91,92は、ほぼ同様の構成であるため、一方のベーン部材73aに設けられた位置決め機構91について詳細に説明する。
即ち、この位置決め機構91にて、図5に示すように、熱膨張体93は、予め設定された所定の温度以上で熱膨張する金属であって、この熱膨張体93の基端部には取付ブラケット94を介してこの熱膨張体93を加熱する加熱手段としてのヒータ95が取付けられている。そして、ロータ51のベーン部材73aには、一方の壁面から進角室56に開口する収納凹部96が形成されており、この収納凹部96内に熱膨張体93及びヒータ95が装着されている。この場合、熱膨張体93の基端部及びヒータ95が収納凹部96内に固定され、熱膨張体93の先端部が進角室56側に突出し、張出部71aにおける進角室56の壁面に当接可能となっている。
従って、この熱膨張体93は、ヒータ95による加熱状態に応じて伸縮可能となっている。即ち、ヒータ95に通電せずに熱膨張体93がヒータ95により加熱されていないとき、この熱膨張体93は収縮して収納凹部96内に収納された収縮状態となる一方、ヒータ95に通電して熱膨張体93がヒータ95により加熱されたとき、この熱膨張体93は高温なって熱膨張することで伸長状態となる。そのため、熱膨張体93は、常温のときに収縮状態となることから、OCV60は、吸気可変動弁機構26を駆動して遅角室57に作動油を供給すると、ロータ51が回動して吸気カムシャフト21の回転位相を最遅角位相にすることができる。一方、熱膨張体93がヒータ95により加熱されると、この熱膨張体93が熱膨張して伸長状態となることから、熱膨張体93の先端部が進角室56に突出して張出部71aの壁面を押圧し、ロータ51が回動して吸気カムシャフト21の回転位相を最遅角位相よりも所定量だけ進角した位相にすることができる。
ここで、実施例2のハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置による吸気可変動弁機構26の制御について説明する。
エンジン101を停止するとき、OCV60は、電磁ソレノイド68を励磁し、作動油を遅角側油路59から遅角室57へ供給すると共に、進角室56の作動油を進角側油路58を通して排出する。そのため、各ベーン部材73a,73b,73c,73dを介してロータ51が、図3の矢印B方向へ相対移動することで、吸気カムシャフトスプロケット23(クランクシャフト15)に対して、吸気カムシャフト21の相対回転位相が遅角側に変更され、吸気弁19の開閉時期を最遅角位相に設定する。
このとき、各位置決め機構91,92では、熱膨張体93がヒータ95により加熱されていないことから、この熱膨張体93が収納凹部96内に全て収納された収縮状態となっている。そのため、OCV60が作動油を遅角室57へ供給する一方、進角室56の作動油を排出すると、各ベーン部材73a,73b,73c,73dが各進角室56側の壁面に密着するまで移動し、ロータ51が相対移動することで、吸気カムシャフト21の相対回転位相が遅角側に変更され、吸気弁19の開閉時期を最遅角位相に設定することができる。
そして、次にエンジン101を始動するとき、通常始動であれば、各位置決め機構91,92にて、ヒータ95に通電しないことから、熱膨張体93が収納凹部96内に全て収納された収縮状態に維持されており、吸気弁19の開閉時期は最遅角位相に設定されたままで維持される。従って、発電機103をスタータモータとして機能させ、この発電機103の駆動力を動力分割機構104を介してエンジンに伝達し、このエンジン101のクランキングするとき、吸気弁19の開閉時期は最遅角位相であることから、エンジン101における吸入空気量が減少し、圧縮に伴う起振力を低減することで、クランキングから着火に至るまでの振動を低減することができる。
一方、エンジン101を始動するとき、低温始動であれば、各位置決め機構91,92にて、ヒータ95に通電することから、熱膨張体93が熱膨張して伸長し、その先端部が進角室56に突出して張出部71aの壁面を押圧することで、各ベーン部材73a,73b,73c,73dを介してロータ51が回動し、吸気弁19の開閉時期は、最遅角位相よりも所定量だけ進角した位相に変更されている。従って、発電機103をスタータモータとして機能させ、この発電機103の駆動力を動力分割機構104を介してエンジンに伝達し、このエンジン101のクランキングするとき、吸気弁19の開閉時期は最遅角位相よりも所定量だけ進角した位相にあることから、エンジン101における吸入空気量が増加し、燃焼室16内の温度が早期に上昇することから、始動性を向上することができる。
即ち、エンジン101の始動時に、位置決め機構91,92により、このエンジン101の始動状態に応じて吸気弁19の開閉時期(閉弁時期)を最適位置に制御することで、振動の低減と始動性の向上の両立が可能となる。
即ち、このハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置による吸気可変動弁機構26の制御において、図6に示すように、ステップS11にて、エンジン101が低温始動であるかどうかを判定する。この場合、エンジン101の始動状態を検出する始動状態検出手段として、水温センサ43を適用し、この水温センサ43が検出したエンジン冷却水温が予め設定された所定値以下であるときに、制御手段としてのエンジンECU112は、エンジン101が低温始動であると判定する。ここで、エンジンECU112は、エンジン101が低温始動でないと判定したら、何もしないでこのルーチンを抜ける。
