JP2009077065A - 撮像装置及び画素デ−タ取り込み方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】高画素数の撮像素子を用いた場合においても、適宜取り扱う画素デ−タ量を調整して低減し、消費電力を低減することができる撮像装置とその画素デ−タ取り込み方法を提供することを目的とする。
【解決手段】被写体からの入力光を光電変換して、第一の所定のクロックで順次画素デ−タを出力する撮像素子と、撮像素子が出力する画素デ−タを、第二の所定のクロックにより間引いて取り込むAD変換部と、撮像素子に第一の所定のクロックを与え、AD変換部に第一の所定のクロックよりも大きな周期の第二の所定のクロックを与えるクロック生成部とを備える撮像装置とする。
【選択図】 図1
【解決手段】被写体からの入力光を光電変換して、第一の所定のクロックで順次画素デ−タを出力する撮像素子と、撮像素子が出力する画素デ−タを、第二の所定のクロックにより間引いて取り込むAD変換部と、撮像素子に第一の所定のクロックを与え、AD変換部に第一の所定のクロックよりも大きな周期の第二の所定のクロックを与えるクロック生成部とを備える撮像装置とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、画素デ−タを適宜低減して取り込み、処理負荷を減らした撮像装置及びその撮像装置の画素デ−タ取り込み方法に関する。
CCD等で構成される固体撮像素子から被写体像を取り込む撮像装置において、消費電力を低減させるため、撮像装置内で取り扱い処理する画像デ−タの容量を低減する種種の方法が提案されている。
例えば、高画素数のCCDを用いた撮像素子の各画素から、全信号を読み出すと一画面相当分のデ−タ量も多くなる。そこで、マトリクス状に画素が配列されたCCDからの信号読み出しに際し、複数の水平ライン毎に信号を間引きながら水平ラインを飛ばして読み出す、いわゆる間引き読み出しが行われる。これにより、間引いた水平ライン分に相当する垂直方向での画素デ−タが低減される。
また、CCDからの一画面相当分の画像デ−タの読み出し速度を向上させフレ−ムレ−トを向上させるために、CCDの読み出しモ−ドを複数設け、読み出す駆動周波数を高くする場合と低くする場合とで切り替える構成が、例えば特開2003−60994号公報に開示されている。また、これによりいわゆるレリ−ズタイムラグが短くできることが記載されている。
特開2003−60994号公報
しかし、撮像素子の画素デ−タ読み出しにかかる駆動周波数を変更するだけでは、読み出し速度は変わるものの、一画像分に相当する画像デ−タの低減にはつながらない。また、垂直方向での所謂間引き読み出しによる画像デ−タ低減のみにおいては、被写体像を再現する画像解像度等への影響から制限が大きく限界があった。また、撮像装置での画素デ−タの低減は、撮像装置の画像処理等後工程での消費電力やCPU等への負荷低減を考慮すると、できるだけ撮像素子に近い位置で行う必要があった。
本発明は上述の問題点に鑑み、高画素数の撮像素子を用いた場合においても、適宜取り扱う画素デ−タ量を調整して低減し、消費電力を低減することができる撮像装置とその画素デ−タ取り込み方法を提供することを目的とする。
この発明にかかる撮像装置は、被写体からの入力光を光電変換して、第一の所定のクロックで順次画素デ−タを出力する撮像素子と、撮像素子が出力する画素デ−タを、第二の所定のクロックにより間引いて取り込むAD変換部と、撮像素子に第一の所定のクロックを与え、AD変換部に第一の所定のクロックよりも大きな周期の第二の所定のクロックを与えるクロック生成部とを備えることを特徴とする。
また、この発明にかかる撮像装置は、好ましくは撮像素子がマトリクス配列された複数の画素で構成され、画素デ−タを順次出力する複数の出力チャンネルを備え、AD変換部は、複数の出力チャンネルごとに個別に対応して複数備えられ、AD変換部が取り込む画素デ−タは、マトリクス配列の所定の列の画素に対応する画素デ−タであることを特徴とする。
