JP2009089052A - 無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スループットがより向上すると推測される推奨帯域幅を適切に判断し、且つ適切なタイミングで変更が可能な無線通信装置を提供する。
【解決手段】無線通信装置は、キャリアセンスによるCSMA/CA方式に従う、20MHzの帯域幅と40MHzの帯域幅との無線通信を利用できる。無線通信装置は、20MHz時の送信権獲得時間と、40MHz時の送信権獲得時間とをそれぞれ推定し、推定結果に基づいて、推奨する無線通信を判断し、その旨を示す通知フレームを他の無線通信装置へ送信する。
【選択図】図3

Description

この発明は、無線通信の技術分野に関し、特に、キャリアセンス状態に基づいてメディアアクセス制御を行う無線通信装置に関する。
メディアアクセス制御(Media Access Control:MAC)は、複数の通信装置が同一のメディアを共有して通信を行う場合に、各通信装置がメディアをどのように利用して通信データを送信するかを決める制御である。
無線通信において、複数の無線通信装置による通信データを効率良く送信できるメディアアクセス制御方法が幾つか存在するが、無線LANの代表的な標準規格であるIEEE802.11では、メディアアクセス制御方法として、データの衝突を回避するためにキャリアセンスによってメディアが一定時間以上継続して空いていること(継続待ち時間)を確認してから送信するCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)方式を採用している。なお、その際の継続待ち時間は、最小限の時間に個々の無線通信装置毎にランダムな長さの待ち時間を加えたものとしており、このようにすることにより直前の通信があってから一定時間後に複数の無線通信装置が一斉に送信することを防止できるようになっている。
また、無線LANにおいて更なる高速化を目指した規格であるIEEE802.11n規格では、通信速度の高速化へのアプローチの1つとして、メディアである周波数帯域を拡張する方法が提案されている。既存のIEEE802.11無線LANシステム (IEEE802.11a/b/g)では、1チャネル当たり20MHzの周波数帯域で通信が行われていたが、IEEE802.11nではチャネルを隣接チャネルまで拡張し、隣接チャネルと併せて2チャネル分の40M Hzの周波数帯域での通信の実現が可能となる(例えば非特許文献1)。IEEE802.11n規格では、2つのチャネルのうち従来の20M Hzでの通信に用いられる一方のチャネルを「制御チャネル(Control Channel)」あるいは「プライマリチャネル(Primary Channel)」と呼び、他方の隣接チャネルは「拡張チャネル(Extension Channel)」あるいは「セカンダリチャネル(Secondary Channel)」と呼び、40M Hz帯域での通信時に帯域を拡張するためのチャネルとして利用される。
ところで、IEEE802.11n規格では、Recommended Transmission Channel Width Actionフレーム(以下、”推奨帯域幅通知フレーム”と称す)と呼ばれる管理フレームが定義されている。推奨帯域幅通知フレームは、40MHz通信機能を有する無線通信装置が、40MHz帯域または20MHz帯域でのデータフレームの送信を望むかを指定し、相手の無線通信装置へ通知を行うための管理フレームである。相手の無線通信装置は、この推奨帯域幅通知フレームを受けると、通常、通知された推奨帯域幅に従って無線通信装置に対して通知された推奨帯域幅を用いてデータフレームの送信を行う。
IEEE P802.11nTM/D2.00, February 2007.
40MHz通信機能を有する無線通信装置は、40MHz通信機能を有する相手の無線通信装置に対しては、高いスループットが期待できる40MHzを推奨する推奨帯域幅通知フレームを通知し、40MHzでの送信を推奨することが想定される。
しかしながら、40MHz送信を行う際は、従来の20MHz送信と同様にCSMA/CA方式に従い40MHzでの周波数帯域でのキャリアセンス実施により送信権を獲得する必要があるため、制御チャネル及び隣接する拡張チャネルの2チャネルにおいてキャリアセンスを行うことになる。その結果、制御チャネルのキャリアセンスのみで良い20MHz送信に比べ、一般的に送信権獲得までに時間を要する可能性が高い。
従って、無線通信装置は、実際には40MHz送信を選択したほうがスループットが良い場合と、20MHz送信時を選択したほうがスループットが良い場合とが混在するが、これらを上手く使い分けて、よりスループットが向上する推奨帯域幅を利用することについて、何ら検討がされていなかった。
本発明は、以上の点を考慮してなされたもので、スループットがより向上すると推測される推奨帯域幅を適切に判断し、且つ適切なタイミングで変更が可能な無線通信装置を提供することを目的とする。
本発明は、第1帯域幅の第1チャネルを用いた第1の無線通信と、前記第1帯域幅より広い第2帯域幅で、かつ前記第1チャネルを包含する帯域を持つ第2チャネルを用いた第2の無線通信とを、キャリアセンスによるCSMA/CA方式に従って行なう無線通信装置であって、前記第1の無線通信を用いる場合の送信権獲得までに要する時間と、前記第2の無線通信を用いる場合の送信権獲得までに要する時間とをそれぞれ推定する獲得時間推定手段と、前記獲得時間推定手段で推定された第1の無線通信及び第2の無線通信での送信権獲得までに要するそれぞれの時間に基づいて、前記第1の無線通信または前記第2の無線通信の何れを推奨するかを判断する判断手段と、前記判断手段で現在の無線通信と異なる無線通信を推奨すると判断した場合に、今回推奨する無線通信を示す情報を含む通知フレームを生成する通知フレーム生成手段とを備え、前記通知フレーム生成手段で生成された前記通知フレームを送信するようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、スループットがより向上すると推測される推奨帯域幅を用いることが可能な無線通信が実現できる。
