JP2009036099A - 遠心ポンプ - Google Patents
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Abstract
【課題】遠心ポンプにおけるインペラの回転抵抗を抑制する効果を高める。
【解決手段】ターボチャージャ11は、タービンホイール17を内蔵するタービンハウジング12と、コンプレッサホイール18を内蔵するコンプレッサハウジング13と、タービンハウジング12とコンプレッサハウジング13とを連結する連結ハウジング14とを備えている。連結ハウジング14の端壁142とコンプレッサホイール18との間には回転体19がロータシャフト15に自由回転可能に支持された状態で配設されている。円板部191の半径Dは、コンプレッサホイール18の最大の半径dよりも大きくしてあり、円板部191の外周部は、コンプレッサホイール18の軸部181の外周から側方へはみ出して送出通路133へ入り込んでいる。
【選択図】図1
【解決手段】ターボチャージャ11は、タービンホイール17を内蔵するタービンハウジング12と、コンプレッサホイール18を内蔵するコンプレッサハウジング13と、タービンハウジング12とコンプレッサハウジング13とを連結する連結ハウジング14とを備えている。連結ハウジング14の端壁142とコンプレッサホイール18との間には回転体19がロータシャフト15に自由回転可能に支持された状態で配設されている。円板部191の半径Dは、コンプレッサホイール18の最大の半径dよりも大きくしてあり、円板部191の外周部は、コンプレッサホイール18の軸部181の外周から側方へはみ出して送出通路133へ入り込んでいる。
【選択図】図1
Description
本発明は、インペラの回転によってインペラの周囲に放出されるガスの流通路を形成する形成壁がインペラの回転軌跡の周囲に設けられている遠心ポンプに関する。
内燃機関に空気を過給するターボチャージャに用いられる遠心ポンプ(例えば特許文献1参照)では、インペラの回転による遠心作用によって空気が高速でディフューザに送り込まれる。空気が高速でディフューザに流入すると、ディフューザの形成壁の近傍の空気の流速と、高速で流入する空気の流速との大きな空気流速差のために、衝撃波が発生することがある。又、この空気流速差は、定常運転時よりも、過渡運転時やサージング領域付近での運転時に大きくなる傾向がある。この衝撃波は、インペラに対する造波抗力となってインペラの回転抵抗となり、過給効率が低下する。
特許文献1に開示の遠心ポンプでは、空気力学的な抗力を低減するためのコーティングが前記形成壁の一部に施されている。
特開2000−265998号公報
特開2003−21096号公報
しかし、特許文献1に開示のコーティング方式では、衝撃波の発生を防止して回転抵抗を抑制するには不十分である。
特許文献2に開示の遠心ポンプでは、インペラのシュラウドと、インペラを囲むケーシングとの間に自由回転可能なフローティング部材が設けられているが、このフローティング部材は、円板摩擦による損失を少なくするためのものであって、前記した回転抵抗を抑制するものではない。
特許文献2に開示の遠心ポンプでは、インペラのシュラウドと、インペラを囲むケーシングとの間に自由回転可能なフローティング部材が設けられているが、このフローティング部材は、円板摩擦による損失を少なくするためのものであって、前記した回転抵抗を抑制するものではない。
本発明は、遠心ポンプにおけるインペラの回転抵抗を抑制する効果を高めることを目的とする。
本発明は、インペラの回転によってインペラの周囲に放出されるガスの流通路を形成する形成壁が前記インペラの回転軌跡の周囲に設けられている遠心ポンプを対象とし、請求項1の発明は、前記インペラの回転方向と同一方向に回転可能な回転体が前記インペラの回転軸線の周りに回転可能に前記流通路内に配置されていることを特徴とする。
流通路内の回転体は、インペラの周囲に放出されるガスの流速と回転体の近傍のガスの流速との差を、インペラの周囲に放出されるガスの流速と形成壁近傍のガスの流速との差よりも小さくする。そのため、衝撃波の発生が防止され、衝撃波の発生に起因するインペラの回転抵抗が抑制される。
好適な例では、前記回転体の最大の回転半径は、前記インペラの最大の回転半径よりも大きい。