また、好ましくはこの発明にかかる撮像装置が、少なくとも第一AD変換モ−ドと第二AD変換モ−ドとのうちから一つのAD変換モ−ドを選択することが可能であり、クロック生成部は、選択されたAD変換モ−ドに応じて、第一の所定のクロックと第二の所定のクロックとを切り替えてAD変換部に与えることを特徴とする。
また、この発明にかかる撮像装置は、さらに好ましくは動画と静止画とを選択的に撮像することが可能であり、クロック生成部は、第一の所定のクロックと第二の所定のクロックとのいずれか一方をAD変換部に与え、動画の撮像時に、AD変換部は、撮像素子が出力する画素デ−タを第二の所定のクロックにより間引いて取り込み、静止画の撮像時に、AD変換部は、撮像素子が出力する画素デ−タを第一の所定のクロックにより取り込むことを特徴とする。
また、この発明にかかる撮像装置は、さらに好ましくは撮像素子が、CCDであることを特徴とする。
また、この発明にかかる撮像装置は、さらに好ましくは撮像素子が、ベイヤ−配列の画素からなり、画素デ−タを順次出力する四つの出力チャンネルを備え、AD変換部は、出力チャンネルごとに対応して四つ備えられ、Rに対応する画素デ−タを取り込むAD変換器と、Gbに対応する画素デ−タを取り込むAD変換器とが同一タイミングで画素デ−タを取り込み、Grに対応する画素デ−タを取り込むAD変換器と、Bに対応する画素デ−タを取り込むAD変換器とが同一タイミングで画素デ−タを取り込むことを特徴とする。
また、この発明にかかる撮像装置は、被写体からの入射光を光電変換して、出力クロックをトリガ−として順次画素デ−タを出力する撮像素子と、撮像素子に出力クロックを与える出力用タイミングジェネレ−タと、撮像素子が出力する画素デ−タを、入力クロックをトリガ−として間引いて取り込みアナログ信号をディジタル信号に変換するAD変換部と、AD変換部に出力クロックよりも大きな周期の入力クロックを与える入力用タイミングジェネレ−タとを備えることを特徴とする。
また、この発明にかかる撮像装置のAD変換部の画素デ−タ取り込み方法は、被写体からの入射光を光電変換する撮像素子と、撮像素子から入力される画素デ−タをディジタル変換するAD変換部と、撮像素子の画素デ−タを出力するトリガ−となる第一のクロックと、AD変換部が画素デ−タを取り込むトリガ−となり第一のクロックより大きな周期の第二のクロックとを生成するクロック生成部と、を備える撮像装置において、撮像素子が、クロック生成部から入力される第一のクロックにより、AD変換部へ順次画素デ−タを出力する工程と、AD変換部が、出力された画素デ−タを、クロック生成部から入力される第二のクロックにより、撮像素子から間引いて取り込む工程とを有することを特徴とする。
また、この発明にかかる撮像装置のAD変換部の画素デ−タ取り込み方法は、好ましくは撮像素子が、マトリクス状に配列された複数の画素から構成され、AD変換部が取り込む画素デ−タは、撮像素子の所定の列に対応する画素デ−タであることを特徴とする。
また、この発明にかかる撮像装置のAD変換部の画素デ−タ取り込み方法は、撮像素子は、CCDであることを特徴とする。
また、この発明にかかる撮像装置のAD変換部の画素デ−タ取り込み方法は、好ましくは撮像素子が、ベイヤ−配列であり、Rに対応する画素デ−タを出力するチャンネルと、Grに対応する画素デ−タを出力するチャンネルと、Gbに対応する画素デ−タを出力するチャンネルと、Bに対応する画素デ−タを出力するチャンネルと、の四つの出力チャンネルを備え、クロック生成部が、第二のクロックを第一のタイミングと第一のタイミングとは異なる第二のタイミングでAD変換部に出力する工程を有し、AD変換部は、Rに対応する画素デ−タを入力するチャンネルと、Grに対応する画素デ−タを入力するチャンネルと、Gbに対応する画素デ−タを入力するチャンネルと、Bに対応する画素デ−タを入力するチャンネルと、の四つの入力チャンネルを備え、Rに対応する画素デ−タを入力するチャンネルと、Gbに対応する画素デ−タを入力するチャンネルとが第一のタイミングで画素デ−タを各々取り込む工程と、Grに対応する画素デ−タを入力するチャンネルと、Bに対応する画素デ−タを入力するチャンネルとが第二のタイミングで画素デ−タを各々取り込む工程とを有することを特徴とする。
