JP2009090865A - 作業車両 - Google Patents

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Mizuya Matsufuji
瑞哉 松藤
Hajime Yoshii
源 吉井
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Abstract

【課題】サスペンションの昇降制御に関わる複数の油圧機器を相互に近づけて取り付けることができると共に、スペースを有効利用して前記油圧機器を取り付けることができる作業車両の提供する。
【解決手段】トラクタ1は、左右に所定間隔を開けて設けられた左プレート8Lと、右プレート8Rと、で構成される機体フレーム8と、左プレート8Lと右プレート8Rとの下部に固定され、エンジン6の動力を左前輪4と右前輪4とに分配するセンターケース9と、機体フレーム8とセンターケース9とに取り付けられたサスペンション3・3と、前輪3・3の高さを油圧シリンダ26・26の伸縮により調整するサスペンション制御機構と、を具備する。
【選択図】図4

Description

本発明は、トラクタ等作業車両のフロントサスペンションの技術に関する。
従来から、マクファーソンストラット式やダブルウィッシュボーン式等の独立型サスペンションは知られており、前記ダブルウィッシュボーン式のサスペンションを用いた作業車両の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の技術の如くである。
特許文献1に開示された技術は、差動装置を収納するセンターケースに前記サスペンションを取り付けるものである。
欧州特許出願公開第807543号明細書
従来のサスペンションにおける車輪を昇降させるために、油圧シリンダを取り付けて、前記油圧シリンダへ圧油を供給したり、ドレンしたりするために切換弁を備え、また、凹凸走行時のショックを緩和するために油圧回路にアキュムレータを備えている。これら、切換弁やアキュムレータ等はセンターケースと離れた位置に設置されていたために、配管が長くなり送油抵抗が増加したり、応答が遅くなったりしていた。
本発明は、サスペンションの昇降制御に関わる複数の油圧機器を相互に近づけて取り付けることができると共に、スペースを有効利用して前記油圧機器を取り付けることができる作業車両の提供を目的とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、作業車両は、左右に所定間隔を開けて設けられた左プレートと右プレートとを有する機体フレームと、前記左プレートと右プレートとの下部に固定され、エンジンの動力を左前輪と右前輪とに分配する差動装置を収納するセンターケースと、前記左プレートに上下回動可能に取り付けられたアッパーアームと、前記センターケースの左側面に上下回動可能に取り付けられたロアアームと、上端側が前記左プレートに下端側が前記ロアアームにそれぞれ取り付けられた油圧シリンダと、を有するダブルウィッシュボーン式の左サスペンションと、前記右プレートに上下回動可能に取り付けられたアッパーアームと、前記センターケースの右側面に上下回動可能に取り付けられたロアアームと、上端側が前記右プレートに下端側が前記ロアアームにそれぞれ取り付けられた油圧シリンダと、を有するダブルウィッシュボーン式の右サスペンションと、前記前輪の高さを前記油圧シリンダの伸縮により調整するサスペンション制御機構と、を具備するものである。
請求項2においては、前記サスペンション制御機構は、アキュムレータと、制御弁と、制御コントローラと、を有し、前記アキュムレータと、制御弁と、制御コントローラと、を前記左プレートと、右プレートと、センターケースの上面と、で囲まれた空間内に設けたものである。
請求項3においては、前記空間は、エンジン冷却風通路と連通されているものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1の如く構成すると、左プレートと右プレートとの下部にセンターケースを固定することにより生じた、左プレートと、右プレートと、センターケースの上面と、で囲まれた空間内に、サスペンション制御機構の一部を設けることができるので、スペースを有効利用できる。
