JP2009100253A - レーダ装置用アンテナ - Google Patents

レーダ装置用アンテナ Download PDF

Info

Publication number
JP2009100253A
JP2009100253A JP2007269775A JP2007269775A JP2009100253A JP 2009100253 A JP2009100253 A JP 2009100253A JP 2007269775 A JP2007269775 A JP 2007269775A JP 2007269775 A JP2007269775 A JP 2007269775A JP 2009100253 A JP2009100253 A JP 2009100253A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
antenna element
substrate
intermediate layer
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007269775A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinkei Orime
晋啓 折目
Naotaka Uchino
直孝 内野
Yoichi Iso
洋一 磯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2007269775A priority Critical patent/JP2009100253A/ja
Publication of JP2009100253A publication Critical patent/JP2009100253A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Aerials With Secondary Devices (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)

Abstract

【課題】好適に形成された第1の給電線路を用いてアンテナ素子に給電することで、高い利得の得られるレーダ装置用アンテナを提供する。
【解決手段】第1の給電線路105の一部105Aと第2の給電線路106とが放射部基板101を貫通する長さ、すなわち放射部基板101の厚さを管路波長λgの略4分の1に設定することにより、良好な放射パターンが得られるように構成している。また、第1の給電線路105を放射部基板101の垂直方向に配置することで、省スペース化を実現してアレイ化しやすい構造としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーダ装置に用いるアンテナに関するもので、特に広帯域を利用したレーダ装置に用いるアンテナの技術分野に関するものである。
近年新しいコンセプトのレーダ技術として、450MHz乃至は数GHzの帯域を利用した超広帯域無線システムであるUWB(Ultra Wide Band)レーダが知られており、特に車載近距離レーダとして注目されている。
UWBは、広帯域を利用可能とすることでパルス幅がナノ秒程度かそれ以下の超短パルス波を用いたインパルス無線方式である。パルスを用いた測距システムでは、パルス幅が狭くなるほど高い分解能が得られることから、UWBを用いることで高性能な測距機能を実現することが可能となる。
UWBレーダでは、22〜29GHzの準ミリ波帯において、450MHz〜数GHzの広帯域を利用して超短パルス波の信号を生成しており、従来の狭帯域の電波を用いたレーダ方式では十分な精度が得られなかった10m以下の近距離の測定において、高い検出精度が得られる。
一方、UWBレーダでは広帯域の周波数を利用するため、他の無線システムとの干渉が問題となる可能性があり、例えば23.6〜24.0GHzには他のシステムを保護するための電波発射禁止帯が設定されている。そこで、放射特性が広帯域であり、かつ所定の電波発射禁止帯での放射を抑制するUWBレーダの開発が進められている。
放射特性が広帯域なアンテナを用いたレーダ装置として、特許文献1に開示されている図5及び6に示すものが知られている。図5は、特許文献1に記載のアンテナ900の正面図、図6は、アンテナ900を図5に示す面A−A’で切断したときの断面図を示している。アンテナ900は、基板901の一方の面に方形のスパイラル形状を有した円偏波用のアンテナ素子902を形成し、基板901の他方の面には地板903が形成されている。特許文献1では基板901の厚さを例示的に1.2mmとしており、従来の基板の厚さより大きくすることで放射特性の広帯域化を実現している。
従来、基板の厚さを大きくすると、放射特性を広帯域化できる一方、基板表面に沿って伝播する表面波が励振されて放射特性が劣化(放射パターンの劣化、ゲインの低下)してしまうといった課題があったが、特許文献1に記載のアンテナ900では、アンテナ素子902を取り囲むようにキャビティ904を形成することで表面波の発生を低減させている。このキャビティ904は、基板901の一方の面上を基板901の各辺に沿って周回するように配置されたストリップ導体(リム)905と、その長手方向に所定の間隔で配列された複数のスルーホール906とから構成されている。スルーホール906は、基板901を貫通してストリップ導体905から地板903まで通電されている。
上記のように構成されたキャビティ904でアンテナ素子902を取り囲むようにすることで、基板901の一方の面上に表面波が発生するのを抑制し、放射特性を所望の安定した形状にすることができる。