以下、図面を参照しながら本実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に掛かる無線通信装置(基地局101、端末102〜104)を含む複数の無線通信装置で構成されるネットワーク(BSS:Basic Service Set)100の例を示したものである。ネットワーク100内では、CSMA/CA方式によって無線通信が行われ、また、周波数帯域が異なる2種類の通信チャネルを利用して、無線通信装置間でデータの送受信が行われる。以下では、第1の周波数帯域幅は20MHz、第2の周波数帯域幅は40MHzとする例で説明する。
ネットワーク100内の基地局101は、40MHzのチャネル及び20MHzのチャネルによる送受信が可能なアクセスポイントである。端末102〜106は、基地局101とアソシエーションを確立している。ここで、端末102,103,104は40MHzのチャネル及び20MHzのチャネルによる送受信が可能であり、端末105,106は20M Hzのチャネルのみで送受信が可能な端末である。なお、図1上のもう1つの端末107は、ネットワーク100以外のネットワーク、例えば20M_ch_bを使用するネットワークに属しているとする。
図1のネットワーク100においては、通信チャネルとして図2に示されるように、X MHz〜(X+20)MHzの周波数帯域を用いる20MHzのチャネル20M_ch_aと、X MHz〜(X+40)MHzの周波数帯域を用いる40MHzのチャネル40M_chを有する。従って、X MHz〜(X+20)MHzの周波数帯域は、20MHzのチャネルと40MHzのチャネルで重複して利用される。
(X+20)MHz〜(X+40)MHzの周波数帯域を用いるもう一つの20MHzのチャネル20M_ch_bは、ネットワーク100では使用されないが、他のネットワーク(例えば端末107を含むネットワーク)では使用される場合がある。そのため、20M_ch_bを使用した他のネットワークがネットワーク100に隣接(オーバーラップ)している場合、20M_ch_bもX MHz〜(X+40)MHzの周波数帯域を用いる40MHzのチャネル40M_chと重複する。
また、40MHz通信機能を有する端末は、40MHz帯域での通信を行うか20MHz帯域での通信を行うかはデータフレーム毎に選択して送信することが可能である。より詳細には、40MHz通信機能を有する基地局101及び端末102,103,104は、「20MHzのみ使用(20MHz推奨)」又は「40MHzあるいは20MHzのどちらの帯域を使用しても良い(40MHz推奨)」のいずれかを示す推奨帯域幅を推奨帯域幅通知フレームに含めて、自端末宛てデータ送信時に使用して欲しい帯域幅の通知を行うことができる。又、基地局101及び端末102,103,104は、データフレームを送信する際には、送信先相手の端末から推奨帯域幅通知フレームにて通知された推奨帯域幅に基づき送信帯域幅を決定し、送信できる。
以上のようなネットワーク100は、例えば、無線LAN方式の一つであるIEEE802.11n規格に基づくと構築できる。この場合、ネットワーク100は、20M_ch_aが既存の20MHzチャネル送信を行う制御チャネル(プライマリチャネル)に対応し、20M_ch_bが制御チャネルに隣接した拡張チャネル(セカンダリチャネル)に対応する。また、推奨帯域幅通知フレームとしては、IEEE802.11n規格ではRecommended Transmission Channel Width Actionフレームを用いて、自端末宛てデータ送信時に使用して欲しい周波数帯域幅(20MHzあるいは40MHz)の通知を相手端末毎に対して通知することが可能である。
次に、図3は本実施の形態の無線通信装置(基地局101、端末102〜104)の構成を示すブロック図である。無線通信装置は、アンテナ部11と物理層部10とMACアクセス制御部13と管理フレーム生成部14と推奨帯域幅判定部15とを備えている。
物理層部10は、図1で利用される周波数帯域が異なる2種類のチャネルでの通信に対応している。すなわち、物理層部10は、第1の周波数帯域幅である20MHzを有する第1チャネルを用いて無線通信を行うための送受信に必要な物理層処理を行う第1通信部16を備える。なお、第1通信部16で利用される第1の周波数帯域幅を有する第1チャネルはIEEE802.11n規格における制御チャネル(プライマリチャネル)に該当する。
また、物理層部10は、第1の周波数帯域幅より広くかつ第1の周波数帯域幅と重複する帯域幅である40MHzを有する第2チャネルを用いて無線通信を行うための送受信に必要な物理層処理を行う第2通信部17を備える。なお、第2通信部17で利用される第2の周波数帯域幅の第2チャネルから第1の周波数帯域幅の第1チャネルを除く周波数帯域幅がIEEE802.11n規格における拡張チャネル(セカンダリチャネル)に該当する。また、第1通信部16と第2通信部17とは、実装上は両者の間で回路の共用などがしばしば行われ、必ずしも独立していなくても良い。