請求項2の如く構成すると、前記空間内に、アキュムレータと、制御弁と、制御コントローラと、をできるだけ近づけて配置することができる。これによって、油圧配管や制御配線を短くすることができるので、作動油の送油抵抗を低減することができると共に、制御信号のノイズも低減することができる。
また、前記空間内に、アキュムレータと、制御弁と、制御コントローラと、を集約して配置することができるので、メンテナンスも容易に行える。
請求項3の如く構成すると、エンジン冷却風が前記空間に流入するため、前記空間内に設けられたサスペンション制御機構の一部を冷却するための冷却装置が不要となり、コスト低減化を図ることができる。
まず、本発明に係る作業車両の実施の一形態であるトラクタ1の全体構成について説明する。
なお、本発明に係る作業車両は本実施例で説明する農業用車両であるトラクタ1に限らず、ローダやバックホー等の建設機械等の作業車両にも利用可能である。
また、以下の説明では図1の矢印F方向を、トラクタ1の前方として説明する。
図1に示すように、トラクタ1は、機体の前後部にそれぞれ前輪4・4及び後輪5・5を備え、トラクタ1前部のボンネット2内には原動機であるエンジン6が機体フレーム8に固設されている。
図3、図4及び図5に示すように、機体フレーム8は、前後方向に延出した左プレート8Lと、右プレート8Rと、で構成されている。左プレート8Lと、右プレート8Rと、は左右に所定間隔を開けて設けられている。左プレート8Lと、右プレート8Rと、は前後方向に平行に対面している。
このように、機体フレーム8は、左右に所定間隔を開けて設けられた左プレート8Lと、右プレート8Rと、を有する。
図1に示すように、ボンネット2の後方にはキャビン7が設けられている。キャビン7内の前部にはステアリングハンドル7aが配設され、ステアリングハンドル7aの後方には運転座席7bが配置されている。キャビン7の左右両側部には、後輪5・5の上方を覆うようにフェンダ11・11が固設されている。
エンジン6の後方にはクラッチ12が配置され、エンジン6の動力はクラッチ12を介して機体フレーム8後部に固設されたミッションケース10内のトランスミッション(図示せず)へと伝達される。
ミッションケース10の左右両側面には、左右両方向へ突設された後車軸13・13を介して後輪5・5が取り付けられている。エンジン6からの動力は前記トランスミッションにより変速されると共に機体前後方向へと分配される。機体後方へ分配された動力は、後車軸13・13を介して後輪5・5に伝達される。
また、機体フレーム8の前部にはサスペンション3・3が設けられている。サスペンション3・3により左右の前輪4・4が支持されている。トランスミッションにより機体前方へ分配されたエンジン6の動力は、センターケース9内に設けられた差動装置14へ伝達される(図2参照)。差動装置14により、エンジン6の動力は機体左右方向へ分配され、前輪4・4へ伝達される。
次に、前輪4・4の駆動構成について詳細に説明する。
なお、左前輪4と右前輪4とは同じ駆動構成なので、右前輪4の説明については省略する。
図3、図4及び図5に示すように、左プレート8Lと右プレート8Rとの下部にはセンターケース9が固定されている。
図2に示すように、センターケース9には、エンジン6の動力を左前輪4と右前輪4とに分配するベベルギア式の差動装置14が収納されている。
このように、センターケース9は、左プレート8Lと右プレート8Rとの下部に固定され、エンジン6の動力を左前輪4と右前輪4とに分配する差動装置14を収納する。
最終減速装置15は、遊星ギア機構16と、遊星ギア機構16を覆うケース17等で構成されている。
差動装置14は、前輪駆動軸18・18・18を介して遊星ギア機構16を構成するサンギア19と接続されている。なお、本実施例の前輪駆動軸18・18・18は、3つのユニバーサルジョイント20・20・20で連結されているが、ユニバーサルジョイントの数については3つに限定されるものではない。
遊星ギア機構16を構成するプラネタリギア21とケース17とはプラネタリギア軸22で接続されており、プラネタリギア21の公転によりケース17が回転するように構成されている。
