JP2009096861A - 有機エレクトロルミネッセンス素子材料、有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置及び照明装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】2座配位子としてN−フェニルピラゾールを有する元素周期表の8〜10族の遷移金属錯体である有機EL素子材料。N−フェニルピラゾールは、フェニル環の2位が遷移金属と結合し、ピラゾール環のもう一つのNが遷移金属と配位結合し、さらにフェニル環の3〜5位、ピラゾール環の5位のうち少なくとも1つは芳香族炭化水素基、5〜6員の複素環基等の置換基を有する。
【選択図】なし
Description
2.前記一般式(1)で表される金属錯体が、下記一般式(3)で表される金属錯体であることを特徴とする前記1に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料。
3.前記一般式(3)で表される金属錯体が、下記一般式(4)で表される金属錯体であることを特徴とする前記2に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料。
4.前記一般式(4)で表される金属錯体が、下記一般式(5)で表される金属錯体であることを特徴とする前記3に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料。
5.前記一般式(1)で表される金属錯体が、下記一般式(6)で表される金属錯体であることを特徴とする前記1に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料。
6.前記一般式(6)で表される金属錯体が、下記一般式(7)で表される金属錯体であることを特徴とする前記5に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料。
7.前記一般式(7)で表される金属錯体が、下記一般式(8)で表される金属錯体であることを特徴とする前記6に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料。
8.前記X1−L1−X2で表される2座の配位子が、下記一般式(9)で表される化合物であることを特徴とする前記1〜7のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料。
9.前記X1−L1−X2で表される2座の配位子が、下記一般式(10)で表される化合物であることを特徴とする前記8に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料。
10.前記X1−L1−X2で表される2座の配位子が、下記一般式(11)で表される化合物であることを特徴とする前記9に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料。
11.前記一般式(1)及び一般式(3)〜(8)からなる群から選択される少なくともひとつで表される金属錯体において、
m2が0であることを特徴とする前記1〜10のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料。
m2が1であることを特徴とする前記1〜10のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料。
(a)嵩高い置換基によりフェニル基のねじれを大きくするとともに自由回転を抑制することで振動準位の確率を低くする、
(b)5位に嵩高い置換基を導入することで分子の安定性を大きく向上させる、
という効果が得られることを見出した。
本発明に係る金属錯体は、例えば、上記一般式(1)で説明するとm1>m2である場合、m1を有する括弧内に示す部分構造、もしくはその互変異性体で表される部分構造を主配位子と称し、m2を有する括弧内に示す部分構造、もしくはその互変異性体で表される部分構造を副配位子と称す。m1<m2の場合はその逆である。
本発明に係る、一般式(1)、一般式(3)〜(8)で表される金属錯体の形成に用いられる金属としては、元素周期表の8〜10族の遷移金属元素(単に遷移金属ともいう)が用いられるが、中でも、イリジウム、白金が好ましい遷移金属元素として挙げられる。
本発明に係る一般式(1)で表される金属錯体について説明する。
一般式(2)において、Z1により形成される5員または6員の炭化水素環基としては、非芳香族炭化水素環基、芳香族炭化水素環基が挙げられ、非芳香族炭化水素環基としては、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等が挙げられる。これらの基は、無置換でもよく、上記の置換基を有していてもよい。
上記一般式(1)で表される金属錯体の好ましい態様のひとつとして、上記一般式(3)で表される金属錯体が挙げられる。
