JP2009124331A - 原稿画像集約装置および原稿画像集約方法 - Google Patents

原稿画像集約装置および原稿画像集約方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ひとまとまりの文書を構成する複数の原稿を集約するに当たり、縮小率の異なる複数の原稿画像が1枚の用紙あるいは数枚の用紙に混在するのを防止し、ひとまとまりの文書としての一貫性を確保する。
【解決手段】ひとまとまりの文書における最小の文字サイズを認識し、この最小の文字サイズに基づいて、ひとまとまりの文書を構成する複数の原稿の原稿画像について共通の縮小率を決定し、この縮小率によりこれら複数の原稿画像を縮小して集約画像を生成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば複写機、プリンタ、ファクシミリまたはこれらの複合機などに用いられる原稿画像集約装置および原稿画像集約方法に関する。
現在、原稿の集約機能を備えた複写機、プリンタおよび複合機などが普及している。集約機能とは、複数の原稿画像をそれぞれ縮小し、これら縮小された複数の原稿画像を所定のレイアウトに従って配列することにより集約画像を生成し、この集約画像を1枚の用紙に印刷する機能である。なお、原稿とは片面1ページの文書を意味し、原稿画像とは原稿の片面1ページを画像化したものを意味する。
集約機能を利用することにより、例えばA4サイズの4枚の原稿に対応する4つの原稿画像を縮小率50%(面積では縮小率25%)でそれぞれ縮小し、これら縮小された原稿画像をマトリクス状に配列することにより集約画像を生成し、この集約画像をA4サイズの1枚の用紙に印刷することができる。これにより、4枚の原稿を1枚に集約することができる。
ところで、集約機能を備えた多くの複写機、プリンタまたは複合機では、原稿を集約する際のレイアウトおよび用紙サイズをユーザが指定することにより、各原稿画像の縮小率が自動的に決定される。これらの装置では、原稿を集約する際に、原稿画像に含まれる文字の文字サイズは考慮していない。
一方、下記の特許文献1には、複写機およびプリンタの機能を併せ持つ画像形成装置が記載されている。この画像形成装置は、原稿画像に含まれる文字の文字サイズのうち最小の文字サイズを認識し、当該原稿画像を縮小した後の最小の文字サイズが、予め定められた許容文字サイズ以上になるように、当該原稿画像の縮小率を自動的に決定する。この特許文献1に記載された画像形成装置は、このような縮小率の決定を原稿ごとに行う。
この画像形成装置によれば、許容文字サイズを、ユーザが読み取ることができる最小の文字サイズに予め設定しておくことにより、ユーザが原稿を読み取ることができる限度で、各原稿画像をできる限り小さく縮小することができ、原稿の集約率を高め、印刷用紙の枚数を減らすことができる。
特開2002−152497
しかしながら、上記特許文献1に記載された画像形成装置では、最小の文字サイズの認識および原稿画像の縮小率の決定を原稿ごとに行う。このため、最小の文字サイズが原稿ごとに異なる場合には、原稿画像の縮小率が原稿ごとに異なる。それゆえ、異なる縮小率で縮小された原稿画像が1枚の用紙に混在して配列され、あるいは、縮小されていない1つの原稿画像(縮小率ゼロの1つの原稿画像)が配置された用紙と、縮小された複数の原稿画像が配列された用紙とが混在するといった事態が起こる。この結果、集約対象である複数の原稿の一貫性が損なわれてしまうという問題がある。例えば、内容的に一連の文章が記載された複数の原稿からなるひとまとまりの文書を1枚の用紙に集約する場合に、縮小率の異なる複数の原稿画像が1枚の用紙に混在すると、ひとまとまりの文書としての体裁を失い、文章内容の連続性を把握しにくくなり、読みにくい文書になってしまう場合がある。
