JP2009083123A - キャリッジ高さ調節装置及び記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】キャリッジをガイド軸とガイドレールで下から支える構成を有する記録装置で、キャリッジを昇降動させてペーパーギャップを調節する安価な構成を有するキャリッジ高さ調節装置及び記録装置を提供することにある。
【解決手段】キャリッジ1を支持するガイド軸3と、傾斜部4aを有し、キャリッジ1の下部に設けたキャリッジスライダ8を支持するガイドレール4と、ガイド軸3の両端に、回動可能かつ回動中心と偏心させて嵌着した軸受部材9と、を備え、軸受部材9が回動中心と偏心して回転することによりガイド軸3側のキャリッジ1の高さが変化するのに合わせてキャリッジスライダ8が傾斜部4aに沿って移動することによりガイドレール4側の前記キャリッジ1の高さが変化するようにした。
【選択図】図2
【解決手段】キャリッジ1を支持するガイド軸3と、傾斜部4aを有し、キャリッジ1の下部に設けたキャリッジスライダ8を支持するガイドレール4と、ガイド軸3の両端に、回動可能かつ回動中心と偏心させて嵌着した軸受部材9と、を備え、軸受部材9が回動中心と偏心して回転することによりガイド軸3側のキャリッジ1の高さが変化するのに合わせてキャリッジスライダ8が傾斜部4aに沿って移動することによりガイドレール4側の前記キャリッジ1の高さが変化するようにした。
【選択図】図2
Description
本発明は、キャリッジを前後2ヶ所で支えて往復動作を案内する、ガイド軸とガイドレールで構成された、インクジェットプリンタ、インクジェット記録装置等の記録装置に搭載するキャリッジ高さ調節装置(ペーパーギャップの調整装置)及びこれを搭載するインクジェットプリンタ、インクジェット記録装置等の記録装置に関するものである。
記録装置であるインクジェットプリンタにおいて、キャリッジを支え、このキャリッジの動作を案内する構成は従来から種々知られている(例えば、特許文献1乃至3参照)。
特許文献1には、キャリッジを支える2つの軸体を持ち、軸体の高さにより記録材である用紙とキャリッジに搭載した記録装置との高さを変える機構で、軸体の一端に取り付けられる軸受部材から延びるように設けられた第1のレバーと、第2の軸体の軸受部材に設けられた第2のレバーをリンクで結合し、軸受部材の回動により高さを調節する機能が開示されている。
特許文献2には、キャリッジと用紙のギャップを調節する機構について開示がなされている。特許文献3には、インクジェット記録ヘッドを移動させるキャリッジを保持する軸を偏心軸とし、この偏心軸を回転させることで記録ヘッドと被印刷用紙とのギャップを変化させる構成が開示されている。
インクジェットプリンタのキャリッジを支え、動作を案内する構成として、キャリッジの前後に2本のガイド軸を用いた構成がある。この構成は、キャリッジを前後で支えているために、バランスがよくキャリッジが上下に振動しにくいという特徴がある。しかし、この構成では表面精度が高く高価なガイド軸を2本用いているために材料費が高くなってしまう。
そのため、ガイド軸の代わりにキャリッジの下面にスライダを設け、板金(ガイドレール)で下から支持する構成が提案されている。このタイプの構成はガイドレールを、本体を構成するフレーム(板金)にネジ止めしたり、そのままフレームを構成する板金を利用したりしている。
特許文献1には、キャリッジを支える2つの軸体を持ち、軸体の高さにより記録材である用紙とキャリッジに搭載した記録装置との高さを変える機構で、軸体の一端に取り付けられる軸受部材から延びるように設けられた第1のレバーと、第2の軸体の軸受部材に設けられた第2のレバーをリンクで結合し、軸受部材の回動により高さを調節する機能が開示されている。
特許文献2には、キャリッジと用紙のギャップを調節する機構について開示がなされている。特許文献3には、インクジェット記録ヘッドを移動させるキャリッジを保持する軸を偏心軸とし、この偏心軸を回転させることで記録ヘッドと被印刷用紙とのギャップを変化させる構成が開示されている。