回転体の外周部がインペラの最大の回転半径よりも外方にはみ出すため、インペラの周囲に放出されるガスの流速と、回転する回転体の外周部の近傍のガスの流速との差がインペラの周囲に放出されるガスの流速と形成壁近傍のガスの流速との差よりも小さくなり、衝撃波の発生が防止される。
回転体の外周部がインペラの最大の回転半径よりも外方にはみ出すため、インペラの周囲に放出されるガスの流速と、回転する回転体の外周部の近傍のガスの流速との差がインペラの周囲に放出されるガスの流速と形成壁近傍のガスの流速との差よりも小さくなり、衝撃波の発生が防止される。
好適な例では、前記回転体は、自由回転可能に支持されており、前記回転体は、前記ガスの流れを受けて回転される。
回転体は、インペラの周囲に放出されるガスの流れによって回転され、インペラの周囲に放出されるガスの流速と、回転する回転体の外周部の近傍のガスの流速との差がインペラの周囲に放出されるガスの流速と形成壁近傍のガスの流速との差よりも小さくなる。
回転体は、インペラの周囲に放出されるガスの流れによって回転され、インペラの周囲に放出されるガスの流速と、回転する回転体の外周部の近傍のガスの流速との差がインペラの周囲に放出されるガスの流速と形成壁近傍のガスの流速との差よりも小さくなる。
好適な例では、前記インペラは、回転可能に支持された支軸に固定されており、前記回転体は、前記支軸に自由回転可能に支持されている。
このような構成は、回転体を自由回転可能に支持する上で簡便な構成である。又、回転体は、回転する支軸から幾らかの回転力を受けるため、回転体が回転し易い。
このような構成は、回転体を自由回転可能に支持する上で簡便な構成である。又、回転体は、回転する支軸から幾らかの回転力を受けるため、回転体が回転し易い。
好適な例では、前記回転体は、前記インペラの回転半径よりも大きい半径の円板部を有し、前記円板部は、前記インペラから前記インペラの周囲に放出されるガスの流れを受ける円板面を有する。
円板部を有する回転体は、インペラの周囲に放出されるガスの流れを受けて円滑に回転する上で好適な回転体である。
好適な例では、前記円板面は、前記インペラの回転軸線に対して垂直である。
好適な例では、前記円板面は、前記インペラの回転軸線に対して垂直である。
円板面を有する回転体の中心軸線をインペラの回転軸線に略一致させれば、平板面は、周方向においてインペラの周囲に放出されるガスの流れによる回転力を略均等に受け、回転体が円滑に回転する。
本発明は、遠心ポンプにおけるインペラの回転抵抗を抑制する効果を高めることができるという優れた効果を奏する。
以下、本発明をターボチャージャに具体化した第1の実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。
図1(a)に示すように、ターボチャージャ11は、内燃機関(図示略)の排気通路(図示略)に配設されるタービンハウジング12と、内燃機関の吸気通路(図示略)に配設されるコンプレッサハウジング13と、タービンハウジング12とコンプレッサハウジング13とを連結する連結ハウジング14とを備えている。
図1(a)に示すように、ターボチャージャ11は、内燃機関(図示略)の排気通路(図示略)に配設されるタービンハウジング12と、内燃機関の吸気通路(図示略)に配設されるコンプレッサハウジング13と、タービンハウジング12とコンプレッサハウジング13とを連結する連結ハウジング14とを備えている。
連結ハウジング14には軸孔141が貫設されており、軸孔141内にはロータシャフト15がラジアルベアリング16A,16Bを介して回転可能に配設されている。
タービンハウジング12内にはタービンホイール17が配設されており、コンプレッサハウジング13内にはインペラとしてのコンプレッサホイール18が配設されている。タービンホイール17とコンプレッサホイール18とは、ロータシャフト15によって連結されており、タービンホイール17、ロータシャフト15及びコンプレッサホイール18は、回転軸線151を中心にして一体的に回転可能である。ロータシャフト15は、コンプレッサホイール18の支軸である。