本発明は例えば上述した問題に鑑みなされたものであり、本発明の課題は、縮小率の異なる複数の原稿画像の混在を防止し、ひとまとまりの文書としての一貫性を確保することができる原稿画像集約装置および原稿画像集約方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明による原稿画像集約装置は、複数の原稿画像を集約する原稿画像集約装置であって、許容文字サイズを設定する許容文字サイズ設定手段と、複数の原稿画像の画像データを記憶する画像データ記憶手段と、前記複数の原稿画像に含まれる文字の文字サイズのうち最小の文字サイズを認識する文字サイズ認識手段と、前記許容文字サイズ設定手段により設定された許容文字サイズと前記文字サイズ認識手段により認識された最小の文字サイズとの比率を算出し、この比率に基づいて前記複数の原稿画像のそれぞれについて共通の縮小率を決定する縮小率決定手段と、前記縮小率決定手段により決定された縮小率により、前記画像データ記憶手段に記憶された前記複数の原稿画像の画像データに対し縮小処理を行う縮小処理手段と、前記縮小処理手段により縮小処理が行われた複数の原稿画像の画像データを所定のレイアウトに従って配列することにより集約画像データを生成する集約処理手段とを備えている。
この原稿画像集約装置において、前記縮小率決定手段は、前記縮小処理手段により前記複数の原稿画像の画像データに対し縮小処理が行われた結果、縮小された前記複数の原稿画像に含まれる文字の文字サイズのうちの最小の文字サイズが前記許容文字サイズ以上となるように前記縮小率を決定することが望ましい。
上記課題を解決するために、本発明による原稿画像集約方法は、複数の原稿画像を集約する原稿画像集約方法であって、複数の原稿画像の画像データを画像データ記憶手段に記憶する画像データ記憶工程と、前記複数の原稿画像に含まれる文字の文字サイズのうち最小の文字サイズを認識する文字サイズ認識工程と、予めまたは随時に設定された許容文字サイズと前記文字サイズ認識工程において認識された最小の文字サイズとの比率を算出し、この比率に基づいて前記複数の原稿画像のそれぞれについて共通の縮小率を決定する縮小率決定工程と、前記縮小率決定工程において決定された縮小率により、前記画像データ記憶工程において前記画像データ記憶手段に記憶された前記複数の原稿画像の画像データに対し縮小処理を行う縮小処理工程と、前記縮小処理工程において縮小処理が行われた複数の原稿画像の画像データを所定のレイアウトに従って配列することにより集約画像データを生成する集約処理工程とを備えている。
本発明によれば、ひとまとまりの文書を構成する複数の原稿を集約するに当たり、縮小率の異なる複数の原稿画像が1枚の用紙あるいは数枚の用紙に混在するのを防止し、ひとまとまりの文書としての一貫性を確保することができる。
また、縮小処理手段により複数の原稿画像の画像データに対し縮小処理が行われた結果、縮小された複数の原稿画像に含まれる文字の文字サイズのうちの最小の文字サイズが許容文字サイズ以上となるように縮小率を決定することにより、ユーザが原稿を読み取ることができる限度で、各原稿画像をできる限り小さく、しかもひとまとまりの文書としての一貫性を損なうことなく縮小し、集約することができる。これにより、ひとまとまりの文書としての一貫性を確保しながら、印刷用紙の枚数を減らすことができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施形態である複合機を示す。図1中の複合機1は、複写機としての機能およびプリンタとしての機能を備えている。さらに、複合機1は、ひとまとまりの文書を構成する複数の原稿の原稿画像を集約して印刷する集約印刷機能を備えている。
複合機1は、画像読取装置2、印刷装置3、操作パネル部4およびコントロールユニット5を備えている。画像読取装置2は、原稿を光学的に走査することにより当該原稿から原稿画像を読み取る。印刷装置3は、原稿画像または集約画像を用紙に印刷する。操作パネル部4は、ユーザが後述の入力情報などを入力するのに必要なスイッチおよび表示パネルを備えている。コントロールユニット5は、複合機1の内部に設けられ、複合機1が有する機能を実現するための種々の処理および制御を行う。
図2は、コントロールユニット5の内部構造などを示している。図2に示すように、コントロールユニット5は、要求受取部10、記憶部11、画像データ生成部12、画像編集部13、画像読取制御部14、印刷制御部15、通信部16および総合制御部17を備えている。
要求受取部10は、操作パネル部4に設けられたスイッチを用いてユーザにより入力された入力情報を受け取る。入力情報には、例えば、複写スタート/キャンセル指令、動作モード、用紙サイズおよび許容文字サイズなどを示す情報がある。
