従来、ステレオヘッドホンへの出力やステレオ音声信号のオンライン入力等に用いられるプラグとしては、標準的な3極タイプのものと、4極タイプのものとがある。4極タイプのものは、3極タイプのものが接続するグラウンド及び左右の音声信号に加え、残りのもう1極を用いてリモコン等の信号ラインを接続する。4極タイプのものは、ポータブルオーディオ機器のワイヤードリモコン等において広く利用されている。
図11はこのような4極プラグが使用できる従来のオーディオ装置の要部を示す回路図である。図中の1は装置各部の制御や必要な各種情報処理を行うマイコン、2はオーディオ装置へのライン入力用の4極ジャックである。4極ジャック2は、グラウンドに接続されたGND端子2a、マイコン1に対するA/D変換入力用のADIN端子に接続されたコマンド端子2b、オーディオ装置の右オーディオチャンネル用の回路に接続されたR端子2c、及びオーディオ装置の左オーディオチャンネル用の回路に接続されたL端子2dを備える。装置の電源(Vdd)及びマイコン1のADIN端子間には電源電圧Vddを分圧するための抵抗R1が設けられている。4極ジャック2へは3極プラグ3又は4極プラグ4を接続することができるようになっている。
図12は図11のオーディオ装置に使用することができるリモコンの構成を示す回路図である。このリモコンはオーディオ装置の4極ジャック2に接続することができる4極プラグ5を備える。4極プラグ5は4極ジャック2の各端子2a〜2dにそれぞれ接続するGND端子5a、コマンド端子5b、R端子5c、及びL端子5dを備える。GND端子5aはグラウンドに接続されており、コマンド端子5bは抵抗R2及びR3の直列回路を介してグラウンドに接続されている。抵抗R3の両端にはリモコンキーK1の押下により短絡される2つの端子がそれぞれ接続されている。
図13は図11の構成においてマイコン1のADIN端子に入力される4種類の電圧値及びこれらに対応する状態を示す。図13に示すように、4極ジャック2に対して接続が行われていない「未接続時」の状態においては、ADIN端子に電源電圧Vddが入力される。リモコンの4極プラグ5が4極ジャック2に接続され、リモコンキーK1が押下されていない「リモコン検出」の状態においては、電源電圧Vddをオーディオ装置の抵抗R1と、リモコンの抵抗R2及びR3とで分圧した電圧であるVdd×R23/(R1+R23)が入力される。ただし、R23は抵抗R2及びR3の抵抗値を加算した抵抗値であり、R1は抵抗R1の抵抗値である。
リモコンの4極プラグ5が4極ジャック2に接続され、リモコンキーK1が押下された「リモコン検出(キー押下)」の状態においては、抵抗R3の両端が短絡するので、電源電圧Vddを抵抗R1と、抵抗R2とで分圧した電圧であるVdd×R2/(R1+R2)が入力される。一方、通常の3極プラグが4極ジャック2に接続された「リモコンなし&3極プラグ」の状態においては、4極ジャック2のGND端子2a及びコマンド端子2bが短絡し、コマンド端子2bが接地状態となるので、0[V]が入力される。
したがって、マイコン1は、図13で示される「電圧」欄及び「状態」欄の対応を参照することにより、ADIN端子に入力される電圧値に基づいて、「状態」欄における各状態のいずれにあるかを判定することができる。
図14は図11の構成において、4極ジャック2をヘッドホン端子として使用する場合に可能なマイコン1による制御を示す。図14に示すように、4極ジャック2に接続された外部接続機器が3極プラグ3を有する「3極のヘッドホン」である場合には、図13に示されるようにADIN端子には0[V]が入力されるので、これに基づき、マイコン1は内蔵スピーカからの出力を無効とする制御を行うことができる。
4極ジャック2に接続された外部接続機器が図12のようなリモコンを有する「4極のリモコン付きヘッドホン」である場合には、ADIN端子にはVdd×R23/(R1+R23)が入力されるので、これに基づき、マイコン1は内蔵スピーカからの出力を無効とする制御を行うことができる。4極ジャック2に接続された外部接続機器が図12のような「4極中2極のみ利用したリモコン」である場合には、ADIN端子にはVdd×R23/(R1+R23)が入力されるので、これに基づき、マイコン1は内蔵スピーカからの出力を有効とする制御を行うことができる。
なお、これらの外部接続機器がリモコン付きヘッドホンである場合、及び2極のみを使用するリモコンである場合には、ADIN端子への入力電圧が等しく、区別ができないため、オーディオ装置の仕様としては、いずれか一方の場合のみの対応となる。ただし、リモコンにおける抵抗R2及びR3の抵抗値を、リモコン付きヘッドホンの場合と、2極のみを使用するリモコンの場合とで異なるものとすることにより、区別をつけることができるので、その場合にはいずれの場合にも対応することができる。
