JP2009036062A - ターボ機械ロータ - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明の目的は、回転体であるロータにおけるナットの偏心によるアンバランスの低減,アンバランス修正時間の削減、およびナットの緩み止めを図ることにある。
【解決手段】
回転体を構成する複数の部品を固定保持する回転体の締結部材において、螺合部がねじ山の設けられた雄ねじ部及びねじ山が存在しない棒状部より構成される締結ボルトと、螺合部がねじ山の設けられた雌ねじ部及びねじ山の存在しない穴状部より構成された前記締結ボルトの螺合部に螺合する締結部品と、前記締結ボルトの棒状部または前記締結部品の穴状部のいずれか一方に少なくとも3つ以上、前記回転体の軸に平行に形成されたキー溝と、前記締結ボルトの棒状部と前記締結ボルトに螺合した前記締結部品の穴状部との間に前記キー溝に嵌入するように挿入されるキーとを備え、前記キー溝はその形成された前記棒状部または前記穴状部の同心円上に等間隔に設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1
本発明の目的は、回転体であるロータにおけるナットの偏心によるアンバランスの低減,アンバランス修正時間の削減、およびナットの緩み止めを図ることにある。
【解決手段】
回転体を構成する複数の部品を固定保持する回転体の締結部材において、螺合部がねじ山の設けられた雄ねじ部及びねじ山が存在しない棒状部より構成される締結ボルトと、螺合部がねじ山の設けられた雌ねじ部及びねじ山の存在しない穴状部より構成された前記締結ボルトの螺合部に螺合する締結部品と、前記締結ボルトの棒状部または前記締結部品の穴状部のいずれか一方に少なくとも3つ以上、前記回転体の軸に平行に形成されたキー溝と、前記締結ボルトの棒状部と前記締結ボルトに螺合した前記締結部品の穴状部との間に前記キー溝に嵌入するように挿入されるキーとを備え、前記キー溝はその形成された前記棒状部または前記穴状部の同心円上に等間隔に設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明はガスタービン,圧縮機といった複数のロータ部品を締結ボルトにて固定保持されるターボ機械のロータに関する。
従来一般的に用いられている、複数のロータ部品を締結ボルト・ナットにて固定保持される遠心圧縮機やガスタービン等のターボ機械のロータにおいて、ナットを締結ボルトに締め付ける際、締結ボルト及びナットのねじ山には製作公差が存在するため、ナットが締結ボルトに対し、偏心して螺合される。前述した遠心圧縮機,ガスタービンにおいては、ロータ全体の重量に対するナットの重量の割合が大きいため、ナットの偏心は、ロータ回転時の回転バランスへ顕著な影響を与えてしまう。
遠心圧縮機やガスタービン等のターボ機械においては、ロータ組立ての際に発生したアンバランスを修正するため、ロータをバランスマシンに載せ、ロータの削り加工や、バランスウェイトを取り付けるなどの作業が実施されているが、このアンバランスを精度良く除去するには多大な時間,労力を要している。
複数のロータ部品を締結ボルトにて固定保持されるターボ機械について、ロータのアンバランスを低減する技術として、例えば特許文献1には、ガスタービンロータの残留アンバランス除去方法が提案されている。
しかしながら、特許文献1(WO 01/86130A1)は、ロータの組立て時に、ナットを締め付けた際のナットの偏心によるロータアンバランスの修正手段については開示されていない。
次に、ターボ機械の運転中に、締結されたナットに緩みが生じると、固定保持されていたロータ部品が運転中に外れ、機械の振動大、そして破損につながる可能性がある。
ナットの緩み止めに関する技術としては、前述したように、ナットを締め付けた後に、締結ボルトとの間にかしめを実施する、ピンを挿入するなどの方法が一般的に用いられている。
