JP2009127573A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エンジン自動停止・始動装置を備えたシステムにおいて、低コスト化の要求を満たしながら、エンジン自動停止の際にエンジン停止を速やかに検出できるようにする。
【解決手段】エンジン自動停止の際にエンジン回転速度が低下する過程で所定回転速度を通過するときのクランク角に基づいて停止判定時間(エンジン回転速度が所定回転速度を通過してからエンジン11の回転が停止するまでに要する時間)を算出し、エンジン回転速度が所定回転速度を通過してから停止判定時間が経過したときにエンジン11の回転が停止したと判定することで、エンジン11の回転が実際に停止するタイミングとほぼ同じタイミングでエンジン11の回転が停止したと判定する。これにより、エンジン11の停止を速やかに検出できると共に、エンジン11の逆転を検出可能な特殊なセンサ等を新たに設ける必要がなく、低コスト化の要求を満たすことができる。
【選択図】図1
【解決手段】エンジン自動停止の際にエンジン回転速度が低下する過程で所定回転速度を通過するときのクランク角に基づいて停止判定時間(エンジン回転速度が所定回転速度を通過してからエンジン11の回転が停止するまでに要する時間)を算出し、エンジン回転速度が所定回転速度を通過してから停止判定時間が経過したときにエンジン11の回転が停止したと判定することで、エンジン11の回転が実際に停止するタイミングとほぼ同じタイミングでエンジン11の回転が停止したと判定する。これにより、エンジン11の停止を速やかに検出できると共に、エンジン11の逆転を検出可能な特殊なセンサ等を新たに設ける必要がなく、低コスト化の要求を満たすことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、所定の自動停止条件が成立したときに内燃機関を自動停止させ、所定の自動始動条件が成立したときに内燃機関を自動始動させる内燃機関の制御装置に関する発明である。
近年、車両に搭載される内燃機関においては、燃費節減、排気エミッション低減等を目的として、自動停止・始動装置(いわゆるアイドリングストップ装置)を採用したものがある。この自動停止・始動装置は、運転者が車両を停車させて所定の自動停止条件が成立したときに内燃機関を自動的に停止させ、その後、運転者が車両を発進させようとする操作を行って所定の自動始動条件が成立したときに内燃機関を自動的に再始動させるようにしている。
また、特許文献1(特開2001−263147号公報)に記載されているように、内燃機関のクランク軸にモータジェネレータを連結した構成のハイブリッド車において、内燃機関の自動停止の際に、内燃機関の回転に連動して回転するモータジェネレータのレゾルバの出力信号に基づいて内燃機関の逆転(クランク軸の逆回転)を検出したときや、クランク角センサからの出力信号(パルス信号)が入力されることなく所定時間(例えば1.5sec)が経過したときに、内燃機関が停止したと判定するようにしたものがある。
特開2001−263147号公報(第2頁等)
一般に、内燃機関に設けられたクランク角センサでは、内燃機関の逆転を検出できないため、上記特許文献1に記載されたハイブリッド車では、内燃機関の回転に連動して回転するモータジェネレータのレゾルバを、内燃機関の逆転を検出する逆転検出手段として利用するようにしているが、このような逆転検出手段として利用可能なレゾルバ等のセンサを搭載していない車両では、内燃機関の逆転を検出可能な特殊なセンサ等を新たに設ける必要があり、低コスト化の要求を満たすことができないという問題がある。
また、上記特許文献1のように、クランク角センサからの出力信号が入力されることなく所定時間(例えば1.5sec)が経過したときに内燃機関が停止したと判定する停止判定システムでは、内燃機関が実際に停止しても、クランク角センサからの出力信号が入力されない状態が所定時間継続するまで待たないと、内燃機関の停止が検出されないため、内燃機関の実際の停止タイミングに対して停止検出タイミングが遅れてしまうという問題がある。