許容文字サイズとは、集約印刷処理において、ひとまとまりの文書を構成する複数の原稿の原稿画像についての共通の縮小率を決定するときの基準となる文字サイズである。例えば、許容文字サイズは、複合機1の工場出荷時に予め設定されているが、ユーザは操作パネル部4を操作して、許容文字サイズを任意の文字サイズに随時変更することができる。
記憶部11は、画像データ生成部12により生成された原稿画像の画像データを記憶する。記憶部11は、複数の原稿画像の画像データを記憶することができる。また、記憶部11は、要求受取部10により受け取られた動作モード、用紙サイズおよび許容文字サイズなどをデータとして記憶する。記憶部11は例えば大容量のRAM(Random Access Memory)により構成されている。
画像データ生成部12は、複合機1が複写機として機能しているときに、画像読取装置2により原稿から読み取られた原稿画像の画像データを生成する。また、画像データ生成部12は、複合機1がプリンタとして機能しているときに、通信部16により受信された原稿データに基づいて原稿画像の画像データを生成する。また、画像データ生成部12は、後述する集約印刷処理において原稿画像の画像データを生成するときに、各原稿画像に含まれる文字の文字サイズのうち最小の文字サイズを検出する。以下、1つの原稿画像に含まれる文字の文字サイズのうちの最小の文字サイズを「原稿最小文字サイズ」という。画像データ生成部12により検出された原稿最小文字サイズはデータとして記憶部11に記憶される。
画像編集部13は、集約印刷処理において、ひとまとまりの文書を構成する複数の原稿の原稿画像に含まれる文字の文字サイズのうち最小の文字サイズを認識する。具体的には、画像編集部13は、ひとまとまりの文書を構成する複数の原稿の原稿画像に対応する複数の原稿最小文字サイズを記憶部11から読み出し、これら複数の原稿最小文字サイズの中から、最小の原稿最小文字サイズを選び出す。この最小の原稿最小文字サイズは、ひとまとまりの文書に含まれる文字の文字サイズのうちの最小の文字サイズであり、以下、これを「文書最小文字サイズ」という。
また、画像編集部13は、集約印刷処理において、記憶部11に記憶された許容文字サイズと文書最小文字サイズとの比率を算出し、この比率に基づいて、ひとまとまりの文書を構成する複数の原稿の原稿画像のそれぞれについて共通の縮小率を決定する。また、画像編集部13は、この縮小率により、記憶部11に記憶された複数の原稿画像の画像データに対し縮小処理を行う。さらに、画像編集部13は、これら縮小された複数の原稿画像の画像データを、自動集約レイアウトに従って配列し、これにより集約画像データを生成する。
レイアウトとは、原稿画像を用紙に配置する態様であり、例えば、横一列、縦一列、マトリクス、横2列縦3列などがある。自動集約レイアウトとは、集約印刷処理において、複合機1の動作モードが自動集約モードのときに、画像編集部13により自動的に設定されるレイアウトである。集約画像データとは、縮小された複数の原稿画像が所定のレイアウト(本実施形態では自動集約レイアウト)に従って1枚の用紙の印刷領域内に配列され、あるいは縮小された複数の原稿画像が所定のレイアウトに従って数枚の用紙のそれぞれの印刷領域内に分配され、配列された集約画像のデータである。
画像読取制御部14は、複合機1が複写機として機能しているときに画像読取装置2を制御する。印刷制御部15は印刷装置3を制御する。通信部16は、複合機1がプリンタとして機能しているときに、例えばコンピュータネットワークを介して複合機1に接続されたパーソナルコンピュータなどの外部機器と通信を行い、この外部機器から送信された原稿データを受信する。総合制御部17は、複合機1を構成する上述した各構成要素を制御し、複合機1の動作を統率する。
なお、記憶部11以外のコントロールユニット5の各構成要素は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read−Only Memory)およびRAMなどから構成されている。ROMには、要求受取部10、画像データ生成部12、画像編集部13、画像読取制御部14、印刷制御部15、通信部16および総合制御部17を実現するためのコンピュータプログラムが記録されており、CPUはこのコンピュータプログラムをROMから読み出して実行する。RAMはCPUがこのコンピュータプログラムを実行するときに作業メモリーとして用いられる。