インクジェットプリンタのキャリッジを支え、動作を案内する構成として、キャリッジの前後に2本のガイド軸を用いた構成がある。この構成は、キャリッジを前後で支えているために、バランスがよくキャリッジが上下に振動しにくいという特徴がある。しかし、この構成では表面精度が高く高価なガイド軸を2本用いているために材料費が高くなってしまう。
そのため、ガイド軸の代わりにキャリッジの下面にスライダを設け、板金(ガイドレール)で下から支持する構成が提案されている。このタイプの構成はガイドレールを、本体を構成するフレーム(板金)にネジ止めしたり、そのままフレームを構成する板金を利用したりしている。
一方で、インクジェット式記録装置はキャリッジに搭載されたヘッドからインクを一定距離だけ離れた紙へ吐出して記録を行うため、用紙とヘッドとの距離(ペーパーギャップ)が適切な間隔にされることが正常な印字品質を得る上で必須となる。そこで、封筒やはがきに印刷する場合など、紙の厚みや種類によっては、ヘッドと紙の距離を調整する機構が設けられている。
2本のガイド軸を用いた構成では、ペーパーギャップの調整のために、2本のガイド軸を偏心軸構造とすることで、ガイド軸の回転によって、キャリッジを昇降動させることによって間隔を調整する機構等が用いられている。
特開2002−127542公報
特開2006−315272公報
特開2005−81717公報
2本のガイド軸を用いた構成では、ペーパーギャップの調整のために、2本のガイド軸を偏心軸構造とすることで、ガイド軸の回転によって、キャリッジを昇降動させることによって間隔を調整する機構等が用いられている。
しかしながら、キャリッジをガイド軸とガイドレールで下から支える構成の記録装置は、ガイドレール自体が記録装置のフレームの一部であるために、ガイドレールを稼動させてキャリッジを上昇させることが難しい。そのため、反対に用紙の位置(プラテン)を下げる等の手段が用いられているが、キャリッジ単体を動かす構成よりも、機構が複雑になってしまうという欠点がある。
特許文献1は2本の軸を使用した構成に限定した技術であり、その他のものには使用できない。また、特許文献2はキャリッジではなく、プラテンが移動する機構についての技術のため、機構が複雑であり、また、ベルト搬送のような搬送機構の場合には適用できない。
さらに、特許文献3はキャリッジの前方をガイド板にのせ、後ろ側をガイド軸で支える構成であるが、調整するのはガイド軸側だけであり、ガイド板は固定で、高さを調節することはできない。
そこで、本発明の目的は、上述した実情を考慮して、キャリッジをガイド軸とガイドレールで下から支える構成を有する記録装置で、キャリッジを昇降動させてペーパーギャップを調節する安価な構成を有するキャリッジ高さ調節装置(ペーパーギャップの調整装置)及び記録装置を提供することにある。
特許文献1は2本の軸を使用した構成に限定した技術であり、その他のものには使用できない。また、特許文献2はキャリッジではなく、プラテンが移動する機構についての技術のため、機構が複雑であり、また、ベルト搬送のような搬送機構の場合には適用できない。
さらに、特許文献3はキャリッジの前方をガイド板にのせ、後ろ側をガイド軸で支える構成であるが、調整するのはガイド軸側だけであり、ガイド板は固定で、高さを調節することはできない。
そこで、本発明の目的は、上述した実情を考慮して、キャリッジをガイド軸とガイドレールで下から支える構成を有する記録装置で、キャリッジを昇降動させてペーパーギャップを調節する安価な構成を有するキャリッジ高さ調節装置(ペーパーギャップの調整装置)及び記録装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、記録材に記録を行なう記録部を備えたキャリッジの高さ位置を調節するキャリッジ高さ調節装置において、前記キャリッジを支持するガイド軸と、傾斜部を有し、前記キャリッジの下部に設けたキャリッジスライダを支持するガイドレールと、前記ガイド軸の両端に、回動可能かつ回動中心と偏心させて嵌着した軸受部材と、を備え、前記軸受部材が回動中心と偏心して回転することにより前記ガイド軸側の前記キャリッジの高さが変化するのに合わせて前記キャリッジスライダが前記傾斜部に沿って移動することにより前記ガイドレール側の前記キャリッジ高さが変化するキャリッジ高さ調節装置を特