左前輪4はケース17と一体的に回転するように、ケース17に取り付けられている。
ミッションケース10に伝達されて変速されたエンジン6の動力は、推進軸23等を介して差動装置14に伝達される。差動装置14に伝達された動力は、前輪駆動軸18・18・18を介して最終減速装置15から左輪4へと伝達される。
次に、サスペンション3・3の構成について詳細に説明する。
なお、左サスペンション3と右サスペンション3とは同じ構成なので、右サスペンション3の説明については省略する。
左サスペンション3は、アッパーアーム24と、ロアアーム25と、油圧シリンダ26と、ジョイント27と、で構成されている。
図3、図4及び図5に示すように、アッパーアーム24の一端側は左プレート8Lにブラケット28を介して上下回転可能に取り付けられている。これによって、アッパーアーム24は左プレート8Lに支持されている。本実施例のように、ブラケット28を用いてアッパーアーム24を取り付けたときも、アッパーアーム24が左プレート8Lに上下回転可能に取り付けられている場合に含まれるものとする。アッパーアーム24の他端側はジョイント27に回転可能に取り付けられている。
ロアアーム25の一端側は、センターケース9の前面と後面とに設けられた孔部29・29に上下回転可能に取り付けられている。これによって、ロアアーム25はセンターケース9に支持されている。なお、ブラケット等を用いてロアアーム25をセンターケース9の左側面に上下回転可能に取り付けてもよい。前述のように、センターケース9に孔部29・29を設けたり、ブラケット等を用いたりして、ロアアーム25を取り付けたときも、ロアアーム25がセンターケース9の左側面に上下回転可能に取り付けられている場合に含まれるものとする。ロアアーム25の他端側は、ジョイント27に回転可能に取り付けられている。
なお、アッパーアーム24及びロアアーム25の形状について、本実施例では略A字状のものを用いているが、略U字状、略V字状等の形状でもよく、本実施例の形状に限定されない。
油圧シリンダ26の上端側は、左プレート8Lにブラケット28を介して取り付けられている。油圧シリンダ26の下端側はロアアーム25の中途部に取り付けられている。
このように、油圧シリンダ26は、上端側が左プレート8Lに、下端側がロアアーム25に、それぞれ取り付けられている。
ジョイント27には、最終減速装置15のケース17が回転可能に取り付けられている。
本実施例においては、機体フレーム8にアッパーアーム24・24を、センターケース9にロアアーム25・25を、それぞれ取り付けている。このようにすると、センターケース9のみにアッパーアーム24・24とロアアーム25・25とを取り付けるよりも、アッパーアーム24・24とロアアーム25・25との上下の間隔を広くとることができるので、油圧シリンダ26・26の取り付け位置等の設計の自由度が高くなる。
また、油圧シリンダ26・26を取り付けるには、アッパーアーム24・24とロアアーム25・25との間に所定の上下間隔が必要である。本実施例においては、アッパーアーム24・24を、センターケース9ではなく、機体フレーム8に取り付ける構成である。このため、アッパーアームをセンターケースに取り付ける構成のものに用いるセンターケースに比べて、小型のセンターケースを用いても前記所定の上下間隔を確保できる。
次に、サスペンション制御機構について説明する。
サスペンション制御機構とは、油圧シリンダ26・26に流入、流出する油量を調整して油圧シリンダ26・26を伸縮することにより、前輪4・4の高さを調整する機構である。
本実施例におけるサスペンション制御機構は、油圧回路38とポジションセンサ101・101とアキュムレータ31・31と制御弁32と制御コントローラ33等で構成されている。
図6に示すように、油圧回路38は主に、第一油路50と、第二油路51と、ミッションケース(オイルタンク)10と、油圧シリンダ26・26と、切換手段52と、圧力補償型流量制御弁53等で構成されている。
第一油路50は、サスペンション3・3にそれぞれ設けられた油圧シリンダ26・26に連通接続されている。