更に、物理層部10は、キャリアセンス部18を備える。キャリアセンス部18は、CSMA/CA方式で必要となるキャリアセンス処理を行い、チャネルの空き状態(Idle状態あるいはBusy状態)すなわちキャリアを検出したか否かをチェックする。ここで、キャリアセンス部18のキャリアセンス処理は、制御チャネル20MHz、拡張チャネル20MHz、40MHzのチャネルでのいずれのキャリアセンスも可能なものとする。なお、40MHzのチャネルのキャリアセンスを実施する場合、そのまま40MHzチャネル全体としてキャリアセンスを行い管理しても良いし、2つの20MHzチャネル(制御チャネル及び拡張チャネル)のキャリアセンス状態を合成して40MHzチャネルのキャリアセンス状態と見なして管理しても良い。
キャリアセンス部18は、キャリアセンス結果を、MACアクセス制御部13へ通知する。また、必要に応じて、推奨帯域幅判定部15へ通知するようにしても良い。
MACアクセス制御部13は、キャリアセンスに基づき送信権の獲得を行った後、物理層部10を経由してデータ送信元の相手端末へ推奨帯域幅通知フレームの送信を行い、推奨帯域幅の通知を行う。また、MACアクセス制御部13では、MACヘッダ解析などその他の送受信制御部13に必要なMAC処理も行う。なお、IEEE802.11の場合、MACアクセス制御部13での送信権獲得は、キャリアセンスによるCSMA/CAベースのDCF(Distributed Coordination Function)やEDCA(Enhanced Distributed Channel Access)に基づき行われる。
管理フレーム生成部14は、MAC層で利用される管理フレーム全般や、後述する推奨チャネルを示す情報を含む推奨帯域幅通知フレームを生成するものである。生成された管理フレームや推奨帯域幅通知フレームは、MACアクセス制御部13へ出力される。なお、先にも述べたが、推奨帯域幅通知フレームは、IEEE802.11n規格ではRecommended Transmission Channel Width Actionフレームに対応する。また、推奨チャネルを示す情報は、IEEE802.11におけるBeaconフレームやProbe ResponseフレームやAssociation ResponseフレームといったフレームのAdditional HT Information Element内の”Recommended Transmission Channel Widthフィールド”に含めて通知する方法でも良い。この場合、推奨帯域幅通知フレームは、BeaconフレームやProbe ResponseフレームやAssociation Responseフレームに相当する。
推奨帯域幅判定部15は、相手方の無線通信装置が第1の周波数帯域幅、及び第2の周波数帯域幅で送信する場合に要する送信権獲得までの時間を考慮して、適切な送信すべき推奨帯域幅を決定し、推奨帯域幅の変更要否及び変更要の場合にその旨指示を行うものである。ここでは、推奨帯域幅は「20MHz」あるいは「40MHz」のいずれかとする。推奨帯域幅判定部15で決定された推奨帯域幅は、管理フレーム生成部14へ通知する。
次に、本無線通信装置の推奨帯域幅の通知に係る動作フローを、図4を用いて説明する。推奨帯域幅判定部15は、所定の条件になったときに、図4の動作フローを開始する。なお、所定の条件になったときとは、後記に示す各具体例のうち、第1及び第3の具体例の場合には、チャネル利用率の変更、または、何れかの閾値の変更の、少なくとも何れかが生じたときであり、第2の具体例の場合には、送信権獲得までに要する時間の変更、または、何れかの閾値の変更の、少なくとも何れかが生じたときである。推奨帯域幅判定部15は、ネットワーク100内に収容される他の無線通信装置から自装置がデータフレームを受けたい帯域幅、即ち、他の無線通信装置が第1の周波数帯域幅、及び第2の周波数帯域幅で送信する場合に要する送信権獲得までの時間を考慮しスループットの良い推奨帯域幅を決定する(S101)。ここでは、20MHzを推奨するか、40MHzを推奨するかの決定を行う。
推奨帯域幅判定部15は、推奨帯域幅の決定が、決定を行う前の推奨帯域幅と同じか異なるかを比較する(S102)。この結果、同じ場合には本動作フローを終了する。一方、S101の決定結果が、決定を行う前の推奨帯域幅と異なる場合には、推奨帯域幅判定部15は、この決定結果を管理フレーム生成部14へ通知する。
管理フレーム生成部14は、その決定結果を示す情報を含む推奨帯域幅通知フレームを生成し(S103)、MACアクセス制御部13へ送信する。MACアクセス制御部13は、受け取った推奨帯域幅通知フレームを物理層部10へ送信し、第1通信部16によって送信権の獲得を行った後に、第1通信部16を介して、推奨帯域幅通知フレームを送信する(S104)。この推奨帯域幅通知フレームの送信は、ブロードキャスト送信が好ましいが、個別に無線通信装置へ送信するユニキャスト送信で行っても良い。
また、推奨帯域幅通知フレームに含む決定結果を示す情報に基づいて、物理層部10は他の無線通信装置と通信する帯域幅を設定する(S105)。
以上のような動作フローを備える本実施の形態の本無線通信装置は、より良いスループットが得られると推測される推奨帯域幅を、相手方の無線通信装置へ通知することができ、また、推奨帯域幅の変更を一連のデータフレームの受信間の適切なタイミングで変更することもできる。その結果、無線通信のスループットが向上することが期待できる。
なお、「推定時間」を用いた推奨帯域幅の決定のため、「明らかに20MHzを推奨したほうがよさそうだ」あるいは「明らかに40MHzを推奨したほうがよさそうだ」という判定をした際にのみ推奨帯域幅の変更をするようにしておくことが望ましい。
次に、本実施の形態の推奨帯域幅の通知を司る推奨帯域幅判定部15の具体例を以下に示し、どのように推奨帯域幅を決定するかを説明する。
(第1の具体例)