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記ガイドレールは折り曲げによりレール部が形成されている、板状部材である請求項1記載のキャリッジ高さ調節装置を特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記ガイドレールが装置フレームの一部である請求項2記載のキャリッジ高さ調節装置を特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記ガイドレールは折り曲げによりレール部が形成されている、板状部材である請求項1記載のキャリッジ高さ調節装置を特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記ガイドレールが装置フレームの一部である請求項2記載のキャリッジ高さ調節装置を特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記キャリッジに前記記録材の先端を検知する記録材センサを備えている請求項1乃至3のいずれか1項記載のキャリッジ高さ調節装置を特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項記載のキャリッジ高さ調節装置を備えることを特徴とする記録装置を特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、記録部を支持するガイド軸と、傾斜部を有し、かつ前記記録部の下部に設けたキャリッジスライダを支持するガイドレールと、前記ガイド軸の両端に、回動可能かつ回動中心と偏心させて嵌着した軸受部材と、前記ガイド軸及び前記ガイドレールを支える装置フレームと、前記記録部の高さ位置を調節する高さ調節手段と、を備えた記録装置において、前記軸受部材が回動中心と偏心して回転することにより前記ガイド軸側の前記記録部の高さが変化するのに合わせて前記キャリッジスライダが前記傾斜部に沿って移動することにより前記ガイドレール側の前記キャリッジ高さが変化することを特徴とする記録装置を特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項記載のキャリッジ高さ調節装置を備えることを特徴とする記録装置を特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、記録部を支持するガイド軸と、傾斜部を有し、かつ前記記録部の下部に設けたキャリッジスライダを支持するガイドレールと、前記ガイド軸の両端に、回動可能かつ回動中心と偏心させて嵌着した軸受部材と、前記ガイド軸及び前記ガイドレールを支える装置フレームと、前記記録部の高さ位置を調節する高さ調節手段と、を備えた記録装置において、前記軸受部材が回動中心と偏心して回転することにより前記ガイド軸側の前記記録部の高さが変化するのに合わせて前記キャリッジスライダが前記傾斜部に沿って移動することにより前記ガイドレール側の前記キャリッジ高さが変化することを特徴とする記録装置を特徴とする。
本発明によれば、ガイド軸とガイドレールに乗ったキャリッジスライダにより、重心位置を挟んで前後2箇所で下側から支えられる場合のキャリッジ高さ調節装置において、ガイドレールとスライダが傾斜部で接しており、ガイド軸は両端を回転中心より偏心させてある軸受部材に嵌着されているため、軸受部材を回動させ、キャリッジの後部が上方かつ後方に向かって移動することで、傾斜部で接触しているスライダとガイドレールも、キャリッジ後部の動きに合わせて上方かつ後方に向かって移動するので、水平にキャリッジの高さを変更することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態を適用するインクジェット記録装置の機構部の概要を示す斜視図である。
インクジェット記録装置であるこのインクジェットプリンタ20は記録部を備えたキャリッジ1の図示後端部を、装置フレーム2に取り付けたガイド軸3上に摺動可能に設置している。また、キャリッジ1の図示前端部の下端部下面をガイドレール4上に摺動可能に設置している。
