JP2009064531A - 記録方法、追記型多層光記録媒体、プログラム、記録媒体、情報記録装置及び情報記録システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】青色レーザに対応した追記型の2層光記録媒体である光ディスク15に対してユーザデータを記録をする際に、ユーザデータが最初に記録される第1情報層L0での最適な記録パワーが決定されていなければ、第1情報層L0でのOPCによって決定される(ステップS403〜S413)。そして、記録対象の情報層が第2情報層L1の場合には、第1情報層L0での最適な記録パワーから、第2情報層L1での最適な記録パワーが算出され、該第2情報層L1での最適な記録パワーを用いて、第2情報層L1に対する記録が行われる。従って、第2情報層L1でのテスト記録が不要となり、結果として、第2情報層L1に対する情報記録を迅速に行うことが可能となる。
【選択図】図22(A)
Description
この光ディスク装置20は、一例として図1に示されるように、光ディスク15を回転駆動するためのスピンドルモータ22、光ピックアップ装置23、該光ピックアップ装置23を光ディスク15の半径方向に駆動するためのシークモータ21、レーザ制御回路24、エンコーダ25、駆動制御回路26、再生信号処理回路28、バッファRAM34、バッファマネージャ37、インターフェース38、フラッシュメモリ39、CPU40及びRAM41などを備えている。なお、図1における矢印は、代表的な信号や情報の流れを示すものであり、各ブロックの接続関係の全てを表すものではない。また、本実施形態では、光ディスク装置20は追記型多層ディスクに対応しているものとする。
上位装置90は、一例として図2に示されるように、主制御装置92、ハードディスク装置(HDD)94、入力装置95、表示装置96、及びドライブインターフェース97などを備えている。
前記光ディスク15は、一例として図3に示されるように、レーザ光の入射側から順に、第1基板M0、第1情報層L0、中間層ML、第2情報層L1、第2基板M1を有している。すなわち、光ディスク15は2層ディスクである。また、ここでは、一例として、光ディスク15は、いわゆる青色レーザに対応した追記型の光記録媒体であるものとする。そして、第1情報層L0に、ユーザデータが最初に記録されるものとする。さらに、光ディスク15にユーザデータを記録する際の適切な線速度は、4m/S〜14m/Sの範囲内である。
第1基板M0は、記録及び再生のために照射されるレーザ光を十分透過する必要があり、当該技術分野において従来から知られているものが適用される。材料としては、通常、ガラス、セラミックス又は樹脂が用いられるが、特に成形性、コストの点で樹脂が好適である。
第1情報層L0は、レーザ光の入射側から順に、下引層L01、記録層L02、第1上引層L03、第2上引層L04を有している。
中間層MLは、記録及び再生を行なうために照射するレーザ光の波長における光吸収が小さいことが好ましく、材料としては成形性やコストの点で樹脂が好適であり、紫外線(UV)硬化性樹脂、遅効性樹脂、熱可塑性樹脂などを用いることができる。
第2情報層L1は、レーザ光の入射側から順に、下引層L11、記録層L12、上引層L13、反射層L14を有している。
第2基板M1の材料としては、第1基板M0と同様の材料を用いても良いが、光に対して不透明な材料を用いてもよく、第1基板M0とは材質や溝形状が異なってもよい。第2基板M1の厚さは特に限定されないが、第1基板M0の厚さとの合計が1.2mmになるように厚さを選択することが好ましい。
第1情報層L0の記録層L02では、内周側に各種記録条件が予め記録(プリフォーマット)されている。
P21=α2×P20 ……(2)
P31=α3×P30 ……(3)
次に、実施例及び比較例により具体的に説明する。
次に、上位装置90から記録要求があったときの、光ディスク装置20における処理について図22(A)及び図22(B)を用いて説明する。図22(A)及び図22(B)のフローチャートは、CPU40によって実行される一連の処理アルゴリズムに対応している。
Claims (29)
- 複数の記録層を有する追記型多層光記録媒体にレーザ光を用いて情報を記録する記録方法であって、
前記複数の記録層のうちユーザデータが最初に記録される記録層である特定記録層以外の記録層に対して記録が行われる際に、前記特定記録層での最適な記録パワーと記録が行われる記録層である対象記録層での最適な記録パワーとの関係を示す既知の係数情報を用いて、既知の前記特定記録層での最適な記録パワーから前記対象記録層での最適な記録パワーを算出する工程と;