キャビティ904を備えたアンテナ900では、表面波の発生を低減する効果に加えて、ストリップ導体905と複数のスルーホール906との間の共振を利用することで、所定の帯域で利得が鋭く低下するノッチを生成することが可能となる。このようなノッチが生成される帯域を、ストリップ導体905の内縁とスルーホール906の内壁との距離Lを変更することで調整することが可能となる。そこで、ノッチが生成される帯域を電波発射禁止帯に一致させるように距離Lを調整することで、電波発射禁止帯での電波の発射を抑制したアンテナを実現することができる。
また、非特許文献1では、図7に示すようなUWBレーダ用のアンテナ910が記載されている。アンテナ910は、アンテナ素子912として直線偏波で広帯域なボウタイアンテナを用い、その周りに特許文献1に記載のアンテナ900と同様のリム(特許文献1ではストリップ導体)付きキャビティ914を設けている。このアンテナ910では、リム915のアンテナ素子912に近接する部分の形状を三角形としており、これによりリム915の内縁とスルーホール916の内壁との距離Lを変化させている。このように距離Lを変化させることで共振を弱め、ノッチを広帯域化することができると報告されている。
特開2006−258762号公報 「UWBレーダアンテナの電波発射禁止帯ノッチの広帯域化」、河村、前田、手代木、滝沢、浜口、河野、2006年電子情報通信学会総合大会B−1−120,120頁
しかしながら、非特許文献1に記載のアンテナでは、伝送線路からアンテナ素子への給電方式が不平衡給電となっており、そのために伝送線路とアンテナ素子間でミスマッチが発生し、効率よく給電することができないという問題があった。そのため、高い利得の送受信を実現することが難しいといった問題があるとともに、非特許文献1のアンテナは直線偏波のアンテナであるために対向車線上のレーダからの干渉を受けやすい等の課題があった。
そこで、本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、アンテナ素子と地板との間の中間層の厚さを好適に設定して伝送線路とアンテナ素子間のミスマッチを解消することにより高い利得が得られ、かつスペースファクタの良いレーダ装置用アンテナを提供することを目的とする。
本発明のレーダ装置用アンテナの第1の態様は、アンテナ素子と、前記アンテナ素子と略平行に設置された地板と、前記アンテナ素子と前記地板の一方の面との間に配置された中間層と、一方の面が前記地板の他方の面と接するように配置された線路基板と、前記線路基板の他方の面に形成された伝送線路と、前記線路基板及び前記中間層を貫通して前記地板と非接触に前記伝送線路から前記アンテナ素子への給電を行う第1の給電線路と、前記中間層を貫通して前記アンテナ素子と前記地板とを電気的に接続する第2の給電線路と、を備え、受信波の自由空間波長をλ、前記中間層の比誘電率をεとし、前記第1の給電線路の一部と前記第2の給電線路とで形成される平衡線路部の管内波長を
とするとき、前記中間層の厚さが前記管内波長λgの略1/4であることを特徴とする。
本発明のレーダ装置用アンテナの他の態様は、前記中間層は、比誘電率が1より大きい放射部基板で形成され、前記放射部基板には、内部を貫通して前記地板に接続された導体で前記アンテナ素子を取り囲むように形成されたキャビティが設けられていることを特徴とする。
本発明のレーダ装置用アンテナの他の態様は、前記中間層は、比誘電率が1の空気層であることを特徴とする。
本発明のレーダ装置用アンテナの他の態様は、前記アンテナ素子は、線状または平板状の4つのアンテナパーツを、それぞれの一端が近接しかつそれぞれの向きが90度ずつ回転した配置で組み合わせた円偏波用のアンテナ素子であり、前記中間層の厚さは、λ/4×0.85より大きく、λ/4×1.0より小さくなるよう設定されていることを特徴とする。
本発明のレーダ装置用アンテナの他の態様は、前記アンテナ素子は、線状または平板状の2つのアンテナパーツを直線上に配置した直線偏波のアンテナ素子であり、前記中間層の厚さは、λ/4×0.95より大きく、λ/4×1.1より小さくなるよう設定されていることを特徴とする。
本発明のレーダ装置用アンテナの他の態様は、前記アンテナ素子は、前記アンテナパーツが台形状のボウタイ状アンテナ素子であることを特徴とする。
本発明のレーダ装置用アンテナの他の態様は、前記キャビティは、前記放射部基板内で環状に形成された金属板からなることを特徴とする。
本発明のレーダ装置用アンテナの他の態様は、前記キャビティは、前記放射部基板を略垂直に貫通して環状に配列された複数のスルーホールと、前記放射部基板の一方の面上で前記複数のスルーホールを接続する環状導体と、からなることを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、アンテナ素子と地板との間の中間層の厚さを好適に設定してアンテナ素子と伝送線路との間のミスマッチを解消することにより、高い利得の得られるレーダ装置用アンテナを提供することができる。
本発明の好ましい実施の形態におけるレーダ装置用アンテナについて、図面を参照して詳細に説明する。同一機能を有する各構成部については、図示及び説明簡略化のため、同一符号を付して示す。
本発明の実施の形態に係るレーダ装置用アンテナの構成を、図1に示す平面図を用いて説明する。図1は、レーダ装置用アンテナ100の(a)平面図、及び面A−A’で切断したときの(b)断面図を示している。レーダ装置用アンテナ100は、放射部基板101の一方の面上にアンテナ素子110(以下では、1つ1つのパーツをアンテナパーツ111〜114とし、アンテナパーツ111〜114全体をアンテナ素子110として両者を区別する)とキャビティ120を形成し、キャビティ120はスルーホール122と帯状環状導体121と他方の面の地板102から構成される。本実施形態では、アンテナ素子110と地板102との間の中間層に放射部基板101を用いている。