前述の複数のロータ部品を締結ボルトにて固定保持されるターボ機械のロータ構造においては、ロータ組立後のアンバランスを精度良く除去する際に多大な時間,労力を要することになる。本発明の目的は、締結ボルトにナット等の締結部品を螺合した際の、締結ボルトと締結部品との偏心に起因するロータアンバランスを簡易に修正できるターボ機械ロータを提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明は、ターボ機械ロータにおいて、複数のロータ部品を固定保持する締結ボルト及び締結部品と、前記締結ボルトと前記締結部品とを中心位置合せできるように前記締結ボルトまたは前記締結部品の螺合部に配設された複数のキー溝に挿入される複数のキーとを有するものである。
締結ボルトの螺合部または締結部品の螺合部にキー溝を、キーを挿入して締結ボルトと締結部品とを芯出しできるような位置に配設することで、締結ボルトと締結部品とを螺合した際、キー溝にキーを挿入するだけで簡易に芯出しを行うことができる。また、ピンの代わりにキーの接触力によって緩み止めを図ることができる。かかる構成により締結ボルトに対する締結部材の偏心によるロータのアンバランスを簡易に修正でき、ロータ組立後のアンバランス除去に関する時間を短縮し、労力を低減することが可能となる。
本発明によれば、複数のロータ部品を締結ボルト及びナット等の締結部材にて固定保持されるターボ機械ロータにおいて、締結ボルトに対する締結部材の偏心によるロータのアンバランスを簡易に修正でき、ロータ組立後のアンバランス除去に関する時間を短縮し、労力を低減することが可能となる。
以下図示した実施例に基づいて、本発明を詳細に説明する。
図1に本発明によるターボ機械ロータの締結ボルト,締結部品の構造の一例を示す。この例の場合、締結部品としてナットを用いる。
図1はキー溝をナット側に設けた例である。図1に示した締結ボルト1の螺合部は、図2に示したように、ねじ山の設けられた雄ねじ部L1とねじ山が存在しない丸棒部L2より構成される。一方ナット2についても、図3に示すように、ねじ山の設けられた雌ねじ部L3とねじ山の存在しない丸穴部L4より螺合部が構成され、丸穴部L4には同寸法のキー溝3が、4箇所形成されている。このキー溝3の配設間隔は、互いに等間隔とするのが望ましいが、キーを挿入して前記締結ボルトと前記締結部品とを同心上に位置合せできるように配設されていればよい。
締結ボルト1にナット2を螺合して締め付けた後、前述したキー溝3にそれぞれ同寸法のキー4を挿入する。このキー4の形状は、図4に示す平キー又は図5に示した曲面キーが用いられる。図5に示す曲面キーの場合、ボルトとの接触面をボルト外径の曲面と同一形状としている。また図4に示す平キー、図5に示す曲面キーのいずれも、キーをキー溝に対し挿入しやすいようにキー挿入方向に対して勾配部位L5,L7が形成されている。L6,L8は同一断面部である。
キー4,締結ボルト1、およびナット2は、キー4を挿入後にキー4と締結ボルト1とナット2とがしまりばめとなるような寸法公差にて製作される。キー4と締結ボルト1、キー4とナット2はしまりばめとなっているため、キー4と締結ボルト1、キー4とナット2、の間には接触力が働き、ナットの緩み止めが図られる。図4に示す平キーに比べ図5に示す曲面キーの方が接触状態となる面積が大きくなるため、ナットの緩み止めの効果が大きくなる。
図6は、締結ボルト中心に対し、ナット中心が偏心して止まったナットを締結ボルト中心に合わせる手順の一例を示したものである。図中の矢印はナットの動く方向を示している。
