JP2009126302A - 車両用昇降装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】内方側端部が床面に対して上方に移動するように基枠が傾いたことを検出することができる車両用昇降装置を提供する。
【解決手段】車両Vの床面F上に連結固定された基枠7と、被載置体を載置する載置部Sと、先端部に支持した載置部Sを前記床面上に位置させるように車両側に収納される収納姿勢と載置部Sを地面上又はその近くに位置させるように車両外方側に突出する突出姿勢とに亘って起伏揺動自在に基枠7に連結された昇降用リンク機構4と、基枠7と昇降用リンク機構4との間に設けられて、昇降用リンク機構4を起伏揺動操作する昇降駆動手段5と、基枠7における車両内外方向の内方側端部が床面Fに対して上方に移動したか否かを検出する移動検出手段42とを備えて構成する。
【選択図】図4
【解決手段】車両Vの床面F上に連結固定された基枠7と、被載置体を載置する載置部Sと、先端部に支持した載置部Sを前記床面上に位置させるように車両側に収納される収納姿勢と載置部Sを地面上又はその近くに位置させるように車両外方側に突出する突出姿勢とに亘って起伏揺動自在に基枠7に連結された昇降用リンク機構4と、基枠7と昇降用リンク機構4との間に設けられて、昇降用リンク機構4を起伏揺動操作する昇降駆動手段5と、基枠7における車両内外方向の内方側端部が床面Fに対して上方に移動したか否かを検出する移動検出手段42とを備えて構成する。
【選択図】図4
Description
本発明は、車両の床面上に連結固定された基枠と、被載置体を載置する載置部と、先端部に支持した前記載置部を前記床面上に位置させるように前記車両側に収納される収納姿勢と前記載置部を地面上又はその近くに位置させるように前記車両外方側に突出する突出姿勢とに亘って起伏揺動自在に前記基枠に連結された昇降用リンク機構と、前記基枠と前記昇降用リンク機構との間に設けられて、前記昇降用リンク機構を起伏揺動操作する昇降駆動手段とが設けられた車両用昇降装置に関する。
かかる車両用昇降装置は、昇降駆動手段にて昇降用リンク機構を収納姿勢や突出姿勢に起伏揺動させることにより載置部を床面上の位置や地面上又はその近くの位置に移動させて、被載置体を地面上と車両内との間で移載させることができるように構成したものである(例えば、特許文献1参照。)。
上記したような車両用昇降装置において、昇降用リンク機構を車両外方側に突出する突出姿勢に揺動操作した状態では、基枠には車両内外方向の外方側端部を支点として内方側端部を上方に移動させるような力が作用する。そして、車両用昇降装置を長期に亘って使用した場合に、上述の如く基枠に作用することによって基枠が傾き、車両に適正に取り付けられた状態ではなくなる場合がある。
つまり、基枠を車両の床面に連結固定する固定部材が破損した場合(図10(a)参照)や、車両における基枠を連結固定された箇所が変形した場合(図10(b)参照)では基枠が傾き、車両用昇降装置が車両に適正に取り付けられた状態ではなくなり、載置部も傾いてしまう。そして、このような状態で載置部を昇降移動させると、載置部が床面や地面に接触して衝撃が生じる可能性や、載置部の昇降移動中に傾いた載置部から被載置体が落下してしまうトラブルを招く虞があるが、従来では、車両に対する取り付けが適正ではない状態を検出することができなかった。
つまり、基枠を車両の床面に連結固定する固定部材が破損した場合(図10(a)参照)や、車両における基枠を連結固定された箇所が変形した場合(図10(b)参照)では基枠が傾き、車両用昇降装置が車両に適正に取り付けられた状態ではなくなり、載置部も傾いてしまう。そして、このような状態で載置部を昇降移動させると、載置部が床面や地面に接触して衝撃が生じる可能性や、載置部の昇降移動中に傾いた載置部から被載置体が落下してしまうトラブルを招く虞があるが、従来では、車両に対する取り付けが適正ではない状態を検出することができなかった。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、車両に対する取り付けが適正でない状態を適確に検出することができる車両用昇降装置を提供する点にある。
この目的を達成するために、本発明にかかる車両用昇降装置は、車両の床面上に連結固定された基枠と、被載置体を載置する載置部と、先端部に支持した前記載置部を前記床面上に位置させるように前記車両側に収納される収納姿勢と前記載置部を地面上又はその近くに位置させるように前記車両外方側に突出する突出姿勢とに亘って起伏揺動自在に前記基枠に連結された昇降用リンク機構と、前記基枠と前記昇降用リンク機構との間に設けられて、前記昇降用リンク機構を起伏揺動操作する昇降駆動手段とが設けられたものであって、その第1特徴構成は、
