JP2009031887A - 感染情報管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】感染症に感染した旅行者に関する情報を適切に管理できる感染情報管理システムを提供する。
【解決手段】旅行情報取得手段11は、旅行者の旅行スケジュールに関するスケジュール情報を取得する。検査結果取得手段12は、当該旅行者から採取した検体に基づく感染症検査の検査結果を、当該旅行者と対応付けて取得する。通知先判断手段13は、検査結果取得手段12により取得された当該検査結果に関する所定の情報の現在の通知先を、旅行情報取得手段12により取得された当該旅行者のスケジュール情報に基づいて判断する。通知手段14は、当該所定の情報を、通知先判断手段13により判断された上記現在の通知先に対して通知する。
【選択図】図1
【解決手段】旅行情報取得手段11は、旅行者の旅行スケジュールに関するスケジュール情報を取得する。検査結果取得手段12は、当該旅行者から採取した検体に基づく感染症検査の検査結果を、当該旅行者と対応付けて取得する。通知先判断手段13は、検査結果取得手段12により取得された当該検査結果に関する所定の情報の現在の通知先を、旅行情報取得手段12により取得された当該旅行者のスケジュール情報に基づいて判断する。通知手段14は、当該所定の情報を、通知先判断手段13により判断された上記現在の通知先に対して通知する。
【選択図】図1
Description
本発明は、感染症に感染した旅行者に関する情報を管理する感染情報管理システムに関する。
感染症患者を検出する方法として、検体中の菌を培養する方法のほか、DNAチップなどの技術により比較的短時間で患者の検出を可能とする方法が開発されている。
国際公開WO2005/001097号公報
旅行者が感染症患者である場合には、とくに感染の拡大などが懸念される。航空機などで移動する感染症患者を早期に検出し、適切な処置をとることができれば、感染の拡大を未然に防止することが可能となる。しかし、菌を培養する方法では、感染症患者の検出に時間がかかり、感染の拡大を効果的に防止することは困難である。
一方、DNAチップなどを用いた方法では、培養工程を経ることなく菌の検出が可能であり、近い将来、2時間程度での検出が可能になると考えられている。しかしながら、現在では、検出結果を有効に利用するためのシステムが提案されておらず、このような検出技術を感染拡大の防止や早期治療に十分に活かすことは難しい。診断結果が出されるまで、旅行者を待機させておくことも現実的でない。
現在、空港などで感染患者を迅速に発見する方法として、放射温度計を使って遠隔から体温を測定する方法がある。しかし、発熱する以前の潜伏期間の感染者を発見することはできず、また、他人に感染しない疾病による発熱と区別することができない。
本発明の目的は、感染症に感染した旅行者に関する情報を適切に管理できる感染情報管理システムを提供することにある。
本発明の感染者情報管理システムは、感染症に感染した旅行者に関する情報を管理する感染情報管理システムにおいて、旅行者の旅行スケジュールに関する情報を取得する旅行情報取得手段と、当該旅行者から採取した検体に基づく感染症検査の検査結果を、当該旅行者と対応付けて取得する検査結果取得手段と、前記検査結果取得手段により取得された当該検査結果に関する所定の情報の現在の通知先を、前記旅行情報取得手段により取得された当該旅行者の前記旅行スケジュールに関する情報に基づいて判断する通知先判断手段と、を備えることを特徴とする。
この感染者情報管理システムによれば、検査結果に関する所定の情報の現在の通知先を、当該旅行者の旅行スケジュールに関する情報に基づいて判断するので、感染症に感染した旅行者に関する情報を適切に管理できる。
この感染者情報管理システムによれば、検査結果に関する所定の情報の現在の通知先を、当該旅行者の旅行スケジュールに関する情報に基づいて判断するので、感染症に感染した旅行者に関する情報を適切に管理できる。
当該所定の情報を、前記通知先判断手段により判断された上記現在の通知先に対して通知する通知手段を備えてもよい。
前記旅行者と前記検査結果との対応付けは、パスポート、航空券または搭乗券の個人IDを用いて行われてもよい。
前記感染症検査は、DNA検査、RNA検査、抗原検査、および抗体検査のいずれかであってもよい。
前記通知先判断手段は、当該旅行者が搭乗前であるか搭乗後であるか、または、着陸前であるか着陸後であるかを推定し、その推定結果に基づいて上記現在の通知先を判断してもよい。
本発明の感染者情報管理システムによれば、検査結果に関する所定の情報の現在の通知先を、当該旅行者の旅行スケジュールに関する情報に基づいて判断するので、感染症に感染した旅行者に関する情報を適切に管理できる。