一方、外部接続機器が何も接続されていない場合には、ADIN端子には電源電圧Vddが入力されるので、これに基づき、マイコン1は内蔵スピーカからの出力を有効とすることができる。このようにして、マイコン1はADIN端子の電圧値に応じて外部接続機器を判別し、内蔵スピーカを有効又は無効にするかを制御することができる。
図15は図11の構成において、4極ジャック2をマイク端子として使用する場合に可能なマイコン1による制御を示す。図15に示されるように、この場合も図14の場合と同様に、マイコン1はADIN端子の電圧値に応じて、4極ジャック2に接続される外部接続機器が「3極のマイク」、「4極のリモコンつきマイク」、「4極中2極のみ利用したリモコン」、又は「未接続」であるかを判別し、内蔵マイクを有効又は無効とするかを制御することができる。
なおこの場合も、外部接続機器が4極プラグを有するリモコン付きマイクである場合、及び4極中の2極のみを利用したリモコンである場合を区別することはできないので、オーディオ装置の仕様としてはいずれか一方の場合のみの対応となる。ただしこの場合も、リモコンにおける抵抗R2及びR3の抵抗値を、リモコン付きマイクと2極のみを利用したリモコンとで異なる値とすることにより、双方の場合に対応することができる。
なお、4極プラグを有するリモコン付きヘッドホン及び3極プラグを有するリモコン無しヘッドホンのいずれをも選択的に接続することができるようにしたオーディオ装置としては、特許文献1に記載されたものも知られている。
しかしながら、上述図11の従来技術によれば、2極のみを利用したリモコンに対してさらに3極ジャックを設け、その3極ジャックに対してヘッドホンや外部マイクを接続することができるようにすることによって、リモコンとヘッドホン又はマイクを併用することが可能となるのではあるが、その3極ジャックにヘッドホン又は外部マイクが接続されているかどうかを検出することができないという問題がある。
つまり、2極のみを利用したリモコンがオーディオ装置に接続されたとき、図14や図15で示されるように内蔵スピーカ又は内蔵マイクを無効とすることはない。そして、仮にそのリモコンに対して3極ジャックを設け、ヘッドホン又はマイクを接続したとしてもマイコン1はそのことを検出することができない。このため、そのようなリモコンにヘッドホン又はマイクを接続したときに、内蔵のスピーカ又はマイクを自動的にオフすることができない。その結果、2極のみを利用したリモコンに対して実質的には3極ジャックを設けることができない。このことは、サイズやコストの制約により、オーディオ装置本体に対してリモコン端子及びヘッドホン又はマイク用端子の双方を設けることができない場合には、オーディオ装置の機能を限定することになる。
本発明の目的は、このような従来技術の問題点に鑑み、オーディオ装置において、2極のみを利用したリモコンに対し、さらにヘッドホンやマイクが接続されたかどうかを検出することができるようにすることにある。
この目的を達成するため、第1の発明に係る装置は、所定のオーディオ装置への接続に使用する第1の端子部、外部機器との接続に使用する第2の端子部、及び前記オーディオ装置に対するコマンド入力用の操作部を備え、前記第1端子部は、前記オーディオ装置及び外部機器間でのオーディオ信号伝送用の信号端子、前記コマンド伝送用のコマンド端子、及び接地端子を備え、前記第2端子部は、前記信号端子及び接地端子に接続した信号端子及び接地端子、並びにスイッチ端子を備え、前記スイッチ端子は、前記外部機器として所定の第3の端子部を有するものが接続された場合には該第3端子部により前記接地端子へ短絡し、他の場合には開放状態となるものであり、前記接地端子及びコマンド端子間には、前記操作部の操作状態と前記短絡の有無との組合せに応じて異なる抵抗値を示す抵抗回路を具備することを特徴とする。
ここで、リモコン装置としては、たとえば後述の図2に示すようなものが該当する。第1端子部、第2端子部、及び第3端子部としては、たとえば同図における4極プラグ9、4極ジャック11、及び3極プラグ10が該当する。抵抗回路としては、たとえば後述の図4(a)や(b)に示すものが該当する。操作部の操作状態と前記短絡の有無との組合せに応じて異なる抵抗値としては、たとえば、後述の図3におけるR234、R24、R23、及びR2や、図5における(R2+3)、R3、(R2+R34)、及びR34が該当する。
この構成において、第1端子部がオーディオ装置に接続され、第2端子部に対して第3端子部が接続されていない場合には、スイッチ端子は開放状態であるため、抵抗回路はこの開放状態における操作部の操作状態に対応した抵抗値を示す。オーディオ装置はこの抵抗値を検出した場合には、第3端子部を有する外部機器がリモコンに接続されていない場合の制御を行うことができる。第1端子部がオーディオ装置に接続され、第2端子部に対して第3端子部が接続されている場合には、スイッチ端子は短絡状態であるため、抵抗回路はこの短絡状態における操作部の操作状態に対応した抵抗値を示す。オーディオ装置はこの抵抗値を検出した場合には、第3端子部を有する外部機器がリモコンに接続されている場合の制御を行うことができる。