前記基枠における前記車両内外方向の内方側端部が前記床面に対して上方に移動したか否かを検出する移動検出手段が備えられている点にある。
前記基枠における前記車両内外方向の内方側端部が前記床面に対して上方に移動したか否かを検出する移動検出手段が備えられている点にある。
すなわち、基枠を車両の床面に連結固定する固定部材が破損した場合や、車両における基枠を連結固定された箇所が変形した場合のように車両に対する取り付けが適正でない状態では、基枠に車両内外方向の外方側端部を支点として内方側端部を上方に移動させるような力が作用することにより、内方側端部が床面に対して上方に移動するように基枠が傾くが、その傾きを基枠における内方側端部が床面に対して上方に移動したか否かを検出する移動検出手段にて検出することにより、車両に対する取り付けが適正ではない状態を検出することができ、もって、車両に対する取り付けが適正ではない状態を適確に検出することができる車両用昇降装置を提供することができるに至った。
本発明にかかる車両用昇降装置の第2特徴構成は、第1特徴構成において、前記載置部の上昇移動及び下降移動を指令する指令手段と、前記昇降駆動手段の作動を制御する制御手段とが設けられ、前記制御手段が、前記指令手段からの指令情報及び前記移動検出手段からの検出情報に基づいて、前記移動検出手段にて前記基枠における内方側端部が前記床面から上昇していないことが検出されている状態では前記指令手段の指令情報に基づいて前記載置部を昇降移動させ、且つ、前記移動検出手段にて前記基板における内方側端部が前記床面から浮上していることが検出されている状態では前記指令手段からの指令情報に拘らず前記載置部の昇降移動を実行しないように前記昇降駆動手段の作動を制御するように構成されている点にある。
すなわち、移動検出手段にて基枠における内方側端部が床面に対して上方に移動していないことが検出されている状態では、指令手段にて載置部の上昇移動や下降移動を指令すると、駆動手段にて昇降用リンク機構を収納姿勢側や突出姿勢側に揺動操作して載置部が昇降移動するが、移動検出手段にて基枠における内方側端部が床面に対して上方に移動していることが検出されている状態では、指令手段にて載置部の上昇移動や下降移動が指令されたとしても、駆動手段にて昇降用リンク機構を揺動操作せずに載置部を昇降移動させない。
従って、基枠における内方側端部が床面に対して上方に移動して載置台が傾いた状態では、指令手段にて載置部の上昇移動や下降移動を指令したとしても載置部が昇降移動しないため、傾いた状態の載置部を昇降移動させることによって載置部に載置支持されていた被載置体が載置部から落下してしまうことを未然に防止することができ、もって、被載置体が載置部から落下してしまうことを未然に防止することができる車両用昇降装置を提供することができるに至った。
従って、基枠における内方側端部が床面に対して上方に移動して載置台が傾いた状態では、指令手段にて載置部の上昇移動や下降移動を指令したとしても載置部が昇降移動しないため、傾いた状態の載置部を昇降移動させることによって載置部に載置支持されていた被載置体が載置部から落下してしまうことを未然に防止することができ、もって、被載置体が載置部から落下してしまうことを未然に防止することができる車両用昇降装置を提供することができるに至った。
以下、本発明にかかる車両用昇降装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1および図2に示すように、車両用昇降装置Lは、後部の開口部Oを開閉する開閉扉Dを備えたワゴン車のような車両Vにおいて、後部に搭載して用いられているものである。
また、図4に示すように、車両用昇降装置Lは、車両Vの床面F上に連結固定された基枠7と、被載置体としての車椅子Cを載置する載置部Sと、先端部に支持した前記載置部Sを前記床面F上に位置させるように前記車両V側に収納される収納姿勢と前記載置部Sを地面G上又はその近くに位置させるように前記車両V外方側に突出する突出姿勢とに亘って起伏揺動自在に前記基枠7に連結された昇降用リンク機構4と、前記基枠7と前記昇降用リンク機構4との間に設けられて、前記昇降用リンク機構4を起伏揺動操作する駆動手段として油圧シリンダ5と、その油圧シリンダ5に作動油を供給する油圧ポンプ6(図2参照)とを備えて構成されている。