図6−1に示すように最初、ナット2は締結ボルト1の中心に対して偏心して止まっている。偏心方向にあるキー溝3aはナットの偏心分だけ、隙間が小さくなることになるが、図6−2に示すようにキー溝3aにキー4aを挿入する。キー4aを挿入すると、キー4aと締結ボルト1、キー4aとナット2はしまりばめの寸法公差で製作されているため、キー4aを挿入した半径方向にナット2が動かされる。次に図6−3に示すように、前述のキー溝から90度ずれた方向のキー溝3bにキー4bを挿入する。これにより、図6−4に示すように、ナットは前述と90度ずれた半径方向にも動くことになる。図6−5に示す残りの2つのキー溝3c,3dにキー4c,4dを挿入することにより、図6−6に示すように、最終的なナットと締結ボルトの中心位置合わせを行う。
前述したキー溝は3箇所としても良い。図7はキー溝が3つの場合における、ナット中心が偏心して止まったナットを締結ボルト中心に合わせる手順の一例を示したものである。図7−1に示すように、最初、ナット2は締結ボルト1の中心に対して偏心して止まっている。偏心方向にあるキー溝3aはナット2の偏心分だけ、隙間が小さくなることになるが、図7−2に示すように、キー溝3aにキー4aを挿入する。キー4aを挿入すると、キー4aと締結ボルト1、キー4aとナット2はしまりばめの寸法公差で製作されているため、キー4aを挿入した半径方向にナット2が動かされる。次に図7−3に示す前述のキー溝3aから120度ずれた方向のキー溝3bにキー4bを挿入する。これにより、図7−4に示すように、ナット2は前述と120度ずれた半径方向にも動くことになる。
図7−5に示す、残りの1つキー溝3cにキー4cを挿入することにより、図7−6に示すように、最終的なナットと締結ボルトの中心位置合わせを行う。
図7−5に示す、残りの1つキー溝3cにキー4cを挿入することにより、図7−6に示すように、最終的なナットと締結ボルトの中心位置合わせを行う。
図1に示した締結ボルト1,ナット2を分解する場合は、図2に示したボルトに設けられた丸棒部の径D1及び図3に示したナットに設けられた丸穴部の径D2により形成される隙間5にペンチ等の工具を入れ、挿入されたキー4を引き出し、締結ボルト1,ナット2を分解すればよい。締結ボルト1,ナット2の寸法が比較的小さく、隙間5が小さい場合は、ナット2に設けられた丸穴部の径D2をボルトに設けられた丸棒部の径D1よりも比較的大きくすることにより、隙間5を確保しておけば良い。また、図1に示した実施例において、隙間5が小さい場合は、図8に示すようにナット側に、キー溝を構成する面のうちキー溝の丸棒部L2と対面する面の両側の二面6a,6bと挿入時のキーとの間に間隙を有するよう、長さL9の溝部を形成しておき、工具を入れるスペースを確保すればよい。
本実施例によれば、ターボ機械ロータの締結ボルト,ナット等の締結部品において締結部品のキー溝にキーを挿入することでナットと締結ボルトの中心位置合わせを行うことができる。キーを挿入する作業のみで位置合せできるので、調整工程を簡略化できる。締結ボルトに対する締結部材の偏心によるロータのアンバランスを低減し、ロータ組立後のアンバランス除去に関する時間を短縮し、労力を低減することが可能となる。
次にキー溝を締結ボルト側に設けた実施例を説明する。図10に示すように締結ボルト7はねじ山の設けられた雄ねじ部L10とねじ山が存在しない丸棒部L11より螺合部が構成され、丸棒部L11に同寸法のキー溝9が4箇所形成されている。このキー溝9の配置間隔は、等間隔とするのが望ましいが、¥キーを挿入して前記締結ボルトと前記締結部品とを同心上に位置合せできるように配設されていれば良い。一方、図11に示したようにナット8についても、ねじ山の設けられた雌ねじ部L12とねじ山の存在しない丸穴部L13より螺合部が構成される。
図9に示したように、締結ボルト7にナット8を螺合して締め付けた後、上述したキー溝9にそれぞれ同寸法のキー10を挿入する。キー10と締結ボルト7、キー10とナット8の間には接触力が働き、ナットの緩み止め効果が得られる。