第2の発明に係るリモコン装置は、第1発明において、前記第1端子部及び第2端子部は4極端子であり、前記第3端子部は3極端子であり、前記第3端子部は、前記第2端子部に接続された場合、前記第2端子部における接地端子及びスイッチ端子間を短絡させる接地端子を有することを特徴とする。
第3の発明に係るオーディオ装置は、前記第1発明又は第2発明に係るリモコン装置における第1端子部の信号端子、コマンド端子及び接地端子にそれぞれ対応する信号端子、コマンド端子及び接地端子を有する接続端子部と、装置の電源及び前記接続端子部のコマンド端子間に設けられた抵抗と、前記コマンド端子の電圧値を取得する取得手段と、前記コマンド端子に入力され得る各電圧値に対して予め定められた装置に対する各制御のうち、前記取得手段により取得した電圧値に対応するものを行う制御手段とを具備することを特徴とする。
第4の発明に係るオーディオ装置は、第3発明において、前記制御手段は、前記電圧値に対応する制御として、前記取得手段により取得した電圧値が接地電位である場合には、前記接続端子部に直接接続されることが想定されている外部機器を使用するために必要な制御を行い、前記取得手段により取得した電圧値が、前記リモコン装置におけるコマンド端子及び接地端子間の短絡が生じていない場合に対応する値である場合には、外部機器を使用しないように制御を行い、前記取得手段により取得した電圧値が、前記短絡が生じている場合に対応する値である場合には、前記リモコン装置を介して接続されることが想定されている外部機器を使用するために必要な制御を行うことを特徴とする。
第5の発明に係るオーディオ装置は、第3発明において、前記制御手段は、前記電圧値に対応する制御として、前記取得手段により取得した電圧値が接地電位である場合には、前記接続端子部における入出力インピーダンス又は入出力レベルが所定の第1の状態となるような制御を行い、前記取得手段により取得した電圧値が、前記リモコン装置におけるコマンド端子及び接地端子間の短絡が生じていない場合に対応する値である場合には、前記接続端子部における入出力インピーダンス又は入出力レベルが所定の第2の状態となるような制御を行い、前記取得手段により取得した電圧値が、前記短絡が生じている場合に対応する値である場合には、前記接続端子部における入出力インピーダンス又は入出力レベルが前記第1の状態となるような制御を行うことを特徴とする。
第6の発明に係るオーディオ装置は、第3発明において、前記制御手段は、前記電圧値に対応する制御として、前記取得手段により取得した電圧値が接地電位である場合には、前記接続端子部からステレオによるオーディオ信号の出力を行うような制御を行い、前記取得手段により取得した電圧値が、前記リモコン装置におけるコマンド端子及び接地端子間の短絡が生じていない場合に対応する値である場合には、前記接続端子部からモノラルによるオーディオ信号の出力を行うような制御を行い、前記取得手段により取得した電圧値が、前記短絡が生じている場合に対応する値である場合には、前記接続端子部からステレオによるオーディオ信号の出力を行うような制御を行うことを特徴とする。
第7の発明に係るオーディオシステムは、第1又は第2発明に係るリモコン装置及び第3〜第6のいずれかの発明に係るオーディオ装置を具備することを特徴とする。
第8の発明に係るオーディオ装置における制御方法は、第1発明又は第2発明に係るリモコン装置における第1端子部の信号端子、コマンド端子及び接地端子にそれぞれ対応する信号端子、コマンド端子及び接地端子を有する接続端子部と、オーディオ装置の電源及び前記接続端子部のコマンド端子間に設けられた抵抗とを備えたオーディオ装置における制御方法であって、前記コマンド端子の電圧値を取得する取得工程と、前記コマンド端子に入力され得る各電圧値に対して予め定められた装置に対する各制御のうち、前記取得工程により取得した電圧値に対応するものを行う制御工程とを具備することを特徴とする。
第9の発明に係るプログラムは、第1発明又は第2発明に係るリモコン装置における第1端子部の信号端子、コマンド端子及び接地端子にそれぞれ対応する信号端子、コマンド端子及び接地端子を有する接続端子部と、オーディオ装置の電源及び前記接続端子部のコマンド端子間に設けられた抵抗とを備えたオーディオ装置に、前記コマンド端子の電圧値を取得する取得手順と、前記コマンド端子に入力され得る各電圧値に対して予め定められた装置に対する各制御のうち、前記取得工程により取得した電圧値に対応するものを行う制御手順とを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、リモコン装置において、第1端子部の信号端子及び接地端子に接続した信号端子及び接地端子、並びにスイッチ端子を備えた第2端子部を設け、スイッチ端子を、外部機器として所定の第3の端子部を有するものが接続された場合には該第3端子部により接地端子へ短絡し、他の場合には開放状態となるものとし、接地端子及びコマンド端子間には、操作部の操作状態と前記短絡の有無との組合せに応じて異なる抵抗値を示す抵抗回路を設けるようにしたため、この抵抗値に基づき、オーディオ装置は、該外部機器のリモコン装置への接続の有無を検出することができる。