ちなみに、昇降用リンク機構4及び油圧シリンダ5は左右一対設けられている。
図1および図2に示すように、車両用昇降装置Lは、後部の開口部Oを開閉する開閉扉Dを備えたワゴン車のような車両Vにおいて、後部に搭載して用いられているものである。
また、図4に示すように、車両用昇降装置Lは、車両Vの床面F上に連結固定された基枠7と、被載置体としての車椅子Cを載置する載置部Sと、先端部に支持した前記載置部Sを前記床面F上に位置させるように前記車両V側に収納される収納姿勢と前記載置部Sを地面G上又はその近くに位置させるように前記車両V外方側に突出する突出姿勢とに亘って起伏揺動自在に前記基枠7に連結された昇降用リンク機構4と、前記基枠7と前記昇降用リンク機構4との間に設けられて、前記昇降用リンク機構4を起伏揺動操作する駆動手段として油圧シリンダ5と、その油圧シリンダ5に作動油を供給する油圧ポンプ6(図2参照)とを備えて構成されている。
ちなみに、昇降用リンク機構4及び油圧シリンダ5は左右一対設けられている。
次に、車両用昇降装置Lについて詳述するが、便宜上、車両Vの前後方向の前方側を内方側、後方側を外方側と称する場合があり、後方(外方)から前方(内方)を見た状態で、左右方向を特定して説明する。
また、左右に位置する部材については、左右の勝手違いはあるものの、略同じ構成なので、左右いずれか一方のみについて説明し、左右で構成の異なる部材については、その都度説明を加える。
また、左右に位置する部材については、左右の勝手違いはあるものの、略同じ構成なので、左右いずれか一方のみについて説明し、左右で構成の異なる部材については、その都度説明を加える。
図3及び図4に示すように、前記基枠7は、左右方向に沿う姿勢の前後一対の基枠用部材7aと、前後一対の基枠用部材7aに亘って立設された左右一対の基枠側ブラケット7bとを備えて構成されており、前後一対の基枠用部材7aの夫々をボルトナット等の固定部材41にて床面Fに連結固定することにより、基枠7の内方側端部と外方側端部との夫々が床面Fに連結固定されている。
前後一対の基枠用部材7aの夫々は、載置部Sの横幅の長さよりも左右方向に長く形成されており、左右方向の両端部が固定部材41にて床面Fに連結固定されている。そして、前方側の基枠用部材7aは、後方側の基枠用部材7aよりも前後方向に幅広に形成されている。尚、左右一対の基枠側ブラケット7bの夫々は、基枠用部材7aに溶着された一対の板状部材にて構成されている。
前後一対の基枠用部材7aの夫々は、載置部Sの横幅の長さよりも左右方向に長く形成されており、左右方向の両端部が固定部材41にて床面Fに連結固定されている。そして、前方側の基枠用部材7aは、後方側の基枠用部材7aよりも前後方向に幅広に形成されている。尚、左右一対の基枠側ブラケット7bの夫々は、基枠用部材7aに溶着された一対の板状部材にて構成されている。
図3〜図5に示すように、前記基枠7における前記車両内外方向の内方側端部が前記床面Fに対して上方に移動したか否かを検出する移動検出手段としての移動検出スイッチ42が設けられている。
この移動検出スイッチ42は、操作部42aが床面Fにて押し操作された状態となるように基枠7に設置されている。説明を加えると、基枠7における基枠側ブラケット7bに内方側に突出する状態に片持ち状態に連結支持されたスイッチ支持用部材43に支持されており、スイッチ支持用部材43に支持された移動検出スイッチ42の操作部42aが床面Fにおける基枠7が連結固定される箇所よりも内方側の部分にて押し操作されている。
そして、移動検出スイッチ42は、図4に示すように、基枠7における内方側端部が床面Fに対して上方に移動していない状態では上述の如く床面Fにて操作部42aが押し操作されているが、図10に示すように、固定部材41の緩み等により基枠7における内方側端部が床面Fに対して上方に移動した状態では床面Fによる操作部42aに対する押し操作が解除されるように設けられており、基枠7における内方側端部が床面Fに対して上方に移動したか否かの検出結果を電気信号として出力するように構成されている。
この移動検出スイッチ42は、操作部42aが床面Fにて押し操作された状態となるように基枠7に設置されている。説明を加えると、基枠7における基枠側ブラケット7bに内方側に突出する状態に片持ち状態に連結支持されたスイッチ支持用部材43に支持されており、スイッチ支持用部材43に支持された移動検出スイッチ42の操作部42aが床面Fにおける基枠7が連結固定される箇所よりも内方側の部分にて押し操作されている。