タービンハウジング12内にはタービンホイール17が配設されており、コンプレッサハウジング13内にはインペラとしてのコンプレッサホイール18が配設されている。タービンホイール17とコンプレッサホイール18とは、ロータシャフト15によって連結されており、タービンホイール17、ロータシャフト15及びコンプレッサホイール18は、回転軸線151を中心にして一体的に回転可能である。ロータシャフト15は、コンプレッサホイール18の支軸である。
タービンハウジング12は、タービンホイール17の外周を囲うように、且つ渦巻き状に延びるように連結ハウジング14の一端に取り付けられている。タービンハウジング12内には渦巻き状のスクロール通路121が設けられている。スクロール通路121は、内燃機関の排気通路に連通しており、燃焼室から排気通路へ排出された排気ガスがスクロール通路121に送り込まれる。タービンハウジング12内には環状通路122がスクロール通路121に沿って設けられている。スクロール通路121内の排気ガスは、環状通路122を介してタービンホイール17へ向けて吹き付けられる。
コンプレッサハウジング13は、コンプレッサホイール18の外周を囲うように、且つ渦巻き状に延びるように連結ハウジング14の他端に取り付けられている。コンプレッサハウジング13は、回転軸線151の方向に向けて外部に開口する流入通路131が設けられている。コンプレッサハウジング13内には渦巻き状のコンプレッサ通路132及び環状の送出通路133が設けられている。コンプレッサ通路132は、燃焼室に連通しており、流通路としての送出通路133は、コンプレッサ通路132に沿って設けられている。送出通路133は、コンプレッサハウジング13の一部である通路形成壁134と、連結ハウジング14の一部である端壁142との間に形成されている。通路形成壁134及び端壁142は、流通路としての送出通路133を形成する形成壁である。
タービンホイール17は、タービンハウジング12側からコンプレッサハウジング13側へ向かうにつれて拡径してゆく軸部171と、軸部171の周面に一体形成された複数の羽根172とを備えている。内燃機関の燃焼室から前記排気通路へ排出された排気ガスは、スクロール通路121及び環状通路122を介して羽根172に吹き付けられる。これいより、タービンホイール17は、矢印Rで示す方向へ回転される。
コンプレッサホイール18は、コンプレッサハウジング13側からタービンハウジング12側へ向かうにつれて拡径してゆく軸部181と、軸部181の周面に一体形成された複数の羽根182を備えている。コンプレッサホイール18は、タービンホイール17の回転に伴って一体的に回転し、回転する複数の羽根182は、吸気通路内の空気(ガス)を流入通路131へ導入すると共に、遠心作用によって送出通路133へ放出する。送出通路133内へ放出された空気は、スクロール通路121を経由して燃焼室へ過給される。
図1(b)に示すように、連結ハウジング14の端壁142と、コンプレッサホイール18の軸部181の端壁面183との間は、隙間を設けられており、端壁142と端壁面183との間には回転体19がロータシャフト15に自由回転可能に支持された状態で配設されている。回転体19は、平板形状の円板部191と、円板部191の中心部に一体形成された筒形状の筒部192と、筒部192の内周面及び端面にコーティングされたコーティング層193とを備えている。コーティング層193は、滑り性能に優れた樹脂(例えば、ポリテトラフルオロチレン)からなる。円板部191の径中心は、回転軸線151に略一致させてある。
筒部192とラジアルベアリング16Aとの間のロータシャフト15には位置規制リング20が止着されている。筒部192の内周面上のコーティング層193は、ロータシャフト15の周面に摺接可能である。コンプレッサホイール18に対向する筒部192の端面上のコーティング層193は、軸部181の端壁面183に摺接可能であり、ラジアルベアリング16Aに対向する筒部192の端面上のコーティング層193は、位置規制リング20に摺接可能である。円板部191は、コンプレッサホイール18の軸部181と、連結ハウジング14の端壁142とのいずれに対しても接触しない。