さらに、このキャリッジ1を、駆動ベルト(タイミングベルト)5を介して矢印A方向(主走査方向)に移動させるステッピングモータ等からなるモータ6を備えている。
一方、インクジェット記録装置は、記録材である用紙7を矢印B方向(副走査方向)に送るための副走査系(図示せず)を備え、キャリッジ1を矢印A方向(主走査方向)に移動させながら用紙7を矢印B方向に送り、図示してない記録部からインクを吐出して用紙7に画像を印字する。
インクジェット記録装置であるこのインクジェットプリンタ20は記録部を備えたキャリッジ1の図示後端部を、装置フレーム2に取り付けたガイド軸3上に摺動可能に設置している。また、キャリッジ1の図示前端部の下端部下面をガイドレール4上に摺動可能に設置している。
さらに、このキャリッジ1を、駆動ベルト(タイミングベルト)5を介して矢印A方向(主走査方向)に移動させるステッピングモータ等からなるモータ6を備えている。
一方、インクジェット記録装置は、記録材である用紙7を矢印B方向(副走査方向)に送るための副走査系(図示せず)を備え、キャリッジ1を矢印A方向(主走査方向)に移動させながら用紙7を矢印B方向に送り、図示してない記録部からインクを吐出して用紙7に画像を印字する。
図2は本発明による記録装置のキャリッジの第1の実施の形態を示す側面図である。図3は図2のキャリッジに通常よりも厚い用紙を通した場合の状態を示す側面図である。
記録材に記録を行なう記録部を備えたキャリッジ1の高さ位置を調節するキャリッジ高さ調節装置は、キャリッジ1を主走査方向にガイドするガイド軸3と、図2及び図3では図の左側であるキャリッジ1の前方の下側に設けられたキャリッジスライダ8を支持するガイドレール4とを備えている。
ガイド軸3の両端(図2及び図3では一端のみを示す)には、回動可能で、かつ回動中心と偏心して嵌着される軸受部材9を備え、かつガイドレール4は斜面(傾斜部)4aを備えて設置されている。ガイド軸3によりこのガイド軸3側のキャリッジ1の高さを変更することに同期して、ガイドレール4側のキャリッジ1の高さも変更させる。
この第1の実施の形態のキャリッジ1は、ガイド軸3とガイドレール4に乗ったキャリッジスライダ(副走査系)8により、重心位置を挟んで前後2箇所で下側から支えられている。この第1の実施の形態において、ガイドレール4の形状は図1のガイドレール4とは異なっている。
記録材に記録を行なう記録部を備えたキャリッジ1の高さ位置を調節するキャリッジ高さ調節装置は、キャリッジ1を主走査方向にガイドするガイド軸3と、図2及び図3では図の左側であるキャリッジ1の前方の下側に設けられたキャリッジスライダ8を支持するガイドレール4とを備えている。
ガイド軸3の両端(図2及び図3では一端のみを示す)には、回動可能で、かつ回動中心と偏心して嵌着される軸受部材9を備え、かつガイドレール4は斜面(傾斜部)4aを備えて設置されている。ガイド軸3によりこのガイド軸3側のキャリッジ1の高さを変更することに同期して、ガイドレール4側のキャリッジ1の高さも変更させる。
この第1の実施の形態のキャリッジ1は、ガイド軸3とガイドレール4に乗ったキャリッジスライダ(副走査系)8により、重心位置を挟んで前後2箇所で下側から支えられている。この第1の実施の形態において、ガイドレール4の形状は図1のガイドレール4とは異なっている。
キャリッジスライダ8はガイドレール4と傾斜部4aで接しており、ガイド軸3は両端を回転中心より偏心させてある軸受部材9に嵌着されている(図中、Dカット部にて装置フレーム(図示せず)固定されている)。
軸受部材9を回動させ、キャリッジ1の図示後部が後方に向かって上方に移動することで、傾斜部4aで接触しているキャリッジスライダ8とガイドレール4も、キャリッジ1の後部の動きに合わせて後方に向かって上方に移動し、水平にキャリッジ1の高さを変更することができる。図2は通常の厚さの用紙7を通した場合のキャリッジの位置を示し、図3は通常よりも厚い用紙7’を通した場合の状態を示している。
このように、本発明によるキャリッジ高さ調節装置はガイド軸3とガイドレール4に乗ったキャリッジスライダ8により、重心位置を挟んで前後2箇所で下側から支えられている構成である。