第1の具体例は、キャリアセンス結果を利用したキャリア利用率を推定する、推奨帯域幅判定部について説明する。図5は、第1の具体例の推奨帯域幅判定部15−1の機能ブロックを示したものである。
推奨帯域幅判定部15−1は、チャネル利用率推定部21、閾値決定部22、及び、通知フレーム可否判断部23とを備える。
チャネル利用率推定部21は、チャネルがある一定期間内にどの程度利用されているかの割合(チャネル利用率)の推定を行う。ここでは、チャネル利用率を推定する対象は、制御チャネル20MHz及び拡張チャネル20MHzの組合せ、もしくは制御チャネル20MHz及び40MHzチャネルの組合せのいずれかを想定する。チャネル利用率推定部21では、キャリアセンス部18からキャリアセンス結果を入力し、チャネルがBusyである時間を測定し、その割合(Busy率)を求める。
なお、チャネル利用率推定部21は、これ以外にもいくつかの方法が適用できる。例えば、IEEE802.11e無線LANの場合には次のような方法で実現して良い。即ち、Beaconフレーム内のQBSS LoadエレメントのChannel Utilizationフィールドによってアクセスポイントが測定したチャネルのBusy率が報知されるため、自ら測定することなくChannel Utilizationフィールドの値を抽出することでチャネル利用率が把握可能である。また、IEEE802.11h準拠の場合は、CCA Requestフレーム及びCCA Responseフレームのやり取りにより、CCA Busy Fractionフィールドでチャネルの利用率(Busy率)が把握可能であるため、これらを利用しても良い。
また、本無線通信装置がアクセスポイントである場合には、チャネル利用率推定部21では、キャリアセンスによるBusyの割合を求めることに換え、収容している端末の台数と各端末が設定しているTraffic Stream(TS)情報等を基に、一定期間内にどの程度チャネルが利用されるかを推定してチャネルの利用率を求めても良い。
また、チャネル利用率の推定はBSS開始時あるいは加入時から継続して平均化を行っても良いし、ある一定期間(例えばビーコンインターバル期間)毎に平均化・更新を行っても良いし、一定フレーム送信回数あるいは受信回数毎に平均化・更新を行うなど、どのような頻度・間隔毎に平均化しても良い。
閾値決定部22は、チャネル利用率推定部21で得られる2種類のチャネル(制御チャネル20MHz及び拡張チャネル20MHzの組合せ、あるいは制御チャネル20MHz及び40MHzチャネルの組合せ)でのチャネル利用率を用いて通知フレーム可否判断部23で推奨帯域幅通知フレームの送信要否判断を行うための閾値の決定を行う。
通知フレーム可否判断部23は、チャネル利用率推定部21からのチャネル利用率と、閾値決定部22からの閾値とに基づき、「20MHz推奨」あるいは「40MHz推奨」と判断し、前回判断と変更が有る場合には、推奨帯域幅通知フレームの通知を行うと判断する。
通知フレーム可否判断部23は、「20MHz推奨」あるいは「40MHz推奨」の推奨帯域幅通知フレームの通知を行うと判断した場合は、管理フレーム生成部14へ該当の推奨帯域幅通知フレームの生成指示を行う。
これにより、管理フレーム生成部14で推奨帯域幅通知フレームを生成し、MACアクセス制御部19による制御の下、IEEE802.11のMACアクセス制御であるキャリアセンスによるCSMA/CAベースのDCF(Distributed Coordination Function)やEDCA(Enhanced Distributed Channel Access)に基づく送信権の獲得を行った後、物理層部10を経由して推奨帯域幅通知フレームを送信し、推奨帯域幅の通知を行う。なお、送信先は、また、送信相手端末を個別指定することなく、本無線通信システム全体(ブロードキャスト通信)が望ましいが、送信相手端末毎に異なる閾値を用いて個別に送信相手端末のみ(ユニキャスト通信)でも良い。
次に、通知フレーム可否判断部23にて行われる推奨帯域幅通知フレームの通知要否判断処理についての一例を示し説明する。
まず、帯域幅を20MHz推奨で通知している状態の場合について説明する。
本無線通信装置の通知フレーム可否判断部23では、チャネル利用率推定部22で得られる制御チャネル20MHzのチャネル利用率と拡張チャネル20MHzのチャネル利用率を用いて、制御チャネル20MHzのチャネル利用率と閾値1を比較し、更に拡張チャネル20MHzのチャネル利用率と閾値2の比較を行う。
ここで、閾値1と閾値2は、閾値決定部22で決定されるものであり、閾値決定部22がそれぞれ固定値として設定してもよいし、その都度状況に応じた値を設定しても良いし、あるいは予め用意された値の中から状況に応じて適当なものを選択しても良い。また、その際、閾値1と閾値2の大小関係として基本的には閾値1<閾値2 が成り立つような閾値決定が行われることが望ましいが、その決定値はいかなる方法で決定しても良く、必ずしもこの限りではない。
比較した結果、制御チャネル20MHzのチャネル利用率が閾値1に比べて高く、かつ、拡張チャネル20MHzのチャネル利用率が閾値2に比べて低い場合には、キャリアセンスによる40MHz送信での送信権獲得までに要す時間の影響が小さいため、「40MHz推奨」と判断し、管理フレーム生成部14へ、「40MHz推奨」の推奨帯域幅通知フレームの作成指示を行う。一方、比較した結果、制御チャネル20MHzのチャネル利用率が閾値1に比べて低い場合、あるいは、拡張チャネル20MHzのチャネル利用率が閾値2に比べて高い場合に、40MHz送信での送信権獲得までに要す時間の影響が大きく、その結果40MHz送信を行なっても20MHz送信に比べて良好なスループットが得られないことから「20MHz推奨」と判断し、現状の帯域幅を維持すれば良いから、管理フレーム生成部14に対して、特に何もしない。