本発明において、Es値とは化学反応性より誘導された立体パラメータであり、この値が小さければ小さいほど立体的に嵩高い置換基ということができる。
X−CH2COORX+H2O→X−CH2COOH+RXOH
で表される、酢酸のメチル基の水素原子1つを置換基Xで置換したα位モノ置換酢酸から誘導されるα位モノ置換酢酸エステルを酸性条件下で加水分解する際の反応速度定数kXと、次の化学反応式
CH3COORY+H2O→CH3COOH+RYOH
(RXはRYと同一)で表される、上記のα位モノ置換酢酸エステルに対応する酢酸エステルを酸性条件下で加水分解する際の反応速度定数kHから次の式で求められる。
置換基Xの立体障害により反応速度は低下し、その結果kX<kHとなるのでEs値は通常負となる。実際にEs値を求める場合には、上記の二つの反応速度定数kXとkHを求め、上記の式により算出する。
本発明において、電子供与性の置換基とは下記に記載のハメットのσp値が負の値を示す置換基のことであり、そのような置換基は水素原子と比べて結合原子側に電子を与えやすい特性を有する。
上記一般式(3)で表される金属錯体の更に好ましい態様のひとつとして、上記一般式(4)で表される金属錯体が挙げられる。
一般式(5)において、R1、R2、R3、R4、R6で各々表される置換基は、一般式(1)において、R1、R2、R3、R4で各々表されるは置換基と同義である。
上記一般式(1)で表される金属錯体の好ましい態様のひとつとして、上記一般式(6)で表される金属錯体が挙げられる。
上記一般式(6)で表される金属錯体の好ましい態様のひとつとして、上記一般式(7)で表される金属錯体が挙げられる。
上記一般式(7)で表される金属錯体の好ましい態様のひとつとして、上記一般式(8)で表される金属錯体が挙げられる。
本発明に係る、一般式(1)〜(8)のいずれかひとつで表される金属錯体において、m2としては、0または1であることが好ましい。
本発明に係るX1−L1−X2で表される2座の配位子の好ましい態様について詳細に説明する。
一般式(9)において、Z3、Z4により形成される5員または6員の炭化水素環基は、一般式(2)において、Z1により形成される5員または6員の炭化水素環基と同義である。
一般式(10)において、R8、R9、R12で各々表される置換基は、一般式(1)において、R1、R2、R3、R4で各々表されるは置換基と同義である。また、R8とR9でお互いに連結して環を形成することも可能である。
一般式(11)において、R8、R9、R12で各々表される置換基は、一般式(1)において、R1、R2、R3、R4で各々表されるは置換基と同義である。また、R8とR9でお互いに連結して環を形成することも可能である。
本発明に係る、一般式(1)および一般式(3)〜(8)で表される各々の金属錯体の第一発光波長は特に限定はないが、400nm〜500nmの範囲が好ましい。
また、本発明においては、上記一般式(1)、一般式(3)〜(8)のいずれかひとつで表される金属錯体を部分構造として有する重合体(ポリマーともいう)を本発明の有機EL素子材料として用いることができる。
40.0g(0.15モル)の5−メシチル−1−フェニル−1H−ピラゾール及び21.4g(0.06モル)の塩化イリジウム・3水和物を2−エトキシエタノール500mlおよび水170ml中、窒素バブリングを行いながら18時間還流した。
工程1で得られた、5.0g(0.00333モル)の錯体A及び1.7g(0.0066モル)の1−メシチル−2−フェニル−1H−イミダゾールをトリフルオロ酢酸銀1.6g(0.00733モル)共存下、酢酸フェニル100ml中、窒素バブリングを行いながら内温150℃から170℃で5時間反応させた。
本発明では、例示化合物の発光波長を以下のように測定した。まず、例示化合物の吸収スペクトルを測定し、300nm〜350nmの範囲の吸収最大波長を励起光として設定する。
本発明の有機EL素子材料を用いて本発明の有機EL素子を作製する場合、有機EL素子の構成層(詳細は後述する)の中で、発光層または電子阻止層に本発明の有機EL素子材料を用いることが好ましい。また、発光層中では下記の発光ドーパントとして好ましく用いられる。
発光層中の主成分であるホスト化合物である発光ホストに対する発光ドーパントとの混合比は、好ましくは質量で0.1質量%〜30質量%未満の範囲に調整することである。
本発明に用いられるホスト化合物とは、発光層に含有される化合物のうちで室温(25℃)においてリン光発光のリン光量子収率が、0.01未満の化合物を表す。
本発明の有機EL素子の構成層について説明する。
(ii)陽極/電子阻止層/発光層/正孔阻止層/電子輸送層/陰極
(iii)陽極/正孔輸送層/電子阻止層/発光層/正孔阻止層/電子輸送層/陰極
(iv)陽極/正孔輸送層/電子阻止層/発光層/正孔阻止層/電子輸送層/陰極
(v)陽極/正孔輸送層/電子阻止層/発光層/正孔阻止層/電子輸送層/陰極バッファー層/陰極
(vi)陽極/陽極バッファー層/正孔輸送層/電子阻止層/発光層/正孔阻止層/電子輸送層/陰極バッファー層/陰極