この場合、ガイドレール4とキャリッジスライダ8が傾斜部4aで接しており、ガイド軸3は両端を回転中心より偏心させてある軸受部材9に嵌着されている。このため、軸受部材9を回動させ、キャリッジ1の後部が後方に向かって上方に移動することができる。
これによって傾斜部で接触しているキャリッジスライダ8とガイドレール4も、キャリッジ後部の動きに合わせて傾斜部4aを後方に向かって移動することで、水平にキャリッジの高さを変更することができる。
軸受部材9を回動させ、キャリッジ1の図示後部が後方に向かって上方に移動することで、傾斜部4aで接触しているキャリッジスライダ8とガイドレール4も、キャリッジ1の後部の動きに合わせて後方に向かって上方に移動し、水平にキャリッジ1の高さを変更することができる。図2は通常の厚さの用紙7を通した場合のキャリッジの位置を示し、図3は通常よりも厚い用紙7’を通した場合の状態を示している。
このように、本発明によるキャリッジ高さ調節装置はガイド軸3とガイドレール4に乗ったキャリッジスライダ8により、重心位置を挟んで前後2箇所で下側から支えられている構成である。
この場合、ガイドレール4とキャリッジスライダ8が傾斜部4aで接しており、ガイド軸3は両端を回転中心より偏心させてある軸受部材9に嵌着されている。このため、軸受部材9を回動させ、キャリッジ1の後部が後方に向かって上方に移動することができる。
これによって傾斜部で接触しているキャリッジスライダ8とガイドレール4も、キャリッジ後部の動きに合わせて傾斜部4aを後方に向かって移動することで、水平にキャリッジの高さを変更することができる。
図4は本発明による記録装置のキャリッジの第2の実施の形態を示す側面図である。図5は図4のキャリッジに通常よりも厚い用紙を通した場合の状態を示す側面図である。
図4及び図5を参照して、この第2の実施の形態では、ガイドレール4は、装置フレーム2に固定された板材を曲げたもので形成されているので、コストダウンをすることができる。
ガイドレール4は折り曲げることによりレール部(傾斜部)4aが形成されている、板状部材である。図4では、通常の暑さの用紙7が通され、図5では、通常よりも厚い用紙7’を通している。
このように、この第2の実施の形態のガイドレール4は、装置フレーム2に固定された板材を折り曲げて形成されており、傾斜部4aを有する構造材を必要としないので、コストダウンをすることができる。
図4及び図5を参照して、この第2の実施の形態では、ガイドレール4は、装置フレーム2に固定された板材を曲げたもので形成されているので、コストダウンをすることができる。
ガイドレール4は折り曲げることによりレール部(傾斜部)4aが形成されている、板状部材である。図4では、通常の暑さの用紙7が通され、図5では、通常よりも厚い用紙7’を通している。
このように、この第2の実施の形態のガイドレール4は、装置フレーム2に固定された板材を折り曲げて形成されており、傾斜部4aを有する構造材を必要としないので、コストダウンをすることができる。
図6は本発明による記録装置のキャリッジの第3の実施の形態を示す側面図である。図6において、キャリッジスライダ8は装置フレームの一部分を折り曲げて形成されたガイドレール4’に乗っている。このガイドレール4’は、装置フレーム2と別体ではなく、装置フレーム2をそのまま使用して、キャリッジスライダ8を折り曲げて傾斜部4aを形成している。
このように、キャリッジスライダ8と接触する傾斜部4aを有するガイドレール4’を別体の構造部材として使用することがなく、記録装置の装置フレーム2をガイドレールとして使用できるので、コストダウンをすることができる。
このように、キャリッジスライダ8と接触する傾斜部4aを有するガイドレール4’を別体の構造部材として使用することがなく、記録装置の装置フレーム2をガイドレールとして使用できるので、コストダウンをすることができる。
図7は本発明による記録装置のキャリッジの第4の実施の形態を示す概略斜視図である。図7において、キャリッジ1の側面には、詳細は説明しないが用紙センサ10を設置している。
本発明のキャリッジ1の上昇機構の場合、キャリッジ1が上下とともに前後にも動くために、送られてくる用紙の先端の位置が変わってしまうため、用紙7の先端を検知する、例えば、光センサからなる用紙センサ10を備えている方が良い。