前記対象記録層での最適な記録パワーを用いて、前記対象記録層に対する記録を行う工程と;を含む記録方法。 - 前記最適な記録パワーを算出する工程に先立って、
前記特定記録層での最適な記録パワーが決定されていないときに、前記特定記録層にテスト記録を行って、前記特定記録層での最適な記録パワーを決定する工程を、更に含むことを特徴とする請求項1に記載の記録方法 - 前記最適な記録パワーを算出する工程は、
前記対象記録層に対応した係数を取得する工程と;
前記特定記録層での最適な記録パワーに前記係数を乗算する工程と;を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の記録方法。 - 前記係数は、前記特定記録層に予め記録されており、
前記係数を取得する工程では、前記特定記録層から前記係数を読み出すことを特徴とする請求項3に記載の記録方法。 - 前記レーザ光のパワーは、所定のタイミングで、第1のパワー、前記第1のパワーよりも小さい第2のパワー、及び前記第2のパワーよりも小さい第3のパワーを含む複数のパワーに制御され、
前記最適な記録パワーは、前記第1〜第3のパワーの各最適値を含むことを特徴とする請求項1に記載の記録方法。 - 前記特定記録層での、前記第1のパワーを前記第2のパワーで除算した値は、1.03以上、1.29以下であり、
前記対象記録層での、前記第1のパワーを前記第2のパワーで除算した値は、0.98以上、1.26以下であることを特徴とする請求項5に記載の記録方法。 - 前記特定記録層での、前記第1のパワーを前記第2のパワーで除算した値は、前記対象記録層での、前記第1のパワーを前記第2のパワーで除算した値以上であることを特徴とする請求項6に記載の記録方法。
- 前記複数の記録層における、前記第1のパワーを前記第2のパワーで除算したそれぞれの値は、前記特定記録層に予め記録されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の記録方法。
- 前記記録を行う工程では、マークを形成する際に、前記レーザ光は、先ず、前記第1のパワーとされ、時間Ttop経過後に前記第2のパワーとされ、それから時間Tm経過後に再度前記第1のパワーとされ、それから時間Tlp経過後に前記第3のパワーより小さい第4のパワーとされ、それから時間Tlc経過後に前記第3のパワーとされ、
前記時間Ttopは、チャネルクロックの周期Twを用いて、1.0Tw以上、1.7Tw以下であることを特徴とする請求項5〜8のいずれか一項に記載の記録方法。 - 前記マークの長さは、3以上の整数nを用いて、n×Twに対応する長さであり、
前記時間Ttopと前記時間Tmと前記時間Tlpとを加算した値は、(n−0.25)×Tw以上、n×Tw以下であることを特徴とする請求項9に記載の記録方法。 - 前記時間Ttop、前記時間Tm、及び前記時間Tlpの値は、いずれも前記特定記録層に予め記録されていることを特徴とする請求項9又は10に記載の記録方法。
- 前記最適な記録パワーを算出する工程は、
前記対象記録層に対応した既知の第1の係数、第2の係数、及び第3の係数を取得する工程と;
前記特定記録層での、前記第1のパワーの最適値に前記第1の係数を乗算し、前記第2のパワーの最適値に前記第2の係数を乗算し、前記第3のパワーの最適値に前記第3の係数を乗算する工程と;を含むことを特徴とする請求項5〜11のいずれか一項に記載の記録方法。 - 前記第1〜第3の係数は、いずれも前記特定記録層に予め記録されていることを特徴とする請求項12に記載の記録方法。
- 前記適な記録パワーを算出する工程に先立って、
前記特定記録層での前記第1〜第3のパワーの最適値が決定されていないときに、前記特定記録層にテスト記録を行って、前記特定記録層での前記第1〜第3のパワーの最適値をそれぞれ決定する工程を、更に含むことを特徴とする請求項5〜13のいずれか一項に記載の記録方法 - 前記最適値をそれぞれ決定する工程は、
前記第1のパワーと前記第2のパワーの比率を固定して、前記第1のパワーの最適値及び前記第2のパワーの最適値を決定する工程と;
前記第1及び第2のパワーをそれぞれの最適値に固定して、前記第3のパワーの最適値を決定する工程と;を含むことを特徴とする請求項14に記載の記録方法。 - 前記第1のパワーの最適値及び前記第2のパワーの最適値を決定する工程では、