この発明により、高画素数の撮像素子を用いた場合でも、適宜処理デ−タ量を低減してフレ−ム処理速度を低下させることなく、低消費電力な撮像装置とすることができる。
図1は、本発明の実施形態にかかる撮像装置1について、その構成概念を模式的に示す図である。撮像対象となる被写体からの入射光は、レンズ10にて集光されて撮像素子11で光電変換される。撮像素子11で得られた画素デ−タは、画素(pixel)ごとに所定の順序で順次出力され、アナログフロントエンド(AFE:図示せず)を経由し、AD変換部12にてアナログデ−タからディジタルデ−タへと変換される。ディジタルデ−タへと変換された画素デ−タは、ASIC等から構成される画像処理部13に入力され、フレ−ム処理等により一画像分の画像デ−タへと加工処理される。
画像処理部13では、中央演算装置であるCPU15からの指示に従い、AD変換部12から得られたディジタル画像デ−タに、ホワイトバランス、ハイパスフィルタ処理やノイズ低減処理等の様々な画像処理演算を行う。画像処理部13で演算処理された画像デ−タは、RAM14等に記録することができる。RAM14は外付けのメモリとして構成してもよい。RAM14に記録しておくことで、画像デ−タを後日読み出して別途加工することも可能となる。
また、すべての処理はCPU15からの指示にかかり、図示しないレリ−ズスイッチや各種設定処理等の操作を行う操作部16からの操作信号もCPU15に入力され、処理される。また、画像処理部13での演算処理のための画像処理プログラム等は、フラッシュメモリ17に予め記憶されており、処理に際して適宜読み出すことが可能となっている。
さらに、カ−ドインタ−フェ−ス18を介してメモリカ−ド19等に画像デ−タや画像処理にかかる様々な電子情報等を保存することも可能である。また、外部インタ−フェ−ス1aを介して、撮像装置1内の画像デ−タやプログラム等を外部媒体へ読み出し、又は書き込み、又は演算処理等を行うことができる。また、表示部1bでは、画像を画面に表示して撮影者が画像の確認を行い、また必要な処理情報やメニュ−等の各種案内を表示できるように構成されている。
CPU15は、不図示のクロックジェネレ−タを備える。クロックジェネレ−タは、撮像装置1の様様なデバイスの駆動タイミングを制御するトリガとなるタイミングクロックを生成する。このクロックは、撮像素子11にも入力され、撮像素子11の各画素デ−タを撮像素子11から所定のタイミングで読み出し出力するときのトリガとなり、そのタイミングを付与する。また、このクロックは、AD変換部12にも入力され、AD変換部12が画素デ−タを撮像素子11から順次取り込むトリガとなり、そのタイミングを付与する。
この実施形態では、CPU15は、クロックジェネレ−タとして、第一のクロック生成部15aと第二のクロック生成部15bとを備える。第一のクロック生成部15aで生成されるタイミングクロックは、撮像素子11へと入力される。第二のクロック生成部15bで生成されるタイミングクロックは、AD変換部12へと入力される。
したがって、撮像素子11とAD変換部12とは、それぞれ異なるタイミングクロックでトリガを付与され、動作することも可能となる。これにより、撮像素子11は、AD変換部12の動作タイミングとは別個独立に、第一のクロック生成部15aから与えられるトリガに従い、画素デ−タを順次出力することができる。また、AD変換部12は、撮像素子11の動作タイミングとは別個独立に、第二のクロック生成部15bから与えられるトリガに従い、画素デ−タを順次取り込むことができる。
撮像素子11とAD変換部12とクロックジェネレ−タとの関係について、図2に示す構成概念図を用いてさらに詳細に説明する。この図において、クロックジェネレ−タ15cが備える第一のクロック生成部15bは、第一のクロック25を生成し撮像素子11へ出力する。