キーの形状は図4に示す平キー又は図12に示す曲面キーである。図12に示す曲面キーの場合、ナットとの接触面をナット内径の曲面と同一形状とし、キー挿入方向に対して勾配部位L14が設けられている。また、キー10,締結ボルト7,ナット8は、キー10を挿入後にキー10と締結ボルト7、キー10とナット8がしまりばめとなるような寸法公差にて製作される。
キー10と締結ボルト7、キー10とナット8はしまりばめとなっているため、キー10と締結ボルト7、キー10とナット8の間には接触力が働き、ナットの緩み止めが図られる。図4に示す平キーに比べ図12に示す曲面キーの方が、接触状態となる面積が大きくなるため、ナットの緩み止めの効果が大きくなる。
図9の実施例において、締結ボルト中心に対し、ナット中心が偏心して止まったナットを締結ボルト中心に合わせる手順は、前述した図6,図7に示した方法が適用できる。
本実施例においても、ターボ機械ロータの締結ボルト,ナット等の締結部品において締結部品のキー溝にキーを挿入することでナットと締結ボルトの中心位置合わせを行うことができる。キーを挿入する作業のみで位置合せできるので、調整工程を簡略化できる。締結ボルトに対する締結部材の偏心によるロータのアンバランスを低減し、ロータ組立後のアンバランス除去に関する時間を短縮し、労力を低減することが可能となる。
次に本発明の締結ボルト及び締結部品を、ターボ機械の一例として遠心圧縮機のロータに適用した実施例を説明する。
まず図13にて遠心圧縮機のロータ構造を説明する。遠心圧縮機のロータはロータ全体を支えるためのカウンタウェイトロータ12,圧縮機ロータ13,ロータ同士を締結する締結ボルト14,ナット15から主に構成されており、これらの部品が同一軸上に一体で結合されている。また、締結ボルト14の先端には作動流体16をスムーズに流すため、キャップ17が設けられている。締結ボルト14は一方をカウンタウェイトロータ12にねじ込み、他方にてナット15を圧縮機ロータ端面で締め付けることによりロータ全体を結合する。カウンタウェイトロータ12と圧縮機ロータ13は互いに嵌め合いするインロー部18が設けられておりインロー部18の嵌め合い公差により、カウンタウェイトロータと圧縮機ロータの芯が出される。締結ボルト14には段付部19が設けられており、段付部19と圧縮機ロータ13との嵌め合い公差により締結ボルト14と圧縮機ロータ13との芯が出され、カウンタウェイトロータ12,圧縮機ロータ13,締結ボルト14の3つが一体で芯が出されることになる。ナット15と圧縮機ロータ13の間にはワッシャ20が挿入され、ワッシャ20の先端をナット15側,圧縮機ロータ13側に折り曲げることにより、ナット15の緩み止めが図られている。キャップ17については、締結ボルト先端部21をかしめることにより、緩み止めが図られる。
図14は、ナット15及びキャップ17側にキー溝を設けた事例であり、図15は締結ボルト14側にキー溝を設けたものである。キャップ17部の構造についても図1,図9に示した構造と同様の構造が用いられる。すなわち、キー溝をキャップ17側に設けてもよいし、締結ボルト14側に設けてもよい。
図16は、キー溝をキャップ側に設けた場合のキャップ構造を示しており、ねじ山の設けられた雌ねじ部L16とねじ山の存在しない丸穴部L17より構成され、丸穴部L17にはキー溝26が形成されている。図17は、キー溝を締結ボルト側に設けた場合のキャップ構造を示しており、ねじ山の設けられた雌ねじ部L18とねじ山の存在しない丸穴部L19より構成される。また、図6,図7に示したようにキー及びキー溝の数は4つでも良いし、3つでも良い。
締結ボルト14,ナット15,キャップ17によりロータ全体を結合した後、締結ボルト14,ナット15,キャップ17に設けられたキー溝にキーを挿入することにより、カウンタウェイトロータ12,圧縮機ロータ13,締結ボルト14,ナット15,キャップ17が全て一体で芯出しされ、ナット15及びキャップ17の偏心に関わるロータのアンバランスを低減することが可能となる。キーを挿入する作業のみで位置合せできるので、調整工程を簡略化でき、ロータ組立後のアンバランス除去に関する時間を短縮し、労力を低減することが可能となる。
