JP2009056902A - 自動二輪車の後部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】後輪の上方で車体後部を覆う後部車体カバーの後部に、後輪の後部を上方から覆う泥よけが連設され、泥よけにライセンスプレートが取付けられる自動二輪車において、走行風に与える影響を少なくしつつライセンスプレートを保護し、しかも泥よけに車体後部と同調するようなデザインを施し得るようにする。
【解決手段】後部車体カバー13Aに、ライセンスプレート18の側方を通って下方に延びる左右一対の延出部19が、少なくとも泥よけ17Aの上部との間に走行風を通過せしめる隙間20を形成するようにして一体に設けられ、両延出部19の下端部が泥よけ17Aの左右両側下端部に接続される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、後輪の上方で車体後部を覆う後部車体カバーの後部に、前記後輪の後部を上方から覆う泥よけが連設され、該泥よけにライセンスプレートが取付けられる自動二輪車の後部構造に関する。
車体を覆う車体カバーのうち車体後部を覆う後部車体カバーの後部に、後輪の後部を上方から覆う泥よけが連設され、その泥よけにライセンスプレートが取付けられるようにした自動二輪車が、特許文献1で知られている。
特許第3770473号公報
ところで、後部車体カバーの後部が後上がりのラインを描くようにデザインすることで、外観形状がシャープな印象を与えるようにするとともに、走行時に後部車体カバーに沿った走行風を上方に向かって流すことによって空力特性を高めることが従来から行われている。しかるに後部車体カバーの後部を後上がりに形成すると、後輪が後部車体カバーから露出するために泥よけが必要となり、デザインや空力特性に与える影響を比較的少なくするために、小型の泥よけが後部車体カバーに該後部車体カバーから後方に延出するように連設され、この泥よけにライセンスプレートが取付けられるようにした自動二輪車が多い。ところが、このような自動二輪車では、ライセンスプレートが泥よけよりも大きくなり、ライセンスプレートの左右両側が泥よけからはみ出してしまい、ライセンスプレートを保護する対策が必要となる。そこでライセンスプレートの左右両側が収まるように泥よけの幅を大きくすることが考えられるが、そのようにすると、泥よけが走行風に影響を与える可能性があるだけでなく、背面視で泥よけの占める面積が増加して、車体後部と同調するようなデザインを施すことが難しかった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、走行風に与える影響を少なくしつつライセンスプレートを保護し、しかも泥よけに車体後部と同調するようなデザインを施し得るようにした自動二輪車の後部構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、後輪の上方で車体後部を覆う後部車体カバーの後部に、前記後輪の後部を上方から覆う泥よけが連設され、該泥よけにライセンスプレートが取付けられる自動二輪車の後部構造において、前記後部車体カバーに、前記ライセンスプレートの側方を通って下方に延びる左右一対の延出部が、少なくとも前記泥よけの上部との間に走行風を通過せしめる隙間を形成するようにして一体に設けられ、前記両延出部の下端部が前記泥よけの左右両側下端部に接続されることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記泥よけの下部が、背面視では下方に開いた逆V字状となるように形成されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に加えて、前記泥よけが、側面視では前記ライセンスプレートよりも後方に該泥よけの下部を突出させるように形成され、前記ライセンスプレートよりも後方に突出している部分で前記泥よけの下部に、前記ライセンスプレートを照らすライセンスライトが配設されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明の構成に加えて、前記泥よけの下部が、側面視では前記ライセンスプレートよりも後方に突出され、前記ライセンスプレートよりも後方に位置する部分で前記泥よけの下部の左右両側に、前記ライセンスプレートを照らすライセンスライトがそれぞれ配設されることを特徴とする。
