JP2009105123A - 発光ダイオードおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】本発明は、放熱性に優れるとともに、チップ化する際に分割を容易に行うことができる発光ダイオードおよびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】基板上にn型半導体層21と、発光層22と、p型半導体層23とおよび複数の反射性p型オーミック電極30を形成する工程と、前記反射性p型オーミック電極30の上にへき開性基板60を形成する工程と、光取り出し面20aを露出させる工程と、前記光取り出し面20aにn型オーミック電極10を形成する工程と、前記へき開性基板60のうち前記反射性p型オーミック電極30と対応する部分に凹部を設ける工程と、シード層73を形成する工程と、前記シード層73にメッキ層70を形成する工程と、前記へき開性基板60のうち凹部を区画する周辺部63をへき開する工程と、を具備してなることを特徴とする発光ダイオード100の製造方法により、上記課題を解決できる。
【選択図】図8

Description

本発明は、発光ダイオードに関するものである。特に、放熱性に優れ、チップ化する際に、分割を容易に行うことができる発光ダイオードに関する。
III族窒化物半導体は、可視光から紫外光領域の範囲に相当するエネルギーの直接遷移型のバンドギャップを有し、発光効率に優れていることから、発光ダイオード(LED)やレーザダイオード(LD)等の半導体発光素子として製品化され、各種用途で使用されている。また、電子デバイスに用いた場合でも、III族窒化物半導体は、従来のIII−V族化合物半導体を用いた場合に比べて優れた特性が得られるポテンシャルを有している。
一般に、III族窒化物半導体は、トリメチルガリウム、トリメチルアルミニウムおよびアンモニアを原料として、有機金属化学気相成長(MOCVD)法によって製造されている。MOCVD法は、キャリアガスに原料の蒸気を含ませて基板表面に運搬し、加熱された基板との反応で原料を分解させることにより、結晶を成長させる方法である。
基板には、例えばサファイア等の絶縁性基板の他、炭化ケイ素、シリコン、酸化亜鉛、ガリウム砒素等の導電性基板が使用できることが知られているが、III族窒化物半導体と完全に格子整合する基板は未だ開発されておらず、現在のところ、格子定数が10%以上も異なるサファイアの上にIII族窒化物半導体層を強制的に成長させた青色LED素子が実用化されている。
従来の青色LED素子は、基本的にサファイア基板の上にIII族窒化物半導体よりなるn型半導体層と発光層とp型半導体層とが順に積層されたダブルへテロ構造を有している。前記のようにサファイアは絶縁性であり基板側から電極を取り出すことができないので、同一のIII族窒化物半導体層表面にp型電極とn型オーミック電極とが設けられた、いわゆるフェイスアップ方式や、フリップチップ方式の素子とされている。
しかしながら、サファイアを基板とする従来のフェイスアップ方式またはフリップチップ方式の素子には数々の問題点がある。まず、p型電極とn型オーミック電極とが水平方向に並んでいるため電流が水平方向に流れ、その結果電流密度が局部的に高くなりチップが発熱するという問題がある。次に、サファイアという非常に硬く、へき開性のない基板を使用しているので、チップ化するのに高度な技術を必要とするという問題があり、最後に、サファイアは熱伝導性が比較的低いので、III族窒化物半導体層において発生した熱を効率よく放熱できないという問題がある。
以上のような問題を回避するため、特許文献1には、メッキ層上にIII族窒化物半導体層が形成された上下電極構造の発光ダイオードを製造する方法が開示されている。すなわち、サファイア基板上にn型半導体層、発光層及びp型半導体層を順次積層してIII族窒化物半導体層を形成するとともに、p型半導体層の一面にp型オーミック電極を形成し、次いで、p型オーミック電極上にシード層を形成してからシード層上にレジストを格子状に形成し、次いで、シード層及びレジストを覆うようにメッキ層を形成し、次いで、サファイア基板を除去してからn型半導体層にn型オーミック電極を形成し、最後に、レジストを除去してからダイシングする上下電極構造の発光ダイオードの製造方法が開示されている。
また、SiまたはGe等のへき開性を有する基板との接合法があるが、これら基板の熱伝導はCuに比べ劣る。
しかしながら、前記発光ダイオードを分割してチップ化する際には、メッキ層がへき開性を有しないので分割が困難であり、発光ダイオードの生産性が劣るという問題が発生した。
国際公開第05/029572号パンフレット
本発明は、上記事情を鑑みてなされたもので、放熱性に優れるとともに、チップ化する際に分割を容易に行うことができる発光ダイオードおよびその製造方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は以下の構成を採用した。すなわち、
(1) 基板上にn型半導体層と、発光層と、p型半導体層および複数の反射性p型オーミック電極を形成する工程と、前記反射性p型オーミック電極の上にへき開性基板を接合する工程と、前記基板を取り除いて光取り出し面を露出させる工程と、前記光取り出し面にn型オーミック電極を形成する工程と、前記へき開性基板のうち前記反射性p型オーミック電極と対応する部分に凹部を設ける工程と、前記凹部にシード層を形成するとともに、前記凹部にメッキ層を形成する工程と、前記へき開性基板の前記凹部を区画する周辺部をへき開する工程と、を具備してなることを特徴とする発光ダイオードの製造方法。
(2) レーザーを用いて前記へき開性基板に分割溝を設けた後、機械的応力を印加することにより前記へき開性基板をへき開することを特徴とする(1)に記載の発光ダイオードの製造方法。
(3) ダイサーを用いて前記へき開性基板をへき開することを特徴とする(1)に記載の発光ダイオードの製造方法。
(4) 前記反射性p型オーミック電極の上に第一接合層を形成し、前記へき開性基板に前記第一接合層に含まれる金属と同種の金属を含む第二接合層を形成した後、前記第一接合層と前記第二接合層を加熱接合法により接合することを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1項に記載の発光ダイオードの製造方法。
(5) 前記反射性p型オーミック電極の上に第一接合層を形成し、前記第一接合層の上に接着剤との接合強度の高い第三接合層を形成し、前記へき開性基板に接着剤層を形成した後、前記第三接合層と前記接着剤層を接合することを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1項に記載の発光ダイオードの製造方法。
(6) 前記反射性p型オーミック電極の上にAuを含む第一接合層を形成し、前記へき開性基板にAuを含む第四接合層を形成した後、前記第一接合層と前記第四接合層を常温活性化接合法により接合することを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1項に記載の発光ダイオードの製造方法。
(7) 前記反射性p型オーミック電極の上にAuを含む第一接合層を形成した後、前記第一接合層とSiを含むへき開性基板を常温活性化接合法により接合することを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1項に記載の発光ダイオードの製造方法。
(8) 前記反射性p型オーミック電極の上にSiを含む第五接合層を形成した後、前記第五接合層とSiを含むへき開性基板を常温活性化接合法により接合することを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1項に記載の発光ダイオードの製造方法。
(9) 基板上に、反射型p型オーミック電極、p型半導体層、発光層、n型半導体層を含む化合物半導体層、およびn型オーミック電極と、が少なくとも備えられてなる発光ダイオードであり、前記基板が、前記反射型p型オーミック電極に接合するメッキ層と、前記メッキ層を囲むへき開性基材部とからなることを特徴とする発光ダイオード。
本発明によれば、放熱性に優れるとともに、チップ化する際に分割を容易に行うことができる発光ダイオードおよびその製造方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための形態を説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態である発光ダイオードの一例を示す図である。図1に示す発光ダイオードは、上下電極構造の一例を示している。
図1に示すように、発光ダイオード100は、n型オーミック電極10と、化合物半導体層20と、反射性p型オーミック電極30と、接合層40と、へき開性基板163と、シード層73と、メッキ層70と、絶縁膜35とから構成されている。
n型オーミック電極10は、化合物半導体層20のn型半導体層21とオーミック接触することによって、化合物半導体層20の負極となっている。図1に示すn型オーミック電極10は、n型半導体層21に接するCr膜13と、Cr膜13に積層されたTi膜12と、Ti膜12に積層されたAu膜11とからなる3層構造とされている。
n型オーミック電極10はこの3層構造に限らず、たとえば、Ti膜、Al膜、Ti膜及びAu膜が積層されてなる4層構造でもよい。
このn型オーミック電極10は、後述するように、光取り出し面20aをドライエッチングした後にCr膜13、Ti膜12及びAu膜11を順次積層することによって形成され、これによりアニール処理を施すことなくn型半導体層21との間でオーミック接触が得られるようになっている。
化合物半導体層20は、p型半導体層23、発光層22及びn型半導体層21が積層されて構成されている。化合物半導体層20の上面20aは、発光層22からの光を外部に取り出す光取り出し面20aとされており、この光取り出し面20a上にはn型オーミック電極10が形成されている。また、光取り出し面20aはエッチングなどの手段によって粗面化されており、これにより発光ダイオード100の光取り出し効率がより高められている。
さらに、化合物半導体層20の側面20bと光取り出し面20aの外周部分とには、たとえば、SiOなどの絶縁性材料からなる絶縁膜35が形成されている。この絶縁膜35は、化合物半導体層20の側面20bを保護する役割を有する。この絶縁膜35は、反射性p型オーミック電極30、接合層40の側面まで延在されている。絶縁膜35を形成することによって、例えば化合物半導体層20の側面20bに異物が付着した場合でも、異物によるn型半導体層21とp型半導体層23との短絡を防止することができる。