地板102を挟んで放射部基板の101の反対側には、線路基板103が設けられており、線路基板103の一方の面には伝送線路104が形成されている。さらに、地板102とは非接触に、放射部基板101及び線路基板103を貫通して伝送線路104からアンテナ素子110への給電を行う第1の給電線路105と、放射部基板101を貫通してアンテナ素子110と地板102とを電気的に接続する第2の給電線路106とが設けられている。
本発明のレーダ装置用アンテナを直線偏波で用いる場合には、線状または平板状の2つのアンテナパーツを直線上に配置したパッチアンテナを用いることができる。また、本発明のレーダ装置用アンテナを円偏波で用いる場合には、線状または平板状の4つのアンテナパーツを、それぞれの一端が近接しかつそれぞれの向きが90度ずつ回転した配置で組み合わせることでアンテナ素子を形成することができる。このような構造の円偏波用のアンテナは、直線偏波のアンテナ素子を2組用い、それぞれの中心を一致させて一方を他方に対して90度回転させた構造と同じである。
直線偏波または円偏波用のアンテナ素子を形成する各アンテナパーツは、矩形状に形成されたパッチアンテナとすることができ、あるいは台形状に形成されたボウタイ状アンテナとしてもよい。ボウタイ状アンテナは、台形状のアンテナパーツの長さが短い方の上辺を中心側に配置して形成したものである。
本実施形態のレーダ装置用アンテナ100では、2組の直線偏波のボウタイ状アンテナを、中心を一致させて一方を90度回転させた配置となるように構成されたアンテナ素子110を用いており、これにより円偏波用のアンテナを実現している。4つのアンテナパーツ111〜114のうち、アンテナパーツ111と112の上辺近傍には第1の給電線路105の一端が接続されており、アンテナパーツ113と114には第2の給電線路106の一端が接続されている。
アンテナパーツ112に対し、アンテナパーツ111より位相が90度遅れて振幅が同じとなるように給電することで、アンテナ素子110で円偏波を実現している。あるいは、アンテナパーツ111に対し、アンテナパーツ112より位相が90度進んで振幅が同じとなるように給電することで、アンテナ素子110で逆回転の円偏波を実現させることもできる。
本実施形態では、レーダ装置用アンテナ100が円偏波用のアンテナとなるよう構成したが、直線偏波のアンテナを構成する場合には、アンテナ素子110に代えて、例えばアンテナパーツ112と114とで形成された直線偏波のアンテナ素子を用いればよい。
本実施形態のレーダ装置用アンテナ100は、アンテナ素子110と伝送線路104とが互いに平行な平面上に配置された構造に形成されており、これによりアンテナ形状が平板状となっている。すなわち、アンテナ素子110が配置されている放射部基板101の一方の面と伝送線路104が配置されている線路基板103の一方の面とが平行となるように構成されている。このような平板形状とすることで、その配置スペースを小さくすることができ、またアンテナ素子110を同一平面状に複数配列してアレイアンテナを構成することも容易となる。
従来のプリント化ダイポールアンテナ200は、例えば図2に示すように、アンテナ素子201が地板202と同一平面状に形成された2次元のアンテナである。このような2次元のダイポールアンテナ200を2つ用いて、2つのアンテナ素子201の一方が他方に対し90度回転した配置となるように組み合わせると、立体的な構造の円偏波アンテナが形成される。地板202を1つにして2つのアンテナ素子201で共用する構造とした場合でも、2つのアンテナ素子201で形成される放射面が、地板202と垂直に交わって立体的な構造となってしまう。このような立体的な構造のアンテナでは、構造が複雑で高価となり且つ設置スペースが大きくなってしまう。
これに対し、本実施形態のレーダ装置用アンテナ100では、アンテナ素子110で形成される放射面である放射部基板101の一方の面が、地板102及び伝送線路104が配置された線路基板103の一方の面と平行になるように配置されている。その結果、レーダ装置用アンテナ100の設置スペースは、放射部基板101と、地板102を挟んでこれに平行に配置された線路基板103とを合わせたスペースに略等しくなる。また、アンテナ素子110を放射部基板101の一方の面上に複数配列してアレイアンテナを構成することも容易である。
アンテナ素子110と伝送線路104及び地板102とは、それぞれ第1の給電線路105及び第2の給電線路106で接続されている。第1の給電線路105及び第2の給電線路106は、放射部基板101に略垂直となるよう設置されている。
ここで、伝送線路104は、地板102との間でマイクロストリップ線路を形成しており、アンテナ素子110に対して不平衡線路となっている。そのため、アンテナ素子110に効率よく給電できるようにするためには、第1の給電線路105の一部105A(図1の破線で囲んだ部分)と第2の給電線路106とで構成される平衡線路部の電気長にある条件を加える必要があった。
本実施形態のレーダ装置用アンテナ100では、第1の給電線路105の一部105A及び第2の給電線路106が実質的にバラン(平衡―不平衡変換器)として機能し、不平衡線路である伝送線路104と、第1の給電線路105の一部105A及び第2の給電線路106で形成される平衡線路部と、アンテナ素子110との間でインピーダンス整合が図られるような構成としている。このような構成は、第1の給電線路105の一部105A及び第2の給電線路106の長さを適切に調整することで可能となり、第1の給電線路105の一部105A及び第2の給電線路106が好適な長さとなるよう、放射部基板101の厚さを設定するのがよい。
放射部基板101の好ましい厚さについて、以下に説明する。受信波の自由空間波長をλとし、放射部基板101の比誘電率をεとしたとき、第1の給電線路105の一部105Aと第2の給電線路106とで形成される平衡線路部の管内波長λは次式で表わされる。