第二油路51は、第一油路50とオイルタンクであるミッションケース10に連通接続されている。
第二油路51の中途部には、作動油の流通方向を切り換える切換手段52として上昇電磁弁54及び下降電磁弁55が設けられている。
上昇電磁弁54は、作動油をミッションケース10から第一油路50へ向かって流通可能とさせる電磁弁である。
下降電磁弁55は、上昇電磁弁54と第一油路50との間に配設され、作動油を第一油路50からミッションケース10へ向かって流通可能とさせる電磁弁である。
なお本実施例においては、電磁力により操作される上昇電磁弁54と下降電磁弁55とを用いたが、例えば機械的に操作されるものや、手動で操作されるものであっても良い。
圧力補償型流量制御弁53は、第一油路50からミッションケース10へ流出する作動油の流量を一定に保つものである。圧力補償型流量制御弁53は、上昇電磁弁54と下降電磁弁55との間に配設されている。
第二油路51には油圧ポンプ60が配設されている。油圧ポンプ60はエンジン6の動力により駆動され、ミッションケース10内の作動油を吸い上げる。油圧ポンプ60により吸い上げられた作動油に混入している異物等は、第二油路51のミッションケース10側の端部に設けられたサクションフィルタ61により、除去される。サクションフィルタ61を通過した作動油は、切換手段52へと圧送される。
アンロード用電磁弁62は、切換手段52により第二油路51が遮断されている場合のエネルギーロスを抑制するために、油圧ポンプ60と上昇電磁弁54の間において第二油路51から分岐されたアンロード用油路63に設けられている。
図6に示す状態においては、上昇電磁弁54によって第二油路51は遮断されている。この場合、油圧ポンプ60によって圧送された作動油はアンロード用電磁弁62を介してミッションケース10へ戻される。
上昇電磁弁54が切り換えられ、作動油が第二油路51を介して第一油路50へ圧送可能となった場合は、同時にアンロード用電磁弁62も切り換えられ、アンロード用油路63を遮断する。
また、油圧ポンプ60と上昇電磁弁54の間において第二油路51から分岐されたリリーフ用油路64にはリリーフ弁65が設けられている。リリーフ弁65を設けることにより、配管内の圧力を設定すると共に、回路内で異常な圧力が発生した場合の回路の破損等を防止している。
圧力補償型流量制御弁53は、絞り66、チェック弁67、スプール等で構成されている。
上昇電磁弁54が切り換えられることにより第二油路51が連通された場合、ミッションケース10内の作動油は油圧ポンプ60により圧力補償型流量制御弁53のチェック弁67及び下降電磁弁55を通過し、第一油路50へと圧送される。
上昇電磁弁54がノーマル位置で下降電磁弁55が切り換えられ、作動油が第一油路50から圧力補償型流量制御弁53を介してミッションケース10へと戻る場合、絞り弁66の前後の圧力差によってスプールが移動して圧力補償型流量制御弁53内の油路面積が変化する。つまり、圧力差が大きい場合には油路面積は縮小し、圧力差が小さい場合には油路面積は拡大する。この圧力補償型流量制御弁53の作動により、絞り弁66の前後の圧力差が変動しても作動油の流量を一定に保つことが可能となる。
アキュムレータ31・31は、第一油路50の中途部から分岐されたアキュムレータ用油路69により第一油路50と連通接続されている。
トラクタ1の前輪4・4が走行中に路面から受けた衝撃は、サスペンション3・3を介して油圧シリンダ26・26に伝達される。この衝撃を、第一油路50及びアキュムレータ用油路69を介してアキュムレータ31・31に伝達し、吸収することができる。
また、アキュムレータ用油路69の中途部にはサスペンションロック切換電磁弁70が配設されている。サスペンションロック切換電磁弁70を切り換えることにより、アキュムレータ用油路69を遮断することができる。
なお、本実施例に係る油圧回路においては、アキュムレータ31・31を2つ設けるものとしたが、1つ若しくは3つ以上でも良く、サスペンションとしての衝撃吸収等の機能を十分に果たすことができるだけの容量があれば良い。