反射性p型オーミック電極30は、接合層40を介してメッキ層70と電気的に接続されており、これによりメッキ層70が反射性p型オーミック電極30の取り出し電極となっている。また、反射性p型オーミック電極30及びメッキ層70と、n型オーミック電極10とは、化合物半導体層20の厚み方向両側に配置された関係になっている。これにより、本発明の実施形態である発光ダイオード100は、いわゆる上下電極構造の発光ダイオードとなっている。
図1に示すように、化合物半導体層20の下側には、反射性p型オーミック電極30が配置されている。反射性p型オーミック電極30は、化合物半導体層20のp型半導体層23とオーミック接触することによって、化合物半導体層20の正極となっている。
また、反射性p型オーミック電極30は、化合物半導体層20に接するオーミックコンタクト層31と、オーミックコンタクト層31に接する反射層32と、反射層32に接する相互拡散防止層33とから構成されている。反射層32を備えることによって反射性p型オーミック電極30は、発光層22から発した光を光取り出し面20a側に反射させることができる。
この反射性p型オーミック電極30は、後述するように、オーミックコンタクト層31をRFスパッタリング法により積層し、反射層32及び相互拡散防止層33は、たとえばDCスパッタリング法により積層することによって形成される。これにより、アニール処理を施すことなく化合物半導体層20との間でオーミック接触が得られるようになっている。
オーミックコンタクト層31に要求される性能としては、p型半導体層23との接触抵抗が小さいことが必須である。オーミックコンタクト層31の材料はp型半導体層23との接触抵抗の観点から、Pt、Ru、Os、Rh、Ir、Pd等の白金族またはAgが好ましく、Pt,Ir,RhまたはRuがより好ましく、Ptが特に好ましい。Agを用いることは良好な反射を得るためには好ましいが、接触抵抗はPtよりも高い。したがって、低接触抵抗がそれほど要求されない用途にはAgを用いることも可能である。オーミックコンタクト層31の厚さは、低接触抵抗を安定して得るために0.1nm以上とすることが好ましい。さらに好ましくは1nm以上であり、均一な接触抵抗が得られる。
オーミックコンタクト層31には、Ag合金、Al合金などの反射層32が積層されている。Pt,Ir,Rh、Ru、OS,PdなどはAg合金と比較すると可視光から紫外領域の反射率が低い。したがって、発光層22からの光が十分に反射せずに出力の高い素子を得ることが難しい。この場合、オーミックコンタクト層31を光が十分に透過するほどに薄く形成し、Ag合金などの反射層32を形成して反射光を得る方が、良好なオーミック接触が得られ、かつ出力の高い素子を作成することができる。この場合、オーミックコンタクト層31の膜厚は30nm以下とすることが好ましい。さらに好ましくは10nm以下である。反射層32の膜厚は良好な反射率を得るために0.1nm以上とすることが好ましい。さらに好ましくは1nm以上であり、均一な密着性が得られる。Ag合金はマイグレーションを起こしやすいので薄い方が好ましい。したがって、膜厚は200nm以下にすることが好ましい。
相互拡散防止層33は、反射層32の構成元素と、後述する接合層40の構成元素との相互拡散を防止するために形成される。相互拡散防止層33としては、例えば、Pt等を用いることが好ましい。
次に、図1に示すように、反射性p型オーミック電極30の下側には接合層40が配置されており、接合層40は、第一接合層41と第二接合層45とが積層されて構成されている。
第一接合層41は、Ni膜42とAu膜43との積層膜で構成されている。
Ni膜42の厚みは、例えば20〜200nm程度がよく、Au膜43の厚みは、例えば50〜300nm程度がよい。また、第一接合層41全体の厚みは、例えば70〜700nm程度がよい。
また、第二接合層45は、AuSn膜により構成されている。第二接合層45の厚みは、2000nm程度が好ましい。
次に、図1に示すように、接合層40の下側には、シード層73が配置されている。シード層73は、メッキ層70をメッキ法によって形成する際の下地となる層であって、Ti膜74、Ta膜75、およびCu膜76との積層膜で構成されている。ここでTa膜75は、Cuのバリアとして機能する。
Ti膜74の厚みは、例えば100〜300nm程度がよく、Ta膜75の厚みは、例えば200〜700nm程度がよく、Cu膜76の厚みは、例えば100〜500nm程度がよい。シード層73全体の厚みは、例えば400〜1500nm程度がよい。
なお、シード層73は、Cuからなる単層膜として形成してもよい。
メッキ層70は、シード層73を下地として、たとえば電気メッキ法により形成される。メッキ層70の材質は、シード層73の材質に対応するものが好ましく、シード層73をTi膜74、Ta膜75、およびCu膜76との積層膜で構成する場合には、シード層73を構成するCu膜76と同じ材質であるCuを用いることが好ましい。
Cuは、熱伝導性が高い点においも、上下電極構造の発光ダイオード100の基体の材質として好ましい。熱伝導性が高いCuからなるメッキ層70を備えることによって、発光層22で発生した熱を外部に容易に放出することができ、発光ダイオード100の放熱効率を高めることができる。
さらに、Cuは、電気抵抗が低い点において、上下電極構造の発光ダイオード100の基体の材質として好ましい。Cuからなるメッキ層70は、接合層40を介して反射性p型オーミック電極30と接合されているので導電端子として用いることができ、p型端子と接続するワイヤーを用いなくても良いので、発光ダイオードランプとしての生産性を高めることができる。
なお、メッキ層70の高さは、50〜280μmとすることが好ましく、100μm程度とすることがより好ましい。後述するへき開性基板60からなる周辺部63の高さを上記範囲とすることが好ましく、メッキ層70の高さを周辺部63の高さと等しくすることが好ましいためである。
また、図1に示すように、へき開性基材部163によってメッキ層70が取り囲まれている。このへき開性基材部163は、後述の製造方法において示すように、へき開性基板60からなる周辺部63をへき開することにより形成されたものである。
このような構造を有することにより、この発光ダイオード100は、チップ化の際にへき開性基板60からなる周辺部63を容易に分割し、へき開性基材部163とすることができる。
へき開性基材部163の厚みは、50〜280μmとすることが好ましく、100μm程度とすることがより好ましい。50μm以下の場合には容易に破断して、発光ダイオード100としての信頼性に欠ける場合があり、280μm以上の場合には、うまくへき開できないおそれが発生するためである。
なお、へき開性基板60とは、わずかな傷があれば容易にへき開する基板のことであり、たとえば、シリコンウエハーなどを挙げることができる。
次に、化合物半導体層20は、p型半導体層23、発光層22、およびn型半導体層21とから概略構成されている。
化合物半導体層20としては、GaN系単結晶、GaP系単結晶、GaAs系単結晶、ZnO系単結晶など周知の半導体発光材料を用いることができるが、後述するサファイア単結晶またはSiC単結晶からなる基板に対してエピタキシャル成長可能な点において、GaN系単結晶またはZnO系単結晶がより好ましく、GaN系単結晶が更に好ましい。
GaN系単結晶からなる半導体層としては、例えば一般式AlGaIn1−AMA(0≦X≦1、0≦Y≦1、0≦Z≦1で且つ、X+Y+Z=1。記号Mは窒素(N)とは別の第V族元素を表し、0≦A<1である。)で表わされるGaN系半導体が多数知られており、本発明においても、それら周知のGaN系半導体を含めて一般式AlGaIn1−A(0≦X≦1、0≦Y≦1、0≦Z≦1で且つ、X+Y+Z=1。記号Mは窒素(N)とは別の第V族元素を表し、0≦A<1である。)で表わされるGaN系半導体を何ら制限なく用いることができる。
n型半導体層21は、下地層と、nコンタクト層と、発光層22に接するnクラッド層とが積層されて構成される。nコンタクト層は下地層および/またはnクラッド層を兼ねることができる。
下地層はAlGa1―XN層(0≦X≦1、好ましくは0≦X≦0.5、さらに好ましくは0≦X≦0.1)から構成されることが好ましい。その膜厚は0.1μm以上、好ましくは0.5μm以上、さらに好ましくは1μm以上である。この膜厚以上にした方が結晶性の良好なAlGa1―XN層が得られやすい。
下地層にはn型不純物を1×1017〜1×1019/cmの範囲内であればドープしても良いが、アンドープ(<1×1017/cm)の方が良好な結晶性の維持という点で好ましい。n型不純物としては、特に限定されないが、例えば、Si、GeおよびSn等が挙げられ、好ましくはSiおよびGeであり、より好ましくはSiである。
nコンタクト層としては、下地層と同様にAlGa1―xN層(0≦x≦1、好ましくは0≦x≦0.5、さらに好ましくは0≦x≦0.1)から構成されることが好ましい。
また、nコンタクト層にはn型不純物がドープされていることが好ましく、n型不純物を1×1017〜1×1019/cm、好ましくは1×1018〜1×1019/cmの濃度で含有すると、n型オーミック電極9との良好なオーミック接触の維持、クラック発生の抑制、良好な結晶性の維持の点で好ましい。n型不純物としては、特に限定されないが、例えば、Si、GeおよびSn等が挙げられ、好ましくはSiおよびGeであり、より好ましくはSiである。
nコンタクト層を構成するGaN系半導体は、下地層と同一組成であることが好ましく、nコンタクト層と下地層との合計の膜厚を1〜20μm、好ましくは2〜15μm、さらに好ましくは3〜12μmの範囲に設定することが好ましい。nコンタクト層と下地層との合計の膜厚が上記範囲にあると、半導体の結晶性が良好に維持される。
nコンタクト層と発光層22との間には、nクラッド層を設けることが好ましい。nコンタクト層の表面に生じた平坦性の悪化を埋めることできるからである。nクラッド層はAlGaN、GaN、GaInNなどで形成することが可能である。また、これらの構造のヘテロ接合や複数回積層した超格子構造としてもよい。nクラッド層をGaInNで形成する場合には、発光層22のGaInNのバンドギャップよりも大きくすることが望ましいことは言うまでもない。また、屈折率の高い半導体材料から構成することが好ましい。
nクラッド層の膜厚は、特に限定されないが、好ましくは0.005〜0.5μmであり、より好ましくは0.005〜0.1μmである。nクラッド層のn型ドープ濃度は1×1017〜1×1020/cmが好ましく、より好ましくは1×1018〜1×1019/cmである。ドープ濃度がこの範囲であると、良好な結晶性の維持および素子の動作電圧低減の点で好ましい。