そして、移動検出スイッチ42は、図4に示すように、基枠7における内方側端部が床面Fに対して上方に移動していない状態では上述の如く床面Fにて操作部42aが押し操作されているが、図10に示すように、固定部材41の緩み等により基枠7における内方側端部が床面Fに対して上方に移動した状態では床面Fによる操作部42aに対する押し操作が解除されるように設けられており、基枠7における内方側端部が床面Fに対して上方に移動したか否かの検出結果を電気信号として出力するように構成されている。
昇降用リンク機構4は、基枠7に枢支連結される上リンク部材9及び下リンク部材10と、先端部に載置部Sを支持する昇降リンクアーム3とを備えて構成されており、上リンク部材9の基端部が第1ピン11を介して基枠側ブラケット7bの枢支連結され、下リンク部材10の基端部が第2ピン12を介して基枠側ブラケット7bに枢支連結されている。
そして、昇降リンクアーム3の上端部にはアーム側ブラケット3aが備えられており、上リンク部材9の先端部が第3ピン14を介して基枠側ブラケット7bに枢支連結され、下リンク部材10の先端部が第4ピン15を介してアーム側ブラケット3aに枢支連結されている。
そして、図1及び図2に示すように、昇降用リンク機構4は、油圧シリンダ5や基枠7の基枠側ブラケット7bとともに、上リンク部材9、下リンク部材10、並びに、昇降リンクアーム3におけるアーム側ブラケット3aが、リンク用カバー8にて覆われている。
そして、昇降リンクアーム3の上端部にはアーム側ブラケット3aが備えられており、上リンク部材9の先端部が第3ピン14を介して基枠側ブラケット7bに枢支連結され、下リンク部材10の先端部が第4ピン15を介してアーム側ブラケット3aに枢支連結されている。
そして、図1及び図2に示すように、昇降用リンク機構4は、油圧シリンダ5や基枠7の基枠側ブラケット7bとともに、上リンク部材9、下リンク部材10、並びに、昇降リンクアーム3におけるアーム側ブラケット3aが、リンク用カバー8にて覆われている。
前記油圧シリンダ5は、復動式のシリンダに構成されており、図3に示すように、そのシリンダ本体側が、前記第2ピン12を介して基枠側ブラケット7bに枢支連結され、ロッド側が、前記第3ピン14を介して昇降用リンク機構4に枢支連結されている。
そして、図9(a)に示すように、油圧シリンダ5を短縮させることにより、昇降用リンク機構4が車両V側に収納される収納姿勢に姿勢変更されて載置部Sが床面F上の上方位置に上昇移動し、図9(b)及び図9(c)に示すように、油圧シリンダ5を伸長させることにより、昇降用リンク機構4が車両V外方側に突出する突出姿勢に姿勢変更されて載置部Sが地面G上又はその近くの下方位置に下降移動するように構成されている。
そして、図9(a)に示すように、油圧シリンダ5を短縮させることにより、昇降用リンク機構4が車両V側に収納される収納姿勢に姿勢変更されて載置部Sが床面F上の上方位置に上昇移動し、図9(b)及び図9(c)に示すように、油圧シリンダ5を伸長させることにより、昇降用リンク機構4が車両V外方側に突出する突出姿勢に姿勢変更されて載置部Sが地面G上又はその近くの下方位置に下降移動するように構成されている。
第2ピン12と下リンク10とは一体回転するように連結され、載置部Sの対車両高さを検出するロータリエンコーダ16の検出軸が第2ピン12に一体回転するように連結されており、昇降用リンク機構4の姿勢が変更されて第2ピン12の回転するに応じてパルスを出力するように構成されている。
図6〜図8に示すように、前記載置部Sは、車椅子Cを載置支持する載置台1と、この載置台1を車両内外方向にスライド移動可能に保持する昇降枠2とを備えて構成されている。
前記昇降枠2は、後方側から見て上方が開放されたコの字形に形成されており、左右の側壁の上端部に昇降リンクアーム3の下端部が連結されている。
そして、昇降枠2の左右の一対の側壁部から内方に向けて横軸心周りに回転する前後一対のスライド用遊転ローラ25が突設され、かつ、左側の壁面部には、ピニオンギヤ26を備えたスライド用電動モータ27が取付けられ、右側の側面部には、内方に向けて上下軸心周りに回転する前後一対のガイド用遊転ロータ28が突設されている。尚、昇降リンクアーム3と支持枠2との取り付け部分が、支持枠用カバー13にて覆われている。
前記昇降枠2は、後方側から見て上方が開放されたコの字形に形成されており、左右の側壁の上端部に昇降リンクアーム3の下端部が連結されている。