また、オーディオ装置において、コマンド端子に入力され得る各電圧値に対して予め定められた装置に対する各制御のうち、コマンド端子に入力された電圧値に対応するものを行う制御手段を設けるようにしたため、上記リモコン装置の第1端子部が接続端子部に接続された場合、該リモコン装置に対してさらに第3端子部を有する外部機器が接続されたかどうかを、コマンド端子の電圧値として検出し、その外部機器の接続の有無に応じた制御を行うことができる。
図1は本発明の一実施形態に係るオーディオ装置の要部を示す回路図である。同図に示すように、このオーディオ装置は、装置各部の制御や必要な各種情報処理を行うマイコン1、ライン入力用の4極ジャック2、装置本体に内蔵されたマイク7、オーディオ装置のオーディオ回路への入力を4極ジャック2及びマイク7間で切り替える入力セレクタ8、並びにマイコン1のA/D変換入力用のADIN端子と装置の電源(Vdd)との間に設けられ、電源電圧Vddを分圧するための抵抗R1を備える。マイク7は左右各チャンネル用のマイク7L及び7Rによって構成される。
4極ジャック2は、グラウンドに接続されたGND端子2a、マイコン1のADIN端子に接続されたコマンド端子2b、並びに入力セレクタ8に接続された右オーディオチャンネル用のR端子2c及び左オーディオチャンネル用のL端子2dを備える。4極ジャック2へは、3極プラグ3又は4極プラグ4を接続することができる。4極プラグ4を接続した場合には各4極はそれぞれ4極ジャック2の端子2a〜2dと接続する。3極プラグ3を接続した場合には、4極ジャック2のコマンド端子2bはGND端子2aと接続し、接地された状態となる。
入力セレクタ8はオーディオ装置の右オーディオチャンネル用回路への入力を4極ジャック2のR端子2c及びマイク7R間で切り替える第1のスイッチ、及びオーディオ装置の右オーディオチャンネル用回路への入力を4極ジャック2のL端子2d及びマイク7L間で切り替える第2のスイッチを備える。入力セレクタ8の制御は、マイコン1がそのADIN端子への入力電圧に基づいて行う。マイコン1は、内蔵のプログラムに基づき、装置各部の制御を行う。たとえば、ADIN端子への入力電圧に基づき、4極ジャック2における入力又は出力インピーダンスや入力又は出力レベルの制御を行ったり、4極ジャック2からのオーディオ信号の出力をモノラルで行うか又はステレオで行うかの制御を行ったりすることができる。
図2は図1のオーディオ装置に使用することができるリモコンの構成を示す回路図である。このリモコンはオーディオ装置の4極ジャック2に接続することができる4極プラグ9、3極プラグ10を接続することができる4極ジャック11、及びリモコンキーK1を備える。このリモコンはリモコンキーK1によりオン・オフの2値を選択的にオーディオ装置に入力するためのものである。ユーザはリモコンキーK1により、たとえばオーディオ装置に対し、録音の開始及び停止を指示することができる。
4極プラグ9は、4極ジャック2の各端子2a〜2dにそれぞれ接続するGND端子9a、コマンド端子9b、R端子9c、及びL端子9dを備える。GND端子9aはグラウンドに接続される。コマンド端子9bは抵抗R2、R3、及びR4の直列回路を介してグラウンドに接続される。抵抗R3の両端にはそれぞれリモコンキーK1の2つの端子が接続されており、リモコンキーK1が押下されると抵抗R3の両端が短絡するようになっている。
4極ジャック11はグラウンドに接続されたGND端子11a、抵抗R3及びR4間の接続点に接続されたスイッチ端子11b、4極プラグ9のR端子9cに接続されたR端子11c、及び4極プラグ9のL端子9dに接続されたL端子11dを備える。3極プラグ10はライン入力用のものであり、外部マイクやヘッドホンに接続されている。3極プラグ10はグラウンド用のGND端子10a、右オーディオチャンネル用のR端子10c、及び左オーディオチャンネル用のL端子10dを備える。GND端子10aは、4極ジャック9に接続されたとき、端子11a及び11bを接続し、抵抗R4の両端をショートさせるスイッチの役割を果たす。
図3はマイコン1によるセレクタ8の制御例を示す。同図の表においては、マイコン1のADIN端子に入力される6種類の電圧値が「電圧」欄において示されている。これらの電圧値に対応する4極ジャック2に関係する状態が「状態」欄において示され、対応する入力セレクタ8のセレクタ位置が「セレクタ位置」欄において示されている。同図に示されるように、4極ジャック2に対して何も接続されていない「未接続時」の状態においては電源電圧VddがADIN端子入力される。これに基づき、マイコン1はセレクタ8により、オーディオ回路への入力として「内蔵マイク」であるマイク7を選択し、マイク7による録音が可能な状態とする。