図3は、複合機1がプリンタとして機能しているときの集約印刷処理を示している。集約印刷処理とは、ひとまとまりの文書を構成する複数の原稿の原稿画像を集約して印刷する処理である。
図3に示すように、まず、複合機1に接続された外部機器から発せられた印刷ジョブ要求を受け取り(ステップS11:YES)、かつ複合機1の動作モードが自動集約モードに設定されているときには(ステップS12:YES)、総合制御部17は集約印刷処理を開始する。
なお、複合機1の動作モードが自動集約モードに設定されているかどうかは、記憶部11に記憶された動作モードのデータを参照することにより知ることができる。すなわち、ユーザが操作パネル部4のスイッチを操作して動作モードを自動集約モードに設定する旨を入力すると、動作モードが自動集約モードであることを示すデータが記憶部11に記憶される。ステップS12では、この記憶部11に記憶されたデータを参照することにより、動作モードが自動集約モードに設定されていることを知ることができる。
集約印刷処理が開始されると、通信部16は、外部機器から送信された原稿データを受信する(ステップS13)。この原稿データは、例えばひとまとまりの文書を構成する複数の原稿のうちの1番目の原稿(文書の1ページ目)に対応する原稿データである。
続いて、画像データ生成部12は、通信部16により受信された原稿データに基づいて1番目の原稿に対応する原稿画像の画像データを生成する。この画像データは記憶部11に記憶される(ステップS14)。
続いて、画像データ生成部12は、1番目の原稿に対応する原稿画像に含まれる文字の文字サイズのうち最小の文字サイズを検出する(ステップS15)。最小の文字サイズの検出は、例えば、ステップS13で通信部16により受信された原稿データに含まれるフォントサイズ情報を参照することにより行う。ステップS15において検出された最小の文字サイズは、1番目の原稿画像における原稿最小文字サイズとして記憶部11に記憶される。
続いて、原稿データの受信、原稿画像の画像データの生成、および当該原稿画像における最小の文字サイズの検出の一連の処理(ステップS13〜S15)が、ひとまとまりの文書を構成する複数の原稿のうちの2番目、3番目、4番目、…の原稿に対応する原稿データについて順次行われる。これにより、2番目の原稿画像における原稿最小文字サイズ、3番目の原稿画像における原稿最小文字サイズ、4番目の原稿画像における原稿最小文字サイズ、…が記憶部11に記憶される。
続いて、ひとまとまりの文書を構成する複数の原稿に対応する複数の原稿データのすべてについて、ステップS13ないしS15の一連の処理が完了したときには(ステップS16:YES)、画像編集部13は、ひとまとまりの文書に含まれる文字の文字サイズのうち最小の文字サイズを認識する(ステップS17)。すなわち、画像編集部13は、ひとまとまりの文書を構成する複数の原稿の原稿画像に対応する複数の原稿最小文字サイズを記憶部11から読み出し、これら複数の原稿最小文字サイズの中から、最小の原稿最小文字サイズ、つまり文書最小文字サイズを選び出す。この文書最小文字サイズは記憶部11に記憶される。
続いて、画像編集部13は、記憶部11に記憶された許容文字サイズおよび文書最小文字サイズを読み出し、これら許容文字サイズと文書最小文字サイズとの比率(例えば、許容文字サイズ/文書最小文字サイズ)を算出する。そして、画像編集部13は、この比率に基づいて、ひとまとまりの文書を構成する複数の原稿の原稿画像のそれぞれについて共通の縮小率を決定する(ステップS18)。本実施形態における画像編集部13は、複数の原稿画像の画像データを画像編集部13により縮小した結果、縮小された複数の原稿画像に含まれる文字の文字サイズのうちの最小の文字サイズが許容文字サイズ以上となるように当該縮小率を決定する。
続いて、画像編集部13は、この縮小率により、記憶部11に記憶された複数の原稿画像の画像データに対し縮小処理を行う(ステップS19)。すなわち、ひとまとまりの文書を構成する複数の原稿の原稿画像が共通(単一)の縮小率によりそれぞれ縮小されるように、記憶部11に記憶された複数の原稿画像の画像データに対して縮小処理を行う。
