JP2009123085A - 自動取引装置および自動取引システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】入出金部13が算出した投入現金総額の入金取引を行うとともに入力部で入力された振込先情報および顧客操作部11で入力された投入現金総額以下の振込金額に基づいて口座間振込取引を行うようにした。
【選択図】 図1
Description
この振込取引には、投入された現金を他人の口座へ振り込む現金振込取引と自己の口座から他人の口座へ現金を移動する口座間振込取引があり、自動取引装置および自動取引システムは顧客の操作を受け付けて現金振込取引または口座間振込取引を行うことができるようになっている。
さらに、出金取引と振込取引とを並行して行うようにしても、入力された出金金額と振込金額の合計額が口座残高を超えた場合、その振込取引を行うことができないため再度入金取引を行う必要があり、顧客が自動取引装置で行う取引の時間が長くなり、自動取引装置の稼働率を低下させてしまうという問題がある。
図1において、1は自動取引装置であり、銀行等の金融機関の店舗またはコンビニエンスストア等の店舗や空港、駅等に設置されるものである。この自動取引装置1は顧客の操作を受付け、通信回線4を介して通信可能に接続された後述する上位装置から取引の許可を受信して現金出金や現金入金、現金振込み等の取引を行うものである。なお、自動取引装置1の詳細は後述する。
3は自動取引装置1の上位装置としての振込先銀行ホストコンピュータであり、自動取引装置1および自銀行ホストコンピュータ2を所有する金融機関とは異なる銀行等の金融機関(以下、「他銀行」という。)の事務センタ等に設置されるものである。この振込先銀行ホストコンピュータ3もCPU、MPU等の演算および制御手段である制御部、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段である記憶部および通信手段である通信部等を備えるものであり、通信回線4を介して自銀行や他銀行の自動取引装置1等と相互に通信可能に接続されている。
このように自動取引システムは自動取引装置1、自銀行ホストコンピュータ2、振込先銀行ホストコンピュータ3、およびそれらを通信可能に接続する通信回線4等で構成され、例えば自動取引装置1および自銀行ホストコンピュータ2はA銀行に、振込先銀行ホストコンピュータ3はB銀行に設置されるものとする。
次に、自動取引装置1の構成を説明する。
11は入力部としての顧客操作表示部であり、タッチパネル等の操作部および液晶ディスプレイ等の表示部で構成されたものである。この顧客操作表示部11はCRTディスプレイや液晶ディスプレイ等の表示部上にタッチパネルを配置し顧客が行う入力操作等を検知するものであり、また、取引選択画面、顧客が選択した取引に対して顧客の入力操作等の誘導を行う画面および入力された情報等を表示するものである。
12は入力部としてのカード部であり、カード読取り書込み機構およびカード搬送機構等を備えたものである。このカード部12は、顧客の操作によりカード挿入返却口に挿入されたカードの磁気ストライプに記録された情報を読取り、また任意の情報を記録することができるようになっている。
また、カード部12は明細票搬送機構および明細票印字機構を備え、顧客の操作により行なった取引内容等を明細票印字機構で明細票に印刷し、その明細票を明細票搬送機構で明細票排出口から排出して顧客に発行することができるようになっている。
13は入出金部であり、紙幣入出金機および硬貨入出金機で構成されたものである。この入出金部13は現金出金取引や現金入金取引に伴う紙幣や硬貨の入出金処理を行う。ここで、入金処理とは顧客が入出金口に入れた紙幣を紙幣入出金機で計数して金庫に収納し、入出金口に入れた硬貨を硬貨入出金機で計数して金庫に収納することである。また、出金処理とは顧客の操作により指定した金額に相当する紙幣および硬貨をそれぞれ紙幣入出金機および硬貨入出金機の金庫から繰り出して計数し入出金口に搬送して顧客に払い出すことである。
なお、入出金部13は紙幣入出金機および硬貨入出金機で構成されたものに限られることなく、紙幣入出金機のみで構成されたものであってもよい。
14は記憶部であり、半導体メモリや磁気ディスク等で構成され情報を記憶し、その記憶した情報を読取ることができるものである。この記憶部14には自動取引装置1全体の動作を制御する制御プログラム(ソフトウェア)、顧客操作表示部11に表示する画面データおよび顧客が行う取引に必要な情報等を記憶する。
まず、入金取引および振込取引を並行して行う処理を図2の第1の実施例における入金・振込取引処理を示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって説明する。