このように、キャリッジ1に用紙の先端を検知する用紙センサ10を備えている。本発明のキャリッジ1の上昇機構の場合には、キャリッジ1が上下とともに前後にも動く。このために送られてくる用紙の先端の位置が変わってしまう。そこで、用紙の先端を検知する用紙センサ10を備えておけば、位置を変更した場合でも、書き足し位置が一定にできる。
図示はしていないが、本発明の記録装置の他の実施の形態によれば、記録部を支持するガイド軸及びガイドレールと、これらのガイド軸及びガイドレールを支えるフレームを備えており、そして記録部の高さ位置(キャリッジの高さ位置)を調節する高さ調節装置を備えている。
本発明のキャリッジ1の上昇機構の場合、キャリッジ1が上下とともに前後にも動くために、送られてくる用紙の先端の位置が変わってしまうため、用紙7の先端を検知する、例えば、光センサからなる用紙センサ10を備えている方が良い。
このように、キャリッジ1に用紙の先端を検知する用紙センサ10を備えている。本発明のキャリッジ1の上昇機構の場合には、キャリッジ1が上下とともに前後にも動く。このために送られてくる用紙の先端の位置が変わってしまう。そこで、用紙の先端を検知する用紙センサ10を備えておけば、位置を変更した場合でも、書き足し位置が一定にできる。
図示はしていないが、本発明の記録装置の他の実施の形態によれば、記録部を支持するガイド軸及びガイドレールと、これらのガイド軸及びガイドレールを支えるフレームを備えており、そして記録部の高さ位置(キャリッジの高さ位置)を調節する高さ調節装置を備えている。
ガイド軸の両端には、フレームに回動可能で、かつ回動中心と偏心して嵌着される軸受部材を備え、かつガイドレールは傾斜部を備えて設置されている。これによって、ガイド軸によりガイド軸側のキャリッジの高さを変更することに同期して、ガイドレール側のキャリッジの高さも変更させる。
かかる記録装置としては、記録ヘッド据え置き型のラインヘッドプリンタがある。ラインヘッドを回動可能なガイド軸とガイドレールで保持し、高さ調整を可能としている。
本発明では記録方法として、記録材に対して1回の主走査で画像を形成する、いわゆる1パス印字を用いても良いし、記録材の同一領域に対して同一のノズル群あるいは異なるノズル群によって複数回の主走査を行い、画像を形成する、いわゆるマルチパス印字を用いても良い。これらの記録方法は適宜組み合わせて用いることができる。
かかる記録装置としては、記録ヘッド据え置き型のラインヘッドプリンタがある。ラインヘッドを回動可能なガイド軸とガイドレールで保持し、高さ調整を可能としている。
本発明では記録方法として、記録材に対して1回の主走査で画像を形成する、いわゆる1パス印字を用いても良いし、記録材の同一領域に対して同一のノズル群あるいは異なるノズル群によって複数回の主走査を行い、画像を形成する、いわゆるマルチパス印字を用いても良い。これらの記録方法は適宜組み合わせて用いることができる。
以下で、マルチパス印字について説明する。ここでは1つの記録領域に対して4回の主記録走査(4パス)を実行することによって画像を完成させる場合を例にとって説明する。
図8はマルチパス印字における画像処理部を概略的に示すブロック図である。図8のブロック図において、各ブロックは、入力端子11、記録バッファ制御部12、パス数設定部13、マスク処理部14、マスクパターンテーブル15、ヘッドI/F部16、記録ヘッド17を示している。
入力端子1から入力されたビットマップデータは記録バッファ制御部により、記録バッファ12の所定のアドレスに格納される。記録バッファ12は1スキャンと記録材(紙)送り量分のビットマップデータを格納できる容量を有し、FIFOメモリのような記録材送り量単位のリングバッファを構成している。
記録バッファ制御部は、記録バッファ12を制御し、1スキャン分のビットマップデータが記録バッファ12に格納されるとプリンタエンジン(図示せず)を起動し、記録ヘッド17の各ノズルの位置に応じて記録バッファ12よりビットマップデータを読み出し、パス数設定部13に入力する。
また、入力端子1から次回のスキャンのビットマップデータが入力されると、記録バッファ12の空き領域(記録が完了した紙送り量に相当する領域)に格納するように記録バッファ12を制御する。