次にターボ機械のもう1つの例として図18に示すようなガスタービンに本発明を適用した例を説明する。
図18に記載のガスタービンは、大気より吸気した空気27を圧縮する圧縮機28と、圧縮機28で圧縮した圧縮空気を燃料29と混合して燃焼ガスを生成する燃焼器30と、圧縮機28とロータ33で連結され、燃焼ガスで軸動力を得るタービン31と、タービンの軸動力を軸34により伝えて発電する発電機32とを備えている。
図19にて図18に記載されたガスタービンのロータ構造について更に詳しく説明する。図19は主に中・小容量のガスタービンに用いられるロータ構造である。ガスタービンロータは、前側ロータ35,圧縮機ロータ36,37,中間ロータ38,タービンロータ39,40,締結ボルト41,ナット42,43により主に構成されており、これらの部品が同一軸上に一体で構成されている。前側ロータ35,圧縮機ロータ36,37,中間ロータ38,タービンロータ39,40間にはギヤカップリング44,45,46,47,48が設けられており各ロータ間をギヤで噛み合わせ、前側ロータ35,タービンロータ40において締結ボルト41,ナット42,43を締め付けることによりロータ全体を結合する。締結ボルト41には段付部49,50,51,52,53,54が設けられており、各ロータ間との嵌め合い公差により各ロータとの芯出しがなされる。ナット42と前側ロータ35,ナット43とタービンロータ40間には、ピン55,56が挿入され、ナットの緩み止めが図られている。
図20はガスタービンのロータに本願発明を適用した図である。図20では締結ボルト41の前側ロータ35側と、タービンロータ40側のナット43にキー溝を設け、それぞれにキー57,58を挿入しているが、キー溝はナット42に設けても良いし、タービンロータ40側の締結ボルト41に設けても良い。また、図6,図7に示したようにキー及びキー溝の数は4つでも良いし、3つでも良い。締結ボルト41,ナット42,43によりロータ全体を結合した後、締結ボルト41,ナット42,43部にキーを挿入することにより、前側ロータ35,圧縮機ロータ36,37,中間ロータ38,タービンロータ39,40,締結ボルト41,ナット42,43が全て一体で芯出しされ、ナット42,43の偏心に関わるロータのアンバランスを低減することが可能となる。これにより、キーを挿入する作業のみで位置合せできるので、調整工程を簡略化できる。よって、ロータの組立て時間を短縮でき、信頼性の高いガスタービンを提供することができる。
尚、図21に示したような遠心圧縮機に図14または図15に記載の実施例である遠心圧縮機ロータを適用することで振動の少ない安定性の高い遠心圧縮機を提供することができる。
また、本発明の締結部材は、遠心圧縮機やガスタービンのロータのみならず、複数の回転体部品から構成される回転体であれば、適用可能である。
1,7,14,41 締結ボルト
2,8,15,42,43 ナット
3,9,26 キー溝
4,10,22,23,24,25 キー
12 カウンタウェイトロータ
13 圧縮機ロータ
17 キャップ
18 インロー部
19 段付部
28 圧縮機
30 燃焼器
31 タービン
32 発電機
33 ロータ
2,8,15,42,43 ナット
3,9,26 キー溝
4,10,22,23,24,25 キー
12 カウンタウェイトロータ
13 圧縮機ロータ
17 キャップ
18 インロー部
19 段付部
28 圧縮機
30 燃焼器
31 タービン
32 発電機
33 ロータ
Claims (9)
- 複数のロータ部品を固定保持する締結ボルト及び締結部品と、
前記締結ボルトと前記締結部品とを中心位置合せできるように前記締結ボルトまたは前記締結部品の螺合部に配設された複数のキー溝に挿入される複数のキーと、