撮像素子11は、入力された第一のクロック25に従い、順次画素デ−タをその出力チャンネルから出力する。この撮像装置1は、図3に示すようにn行m列のベイヤ−配列の画素ユニット300等から構成される。被写体からの入射光は、撮像素子11上で結像し、被写体像の微小部分に対応する画素が、その光信号を電気信号へと光電変換する。
図3は、撮像素子11の画素がベイヤ−(Bayer)配列されたR、Gr、Gb、Bからなる画素郡を基本ユニット300等として、これをn行m列に配列した構成を説明する図である。撮像素子11は、基本ユニット300等を構成するR、Gr、Gb、Bに対応して4つの出力チャンネルを備える。
撮像素子11は、第一のクロック生成部15bから第一のクロック25が入力されると、基本ユニット300の四つの画素R、Gr、Gb、Bの各画素デ−タを、各々Rチャンネル21、Grチャンネル22、Gbチャンネル23、Bチャンネル24から同時に出力する。
各チャンネルから出力された画素デ−タは、各々AD変換部12へと入力される。AD変換部12は、Rチャンネル21、Grチャンネル22、Gbチャンネル23、Bチャンネル24に対応して、各々AD変換機器12a、AD変換器12b、AD変換器12c、AD変換器12dを備える。そして、AD変換部12は、第二のクロック生成部15aから第二のクロック26,27の入力があると、タイミングクロックにて各チャンネルから画素デ−タを取り込む。
第二のクロック27は、AD変換器12aとAD変換器12cへと入力される。第二のクロック26は、AD変換器12bとAD変換器12dへと入力される。ここでは、第二のクロック26は、第二のクロック27よりも一パルス分遅延したタイミングクロックとする。
したがって、Rチャンネル21からの基本ユニット300のR画素デ−タは、第二のクロック生成部15aの第二のクロック27のパルスタイミングにより、AD変換器12aへと取り込まれる。AD変換器12aでディジタル信号に変換されたR画素デ−タは、画像処理部13へ出力され、所定の画像処理がされる。
また、Gbチャンネル23からの基本ユニット300のGb画素デ−タは、第二のクロック生成部15aの第二のクロック27のパルスタイミングにより、AD変換器12cへと取り込まれる。AD変換器12cでディジタル信号に変換されたGb画素デ−タは、画像処理部13へ出力され、所定の画像処理がされる。
また、Grチャンネル22からの基本ユニット300のGr画素デ−タは、第二のクロック生成部15aの第二のクロック26のパルスタイミングにより、AD変換器12bへと取り込まれる。AD変換器12bでディジタル信号に変換されたGr画素デ−タは、画像処理部13へ出力され、所定の画像処理がされる。
また、Bチャンネル24からの基本ユニット300のB画素デ−タは、第二のクロック生成部15aの第二のクロック26のパルスタイミングにより、AD変換器12dへと取り込まれる。AD変換器12dでディジタル信号に変換されたB画素デ−タは、画像処理部13へ出力され、所定の画像処理がされる。
撮像素子11は、基本ユニット300の画素デ−タの出力が終われば、基本ユニット310の画素デ−タの出力をする。その後、同様に基本ユニット320の画素デ−タを出力し、基本ユニット3m0の出力まで終われば、改行して基本ユニット301の画素デ−タの出力、基本ユニット311の画素デ−タの出力と続き、基本ユニット3mnの出力まで終われば一画像分の画素デ−タがすべて出力されることとなる。
次に、クロックジェネレ−タ15cで生成されるクロックについて、図4を用いて説明する。この図に示すのは、クロックジェネレ−タ15cの第一のクロック生成部15bで生成される第一のクロック25と、第二のクロック生成部15aで生成される第二のクロック26,27である。図4(b)に示すように、第二のクロック26は、第二のクロック27より一パルス分遅延したタイミングパルスとする。