一方、ステップS11にて、エンジンECU112は、エンジン101が低温始動であると判定したら、ステップS12にて、ヒータ95に通電し、熱膨張体93を加熱する。すると、熱膨張体93が熱膨張して伸長することでロータ51が回動し、吸気弁19の開閉時期が最遅角位相よりも所定量だけ進角した位相に変更される。そして、ステップS13では、エンジン101の始動が完了したかどうかを判定する。この場合、燃焼室16で混合気が着火したかどうか、または、エンジン回転数が所定回転数まで上昇したかどうかなどを筒内圧センサやクランク角センサ111などにより検出することで判定すればよい。
ここで、ステップS13にて、エンジン101の始動が完了していないと判定されたら、ステップS12に戻って処理を繰り返す一方、ここで、エンジン101の始動が完了したと判定されたら、ステップS14にて、ヒータ95への通電を終了する。
このように実施例2のハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置にあっては、エンジン101と電気モータ102を動力源として走行可能なハイブリッド車両にて、エンジン101のクランクシャフト101と吸気カムシャフト21との回転位相を変更可能な吸気可変動弁機構26を設け、エンジン101の停止時に吸気カムシャフト21の回転位相が最遅角位相となるよう吸気可変動弁機構26を駆動する第1駆動手段としてのオイルコントロールバルブ60と、エンジン101の低温始動時に吸気カムシャフト21の回転位相が最遅角位相よりも所定量だけ進角した位相となるよう吸気可変動弁機構26を駆動する第2駆動手段としての位置決め機構91,92を設けている。
従って、エンジン101の停止時には、OCV60により吸気可変動弁機構26を駆動し、吸気カムシャフト21の回転位相を最遅角位相とするため、エンジン101の通常始動時には、吸気カムシャフト21の回転位相が最遅角位相に維持されたままとなり、エンジン101の振動を低減することができる一方、エンジン101の低温始動時には、位置決め機構91,92により吸気可変動弁機構26を駆動することで、吸気カムシャフト21の回転位相が最遅角位相よりも所定量だけ進角した位相に変更されるため、エンジン101の始動性を向上することができる。
そして、実施例2のハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置では、第2駆動手段をベーン部材73a,73cに設けられた位置決め機構91,92により構成し、この位置決め機構91,92を、予め設定された所定の温度以上で熱膨張する熱膨張体93と、この熱膨張体を加熱するヒータ95で構成し、ヒータ95により熱膨張体93を加熱して熱膨張することでリング部材53とベーン部材73a,73b,73c,73dの回転位相を変更し、吸気カムシャフト21の回転位相を最遅角位相よりも所定量だけ進角した位相に設定可能としている。従って、位置決め機構91,92をベーン部材73a,73cに設けることで、装置の大型化を防止してコンパクト化を可能とすることができる。
また、実施例2のハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置では、エンジン101の始動状態を検出する始動状態検出手段としての水温センサ43を設け、制御手段としてのエンジンECU112は、水温センサ43が検出したエンジン冷却水温が所定値以下で、エンジン101の低温始動を検出したときに、ヒータ95に通電して熱膨張体93を加熱するようにしている。従って、エンジンECU112は、エンジン101が低温始動であると判定したら、ヒータ95に通電して熱膨張体93を加熱するため、熱膨張体93が熱膨張して伸長することでロータ51を回動し、吸気弁19の開閉時期を最遅角位相よりも所定量だけ進角した位相に変更することができる。
なお、この実施例2にて、熱膨張体93を、予め設定された所定の温度以上で熱膨張する金属としたが、液体であってもよく、この場合、液体を伸縮可能なケースに充填すればよい。
また、上述した各実施例では、本発明の第2駆動手段としての位置決め機構81,82,91,92を2つのベーン部材73a,73cに設けたが、1つのベーン部材に設けたり、また、全てのベーン部材に設けてもよい。また、本発明の第2駆動手段として、ベーン部材73a,73cに温度に応じて変化する液体85や熱膨張体93により位置決め機構81,82,91,92を構成したが、アクチュエータなどを用いてもよい。
以上のように、本発明に係るハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置は、内燃機関始動時にその始動状態に応じて吸気弁の開閉時期を最適位置に制御することで、内燃機関の始動時における振動の低減と始動性の向上を図るものであり、いずれのハイブリッド車両にも有用である。