また、内燃機関の停止を検出してから自動始動を開始するシステムでは、内燃機関の実際の停止タイミングに対して停止検出タイミングの遅れが大きいと、自動停止の際に内燃機関の回転が停止する前に運転者の発進操作等によって自動始動要求が発生した場合に、自動始動要求が発生してから自動始動を開始するまでの遅れが大きくなってしまい、運転者に違和感(自動始動のもたつき感)を感じさせてしまうという問題がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、従って本発明の目的は、内燃機関の自動停止の際に内燃機関の停止を速やかに検出できると共に、低コスト化の要求を満たすことができる内燃機関の制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、所定の自動停止条件が成立したときに内燃機関を自動停止させ、所定の自動始動条件が成立したときに内燃機関を自動始動させる内燃機関の制御装置において、内燃機関の自動停止の際に内燃機関の回転速度が低下する過程で所定回転速度を通過するときのクランク角に基づいて内燃機関の回転が停止するまでに要する時間に相当する停止判定時間を停止判定時間算出手段により算出し、内燃機関の自動停止の際に内燃機関の回転速度が所定回転速度を通過してから停止判定時間が経過したときに内燃機関の回転が停止したと停止判定手段により判定するようにしたものである。
本発明者の実験結果によれば、内燃機関が停止する際に内燃機関の回転速度が低下する過程で所定回転速度を通過するときのクランク角と、内燃機関の回転速度が所定回転速度を通過してから内燃機関の回転が停止するまでに要する時間との間には、相関関係があることが判明した。
この相関関係から、内燃機関の自動停止の際に内燃機関の回転速度が所定回転速度を通過するときのクランク角を用いれば、内燃機関の回転速度が所定回転速度を通過してから内燃機関の回転が停止するまでに要する時間に相当する停止判定時間を精度良く算出することができる。このようにして求めた停止判定時間を用いて、内燃機関の回転速度が所定回転速度を通過してから上記停止判定時間が経過したときに内燃機関の回転が停止したと判定することで、内燃機関の回転が実際に停止するタイミングとほぼ同じタイミングで内燃機関の回転が停止したと判定することができ、内燃機関の停止を速やかに検出することができる。しかも、内燃機関の逆転を検出可能な特殊なセンサ等を新たに設ける必要がないため、低コスト化の要求も満たすことができる。
ところで、内燃機関が停止する際のスロットル開度によってポンピング損失や筒内圧が変化して、内燃機関の回転速度が所定回転速度を通過してから内燃機関の回転が停止するまでに要する時間が変化する。
そこで、請求項2のように、停止判定時間をスロットル開度に応じて補正するようにしても良い。このようにすれば、内燃機関が停止する際のスロットル開度に応じて、内燃機関の回転速度が所定回転速度を通過してから内燃機関の回転が停止するまでに要する時間が変化するのに対応して、停止判定時間を適正に補正することができる。これにより、内燃機関が停止する際のスロットル開度に左右されずに停止判定時間を精度良く設定することができ、内燃機関の停止判定精度を更に向上させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を具体化した一実施例を説明する。
まず、図1に基づいてエンジン制御システム全体の概略構成を説明する。
まず、図1に基づいてエンジン制御システム全体の概略構成を説明する。
内燃機関であるエンジン11の吸気管12の最上流部には、エアクリーナ13が設けられ、このエアクリーナ13の下流側に、吸入空気量を検出するエアフローメータ14が設けられている。このエアフローメータ14の下流側には、モータ15によって開度調節されるスロットルバルブ16と、このスロットルバルブ16の開度(スロットル開度)を検出するスロットル開度センサ17とが設けられている。
更に、スロットルバルブ16の下流側には、サージタンク18が設けられ、このサージタンク18に、吸気管圧力を検出する吸気管圧力センサ19が設けられている。また、サージタンク18には、エンジン11の各気筒に空気を導入する吸気マニホールド20が設けられ、各気筒の吸気マニホールド20の吸気ポート近傍に、それぞれ燃料を噴射する燃料噴射弁21が取り付けられている。また、エンジン11のシリンダヘッドには、各気筒毎に点火プラグ22が取り付けられ、各点火プラグ22の火花放電によって筒内の混合気に着火される。
一方、エンジン11の排気管23には、排出ガスの空燃比又はリッチ/リーン等を検出する排出ガスセンサ24(空燃比センサ、酸素センサ等)が設けられ、この排出ガスセンサ24の下流側に、排出ガスを浄化する三元触媒等の触媒25が設けられている。
また、エンジン11のシリンダブロックには、冷却水温を検出する冷却水温センサ26や、ノッキング振動を検出するノックセンサ29が取り付けられている。また、クランク軸27の外周側には、クランク軸27が所定クランク角回転する毎にパルス信号を出力するクランク角センサ28が取り付けられ、このクランク角センサ28の出力信号に基づいてクランク角やエンジン回転速度が検出される。
これら各種センサの出力は、制御回路(以下「ECU」と表記する)30に入力される。このECU30は、マイクロコンピュータを主体として構成され、内蔵されたROM(記憶媒体)に記憶された各種のエンジン制御プログラムを実行することで、エンジン運転状態に応じて燃料噴射弁21の燃料噴射量や点火プラグ22の点火時期を制御する。