これにより、第二のクロック26により画素デ−タの取り込み動作をするAD変換器12b、12dと、第二のクロック27により画素デ−タの取り込み動作をするAD変換器12a、12cとで取り込みタイミングが異なることとできる。一方、撮像素子11からは、図4に示す第一のクロック25のタイミングにより、基本ユニット300、310・・と基本ユニットごとに対応する画素デ−タが順次出力される。
この様子を図5を用いてさらに詳細に説明する。図5は、撮像素子11の出力タイミングとAD変換部12の取り込みタイミング等を、横軸を時間軸として模式的に示すものである。
図5(a)(b)に示すように、第一のクロック25の各パルスに対応して、撮像素子11から基本ユニット300、310・・ごとに順次4つの画素デ−タが出力される。図5(c)は、この様子を示すものであり、各パルスごとに基本ユニット300の四つの画素デ−タ、基本ユニット310の四つの画素デ−タと順次、各チャンネルに出力される。各チャンネルに出力された画素デ−タは、次の画素デ−タが出力されるまでの間、そのチャンネルに保持される。
図5(d)は、AD変換部12が、上述のように出力された画素デ−タを、第二のクロックタイミングで取り込む状況を示すものである。AD変換器12aとAD変換器12cは、それぞれRチャンネル21とGbチャンネル23の画素デ−タを、第二のクロック27のタイミングにて取り込む。AD変換器12bとAD変換器12dは、それぞれGrチャンネル22とBチャンネル24の画素デ−タを、第二のクロック26のタイミングにて取り込む。
第二のクロック26と第二のクロック27とでは、上述のように一パルス分のタイミングのずれがある。したがって、AD変換器12aとAD変換器12cは、基本ユニット300に対応する画素デ−タをそれぞれ図5(e)に示すR(0,0)、Gb(0,0)として取り込む。また、AD変換器12bとAD変換器12dは、基本ユニット310に対応する画素デ−タをそれぞれ図5(e)に示すGr(1,0)、B(1,0)として取り込むこととなる。
以下、この動作を継続することにより、AD変換部12では、実質的にいわゆる2画素間引きに相当する画素デ−タの取り込みが行える。また、画像処理部13は、図5(f)に示すクロックタイミングでAD変換部12から画素デ−タを取り込むので、図5(g)に示すように水平方向に間引かれた画素デ−タとして、少ないデ−タ量を処理できることとなる。これにより、高画素数の撮像素子を用いた場合でも、適宜水平方向の画素間引きをした画像デ−タの処理とすることとできるので、CPUやASIC等における処理負荷を低減し、低消費電力とできる。また、撮像素子11の出力トリガとなるクロックを変えなければ、フレ−ムレ−トの低下を招くこともない。また、画素デ−タの処理工程において、上流側、すなわち初期段階において画素間引きができるので、後工程すべてにおけるデ−タ量低減に貢献することとなり、消費電力低減の効果が大きい。
図6は、この撮像装置により、撮像素子11の画素デ−タが水平方向(図6のx方向)に間引かれる様子を模式的に示すものである。AD変換部12での画素デ−タの取り込みは、図5(e)、(g)に示すように、図6の画素郡61に対応する画素デ−タとなる。これにより、撮像素子11の画素郡61に対応する列のみの画素デ−タがAD変換部12に取り込まれるので、それ以外の列に対応する画素デ−タは、撮像素子11から出力はされるものの、AD変換部12に取り込まれることはなく、実質的に間引かれることとなる。
なお、比較のために図7に、撮像素子からの出力とAD変換部の取り込み等が同一クロックで動作する場合について示している。図7(b)に示すクロックで、撮像素子から図7(a)の基本ユニット300、310、320・・に対応する全画素デ−タが図7(c)に示すように出力される。AD変換部12は、図7(d)のようにその全デ−タを取り込み、ディジタル信号に変換して出力する。画像処理部13は、図7(e)に示すように、その全デ−タを取り込むので、多量のデ−タを処理することとなる。