次に、n型半導体層21の下側に積層される発光層22としては、GaN系半導体が好ましく、たとえば、Ga1−SInN(0<S<0.4)のGaN系半導体を挙げることができる。
また、発光層22は、ダブルへテロ(以下、DH)、単一量子井戸(以下、SQW)または多重量子井戸(以下、MQW)のいずれの構造であってもよい。
SQWの場合には、発光層22の膜厚は特に限定されないが、量子効果の得られる程度の膜厚、即ち臨界膜厚、たとえば、1〜10nmが好ましく、より好ましくは2〜6nmである。発光層22の膜厚が上記範囲であると発光出力の点で好ましい。
また、発光層22は、上記のような単一量子井戸(SQW)構造の他に、上記Ga1−SInNを井戸層として、この井戸層よりバンドギャップエネルギーが大きいAlGa1−cN(0≦c<0.3)障壁層とからなる多重量子井戸(MQW)構造としてもよい。また、井戸層および障壁層には、不純物をドープしてもよい。
次に、p型半導体層23は、発光層22に接するpクラッド層と、pコンタクト層とが積層されて構成される。しかし、pコンタクト層がpクラッド層を兼ねてもよい。
pクラッド層としては、発光層22のバンドギャップエネルギーより大きくなる組成であり、発光層22へのキャリアの閉じ込めができるものであれば特に限定されないが、好ましくは、AlGa1−dN(0<d≦0.4、好ましくは0.1≦d≦0.3)のものが挙げられる。pクラッド層が、このようなAlGaNからなると、発光層7へのキャリアの閉じ込めの点で好ましい。pクラッド層の膜厚は、特に限定されないが、好ましくは1〜400nmであり、より好ましくは5〜100nmである。pクラッド層のp型ドープ濃度は、1×1018〜1×1021/cmが好ましく、より好ましくは1×1019〜1×1020/cmである。p型ドープ濃度が上記範囲であると、結晶性を低下させることなく良好なp型結晶が得られる。
pコンタクト層は、少なくともAlGa1−eN(0≦e<0.5、好ましくは0≦e≦0.2、より好ましくは0≦e≦0.1)を含んでなるGaN系半導体層である。Al組成が上記範囲であると、良好な結晶性の維持および反射性p型オーミック電極30との良好なオーミック接触の点で好ましい。p型不純物(ドーパント)を1×1018〜1×1021/cmの濃度で、好ましくは5×1019〜5×1020/cmの濃度で含有していると、良好なオーミック接触の維持、クラック発生の防止、良好な結晶性の維持の点で好ましい。p型不純物としては、特に限定されないが、例えば好ましくはMgが挙げられる。膜厚は、特に限定されないが、0.01〜0.5μmが好ましく、より好ましくは0.05〜0.2μmである。膜厚がこの範囲であると、発光出力の点で好ましい。
なお、化合物半導体層20は、サファイア基板や、GaAs、燐化インジウム(以下、InP)、燐化ガリウム(以下、GaP)などのIII−V族化合物半導体単結晶基板や、シリコン(以下、Si)基板などの表面上に、有機金属化学的気相成長(以下、MOCVD)法、分子線エピタキシャル(以下、MBE)法や液相エピタキシャル(以下、LPE)法等を用いて形成する。
なお、前記基板と化合物半導体層との間には、前記基板と化合物半導体層との格子ミスマッチの緩和等の作用を担うバッファ層を設けることもできる。
次に、本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法について説明する。
図2〜図10は、本発明の実施形態である発光ダイオード100の製造方法の一例を示す概略断面図である。
本発明の実施形態である発光ダイオード100の製造方法は、化合物半導体層20を形成する工程と、離間溝25を形成する工程と、反射性p型オーミック電極30を形成する積層工程と、第一接合層41を形成する工程と、第二接合層45を形成する工程と、第一接合層41と第二接合層45とを接合する工程と、光取り出し面20aを露出させる工程と、絶縁膜35を形成する工程と、光取り出し面20aを粗面化する工程と、n型オーミック電極10を形成する工程と、凹部61を設ける工程と、シード層73を形成する工程と、メッキ層70を形成する工程と、メッキ層70側をCMP(Chemical Mechanical Polishing)処理する工程と、分割溝58を設ける工程と、周辺部63をへき開する工程と、を具備している。
以下、各工程について説明する。
「化合物半導体層20を形成する工程」
図2に示すように、基板1上に、n型半導体層21、発光層22及びp型半導体層23を順次積層して化合物半導体層20を形成する。
基板1としては、サファイア基板など化合物半導体層をエピタキシャル成長させるのに適した基板を用いるのが好ましい。
また、基板1上に化合物半導体層20を形成する際には、あらかじめ基板1上にバッファ層を形成することが望ましい。すなわち、基板1としてサファイア基板を用い、n型半導体層21としてGaNを形成する場合には、基板1とn型半導体層21との格子定数が10%以上も異なる。この場合に、バッファ層として、基板1とn型半導体層21との中間の格子定数を有するAlNやAlGaNなどを用いることで、n型半導体層21を構成するGaNの結晶性を向上させることができる。
このバッファ層上に、n型半導体層21、発光層22及びp型半導体層23を順次積層して化合物半導体層20を形成する。
化合物半導体層20の成長方法は特に限定されず、スパッタリング法、MOCVD(有機金属化学気相成長法)、HVPE(ハイドライド気相成長法)、MBE(分子線エピタキシー法)などGaN系半導体を成長させることが知られている全ての方法を適用できる。好ましい成長方法としては、膜厚制御性、量産性の観点からスパッタリング法またはMOCVD法である。
スパッタリング法では、Gaを含むターゲットを用いるとともに、プラズマガスとしてアルゴンと窒素の混合ガスを用いて、いわゆるリアクティブスパッタリング法によってGaN系半導体を形成することが好ましい。
また、MOCVD法では、キャリアガスとして水素(H)または窒素(N)、III族原料であるGa源としてトリメチルガリウム(TMG)またはトリエチルガリウム(TEG)、Al源としてトリメチルアルミニウム(TMA)またはトリエチルアルミニウム(TEA)、In源としてトリメチルインジウム(TMI)またはトリエチルインジウム(TEI)、V族原料であるN源としてアンモニア(NH)、ヒドラジン(N)などが用いられる。また、ドーパントとしては、n型にはSi原料としてモノシラン(SiH)またはジシラン(Si)を、Ge原料としてゲルマンガス(GeH)や、テトラメチルゲルマニウム((CHGe)やテトラエチルゲルマニウム((CGe)などの有機ゲルマニウム化合物を利用することができる。
MBE法では、元素状のゲルマニウムもドーピング源として利用できる。p型にはMg原料としては、たとえば、ビスシクロペンタジエニルマグネシウム(CpMg)またはビスエチルシクロペンタジエニルマグネシウム(EtCpMg)などを用いればよい。
なお、n型半導体層21にはn型ドーパントとしてSi等をドープさせることが望ましく、p型半導体層23にはp型ドーパントとしてMg等をドープさせることが望ましい。
「離間溝25を形成する工程」
図3(a)に示すように、通常のフォトリソグラフィ技術によってパターニングすることにより、離間溝25を化合物半導体層20に形成する。離間溝25は、発光ダイオード100の外形を決定する領域であり、発光ダイオード100を区画して平面視略格子状に形成する。このようにして、化合物半導体層20を複数に分割する。
「反射性p型オーミック電極30を形成する積層工程」
図3(b)に示すように、分割後の化合物半導体層20のp型半導体層23上に、それぞれオーミックコンタクト層31、反射層32及び相互拡散防止層33を順次積層して反射性p型オーミック電極30を形成する。
オーミックコンタクト層31をp型半導体層23上に形成するにあたり、RF放電によるスパッタリング成膜法で形成することが好ましい。RF放電によるスパッタリング成膜法を用いることで、蒸着法やDC放電のスパッタリング成膜法を用いるより接触抵抗の低い電極を形成できる。即ち、RF放電によるスパッタリング成膜法でオーミックコンタクト層31を形成することによって、オーミックコンタクト層31にp型半導体層23の構成元素が混在し、p型半導体層23にはオーミックコンタクト層31の構成元素が混在することになり、これによりオーミックコンタクト層31とp型半導体層23とがオーミック接合される。
RF放電によるスパッタリング成膜では、イオンアシスト効果により、p型半導体層23に付着したスパッタ原子にエネルギーを与え、p型半導体、例えばMgドープのp−GaNとの間で表面拡散を促す作用があると考えられる。さらに、上記成膜においては、p型半導体層23の最表面原子にもエネルギーを与え、半導体材料、例えばGaがオーミックコンタクト層31に拡散することを促す作用もあると考えられる。
RF放電による成膜では、初期において、接触抵抗を下げる効果を持つが、膜厚を大きくすると、その膜が疎であるために反射率の点ではDC放電による成膜に比べて劣る。そこで、接触抵抗を低く保った範囲で薄膜化して光透過率を上げたオーミックコンタクト層31をRF放電により形成し、その上に反射層32及び相互拡散防止層33をDC放電により形成することが好ましい。
このように、オーミックコンタクト層31をRFスパッタリング法により形成することによって、オーミックコンタクト層31とp型半導体層23とをオーミック接触させることができる。この場合、オーミックコンタクト層31形成後のアニールを必要としない。むしろ、アニールすることにより、Pt、Gaそれぞれの拡散を促進し、半導体の結晶性を下げてしまうため、電気特性を悪化させてしまうことがあり、また、反射膜のAg合金がマイグレーションを起こし、反射率が下がるので、アニールは好ましくない。従ってオーミックコンタクト層31形成後、350℃よりも高い温度で熱処理されていないことが好ましい。
スパッタリングは、従来公知のスパッタリング装置を用いて、従来公知の条件を適宜選択して実施することができる。まず、化合物半導体層20を積層した基板1をチャンバ内に収容し、基板温度を室温から500℃の範囲に設定する。基板加熱は特に必要としないが、オーミックコンタクト層31の構成元素およびp型半導体層23の構成元素の拡散を促進するために適度に加熱しても良い。チャンバ内は真空度が10−4〜10−7Paとなるまで排気する。
スパッタリング用ガスとしては、He、Ne、Ar、Kr、Xeなどを使用できる。入手の容易さからArとするのが望ましい。これらの内の一つのガスをチャンバ内に導入し、0.1〜10Paにしたのち放電を行う。好ましくは0.2〜5Paの範囲に設定する。供給する電力は0.2〜2.0kWの範囲が好ましい。この際、放電時間と供給電力を調節することによって、形成する層の厚さを調節することができる。