本発明の実施例1に係るハイブリッド車両における内燃機関を表すエンジンの概略構成図である。 実施例1のエンジンに設けられた可変動弁制御装置の概略断面図である。 実施例1の可変動弁制御装置における可変動弁機構を表す概略図である。 実施例1のエンジンが適用されたハイブリッド車両の概略構成図である。 本発明の実施例2に係るハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置における可変動弁機構を表す概略図である。 実施例2のハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置により始動制御のフローチャートである。
符号の説明
17 吸気ポート
18 排気ポート
19 吸気弁
20 排気弁
21 吸気カムシャフト
22 排気カムシャフト
23 吸気カムシャフトスプロケット
24 排気カムシャフトスプロケット
25 タイミングチェーン
26 吸気可変動弁機構
27 VVTコントローラ
31 吸気管
34 電子スロットル装置
35 インジェクタ
36 点火プラグ
43 水温センサ(始動状態検出手段)
51 ロータ
53 リングカバー(リング部材)
56 進角室
57 遅角室
58 進角側油路
59 遅角側油路
60 オイルコントロールバルブ、OCV(第1駆動手段、作動流体供給手段)
63 オイルポンプ(第1駆動手段、作動流体供給手段)
64 オイルパン
73a,73b,73c,73d ベーン部材
81,82,91,92 位置決め機構(第2駆動手段)
83,84 ケース
85 液体
93 熱膨張体
95 ヒータ(加熱手段)
101 エンジン(内燃機関)
102 電気モータ
103 発電機
104 動力分割機構、プラネタリギヤユニット
112 エンジンECU(制御手段)
118 メインECU

Claims (5)

  1. 内燃機関と電気モータを動力源として走行可能なハイブリッド車両において、前記内燃機関のクランクシャフトと吸気カムシャフトとの回転位相を変更可能な吸気可変動弁機構と、前記内燃機関の停止時に前記吸気カムシャフトの回転位相が最遅角位相となるよう前記吸気可変動弁機構を駆動する第1駆動手段と、前記内燃機関の低温始動時に前記吸気カムシャフトの回転位相が最遅角位相よりも所定量だけ進角した位相となるよう前記吸気可変動弁機構を駆動する第2駆動手段とを具えたことを特徴とするハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置。
  2. 請求項1に記載のハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置において、前記吸気可変動弁機構は、前記クランクシャフトに連動するリング部材と、前記吸気カムシャフトまたは前記リング部材のいずれか一方に設けられたベーン部材と、前記リング部材と前記ベーン部材との間に設けられた進角室及び遅角室と、作動流体を前記進角室または前記遅角室に選択的に供給する作動流体供給手段とを有し、前記第1駆動手段は、前記作動流体供給手段により構成され、前記第2駆動手段は、前記ベーン部材に設けられた位置決め機構により構成されることを特徴とするハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置。
  3. 請求項2に記載のハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置において、前記位置決め機構は、伸縮自在に設けられたケースと、該ケース内に充填されて予め設定された所定の温度以下で固化する液体とを有し、該液体が固化して体積膨張することで前記リング部材と前記ベーン部材の回転位相を変更して前記吸気カムシャフトの回転位相を最遅角位相よりも所定量だけ進角した位相とすることを特徴とするハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置。
  4. 請求項2に記載のハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置において、前記位置決め機構は、予め設定された所定の温度以上で熱膨張する熱膨張体と、該熱膨張体を加熱する加熱手段を有し、該加熱手段により前記熱膨張体が加熱されて熱膨張することで前記リング部材と前記ベーン部材の回転位相を変更して前記吸気カムシャフトの回転位相を最遅角位相よりも所定量だけ進角した位相とすることを特徴とするハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置。
  5. 請求項1に記載のハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置において、前記内燃機関の始動状態を検出する始動状態検出手段と、該始動状態検出手段が前記内燃機関の低温始動を検出したときに前記第2駆動手段を作動する制御手段を有することを特徴とするハイブリッド車両における内燃機関の可変動弁制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014062486A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の可変バルブタイミング制御装置
JP2015077867A (ja) * 2013-10-16 2015-04-23 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両

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