(vii)陽極/陽極バッファー層/正孔輸送層/電子阻止層/発光層/正孔阻止層/電子輸送層/陰極バッファー層/陰極
《阻止層(電子阻止層、正孔阻止層)》
本発明に係る阻止層(例えば、電子阻止層、正孔阻止層)について説明する。
正孔阻止層とは広い意味では電子輸送層の機能を有し、電子を輸送する機能を有しつつ正孔を輸送する能力が著しく小さい材料からなり、電子を輸送しつつ正孔を阻止することで電子と正孔の再結合確率を向上させることができる。
一方、電子阻止層とは広い意味では正孔輸送層の機能を有し、正孔を輸送する機能を有しつつ電子を輸送する能力が著しく小さい材料からなり、正孔を輸送しつつ電子を阻止することで電子と正孔の再結合確率を向上させることができる。また、更には、後述する正孔輸送層の構成を必要に応じて、電子阻止層として用いることができる。
正孔輸送層とは正孔を輸送する機能を有する材料を含み、広い意味で正孔注入層、電子阻止層も正孔輸送層に含まれる。正孔輸送層は単層もしくは複数層設けることができる。
電子輸送層とは電子を輸送する機能を有する材料からなり、広い意味で電子注入層、正孔阻止層も電子輸送層に含まれる。電子輸送層は単層もしくは複数層を設けることができる。
注入層は必要に応じて設け、電子注入層と正孔注入層があり、上記のごとく陽極と発光層または正孔輸送層の間及び陰極と発光層または電子輸送層との間に存在させてもよい。
本発明の有機EL素子に係る陽極としては、仕事関数の大きい(4eV以上)金属、合金、電気伝導性化合物及びこれらの混合物を電極物質とするものが好ましく用いられる。このような電極物質の具体例としては、Au等の金属、CuI、インジウムチンオキシド(ITO)、SnO2、ZnO等の導電性透明材料が挙げられる。
一方、本発明に係る陰極としては、仕事関数の小さい(4eV以下)金属(電子注入性金属と称する)、合金、電気伝導性化合物及びこれらの混合物を電極物質とするものが用いられる。このような電極物質の具体例としては、ナトリウム、ナトリウム−カリウム合金、マグネシウム、リチウム、マグネシウム/銅混合物、マグネシウム/銀混合物、マグネシウム/アルミニウム混合物、マグネシウム/インジウム混合物、アルミニウム/酸化アルミニウム(Al2O3)混合物、インジウム、リチウム/アルミニウム混合物、希土類金属等が挙げられる。これらの中で、電子注入性及び酸化等に対する耐久性の点から、電子注入性金属とこれより仕事関数の値が大きく安定な金属である第二金属との混合物、例えば、マグネシウム/銀混合物、マグネシウム/アルミニウム混合物、マグネシウム/インジウム混合物、アルミニウム/酸化アルミニウム(Al2O3)混合物、リチウム/アルミニウム混合物、アルミニウム等が好適である。陰極はこれらの電極物質を蒸着やスパッタリング等の方法により、薄膜を形成させることにより作製することができる。また、陰極としてのシート抵抗は数百Ω/□以下が好ましく、膜厚は通常10nm〜1000nm、好ましくは50nm〜200nmの範囲で選ばれる。なお、発光を透過させるため、有機EL素子の陽極または陰極のいずれか一方が、透明または半透明であれば発光輝度が向上し好都合である。
本発明の有機EL素子に係る基体としては、ガラス、プラスチック等の種類には特に限定はなく、また透明のものであれば特に制限はないが、好ましく用いられる基板としては、例えば、ガラス、石英、光透過性樹脂フィルムを挙げることができる。特に好ましい基体は、有機EL素子にフレキシブル性を与えることが可能な樹脂フィルムである。
本発明の有機EL素子の作製方法の一例として、陽極/正孔注入層/正孔輸送層/発光層/正孔阻止層/電子輸送層/陰極バッファー層/陰極からなる有機EL素子の作製法について説明する。
本発明の表示装置について説明する。本発明の表示装置は上記有機EL素子を有する。
本発明の照明装置について説明する。本発明の照明装置は上記有機EL素子を有する。
《有機EL素子1−1の作製》
陽極としてガラス上にITOを150nm成膜した基板(NHテクノグラス社製:NA−45)にパターニングを行った後、このITO透明電極を設けた透明支持基板をiso−プロピルアルコールで超音波洗浄し、乾燥窒素ガスで乾燥し、UVオゾン洗浄を5分間行った。
有機EL素子1−1の作製において、表2に記載のように発光ホスト、発光ドーパントおよび正孔阻止材料を変更した以外は同様にして、有機EL素子1−2〜1−37を作製した。
得られた有機EL素子1−1〜1−37を評価するに際しては、作製後の各有機EL素子の非発光面をガラスケースで覆い、厚み300μmのガラス基板を封止用基板として用いて、周囲にシール材として、エポキシ系光硬化型接着剤(東亞合成社製ラックストラックLC0629B)を適用し、これを上記陰極上に重ねて前記透明支持基板と密着させ、ガラス基板側からUV光を照射して、硬化させて、封止して、図5、図6に示すような照明装置を形成して評価した。