「第一接合層41を形成する工程」
図3(c)に示すように、反射性p型オーミック電極30の上に、Ni膜42とAu膜43とを順次積層して第一接合層41を形成する。
Ni膜42とAu膜43を積層する方法は、特に限定されず、蒸着法、スパッタ法などを用いることができる。
「第二接合層45を形成する工程」
図4(a)に示すように、へき開性基板60にAuSn膜を形成し、第二接合層45とする。
第二接合層45であるAuSn膜を積層する方法は、特に限定されず、蒸着法、スパッタ法などを用いて形成することができる。それぞれの元素を共蒸着させて形成しても、合金材料を蒸着してもよく、また、共スパッタして形成しても、合金のターゲットを用いて形成しても良い。
なお、AuSn膜は、Snが20wt%の組成になるように形成されている。
加熱接合法を用いる場合には、第一接合層41と第二接合層45との接合面に同種の金属が含有されることが好ましい。同種金属が加熱工程により共晶接合して接着強度を向上させるためである。本実施形態においては、第一接合層41の接合面にはAu膜43が形成されており、第二接合層45の接合面にはAuSn膜が形成されており、Auという同種金属がそれぞれの層に含有されているので、Au膜とAuSn層との間で共晶接合が形成される。
なお、第一接合層41のAu膜43とp型オーミック電極30のPt膜33との間には、濡れ性の良いNi膜42が形成されている。
「第一接合層41と第二接合層45とを接合する工程」
図4(b)に示すように、第一接合層41と第二接合層45とを加熱接合法により接合して接合層40とすることにより、反射性p型オーミック電極30および化合物半導体層20が設けられた基板1とへき開性基板60とを接合する。
まず、化合物半導体層20、反射性p型オーミック電極30、および第一接合層41を形成した基板1、および第二接合層45を形成したへき開性基板60と、を減圧装置内に搬入し、1×10−2Paまで排気し、減圧状態とする。
加熱条件としては、たとえば、真空中で290℃の加熱温度で10分間保持し、荷重としては500kgとすることなどを挙げることができる。
「光取り出し面20aを露出させる工程」
次に、図4(c)に示すように、レーザー90を基板1側から基板1と化合物半導体層20との界面近傍に照射する。その結果、界面部分のバッファ層が熱分解し、基板1を剥離させることができ、図5(a)に示すように、光取り出し面20aを露出させた素子基板を得ることができる。
バッファ層及び基板1を取り除く方法として、上に記載したレーザーリフトオフ法を用いることが好ましい。レーザーリフトオフ法が、最も生産性が高いためである。しかし、研磨法、エッチング法など他の公知の技術を用いることもできる。
「絶縁膜35を形成する工程」
次に、図5(b)に示すように、離間溝25によって分割された化合物半導体層20の各側面(分割面)20bに、保護用の絶縁膜35を形成する。
具体的には、絶縁膜35を、各化合物半導体層20の側面20bと、各化合物半導体層20同士の間に露出する接合層40と、各化合物半導体層20の光取り出し面20aの外周部分を覆うように形成する。
絶縁膜35の材料としてはSiOなどを挙げることができ、その成膜方法としては、CVD法やスパッタ法などの手段を挙げることができる。
化合物半導体層20の全体に絶縁膜35を形成した後、光取り出し面20aの外周部分にレジストを形成し、ドライエッチングすることで、上記の絶縁膜35を形成できる。また、先に光取り出し面20aの中央部分にレジストを形成した後、化合物半導体層20全体に絶縁膜35を形成し、前記レジストを除去することにより、上記絶縁膜35を形成しても良い。
「光取り出し面20aを粗面化する工程」
次に、図5(c)に示すように、化合物半導体層20の光取り出し面20aを粗面化する。
具体的には、加熱KOH溶液に基板を浸漬する。このことにより、光取り出し面20aの露出部分の表面に存在する下地層を除去するとともに、化合物半導体層20の光取り出し面20aを粗面化することができる。
下地層の除去及び光取り出し面20aの粗面化には、PEC(photo electrochemical etch)を使用することもできる。また、下地層の除去及び光取り出し面20aの粗面化はSiClでドライエッチングすることにより行うこともできる。
また、上記の下地層の除去操作は、下地層がアンドープ層である場合に必要な操作であって、下地層にSi等がドープされている場合には下地層の除去操作は不要となる。
「n型オーミック電極10を形成する工程」
図6(a)に示すように、化合物半導体層20の光取り出し面20aを、n型半導体層21中のドーパント元素と同一の元素を含有するエッチングガスによりドライエッチングしてから、光取り出し面20aにn型オーミック電極10を形成する。
具体的には、まず、接合層40、反射性p型オーミック電極30及び化合物半導体層20を積層したへき開性基板60を、プラズマドライエッチング装置のチャンバに収納し、n型半導体層21中のドーパント元素と同一の元素を含有するエッチングガスからなる反応ガスをチャンバ内に供給し、化合物半導体層20の上方においてプラズマを発生させ、エッチングガスを含むプラズマによって光取り出し面20aをドライエッチングする。
エッチングガスとしては、n型半導体層21中のドーパント元素がケイ素(Si)の場合は、エッチングガスとしてハロゲン化ケイ素を用いることが好ましく、具体的にはSiClまたはSiFが好ましい。
また、反応ガスを導入した際のチャンバ内の圧力は、例えば0.2〜2Paの範囲にすることが好ましく、エッチングガスの流量は15sccm〜50sccmの範囲が好ましく、プラズマのパワーは120W程度が好ましく、バイアスは50W程度が好ましく、処理時間は150秒程度がよい。
このようなエッチング処理を行うことによって、n型半導体層21の表面近傍にエッチングガスに含まれるSiが打ち込まれて、表面近傍のSi濃度が高められると考えられる。
次に、前記プラズマ処理を行ったn型半導体層21の上に、Cr膜13、Ti膜12およびAu膜11を順次積層して、n型オーミック電極10を形成する。
なお、n型オーミック電極10としては、この3層構造に限らず、Ti膜、Al膜、Ti膜及びAu膜が積層されてなる4層構造を用いてもよい。
n型オーミック電極10の形成方法としては、たとえば、スパッタリング法や蒸着法などを挙げることができる。
このようにして、n型半導体層21の表面をプラズマで処理してから、Cr膜またはTi膜などを積層することによって、n型オーミック電極10を構成するCr膜またはTi膜とn型半導体層21とをオーミック接触させることができる。この場合、n型オーミック電極10の形成後のアニールを必要としない。むしろ、アニールすることによって電気特性を悪化させてしまうことがあり、また、反射膜のAg合金がマイグレーションを起こし、反射率が下がるので好ましくない。
「凹部61を設ける工程」
図6(b)に示すように、ドライエッチングまたはウエットエッチング技術によってパターニングすることにより、へき開性基板60の反射性p型オーミック電極30と対応する部分に凹部61を設ける。凹部61を設けることによって、区画されたへき開性基板60からなる部分が、周辺部63となる。さらに、この周辺部63の一部が、最終的に発光ダイオード101のへき開性基材部163となる。
周辺部63は、反対側の面に形成されている離間溝25と対応する位置に平面視略格子状に形成される。
「シード層73を形成する工程」
図6(c)に示すように、凹部61の底部61aおよび側壁面61b、および周辺部63の表面63aに、Ti膜74とTa膜75とCu膜76とを順次積層してシード層73を形成する。
シード層73の形成方法としては、蒸着法、スパッタ法などを挙げることができる。
「メッキ層70を形成するメッキ工程」
次に、図7(a)に示すように、シード層73全面にメッキ層70を形成する。メッキ層70は、凹部61を埋めるように形成される。メッキ層70の形成は、シード層73に電流を流しつつ電気メッキ法で行うとよい。このときのメッキ層70の厚みは、100μm程度にすればよい。
シード層73は、へき開性基板60全面を覆って形成されているので、シード層73全面に電流を流すことができる。ビアフィリング専用電気銅メッキ液により、凹部61が埋められるようにメッキ層70が形成される。
「メッキ層70側をCMP処理する工程」
図7(b)に示すように、へき開性基板60側をCMP処理する。CMP処理は、化学機械研磨のことであり、基板表面を化学的に、かつ、機械的に研磨する工程をいう。一般には、研磨対象物をキャリアと呼ばれる部材で保持し、研磨パッド等を張った平板に押し付けて、各種化学成分を含んだ研磨液と硬質の微細な研磨剤を含んだスラリーと一緒に相対運動させることで研磨を行い、理想的な平滑面を得る。
このCMP処理により、凹部61に埋めこまれたメッキ以外の余分なメッキを取り除く。
「分割溝58を設ける工程」
図7(c)に示すように、レーザー91を用いて絶縁膜35、接合層40およびへき開性基板60に分割溝58を設ける。
具体的には、離間溝25のほぼ中央線となる位置でレーザー91を照射しながら走査することにより、分割溝58を形成する。分割溝58は、各発光ダイオードを分離するように、平面視略格子状に形成される。分割溝58の深さは、少なくとも絶縁体35および接合層40を貫通し、へき開性基板60にわずかに傷を形成する深さとする。
「周辺部63をへき開する工程」
図8(a)に示すように、周辺部63のへき開部59にブレードをあてがい、機械的応力を付加して、周辺部63をへき開する。平面視略格子状に設けられた分割溝58で複数の発光ダイオードに分割され、図8(b)に示すような発光ダイオード100が作製される。
へき開部59は、分割溝58の垂線m上に位置するように設定されているが、若干ずれて配置されてもかまわない。分割溝58により、へき開性基板60が傷つけられているので、へき開部59の位置が垂線m上になくても、分割溝58とそのへき開部59を結ぶ線状で容易にへき開することができる。
なお、前記分割工程に代えて、ダイシング工程を行ってもよい。
ダイシング工程では、分割溝58の位置にダイサー(ダイシングソー)を配置し、絶縁膜35、接合層40および周辺部63をダイシングすることにより、分割することができる。周辺部63はへき開性基板60であるので、わずかな力を入れるだけで分割することができる。さらに、ダイシングによる破砕層及び汚れを硫酸/過酸化水素混合液でエッチング除去し、複数の発光ダイオード100とする。