そして、昇降枠2の左右の一対の側壁部から内方に向けて横軸心周りに回転する前後一対のスライド用遊転ローラ25が突設され、かつ、左側の壁面部には、ピニオンギヤ26を備えたスライド用電動モータ27が取付けられ、右側の側面部には、内方に向けて上下軸心周りに回転する前後一対のガイド用遊転ロータ28が突設されている。尚、昇降リンクアーム3と支持枠2との取り付け部分が、支持枠用カバー13にて覆われている。
図7及び図8に示すように、前記載置台1は、その左右の側部に若干形状の異なる左側レール部29と右側レール部30とが振り分けて形成され、かつ、外方に向けて横軸心周りに回転する支持用遊転ローラ31がそれぞれ突設されている。前記載置台1に設けられた左側レール部29には、前記スライド用遊転ローラ25が内嵌され、右側レール部30には、前記スライド用遊転ローラ25とガイド用遊転ローラ28とが内嵌されている。
そして、昇降枠2の側壁部に振り分けて設けられた合計4個のスライド用遊転ローラ25によって、載置台1が昇降枠2に対して前後方向にスライド可能に案内支持され、かつ、前記ガイド用遊転ローラ28によって、昇降枠2に対する載置台1の横揺れが防止されるように構成されている。
そして、昇降枠2の側壁部に振り分けて設けられた合計4個のスライド用遊転ローラ25によって、載置台1が昇降枠2に対して前後方向にスライド可能に案内支持され、かつ、前記ガイド用遊転ローラ28によって、昇降枠2に対する載置台1の横揺れが防止されるように構成されている。
前記左側レール部29にはラック32が内嵌する状態で固着され、そのラック32に前記ピニオンギヤ26が噛合されており、スライド用電動モータ27の正逆回転駆動により、載置台1に設けられた支持用遊転ローラ31が床面F上に設けられた左右一対のレール33上を転動して、前記載置台1が、図9(c)に示すような車両V内方の格納位置と、図9(b)に示すような車両Vから外方に突出する突出位置とにわたって、載置台1が昇降枠2に対してスライド移動操作されるように構成されている。
そして、この昇降枠2に対する載置台1のスライド移動は、支持枠2に対する載置台1の位置を検出する載置位置検出センサ17(図11参照)にて検出されており、詳細な説明は省略するが、載置位置検出センサ17は、複数のリミットスイッチ(図示せず)と検出片(図示せず)とで構成されて、載置台1が突出位置や収納位置にスライド移動して検出片がリミットスイッチに接触するに伴って検出信号を出力するように構成されている。
そして、この昇降枠2に対する載置台1のスライド移動は、支持枠2に対する載置台1の位置を検出する載置位置検出センサ17(図11参照)にて検出されており、詳細な説明は省略するが、載置位置検出センサ17は、複数のリミットスイッチ(図示せず)と検出片(図示せず)とで構成されて、載置台1が突出位置や収納位置にスライド移動して検出片がリミットスイッチに接触するに伴って検出信号を出力するように構成されている。
図6に示すように、前記昇降枠2の前端部には、板状の前受け止め体35が回動可能に枢着されており、この前受け止め体35は、図9に示すように、載置台1の昇降枠2に対する相対移動により、ほぼ水平になる収納姿勢と上方へ揺動した起立姿勢とに切り換えられるように構成されており、載置台1が突出位置にスライド移動するに伴って前受け止め体35が起立姿勢に切り換えられ、載置台1が収納位置にスライド移動するに伴って前受け止め体35が収納位置に切り換えられる。
前記載置台1の後端部には、後受け止め体36が回動可能に枢着されており、この後受け止め体36は、車椅子Cが載置台1より外方に移動するのを受け止め阻止すべく上方側に起立揺動させた阻止姿勢と、車椅子Cが載置台1から後ろ外方に移動するのを許容すべく後方側に向けて転倒揺動させた許容姿勢と、格納すべく前方側に転倒揺動させた格納姿勢とに切り換え操作可能に構成されている。
そして、後受け止め体36は、昇降枠2の左側壁部に設けられた切り換え操作用の手動レバー38の手動操作によって各姿勢に切り換え可能で、且つ、後受け止め体用電動モータ39(図11参照)の電動操作により阻止姿勢や許容姿勢に切り換えられるように構成されている。ちなみに、昇降枠2の左側壁部には手摺り37も設けられている。
そして、後受け止め体36は、昇降枠2の左側壁部に設けられた切り換え操作用の手動レバー38の手動操作によって各姿勢に切り換え可能で、且つ、後受け止め体用電動モータ39(図11参照)の電動操作により阻止姿勢や許容姿勢に切り換えられるように構成されている。ちなみに、昇降枠2の左側壁部には手摺り37も設けられている。