前記特定記録層での再生信号から得られる変調度及びアシンメトリの一方を用いて、前記第1のパワーの最適値及び前記第2のパワーの最適値をそれぞれ決定することを特徴とする請求項15に記載の記録方法。 - 前記第3のパワーの最適値を決定する工程では、
前記特定記録層での再生信号から得られるPRSNR及びSbERの一方を用いて、前記第3のパワーの最適値を決定することを特徴とする請求項15又は16に記載の記録方法。 - 前記特定記録層は、前記複数の記録層のうちで前記レーザ光の入射面に最も近い位置に配置された記録層、及び前記複数の記録層のうちで前記レーザ光の入射面から最も遠い位置に配置された記録層のいずれかであることを特徴とする請求項1〜17のいずれか一項に記載の記録方法。
- 前記レーザ光は、波長が400nm帯のレーザ光であることを特徴とする請求項1〜18のいずれか一項に記載の記録方法。
- 前記記録を行う工程では、線速度4m/S〜14m/Sの範囲内の線速度で記録が行われることを特徴とする請求項19に記載の記録方法。
- 複数の記録層を有する追記型多層光記録媒体であって、
前記複数の記録層のうちユーザデータが最初に記録される記録層である特定記録層での最適な記録パワーと、前記複数の記録層のうち前記特定記録層を除く記録層での最適な記録パワーとの関係を示す係数情報が、前記特定記録層に予め記録されている追記型多層光記録媒体。 - 前記複数の記録層への情報の記録は、レーザ光を用いて行われ、
前記レーザ光のパワーは、所定のタイミングで、第1のパワー、前記第1のパワーよりも小さい第2のパワー、及び前記第2のパワーよりも小さい第3のパワーを含む複数のパワーに制御され、
前記複数の記録層のそれぞれにおける前記第1のパワーを前記第2のパワーで除算した値が、前記特定記録層に予め記録されていることを特徴とする請求項21に記載の追記型多層光記録媒体。 - 前記レーザ光は、マークを形成する際に、先ず、前記第1のパワーとされ、時間Ttop経過後に前記第2のパワーとされ、それから時間Tm経過後に再度前記第1のパワーとされ、それから時間Tlp経過後に前記第3のパワーより小さい第4のパワーとされ、それから時間Tlc経過後に前記第3のパワーとされ、
前記複数の記録層のそれぞれにおける前記時間Ttop、前記時間Tm、前記時間Tlpが、前記特定記録層に予め記録されていることを特徴とする請求項21又は22に記載の追記型多層光記録媒体。 - 前記特定記録層は、前記複数の記録層のうちで前記レーザ光の入射面に最も近い位置に配置された記録層、及び前記複数の記録層のうちで前記レーザ光の入射面から最も遠い位置に配置された記録層のいずれかであることを特徴とする請求項21〜23のいずれか一項に記載の追記型多層光記録媒体。
- 前記複数の記録層はいずれも、無機材料からなる記録層であることを特徴とする請求項21〜24のいずれか一項に記載の追記型多層光記録媒体。
- 複数の記録層を有する追記型多層光記録媒体に情報記録が可能な情報記録装置で用いられるプログラムあって、
前記複数の記録層のうちユーザデータが最初に記録される記録層である特定記録層以外の記録層に対して記録が行われる際に、前記特定記録層での最適な記録パワーと記録が行われる記録層である対象記録層での最適な記録パワーとの関係を示す既知の係数情報を用いて、既知の前記特定記録層での最適な記録パワーから前記対象記録層での最適な記録パワーを算出する手順と;
前記対象記録層での最適な記録パワーを用いて、前記対象記録層に対する記録を行う手順と;を前記情報記録装置の制御用コンピュータに実行させるプログラム。 - 請求項26のプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 複数の記録層を有する追記型多層光記録媒体に情報記録が可能な情報記録装置であって、
光ピックアップ装置と;
前記複数の記録層のうちユーザデータが最初に記録される記録層である特定記録層以外の記録層に対して記録が行われる際に、前記特定記録層での最適な記録パワーと記録が行われる記録層である対象記録層での最適な記録パワーとの関係を示す既知の係数情報を用いて、既知の前記特定記録層での最適な記録パワーから前記対象記録層での最適な記録パワーを算出する処理装置と;を備える情報記録装置。 - 複数の記録層を有する追記型多層光記録媒体に情報記録が可能な情報記録システムであって、
請求項28に記載の情報記録装置と;
前記情報記録装置を制御する制御装置と;を備える情報記録システム。
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