上式の管内波長λを用いて、放射部基板101の好適な厚さを規定することができる。放射部基板101の厚さをLfとしたとき、好ましいLfの大きさをλg/4に対する割合(αとする)で示すことにする。
第1の給電線路105の一部105Aと第2の給電線路106とで形成される平衡線路部と伝送線路104との間でインピーダンス整合が図れるのは、放射部基板101の厚さが略λg/4のときである。すなわち、放射部基板101の厚さLfを略λg/4(α≒1.0)とするのがよい。
放射部基板101の好ましい厚さLfは、より詳しくはアンテナ素子が直線偏波であるか円偏波であるかによっても異なるが、少なくとも0.85<α<1.10の範囲内に設定するのがよい。
放射部基板101の好ましい厚さLfは、アンテナ特性の例えばS11特性(反射特性)や軸比等から判断することができる。S11特性の一例を図3に示す。同図に示すS11特性は、直線偏波のアンテナに係るものであり、受信波の中心周波数fを26.5GHzとしている。この場合、自由空間波長λ=11.312mmとなり、放射部基板の比誘電率を3.66としたとき、管内波長λ=5.913mmとなる。
図3では、放射部基板101の厚さLfが1.524mm(α=1.031)のときのS11特性10と、特許文献1記載の基板厚さLfが1.2mm(α=0.81)のときのS11特性20を示している。同図より、α=1.031のとき(符号10)の方がα=0.81のとき(符号20)より、S11特性が大幅に改善されていることが分かる。放射部基板101の厚さLfを複数変えたときのS11特性及び軸比等を評価し、それらの結果を総合的に判断して好適なLfの値を求めた結果、直線偏波の場合には、
を満たすαから算出される放射部基板の厚さLfが好ましい。
また、円偏波である本実施形態のレーダ装置用アンテナ100についても、上記と同様にS11特性、軸比等を評価した結果、放射部基板101の厚さLfは、
を満たすαから算出される厚さとするのが好ましい。
上記説明の通り、本実施形態の放射部基板101では、従来(例えば特許文献1に記載のアンテナ)よりも厚さを大きくする(αを1近傍にする)ことでインピーダンス整合を図っている。このように放射部基板101の厚さを大きくすると、放射部基板101に形成される表面波から受ける影響が大きくなり、放射パターンが劣化してしまうといった問題がある。そこで、本実施形態では、アンテナ素子110を取り囲むように放射部基板101にキャビティ120を形成し、これにより表面波の影響を低減させている。
本実施形態のレーダ装置用アンテナ100で用いているキャビティ120は、環状導体121と複数のスルーホール122とで形成されており、放射部基板101の一方の面上で環状導体121がスルーホール122間を電気的に接続している。複数のスルーホール122は、所定の間隔で放射部基板101の各辺に略平行に周回するように配列されており、各スルーホール122は環状導体121から地板102まで貫通して電気的に接続している。
本実施形態のキャビティ120では、複数のスルーホール122でアンテナ素子110を取り囲む壁を形成しているが、スルーホール122に代えて金属板でアンテナ素子110を取り囲む壁を形成してしてもよい。この金属板は地板102に電気的に接続されている必要がある。
本実施形態のレーダ装置用アンテナ100の好ましい寸法の一例を図4に示す。本実施例では、第1の給電線路105の一部105Aと第2の給電線路106とでインピーダンス調整を行うために、放射部基板101の厚さLfを1.37mmとしている。この場合、λ/4に対するLfの割合であるαの値は0.926となり、(式3)の範囲内の値となっている。
また、本実施形態のキャビティ120は、スルーホール122の中心間の長さLが受信波の自由空間波長λとの波長比L/λ≒0.65(L=7.35mm)に選定されている。本実施形態のレーダ装置用アンテナ100をこのような波長比の寸法で形成することで、高い利得の得られるレーダ装置用アンテナを提供することができる。また、レーダ装置用アンテナ100の外形を平板形状に形成することができ、設置スペースを小さくすることができる。
上記説明の実施形態では、アンテナ素子110と地板102との間の中間層に放射部基板101を用いていた。本発明のレーダ装置用アンテナの別の実施形態として、アンテナ素子110と地板102との間の中間層を空気層とすることができる。この場合には、キャビティ120を不要とすることができる。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係るレーダ装置用アンテナの一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態におけるレーダ装置用アンテナの細部構成及び詳細な動作等に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明の実施形態に係るレーダ装置用アンテナの平面図及び断面図である。 従来のプリント化ダイポールアンテナを模式的に示す斜視図である。 放射部基板の厚さを変更したときのS11特性の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るレーダ装置用アンテナの平面図及び断面図に寸法を追加した実施例を示す図である。 従来のアンテナの平面図である。 従来のアンテナの断面図である。 従来の別のアンテナの平面図である。
符号の説明
100 レーダ装置用アンテナ 101 放射部基板
102 地板
103 線路基板
104 伝送線路
105 第1の給電線路
106 第2の給電線路
110 アンテナ素子
120 キャビティ
121 環状導体
122 スルーホール