続いて、画像編集部13は、縮小処理により縮小された各原稿画像のサイズ、原稿画像の個数、および集約画像を印刷する用紙サイズなどに基づいて自動集約レイアウトを決定する。そして、画像編集部13は、これら縮小処理が行われた複数の原稿画像の画像データを自動集約レイアウトに従って配列し、これにより集約画像データを生成する(ステップS20)。
続いて、印刷制御部15は、印刷装置3を制御し、集約画像データを用いて集約画像を用紙に印刷する(ステップS21)。
一方、ステップS12において、複合機1の動作モードが自動集約モードに設定されていないときには(ステップS12:NO)、通信部16が、外部機器から送信された原稿データを受信し(ステップS22)、続いて、画像データ生成部12がこの原稿データに基づいて原稿画像の画像データを生成し、この画像データを記憶部11に記憶する(ステップS23)。続いて、印刷制御部15が、印刷装置3を制御し、記憶部11に記憶された画像データを用いて原稿画像を用紙に印刷する(ステップS21)。
図4は、複合機1が複写機として機能しているときの集約印刷処理を示している。なお、図4において、図3と同一内容のステップには同一の符号を付し、その説明を簡略化する。
図4に示すように、まず、ユーザがひとまとまりの文書を構成する複数の原稿を画像読取装置2のシートフィーダにセットし、操作パネル部4の複写スタートスイッチを押すと、操作パネル部4から複写スタート指令が発せられ、これに応じて総合制御部17が複写ジョブ要求を発する(ステップS31:YES)。このとき、複合機1の動作モードが自動集約モードに設定されている場合には、総合制御部17は集約印刷処理を開始する(ステップS32:YES)。
集約印刷処理が開始されると、画像読取制御部14は、画像読取装置2を制御し、シートフィーダにセットされたひとまとまりの文書のうちの1番目(1ページ目)の原稿の原稿画像を読み取る(ステップS33)。
続いて、読み取られた1番目の原稿の原稿画像について、画像データの生成および原稿最小文字サイズの検出(ステップS14、S15)が行われる。なお、原稿最小文字サイズの検出は、画像読取装置2により読み取られた原稿画像から複数の文字画像を切り出し、これら複数の文字画像に対応する文字の文字サイズ(例えば文字のポイント数)を測定し、これら複数の文字画像に対応する文字の文字サイズを相互に比較することにより行う。
続いて、ひとまとまりの文書のうちの2番目、3番目、4番目、…の原稿について、原稿画像の読取、画像データの生成および原稿最小文字サイズの検出が行われる(ステップS33、S14、S15)。そして、ひとまとまりの文書を構成する複数の原稿のすべてについて、ステップS33、S14、S15の一連の処理が完了したときには(ステップS16:YES)、ひとまとまりの文書についての文書最小文字サイズの認識、ひとまとまりの文書を構成する複数の原稿の原稿画像についての共通の縮小率の決定、この縮小率による原稿画像の縮小処理、集約画像データの生成、および集約画像の印刷が順次行われる(ステップS17〜S21)。
一方、ステップS32において、複合機1の動作モードが自動集約モードに設定されていないときには(ステップS32:NO)、シートフィーダにセットされた文書を構成する複数の原稿の原稿画像について、原稿画像の読取、画像データの生成および原稿画像の印刷が行われる(ステップS35、S23、S21)。
図5および図6は、複合機1の集約印刷処理による集約結果の例を示している。
図5に示すように、集約印刷処理の対象が、4枚の原稿から構成されるひとまとまりの文書21であり、許容文字サイズが5ポイントであり、原稿21Aの原稿画像における原稿最小文字サイズが24ポイントであり、原稿21Bの原稿画像における原稿最小文字サイズが12ポイントであり、原稿21Cの原稿画像における原稿最小文字サイズが8ポイントであり、原稿21Dの原稿画像における原稿最小文字サイズが12ポイントであり、各原稿の用紙サイズがA4であり、集約画像を印刷する用紙のサイズがA4であるとする。この場合には、文書21における文書最小文字サイズは8ポイントである。したがって、許容文字サイズ(5ポイント)と文書最小文字サイズ(8ポイント)との比率(5/8)に基づいて、原稿21Aないし21Dについての共通の縮小率は例えばおよそ63%(面積ではおよそ39%)に決定される。それゆえ、原稿21Aないし21Dは2枚の用紙22A、22Bに集約される。