さらに請求項5記載の発明は、請求項3または4記載の発明の構成に加えて、前記ライセンスライトを収納するハウジング部が前記泥よけに一体に形成されることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ライセンスプレートの側方を通って下方に延びる左右一対の延出部が後部車体カバーに一体に設けられ、泥よけの左右両側下端部が前記両延出部の下端部に接続されるので、泥よけを大きくすることなく前記延出部でライセンスプレートを保護するとともに泥よけに車体後部と同調するようなデザインを施すことができ、しかも少なくとも泥よけの上部および両延出部間に、走行風を通過せしめる隙間が形成されるので、走行風の流れを抑制することがなく、空力特性に影響を与えることもない。
また請求項2記載の発明によれば、泥よけの下部が背面視では下方に開いた逆V字状となるので、泥よけの下部を後輪にできるだけ近接させることができ、前記隙間を通過する走行風によって後輪が巻き上げた埃が飛散するのを極力抑制することが可能であり、後輪の走行面の確認を行い易い形状にできるなど、泥よけの形状の自由度を高めることができる。
請求項3記載の発明によれば、ライセンスプレートよりも後方に突出している部分で泥よけの下部にライセンスライトが配設されることによって、ライセンスライトの照射角度の設計自由度を高めて、均一にライセンスプレートを照らすことができ、後輪がはね上げた泥等がライセンスライトに付着するのを抑制することができる。
請求項4記載の発明によれば、ライセンスプレートよりも後方に位置する部分で泥よけの下部の左右両側にライセンスライトがそれぞれ配設されるので、均一にライセンスプレートを照らすためのライセンスライトの効率的な配置が可能となり、また後輪がはね上げた泥等がライセンスライトに付着するのを抑制することができる。
さらに請求項5記載の発明によれば、ライセンスライトを収納するハウジング部が泥よけに一体に形成されるので、部品点数を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図5は本発明の第1実施例を示すものであり、図1はスクータ型自動二輪車の左側面図、図2は図1の2矢視拡大図、図3は図2の3矢視図、図4は図3の4−4線断面図、図5は図4の5−5線拡大断面図である。
先ず図1において、スクータ型の自動二輪車は、操向ハンドル11によって操舵される前輪WFと、スイング式のパワーユニットPによって駆動される後輪WRとを備え、前記パワーユニットPは図示しない車体で揺動可能に支承される。前記パワーユニットPの一部および車体は車体カバー12で覆われており、この車体カバー12の一部を構成する後部車体カバー13Aが、後輪WRの上方で車体後部を覆うように形成される。
図2〜図4を併せて参照して、前記後部車体カバー13Aの後部には、ストップランプ14と、該ストップランプ14の左右両側に配置されるウインカ15,15とを備えるリヤコンビネーションランプ16が取付けられ、このリヤコンビネーションランプ16の下方で前記後部車体カバー13Aの後部には、前記後輪WRの後部を上方から覆う泥よけ17Aが連設され、該泥よけ17Aにライセンスプレート18が取付けられる。
前記後部車体カバー13Aには、前記ライセンスプレート18の側方を通って下方に延びる左右一対の延出部19,19が、少なくとも前記泥よけ17Aの上部との間、この実施例では泥よけ17Aの全体との間に走行風を通過せしめる隙間20,20を形成するようにして一体に設けられており、前記両延出部19…の下端部は前記泥よけ17Aの左右両側下端部に接続される。
前記泥よけ17Aは、この実施例では前記後部車体カバー13Aとは別体に形成されており、下端部を前記延出部19…の下端に接続せしめて前上がりに傾斜しつつ前方に向かうにつれて相互に近接するように傾斜するとともに前端部が相互に連結される左右一対の傾斜板部21A,21Aと、それらの傾斜板部21A…の前端寄りの部分から上方に立ち上がる左右一対の立ち上がり板部22,22と、両立ち上がり板部22…の上端間を結ぶ連結板部23とを一体に備え、両立ち上がり板部22,22と、両傾斜板部21A,21Aにおいて前記立ち上がり板部22,22の連設部よりも前方の部分と、前記連結部23とで泥よけ17Aの軽量化を図るための開口部43Aが形成される。