Claims (8)

  1. アンテナ素子と、
    前記アンテナ素子と略平行に設置された地板と、
    前記アンテナ素子と前記地板の一方の面との間に配置された中間層と、
    一方の面が前記地板の他方の面と接するように配置された線路基板と、
    前記線路基板の他方の面に形成された伝送線路と、
    前記線路基板及び前記中間層を貫通して前記地板と非接触に前記伝送線路から前記アンテナ素子への給電を行う第1の給電線路と、
    前記中間層を貫通して前記アンテナ素子と前記地板とを電気的に接続する第2の給電線路と、を備え、
    受信波の自由空間波長をλ、前記中間層の比誘電率をεとし、前記第1の給電線路の一部と前記第2の給電線路とで形成される平衡線路部の管内波長を
    とするとき、前記中間層の厚さが前記管内波長λgの略1/4である
    ことを特徴とするレーダ装置用アンテナ。
  2. 前記中間層は、比誘電率が1より大きい放射部基板で形成され、
    前記放射部基板には、内部を貫通して前記地板に接続された導体で前記アンテナ素子を取り囲むように形成されたキャビティが設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーダ装置用アンテナ。
  3. 前記中間層は、比誘電率が1の空気層である
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーダ装置用アンテナ。
  4. 前記アンテナ素子は、線状または平板状の4つのアンテナパーツを、それぞれの一端が近接しかつそれぞれの向きが90度ずつ回転した配置で組み合わせた円偏波用のアンテナ素子であり、
    前記中間層の厚さは、λ/4×0.85より大きく、λ/4×1.0より小さくなるよう設定されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3に記載のレーダ装置用アンテナ。
  5. 前記アンテナ素子は、線状または平板状の2つのアンテナパーツを直線上に配置した直線偏波のアンテナ素子であり、
    前記中間層の厚さは、λ/4×0.95より大きく、λ/4×1.1より小さくなるよう設定されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3に記載のレーダ装置用アンテナ。
  6. 前記アンテナ素子は、前記アンテナパーツが台形状のボウタイ状アンテナ素子である
    ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載のレーダ装置用アンテナ。
  7. 前記キャビティは、前記放射部基板内で環状に形成された金属板からなる
    ことを特徴とする請求項2に記載のレーダ装置用アンテナ。
  8. 前記キャビティは、前記放射部基板を略垂直に貫通して環状に配列された複数のスルーホールと、前記放射部基板の一方の面上で前記複数のスルーホールを接続する環状導体と、からなる
    ことを特徴とする請求項2に記載のレーダ装置用アンテナ。
JP2007269775A 2007-10-17 2007-10-17 レーダ装置用アンテナ Pending JP2009100253A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007269775A JP2009100253A (ja) 2007-10-17 2007-10-17 レーダ装置用アンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007269775A JP2009100253A (ja) 2007-10-17 2007-10-17 レーダ装置用アンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009100253A true JP2009100253A (ja) 2009-05-07