次に、帯域幅を40MHz推奨で通知している状態の場合について説明する。
本無線通信装置の通知フレーム可否判断部23では、チャネル利用率推定部22で得られる制御チャネル20MHzのチャネル利用率と拡張チャネル20MHzのチャネル利用率を用いて、制御チャネル20MHzのチャネル利用率と閾値4を比較し、更に拡張チャネル20MHzのチャネル利用率と閾値5の比較を行う。
ここで、閾値4と閾値5は、閾値決定部22で決定されるものであり、閾値決定部22がそれぞれ固定値として設定してもよいし、その都度状況に応じた値を設定しても良いし、あるいは予め用意された値の中から状況に応じて適当なものを選択しても良い。また、その際、閾値4と閾値5の大小関係として基本的には閾値4<閾値5 が成り立つような閾値決定が行われることが望ましいが、その決定値はいかなる方法で決定しても良く、必ずしもこの限りではない。
比較した結果、制御チャネル20MHzのチャネル利用率が閾値4に比べて低く、かつ、拡張チャネル20MHzのチャネル利用率が閾値5に比べて高い場合には、キャリアセンスによる40MHz送信での送信権獲得までに要す時間が20MHz送信を行なう場合の送信権獲得までに要す時間に比べて大きくなり、その結果40MHz送信よりも20MHz送信の方が良好なスループットが得られることから「20MHz推奨」と判断し、管理フレーム生成部14へ、「20MHz推奨」の推奨帯域幅通知フレームの作成指示を行う。一方、比較した結果、制御チャネル20MHzのチャネル利用率が閾値4に比べて高い場合、あるいは、拡張チャネル20MHzのチャネル利用率が閾値5に比べて低い場合には、キャリアセンスによる40MHz送信での送信権獲得までに要す時間の影響が小さいため、「40MHz推奨」と判断し、現状の帯域幅を維持すれば良いから、管理フレーム生成部14に対して、特に何もしない。なお、閾値1と4、閾値2と5をそれぞれ同じ値に設定しても良いし、別の値に設定しても良い。
以上のようにすることにより、推奨帯域幅通知フレームの通知の判断処理が実現できる。なお、上記具体例では、制御チャネル20MHzのチャネル利用率と拡張チャネル20MHzのチャネル利用率としたが、これに代え、制御チャネル20MHzのチャネル利用率と40MHzのチャネル利用率でもよく、また、制御チャネル20MHz及び40MHzチャネルの組合せをチャネル利用率として用いる場合は、制御チャネル20MHzのチャネル利用率と閾値1(閾値4)を比較し、40MHzチャネルのチャネル利用率と閾値3(閾値6)の比較を行うようにすれば良い。その際、閾値1(閾値4)と閾値2(閾値5)の大小関係と同じように、基本的には閾値1<閾値3(閾値4<閾値6)が成り立つことが望ましいが、必ずしもこの限りではない。
また、通知フレーム可否判断部23にて推奨帯域幅通知フレームの通知の判断処理時に、上記のように制御チャネル20MHz及び拡張チャネル20MHz(あるいは、制御チャネル20MHz及び40MHzチャネル)のチャネル利用率をそれぞれ異なる閾値で判断する方法でなく、両チャネル利用率の差あるいは比を算出して用いることにより1つの閾値のみで判断することもできる。例えば、制御チャネル20MHzのチャネル利用率が20%で、拡張チャネルのチャネル利用率が60%だった場合は、チャネル利用率の比を求める場合は60%/20%=3 (ここでは分母として制御チャネルのチャネル利用率)となり、あるいは、チャネル利用率の差を求める場合は60%−20%=40%となり、これとチャネル利用率の比あるいは差を比較するための閾値を用意し、判断すれば良い。
具体的には、帯域幅を20MHz推奨で通知している状態の場合において、比較した結果、チャネル利用率の比あるいは差が閾値7に比べて低い場合には、40MHz送信時の送信権獲得までに要する時間の影響が少なくスループットの劣化が起こらず「40MHz推奨」と判断し、管理フレーム生成部14へ、「40MHz推奨」の推奨帯域幅通知フレームの作成指示を行う。一方、比較した結果、閾値7に比べて高い場合は、40MHz送信での送信権獲得までに要す時間の影響が大きく、その結果40MHz送信を行なっても20MHz送信に比べて良好なスループットが得られないことから「20MHz推奨」と判断し、現状の帯域幅を維持すれば良いから、管理フレーム生成部14に対して、特に何もしない。
また、帯域幅を40MHz推奨で通知している状態の場合において、比較した結果、チャネル利用率の比あるいは差が閾値8に比べて高い場合には、20MHz送信に比べ40MHz送信での送信権獲得までに時間を大きく要し、その結果40MHz送信よりも20MHz送信の方が良好なスループットが得られると判断し、管理フレーム生成部14へ、「20MHz推奨」の推奨帯域幅通知フレームの作成指示を行う。一方、閾値8より低い場合は現状の「40MHz推奨」を維持すれば良いから、管理フレーム生成部14に対して、特に何も行なわない。ここで、閾値7と閾値8はこれまで同様、いかなる方法で設定されても良く、また閾値7と閾値8はそれぞれ同じ値に設定しても良いし、別の値に設定しても良い。
次に、本実施の形態の推奨帯域幅の通知を司る推奨帯域幅判定部15の別の具体例を以下に示し、どのように推奨帯域幅を決定するかを説明する。
(第2の具体例)
第2の具体例は、チャネルの利用率(Busy率)を用いて送信権獲得までに要する時間を推定せずに、過去の送信権獲得までの時間から、送信権獲得までの時間を算出する推奨帯域幅通知フレーム発行方法である。
図6は、チャネルの利用率(Busy率)を用いずに送信権獲得までの時間を算出するための推奨帯域幅判定部15−2の機能ブロックを示したものである。