一方、図6に示すように、集約印刷処理の対象が、4枚の原稿から構成されるひとまとまりの文書23であり、許容文字サイズが5ポイントであり、原稿23Aの原稿画像における原稿最小文字サイズが24ポイントであり、原稿23Bの原稿画像における原稿最小文字サイズが20ポイントであり、原稿23Cの原稿画像における原稿最小文字サイズが12ポイントであり、原稿23Dの原稿画像における原稿最小文字サイズが10ポイントであり、各原稿の用紙サイズがA4であり、集約画像を印刷する用紙のサイズがA4であるとする。この場合には、文書23における文書最小文字サイズは10ポイントである。したがって、許容文字サイズ(5ポイント)と文書最小文字サイズ(10ポイント)との比率(1/2)に基づいて、原稿23Aないし23Dについての共通の縮小率は例えばおよそ50%(面積ではおよそ25%)に決定される。それゆえ、原稿23Aないし23Dは1枚の用紙24に集約される。
以上より、複合機1によれば、集約印刷処理において、ひとまとまりの文書における最小の文字サイズ(文書最小文字サイズ)を認識し、この文書最小文字サイズに基づいて、ひとまとまりの文書を構成する複数の原稿の原稿画像に共通の縮小率を決定し、この縮小率によりこれら複数の原稿画像を縮小して集約画像を生成する。これにより、ひとまとまりの文書を構成する複数の原稿を集約するに当たり、縮小率の異なる複数の原稿画像が1枚の用紙あるいは数枚の用紙に混在するのを防止でき、ひとまとまりの文書としての一貫性を確保することができる。
また、ひとまとまりの文書を構成する複数の原稿に対応する原稿画像を縮小した結果、縮小された複数の原稿画像に含まれる文字の文字サイズのうちの最小の文字サイズが許容文字サイズ以上となるように縮小率を決定することにより、ユーザが原稿を読み取ることができる限度で、各原稿画像をできる限り小さく、しかもひとまとまりの文書としての一貫性を損なうことなく縮小し、集約することができる。これにより、ひとまとまりの文書としての一貫性を確保しながら、印刷用紙の枚数を減らすことができる。
なお、上述した実施形態では、本発明を複合機に適用する場合を例にあげたが、本発明はこれに限らず、単体の複写機、単体のプリンタ、ファクシミリおよびパーソナルコンピュータなどにも適用することができる。
また、図5に示す集約結果の例では、許容文字サイズと文書最小文字サイズとの比率(5/8)を、そのまま原稿画像の縮小率(およそ63%)として用いる場合を例にあげた。しかし、A4サイズの原稿の原稿画像を縮小率63%で縮小して集約画像を生成し、これをA4サイズの用紙に印刷すると、この集約画像が印刷された用紙に無駄な余白ができる。このような場合には、原稿画像の縮小率を63%よりも大きい値に決定してもよい。例えば、原稿画像の縮小率をおよそ70%に決定すれば、集約画像が印刷された用紙に無駄な余白ができるのを防止することができる。すなわち、許容文字サイズと文書最小文字サイズとの比率をそのまま用いて原稿画像の縮小率を決定し、この縮小率を用いて生成した集約画像を用紙に印刷するとこの用紙に無駄な余白ができる場合には、このような無駄な余白ができない程度に、原稿画像の縮小率を、許容文字サイズと文書最小文字サイズとの比率よりも大きい値に決定してもよい。この決定は例えば次のような手順で行うことができる。すなわち、まず、許容文字サイズと文書最小文字サイズとの比率を求め、この比率を仮の縮小率とする。次に、この仮の縮小率を用いて原稿画像を縮小し、仮の集約画像を生成する。次に、この仮の集約画像のサイズと集約画像を印刷する用紙サイズとの差に基づいて、仮の縮小率を増加させる。
また、図2中の要求受取部10が許容文字サイズ設定手段の具体例であり、記憶部11が画像データ記憶手段の具体例であり、画像データ生成部12が文字サイズ認識手段の具体例であり、画像編集部13が縮小率決定手段、縮小処理手段および集約処理手段の具体例である。
また、図3または図4中のステップS14が画像データ記憶工程の具体例であり、ステップS17が文字サイズ認識工程の具体例であり、ステップS18が縮小率決定工程の具体例であり、ステップS19が縮小処理工程の具体例であり、ステップS20が集約処理工程の具体例である。
また、本発明は、請求の範囲および明細書全体から読み取るこのできる発明の要旨または思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う原稿画像集約装置および原稿画像集約方法もまた本発明の技術思想に含まれる。