第一油路50は、第一油路50の中途部から分岐されたオーバーロード用油路71によりミッションケース10と連通接続されている。オーバーロード用油路71の中途部にはオーバーロード弁72が配設され、通常はオーバーロード用油路71を遮断している。オーバーロード弁72は、油圧シリンダ26・26に過大な負荷が加わり、予めオーバーロード弁72に設定された圧力を超える圧力が回路内に発生した場合に第一油路50とミッションケース10とを連通し、第一油路50内の作動油をミッションケース10へと戻すことで、回路の破損等を防止している。
第一油路50上であって油圧シリンダ26・26の近傍には、ストップ弁73・73が設けられている。油圧シリンダ26・26のメンテナンス時等には、ストップ弁73・73を閉じることで第一油路50を遮断することができる。
また、第一油路50の中途部には、圧力計74が設けられている。圧力計74は、調整や不具合発生の確認等に用いられる。
ポジションセンサ101・101は、油圧シリンダ26・26のロッドの伸び量を検出する位置検出手段である。つまり、ポジションセンサ101・101は、油圧シリンダ26・26のロッドが、基準となる位置から伸びた量(若しくは縮んだ量)を常時検出することができる。
ポジションセンサ101・101は、油圧シリンダ26・26にそれぞれ設けられている。
制御コントローラ33は、ポジションセンサ101・101からの検出値の信号に対応する、電磁弁(上昇電磁弁54と下降電磁弁55とアンロード用電磁弁62とサスペンションロック切換電磁弁70)の開閉の有無や開閉時間を記憶したROMやCPU等を具備している。
図7に示すように、制御コントローラ33は、入力側として、ポジションセンサ101と接続されている。制御コントローラ33は、出力側として、上昇電磁弁54と、下降電磁弁55と、アンロード用電磁弁62と、サスペンションロック切換電磁弁70と、接続されている。
ポジションセンサ101・101は、油圧シリンダ26・26のロッドの伸び量を検出し、その検出値の信号を制御コントローラ33に送る。前記信号を受けた制御コントローラ33は、前記検出値の信号に対応する、前記電磁弁の開閉の有無や開閉時間を、前記ROMの記憶より決定し、その決定の信号を前記電磁弁に送る。これによって、前記電磁弁の開閉等が行われて、油圧シリンダ26・26に流入、流出する油量が調整される。そして、油圧シリンダ26・26が伸縮し、前輪4・4の高さが調整される。
このように、サスペンション制御機構は、前輪4・4の高さを油圧シリンダ26・26の伸縮により調整する。
次に、サスペンション制御機構の一部の設置構成について説明する。
図3、図4及び図5に示すように、空間30は、左プレート8Lと、右プレート8Rと、センターケース9の上面と、により正面視で凹状に構成されている。
このように、空間30は、左プレート8Lと、右プレート8Rと、センターケース9の上面と、で囲まれた空間である。
制御弁32は、圧力補償型流量制御弁53と、上昇電磁弁54と、下降電磁弁55と、アンロード用電磁弁62と、リリーフ弁65と、サスペンションロック切換電磁弁70と、オーバーロード弁72と、を具備する。なお、油圧回路が異なれば制御弁32の構成も異なるので、弁の種類や個数は限定するものではない。
サスペンション制御機構の一部であるアキュムレータ31・31と、制御弁32と、制御コントローラ33と、は空間30に設けられている。ただし、前記サスペンション制御機構の一部をプレート上に載置固定して、センターケース9上に固定する構成としてもよく、このプレートにより左プレート8Lと右プレート8Rを連結固定する構成とすることも可能である。
なお、空間30に設ける、サスペンション制御機構の一部は、前述のアキュムレータ31・31と、制御弁32と、制御コントローラ33と、に限定されない。
例えば、アキュムレータ31・31と、制御弁32と、制御コントローラ33と、に加えて、オイルクーラーやパワーステアリング用の油圧機器等がある。