図1に示すように、前記載置部Sの上昇移動及び下降移動を指令する指令手段としてのペンダント式操作具18が設けられており、このペンダント式操作具18は、図11に示すように、載置部Sの下降移動を指令する下降ボタン18a、載置部Sの上昇移動を指令する上昇ボタン18b、後受け止め体36を許容姿勢への姿勢変更を指令する開きボタン18cとを備えて構成されており、各ボタンが押し操作されるに伴って指令情報を出力するように構成されている。
前記油圧シリンダ5の作動を制御する制御手段としての制御装置Hは、移動検出スイッチ42からの検出信号、ロータリエンコーダ16から出力されたパルス信号、載置位置検出センサ17からの検出信号、ペンダント式操作具18の指令情報が入力され、これらの情報に基づいて油圧シリンダ5、スライド用電動モータ27、後受け止め体用電動モータ39の作動を制御するように構成されている。ちなみに、油圧シリンダ5に作動油を供給する油圧ポンプ6にはポンプ用電動モータ19が連動連結されており、制御装置Hは、ポンプ用電動モータ19の作動を制御することにより油圧シリンダ5の作動を制御するように構成されている。
そして、制御装置Hは、前記ペンダント式操作具18からの指令情報及び前記移動検出スイッチ42からの検出情報に基づいて、前記移動検出スイッチ42にて前記基枠7における内方側端部が前記床面Fから上昇していないことが検出されている状態では前記ペンダント式操作具18の指令情報に基づいて前記載置部Sを昇降移動させ、且つ、前記移動検出スイッチ42にて前記基板7における内方側端部が前記床面Fから浮上していることが検出されている状態では前記ペンダント式操作具18からの指令情報に拘らず前記載置部Sの昇降移動を実行しないように前記油圧シリンダ5の作動を制御するように構成されている。
つまり、図4に示すように、前記基枠7における内方側端部が前記床面Fから上昇しておらず、移動検出スイッチ42にて基枠7における内方側端部が床面Fから上昇していないことが検出されている状態では、図9(a)に示すような載置部Sが下降位置に位置し且つ載置台1が突出位置に位置している状態でペンダント式操作具18の上昇ボタン18bが押し操作されると、図9(b)に示すように載置部Sを下降位置から上昇位置に上昇移動させた後、載置台1を突出位置から格納位置にスライド移動させ、また、図9(c)に示すような載置部Sが上昇位置に位置し且つ載置台1が格納位置に位置している状態でペンダント式操作具18の下降ボタン18aが押し操作されると、図9(b)に示すように、載置台1を格納位置から突出位置にスライド移動させた後、載置部Sを上昇位置から下降位置に下降移動させる。
しかし、図10に示すように、前記基枠7における内方側端部が前記床面Fから上昇しており、移動検出スイッチ42にて基枠7における内方側端部が床面Fから上昇していることが検出されている状態では、図9(a)に示すような載置部Sが下降位置に位置し且つ載置台1が突出位置に位置している状態で、ペンダント式操作具18の上昇ボタン18bが押し操作されても、載置部Sを下降位置に維持させて上昇移動させず、また、図9(c)に示すような載置部Sが上昇位置に位置し且つ載置台1が格納位置に位置している状態で、ペンダント式操作具18の下降ボタン18aが押し操作されても、載置部Sを上昇位置に維持させて下降移動しないように構成されている。
ちなみに、移動検出スイッチ42にて基枠7における内方側端部が床面Fから上昇していることが検出されている状態では、ペンダント式操作具18の上昇ボタン18bや下降ボタン18aが押し操作されたとしても、載置台1を格納位置や突出位置に維持させてスライド移動しないように構成されている。
しかし、図10に示すように、前記基枠7における内方側端部が前記床面Fから上昇しており、移動検出スイッチ42にて基枠7における内方側端部が床面Fから上昇していることが検出されている状態では、図9(a)に示すような載置部Sが下降位置に位置し且つ載置台1が突出位置に位置している状態で、ペンダント式操作具18の上昇ボタン18bが押し操作されても、載置部Sを下降位置に維持させて上昇移動させず、また、図9(c)に示すような載置部Sが上昇位置に位置し且つ載置台1が格納位置に位置している状態で、ペンダント式操作具18の下降ボタン18aが押し操作されても、載置部Sを上昇位置に維持させて下降移動しないように構成されている。