以下、図1〜図2を参照して、本発明による感染情報管理システムを、空港での感染情報管理のためのシステムに適用した一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の感染情報管理システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の感染情報管理システム1は、旅行者の旅行スケジュールに関するスケジュール情報を取得する旅行情報取得手段11と、当該旅行者から採取した検体に基づく感染症検査の検査結果を、当該旅行者と対応付けて取得する検査結果取得手段12と、検査結果取得手段12により取得された当該検査結果に関する所定の情報の現在の通知先を、旅行情報取得手段12により取得された当該旅行者のスケジュール情報に基づいて判断する通知先判断手段13と、当該所定の情報を、通知先判断手段13により判断された上記現在の通知先に対して通知する通知手段14と、を備える。
また、スケジュールデータベース15には、旅行情報取得手段11により取得されたスケジュール情報が、検体データベース16には、検体を特定する情報が、それぞれ格納される。
図1に示すように、感染情報管理システム1には、感染の有無を診断するための診断システム2が接続されている。診断システム2では、感染症検査として、DNAチップおよびDNAチップの読み取り装置を用いたDNA検査の他、例えば、以下の検査を行うことができる。
(1)PCRと電気泳動との組み合わせ、またはリアルタイムPCRを用いた検査。
(2)RT−PCR。mRNAの逆転写とPCRとを組み合わせた検査。
(3)抗体検査(CF:補体結合反応、NT:中和反応、HI:赤血球凝集制御反応、EIA:酵素免疫法、FA:蛍光抗体法、IAHA:免疫粘着赤血球凝集反応、ELISA:酵素免疫定量法。PA:受身(粒子)凝集反応、PHA:受身赤血球凝集反応)
(4)抗原検査(細胞変成効果、赤血球吸着現象、ふ化鶏卵の羊水および漿尿液の赤血球凝集反応、シェア・バイアル法、直接酵素抗体法、間接酵素抗体法、サザンブロットハイブリダイゼーション、液相(核酸)ハイブリダイゼーション、PCR−RFLP、CLEIA:化学発光酵素免疫測定法、FA:蛍光抗体法)
(1)PCRと電気泳動との組み合わせ、またはリアルタイムPCRを用いた検査。
(2)RT−PCR。mRNAの逆転写とPCRとを組み合わせた検査。
(3)抗体検査(CF:補体結合反応、NT:中和反応、HI:赤血球凝集制御反応、EIA:酵素免疫法、FA:蛍光抗体法、IAHA:免疫粘着赤血球凝集反応、ELISA:酵素免疫定量法。PA:受身(粒子)凝集反応、PHA:受身赤血球凝集反応)
(4)抗原検査(細胞変成効果、赤血球吸着現象、ふ化鶏卵の羊水および漿尿液の赤血球凝集反応、シェア・バイアル法、直接酵素抗体法、間接酵素抗体法、サザンブロットハイブリダイゼーション、液相(核酸)ハイブリダイゼーション、PCR−RFLP、CLEIA:化学発光酵素免疫測定法、FA:蛍光抗体法)
図2のステップS1〜ステップS7は、感染情報を管理する作業手順を示す図である。
渡航者が空港にチェックインし、持ち込み品検査、出国審査を経て、搭乗口を通過した段階で、渡航者から喀痰などの検体を採取し(ステップS1)、バーコードなどによる検体IDが付された検体容器に収納する(ステップS2)。
次に、検体容器の検体IDを読み込むと同時に、パスポート、航空券、搭乗券などの個人IDを読み込みあるいは入力し(ステップS3)、両者を対応付けて検体データベース16に格納する(ステップS4)。採取された検体は、検体容器から取り出され、診断システム2によって感染の有無が診断される。診断に際して、検体容器の検体IDは診断システム2に読み込まれ、これにより、診断結果が検体IDと対応付けられる(ステップS5)。
また、検体の採取とは別に、渡航者の旅行スケジュールを読み込みまたは入力する(ステップS6)。ここでは、旅行情報取得手段11により、例えば、渡航者のパスポート、搭乗券あるいは乗車券の情報に基づいて、発着予定時刻、到着予定空港などのスケジュール情報が取得され、スケジュールデータベース15に上記個人IDと対応付けられて格納される。また、旅行情報取得手段11は、適宜、搭乗の有無、航空機の発着情報等の現在情報を取得し、スケジュールデータベース15のスケジュール情報に現在情報を反映させる。
図2に示すように、診断システム2により感染を認める診断結果が得られた場合には、所定の感染情報が関係者に通知される(ステップS7)。