前記両立ち上がり板部22…は、傾斜板部21A…よりも急角度で前上がりに傾斜しており、前記連結板部23の相互に間隔をあけた2個所に一体に突設された取付け板部23a,23aがボルト24,24によって後部車体カバー13Aに締結され、前記両傾斜板部21A…の下端は、たとえば凹凸嵌合によって前記両延出部19…の下端部に接続される。
ところで前記泥よけ17Aの下部、すなわち前記両傾斜板部21A…は、背面視では下方に開いた逆V字状となるものであり、ライセンスプレート18は、泥よけ17Aの両立ち上がり板部22…および連結板部23を後方から隠すようにして連結板部23に取付けられる。また泥よけ17Aに形成された軽量化のための開口部43Aもライセンスプレート18で覆われるので後方から前記開口部43Aを目視することはできない。
しかも前記泥よけ17Aは、側面視では前記ライセンスプレート18よりも後方に該泥よけ17Aの下部、この実施例では両傾斜板部21Aの一部を突出させるように形成され、前記ライセンスプレート18よりも後方に突出している部分で前記泥よけ17Aの下部の左右両側、この実施例では前記両傾斜板部21A…の中間部に、前記ライセンスプレート18を照らすライセンスライト25,25が配設される。
図5において、前記傾斜板部21A…の中間部には、下方に開いた筒状であるハウジング部26…が一体に形成されており、該ハウジング部26…の上端の閉塞部26a…は、傾斜板部21A…の上面よりも上方に膨らんだ半球状に形成され、それらの閉塞部26a…には前記ライセンスプレート18側に向かって開口した窓27…が設けられ、それらの窓27…には透光性を有するカバー28…が嵌め込まれる。
ライセンスライト25…は、たとえばレンズ、発光ダイオードおよび配線等をボディ29…に一体化してモジュール化されて成るものであり、前記ハウジング部26…に下方から嵌合される。しかもボディ29…の下部外周には環状の係止凹部30…が形成されており、前記ハウジング部26…の下端に一体に設けられて内方に突出する複数の係合爪31…が前記係止凹部30…に弾発的に係合することで、ライセンスライト25…がハウジング部26…に収納されるようにして該ハウジング部26…に取付けられる。
次にこの第1実施例の作用について説明すると、車体カバー12の一部を構成して後輪WRの上方で車体後部を覆う後部車体カバー13Aに、後輪WRを上方から覆う泥よけ17Aが連設され、該泥よけ17Aにライセンスプレート18が取付けられるのであるが、後部車体カバー13Aには、ライセンスプレート18の側方を通って下方に延びる左右一対の延出部19,19が、少なくとも前記泥よけ17Aの上部との間に走行風を通過せしめる隙間20,20を形成するようにして一体に設けられており、両延出部19…の下端部が前記泥よけ17Aの左右両側下端部部に接続されている。
したがって泥よけ17Aを大きくすることなく前記延出部19…でライセンスプレート18を保護するとともに泥よけ17Aに車体後部と同調するようなデザインを施すことができ、しかも少なくとも泥よけ17Aの上部および両延出部19…間に、走行風を通過せしめる隙間20…が形成されるので、走行風の流れを抑制することがなく、空力特性に影響を与えることもない。
また泥よけ17Aの下部が、背面視では下方に開いた逆V字状となるように形成されるので、泥よけ17Aの下部を後輪WRにできるだけ近接させることができ、前記隙間20…を通過する走行風によって後輪WRが巻き上げた埃が飛散するのを極力抑制することが可能であり、後輪WRの走行面の確認を行い易い形状にできるなど、泥よけ17Aの形状の自由度を高めることができる。
また泥よけ17Aが、側面視ではライセンスプレート18よりも後方に該泥よけ17Aの下部を突出させるように形成されており、ライセンスプレート18よりも後方に突出している部分で前記泥よけ17Aの下部に、前記ライセンスプレート18を照らすライセンスライト25…が配設されるので、ライセンスライト25…の照射角度の設計自由度を高めて、均一にライセンスプレート18を照らすことができ、後輪WRがはね上げた泥等がライセンスライト18に付着するのを抑制することができる。
しかもライセンスプレート18よりも後方に位置する部分で前記泥よけ17Aの下部の左右両側にライセンスライト25…がそれぞれ配設されるので、均一にライセンスプレート18を照らすためのライセンスライト25…の効率的な配置が可能となり、また後輪WRがはね上げた泥等がライセンスライト25…に付着するのを抑制することができる。