また、ECU30は、後述する図2及び図3のエンジン自動停止・始動制御用の各ルーチンを実行することで、エンジン運転中で且つ停車中に自動停止条件が成立したときに、燃料噴射及び点火を停止させてエンジン11を自動的に停止させる停止制御を実行し、エンジン停止中で且つ運転者が車両を発進させようとする操作を行って自動始動条件が成立したときに、エンジン11を自動的に再始動させる始動制御を実行する。
その際、ECU30は、エンジン自動停止の際にエンジン回転速度NEが低下する過程で所定回転速度K(例えば200rpm)を通過するときのクランク角CRNK0 に基づいて停止判定時間DLY(エンジン回転速度NEが所定回転速度Kを通過してからエンジン11の回転が停止するまでに要する時間)を算出し、エンジン回転速度NEが所定回転速度Kを通過してから停止判定時間DLYが経過したときにエンジン11の回転が停止したと判定する。
本発明者の実験結果によると、エンジン11が停止する際にエンジン回転速度NEが低下する過程で所定回転速度Kを通過するときのクランク角CRNK0 と、エンジン回転速度NEが所定回転速度Kを通過してからエンジン11の回転が停止するまでに要する時間との間には、相関関係があることが判明した。
従って、エンジン11の自動停止の際にエンジン回転速度NEが所定回転速度Kを通過するときのクランク角CRNK0 を用いれば、エンジン回転速度NEが所定回転速度Kを通過してからエンジン11の回転が停止するまでに要する時間に相当する停止判定時間DLYを精度良く算出することができる。このようにして求めた停止判定時間DLYを用いて、エンジン回転速度NEが所定回転速度Kを通過してから停止判定時間DLYが経過したときにエンジン11の回転が停止したと判定することで、エンジン11の回転が実際に停止するタイミングとほぼ同じタイミングでエンジン11の回転が停止したと判定することができる。
以下、ECU30が実行する図2及び図3のエンジン自動停止・始動制御用の各ルーチンの処理内容を説明する。
[エンジン自動停止・始動制御ルーチン]
図2に示すエンジン自動停止・始動制御ルーチンは、ECU30の電源オン中に所定周期で実行される。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ101で、エンジン運転中であるか否かを判定し、次のステップ102で、自動停止要求が発生したか否かを判定する。ここで、自動停止要求は、例えば、ブレーキペダルが踏まれた状態で且つ車両が停止した状態が所定時間継続したときに発生する。
[エンジン自動停止・始動制御ルーチン]
図2に示すエンジン自動停止・始動制御ルーチンは、ECU30の電源オン中に所定周期で実行される。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ101で、エンジン運転中であるか否かを判定し、次のステップ102で、自動停止要求が発生したか否かを判定する。ここで、自動停止要求は、例えば、ブレーキペダルが踏まれた状態で且つ車両が停止した状態が所定時間継続したときに発生する。
上記ステップ101でエンジン運転中ではないと判定された場合、又は、上記ステップ102で自動停止要求が発生していないと判定された場合には、ステップ103、104の処理を飛び越してステップ105に進む。
一方、上記ステップ101でエンジン運転中であると判定され、且つ、上記ステップ102で自動停止要求が発生したと判定された場合には、自動停止条件が成立したと判断して、ステップ103に進み、燃料噴射及び点火を停止させてエンジン11を自動的に停止させる停止制御を実行する。
この後、ステップ104に進み、後述する図3のエンジン停止判定ルーチンを実行して、エンジン11の回転が停止したと判定したときにエンジン停止判定フラグENSTを「1」にセットする。
この後、ステップ105に進み、自動始動要求が発生したか否かを判定する。ここで、自動始動要求は、例えば、アクセルペダルが踏まれたとき、ブレーキペダルの踏み込みが解除されたとき、シフトレバーがPレンジからDレンジにシフトされたとき等に発生する。この後、ステップ106に進み、エンジン停止中であるか否かを、エンジン停止判定フラグENSTが「1」にセットされているか否かによって判定する。
上記ステップ105で自動始動要求が発生していないと判定された場合、又は、上記ステップ106でエンジン停止中ではない(ENST=0)と判定された場合には、ステップ107の処理を行うことなく、本ルーチンを終了する。