図8はマルチパス印字における画像処理部を概略的に示すブロック図である。図8のブロック図において、各ブロックは、入力端子11、記録バッファ制御部12、パス数設定部13、マスク処理部14、マスクパターンテーブル15、ヘッドI/F部16、記録ヘッド17を示している。
入力端子1から入力されたビットマップデータは記録バッファ制御部により、記録バッファ12の所定のアドレスに格納される。記録バッファ12は1スキャンと記録材(紙)送り量分のビットマップデータを格納できる容量を有し、FIFOメモリのような記録材送り量単位のリングバッファを構成している。
記録バッファ制御部は、記録バッファ12を制御し、1スキャン分のビットマップデータが記録バッファ12に格納されるとプリンタエンジン(図示せず)を起動し、記録ヘッド17の各ノズルの位置に応じて記録バッファ12よりビットマップデータを読み出し、パス数設定部13に入力する。
また、入力端子1から次回のスキャンのビットマップデータが入力されると、記録バッファ12の空き領域(記録が完了した紙送り量に相当する領域)に格納するように記録バッファ12を制御する。
次に、画像処理部におけるパス数設定部13のより具体的構成例を説明する。パス数設定部13では分割パス数を決定し、そのパス数をマスク処理部14へ出力する。
マスクパターンテーブル15では予め格納されているマスクパターンテーブル、例えば、2パス記録、4パス記録、8パス記録のマスクパターンから、必要なマスクパターンを決定された分割パス数に応じて選択し、マスク処理5に出力する。
マスク処理部14は、記録バッファ12に格納されているビットマップデータを、マスクパターンを用いてパス記録毎にマスクしてヘッドドライバ(図示せず)に出力すると、そのヘッドドライバではそのマスクされたビットマップデータを記録ヘッド17が用いる順に並び替え、記録ヘッド17に転送する。このように、マルチパス印字を用いることで、1パス印字では目立つ白スジや濃度ムラを平均化して目立たなくすることができる。
マスクパターンテーブル15では予め格納されているマスクパターンテーブル、例えば、2パス記録、4パス記録、8パス記録のマスクパターンから、必要なマスクパターンを決定された分割パス数に応じて選択し、マスク処理5に出力する。
マスク処理部14は、記録バッファ12に格納されているビットマップデータを、マスクパターンを用いてパス記録毎にマスクしてヘッドドライバ(図示せず)に出力すると、そのヘッドドライバではそのマスクされたビットマップデータを記録ヘッド17が用いる順に並び替え、記録ヘッド17に転送する。このように、マルチパス印字を用いることで、1パス印字では目立つ白スジや濃度ムラを平均化して目立たなくすることができる。
1 キャリッジ(記録部)、2 装置フレーム、3 ガイド軸、4 ガイドレール、4a ガイドレールの傾斜部、6 モータ、7 記録材(用紙)、7’ 厚い記録材(厚い用紙)、8 キャリッジスライダ、9 軸受部材、10 記録材(用紙)センサ、20 記録装置(インクジェットプリンタ、インクジェット記録装置)
Claims (6)
- 記録材に記録を行なう記録部を備えたキャリッジの高さ位置を調節するキャリッジ高さ調節装置において、
前記キャリッジを支持するガイド軸と、
傾斜部を有し、前記キャリッジの下部に設けたキャリッジスライダを支持するガイドレールと、
前記ガイド軸の両端に、回動可能かつ回動中心と偏心させて嵌着した軸受部材と、を備え、
前記軸受部材が回動中心と偏心して回転することにより前記ガイド軸側の前記キャリッジの高さが変化するのに合わせて前記キャリッジスライダが前記傾斜部に沿って移動することにより前記ガイドレール側の前記キャリッジ高さが変化することを特徴とするキャリッジ高さ調節装置。 - 前記ガイドレールは折り曲げによりレール部が形成されている、板状部材であることを特徴とする請求項1記載のキャリッジ高さ調節装置。
- 前記ガイドレールが装置フレームの一部であることを特徴とする請求項2記載のキャリッジ高さ調節装置。
- 前記キャリッジに前記記録材の先端を検知する記録材センサを備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のキャリッジ高さ調節装置。