本発明の実施形態である発光ダイオード100の製造方法は、基板1上にn型半導体層21、発光層22、p型半導体層23および反射性p型オーミック電極30を形成し、反射性p型オーミック電極30の上に第一接合層41を形成する工程と、へき開性基板60に第二接合層45を形成する工程と、第一接合層41と第二接合層45とを接合する工程と、基板1を取り除いて光取り出し面20aを露出させる工程と、前記光取り出し面20aにn型オーミック電極10を形成する工程とを具備してなる構成なので、接合層40、反射性p型オーミック電極30、化合物半導体層20、n型オーミック電極を形成したへき開性基板60を容易に得ることができる。
また、本発明の実施形態である発光ダイオード100の製造方法は、へき開性基板60のうち反射性p型オーミック電極30と対応する部分に凹部61を設ける工程と、前記凹部61の底部61aおよび側壁面61bにシード層73を形成する工程と、前記シード層73にメッキ層70を形成する工程とを具備してなる構成なので、反射性p型オーミック電極30とメッキ層70の導電性を確保することができるので、p型端子に接続させたワイヤーを用いなくてもよく、発光ダイオードランプの生産性及び生産コストを向上させることができる。
また、本発明の実施形態である発光ダイオード100の製造方法は、凹部61の底部61aおよび側壁面61bにシード層73を形成する工程と、シード層73にメッキ層70を形成する工程とを具備してなる構成なので、シード層73を介してメッキ層70を強固に接合させることができ、機械的強度に優れた発光ダイオード100を製造できる。
また、本発明の実施形態である発光ダイオード100の製造方法は、へき開性基板60のうち凹部61を区画する周辺部63をへき開する工程を具備してなる構成なので、チップ化の際、へき開性基板60からなる周辺部63で容易に分割することができる。
また、本発明の実施形態である発光ダイオード100の製造方法は、レーザー91を用いてへき開性基板60に分割溝58を設けた後、周辺部63のへき開部59に機械的応力を印加することにより、周辺部63をへき開する構成なので、所定の発光ダイオードの形状に容易に分割することができる。
また、本発明の実施形態である発光ダイオード100の製造方法は、第一接合層41と第二接合層45を接合して接合層40を形成する構成だが、第一接合層41と第二接合層45のどちらの層にもAuが含有されているので、接合層40を強固にすることができる。
本発明の実施形態である発光ダイオード100は、へき開性基板60上に、反射型p型オーミック電極30、p型半導体層23、発光層22、n型半導体層21を含む化合物半導体層20、およびn型オーミック電極10と、が少なくとも備えられてなる発光ダイオード100であり、反射型p型オーミック電極30とへき開性基板60との間には接合層40が設けられ、接合層40はへき開性基板60に囲まれたメッキ層70と接合されているので、発光層22からの熱をメッキ層70により容易に外部に放出させることができる。
さらに、本発明の実施形態である発光ダイオード100は、反射型p型オーミック電極30とへき開性基板60との間には接合層40が設けられ、接合層40はへき開性基板60に囲まれたメッキ層70と接合されているので、メッキ層70をp型電極の端子として用いることにより、発光ダイオードランプとしての生産性を向上させることができる。
さらにまた、本発明の実施形態である発光ダイオード100は、へき開性基板60からなる周辺部63を有する構成なので、チップ化の分割には、メッキ層70で分割するのではなく、へき開性基板60からなる周辺部63で分割することができるので、容易にチップ化を行うことができる。
(実施形態2)
図9は、本発明の実施形態である発光ダイオードの別の一例を示す図である。発光ダイオード101は、第一接合層41の上に第三接合層50が形成されていること、第二接合層45の代わりに接着剤層200が用いられていること、および凹部61において、接着剤層200が取り除かれ、メッキ層70が第三接合層50に接続されているほかは、実施形態1と同様の構成で形成されている。なお、実施形態1と同様の部材については、同様の符号を付し示してある。
メッキ層70が第三接合層50に接続されているので、発光層22からの熱をメッキ層70から外部に放出させることができる。また、メッキ層70を反射性p型オーミック電極30から接続端子として用いることができるので、発光ダイオードランプの製造が容易となる。さらに、チップ化に際しても、へき開性基板60からなる周辺部63を容易に分割することができるので、発光ダイオード101の生産効率を向上させることができる。
接着剤層200に用いる材料としては、熱硬化性樹脂などを用いることができる。たとえば、熱硬化性樹脂としては、BCB、SU−8(エポキシ樹脂)、その他エポキシ樹脂などを挙げることができる。
なお、接着剤層200の厚みは2μm程度が好ましい。
図10〜図16は、本発明の実施形態である発光ダイオード101の製造方法の一例を示す概略断面図である。
本発明の実施形態である発光ダイオード101の製造方法は、化合物半導体層20を形成する工程と、離間溝25を形成する工程と、反射性p型オーミック電極30を形成する積層工程と、第一接合層41を形成する工程と、第三接合層50を形成する工程と、接着剤層200を形成する工程と、第一接合層41と接着剤層200とを接合する工程と、光取り出し面20aを露出させる工程と、絶縁膜35を形成する工程と、光取り出し面20aを粗面化する工程と、n型オーミック電極10を形成する工程と、凹部61を設ける工程と、凹部61にアッシング処理を行う工程と、シード層73を形成する工程と、メッキ層70を形成する工程と、メッキ層70側をCMP処理する工程と、分割溝58を設ける工程と、周辺部63をへき開する工程と、を具備している。
以下、各工程について説明する。
まず、実施形態1で示した発光ダイオード100と同様の製造工程を用いて、化合物半導体層20を形成する工程と、離間溝25を形成する工程と、反射性p型オーミック電極30を形成する積層工程と、第一接合層41を形成する工程とを行う。
「第三接合層50を形成する工程」
次に、図10に示すように、第一接合層41の上に第三接合層50を形成する。
具体的には、Ni膜42、Au膜43からなる第一接合層41の上に、Ti膜47、Ta膜48、Cu膜またはSi膜からなる第三表面膜49を形成し、これを第三接合層50とする。第三接合層50を形成することによって、接合を強固なものとすることができる。第三接合層50と接着剤層200の接合強度は、Au膜43と接着剤層200との接合強度より大きいためである。
「接着剤層200を形成する工程」
次に、図11(a)に示すように、接着剤層200を塗布したへき開性基板60を用意する。
「第三接合層50と接着剤層200とを接合する工程」
さらに、図11(b)に示すように、接着剤層200と第三接合層50とを重ね合わせるようにして真空中で加熱接着して接合層201を形成する。接着剤層200として、SU−8を用いた場合は、100℃で10分間保持することにより、接着剤層200と第三接合層50とを接合する。なお、接着前には、接着剤をコート後、プリベーク、露光処理を行う。
「光取り出し面20aを露出させる工程」
その後、図11(c)に示すように、発光ダイオード100の製造工程と同様に、レーザーを基板1と化合物半導体層20との界面近傍に照射し、基板1を取り除き、図12(a)に示すように、光取り出し面20aを露出させる。
「絶縁膜35を形成する工程」
次に、図12(b)に示すように、離間溝25によって分割された化合物半導体層20の各側面(分割面)20bに、保護用の絶縁膜35を形成する。具体的には、絶縁膜35を、各化合物半導体層20の側面20bと、各化合物半導体層20同士の間に露出する接合層41および201と、各化合物半導体層20の光取り出し面20aの外周部分を覆うように形成する。
「光取り出し面20aを粗面化する工程」
次に、図12(c)に示すように、化合物半導体層20の光取り出し面20aを粗面化する。具体的には、加熱KOH溶液に基板を浸漬する。このことにより、光取り出し面20aの露出部分の表面に存在する下地層を除去するとともに、化合物半導体層20の光取り出し面20aを粗面化することができる。
「n型オーミック電極10を形成する工程」
図13(a)に示すように、化合物半導体層20の光取り出し面20aを、n型半導体層21中のドーパント元素と同一の元素を含有するエッチングガスによりドライエッチングしてから、光取り出し面20aにn型オーミック電極10を形成する。
「凹部61を設ける工程」
図13(b)に示すように、ドライエッチングまたはウエットエッチング技術によってパターニングすることにより、へき開性基板60の反射性p型オーミック電極30と対応する部分に凹部61を設ける。凹部61を設けることによって形成されたへき開性基板60からなる部分が、周辺部63となる。
「凹部61にアッシング処理を行う工程」
前記工程によって、凹部61の底部61aに形成されている接着剤層200は除去されない。そのため、Oプラズマによるアッシング処理を行う。図13(c)に示すように、このアッシング処理により、凹部61の底部61aに形成されている接着剤層200のみが除去される。周辺部63で覆われた部分の接着剤層200は、Oプラズマに曝されないので、保護される。
「シード層73を形成する工程」
図14(a)に示すように、凹部61の底部61aおよび側壁面61b、および周辺部63の表面63aに、Ti膜74とTa膜75とCu膜76とを順次積層してシード層73を形成する。シード層73は第三接合層50に接して形成される。シード層73は、第三接合層50および第一接合層41を介して、反射性p型オーミック電極30と導通がとれる構成となり、メッキ層70に放熱性および電流端子としての役割を担わせることができる。
「メッキ層70を形成する工程」
次に、図14(b)に示すように、シード層73全面にメッキ層70を形成する。メッキ層70は、凹部61を埋めるように形成される。また、凹部61に対応した部分に窪みを形成する。メッキ層70の形成は、シード層73に電流を流しつつ電気メッキ法で行う。
「メッキ層70側をCMP処理する工程」
図15(a)に示すように、へき開性基板60側をCMP処理する。シード層73が取り除かれ、周辺部63の表面が露出するまでCMP処理を行う。
「分割溝58を設ける工程」
図15(b)に示すように、レーザー91を用いて絶縁膜35、接着剤層200およびへき開性基板60に分割溝58を設ける。
「周辺部63をへき開する工程」
図16(a)に示すように、周辺部63のへき開部59にブレードをあてがい、機械的応力を付加して、周辺部63をへき開する。へき開部59は、分割溝58における垂線m上もしくはその近傍とする。このようにして、図16(b)に示す発光ダイオード101を製造する。