Family

ID=40702832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007269775A Pending JP2009100253A (ja) 2007-10-17 2007-10-17 レーダ装置用アンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009100253A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011003984A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Mitsubishi Electric Corp アンテナ装置及びアレーアンテナ装置
JP2012054777A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Sony Corp アンテナ、通信モジュール及び通信システム
JP2012529827A (ja) * 2009-06-11 2012-11-22 アルカテル−ルーセント 交差偏波マルチバンド・アンテナ
JP5676722B1 (ja) * 2013-11-13 2015-02-25 三井造船株式会社 平面アンテナ及びレーダ装置
JP2020043422A (ja) * 2018-09-07 2020-03-19 ムサシノ機器株式会社 横方向放射を抑制した円偏波平面型アンテナとアレイアンテナシステム
CN112467397A (zh) * 2020-11-19 2021-03-09 成都天锐星通科技有限公司 一种相控阵天线单元及模组
CN114156632A (zh) * 2021-12-06 2022-03-08 Oppo广东移动通信有限公司 天线装置及电子设备
WO2022148909A1 (en) * 2021-01-08 2022-07-14 Teknologian Tutkimuskeskus Vtt Oy Enhanced antenna module and antenna array for wireless communication systems
US12347947B2 (en) 2021-08-18 2025-07-01 Murata Manufacturing Co. , Ltd. Antenna element