この実施形態の撮像装置では、撮像素子11からの出力タイミングは変更しなくても実現できるが、出力タイミングを変更するものと組み合わせて実施してもよい。また、他の画素間引き技術や低消費電力化技術、低負荷技術と組み合わせて実施してもよい。例えば、CCD等の撮像素子において、実施される垂直間引き等と組み合わせて用いてもよい。
また、第一のクロック25と第二のクロック26、第二のクロック27は、この例に限られず、適宜タイミングを変更して設計することができる。また、いわゆる水平2画素間引きに限られず、4画素間引き、6画素間引き、8画素間引き等、偶数画素間引きとしてもよい。
また、撮像素子からの出力チャンネルは、4チャンネルに限られず1チャンネルでもよく、任意のチャンネル数とできる。例えば、1チャンネルとする場合には、撮像素子11の間引かれる列は、特定の列でなくてもよい。
また、RチャンネルとGbチャンネルを一組とし、GrチャンネルとBチャンネルを一組とし、それぞれの組ごとに同一のパルスタイミングを付与することとしなくてもよい。タイミングクロックは、各チャンネルごとに、適宜設計できる。また、AD変換器は、各チャンネルに個々に対応して、同数備えることが好ましい。
また、図7に示すAD変換部の画素デ−タ取り込みと、本発明の取り込みを組み合わせて用いてもよい。例えば、動画撮像モ−ドでは、フレ−ムレ−トの遅延の発生を低減するため本発明を適用して間引きし、静止画撮像モ−ドでは、個々の画像を高精細とするため図7に示す全画素対応としてもよい。また、動画像撮像モ−ドでは、本発明のいわゆる4画素間引きとし、静止画撮像モ−ドでは、2画素間引きとしてもよい。これにより、撮像モ−ドに応じて、適宜、適切な画素デ−タ取り込みとできるので、消費電力の低減等と要求される撮像スペックとを両立することができる。
なお、クロックジェネレ−タ15cはCPU15内に備えていなくてもよく、撮像装置1内のいずれかの個所に適宜設けることとしてもよい。また、第一のクロック生成部15bと第二のクロック生成部15aとは、機能上、二つのタイミングクロックを生成できればよいのであり、物理的に分離している必要はない。例えば、第一のクロック生成部15bを基本クロックジェネレ−タとして構成し、第二のクロック生成部15aをタイミング調整部として構成し、基本クロックを加工調整するようにしてもよい。また、予め所定のタイミング周期等を複数記憶しておき、オペレ−タが撮影モ−ド等に応じて、任意に設定又は選択できることとしてもよい。
また、オペレ−タが希望する撮像解像度に応じて、対応するクロックタイミングを選択し、又は設定できるように構成してもよい。例えば、動画像撮像モ−ドでは3メガピクセル相当とし、静止画撮像モ−ドでは10メガピクセル相当とし、それぞれ対応するタイミングクロックを設定し、又は選択できることとしてもよい。3メガピクセルとすれば、ASIC処理も早くなり時間遅れが低減でき、またLCD等への表示の遅延も低減でき、リアルタイムでの表示に貢献する。
この発明により、高画素数の撮像素子を用いた撮像装置においても、AD変換部の段階から処理デ−タ量を減らし、その後の後工程も含めて一貫して消費電力を低減できる。また、AD変換部のクロックの周波数を低くできるので、AD変換部での消費電力も少なくできる。また、デ−タ量を減らせるので、CPU等の負荷も減り、処理時間が短く早く処理できる。これにより、レリ−ズタイムラグを低減でき、さらに余裕をもったメモリの使用が可能となる。
コンパクトカメラや一眼レフカメラを典型例として、被写体等からの入射光を撮像素子で光電変換して撮像する撮像装置やカメラシステム、コピ−機、ファクシミリ等のイメ−ジデ−タを取得する機器全般に利用することができる。
1・・撮像装置、10・・レンズ、11・・撮像素子、12・・AD変換部、13・・画像処理部、14・・RAM、15・・CPU、16・・操作部、17・・フラッシュメモリ、18・・カ−ドI/F、19・・メモリ−カ−ド、1a・・外部I/F、1b・・表示部、15a・・第一のクロック生成部、15b・・第二のクロック生成部
Claims (11)