さらにライセンスライト25…を収納するハウジング部26…が前記泥よけ17Aに一体に形成されるので、部品点数を低減することができる。
図6および図7は本発明の第2実施例を示すものであり、図6は第1実施例の図2に対応した図、図7は図6の7矢視図である。
後部車体カバー13Bの後部には、ストップランプ14およびウインカ15,15を備えるリヤコンビネーションランプ16が、該リヤコンビネーションランプ16の後側下部を後部車体カバー13Bから後方に突出させるようにして取付けられ、このリヤコンビネーションランプ16の下方で前記後部車体カバー13Bの後部には、前記後輪WRの後部を上方から覆う泥よけ17Bが連設され、該泥よけ17Bにライセンスプレート18が取付けられる。
前記後部車体カバー13Bには、前記ライセンスプレート18の側方を通って下方に延びる左右一対の延出部19,19が、少なくとも前記泥よけ17Bの上部との間、この実施例では泥よけ17Bの全体との間に走行風を通過せしめる隙間20,20を形成するようにして一体に設けられており、前記両延出部19…の下端部は前記泥よけ17Bの左右両側下端部に接続される。
前記泥よけ17Bは、この実施例では前記後部車体カバー13Bとは別体に形成されており、下端部を前記延出部19…の下端に接続せしめて前上がりに傾斜しつつ前方に向かうにつれて相互に近接するように傾斜するとともに前端部が相互に連結される左右一対の傾斜板部21B,21Bと、それらの傾斜板部21B…の前端寄りの部分から上方に立ち上がる左右一対の立ち上がり板部22,22と、両立ち上がり板部22…の上端間を結ぶ連結板部23とを一体に備え、両立ち上がり板部22,22と、両傾斜板部21B,21Bにおいて前記立ち上がり板部22,22の連設部よりも前方の部分と、前記連結部23とで泥よけ17Bの軽量化を図るための開口部43Bが形成される。
前記両立ち上がり板部22…は、傾斜板部21B…よりも急角度で前上がりに傾斜しており、前記連結板部23の相互に間隔をあけた2個所に一体に突設された取付け板部23a,23aが、ボルト24,24によって後部車体カバー13Bに締結され、前記両傾斜板部21B…の下端は、たとえば凹凸嵌合によって前記両延出部19…の下端部に接続される。
ところで前記泥よけ17Bの下部、すなわち前記両傾斜板部21B…は、背面視では下方に開いた逆V字状となるものであり、ライセンスプレート18は、泥よけ17Bの両立ち上がり板部22…および連結板部23を後方から隠すようにして連結板部23に取付けられ、泥よけ17Bに形成された軽量化のための開口部43Bもライセンスプレート18で後方から覆われる。
しかも前記泥よけ17Bは、側面視では前記ライセンスプレート18よりも後方に該泥よけ17Bの下部、この実施例では両傾斜板部21Bの一部を突出させるように形成される。また前記リヤコンビネーションランプ16のストップランプ14内には、上方からライセンスプレート18を照らすライセンスライト33が配設される。
この第2実施例によれば、後部車体カバー13Bに、ライセンスプレート18の側方を通って下方に延びる左右一対の延出部19,19が、少なくとも泥よけ17Bの上部との間に走行風を通過せしめる隙間20,20を形成するようにして一体に設けられており、両延出部19…の下端部が泥よけ17Bの左右両側下端部部に接続されているので、泥よけ17Bを大きくすることなく前記延出部19…でライセンスプレート18を保護するとともに泥よけ17Bに車体後部と同調するようなデザインを施すことができ、しかも少なくとも泥よけ17Bの上部および両延出部19…間に、走行風を通過せしめる隙間20…が形成されるので、走行風の流れを抑制することがなく、空力特性に影響を与えることもない。
また泥よけ17Bの下部が、背面視では下方に開いた逆V字状となるように形成されるので、泥よけ17Bの下部を後輪WRにできるだけ近接させることができ、前記隙間20…を通過する走行風によって後輪WRが巻き上げた埃が飛散するのを極力抑制することが可能であり、後輪WRの走行面の確認を行い易い形状にできるなど、泥よけ17Bの形状の自由度を高めることができる。
図8および図9は本発明の第3実施例を示すものであり、図8は第1実施例の図2に対応した図、図9は図8の9−9線断面図である。