を有することを特徴とするターボ機械ロータ。 - 請求項1に記載のターボ機械ロータであって、
前記締結ボルトは、ねじ山の設けられた雄ねじ部及びねじ山が存在しない丸棒部から構成される螺合部を有し、
前記締結部品は、ねじ山の設けられた雌ねじ部及びねじ山の存在しない丸穴部から構成された前記締結ボルトの螺合部に螺合する螺合部を有し、
前記締結ボルトの丸棒部または前記締結部品の丸穴部のいずれか一方に、前記キー溝を有することを特徴とするターボ機械ロータ。 - 請求項1,2に記載のターボ機械ロータであって、
前記キー溝は、3つ以上であって、互いに等間隔に配設されていることを特徴とするターボ機械ロータ。 - 請求項1乃至3に記載のターボ機械ロータであって、
前記キーは、キーの挿入方向に勾配部位を有する平キーまたは曲面キーであることを特徴とするターボ機械ロータ。 - 請求項1乃至4に記載のターボ機械ロータであって、
前記キーと前記締結ボルト及び前記キーと前記締結部品が締まりばめとなるような寸法公差にて前記キーと前記締結ボルトと前記締結部品とが形成されていることを特徴とするターボ機械ロータ。 - 請求項2に記載のターボ機械ロータであって、
前記締結部品の丸穴部に前記キー溝を有し、
該丸穴部は、前記キー溝を形成する面のうち、前記棒状部と対面する面の両側の二面と挿入された前記キーとの間に間隙を形成する溝部を有していることを特徴とするターボ機械ロータ。 - 吸気を圧縮する圧縮機と、該圧縮機で圧縮された圧縮空気と燃料とを燃焼させる燃焼器と、該燃焼器で生成された燃焼ガスにより駆動されるタービンと、前側ロータ,前記圧縮機を構成する圧縮機ロータ,中間ロータ,前記タービンを構成するタービンロータを締結ボルトおよびナットにて固定保持して構成されるガスタービンロータとを有するガスタービンにおいて、
前記締結ボルトは、ねじ山の設けられた雄ねじ部及びねじ山が存在しない丸棒部より構成される螺合部を有し、
前記ナットは、ねじ山の設けられた雌ねじ部及びねじ山の存在しない丸穴部より構成された前記締結ボルトの螺合部に螺合する螺合部を有し、
前記締結ボルトと前記ナットとを中心位置合せできるように前記締結ボルトの丸棒部または前記ナットの丸穴部に配設された複数のキー溝に挿入される複数のキーと、
を有することを特徴とするガスタービン。 - カウンタウェイトロータ及び圧縮機ロータが、締結ボルト,ナットおよびキャップにて固定保持されて構成される遠心圧縮機ロータと、この遠心圧縮機ロータを収容するケーシングとを有する遠心圧縮機において、
前記カウンタウェイトおよび圧縮機ロータは互いに嵌合して芯出しするインロー部を有し、
前記締結ボルトは、前記カウンタウェイトロータに螺挿する一端と、前記圧縮機と互いに嵌合して芯出しする段付部と、前記ナットが螺合する螺合部と、キャップが螺合する螺合部が形成された一端とを有し
前記締結ボルトの螺合部は、ねじ山の設けられた雄ねじ部及びねじ山が存在しない丸棒部を有し、
前記ナットおよびキャップの螺合部は、ねじ山の設けられた雌ねじ部及びねじ山の存在しない丸穴部を有し、
前記ナットおよびキャップの丸穴部または前記締結ボルトの丸棒部のいずれか一方は、キーを挿入して前記締結ボルトと中心位置合せできるように配設された複数のキー溝を有し、
該キー溝に挿入されるキーを有することを特徴とする遠心圧縮機。 - 複数のロータ部品を締結ボルト及び締結部品にて固定保持して構成されるターボ機械ロータのアンバランス修正方法であって、
前記締結ボルトまたは前記締結部品の螺合部の何れか一方に配設された複数のキー溝にキーを挿入し、前記締結ボルトと該締結ボルトに螺合する前記締結部品との偏心量を調整することを特徴とするターボ機械ロータのアンバランス修正方法。
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