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5563616A (en) * 1994-03-18 1996-10-08 California Microwave Antenna design using a high index, low loss material
JPH10126150A (ja) * 1996-10-17 1998-05-15 Nec Eng Ltd クロスダイポールアンテナ
JP2001168637A (ja) * 1999-09-30 2001-06-22 Toyo Commun Equip Co Ltd クロスダイポールアンテナ
WO2007055028A1 (ja) * 2005-11-14 2007-05-18 Anritsu Corporation 直線偏波アンテナ及びそれを用いるレーダ装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5563616A (en) * 1994-03-18 1996-10-08 California Microwave Antenna design using a high index, low loss material
JPH10126150A (ja) * 1996-10-17 1998-05-15 Nec Eng Ltd クロスダイポールアンテナ
JP2001168637A (ja) * 1999-09-30 2001-06-22 Toyo Commun Equip Co Ltd クロスダイポールアンテナ
WO2007055028A1 (ja) * 2005-11-14 2007-05-18 Anritsu Corporation 直線偏波アンテナ及びそれを用いるレーダ装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102804492B (zh) * 2009-06-11 2016-05-18 阿尔卡特朗讯 交叉极化多频带天线
JP2012529827A (ja) * 2009-06-11 2012-11-22 アルカテル−ルーセント 交差偏波マルチバンド・アンテナ
CN102804492A (zh) * 2009-06-11 2012-11-28 阿尔卡特朗讯 交叉极化多频带天线
US8994603B2 (en) 2009-06-11 2015-03-31 Alcatel Lucent Cross polarization multiband antenna
JP2011003984A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Mitsubishi Electric Corp アンテナ装置及びアレーアンテナ装置
JP2012054777A (ja) * 2010-09-01 2012-03-15 Sony Corp アンテナ、通信モジュール及び通信システム
JP5676722B1 (ja) * 2013-11-13 2015-02-25 三井造船株式会社 平面アンテナ及びレーダ装置
JP2020043422A (ja) * 2018-09-07 2020-03-19 ムサシノ機器株式会社 横方向放射を抑制した円偏波平面型アンテナとアレイアンテナシステム
JP7209152B2 (ja) 2018-09-07 2023-01-20 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 横方向放射を抑制したアンテナアレイ
CN112467397B (zh) * 2020-11-19 2022-06-24 成都天锐星通科技有限公司 一种相控阵天线单元及模组
CN112467397A (zh) * 2020-11-19 2021-03-09 成都天锐星通科技有限公司 一种相控阵天线单元及模组
WO2022148909A1 (en) * 2021-01-08 2022-07-14 Teknologian Tutkimuskeskus Vtt Oy Enhanced antenna module and antenna array for wireless communication systems
US12438278B2 (en) 2021-01-08 2025-10-07 Teknologian Tutkimuskeskus Vtt Oy Enhanced antenna module and antenna array for wireless communication systems
US12347947B2 (en) 2021-08-18 2025-07-01 Murata Manufacturing Co. , Ltd. Antenna element
CN114156632A (zh) * 2021-12-06 2022-03-08 Oppo广东移动通信有限公司 天线装置及电子设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7623073B2 (en) Linearly polarized antenna and radar apparatus using the same
US7639183B2 (en) Circularly polarized antenna and radar device using the same
JP6195935B2 (ja) アンテナ要素、アンテナ要素を有する放射器、二重偏波電流ループ放射器およびフェーズドアレイアンテナ
JP4974168B2 (ja) レーダ装置用アンテナ
JP2009100253A (ja) レーダ装置用アンテナ
JP5357274B2 (ja) 平面アンテナ及び関連する方法
US9070967B2 (en) Antenna and combination antenna
JP5680497B2 (ja) 進行波励振アンテナ及び平面アンテナ
US10205240B2 (en) Shorted annular patch antenna with shunted stubs
US9991601B2 (en) Coplanar waveguide transition for multi-band impedance matching
US20160006118A1 (en) Antenna device and array antenna device
JP5619705B2 (ja) アンテナ装置
JP5103227B2 (ja) レーダ用アンテナ
US7339543B2 (en) Array antenna with low profile
JP7009031B2 (ja) 円偏波共用平面アンテナ
JP2008258852A (ja) 平面アレーアンテナ
US9123997B2 (en) Multi-band monopole antenna
JP2016086432A (ja) アレーアンテナおよびレーダ装置
JP5242362B2 (ja) アンテナ装置
JP2013135345A (ja) マイクロストリップアンテナ、アレーアンテナおよびレーダ装置
US9356360B1 (en) Dual polarized probe coupled radiating element
RU2237322C1 (ru) Четырехдиапазонная антенна
JP2019097003A (ja) アンテナ装置
JP2013089998A (ja) スロットアレイアンテナ及びスロットアンテナ
TH2301002576A (th) เสาอากาศ, โมดูลเสาอากาศและอุปกรณ์อิเล็กทรอนิกส์

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100601

A977 Report on retrieval

Effective date: 20110720

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111209

A521 Written amendment

Effective date: 20120203

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120312

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120706