一方、3極プラグ10が接続されることなくリモコンがオーディオ装置に接続され、リモコンキーK1が押下されていない「リモコン挿入」の状態においては、電源電圧Vddを抵抗R1と、抵抗R2、R3及びR4とで分圧した電圧値であるVdd×R234/(R1+R234)がADIN端子に入力される。ただし、R234は抵抗R2、R3、及びR4の各抵抗値R2、R3、及びR4の和であり、R1は抵抗R1の抵抗値である。この電圧値に基づき、マイコン1はマイク7を選択する。
この状態でリモコンキーK1が押下された「リモコン挿入(キー押下)」の状態においては、抵抗R3の両端が短絡した状態となるので、電源電圧Vddを抵抗R1と、抵抗R2及びR4とで分圧した電圧値であるVdd×R24/(R1+R24)がADIN端子に入力される。ただし、R24は抵抗R2及びR4の各抵抗値R2及びR4の和である。この電圧値に基づき、マイコン1はマイク7の選択を維持するとともに、この電圧値を録音開始の指示であると解釈し、マイク7からの音声信号に基づく録音を開始する。リモコンキーK1の押下が解除された場合には、録音を停止し、録音開始前の「リモコン挿入」の状態に戻る。
また、3極プラグ10が接続されたリモコンがオーディオ装置に接続され、リモコンキーK1が押下されていない「リモコン&ライン入力検出」の場合には、抵抗R4の両端が短絡状態となるので、電源電圧Vddを抵抗R1と、抵抗R2及びR3とで分圧した電圧値であるVdd×R23/(R1+R23)がADIN端子に入力される。ただし、R23は抵抗R2及びR3の各抵抗値R2及びR3の和である。この電圧値に基づき、マイコン1はセレクタ8により4極ジャック2からのライン入力を選択し、外部マイクを用いた録音が可能な状態とする。
この状態においてリモコンキーK1が押下された「リモコン&ライン入力検出(キー押下)」の状態においては、電源電圧Vddを抵抗R1と、抵抗R2とで分圧した電圧値であるVdd×R2/(R1+R2)がADIN端子に入力される。これに基づき、マイコン1は、ライン入力の選択を維持するとともに、該電圧値の入力を録音開始の指示であると解釈し、外部マイクからの音声信号に基づく録音を開始する。リモコンキーK1の押下が解除されると、録音を停止し、録音開始前の「リモコン&ライン入力検出」の状態に戻る。
一方、外部マイクに接続した通常の3極プラグ3が直接オーディオ装置の4極ジャック2に接続された「3極プラグ(リモコンなし)」の状態においては、4極ジャック2の端子2bが接地状態となり、0[V]がADIN端子に入力される。これに基づき、マイコン1は4極ジャック2を介したライン入力を選択し、外部マイクを用いた録音が可能な状態とする。
本実施形態によれば、リモコンにおいて、3極プラグ10が4極ジャック11に接続されたときに短絡する抵抗R4をリモコンキー押下検出用の抵抗R3及びグラウンド間に設けたため、マイコン1は、抵抗R4の短絡により変化するADIN端子の入力電圧に基づいてリモコンに対する3極プラグ10の接続の有無を検出することができる。したがって簡便な構成により、オーディオ装置はリモコンに対する3極プラグ10の接続の有無を検出し、内蔵マイク又は3極プラグ10に接続された外部マイクのいずれを使用するかを適切に制御することができる。
図4は別の実施形態に係るリモコンの要部を上述図2のリモコンの要部と比較して示す回路図である。図4(a)では上述図2のリモコンの要部を示しており、これに対応する本実施形態の要部を図4(b)において示している。上述図2のリモコンは、図4(a)のように、抵抗R2、R3、及びR4の直列回路における抵抗R3を短絡させるリモコンキーK1及び抵抗R4を短絡させるスイッチS1を備える。ただし、スイッチS1は4極ジャック11のGND端子11a及び端子11b並びに3極プラグ10の端子10aにより構成される。
これに対し、図4(b)のリモコンにおいては、抵抗R4を抵抗R3に対して並列に接続するとともに、リモコンキーK1を抵抗R2と並列となるように設け、さらにスイッチS1を抵抗R4及びグラウンド間に設けるようにしている。なお、他の構成は図2のリモコンの場合と同様である。
図5は図4(b)のリモコンを図1のオーディオ装置に使用する場合のマイコン1による制御例を示す。ただしここでは、外部接続機器としてヘッドホン又はマイクが接続される場合について示す。図5中の「状態」欄、「電圧」欄、及び「内蔵スピーカ(マイク)」欄の内容は、図3中の「状態」欄、「電圧」欄、及び「セレクタ位置」欄の内容に対応する。つまり、図4(b)のリモコンを使用する場合においても、ADIN端子の電圧値に基づいて、外部接続機器を用いるかどうかについて同様の制御を行うことができる。制御の基礎となるADIN端子の電圧値のみが図4(a)のリモコンの場合と異なるだけである。