- 請求項1乃至4のいずれか1項記載のキャリッジ高さ調節装置を備えることを特徴とする記録装置。
- 記録部を支持するガイド軸と、傾斜部を有し、かつ前記記録部の下部に設けたキャリッジスライダを支持するガイドレールと、前記ガイド軸の両端に、回動可能かつ回動中心と偏心させて嵌着した軸受部材と、前記ガイド軸及び前記ガイドレールを支える装置フレームと、前記記録部の高さ位置を調節する高さ調節手段と、を備えた記録装置において、
前記軸受部材が回動中心と偏心して回転することにより前記ガイド軸側の前記記録部の高さが変化するのに合わせて前記キャリッジスライダが前記傾斜部に沿って移動することにより前記ガイドレール側の前記キャリッジ高さが変化することを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007252224A JP2009083123A (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | キャリッジ高さ調節装置及び記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007252224A JP2009083123A (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | キャリッジ高さ調節装置及び記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009083123A true JP2009083123A (ja) | 2009-04-23 |
Family
ID=40657240
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007252224A Pending JP2009083123A (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | キャリッジ高さ調節装置及び記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009083123A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009096049A (ja) * | 2007-10-16 | 2009-05-07 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
| JP2013099895A (ja) * | 2011-11-09 | 2013-05-23 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| KR101355260B1 (ko) | 2012-06-21 | 2014-01-27 | 캐논코리아비즈니스솔루션 주식회사 | 스캐너 헤드의 이송 수단 및 가이드 레일의 제조 방법 |
| JP2014104648A (ja) * | 2012-11-27 | 2014-06-09 | Canon Inc | 移動装置 |
| JP2018016029A (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | キヤノン株式会社 | 記録装置 |
| JP2019155729A (ja) * | 2018-03-13 | 2019-09-19 | セイコーエプソン株式会社 | 液体吐出装置及び調整パーツ |
| CN110833362A (zh) * | 2018-08-15 | 2020-02-25 | 添可智能科技有限公司 | 清洗机及其地刷 |
| JP2024161086A (ja) * | 2020-03-23 | 2024-11-15 | 株式会社リコー | 液体吐出装置 |
-
2007
- 2007-09-27 JP JP2007252224A patent/JP2009083123A/ja active Pending
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