- 被写体からの入力光を光電変換して、第一の所定のクロックで順次画素デ−タを出力する撮像素子と、
該撮像素子が出力する画素デ−タを、第二の所定のクロックにより間引いて取り込むAD変換部と、
該撮像素子に該第一の所定のクロックを与え、該AD変換部に該第一の所定のクロックよりも大きな周期の該第二の所定のクロックを与えるクロック生成部と
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 請求項1に記載の撮像装置において、
前記撮像素子は、
マトリクス配列された複数の画素で構成され、前記画素デ−タを順次出力する複数の出力チャンネルを備え、
前記AD変換部は、該複数の出力チャンネルごとに個別に対応して複数備えられ、
該AD変換部が取り込む画素デ−タは、該マトリクス配列の所定の列の画素に対応する画素デ−タである
ことを特徴とする撮像装置。 - 請求項1に記載の撮像装置において、
前記撮像装置は、少なくとも第一AD変換モ−ドと第二AD変換モ−ドとのうちから一つのAD変換モ−ドを選択することが可能であり、
前記クロック生成部は、前記選択されたAD変換モ−ドに応じて、前記第一の所定のクロックと前記第二の所定のクロックとを切り替えて前記AD変換部に与える
ことを特徴とする撮像装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載する撮像装置において、
前記撮像装置は、動画と静止画とを選択的に撮像することが可能であり、
前記クロック生成部は、前記第一の所定のクロックと前記第二の所定のクロックとのいずれか一方を前記AD変換部に与え、
該動画の撮像時に、該AD変換部は、前記撮像素子が出力する画素デ−タを該第二の所定のクロックにより間引いて取り込み、
該静止画の撮像時に、該AD変換部は、該撮像素子が出力する画素デ−タを該第一の所定のクロックにより取り込む
ことを特徴とする撮像装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載する撮像装置において、
前記撮像素子は、CCDである
ことを特徴とする撮像装置。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載する撮像装置において、
前記撮像素子は、ベイヤ−配列の画素からなり、前記画素デ−タを順次出力する四つの出力チャンネルを備え、
前記AD変換部は、
該出力チャンネルごとに対応して四つ備えられ、
Rに対応する画素デ−タを取り込むAD変換器と、Gbに対応する画素デ−タを取り込むAD変換器とが同一タイミングで該画素デ−タを取り込み、
Grに対応する画素デ−タを取り込むAD変換器と、Bに対応する画素デ−タを取り込むAD変換器とが同一タイミングで該画素デ−タを取り込む
ことを特徴とする撮像装置。 - 被写体からの入射光を光電変換して、出力クロックをトリガ−として順次画素デ−タを出力する撮像素子と、
該撮像素子に該出力クロックを与える出力用タイミングジェネレ−タと、
該撮像素子が出力する画素デ−タを、入力クロックをトリガ−として間引いて取り込みアナログ信号をディジタル信号に変換するAD変換部と、
該AD変換部に該出力クロックよりも大きな周期の該入力クロックを与える入力用タイミングジェネレ−タと、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 被写体からの入射光を光電変換する撮像素子と、
該撮像素子から入力される画素デ−タをディジタル変換するAD変換部と、
該撮像素子の画素デ−タを出力するトリガ−となる第一のクロックと、AD変換部が該画素デ−タを取り込むトリガ−となり、第一のクロックより大きな周期の第二のクロックとを生成するクロック生成部と、
を備える撮像装置において、
該撮像素子が、該クロック生成部から入力される第一のクロックにより、該AD変換部へ順次画素デ−タを出力する工程と、
該AD変換部が、該出力された画素デ−タを、該クロック生成部から入力される第二のクロックにより、該撮像素子から間引いて取り込む工程とを有する