すなわち、4極ジャック2に対して何も接続されていない「本体ジャックオープン(未接続)」の状態においては電源電圧VddがADIN端子入力される。これに基づき、マイコン1はオーディオ回路からの出力又はオーディオ回路への入力として内蔵スピーカ又は内蔵マイクを有効とし、内蔵スピーカからの出力又は内蔵マイクからの入力が可能な状態とする。
3極プラグ10が接続されることなくリモコンがオーディオ装置に接続され、リモコンキーK1が押下されていない「リモコンあり」の状態においては、電源電圧Vddを抵抗R1と、抵抗R2及びR3とで分圧した電圧値であるVdd×(R2+R3)/(R1+R2+R3)がADIN端子に入力される。ただし、R1、R2、及びR3は抵抗R1、R2、及びR3の各抵抗値である。この電圧値に基づき、マイコン1は内蔵スピーカ又は内蔵マイクを有効とする。
この状態でリモコンキーK1が押下された「リモコンあり(キー押下)」の状態においては、抵抗R2の両端が短絡した状態となるので、電源電圧Vddを抵抗R1と抵抗R3とで分圧した電圧値であるVdd×R3/(R1+R3)がADIN端子に入力される。この電圧値に基づき、マイコン1は内蔵スピーカ又は内蔵マイクの有効を維持するとともに、この電圧値を再生又は録音の開始の指示であると解釈し、内蔵スピーカからの再生音の出力又は内蔵マイクからの録音を開始する。リモコンキーK1の押下が解除された場合には、再生又は録音を停止し、「リモコンあり」の状態に戻る。
また、3極プラグ10が接続されたリモコンがオーディオ装置に接続され、リモコンキーK1が押下されていない「リモコン&3極プラグあり」の場合には、スイッチS1がオン状態となるので、電源電圧Vddを抵抗R1と、抵抗R2、R3及びR4とで分圧した電圧値であるVdd×(R2+R34)/(R1+R2+R34)がADIN端子に入力される。ただし、R34は抵抗R3及びR4の並列回路による抵抗値である。この電圧値に基づき、マイコン1は内蔵スピーカ又は内蔵マイクを無効とし、3極プラグ10に接続されたヘッドホン又はマイクによる出力又は録音が可能な状態とする。
この状態においてリモコンキーK1が押下された「リモコン&3極プラグあり(キー押下)」の状態においては、電源電圧Vddを抵抗R1と、抵抗R3及びR4とで分圧した電圧値であるVdd×R34/(R1+R34)がADIN端子に入力される。これに基づき、マイコン1は内蔵スピーカ又は内蔵マイクの無効を維持するとともに、該電圧値の入力を再生又は録音の開始の指示であると解釈し、ヘッドホンからの再生音の出力又は外部マイクからの音声信号に基づく録音を開始する。リモコンキーK1の押下が解除されると、再生又は録音を停止し、「リモコン&3極プラグあり」の状態に戻る。
一方、ヘッドホン又は外部マイクに接続した通常の3極プラグ3が直接オーディオ装置の4極ジャック2に接続された「リモコンなし(直接3極プラグ)」の状態においては、4極ジャック2のコマンド端子2bが接地状態となり、0[V]がADIN端子に入力される。これに基づき、マイコン1は内蔵スピーカ又は内蔵マイクを無効とし、ヘッドホン又は外部マイクを用いた音声出力又は録音が可能な状態とする。
本実施形態によれば、リモコンにおいて、3極プラグ10が4極ジャック11に接続されたときに抵抗R3との並列回路を形成する抵抗R4を設けたため、マイコン1は、抵抗R4の短絡により変化するADIN端子の入力電圧に基づいてリモコンに対する3極プラグ10の接続の有無を検出することができる。したがって簡便な構成により、オーディオ装置はリモコンに対する3極プラグ10の接続の有無を検出し、内蔵スピーカ又は内蔵マイクを有効又は無効にするかを適切に制御することができる。
上述の実施形態においては、リモコンの4極ジャック11に対して外部マイクやヘッドホンが接続されていることが検出された場合には内蔵マイクや内蔵スピーカを無効にすることを可能とする形態について説明したが、このようなリモコンに対する接続の有無を検出する機能を他の目的のために応用することもできる。たとえば、外部マイクの接続有無の検出結果に基づいて、内蔵マイク又は外部マイクのうちいずれが有効になっているかをユーザが認識できるような表示を行うことができる。
また、リモコンに対し、その4極ジャック11の端子11bに対応する端子がオープンとされた4極プラグが接続された場合には、図4で示されるスイッチS1がオンとはならないので、3極プラグ10が接続された場合と区別することができる。この点を利用して4極ジャック11に接続される製品を区別し、それぞれに適した動作モードの設定を行うこともできる。たとえば、上述実施形態においては4極ジャック11に対し、市販の3極タイプのマイクやヘッドホンが接続されることが想定されているが、これらに加え、さらに4極プラグを備えた専用のケーブルやヘッドホンが接続されることも想定し、リモコンに対して市販品又は専用品のいずれが接続されているかに応じて、出力インピーダンスや出力電圧等を、それぞれに適したものに切り替えるようにすることができる。