本発明の実施形態である発光ダイオード101の製造方法は、第三接合層50と接着剤層200とを接合して、接合層201を形成する構成なので、容易に接合層201を形成することができ、発光ダイオード101の製造工程を容易なものとすることができる。
(実施形態3)
図17は、本発明の実施形態である発光ダイオードのさらに別の一例を示す図である。発光ダイオード102は、発光ダイオード100で用いた第二接合層45の代わりに第四接合層51が用いられているほかは、実施形態1と同様の構成で形成されている。なお、実施形態1と同様の部材については、同様の符号を付し示してある。
メッキ層70が第四接合層51に接続されているので、発光層22からの熱をメッキ層70から外部に放出させることができる。また、メッキ層70を反射性p型オーミック電極30から接続端子として用いることができるので、発光ダイオードランプの製造が容易となる。さらに、チップ化に際しても、へき開性基板60からなる周辺部63を容易に分割することができるので、発光ダイオード102の生産効率を向上させることができる。
図18〜図24は、本発明の実施形態である発光ダイオード102の製造方法の一例を示す概略断面図である。
本発明の実施形態である発光ダイオード102の製造方法は、化合物半導体層20を形成する工程と、離間溝25を形成する工程と、反射性p型オーミック電極30を形成する積層工程と、第一接合層41を形成する工程と、第四接合層51を形成する工程と、第一接合層41と第四接合層51とを接合する工程と、光取り出し面20aを露出させる工程と、絶縁膜35を形成する工程と、光取り出し面20aを粗面化する工程と、n型オーミック電極10を形成する工程と、凹部61を設ける工程と、シード層73を形成する工程と、メッキ層70を形成する工程と、メッキ層70側をCMP処理する工程と、分割溝58を設ける工程と、周辺部63をへき開する工程と、を具備している。
以下、各工程について説明する。
まず、発光ダイオード102と同様の製造工程を用いて、化合物半導体層20を形成する工程と、離間溝25を形成する工程と、反射性p型オーミック電極30を形成する積層工程と、第一接合層41を形成する工程とを行う。
「第四接合層51を形成する工程」
次に、図18に示すように、へき開性基板60にTi膜52とAu膜53とを順次積層して第四接合層51を形成する。
「第一接合層41と第四接合層51とを接合する工程」
さらに、図19(a)に示すように、第四接合層51と第一接合層41とを常温活性化接合法により接合する。
具体的には、2枚の基板を搬入したチャンバ内を減圧状態とした後、Arイオンビームを第一接合層41のAu膜43の表面と、第四接合層51のAu膜53の表面に照射し、各表面上の酸化膜等の不純物を取り除くとともに、各表面を活性化状態としたのち、各表面を張り合わせて加圧接合して接合層202を形成する。
「光取り出し面20aを露出させる工程」
その後、図19(b)に示すように、レーザー90を基板1と化合物半導体層20との界面近傍に照射して基板1を取り除き、図20(a)に示すように、光取り出し面20aを露出させる。
「絶縁膜35を形成する工程」
次に、図20(b)に示すように、離間溝25によって分割された化合物半導体層20の各側面(分割面)20bに、保護用の絶縁膜35を形成する。具体的には、絶縁膜35を、各化合物半導体層20の側面20bと、各化合物半導体層20同士の間に露出する接合層202と、各化合物半導体層20の光取り出し面20aの外周部分を覆うように形成する。
「光取り出し面20aを粗面化する工程」
次に、図20(c)に示すように、化合物半導体層20の光取り出し面20aを粗面化する。具体的には、加熱KOH溶液に基板を浸漬する。このことにより、光取り出し面20aの露出部分の表面に存在する下地層を除去するとともに、化合物半導体層20の光取り出し面20aを粗面化することができる。下地層の除去および光取り出し面20aの粗面化にはPECを使用することもできる。
「n型オーミック電極10を形成する工程」
図21(a)に示すように、化合物半導体層20の光取り出し面20aを、n型半導体層21中のドーパント元素と同一の元素を含有するエッチングガスによりドライエッチングしてから、光取り出し面20aにn型オーミック電極10を形成する。
「凹部61を設ける工程」
図21(b)に示すように、ドライエッチングまたはウエットエッチング技術によってパターニングすることにより、へき開性基板60の反射性p型オーミック電極30と対応する部分に凹部61を設ける。凹部61を設けることによって形成されたへき開性基板60からなる部分が、周辺部63となる。
「シード層73を形成する工程」
図22(a)に示すように、凹部61の底部61aおよび側壁面61b、および周辺部63の表面63aに、Ti膜74とTa膜75とCu膜76とを順次積層してシード層73を形成する。シード層73は第四接合層51に接して形成される。シード層73は、第四接合層51および第一接合層41を介して、反射性p型オーミック電極30と導通がとれる構成となり、メッキ層70に放熱性および電流端子としての役割を担わせることができる。
「メッキ層70を形成する工程」
次に、図22(b)に示すように、シード層73全面にメッキ層70を形成する。メッキ層70は、凹部61を埋めるように形成される。メッキ層70の形成は、シード層73に電流を流しつつ電気メッキ法で行う。
「メッキ層70側をCMP処理する工程」
図23(a)に示すように、へき開性基板60側をCMP処理する。シード層73が取り除かれ、周辺部63の表面が露出するまでCMP処理を行う。
「分割溝58を設ける工程」
図23(b)に示すように、レーザー91を用いて絶縁膜35、第四接合層51およびへき開性基板60に分割溝58を設ける。
「周辺部63をへき開する工程」
図24(a)に示すように、周辺部63のへき開部59にブレードをあてがい、機械的応力を付加して、周辺部63をへき開して、図24(b)に示す発光ダイオード102を製造する。
本発明の実施形態である発光ダイオード102の製造方法は、第一接合層41と第四接合層51とを常温活性化接合法により接合して、接合層202を形成する構成なので、容易に接合層202を形成することができ、発光ダイオード102の製造工程を容易なものとすることができる。また、熱膨張差による基板の反り、クラックが発生せず、高い歩留りで発光ダイオード102を製造できる。
(実施形態4)
図25は、本発明の実施形態である発光ダイオードのさらに別の一例を示す図である。発光ダイオード103は、第二接合層45が形成されず、Siからなるへき開性基板60が用いられているほかは、実施形態1と同様の構成で形成されている。なお、実施形態1と同様の部材については、同様の符号を付し示してある。
メッキ層70が、シード層73を介して第一接合層41に接続されているので、発光層22からの熱をメッキ層70から外部に放出させることができる。また、メッキ層70を反射性p型オーミック電極30から接続端子として用いることができるので、発光ダイオードランプの製造が容易となる。さらに、チップ化に際しても、へき開性基板60からなる周辺部63を容易に分割することができるので、発光ダイオード103の生産効率を向上させることができる。
図26〜図31は、本発明の実施形態である発光ダイオード103の製造方法の一例を示す概略断面図である。
本発明の実施形態である発光ダイオード103の製造方法は、化合物半導体層20を形成する工程と、離間溝25を形成する工程と、反射性p型オーミック電極30を形成する積層工程と、第一接合層41を形成する工程と、Siからなるへき開性基板60を用意する工程と、第一接合層41とSiからなるへき開性基板60とを接合する工程と、光取り出し面20aを露出させる工程と、絶縁膜35を形成する工程と、光取り出し面20aを粗面化する工程と、n型オーミック電極10を形成する工程と、凹部61を設ける工程と、シード層73を形成する工程と、メッキ層70を形成する工程と、メッキ層70側をCMP処理する工程と、分割溝58を設ける工程と、周辺部63をへき開する工程と、を具備している。
以下、各工程について説明する。
まず、発光ダイオード102と同様の製造工程を用いて、化合物半導体層20を形成する工程と、離間溝25を形成する工程と、反射性p型オーミック電極30を形成する積層工程と、第一接合層41を形成する工程とを行う。
「Siからなるへき開性基板60を用意する工程」
次に、図26に示すように、Siからなるへき開性基板60を用意する。
「第一接合層41とSiからなるへき開性基板60とを接合する工程」
さらに、図27(a)に示すように、Siからなるへき開性基板60と第一接合層41とを常温活性化接合法により接合する。
具体的には、2枚の基板を搬入したチャンバ内を減圧状態とした後、Arイオンビームを第一接合層41のAu膜43の表面と、Siからなるへき開性基板60のSiの表面に照射し、各表面上の酸化膜等の不純物を取り除くとともに、各表面を活性化状態としたのち、各表面を張り合わせて加圧接合して接合層203を形成する。
「光取り出し面20aを露出させる工程」
その後、図27(b)に示すように、レーザー90を基板1と化合物半導体層20との界面近傍に照射して基板1を取り除き、図27(c)に示すように、光取り出し面20aを露出させる。
「絶縁膜35を形成する工程」
次に、図28(a)に示すように、離間溝25によって分割された化合物半導体層20の各側面(分割面)20bに、保護用の絶縁膜35を形成する。具体的には、絶縁膜35を、各化合物半導体層20の側面20bと、各化合物半導体層20同士の間に露出する接合層203と、各化合物半導体層20の光取り出し面20aの外周部分を覆うように形成する。
「光取り出し面20aを粗面化する工程」
次に、図28(b)に示すように、化合物半導体層20の光取り出し面20aを粗面化する。具体的には、加熱KOH溶液に基板を浸漬する。このことにより、光取り出し面20aの露出部分の表面に存在する下地層を除去するとともに、化合物半導体層20の光取り出し面20aを粗面化することができる。下地層の除去および光取り出し面20aの粗面化にはPECを使用することもできる。
「n型オーミック電極10を形成する工程」
図28(c)に示すように、化合物半導体層20の光取り出し面20aを、n型半導体層21中のドーパント元素と同一の元素を含有するエッチングガスによりドライエッチングしてから、光取り出し面20aにn型オーミック電極10を形成する。
「凹部61を設ける工程」
図29(a)に示すように、ドライエッチングまたはウエットエッチング技術によってパターニングすることにより、へき開性基板60の反射性p型オーミック電極30と対応する部分に凹部61を設ける。凹部61を設けることによって形成されたへき開性基板60からなる部分が、周辺部63となる。
「シード層73を形成する工程」