送信権獲得時間履歴部31は、以前の送信権獲得までの時間を、20MHz送信を行なった場合と40MHz送信を行なった場合で区別してカウントする。
送信権獲得時間履歴部31は、MACアクセス制御部13が、IEEE802.11のMACアクセス制御であるキャリアセンスによるCSMA/CAベースのDCFやEDCAに基づき送信権の獲得を試みた際、発生したデータがMAC送信キューに積まれてからDCFあるいはEDCAを用いて送信権を獲得し、送信開始までの時間を、20MHz送信を行なった場合と40MHz送信を行なった場合で区別してカウントし、記憶しておく。つまり、40MHz送信を行なったデータに関しては、40MHz送信時の送信権獲得までの時間として、20MHz送信を行なったデータに関しては、20MHz送信時の送信権獲得までの時間としてカウントし、記憶しておく。
そして、通知フレーム可否判断部33で、推奨帯域幅の判断が必要な際に、送信権獲得時間履歴部31は、記憶している以前の20MHz送信時の場合と40MHz送信時の場合とで要した送信権獲得までのそれぞれの時間の平均化を行う。なお、これに代えて、BSS開始時あるいは加入時から継続して送信権獲得までの時間の平均化を行っても良いし、ある一定期間(例えばビーコンインターバル期間)毎に平均化・更新を行っても良いし、一定フレーム送信回数あるいは受信回数毎に平均化・更新を行うなど、どのような頻度・間隔毎に平均化しても良い。
このようにして平均化して得られた20MHz送信時に送信権獲得までに要する時間及び40MHz送信時に送信権獲得までに要する時間を通知フレーム可否判断部33へ入力する。
閾値決定部32は、送信権獲得時間履歴部31で平均化された20MHz送信時に送信権獲得までに要する時間及び40MHz送信時に送信権獲得までに要する時間を用いて通知フレーム可否判断部33で推奨帯域幅通知フレームの送信判断制御を行うための閾値の決定を行う。なお、この閾値決定部32は、第1の具体例と同様なもので良い。
通知フレーム可否判断部33は、送信権獲得時間履歴部31からの各チャネルで送信する場合の送信権獲得までに要する平均時間と、閾値決定部32からの各閾値とに基づき、「20MHz推奨」あるいは「40MHz推奨」の判断を行う。判断の方法は、第1の具体例と同様で良い。
つまり、20MHz送信で要する時間に比べて40MHz送信で要する時間が大きく、40MHz送信により逆にスループット劣化が生じると判断した場合は「20MHz推奨」と判断し、20MHz送信で要する時間に比べて40MHz送信で要する時間がスループット劣化が生じるほど大きくないと判断した場合は、「40MHz推奨」と判断し、これらの判断が前回の推奨帯域幅と異なる場合には、その旨を管理フレーム生成部14へ通知する。管理フレーム生成部14は、推奨帯域通知フレームを生成する。管理フレーム生成部14で作成された推奨帯域幅通知フレームを、MACアクセス制御部19の下、IEEE802.11のMACアクセス制御であるキャリアセンスによるCSMA/CAベースのDCF(Distributed Coordination Function)やEDCA(Enhanced Distributed Channel Access)に基づき送信権の獲得を行った後、物理層部10を経由して送信し、推奨帯域幅の通知を行う。
また、送信権獲得時間履歴部31で、送信権獲得までに要する時間を算出する際、MACアクセス制御としてEDCAが用いられた場合は、送信権獲得までの時間はデータのトラフィック種別(アクセスカテゴリ:AC)によって異なる。CSMA/CAでは、キャリアセンスによってメディアが一定時間以上継続してIdleであることが送信権獲得の条件であるが、EDCAではACによって一定時間の定義期間(AIFS:Arbitration Inter Frame Space)が異なるためである。そのため、EDCAを用いる場合に送信権獲得までに要する時間を求める際、ACの種別による不平等さが生じないように、ある特定のAIFSを有したACのデータ送信時のみを用いて送信権獲得までの時間をカウントし平均化を行うのが望ましい。
あるいは、異なるAIFSを有したACのデータ送信で得られた送信権獲得までの時間を平均化する場合は、各ACのAIFSが均等になるような重み付けを行なって、送信権獲得までの時間を計算するのが望ましい。このように行なうことによって、例えば20MHz送信が非常に長いAIFSであるACのデータばかり送信され、40MHz送信が非常に短いAIFSであるACのデータばかり送信されるような場合等であっても、ACの種別による不平等さが生じないため、20MHz送信で送信権獲得までに要する時間と40MHz送信で送信権獲得までに要する時間とを平等に比較・判断することが可能である。
このように第2の具体例では、過去の通信の20MHz送信及び40MHz送信時に得られる送信権獲得までに要する時間を算出しそれを平均化した値を用いることにより、チャネル利用率(Busy率)を算出しチャネル利用率から20MHz送信及び40MHz送信時の送信権獲得までに要する時間の推定を行わなくても、スループットの劣化を防ぐことが期待できる推奨帯域幅を判断し、判断した推奨帯域幅の通知を行なうことができる。
次に、本実施の形態の推奨帯域幅の通知を司る推奨帯域幅判定部15の更なる別の具体例を以下に示し、どのように推奨帯域幅を決定するかを説明する。
(第3の具体例)
第3の具体例は、無線通信装置における推奨帯域幅通知フレーム発行に関して、更に端末のバッテリ残量を考慮して判断を行う例である。図7は、第1の具体例の推奨帯域幅判定部15−1に、更にバッテリ検出部からのバッテリ残量を入力する機能を設けた推奨帯域幅判定部15−3の機能ブロックを示している。
バッテリ残量検出部44では、その都度あるいは定期的に自無線通信装置のバッテリ残量の検出を行なう。得られた端末のバッテリ残量は、推奨帯域幅判定部15−3の閾値決定部42に入力される。