診断システム2により感染を認める診断結果が得られた場合、検査結果取得手段12はその診断結果を検体IDとともに取得する。図2のステップS71〜ステップS76は、感染情報の通知を実行する際の動作手順を示すフローチャートである。
図2のステップS71では、検査結果取得手段12が診断結果を取得するのを待って、ステップS72へ進む。ステップS72では、検査結果取得手段12は、診断結果に付された検体IDを通知先判断手段13に転送する。次に、ステップS73では、通知先判断手段13は、検体データベース16にアクセスし、転送されてきた検体IDに対応付けられた個人IDを取得する。次に、ステップS74では、通知先判断手段13は、スケジュールデータベース15にアクセスし、上記個人IDに対応付けられたスケジュール情報を取得する。
次に、ステップS75では、通知先判断手段13は、取得された上記スケジュール情報に基づいて、現在時点での感染情報の通知先を判断する。
ここでは、当該個人IDで特定される渡航者の旅行スケジュールに即して、合理的な通知先を選択する。例えば、上記スケジュール情報により、当該渡航者が搭乗前であると推定されれば、搭乗口を通知先とすることができる。また、当該渡航者がすでに搭乗しているが、着陸前であると推定されれば、該当する航空機を通知先とすることができる。また、すでに着陸後であると推定されれば、入国手続きなどの窓口を通知先とすることができる。なお、感染情報の通知先として、感染情報を集積管理する情報管理センターを指定し、情報管理センターを介して感染情報にアクセスできるようにしてもよい。
次に、ステップS76では、通知先判断手段13により判断された通知先に対し、電子メール、ファクシミリなどの方法により必要な感染情報を通知し、ステップS71へ戻る。このような通知により、感染情報を関係者に早期に自動配布することができ、航空機への搭乗の阻止や機内での隔離、目的地に到着直後の隔離などの対処により、感染防止を図ることができるとともに、早期治療が可能となる。
以上のように、本発明の感染情報管理システムによれば、検査結果に関する所定の情報の現在の通知先を、当該旅行者の旅行スケジュールに関する情報に基づいて判断するので、感染情報を適切な連絡先に対し迅速に通知できる。このため、迅速で適切な対処により、感染の拡大を抑制できるとともに、早期治療が可能となる。
本発明の適用範囲は上記実施形態に限定されることはない。本発明は、感染症に感染した旅行者に関する情報を管理する感染情報管理システムに対し、広く適用することができる。
1 感染情報管理システム
11 旅行情報取得手段
12 検査結果取得手段
13 通知先判断手段
14 通知手段
11 旅行情報取得手段
12 検査結果取得手段
13 通知先判断手段
14 通知手段
Claims (5)
- 感染症に感染した旅行者に関する情報を管理する感染情報管理システムにおいて、
旅行者の旅行スケジュールに関する情報を取得する旅行情報取得手段と、
当該旅行者から採取した検体に基づく感染症検査の検査結果を、当該旅行者と対応付けて取得する検査結果取得手段と、
前記検査結果取得手段により取得された当該検査結果に関する所定の情報の現在の通知先を、前記旅行情報取得手段により取得された当該旅行者の前記旅行スケジュールに関する情報に基づいて判断する通知先判断手段と、
を備えることを特徴とする感染者情報管理システム。 - 当該所定の情報を、前記通知先判断手段により判断された上記現在の通知先に対して通知する通知手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の感染情報管理システム。
- 前記旅行者と前記検査結果との対応付けは、パスポート、航空券または搭乗券の個人IDを用いて行われることを特徴とする請求項1または2に記載の感染情報管理システム。
- 前記感染症検査は、DNA検査、RNA検査、抗原検査、および抗体検査のいずれかであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の感染情報管理システム。
- 前記通知先判断手段は、当該旅行者が搭乗前であるか搭乗後であるか、または、着陸前であるか着陸後であるかを推定し、その推定結果に基づいて上記現在の通知先を判断することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の感染情報管理システム。
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2007
- 2007-07-25 JP JP2007192842A patent/JP2009031887A/ja not_active Withdrawn
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