ちなみに、移動検出スイッチ42にて基枠7における内方側端部が床面Fから上昇していることが検出されている状態では、ペンダント式操作具18の上昇ボタン18bや下降ボタン18aが押し操作されたとしても、載置台1を格納位置や突出位置に維持させてスライド移動しないように構成されている。
〔別実施の形態〕
(1) 上記実施の形態では、移動検出手段42にて基板7における内方側端部が床面Fから上方に移動したことが検出されている状態では、指令手段18からの指令に関わらず載置部Sの昇降移動を実行しないように昇降駆動手段5の作動を制御するように構成したが、警報ランプや警報ブザー等の報知手段を設け、移動検出手段42にて基板7における内方側端部が床面Fから上方に移動したことが検出されている状態では、報知するように報知手段の作動を制御し且つ指令手段18からの指令に関わらず載置部Sの昇降移動を実行しないように昇降駆動手段5の作動を制御するように構成してもよく、また、移動検出手段42にて基板7における内方側端部が床面Fから上方に移動したことが検出されている状態では、報知するように報知手段の作動を制御し且つ指令手段18からの指令情報に基づいて載置部Sを昇降移動させるように昇降駆動手段5の作動を制御するように構成してもよい。
(1) 上記実施の形態では、移動検出手段42にて基板7における内方側端部が床面Fから上方に移動したことが検出されている状態では、指令手段18からの指令に関わらず載置部Sの昇降移動を実行しないように昇降駆動手段5の作動を制御するように構成したが、警報ランプや警報ブザー等の報知手段を設け、移動検出手段42にて基板7における内方側端部が床面Fから上方に移動したことが検出されている状態では、報知するように報知手段の作動を制御し且つ指令手段18からの指令に関わらず載置部Sの昇降移動を実行しないように昇降駆動手段5の作動を制御するように構成してもよく、また、移動検出手段42にて基板7における内方側端部が床面Fから上方に移動したことが検出されている状態では、報知するように報知手段の作動を制御し且つ指令手段18からの指令情報に基づいて載置部Sを昇降移動させるように昇降駆動手段5の作動を制御するように構成してもよい。
(2) 上記実施の形態では、移動検出手段42にて前記基枠7における内方側端部が前記床面Fから上昇していないことが検出されている状態で、指令手段18にて上昇移動又は下降移動が指令された際は、載置部Sを下降位置や上昇位置に昇降移動させるように昇降駆動手段5の作動を制御し、載置部Sの昇降途中に移動検出手段42にて基板7における内方側端部が床面Fから上方に移動していることが検出されている状態に切り換わったとしても、載置部Sを上昇位置又は下降位置まで昇降移動させるように昇降駆動手段5の作動を制御するように構成したが、移動検出手段42にて基板7における内方側端部が床面Fから上方に移動したことが検出されている状態に切り換わった場合には、載置部Sが昇降移動の途中であっても直ちに昇降移動の実行を停止させるように昇降駆動手段5の作動を制御するように構成してもよい。
また、図9(a)や図9(c)に示すような状態では、載置台1が地面Gにて支持されることや昇降用リンク機構4が収納姿勢に揺動することにより、固定部材41による連結固定が適正に行われていない場合や床面が上方に盛り上がるように変形しても、移動検出手段42にて基板7における内方側端部が床面Fから上方に移動していることが適切に検出されない場合があるので、載置部Sの昇降途中に移動検出手段42にて基板7における内方側端部が床面Fから上方に移動していることが検出されている状態に切り換わった後に、載置部Sを上昇位置又は下降位置まで昇降移動した場合は、移動検出手段42にて基枠7における内方側端部が床面Fから上昇していないことが検出されている状態でも、指令手段18からの指令情報に拘らず載置部Sの昇降移動を実行しないように昇降駆動手段5の作動を制御するように構成してもよい。
ちなみに、載置台1のスライド移動についても載置部Sの昇降移動と同様に、スライド用電動モータ27の作動を制御するように構成してもよい。
また、図9(a)や図9(c)に示すような状態では、載置台1が地面Gにて支持されることや昇降用リンク機構4が収納姿勢に揺動することにより、固定部材41による連結固定が適正に行われていない場合や床面が上方に盛り上がるように変形しても、移動検出手段42にて基板7における内方側端部が床面Fから上方に移動していることが適切に検出されない場合があるので、載置部Sの昇降途中に移動検出手段42にて基板7における内方側端部が床面Fから上方に移動していることが検出されている状態に切り換わった後に、載置部Sを上昇位置又は下降位置まで昇降移動した場合は、移動検出手段42にて基枠7における内方側端部が床面Fから上昇していないことが検出されている状態でも、指令手段18からの指令情報に拘らず載置部Sの昇降移動を実行しないように昇降駆動手段5の作動を制御するように構成してもよい。