図29(b)に示すように、凹部61の底部61aおよび側壁面61b、および周辺部63の表面63aに、Ti膜74とTa膜75とCu膜76とを順次積層してシード層73を形成する。シード層73は第一接合層41に接して形成される。シード層73は、第一接合層41を介して、反射性p型オーミック電極30と導通がとれる構成となり、メッキ層70に放熱性および電流端子としての役割を担わせることができる。
「メッキ層70を形成する工程」
次に、図29(c)に示すように、シード層73全面にメッキ層70を形成する。メッキ層70は、凹部61を埋めるように形成される。メッキ層70の形成は、シード層73に電流を流しつつ電気メッキ法で行う。
「メッキ層70側をCMP処理する工程」
図30(a)に示すように、へき開性基板60側をCMP処理する。シード層73が取り除かれ、周辺部63の表面が露出するまでCMP処理を行う。
「分割溝58を設ける工程」
図30(b)に示すように、レーザー91を用いて絶縁膜35およびへき開性基板60に分割溝58を設ける。
「周辺部63をへき開する工程」
図31(a)に示すように、周辺部63のへき開部59にブレードをあてがい、機械的応力を付加して、周辺部63をへき開して、図31(b)に示す発光ダイオード102を製造する。
本発明の実施形態である発光ダイオード103の製造方法は、第一接合層41とSiからなるへき開性基板60とを常温活性化接合法により接合して、接合層203を形成する構成なので、容易に接合層203を形成することができ、発光ダイオード103の製造工程を容易なものとすることができる。また、熱膨張差による基板の反り、クラックが発生せず、高い歩留りで発光ダイオード103を製造できる。
(実施形態5)
図32は、本発明の実施形態である発光ダイオードのさらに別の一例を示す図である。発光ダイオード104は、発光ダイオード100で用いた第一接合層41の代わりに第五接合層55が用いられ、第二接合層45が形成されず、Siからなるへき開性基板60が用いられているほかは、実施形態1と同様の構成で形成されている。なお、実施形態1と同様の部材については、同様の符号を付し示してある。
メッキ層70が、シード層73を介して、第五接合層55のTi膜56に接合されているので、発光層22からの熱をメッキ層70から外部に放出させることができる。また、メッキ層70を反射性p型オーミック電極30から接続端子として用いることができるので、発光ダイオードランプの製造が容易となる。さらに、チップ化に際しても、へき開性基板60からなる周辺部63を容易に分割することができるので、発光ダイオード104の生産効率を向上させることができる。
図33〜図39は、本発明の実施形態である発光ダイオード104の製造方法の一例を示す概略断面図である。
本発明の実施形態である発光ダイオード104の製造方法は、化合物半導体層20を形成する工程と、離間溝25を形成する工程と、反射性p型オーミック電極30を形成する積層工程と、第五接合層55を形成する工程と、Siからなるへき開性基板60を用意する工程と、第五接合層55とSiからなるへき開性基板60とを接合する工程と、光取り出し面20aを露出させる工程と、絶縁膜35を形成する工程と、光取り出し面20aを粗面化する工程と、n型オーミック電極10を形成する工程と、凹部61を設ける工程と、シード層73を形成する工程と、メッキ層70を形成する工程と、メッキ層70側をCMP処理する工程と、分割溝58を設ける工程と、周辺部63をへき開する工程と、を具備している。
以下、各工程について説明する。
まず、発光ダイオード102と同様の製造工程を用いて、化合物半導体層20を形成する工程と、離間溝25を形成する工程と、反射性p型オーミック電極30を形成する積層工程とを行う。
「第五接合層55を形成する工程」
次に、図33に示すように、p型オーミック電極30の上に、Ti膜56、Si膜57を順次積層して、第五接合層55を形成する。
「Siからなるへき開性基板60を用意する工程」
次に、図34(a)に示すように、Siからなるへき開性基板60を用意する。
「第五接合層55とSiからなるへき開性基板60とを接合する工程」
さらに、図34(b)に示すように、第五接合層55とSiからなるへき開性基板60とを常温活性化接合法により接合する。
具体的には、2枚の基板を搬入したチャンバ内を減圧状態とした後、Arイオンビームを第五接合層55のSi膜57の表面と、Siからなるへき開性基板60のSiの表面に照射し、各表面上の酸化膜等の不純物を取り除くとともに、各表面を活性化状態としたのち、各表面を張り合わせて加圧接合して接合層204を形成する。
「光取り出し面20aを露出させる工程」
その後、図34(c)に示すように、レーザー90を基板1と化合物半導体層20との界面近傍に照射して基板1を取り除き、図35(a)に示すように、光取り出し面20aを露出させる。
「絶縁膜35を形成する工程」
次に、図35(b)に示すように、離間溝25によって分割された化合物半導体層20の各側面(分割面)20bに、保護用の絶縁膜35を形成する。具体的には、絶縁膜35を、各化合物半導体層20の側面20bと、各化合物半導体層20同士の間に露出する接合層204と、各化合物半導体層20の光取り出し面20aの外周部分を覆うように形成する。
「光取り出し面20aを粗面化する工程」
次に、図35(c)に示すように、化合物半導体層20の光取り出し面20aを粗面化する。具体的には、加熱KOH溶液に基板を浸漬する。このことにより、光取り出し面20aの露出部分の表面に存在する下地層を除去するとともに、化合物半導体層20の光取り出し面20aを粗面化することができる。下地層の除去および光取り出し面20aの粗面化にはPECを使用することもできる。
「n型オーミック電極10を形成する工程」
図36(a)に示すように、化合物半導体層20の光取り出し面20aを、n型半導体層21中のドーパント元素と同一の元素を含有するエッチングガスによりドライエッチングしてから、光取り出し面20aにn型オーミック電極10を形成する。
「凹部61を設ける工程」
図36(b)に示すように、ドライエッチングまたはウエットエッチング技術によってパターニングすることにより、へき開性基板60の反射性p型オーミック電極30と対応する部分に凹部61を設ける。凹部61を設けることによって形成されたへき開性基板60からなる部分が、周辺部63となる。
このとき、第五接合層55のSi膜56も前記パターンに従い、エッチング除去される。
「シード層73を形成する工程」
図37(a)に示すように、凹部61の底部61aおよび側壁面61b、および周辺部63の表面63aに、Ti膜74とTa膜75とCu膜76とを順次積層してシード層73を形成する。シード層73は第五接合層55のTi膜57に接して形成される。シード層73は、第五接合層55のTi膜57を介して、反射性p型オーミック電極30と導通がとれる構成となり、メッキ層70に放熱性および電流端子としての役割を担わせることができる。
「メッキ層70を形成する工程」
次に、図37(b)に示すように、シード層73全面にメッキ層70を形成する。メッキ層70は、凹部61を埋めるように形成される。メッキ層70の形成は、シード層73に電流を流しつつ電気メッキ法で行う。
「メッキ層70側をCMP処理する工程」
図38(a)に示すように、へき開性基板60側をCMP処理する。シード層73が取り除かれ、周辺部63の表面が露出するまでCMP処理を行う。
「分割溝58を設ける工程」
図38(b)に示すように、レーザー91を用いて絶縁膜35およびへき開性基板60に分割溝58を設ける。
「周辺部63をへき開する工程」
図39(a)に示すように、周辺部63のへき開部59にブレードをあてがい、機械的応力を付加して、周辺部63をへき開して、図39(b)に示す発光ダイオード104を製造する。
本発明の実施形態である発光ダイオード104の製造方法は、第五接合層55とSiからなるへき開性基板60とを常温活性化接合法により接合して、接合層204を形成する構成なので、容易に接合層204を形成することができ、発光ダイオード104の製造工程を容易なものとすることができる。また、熱膨張差による基板の反り、クラックが発生せず、高い歩留りで発光ダイオード104を製造できる。
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。しかし、本発明はこれらの実施例にのみ限定されるものではない。
(実施例1)
図1に示すような発光ダイオードを、以下の工程で作成した。
「化合物半導体層を形成する工程」
すなわち、サファイアからなる基板上に、AlNからなる厚さ40nmのバッファ層を形成し、バッファ層上に、厚さ2μmのアンドープGaN下地層、厚さ2μmのSiドープn型GaNコンタクト層及び厚さ20nmのn型In0.1Ga0.9Nクラッド層(n型半導体層)、厚さ15nmのSiドープGaN障壁層および厚さ2nmのIn0.2Ga0.8N井戸層を5回積層し、最後に障壁層を設けた多重井戸構造の発光層、厚さ10nmのMgドープp型Al0.1Ga0.9Nクラッド層及び厚さ200nmのMgドープp型Al0.02Ga0.98Nコンタクト層(p型半導体層)を順に積層し、化合物半導体層を得た。
「離間溝を形成する工程」
ドライエッチングまたはウエットエッチング技術によってパターニングすることにより、平面視略格子状となる離間溝を形成した。前記パターニングは、レジストAZ PLP30、BCl−Cl混合ガスでドライエッチングすることにより行った。
「反射性p型オーミック電極を形成する積層工程」
p型半導体層上に、厚さ2nmのPtからなるオーミックコンタクト層、厚さ100nmのAg合金からなる反射層及び厚さ50nmのPtからなる相互拡散防止層を順次積層し、次いで、フォトリソグラフィ技術によってパターニングすることにより、反射性p型オーミック電極を形成した。オーミックコンタクト層をp型半導体層上に形成するにあたり、RF放電によるスパッタリング成膜法で形成した。また、反射層及び相互拡散防止層はDCスパッタリング法で形成した。
「第一接合層を形成する工程」
反射性p型オーミック電極の上に、厚さ100nmのNi膜と厚さ200nmのAu膜とを蒸着法により順次積層して第一接合層を形成した。
「第二接合層を形成する工程」
シリコンウエハー基板に厚さ2000nmのAuSn膜(Sn:20wt%)を、Au蒸着源とSn蒸着源とを用いて共蒸着法により第二接合層を形成した。
「第一接合層と第二接合層とを接合する工程」
チャンバーの中に、前記2つの基板、すなわち、化合物半導体層、反射性p型オーミック電極およびNiとAuとからなる第一接合層を形成したサファイア基板と、AuSn膜からなる第二接合層を形成したシリコンウエハー基板と搬入した。チャンバー内を減圧状態とした後、基板を固定した治具に備えられたヒーターを用いて、基板を290℃まで加熱した後、10分間保持した。このようにして、2枚の基板を接合した。