なお、以下の各実施例において説明する各部の動作は、図示しないメモリや磁気ディスク等の記憶手段に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない中央処理装置等の制御手段により制御される。
顧客が暗証番号を入力すると制御部15は通信回線4を介してその暗証番号をカードから読取った口座情報等とともに自銀行ホストコンピュータ2へ送信する。
なお、本人認証は暗証番号を使用したものに限られるものでなく、生体認証等を使用した本人認証であってもよい。
顧客操作表示部11に取引選択画面が表示されると顧客は入金取引と振込取引を並行して行う「お預け入れ・お振込み」ボタンを押下するものとする。
S5a:現金の投入を検知すると入出金部13は入金処理を行い投入された現金を計数し、その現金の金額である投入現金総額を算出する。
S7a:さらに、制御部15の指示により顧客操作表示部11は振込金額の入力を受け付ける。
顧客は表示された投入現金総額、振込金額、および入金金額を確認し、「確認」ボタンを押下するものとし、顧客操作表示部11はその「確認」ボタンの押下を受け付ける。
S9a:「確認」ボタンの押下を受け付けると制御部15は入力された振込先情報、振込金額とともにその振込みを依頼する通知を振込先銀行ホストコンピュータ3へ送信する。
自銀行ホストコンピュータ2は受信した入金金額および口座情報に基づいて顧客の口座の有り高を更新する入金処取引理を行い、その結果を自動取引装置1へ送信する。
次に、出金取引および振込取引を並行して行う処理を図3の第1の実施例における出金・振込取引処理を示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって説明する。
S1b、S2b:図2におけるS1a、S2aと同様なのでその説明を省略する。
顧客操作表示部11に取引選択画面が表示されると顧客は出金取引と振込取引を並行して行う「お引き出し・お振込み」ボタンを押下するものとする。
S5b:さらに、制御部15の指示により顧客操作表示部11は振込先情報で示される口座に振り込む金額である振込金額および顧客が自己の口座から引き出す現金の金額であり、入力された振込金額以上の出金金額の入力を受け付ける。
自銀行ホストコンピュータ2は受信した口座情報で示される顧客の口座から受信した出金金額を減算する出金取引処理を行い、その結果を自動取引装置1へ送信する。このとき、顧客への現金の支払は未だ行わず、自動取引装置1に出金金額に相当する仮想現金が存在する状態を作成する。
振込先銀行ホストコンピュータ3は受信した振込先情報および振込金額に基づいて、すなわち自動取引装置1の作成された仮想現金のうち入力された振込金額に相当する現金を振込先情報で示される振込先口座へ振り込む振込取引処理を行い、その結果を自動取引装置1へ送信する。
S9b:顧客は入出金部13により支払われた現金を入出金口から受け取る。
S10b:現金の受取りを検知すると制御部15の指示によりカード部12は挿入されたカードを顧客に返却する。
以上説明したように、第1の実施例では、入力部で入力された振込先情報および顧客操作部で入力された振込金額に基づいて振込取引を行うとともに投入現金総額から振込金額を減算した入金金額の入金取引を行うようにしたことにより、顧客が自動取引装置で行う取引の時間を短縮することができ、自動取引装置の稼働率を向上させることができるという効果が得られる。
なお、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
この振込先データベース21は、口座番号等の顧客が有する口座を識別するための口座情報に関連付けて振込先の金融機関、振込先の口座番号等の振込先情報を記憶するものである。したがって、本銀行を利用する顧客は振込先情報を予め登録しておくことができるようになっている。
まず、入金取引および振込取引を並行して行う処理を図5の第2の実施例における入金・振込取引処理を示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって説明する。
S1c〜S3c:図2におけるS1a〜S3aと同様なのでその説明を省略する。
S4c:「お預け入れ・お振込み」ボタンの押下を検知した制御部15はカードから読取った口座情報とともに振込先データベース21に登録されている振込先情報の取得を依頼する通知を自銀行ホストコンピュータ2へ送信する。
S5c:次に、自動取引装置1の制御部15の指示により入出金部13は入金処理を開始し、入出金口を開放して現金の投入を待機し、顧客はその入出金口に現金を投入する。
S7c:一方、入出金部13が行う現金の計数動作中に制御部15は自銀行ホストコンピュータ2から振込先情報を受信することができたか否かを判定し、振込先情報を受信することができた場合、処理をS8cへ移行し、振込先情報を受信することができなかった場合、すなわち振込先情報が存在しない旨を受信した場合、処理をS9cへ移行する。