閾値決定部42では、先に述べたように、それぞれ固定値として、あるいはその都度状況に応じた値として、あるいは予め用意された値の中から状況に応じて適当なものとして設定された値を仮閾値とし、この仮閾値に対し、更に自無線通信装置のバッテリ残量を考慮して最終的に閾値の決定を行う。
つまり、閾値決定部42は、第1の具体例と同様な通知フレーム可否判断部43にて、バッテリ残量が少ないほど「20MHz推奨」の判断となるよう仮閾値の値を操作して閾値を決定し、また20MHz推奨を通信相手の無線通信装置に通知後の場合に、充電等によりバッテリ残量が多いほど「40MHz推奨」の判断となるよう仮閾値の値を操作して閾値を決定する。以下に、例えば第1の具体例のそれぞれ閾値7と閾値8を仮閾値として設定した場合を例に具体的に説明する。バッテリ残量検出部44で得られるバッテリ残量がある閾値A以下であった場合、(閾値8−α)を最終的な閾値決定部42が定める閾値とする。また、バッテリ残量がある閾値B以上であった場合、(閾値7+β)を最終的な閾値決定部42が定める閾値とする(ここで、α、β>0)。なお、閾値A、Bは固定値でも良いし、その都度状況に応じた値であっても良い。また、閾値Aをバッテリ残量に応じて複数用意し(例えば、A1 > A2 > A3 > A4) 、バッテリ残量がそれぞれ閾値の範囲に合致した場合に減算する値αを、バッテリ残量に応じてα1 < α2 < α3 < α4のように段階的に大きくしても良い。すなわちバッテリ残量が少ないほど減算するαの値を大きくする。また、閾値7に加算する値βに関しても同様の考えで、バッテリ残量に応じて段階的に可変にすることが可能である。このように行なうことにより、バッテリ残量が少ないほど20MHz送信推奨用の閾値を小さくできる。すなわち、バッテリ残量が少ないほど「20MHz推奨」の判断となるような閾値に決定できる。また、バッテリ残量が多いほど「40MHz推奨」の判断となるような閾値に決定できる。
20MHz受信に比べ40MHz受信では、アナログやディジタルフィルタの帯域を2倍にして待ち受けておく必要がある等、様々な面で消費する電力が大きくなってしまう。
そこで以上のようにバッテリ残量も考慮した閾値決定を行うことにより、送信権獲得までに要する時間が同じ状況であっても、バッテリ残量が少ないほど「20MHz推奨」で推奨帯域幅通知フレームを通知する傾向が高くなるように、また20MHz推奨を相手の無線通信装置に通知後の場合に、充電等によりバッテリ残量が多いほど「40MHz推奨」で推奨帯域幅通知フレームを通知する傾向が高くなるように判断・制御を行うことが可能となる。その結果、これにより自無線通信装置のバッテリ残量が少なくなったと判断した場合、相手端末に「20MHz推奨」で推奨帯域幅通知フレームを通知することで、通信相手の無線通信装置からの40MHz送信を行なわないようにさせることができ、自らは受信待ち受けの消費電力が小さい20MHz受信のみで待ち受けておくことが可能となり、待ち受け時間(通信可能な時間)の増大を図ることができる。よって、本例では基本となる40MHz及び20MHz送信における送信権獲得までに要する時間によるスループット的な観点からの判断だけではなく、消費電力的な観点からの判断も併せて総合的に「20MHz推奨」で推奨帯域幅通知フレーム発行するための判断処理が可能となる。
また一方、相手の無線通信装置に「20MHz推奨」で推奨帯域幅通知フレームを通知後、バッテリの充電等によりバッテリ残量が十分あると判断できた場合には、スループット的な観点だけでなく消費電力的な観点も併せて総合的に「40MHz推奨」で推奨帯域幅通知フレーム発行するための判断処理が可能となる。
以上、詳細に説明してきた本実施の形態の無線通信装置によれば、帯域幅の異なる第1の無線通信と第2の無線通信とを送信権獲得時間に基づいて、より推奨すべき無線通信を適切なタイミングで選択し、送信元の相手方の無線通信装置へ通知できるから、スループットの向上が期待できる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本実施の形態の無線通信装置を含むネットワークの構成例を示す図。 本実施の形態における第1の帯域幅の第1チャネル及び第2の帯域幅の第2チャネルについて説明する図。 本実施の形態の無線通信装置の構成例を示すブロック図。 本実施の形態の無線通信装置の推奨通知に係る動作フローを示す図。 推奨帯域幅判定部15の第1の具体例を示す機能ブロック図。 推奨帯域幅判定部15の第2の具体例を示す機能ブロック図。 推奨帯域幅判定部15の第3の具体例を示す機能ブロック図。
符号の説明
10・・・物理層部 11・・・アンテナ 13・・・MACアクセス制御部
14・・・管理フレーム生成部
15、15−1、15−2、15−3・・・推奨帯域幅通知判定部
16・・・第1通信部 17・・・第2通信部 18・・・キャリアセンス部
21・・・チャネル利用率推定部 22、32、42・・・閾値判定部
23、33、43・・・通知フレーム可否判断部 31・・・送信権獲得時間履歴部

Claims (9)

  1. 第1帯域幅の第1チャネルを用いた第1の無線通信と、前記第1帯域幅より広い第2帯域幅で、かつ前記第1チャネルを包含する帯域を持つ第2チャネルを用いた第2の無線通信とを、キャリアセンスによるCSMA/CA方式に従って行なう無線通信装置であって、
    前記第1の無線通信を用いる場合の送信権獲得までに要する時間と、前記第2の無線通信を用いる場合の送信権獲得までに要する時間とをそれぞれ推定する獲得時間推定手段と、