「光取り出し面を露出させる工程」
接合した2枚の基板を、チャンバーから取り出し、レーザー照射装置に設置し、レーザーリフトオフ法によってn型半導体層からバッファ層及びサファイア基板を取り除いた。
具体的には、化合物半導体層とサファイア基板との接合付近に焦点を合わせ、レーザーを照射し、基板全面を走査した。その結果、サファイア基板を容易に取り外すことができた。なお、前記レーザーとしては、ArFエキシマレーザー(波長193nm)を用いた。
「絶縁膜を形成する工程」
前記基板をチャンバーに搬入し、減圧状態とした後、離間溝によって複数に分割された化合物半導体層の各側面に、厚さ460nmのSiOからなる絶縁膜をCVD法で形成した。
「光取り出し面を粗面化する工程」
前記基板をチャンバーから取り出し、n型半導体層の光取り出し面を加熱したKOH溶液に曝すことにより、光取り出し面を粗面化した。
「n型オーミック電極を形成する工程」
n型半導体層の光取り出し面に、SiClによるドライエッチングを行った。具体的には、化合物半導体層を含むメッキ基板をプラズマドライエッチング装置のチャンバに収納し、反応ガスとしてSiClガスをチャンバ内に供給し、化合物半導体層の上方においてプラズマを発生させ、光取り出し面をエッチングした。
反応ガスを導入した際のチャンバ内の圧力を0.5Paに設定し、エッチングガスの流量を30sccmに設定し、プラズマのパワーを120Wに設定し、バイアスを50Wに設定し、処理時間を150秒に設定した。
さらに、ドライエッチング処理後のn型半導体層の上に、厚さ40nmのCr膜、厚さ100nmのTi膜及び厚さ1000nmのAu膜を蒸着法によって順次積層してn型オーミック電極を形成した。
「凹部を設ける工程」
ウエットエッチング技術によってパターニングすることにより、凹部61を設けた。SiOをマスクとして、ELM−SiM(Org:三菱ガス化学製)、TMAHベースの溶液を用いて、90℃、40minの条件で、Siを100μm異方性ウエットエッチングした。
「シード層を形成する工程」
シリコンウエハーからなるへき開性基板側全面に、厚さ200nmのTi膜と厚さ400nmのTa膜と厚さ300nmのCu膜とをスパッタリング法により順次積層してシード層を形成した。
「メッキ層を形成する工程」
シード層に電流を流しつつ電気メッキ法によって、凹部のシード層を覆うようにメッキ層を厚さ100μm程度に形成した。電流密度は8A/dmであった。
「メッキ層側をCMP処理する工程」
シリコンウエハー基板側全面をシリコンウエハーからなる周辺部の一部が露出するまで研磨した。この研磨により、メッキ層の表面も研磨された。
「分割溝を設ける工程」
離間溝の中心線上にレーザーを照射して捜査することにより、絶縁膜に格子状の分割溝を形成した。レーザーの照射強度を調整して、レーザーによって形成した分割溝の深さは、へき開性基板を傷つける程度とした。
「周辺部をへき開する工程」
シリコンウエハー基板からなる周辺部の一部に金属製のブレードをあてがい、機械的応力を付加することにより、分割溝に沿って容易にシリコンウエハー基板を分割することができ、一度に複数の発光ダイオードを製造することができた。
(実施例2)
図1に示すような発光ダイオードを、「第一接合層を形成する工程」、「第二接合層を形成する工程」、「第一接合層と第二接合層とを接合する工程」が異なる他は実施例1と同様にして作成した。なお、「第二接合層を形成する工程」の代わりに「第四接合層を形成する工程」を用いた。
まず、実施例1と同様に、「化合物半導体層を形成する工程」と、「離間溝を形成する工程」と、「反射性p型オーミック電極を形成する積層工程」を行った。
「第一接合層を形成する工程」
次に、反射性p型オーミック電極の上に、厚さ100nmのTi膜と厚さ200nmのAu膜とをスパッタ法により順次積層して第一接合層を形成した。
「第四接合層を形成する工程」
シリコンウエハー基板に、厚さ100nmのTi膜と厚さ200nmのAu膜とをスパッタ法により順次積層して第四接合層を形成した。
「第一接合層と第四接合層とを接合する工程」
チャンバーの中に、前記2つの基板、すなわち、化合物半導体層、反射性p型オーミック電極およびTiとAuとからなる第一接合層を形成したサファイア基板と、TiとAu膜からなる第四接合層を形成したシリコンウエハー基板と搬入した。チャンバー内を減圧状態とした後、第一接合層と第四接合層にArイオンビームを照射して表面を活性化させた後、2枚の基板を接合した。
その後、実施例1と同様に、「光取り出し面を露出させる工程」、「絶縁膜を形成する工程」、「光取り出し面を粗面化する工程」、「n型オーミック電極を形成する工程」、
「凹部を設ける工程」、「シード層を形成する工程」、「メッキ層を形成する工程」、「メッキ層側をCMP処理する工程」、「分割溝を設ける工程」、「周辺部をへき開する工程」をおこなって、一度に複数の発光ダイオードを製造することができた。
本発明は、発光ダイオードに関するものであり、特に、放熱性に優れ、チップ化する際に分割を容易に行うことができる発光ダイオードに関するものであり、このような発光ダイオードを各種の表示ランプ等に利用する光産業において利用可能性がある。
本発明の実施形態である発光ダイオードの一例を示す断面模式図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの一例を示す断面模式図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの一例を示す断面模式図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの一例を示す断面模式図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの一例を示す断面模式図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。 本発明の実施形態である発光ダイオードの製造方法の一例を説明する概略断面図である。
符号の説明
1…基板、10…n型オーミック電極、11…Au膜、12…Ti膜、13…Cr膜、20…化合物半導体層、20a…光取り出し面、20b…側面、21…n型半導体層、22…発光層、23…p型半導体層、25…離間溝、30…反射性p型オーミック電極、31…オーミックコンタクト層、32…反射層、33…相互拡散防止層、35…絶縁膜、40…接合層、41…第一接合層、42…Ni膜、43…Au膜、45…第二接合層、46…第三接合層、47…Ti膜、48…Ta膜、49…第三表面膜、51…第四接合層、52…Ti膜、53…Au膜、55…第五接合層、56…Ti膜、57…Si膜、58…分割溝、59…へき開部、60…へき開性基板、61…凹部、61a…底部、61b…側壁面、63…周辺部、70…メッキ層、73…シード層、74…Ti膜、75…Ta膜、76…Cu膜、90、91…レーザー、100、101、102、103、104…発光ダイオード、163…へき開性基材部、200…接着剤層、201,202、203、204、…接合層、m…垂線

Claims (9)

  1. 基板上にn型半導体層と、発光層と、p型半導体層および複数の反射性p型オーミック電極を形成する工程と、
    前記反射性p型オーミック電極の上にへき開性基板を接合する工程と、
    前記基板を取り除いて光取り出し面を露出させる工程と、
    前記光取り出し面にn型オーミック電極を形成する工程と、
    前記へき開性基板のうち前記反射性p型オーミック電極と対応する部分に凹部を設ける工程と、
    前記凹部にシード層を形成するとともに、前記凹部にメッキ層を形成する工程と、
    前記へき開性基板の前記凹部を区画する周辺部をへき開する工程と、を具備してなることを特徴とする発光ダイオードの製造方法。
  2. レーザーを用いて前記へき開性基板に分割溝を設けた後、機械的応力を印加することにより前記へき開性基板をへき開することを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオードの製造方法。
  3. ダイサーを用いて前記へき開性基板をへき開することを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオードの製造方法。
  4. 前記反射性p型オーミック電極の上に第一接合層を形成し、前記へき開性基板に前記第一接合層に含まれる金属と同種の金属を含む第二接合層を形成した後、
    前記第一接合層と前記第二接合層を加熱接合法により接合することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の発光ダイオードの製造方法。
  5. 前記反射性p型オーミック電極の上に第一接合層を形成し、前記第一接合層の上に接着剤との接合強度の高い第三接合層を形成し、前記へき開性基板に接着剤層を形成した後、
    前記第三接合層と前記接着剤層を接合することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の発光ダイオードの製造方法。
  6. 前記反射性p型オーミック電極の上にAuを含む第一接合層を形成し、前記へき開性基板にAuを含む第四接合層を形成した後、
    前記第一接合層と前記第四接合層を常温活性化接合法により接合することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の発光ダイオードの製造方法。
  7. 前記反射性p型オーミック電極の上にAuを含む第一接合層を形成した後、
    前記第一接合層とSiを含むへき開性基板を常温活性化接合法により接合することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の発光ダイオードの製造方法。
  8. 前記反射性p型オーミック電極の上にSiを含む第五接合層を形成した後、
    前記第五接合層とSiを含むへき開性基板を常温活性化接合法により接合することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の発光ダイオードの製造方法。
  9. 基板上に、反射型p型オーミック電極、p型半導体層、発光層、n型半導体層を含む化合物半導体層、およびn型オーミック電極と、が少なくとも備えられてなる発光ダイオードであり、
    前記基板が、前記反射型p型オーミック電極に接合するメッキ層と、前記メッキ層を囲むへき開性基材部とからなることを特徴とする発光ダイオード。
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