円板部191の半径〔回転体19の最大の回転半径Dであって図1(a)に示す〕は、コンプレッサホイール18の最大の半径〔コンプレッサホイール18の最大の回転半径dであって図1(a)に示す〕よりも大きくしてあり、円板部191の外周部は、コンプレッサホイール18の軸部181の外周から側方へはみ出して送出通路133へ入り込んでいる。つまり、コンプレッサホイール18側における円板部191の円板面194の外周部は、軸部181の端壁面183とは対向しないで送出通路133内に露出している。円板部191の円板面194は、ロータシャフト15の回転軸線151に対して垂直である。
コンプレッサホイール18が回転すると、流入通路131内の空気が送出通路133内へ高速で放出される。送出通路133内へ高速で放出された空気は、コンプレッサホイール18の回転方向〔図2に矢印Rで示す方向〕へ流れる。そのため、送出通路133内へ高速で放出された空気は、送出通路133内に露出する円板面194に回転力を付与して回転体19を回転方向Rへ回転させる。回転体19は、コンプレッサホイール18の回転によってコンプレッサホイール18の周囲(送出通路133内)へ放出される空気の流れによって、コンプレッサホイール18の回転速度よりも小さい回転速度で、回転軸線151を中心にして連れ回りする。
回転体19は、コーティング層193を介してロータシャフト15の周面、コンプレッサホイール18の軸部181、あるいは位置規制リング20に接する。ロータシャフト15、コンプレッサホイール18及び位置規制リング20は、一体的に回転するため、回転体19は、ロータシャフト15、コンプレッサホイール18及び位置規制リング20の回転からも回転力を得る。
第1の実施形態では以下の効果が得られる。
(1)コンプレッサホイール18から放出される空気は、コンプレッサホイール18の回転方向と同じ方向の流速成分を有している。又、コンプレッサホイール18と同じ方向に回転する回転体19は、摩擦力により円板面194の近傍の空気を回転体19の回転方向へ引きずり、円板面194の近傍の空気に対して回転体19の回転方向と同方向の流速成分を与える。そのため、コンプレッサホイール18から円板面194上に放出される空気の流速と、円板面194上の空気流速との差が小さくなる。その結果、衝撃波の発生が防止され、衝撃波の発生に起因するコンプレッサホイール18の回転抵抗が抑制される。
(1)コンプレッサホイール18から放出される空気は、コンプレッサホイール18の回転方向と同じ方向の流速成分を有している。又、コンプレッサホイール18と同じ方向に回転する回転体19は、摩擦力により円板面194の近傍の空気を回転体19の回転方向へ引きずり、円板面194の近傍の空気に対して回転体19の回転方向と同方向の流速成分を与える。そのため、コンプレッサホイール18から円板面194上に放出される空気の流速と、円板面194上の空気流速との差が小さくなる。その結果、衝撃波の発生が防止され、衝撃波の発生に起因するコンプレッサホイール18の回転抵抗が抑制される。
(2)自由回転可能にロータシャフト15に支持された回転体19は、コンプレッサホイール18の周囲に放出される空気によって、コンプレッサホイール18の回転方向Rへ回転される。空気流を利用して回転体19を回転させる構成は、回転体19を回転させるための専用の駆動機構を不要にする。このような専用の駆動機構を不要とする構成は、ターボチャージャ11の機構の簡素化に寄与する。
(3)ロータシャフト15によって回転体19を自由回転可能に支持した構成は、回転体19を自由回転可能に支持する上で簡便な構成である。ロータシャフト15に自由回転可能に支持された回転体19は、回転するロータシャフト15からも回転力を受けるため、回転体19が回転し易い。
(4)コンプレッサホイール18の最大の回転半径dよりも大きい半径Dの円板部191の径中心は、ロータシャフト15の回転軸線151に略一致させてあり、円板部191は、回転軸線151を中心にして回転する。円板面194を有する回転体19は、コンプレッサホイール18の周囲に放出される空気流を円板部191の周方向全体にわたって略均等に受ける。そのため、回転体19は、周方向全体にわたって空気流による回転力を略均等に付与されることになり、回転体19が円滑に回転する。円板部191を備えた回転体19は、円滑に回転する上で好適な回転体である。
次に、図3の第2の実施形態を説明する。第1の実施形態と同じ構成部には同じ符号が用いてある。