本発明の実施形態である複合機を示す正面図である。 図1中のコントロールユニットの内部構造などを示すブロック図である。 図1中のコントロールユニットによる集約印刷処理(プリンタ機能時)を示すフローチャートである。 図1中のコントロールユニットによる集約印刷処理(複写機機能時)を示すフローチャートである。 ひとまとまりの文書を構成する複数の原稿を集約する具体例を示す説明図である。 ひとまとまりの文書を構成する複数の原稿を集約する他の具体例を示す説明図である。
符号の説明
1 複合機
5 コントロールユニット(原稿画像集約装置)
10 要求受取部(許容文字サイズ設定手段)
11 記憶部(画像データ記憶手段)
12 画像データ生成部(文字サイズ認識手段)
13 画像編集部(縮小率決定手段、縮小処理手段、集約処理手段)

Claims (3)

  1. 複数の原稿画像を集約する原稿画像集約装置であって、
    許容文字サイズを設定する許容文字サイズ設定手段と、
    複数の原稿画像の画像データを記憶する画像データ記憶手段と、
    前記複数の原稿画像に含まれる文字の文字サイズのうち最小の文字サイズを認識する文字サイズ認識手段と、
    前記許容文字サイズ設定手段により設定された許容文字サイズと前記文字サイズ認識手段により認識された最小の文字サイズとの比率を算出し、この比率に基づいて前記複数の原稿画像のそれぞれについて共通の縮小率を決定する縮小率決定手段と、
    前記縮小率決定手段により決定された縮小率により、前記画像データ記憶手段に記憶された前記複数の原稿画像の画像データに対し縮小処理を行う縮小処理手段と、
    前記縮小処理手段により縮小処理が行われた複数の原稿画像の画像データを所定のレイアウトに従って配列することにより集約画像データを生成する集約処理手段とを備えていることを特徴とする原稿画像集約装置。
  2. 前記縮小率決定手段は、前記縮小処理手段により前記複数の原稿画像の画像データに対し縮小処理が行われた結果、縮小された前記複数の原稿画像に含まれる文字の文字サイズのうちの最小の文字サイズが前記許容文字サイズ以上となるように前記縮小率を決定することを特徴とする請求項1に記載の原稿画像集約装置。
  3. 複数の原稿画像を集約する原稿画像集約方法であって、
    複数の原稿画像の画像データを画像データ記憶手段に記憶する画像データ記憶工程と、
    前記複数の原稿画像に含まれる文字の文字サイズのうち最小の文字サイズを認識する文字サイズ認識工程と、
    予めまたは随時に設定された許容文字サイズと前記文字サイズ認識工程において認識された最小の文字サイズとの比率を算出し、この比率に基づいて前記複数の原稿画像のそれぞれについて共通の縮小率を決定する縮小率決定工程と、
    前記縮小率決定工程において決定された縮小率により、前記画像データ記憶工程において前記画像データ記憶手段に記憶された前記複数の原稿画像の画像データに対し縮小処理を行う縮小処理工程と、
    前記縮小処理工程において縮小処理が行われた複数の原稿画像の画像データを所定のレイアウトに従って配列することにより集約画像データを生成する集約処理工程とを備えていることを特徴とする原稿画像集約方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011150544A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Canon Inc 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2014032436A (ja) * 2012-08-01 2014-02-20 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、画像形成装置、プログラムおよび記録媒体
JP2014068083A (ja) * 2012-09-24 2014-04-17 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

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