図6はリモコンの4極ジャック11に接続可能なアダプタの構成を示す。このアダプタは、オーディオ装置からの出力用の端子として、リモコンの4極ジャック11を、ヘッドホンへの出力用及びライン出力用に兼用することを可能とするものである。すなわちこのアダプタは、4極ジャック11に接続可能な4極プラグ61及びライン出力用の3極ジャック62を備え、4極ジャック11からの出力をライン出力として用いる場合に使用される。4極ジャック11からヘッドホンへ出力する場合には、このアダプタを使用することなく、4極ジャック11に対して直接的に、ヘッドホンの3極プラグが接続される。
4極プラグ61は4極ジャック11への接続に際し、4極ジャック11の端子11a〜11dとそれぞれ接続する端子61a〜61dを備える。3極ジャック62は4極プラグ61の端子61a、61c、及び61dに対してそれぞれ接続された端子62a、62c及び62dを備える。4極プラグ61の端子61bはオープンのままである。したがってリモコンがオーディオ装置に接続されている場合、マイコン1は、リモコンに対して図6のアダプタが接続された場合を、リモコンに対して通常の3極プラグが接続された場合から区別することができる。ただし、リモコンに対して図6のアダプタが接続された場合及び何も接続されていない場合は、いずれもリモコンのスイッチS1(図4)がオフ状態であるため、区別はされない。
マイコン1は、オーディオ装置に接続されたリモコンに対して通常の3極プラグ10が接続されている場合及び図6のアダプタが接続されている場合を区別し、各場合に応じて出力インピーダンスや出力電圧を切り替える。したがって、3極プラグ10を有するヘッドホンがリモコンに接続された場合、及び図6のアダプタがリモコンに接続されたライン出力の場合のそれぞれに応じて適切な出力インピーダンスや出力電圧を設定することができる。したがって、図6のアダプタは、オーディオ装置のリモコンを介した出力を、通常のヘッドホンへの出力と、アダプタを介したライン出力や専用ヘッドホンへの出力とで兼用することを可能とすることができる。
図7は図1のオーディオ装置、図2のリモコン、及び図6のアダプタを備えた構成において、4極ジャック2から音声信号を出力するようにした場合に、4極ジャック2に係る各状態に応じてマイコン1が採用する出力モードを示す。図7中の「状態」欄の内容は図5における「状態」欄の内容と同様である。ただし、「リモコンあり」及び「リモコンあり(キー押下)」の状態にはリモコンに対して図6のアダプタが接続されている場合が含まれる。「出力モード」欄は、「状態」欄中の各状態に対応して、音声信号の出力インピーダンスや出力レベルをライン出力用の「ライン出力」とするか又は通常のヘッドホン出力用の「ヘッドホン出力」とするかを示す。「状態」欄の各状態に対応するADIN端子の電圧は図3や図5の場合と同様である。したがって、この場合もADIN端子の電圧に基づいてマイコン1は各状態を識別して、出力モードを「ライン出力」又は「ヘッドホン出力」に設定することができる。「ライン出力」のモードにおいては、左右チャンネルの出力が、ライン出力に適した出力レベル及び出力インピーダンスとなるように設定する。「ヘッドホン出力」のモードにおいては、左右チャンネルの出力が、ヘッドホンに適した出力レベル及び出力インピーダンスとなるように設定する。
すなわち図7に示されるように、オーディオ装置のジャック2に対して何も接続されていない「本体ジャックオープン(未接続)」の状態、並びに4極ジャック2に図2のリモコンが接続され、かつリモコンキーK1が押下され及び押下されていない「リモコンあり」及び「リモコンあり(キー押下)」の状態においては、マイコン1は出力モードを「ライン出力」に設定する。ただし「リモコンあり」及び「リモコンあり(キー押下)」の状態には、リモコンに対して図6のアダプタが接続され、さらにそのアダプタに対してライン出力用の3極プラグが接続されている状態が含まれる。
一方、4極ジャック2に対して図2のリモコンが接続され、このリモコンに通常の3極プラグが接続され、かつリモコンキーK1が押下され及び押下されていない「リモコン&3極プラグあり」及び「リモコン&3極プラグあり(キー押下)」の状態、並びに4極ジャック2に対して通常の3極プラグが直接接続されている「リモコンなし(直接3極プラグ)」の状態においては、マイコン1は出力モードを「ヘッドホン出力」に設定する。
図8は図1のオーディオ装置、図2のリモコン、及び図6のアダプタを備えた構成において、4極ジャック2から音声信号を入力する場合におけるマイコン1による制御例を示す。図中の「状態」欄の各内容は図7における「状態」欄の各内容と同様である。「入力」欄は、「状態」欄の各内容に応じてマイコン1が内蔵マイク又はライン入力のいずれを用いるかを示している。
オーディオ装置の4極ジャック2に対して何も接続されていない「本体ジャックオープン(未接続)」の場合、並びに4極ジャック2に対して図2のリモコンが接続され、かつリモコンキーK1が押下され及び押下されていない「リモコンあり」及び「リモコンあり(キー押下)」の場合には、マイコン1はマイクからの入力を採用し、それに適した入力インピーダンスや入力レベルとなるように装置を制御する。ただし「リモコンあり」及び「リモコンあり(キー押下)」の状態には、リモコンに対して図6のアダプタが接続され、さらにそのアダプタに対してライン入力用の3極プラグが接続されている状態が含まれる。