円板部191の円板面194の外周部は、粗面195に形成されている。粗面195は、表面が凸凹になっている状態を意味し、例えばディンプルが形成された面や、面粗さの粗い面等が該当する。粗面195は、コンプレッサホイール18の回転によって送出通路133内へ放出される空気の流れによる回転力を受け易く、粗面195を備えた回転体19は、回転し易い。
円板部191の円板面194の外周部は、粗面195に形成されている。粗面195は、表面が凸凹になっている状態を意味し、例えばディンプルが形成された面や、面粗さの粗い面等が該当する。粗面195は、コンプレッサホイール18の回転によって送出通路133内へ放出される空気の流れによる回転力を受け易く、粗面195を備えた回転体19は、回転し易い。
次に、図4の第3の実施形態を説明する。第1の実施形態と同じ構成部には同じ符号が用いてある。
回転体19Aは、円板部191Aと、円板部191Aの中心部に一体形成された筒部192Aとを備えている。筒部192Aと軸孔141の内周面との間にはラジアルベアリング21が介在されており、回転体19Aは、ラジアルベアリング21を介して連結ハウジング14に回転可能に支持されている。回転体19Aは、コンプレッサホイール18の軸部181、ロータシャフト15及び連結ハウジング14のいずれにも接触しない。
回転体19Aは、円板部191Aと、円板部191Aの中心部に一体形成された筒部192Aとを備えている。筒部192Aと軸孔141の内周面との間にはラジアルベアリング21が介在されており、回転体19Aは、ラジアルベアリング21を介して連結ハウジング14に回転可能に支持されている。回転体19Aは、コンプレッサホイール18の軸部181、ロータシャフト15及び連結ハウジング14のいずれにも接触しない。
ラジアルベアリング21によって回転体19Aを自由回転可能に支持する構成では、ロータシャフト15によって回転体19を摺接可能に支持する構成に比べて、回転体19Aが回転し易い。
次に、図5の第4の実施形態を説明する。第1の実施形態と同じ構成部には同じ符号が用いてある。
回転体19Bは、平板形状のリング部196と、リング部196の内周縁に一体形成された筒部197とを備えている。連結ハウジング14の端壁142には環状溝143が形成されている。環状溝143の内側周面と筒部197との間にはラジアルベアリング22が介在されており、回転体19Aは、ラジアルベアリング22を介して連結ハウジング14に回転可能に支持されている。リング部196の内径は、コンプレッサホイール18の最大の回転半径以上の大きさであり、リング部196のリング板面198は、全て送出通路133内に露出している。リング板面198は、回転軸線151に対して垂直である。
回転体19Bは、平板形状のリング部196と、リング部196の内周縁に一体形成された筒部197とを備えている。連結ハウジング14の端壁142には環状溝143が形成されている。環状溝143の内側周面と筒部197との間にはラジアルベアリング22が介在されており、回転体19Aは、ラジアルベアリング22を介して連結ハウジング14に回転可能に支持されている。リング部196の内径は、コンプレッサホイール18の最大の回転半径以上の大きさであり、リング部196のリング板面198は、全て送出通路133内に露出している。リング板面198は、回転軸線151に対して垂直である。
第4の実施形態においても、コンプレッサホイール18の回転によって送出通路133内へ放出される空気の流れが回転体19Bを回転させ、衝撃波の発生が防止される。
次に、図6の第5の実施形態を説明する。第1の実施形態と同じ構成部には同じ符号が用いてある。
次に、図6の第5の実施形態を説明する。第1の実施形態と同じ構成部には同じ符号が用いてある。
第5の実施形態では、平板形状のリング23が複数の連結片24を介して回転体19Aの円板部191Aに連結されており、リング23は、回転体19Aと一体的に回転する。リング23は、円板部191Aの外周部と対向するようにコンプレッサハウジング13の通路形成壁134側に設けられている。送出通路133内へ放出された空気は、複数の連結片24の間を通ってコンプレッサ通路132へ流出する。
送出通路133内へ放出された空気の速度と、平板形状のリング23近傍の空気流速との差は、リング23の存在によって、送出通路133内へ放出された空気流速と、通路形成壁134近傍の空気流速との差よりも小さくなる。従って、衝撃波発生防止効果が一層高くなる。