有機EL素子を室温(約23℃〜25℃)、2.5mA/cm2の定電流条件下による点灯を行い、点灯開始直後の発光輝度(L)[cd/m2]を測定することにより、外部取り出し量子効率(η)を算出した。ここで、発光輝度の測定はCS−1000(コニカミノルタセンシング製)を用いた。外部取り出し量子効率は有機EL素子1−1を100とする相対値で表した。
有機EL素子を室温下、2.5mA/cm2の定電流条件下による連続点灯を行い、初期輝度の半分の輝度になるのに要する時間(τ1/2)を測定した。発光寿命は有機EL素子1−1を100と設定する相対値で表した。
有機EL素子を室温下、2.5mA/cm2の定電流条件下による連続点灯を行った際の発光色を目視で評価した。
《有機EL素子2−1の作製》
25mm×25mm×0.5mmのガラス支持基板上に直流電源を用い、スパッタ法にてインジウム錫酸化物(ITO、インジウム/錫=95/5モル比)の陽極を形成した(厚み200nm)。この陽極の表面抵抗は10Ω/□であった。
有機EL素子2−1の作製において、表3に記載のように発光ドーパントを変更した以外は同様にして、有機EL素子2−2〜2−11を作製した。
得られた有機EL素子2−1〜2−11を評価するに際しては、作製後の各有機EL素子の非発光面をガラスケースで覆い、厚み300μmのガラス基板を封止用基板として用いて、周囲にシール材として、エポキシ系光硬化型接着剤(東亞合成社製ラックストラックLC0629B)を適用し、これを上記陰極上に重ねて前記透明支持基板と密着させ、ガラス基板側からUV光を照射して、硬化させて、封止して、図5、図6に示すような照明装置を形成して評価した。
東洋テクニカ製ソースメジャーユニット2400型を用いて、直流電圧を有機EL素子に印加して発光させ、10Vの直流電圧を印加した時の発光輝度(cd/m2)と2.5mA/cm2の電流を通じた時の発光効率(lm/W)を測定した。発光輝度、発光効率は有機EL素子2−1を100とする相対値で表した。
《フルカラー表示装置の作製》
(青色発光素子の作製)
実施例1の有機EL素子1−34を青色発光素子として用いた。
実施例1の有機EL素子1−2において、Ir−13をIr−1に変更した以外は同様にして、緑色発光素子を作製し、これを緑色発光素子として用いた。
実施例1の有機EL素子1−2において、Ir−13をIr−9に変更した以外は同様にして、赤色発光素子を作製し、これを赤色発光素子として用いた。
《白色発光素子及び白色照明装置の作製》
実施例1の透明電極基板の電極を20mm×20mmにパターニングし、その上に実施例1と同様に正孔注入/輸送層としてα−NPDを25nmの厚さで成膜し、更にH4の入った前記加熱ボートと例示化合物101の入ったボート及びIr−9の入ったボートをそれぞれ独立に通電して、発光ホストであるCBPと発光ドーパントである例示化合物101及びIr−9の蒸着速度が100:5:0.6になるように調節し、膜厚30nmの厚さになるように蒸着し、発光層を設けた。
《有機EL素子5−1の作製》:本発明
陽極として100mm×100mm×1.1mmのガラス基板上にITO(インジウムチンオキシド)を100nm成膜した基板(NHテクノグラス社製NA−45)にパターニングを行った後、このITO透明電極を設けた透明支持基板をイソプロピルアルコールで超音波洗浄し、乾燥窒素ガスで乾燥し、UVオゾン洗浄を5分間行った。
有機EL素子5−1の作製において、発光層の作製に用いた例示化合物131を、132、133、137、138、140、141、143、145、147、149、160、152、154、155、159、160に各々変更した以外は全く同様にして、有機EL素子5−2〜5−17を各々作製した。
有機EL素子5−1の作製において、3mlの例示化合物1の溶液を以下[A]に記載する溶液に置き換えた以外は全く同様にして、有機EL素子5−18を作製した。
《有機EL素子5−1〜5−18の評価》
得られた有機EL素子5−1〜5−18を評価するに際しては、作製後の各有機EL素子の非発光面をガラスケースで覆い、厚み300μmのガラス基板を封止用基板として用いて、周囲にシール材として、エポキシ系光硬化型接着剤(東亞合成社製ラックストラックLC0629B)を適用し、これを上記陰極上に重ねて前記透明支持基板と密着させ、ガラス基板側からUV光を照射して、硬化させて、封止して、図5、図6に示すような照明装置を形成して評価した。
有機EL素子について、23℃、乾燥窒素ガス雰囲気下、2.5mA/cm2定電流を印加した時の外部取り出し量子効率(%)を測定した。尚、測定には分光放射輝度計CS−1000(コニカミノルタセンシング(株)製)を用いた。
23℃、乾燥窒素ガス雰囲気下、2.5mA/cm2の一定電流で駆動したときに、輝度が発光開始直後の輝度(初期輝度)の半分に低下するのに要した時間を測定し、これを半減寿命時間(τ1/2)として寿命の指標とした。
3 画素
5 走査線
6 データ線
7 電源ライン
10 有機EL素子
11 スイッチングトランジスタ
12 駆動トランジスタ
13 コンデンサ
A 表示部
B 制御部
102 ガラスカバー
105 陰極
106 有機EL層
107 透明電極付きガラス基板
108 窒素ガス
109 捕水剤