このようにすると、本実施例においては、左プレート8Lと右プレート8Rとの間の下部にセンターケース9を固定することにより、左プレート8Lと、右プレート8Rと、センターケース9の上面と、で囲まれる空間30を形成することができ、空間30にサスペンション制御機構(油圧回路38と、ポジションセンサ101・101と、制御コントローラ33)の一部(アキュムレータ31・31と、制御弁32と、制御コントローラ33)を設けることで、スペースを有効利用でき、油圧装置の一部を保護し、また、制御弁32と油圧シリンダ26・26の間の油圧配管の距離を短くすることができるので、送油抵抗を低減し、配線も短くできるので、制御応答も向上することができる。
また、図1に示すように、ラジエータ80を経由して、空間30の上方に配置される冷却ファン81で発生する冷却風はエンジン6に送風されてエンジン6を冷却するが、左プレート8Lと右プレート8Rの間を冷却風通路82(図5参照)として、冷却風通路82を冷却ファン81の前または後に形成されるダクトと連通して、前記冷却風を空間30に導くことにより、油圧機器及び制御コントローラ33を冷却することが可能となり、これらを冷却するための冷却装置を不要として、コスト低減化を図り、性能の向上も図ることができる。
次に、サスペンション3・3の揺動制限構成について説明する。
なお、左サスペンション3と右サスペンション3との揺動制限構成は同じ構成なので、右サスペンション3の構成の説明については省略する。
図4及び図5に示すように、ロアアーム25のセンターケース9との取り付け位置側、つまり、ロアアーム25の回転基部には、上向きの突起34aが設けられている。ただし、ロアアーム25を正面視L字状にして、上向きの突起を形成することも可能である。
センターケース9の後面には、ストッパ35aが設けられている。ストッパ35aは、突起34aの回転軌跡上に設けられている。ストッパ35aは、突起34aと当接する高さに設けられて、前輪4の最下降位置を制限する構成としている。また、センターケース9のロアアーム25取付部より内側で、後方に突出部9aを形成し、突出部9aの左側面をストッパ壁9bとしている。ストッパ壁9bは前輪4の最上昇位置を制限する構成としている。
このように、センターケース9は、突起34aの回転軌跡上にストッパ35aとストッパ壁9bを具備し、ロアアーム25の回転角度を規制する構成としている。
このようにすると、ロアアーム25が所定角度以上回転すると、突起34aと、ストッパ35aまたはストッパ壁9bと、が当接する。これによって、ロアアーム25が所定角度以上回転することが制限されるので、サスペンション3や前輪4等が他の部材と干渉するのを防止することができる。
なお、ロアアーム25の突起の向きや、ロアアーム25の突起の数や、センターケース9のストッパの数については本実施例に示すものに限定されない。例えば図8に示すように、ロアアーム25は斜め上向きの突起34bを具備して、センターケース9は突起34bの正回転の軌跡上と、逆回転の軌跡上とに、ストッパ35b、35cを具備するようにしてもよい。
また、ロアアーム25の突起と、前記突起と当接することによりサスペンション3・3の揺動範囲を制限するセンターケース9のストッパと、はトラクタ1の正面側に設けてもよい。また、前記突起と前記ストッパとは、トラクタ1の正面側と背面側の一方又は双方に設けてもよい。
また、突起はアッパーアーム24に、ストッパは機体フレーム8に設ける構成とすることも可能であるが、通常ロアアーム25はアッパーアーム24よりも剛性が高くなるように構成しているため、ロアアーム25に設けるほうが有利となる。また、アッパーアーム24より下側に位置するロアアーム25に突起等を設けるほうが重心も下がり有利となる。
以上のように、トラクタ1は、左右に所定間隔を開けて設けられた左プレート8Lと右プレート8Rとを有する機体フレーム8と、左プレート8Lと右プレート8Rとの下部に固定され、エンジン6の動力を左前輪4と右前輪4とに分配する差動装置14を収納するセンターケース9と、左プレート8Lに上下回動可能に取り付けられたアッパーアーム24と、センターケース9の左側面に上下回動可能に取り付けられたロアアーム25と、上端側が左プレート8Lに下端側がロアアーム25にそれぞれ取り付けられた油圧シリンダ26と、を有するダブルウィッシュボーン式の左サスペンション3と、右プレート8Rに上下回動可能に取り付けられたアッパーアーム24と、センターケース9の右側面に上下