ことを特徴とするAD変換部の画素デ−タ取り込み方法。 - 請求項8に記載するAD変換部の画素デ−タ取り込み方法において、
前記撮像素子は、マトリクス状に配列された複数の画素から構成され、
前記AD変換部が取り込む画素デ−タは、該撮像素子の所定の列に対応する画素デ−タである
ことを特徴とするAD変換部の画素デ−タ取り込み方法。 - 請求項8又は請求項9に記載するAD変換部の画素デ−タ取り込み方法において、
前記撮像素子は、CCDである
ことを特徴とするAD変換部の画素デ−タ取り込み方法。 - 請求項8乃至請求項10のいずれか一項に記載するAD変換部の画素デ−タ取り込み方法において、
前記撮像素子は、ベイヤ−配列であり、Rに対応する画素デ−タを出力するチャンネルと、Grに対応する画素デ−タを出力するチャンネルと、Gbに対応する画素デ−タを出力するチャンネルと、Bに対応する画素デ−タを出力するチャンネルと、の四つの出力チャンネルを備え、
前記クロック生成部が、第二のクロックを第一のタイミングと第一のタイミングとは異なる第二のタイミングで前記AD変換部に出力する工程を有し、
該AD変換部は、該Rに対応する画素デ−タを入力するチャンネルと、該Grに対応する画素デ−タを入力するチャンネルと、該Gbに対応する画素デ−タを入力するチャンネルと、該Bに対応する画素デ−タを入力するチャンネルと、の四つの入力チャンネルを備え、
該Rに対応する画素デ−タを入力するチャンネルと、該Gbに対応する画素デ−タを入力するチャンネルとが第一のタイミングで該画素デ−タを各々取り込む工程と、
該Grに対応する画素デ−タを入力するチャンネルと、該Bに対応する画素デ−タを入力するチャンネルと、が第二のタイミングで該画素デ−タを各々取り込む工程とを有する
ことを特徴とするAD変換部の画素デ−タ取り込み方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007242884A JP2009077065A (ja) | 2007-09-19 | 2007-09-19 | 撮像装置及び画素デ−タ取り込み方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2007242884A JP2009077065A (ja) | 2007-09-19 | 2007-09-19 | 撮像装置及び画素デ−タ取り込み方法 |
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| JP2009077065A true JP2009077065A (ja) | 2009-04-09 |
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ID=40611637
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| JP2007242884A Withdrawn JP2009077065A (ja) | 2007-09-19 | 2007-09-19 | 撮像装置及び画素デ−タ取り込み方法 |
Country Status (1)
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| JP (1) | JP2009077065A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011250121A (ja) * | 2010-05-26 | 2011-12-08 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 画像センサ |
-
2007
- 2007-09-19 JP JP2007242884A patent/JP2009077065A/ja not_active Withdrawn
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