ちなみに、載置台1のスライド移動についても載置部Sの昇降移動と同様に、スライド用電動モータ27の作動を制御するように構成してもよい。
(3) 上記実施の形態では、移動検出手段42を、接触式の移動検出スイッチにて構成したが、光学式の移動検出センサにて構成してもよく、移動検出手段42は基枠7における内方側端部が床面Fに対して上方に移動したか否かを検出することができる手段であればよい。
4 昇降用リンク機構
5 昇降駆動手段
7 基枠
18 指令手段
C 被載置体
F 床面
G 地面
H 制御手段
L 車両用昇降装置
S 載置部
V 車両
5 昇降駆動手段
7 基枠
18 指令手段
C 被載置体
F 床面
G 地面
H 制御手段
L 車両用昇降装置
S 載置部
V 車両
Claims (2)
- 車両の床面上に連結固定された基枠と、
被載置体を載置する載置部と、
先端部に支持した前記載置部を前記床面上に位置させるように前記車両側に収納される収納姿勢と前記載置部を地面上又はその近くに位置させるように前記車両外方側に突出する突出姿勢とに亘って起伏揺動自在に前記基枠に連結された昇降用リンク機構と、
前記基枠と前記昇降用リンク機構との間に設けられて、前記昇降用リンク機構を起伏揺動操作する昇降駆動手段とが設けられた車両用昇降装置であって、
前記基枠における前記車両内外方向の内方側端部が前記床面に対して上方に移動したか否かを検出する移動検出手段が備えられている車両用昇降装置。 - 前記載置部の上昇移動及び下降移動を指令する指令手段と、
前記昇降駆動手段の作動を制御する制御手段とが設けられ、
前記制御手段が、前記指令手段からの指令情報及び前記移動検出手段からの検出情報に基づいて、前記移動検出手段にて前記基枠における内方側端部が前記床面に対して上方に移動していないことが検出されている状態では前記指令手段の指令情報に基づいて前記載置部を昇降移動させ、且つ、前記移動検出手段にて前記基板における内方側端部が前記床面に対して上方に移動していることが検出されている状態では前記指令手段からの指令情報に拘らず前記載置部の昇降移動を実行しないように前記昇降駆動手段の作動を制御するように構成されている請求項1記載の車両用昇降装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007302156A JP2009126302A (ja) | 2007-11-21 | 2007-11-21 | 車両用昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007302156A JP2009126302A (ja) | 2007-11-21 | 2007-11-21 | 車両用昇降装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009126302A true JP2009126302A (ja) | 2009-06-11 |
Family
ID=40817653
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007302156A Pending JP2009126302A (ja) | 2007-11-21 | 2007-11-21 | 車両用昇降装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009126302A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111688582A (zh) * | 2020-07-27 | 2020-09-22 | 西安庆丰设备制造有限公司 | 一种福祉车上装装置 |
-
2007
- 2007-11-21 JP JP2007302156A patent/JP2009126302A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111688582A (zh) * | 2020-07-27 | 2020-09-22 | 西安庆丰设备制造有限公司 | 一种福祉车上装装置 |
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