顧客は表示された振込先の一覧から本取引において現金を振り込む振込先を選択するものとし、顧客操作表示部11はその選択を受け付けるとともに振込金額の入力を受け付け、処理をS12cへ移行する。
S10c:さらに、制御部15の指示により顧客操作表示部11は振込金額の入力を受け付ける。
その依頼を受信した自銀行ホストコンピュータ2は受信した口座情報に関連付けて受信した振込先情報を振込先データベース21に格納して登録する。
次に、出金取引および振込取引を並行して行う処理を図6の第2の実施例における出金・振込取引処理を示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって説明する。
S1d〜S3d:図3におけるS1b〜S3bと同様なのでその説明を省略する。
自銀行ホストコンピュータ2は受信した口座情報に基づいて振込先データベース21を検索して登録された振込先情報を抽出し、その振込先情報を自動取引装置1へ送信する。なお、登録された振込先情報が存在しない場合、自銀行ホストコンピュータ2はその旨を自動取引装置1へ送信するものとする。
S6d:振込先情報を受信した自動取引装置1の制御部15の指示により顧客操作表示部11は受信した振込先情報に基づいて振込先金融機関名、振込先口座番号等の予め登録した振込先の一覧を表示する。
S7d:さらに、制御部15の指示により顧客操作表示部11は顧客が自己の口座から引き出す現金の金額であり、振込金額以上の出金金額の入力を受け付け、処理をS11dへ移行する。
S9d:さらに、制御部15の指示により顧客操作表示部11は振込先情報で示される口座に振り込む金額である振込金額および顧客が自己の口座から引き出す現金の金額であり、入力された振込金額以上の出金金額の入力を受け付ける。
その依頼を受信した自銀行ホストコンピュータ2は受信した口座情報に関連付けて受信した振込先情報を振込先データベース21に格納して登録する。
なお、本実施例では、自動取引装置1が振込先情報、振込金額とともにその振込みを依頼する通知を直接振込先銀行ホストコンピュータ3へ送信する例で説明したが、自銀行ホストコンピュータ2を経由して振込先銀行ホストコンピュータ3へ送信するようにしてもよい。
自動取引装置1のカード部12は、カード読取り書込み機構およびカード搬送機構等を備えたものである。また、このカード読取り書込み機構は、ICカードリードライト部および磁気カードリードライト部で構成され、ICカードリードライト部は顧客の操作によりカード挿入返却口に挿入する(接触型ICカードの場合)、または読み書き面に近づける(非接触型ICカードの場合)ことによりICカードのICチップ(記憶素子)から情報を読取り、また任意の情報を記憶させることができ、磁気カードリードライト部は顧客の操作によりカード挿入返却口に挿入されたカードの磁気ストライプから記録された情報を読取り、また任意の情報を記録することができるようになっている。
さらに、カード部12は明細票搬送機構および明細票印字機構を備え、顧客の操作により行なった取引内容等を明細票印字機構で明細票に印刷し、その明細票を明細票搬送機構で明細票排出口から排出して顧客に発行することができるようになっている。
上述した構成の作用について説明する。
なお、以下の説明は、接触型ICカードを用いたものとして説明する。
S1e:図示しない自動取引装置1の近接センサにより顧客の接近を検知すると自動取引装置1の制御部15の指示により顧客操作表示部11は顧客にカードの挿入を促すカード挿入誘導画面を表示する。顧客はカード挿入誘導画面にしたがって所持しているカードをカード部12のカード挿入排出口から挿入する。カード部12は挿入されたカードのICチップまたは磁気ストライプから口座番号等の口座情報を読取る。
このように振込先情報をカードのICチップから読取ることにより、自動取引装置1は短時間で振込先情報を取得することができるようになる。
S3e、S4e:図5におけるS2c、S3cと同様なのでその説明を省略する。
S5e、S6e:図5におけるS5c、S6cと同様なのでその説明を省略する。
S8e:振込先情報を読取った自動取引装置1の制御部15の指示により顧客操作表示部11は受信した振込先情報に基づいて振込先金融機関名、振込先口座番号等の予め登録した振込先の一覧を表示する。
S9e:振込先情報を読取ることができなかった場合、自動取引装置1の制御部15の指示により顧客操作表示部11は振込先の金融機関、振込先の口座番号等の振込先情報の入力を受け付ける。
S11e:制御部15の指示によりカード部12は入力された振込先の金融機関、振込先の口座番号等の振込先情報をカードのICチップに書込み、その振込先情報を登録する。