回動可能に取り付けられたロアアーム25と、上端側が右プレート8Rに下端側がロアアーム25にそれぞれ取り付けられた油圧シリンダ26と、を有するダブルウィッシュボーン式の右サスペンション3と、前輪4・4の高さを油圧シリンダ26・26の伸縮により調整するサスペンション制御機構と、を具備するよう構成すると、左プレート8Lと右プレート8Rとの下部にセンターケース9を固定することにより生じた、左プレート8Lと、右プレート8Rと、センターケース9の上面と、で囲まれた空間内に、前記サスペンション制御機構の一部を設けることができるので、スペースを有効利用できる。
また、前記サスペンション制御機構は、アキュムレータ31・31と、制御弁32と、制御コントローラ33と、を有し、アキュムレータ31・31と、制御弁32と、制御コントローラ33と、を左プレート8Lと、右プレート8Rと、センターケース9の上面と、で囲まれた空間30内に設けると、空間30内に、アキュムレータ31・31と、制御弁32と、制御コントローラ33と、をできるだけ近づけて配置することができる。これによって、油圧配管や制御配線を短くすることができるので、作動油の送油抵抗を低減することができると共に、制御信号のノイズも低減することができる。
また、空間30内に、アキュムレータ31・31と、制御弁32と、制御コントローラ33と、を集約して配置することができるので、メンテナンスも容易に行える。
また、空間30を、エンジン冷却風通路と連通させると、エンジン冷却風が空間30に流入するため、空間30内に設けられたサスペンション制御機構の一部を冷却するための冷却装置が不要となり、コスト低減化を図ることができる。
本発明の一実施例に係るのトラクタの側面図。 トラクタの前輪の駆動構成を示すスケルトン図。 トラクタのサスペンションの正面図。 トラクタのサスペンションの背面図。 トラクタのサスペンションの斜視図。 サスペンション制御機構の油圧回路図。 サスペンション制御機構の制御系に関するブロック図。 サスペンションの揺動制限構成の一例を示した前輪のサスペンションの背面図。
符号の説明
1 トラクタ
3 サスペンション
4 前輪
6 エンジン
8 機体フレーム
8L 左プレート
8R 右プレート
9 センターケース
14 差動装置
15 最終減速装置
24 アッパーアーム
25 ロアアーム
26 油圧シリンダ
31 アキュムレータ
32 制御弁
33 制御コントローラ
34a ロアアーム25の突起
35a センターケース9のストッパ
82 エンジン冷却風通路

Claims (3)

  1. 左右に所定間隔を開けて設けられた左プレートと右プレートとを有する機体フレームと、
    前記左プレートと右プレートとの下部に固定され、エンジンの動力を左前輪と右前輪とに分配する差動装置を収納するセンターケースと、
    前記左プレートに上下回動可能に取り付けられたアッパーアームと、前記センターケースの左側面に上下回動可能に取り付けられたロアアームと、上端側が前記左プレートに下端側が前記ロアアームにそれぞれ取り付けられた油圧シリンダと、を有するダブルウィッシュボーン式の左サスペンションと、
    前記右プレートに上下回動可能に取り付けられたアッパーアームと、前記センターケースの右側面に上下回動可能に取り付けられたロアアームと、上端側が前記右プレートに下端側が前記ロアアームにそれぞれ取り付けられた油圧シリンダと、を有するダブルウィッシュボーン式の右サスペンションと、
    前記前輪の高さを前記油圧シリンダの伸縮により調整するサスペンション制御機構と、を具備する作業車両。
  2. 前記サスペンション制御機構は、アキュムレータと、制御弁と、制御コントローラと、を有し、
    前記アキュムレータと、制御弁と、制御コントローラと、を前記左プレートと、右プレートと、センターケースの上面と、で囲まれた空間内に設けた請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記空間は、エンジン冷却風通路と連通されている請求項2に記載の作業車両。
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