Claims (23)
- 下記一般式(1)で表される金属錯体を含有することを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子材料。
〔式中、R1、R2、R3、R4は、各々水素原子または置換基を表す。n1は1〜4の整数を表す。但し、R1、R2のうち少なくとも1つは下記一般式(2)で表される置換基を表す。X1−L1−X2は2座の配位子を表し、X1、X2は、各々独立に炭素原子、窒素原子または酸素原子を表す。L1はX1、X2と共に2座の配位子を形成する原子群を表す。m1は1、2または3の整数を表し、m2は0、1または2の整数を表すが、m1+m2は2または3である。M1は元素周期表における8族〜10族の遷移金属元素を表す。〕
〔式中、Z1は、5員または6員の炭化水素環基または5員〜6員の複素環基を形成するのに必要な原子群を表す。Aは炭素原子または窒素原子を表す。R11は置換基を表す。R12は水素原子または置換基を表し、n12は1から4の整数を表す。但し、複数のR12が存在する場合、各々のR12は同一でもよく、また異なっていてもよい。〕 - 前記一般式(1)で表される金属錯体が、下記一般式(3)で表される金属錯体であることを特徴とする請求項1に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料。
〔式中、R1、R2、R3、R4は、各々水素原子または置換基を表す。n1は1から3の整数を表す。Z2は、5員または6員の炭化水素環基または5員〜6員の複素環基を形成するのに必要な原子群を表し、R5は、立体パラメータ値(Es値)が−0.5以下の置換基を表す。R6は水素原子または置換基を表し、n2は1から4の整数を表す。X1−L1−X2は2座の配位子を表し、X1、X2は各々独立に炭素原子、窒素原子または酸素原子を表す。L1はX1、X2と共に2座の配位子を形成する原子群を表す。m1は1、2または3の整数を表し、m2は0、1または2の整数を表すが、m1+m2は、2または3を表す。M1は元素周期表における8族〜10族の遷移金属元素を表す。〕 - 前記一般式(3)で表される金属錯体が、下記一般式(4)で表される金属錯体であることを特徴とする請求項2に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料。
〔式中、R1、R2、R3、R4は、各々水素原子または置換基を表す。n1は1〜3の整数を表す。R5は、立体パラメータ値(Es値)が−0.5以下の置換基を表す。R6は、水素原子または置換基を表し、n2は1〜4の整数を表す。X1−L1−X2は2座の配位子を表し、X1、X2は各々独立に炭素原子、窒素原子または酸素原子を表す。L1は、X1、X2と共に2座の配位子を形成する原子群を表す。m1は1、2または3の整数を表し、m2は0、1または2の整数を表すが、m1+m2は2または3である。M1は元素周期表における8族〜10族の遷移金属元素を表す。〕 - 前記一般式(4)で表される金属錯体が、下記一般式(5)で表される金属錯体であることを特徴とする請求項3に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料。
〔式中、R1、R2、R3、R4は、各々水素原子または置換基を表す。n1は1〜3の整数を表す。R5、R7は、立体パラメータ値(Es値)が−0.5以下の置換基を表す。R6は水素原子または置換基を表し、n2は1から3の整数を表す。X1−L1−X2は2座の配位子を表し、X1、X2は各々独立に炭素原子、窒素原子または酸素原子を表す。L1はX1、X2と共に2座の配位子を形成する原子群を表す。m1は1、2または3の整数を表し、m2は0、1または2の整数を表すが、m1+m2は、2または3である。M1は元素周期表における8族〜10族の遷移金属元素を表す。〕 - 前記一般式(1)で表される金属錯体が、下記一般式(6)で表される金属錯体であることを特徴とする請求項1に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料。
〔式中、R1、R3、R4は、各々水素原子または置換基を表す。n1は1〜4の整数を表す。Z2は、5員または6員の炭化水素環基または5員〜6員の複素環基を形成するのに必要な原子群を表し、R5は、立体パラメータ値(Es値)が−0.5以下の置換基を表す。R6は、水素原子または置換基を表し、n2は、1〜4の整数を表す。X1−L1−X2は、2座の配位子を表し、X1、X2は、各々独立に炭素原子、窒素原子または酸素原子を表す。L1は、X1、X2と共に2座の配位子を形成する原子群を表す。m1は1、2または3の整数を表し、m2は0、1または2の整数を表すが、m1+m2は、2または3である。M1は元素周期表における8族〜10族の遷移金属元素を表す。〕 - 前記一般式(6)で表される金属錯体が、下記一般式(7)で表される金属錯体であることを特徴とする請求項5に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料。