後部車体カバー13Aの後部には、ストップランプ14およびウインカ15,15を備えるリヤコンビネーションランプ16が、該リヤコンビネーションランプ16の後側下部を後部車体カバー13Aから後方に突出させるようにして取付けられ、このリヤコンビネーションランプ16の下方で前記後部車体カバー13Aの後部には、前記後輪WRの後部を上方から覆う泥よけ17Cが連設され、該泥よけ17Cにライセンスプレート18が取付けられる。
前記後部車体カバー13Aには、前記ライセンスプレート18の側方を通って下方に延びる左右一対の延出部19,19が、少なくとも前記泥よけ17Cの上部との間、この実施例では泥よけ17Cの全体との間に走行風を通過せしめる隙間20,20を形成するようにして一体に設けられており、前記両延出部19…の下端部は前記泥よけ17Cの左右両側下端部に接続される。
前記泥よけ17Cは、この実施例では前記後部車体カバー13Aとは別体に形成されており、下端部を前記延出部19…の下端に接続せしめて前上がりに傾斜しつつ前方に向かうにつれて相互に近接するように傾斜する左右一対の傾斜板部21C,21Cと、それらの傾斜板部21Cの前端を相互に連結する連設部34と、前記両傾斜板部21C…の前端寄りの部分から上方に立ち上がる左右一対の立ち上がり板部22,22と、両立ち上がり板部22…の上端間を結ぶ連結板部23とを一体に備え、両立ち上がり板部22,22と、両傾斜板部21C,21Cにおいて前記立ち上がり板部22,22の連設部よりも前方の部分と、前記連結部23とで泥よけ17Cの軽量化を図るための開口部43Cが形成される。
前記両立ち上がり板部22…は、傾斜板部21C…よりも急角度で前上がりに傾斜しており、前記連結板部23の相互に間隔をあけた2個所に一体に突設された取付け板部23a,23aが、ボルト24,24によって後部車体カバー13Aに締結され、前記両傾斜板部21C…の下端は、たとえば凹凸嵌合によって前記両延出部19…の下端部に接続される。
ところで前記泥よけ17Cの下部、すなわち前記両傾斜板部21C…および連設部34は、背面視では下方に開いた逆V字状となるものであり、ライセンスプレート18は、泥よけ17Cの両立ち上がり板部22…および連結板部23を後方から隠すようにして連結板部23に取付けられ、泥よけ17Cに形成された軽量化のための開口部43Cもライセンスプレート18で後方から覆われる。
しかも前記泥よけ17Cは、側面視では前記ライセンスプレート18よりも後方に該泥よけ17Cの下部、この実施例では両傾斜板部21Cの一部を突出させるように形成され、前記ライセンスプレート18よりも後方に突出している部分で前記泥よけ17Cの下部、この実施例では前記連設部34に、前記ライセンスプレート18を照らすライセンスライト35が配設される。
図9に注目して、前記泥よけ17Cの連設部34には、下方に開いた筒状であるハウジング部36が一体に形成されており、該ハウジング部36の上端の閉塞部36aは、連設部34の上面よりも上方に膨らんだ半球状に形成され、その閉塞部36aには前記ライセンスプレート18側に向かって開口した窓37が設けられ、その窓37には透光性を有するカバー38が嵌め込まれる。
ライセンスライト35は、たとえばレンズ、発光ダイオードおよび配線等をボディ39に一体化してモジュール化されて成るものであり、前記ハウジング部36に下方から嵌合される。しかもボディ39の下部外周には環状の係止凹部40が形成されており、前記ハウジング部36の下端に一体に設けられて内方に突出する複数の係合爪41…が前記係止凹部40に弾発的に係合することで、ライセンスライト35がハウジング部36に収納されるようにして該ハウジング部36に取付けられる。
この第3実施例によれば、後部車体カバー13Aに、ライセンスプレート18の側方を通って下方に延びる左右一対の延出部19,19が、少なくとも泥よけ17Cの上部との間に走行風を通過せしめる隙間20,20を形成するようにして一体に設けられており、両延出部19…の下端部が泥よけ17Cの左右両側下端部部に接続されているので、泥よけ17Cを大きくすることなく前記延出部19…でライセンスプレート18を保護するとともに泥よけ17Cに車体後部と同調するようなデザインを施すことができ、しかも少なくとも泥よけ17Cの上部および両延出部19…間に、走行風を通過せしめる隙間20…が形成されるので、走行風の流れを抑制することがなく、空力特性に影響を与えることもない。