    前記獲得時間推定手段で推定された第1の無線通信及び第2の無線通信での送信権獲得までに要するそれぞれの時間に基づいて、前記第1の無線通信または前記第2の無線通信の何れを推奨するかを判断する判断手段と、
    前記判断手段で現在の無線通信と異なる無線通信を推奨すると判断した場合に、今回推奨する無線通信を示す情報を含む通知フレームを生成する通知フレーム生成手段とを備え、
    前記通知フレーム生成手段で生成された前記通知フレームを送信するようにしたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 更に、前記第1の無線通信と前記第2の無線通信とから、前記今回推奨する無線通信を選択し、送信されるデータフレームを該選択した無線通信で受信するようにしたことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記獲得時間推定手段は、
    前記第1チャネルでのチャネル利用率を用いて前記第1無線通信での送信権獲得までに要する時間を推定し、
    前記第2チャネルでのチャネル利用率を用いて前記第2無線通信での送信権獲得までに要する時間を推定するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記獲得時間推定手段で推定されるチャネル利用率は、
    チャネルを一定期間キャリアセンスした際に、該一定期間中にビジーを示す期間の割合によって算出されることを特徴とする請求項3に記載の無線通信装置。
  5. 前記獲得時間推定手段は、
    ある一定期間に前記第1の無線通信を行なう第1チャネルを用いて行なう送信に対して、都度送信権を獲得するまでに要した時間をカウントし、それら時間を平均化し、前記第1チャネルでの送信権獲得までに要する時間を推定し、
    ある一定期間に前記第2の無線通信を行なう第2チャネルを用いて行なう送信に対して、都度送信権を獲得するまでに要した時間をカウントし、それら時間を平均化し、前記第2チャネルでの送信権獲得までに要する時間を推定するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無線通信装置。
  6. 更に、バッテリと、バッテリの残量を検出するバッテリ残量検出手段とを備え、
    前記判断手段は、
    前記獲得時間推定手段で推定された第1の無線通信及び第2の無線通信での送信権獲得までに要するそれぞれの時間に基づいて、且つ、前記バッテリ残量検出部により検出されるバッテリ残量に基づいて、前記第1の無線通信または前記第2の無線通信の何れを推奨するかを判断するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の無線通信装置。
  7. 前記判断手段は、
    前記推定した第1の無線通信を行なう第1チャネルで送信を行なう場合に送信権獲得までに要する時間が第1の閾値よりも小さく、かつ、前記推定した第2チャネルで送信を行なう場合に送信権獲得までに要する時間が第2の閾値よりも大きい場合、あるいは、
    前記推定した第1の無線通信を行なう第1チャネルで送信を行なう場合に送信権獲得までに要する時間に対する前記推定した第2チャネルで送信を行なう場合に送信権獲得までに要する時間の割合が第3の閾値よりも大きい場合、あるいは、
    前記推定した第2チャネルで送信を行なう場合に送信権獲得までに要する時間から前記推定した第1の無線通信を行なう第1チャネルで送信を行なう場合に送信権獲得までに要する時間を減算した時間が第4の閾値よりも大きい場合に、
    前記第1の帯域幅を用いることを推奨すると判断することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の無線通信装置。
  8. 前記判断手段は、
    相手通信端末に対して前記第1の帯域幅を用いることを推奨する通知フレームを送信後、
    前記推定した第1の無線通信を行なう第1チャネルで送信を行なう場合に送信権獲得までに要する時間が第5の閾値よりも大きく、かつ、前記推定した第2チャネルで送信を行なう場合に送信権獲得までに要する時間が第6の閾値よりも小さい場合、あるいは、
    前記推定した第1の無線通信を行なう第1チャネルで送信を行なう場合に送信権獲得までに要する時間に対する前記推定した第2チャネルで送信を行なう場合に送信権獲得までに要する時間の割合が第7の閾値よりも小さい場合、あるいは、
    前記推定した第2チャネルで送信を行なう場合に送信権獲得までに要する時間から前記推定した第1の無線通信を行なう第1チャネルで送信を行なう場合に送信権獲得までに要する時間を減算した時間が第8の閾値よりも小さい場合に、
    前記第2の帯域幅を用いることを推奨すると判断し、
    前記通知フレームは、
    前記第2の帯域幅を用いることを推奨する無線通信を示す情報を含む通知フレームの生成することを特徴とする請求項7記載の無線通信装置。
  9. 更に、バッテリと、バッテリの残量を検出するバッテリ残量検出手段とを備え、
    前記判断手段は、
    前記バッテリ残量検出部により検出されたバッテリ残量が第1所定値より小さい場合に、前記第1の閾値を大きくかつ前記第2の閾値を小さく設定する、あるいは、前記第3の閾値を小さく設定する、あるいは、前記第4の閾値を小さく設定し、
    前記バッテリ残量検出部により検出されたバッテリ残量が第2所定値より大きい場合に、前記第5の閾値を小さくかつ前記第6の閾値を大きく設定する、あるいは、前記第7の閾値を大きく設定する、あるいは、前記第8の閾値を大きく設定する
    ようにしたことを特徴とする請求項8記載の無線通信装置。
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