〔式中、R1、R3、R4は、各々水素原子または置換基を表す。n1は1〜4の整数を表す。R5は、立体パラメータ値(Es値)が−0.5以下の置換基を表す。R6は水素原子または置換基を表し、n2は1〜4の整数を表す。X1−L1−X2は2座の配位子を表し、X1、X2は各々独立に炭素原子、窒素原子または酸素原子を表す。L1はX1、X2と共に2座の配位子を形成する原子群を表す。m1は1、2または3の整数を表し、m2は0、1または2の整数を表すが、m1+m2は2または3である。M1は元素周期表における8族〜10族の遷移金属元素を表す。〕 - 前記一般式(7)で表される金属錯体が、下記一般式(8)で表される金属錯体であることを特徴とする請求項6に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料。
〔式中、R1、R3、R4は、各々水素原子または置換基を表す。n1は1〜4の整数を表す。R5、R7は、各々立体パラメータ値(Es値)が−0.5以下の置換基を表す。R6は水素原子または置換基を表し、n3は1〜3の整数を表す。X1−L1−X2は2座の配位子を表し、X1、X2は各々独立に炭素原子、窒素原子または酸素原子を表す。L1はX1、X2と共に2座の配位子を形成する原子群を表す。m1は1、2または3の整数を表し、m2は0、1または2の整数を表すが、m1+m2は2または3である。中心金属であるM1は元素周期表における8族〜10族の遷移金属元素を表す。〕 - 前記一般式(1)及び一般式(3)〜(8)からなる群から選択される少なくともひとつで表される金属錯体において、
m2が0であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料。 - 前記一般式(1)及び一般式(3)〜(8)からなる群から選択される少なくともひとつで表される金属錯体において、
m2が1であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料。 - 前記立体パラメータ値(Es値)が−0.5以下の置換基は電子供与性基であることを特徴とする請求項2〜7、9及び10のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料。
- 前記M1がイリジウムであることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料。
- 前記M1が白金であることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料。
- 第1発光波長が400−500nmの範囲内であることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料。
- 前記一般式(1)〜(8)のいずれかひとつで表される金属錯体を部分構造として有するポリマーを含有することを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料。
- 請求項1〜17のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料を含有することを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子。
- 構成層として発光層を有し、該発光層が請求項1〜17のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子材料を含有することを特徴とする請求項18に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
- 構成層として発光層を有し、該発光層がカルボリン誘導体または該カルボリン誘導体のカルボリン環を構成する炭化水素環の炭素原子の少なくとも一つが窒素原子で置換されている環構造を有する誘導体を含有することを特徴とする請求項18または19に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
- 構成層として正孔阻止層を有し、該正孔阻止層がカルボリン誘導体または該カルボリン誘導体のカルボリン環を構成する炭化水素環の炭素原子の少なくとも一つが窒素原子で置換されている環構造を有する誘導体を含有することを特徴とする請求項18〜20のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
- 請求項18〜21のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子を有することを特徴とする表示装置。
- 請求項18〜21のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子を有することを特徴とする照明装置。
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