本発明では以下のような実施形態も可能である。
○電動モータによって回転体をコンプレッサホイール18の回転速度よりも低速で回転させるようにしてもよい。
○電動モータによって回転体をコンプレッサホイール18の回転速度よりも低速で回転させるようにしてもよい。
○減速機構を介してロータシャフト15の回転を回転体に伝えて回転体を回転させるようにしてもよい。
○第4の実施形態における回転体19Bのリング部196に一体的に回転可能に連結された平板形状のリング(第5の実施形態におけるリング23に相当)をコンプレッサハウジング13の通路形成壁134側に設けてもよい。
○第4の実施形態における回転体19Bのリング部196に一体的に回転可能に連結された平板形状のリング(第5の実施形態におけるリング23に相当)をコンプレッサハウジング13の通路形成壁134側に設けてもよい。
○遠心式送風機、遠心式ブロアに本発明を適用してもよい。
前記した実施形態から把握できる技術思想について以下に記載する。
〔1〕前記インペラの回転方向と同一方向に回転可能な回転体が前記インペラの回転速度よりも低速で回転可能に前記流通路内に配置されている請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の遠心ポンプ。
前記した実施形態から把握できる技術思想について以下に記載する。
〔1〕前記インペラの回転方向と同一方向に回転可能な回転体が前記インペラの回転速度よりも低速で回転可能に前記流通路内に配置されている請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の遠心ポンプ。
〔2〕請求項1乃至請求項6、前記〔1〕項のいずれか1項に記載の遠心ポンプを備えたターボチャージャ。
11…ターボチャージャ。133…流通路としての送出通路。134…形成壁としての通路形成壁。15…支軸としてのロータシャフト。151…回転軸線。18…インペラとしてのコンプレッサホイール。19,19A,19B…回転体。191…円板部。194…円板面。R…回転方向。D,d…最大の回転半径。
Claims (6)
- インペラの回転によって前記インペラの周囲に放出されるガスの流通路を形成する形成壁が前記インペラの周囲に設けられている遠心ポンプにおいて、
前記インペラの回転方向と同一方向に回転可能な回転体が前記インペラの回転軸線の周りに回転可能に前記流通路内に配置されている遠心ポンプ。 - 前記回転体の最大の回転半径は、前記インペラの最大の回転半径よりも大きい請求項1に記載の遠心ポンプ。
- 前記回転体は、自由回転可能に支持されており、前記回転体は、前記ガスの流れを受けて回転される請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の遠心ポンプ。
- 前記インペラは、回転可能に支持された支軸に固定されており、前記回転体は、前記支軸に自由回転可能に支持されている請求項3に記載の遠心ポンプ。
- 前記回転体は、前記インペラの最大の回転半径よりも大きい半径の円板部を有し、前記円板部は、前記インペラから前記インペラの周囲に放出されるガスの流れを受ける円板面を有する請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の遠心ポンプ。
- 前記円板面は、前記インペラの回転軸線に対して垂直である請求項5に記載の遠心ポンプ。
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102678582A (zh) * | 2012-04-16 | 2012-09-19 | 杭州萧山美特轻工机械有限公司 | 高速悬臂多级透平真空泵 |
| WO2015064272A1 (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | 株式会社Ihi | 遠心圧縮機及び過給機 |
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2007
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