また泥よけ17Cの下部が、背面視では下方に開いた逆V字状となるように形成されるので、泥よけ17Cの下部を後輪WRにできるだけ近接させることができ、前記隙間20…を通過する走行風によって後輪WRが巻き上げた埃が飛散するのを極力抑制することが可能であり、後輪WRの走行面の確認を行い易い形状にできるなど、泥よけ17Cの形状の自由度を高めることができる。
また泥よけ17Cが、側面視ではライセンスプレート18よりも後方に該泥よけ17Cの下部を突出させるように形成されており、ライセンスプレート18よりも後方に突出している部分で前記泥よけ17Cの下部に、前記ライセンスプレート18を照らすライセンスライト35が配設されるので、ライセンスライト35の照射角度の設計自由度を高めて、均一にライセンスプレート18を照らすことができ、後輪WRがはね上げた泥等がライセンスライト35に付着するのを抑制することができる。
さらにライセンスライト35を収納するハウジング部36が前記泥よけ17Cに一体に形成されるので、部品点数を低減することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
第1実施例のスクータ型自動二輪車の左側面図である。 図1の2矢視拡大図である。 図2の3矢視図である。 図3の4−4線断面図である。 図4の5−5線拡大断面図である。 第2実施例の図2に対応した図である。 図6の7矢視図である。 第3実施例の図2に対応した図である。 図8の9−9線断面図である。
符号の説明
13A,13B・・・後部車体カバー
17A,17B,17C・・・泥よけ
18・・・ライセンスプレート
19・・・延出部
20・・・隙間
25,35・・・ライセンスライト
26,36・・・ハウジング部
WR・・・後輪

Claims (5)

  1. 後輪(WR)の上方で車体後部を覆う後部車体カバー(13A,13B)の後部に、前記後輪(WR)の後部を上方から覆う泥よけ(17A,17B,17C)が連設され、該泥よけ(17A〜17C)にライセンスプレート(18)が取付けられる自動二輪車の後部構造において、前記後部車体カバー(13A,13B)に、前記ライセンスプレート(18)の側方を通って下方に延びる左右一対の延出部(19)が、少なくとも前記泥よけ(17A〜17C)の上部との間に走行風を通過せしめる隙間(20)を形成するようにして一体に設けられ、前記両延出部(19)の下端部が前記泥よけ(17A〜17C)の左右両側下端部に接続されることを特徴とする自動二輪車の後部構造。
  2. 前記泥よけ(17A〜17C)の下部が、背面視では下方に開いた逆V字状となるように形成されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の後部構造。
  3. 前記泥よけ(17A,17C)が、側面視では前記ライセンスプレート(18)よりも後方に該泥よけ(17A,17C)の下部を突出させるように形成され、前記ライセンスプレート(18)よりも後方に突出している部分で前記泥よけ(17A,17C)の下部に、前記ライセンスプレート(18)を照らすライセンスライト(25,35)が配設されることを特徴とする請求項1または2記載の自動二輪車の後部構造。
  4. 前記泥よけ(17A)の下部が、側面視では前記ライセンスプレート(18)よりも後方に突出され、前記ライセンスプレート(18)よりも後方に位置する部分で前記泥よけ(17A)の下部の左右両側に、前記ライセンスプレート(18)を照らすライセンスライト(25)がそれぞれ配設されることを特徴とする請求項2記載の自動二輪車の後部構造。
  5. 前記ライセンスライト(25,35)を収納するハウジング部(26,36)が前記泥よけ(17A,17C)に一体に形成されることを特徴とする請求項3または4記載の自動二輪車の後部構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013075586A (ja) * 2011-09-29 2013-04-25 Honda Motor Co Ltd 自動2輪車の後部灯体構造
EP4717523A1 (en) * 2024-09-26 2026-04-01 Kawasaki Motors, Ltd. Lamp unit for straddle-type vehicle

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