次に、出金取引および振込取引を並行して行う処理を図8の第3の実施例における出金・振込取引処理を示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって説明する。
S1f:図示しない自動取引装置1の近接センサにより顧客の接近を検知すると自動取引装置1の制御部15の指示により顧客操作表示部11は顧客にカードの挿入を促すカード挿入誘導画面を表示する。顧客はカード挿入誘導画面にしたがって所持しているカードをカード部12のカード挿入排出口から挿入する。カード部12は挿入されたカードのICチップまたは磁気ストライプから口座番号等の口座情報を読取る。
S3f、S4f:図6におけるS2d、S3dと同様なのでその説明を省略する。
S5f:次に、制御部15はカードのICチップから振込先情報を読取ることができたか否かを判定し、振込先情報を読取ることができた場合、処理をS6fへ移行し、振込先情報を読取ることができなかった場合、すなわち振込先情報が存在しない場合、処理をS8fへ移行する。
顧客は表示された振込先の一覧から本取引において現金を振り込む振込先を選択するものとし、顧客操作表示部11はその選択を受け付けるとともに振込金額の入力を受け付ける。
S8f:振込先情報を読取ることができなかった場合、自動取引装置1の制御部15の指示により顧客操作表示部11は振込先の金融機関、振込先の口座番号等の振込先情報の入力を受け付ける。
S10f:制御部15の指示によりカード部12は入力された振込先の金融機関、振込先の口座番号等の振込先情報をカードのICチップに書込み、その振込先情報を登録する。
なお、本実施例では、自動取引装置1が振込先情報、振込金額とともにその振込みを依頼する通知を直接振込先銀行ホストコンピュータ3へ送信する例で説明したが、自銀行ホストコンピュータ2を経由して振込先銀行ホストコンピュータ3へ送信するようにしてもよい。
また、自動取引システムの構成の変更を最小限に留めることができるという効果が得られる。
2 自銀行ホストコンピュータ
3 振込先銀行ホストコンピュータ
4 通信回線
11 顧客操作表示部
12 カード部
13 入出金部
14 記憶部
15 制御部
Claims (5)
- 顧客の操作を受け付けて取引を行う自動取引装置において、
現金投入口に投入された紙幣または/および硬貨の現金を計数してその現金の総額を示す投入現金総額を算出する入出金部と、
振込先の口座を特定するための振込先情報を入力する入力部と、
前記入力部で入力された振込先情報が示す振込先の口座に振り込む振込金額の入力を前記投入現金総額以下になるようにして受け付ける顧客操作部とを設け、
前記投入現金総額の入金取引を行うとともに前記入力部で入力された振込先情報および前記顧客操作部で入力を受け付けた振込金額に基づいて前記投入現金総額の範囲内で振込取引を行うことができるようにしたことを特徴とする自動取引装置。 - 顧客の操作を受け付けて取引を行う自動取引装置において、
振込先口座を特定するための振込先情報を入力する入力部と、
前記入力部で入力された振込先情報が示す振込先の口座に振り込む振込金額および該振込金額以上の出金金額の入力を受け付ける顧客操作部と、
前記出金金額から前記振込金額を減算した金額の現金を計数して顧客に出金する入出金部とを設け、
前記入力部で入力された振込先情報および顧客操作部で入力された振込金額に基づいて振込取引を行うとともに前記出金金額から前記振込金額を減算した金額の現金の出金処理を行うことができるようにしたことを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1および請求項2の自動取引装置において、
前記入力部を、顧客の操作により振込先情報の入力を受け付ける顧客操作部としたことを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1および請求項2の自動取引装置において、
前記入力部を、カードのICチップに記録された振込先情報を読取るカード部としたことを特徴とする自動取引装置。 - 顧客の操作を受け付けるとともにホストコンピュータからの許可を受信して該顧客の口座に現金を預け入れる入金取引または該顧客の口座から現金を引き出す出金取引を行う自動取引装置を備えた自動取引システムにおいて、
顧客の口座に現金を移動する振込みを許可する振込先ホストコンピュータと、
請求項1から請求項4のいずれかの自動取引装置とを設け、
前記自動取引装置が、前記振込先情報で示される振込先口座に前記振込金額の現金を移動する振込みを依頼する通知を前記振込先ホストコンピュータへ送信し、該振込先ホストコンピュータからその許可を受信して振込取引を行うようにしたことを特徴とする自動取引システム。
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