一方、4極ジャック2に対して図2のリモコンが接続され、これに通常の3極プラグが接続され、かつリモコンキーK1が押下され及び押下されていない「リモコン&3極プラグあり」及び「リモコン&3極プラグあり(キー押下)」の場合、並びに4極ジャック2に対して通常の3極プラグが直接接続されている「リモコンなし(直接3極プラグ)」の場合には、マイコン1はライン入力を採用し、それに適した入力インピーダンスや入力レベルとなるように装置を制御する。
図9は図2のリモコンに接続するアダプタの別の例として、ステレオ出力をモノラル出力に変換するアダプタの構成を示す。このアダプタは、リモコンの4極ジャック11に接続することができる4極プラグ91及びモノラル出力用のジャック92を備える。4極プラグ91は4極ジャック11への接続に際し、4極ジャック11の端子11a〜11dとそれぞれ接続する端子91a〜19dを備える。ジャック92は4極プラグ91の端子91a及び91dに対してそれぞれ接続されたGND端子92a及び信号端子92dを備える。4極ジャック91の端子91b及び91cはオープンのままである。したがって、図2のリモコンが接続されたマイコン1は、図9のアダプタが接続された場合を、リモコンに対して通常の3極プラグが接続された場合から区別することができる。ただし、リモコンに対して図9のアダプタが接続された場合及び何も接続されていない場合は、いずれもスイッチS1がオフ状態(図4)であり、区別はされない。
図10は図1のオーディオ装置、図2のリモコン、及び図9のアダプタを備えた構成において、4極ジャック2から音声信号を出力する場合におけるマイコン1による制御例を示す。図中の「状態」欄の内容は図7や図8における「状態」欄の内容と同様である。「リモコンあり」及び「リモコンあり(キー押下)」の状態にはリモコンに対して図9のアダプタが接続されている場合が含まれる。「出力モード」欄は、「状態」欄中の各状態に対応して音声信号の出力をL端子2aからのモノラルのみとするか又はL端子2a及びR端子2bからのステレオとするかを示す。「状態」欄の各状態に対応するADIN端子の電圧値も図7や図8の場合と同様である。したがって、この場合もADIN端子の電圧に基づいてマイコン1は各状態を識別し、出力モードをモノラル又はステレオに設定することができる。
すなわち図10に示されるように、オーディオ装置の4極ジャック2に対して何も接続されていない「本体ジャックオープン(未接続)」の状態、並びに4極ジャック2に対して図2のリモコンが接続され、かつリモコンキーK1が押下され及び押下されていない「リモコンあり」及び「リモコンあり(キー押下)」の状態においては、マイコン1は出力モードをモノラルに設定する。ただし、「リモコンあり」及び「リモコンあり(キー押下)」の状態には、リモコンに対して図9のアダプタが接続され、さらにはそのジャック92に対してモノラル出力用のプラグが接続されている場合が含まれる。一方、4極ジャック2に対して図2のリモコンが接続され、これに通常の3極プラグが接続され、かつリモコンキーK1が押下され及び押下されていない「リモコン&3極プラグあり」及び「リモコン&3極プラグあり(キー押下)」の場合、並びに4極ジャック2に対して通常の3極プラグが直接接続されている「リモコンなし(直接3極プラグ)」の場合には、マイコン1は出力モードをステレオに設定する。これにより、リモコンの4極ジャック11をモノラル及びステレオ双方の出力用として兼用することができる。
なお、本発明は、上述実施形態に限定されることなく適宜変形して実施することができる。たとえば、上述においては、リモコンキーとして、オン・オフの2値のコマンドを入力するものを用いているが、この代わりに、抵抗R3及びリモコンキーK1の組を複数用いてより多くのコマンドを入力できるようにしてもよい。
1:マイコン、2:4極ジャック、2a:GND端子、2b:コマンド端子、2c:R端子、2d:L端子、3:3極プラグ、4,5:4極プラグ、5a:GND端子、5b:コマンド端子、5c:R端子、5d:L端子、7:マイク、7L:左チャンネル用マイク、7R:右チャンネル用マイク、8:入力セレクタ、9:4極端子、9a:GND端子、9b:コマンド端子、9c:R端子、9d:L端子、10:3極プラグ、10a:GND端子、10c:R端子、10d:L端子、11:4極ジャック、11a:GND端子、11b:スイッチ端子、11c:R端子、11d:L端子、61:4極プラグ、61a〜61d:端子、62:3極ジャック、62a,62c,62d:端子、91:4極プラグ、91a〜91d:端子、92:ジャック、92a:GND端子、92d:信号端子、R1〜R4:抵抗、K1:リモコンキー、S1:スイッチ。