一方、上記ステップ105で自動始動要求が発生したと判定され、且つ、上記ステップ106でエンジン停止中である(ENST=1)と判定された場合には、自動始動条件が成立したと判断して、ステップ107に進み、エンジン11を自動的に再始動させる始動制御を実行する。
[エンジン停止判定ルーチン]
図3に示すエンジン停止判定ルーチンは、前記図2のエンジン自動停止・始動制御ルーチンのステップ104で実行されるサブルーチンである。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ201で、各種の運転パラメータ(エンジン回転速度NE、クランク角CRNK、スロットル開度TA等)を読み込む。
図3に示すエンジン停止判定ルーチンは、前記図2のエンジン自動停止・始動制御ルーチンのステップ104で実行されるサブルーチンである。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ201で、各種の運転パラメータ(エンジン回転速度NE、クランク角CRNK、スロットル開度TA等)を読み込む。
この後、ステップ202に進み、エンジン回転速度NEが所定回転速度K(例えば200rpm)よりも低くなったか否かによって、エンジン自動停止の際にエンジン回転速度NEが低下する過程で所定回転速度Kを通過したか否かを判定する。
このステップ202で、エンジン回転速度NEが所定回転速度K以上であると判定された場合には、まだエンジン回転速度NEが所定回転速度Kを通過していないと判断して、ステップ203に進み、マップ検索完了フラグFを「0」にリセット又は維持すると共に、エンジン回転速度NEが所定回転速度Kを通過した後の経過時間をカウントするためのカウンタCNTのカウント値を「0」にリセット又は維持する。このカウンタCNTは、所定時間毎にオートインクリメントされるカウンタである。
その後、上記ステップ202で、エンジン回転速度NEが所定回転速度Kよりも低いと判定された場合には、エンジン回転速度NEが所定回転速度Kを通過したと判断して、ステップ204に進み、マップ検索完了フラグFが「0」であるか否かを判定する。
エンジン回転速度NEが所定回転速度Kを通過した直後の1回目は、マップ検索完了フラグFが「0」であるため、このステップ204でマップ検索完了フラグFが「0」であると判定されて、ステップ205に進み、現在のクランク角CRNKを所定回転速度通過時のクランク角CRNK0 (エンジン回転速度NEが所定回転速度Kを通過したときのクランク角)とする。
この後、ステップ206に進み、図4に示す停止判定時間DLYのマップを参照して、所定回転速度通過時のクランク角CRNK0 に応じた停止判定時間DLY(エンジン回転速度NEが所定回転速度Kを通過してからエンジン11の回転が停止するまでに要する時間)を算出する。このステップ206の処理が特許請求の範囲でいう停止判定時間算出手段としての役割を果たす。
図4に示す停止判定時間DLYのマップは、予め実験データや設計データ等に基づいて設定され、ECU30のROMに記憶されている。尚、図4は、4気筒エンジンの場合の停止判定時間DLYのマップの一例を示したものであり、4気筒エンジンでは180℃A毎に圧縮行程を迎えて180℃A周期で停止判定時間DLYが変化するため、0〜180℃Aの範囲の停止判定時間DLYのみを図示している。
ところで、エンジン11が停止する際のスロットル開度TAによってポンピング損失や筒内圧が変化して、エンジン回転速度NEが所定回転速度Kを通過してからエンジン11の回転が停止するまでに要する時間が変化する。
そこで、図4に示す停止判定時間DLYのマップは、スロットル開度TAの領域毎に設定され、例えば、スロットル開度TAが所定開度Aよりも小さい場合には、図4中に実線αで示すマップを選択して停止判定時間DLYを算出し、スロットル開度TAが所定開度A以上の場合には、図4中に点線βで示すマップを選択して停止判定時間DLYを算出することで、スロットル開度TAに応じて停止判定時間DLYを補正する。これにより、エンジン11が停止する際のスロットル開度TAに応じて、エンジン回転速度NEが所定回転速度Kを通過してからエンジン11の回転が停止するまでに要する時間が変化するのに対応して、停止判定時間DLYを適正に補正する。更に、冷却水温や油温等の温度情報に応じて停止判定時間DLYを補正するようにしても良い。
このようにして、停止判定時間DLYを設定した後、ステップ207に進み、カウンタCNTのカウント値を「0」にリセット又は維持すると共に、マップ検索完了フラグFを「1」にセットする。
このステップ207で、マップ検索完了フラグFを「1」にセットした後は、上記ステップ204で、マップ検索完了フラグFが「0」ではないと判定されて、上記ステップ205〜207の処理を飛び越してステップ208に進む。
このステップ208では、カウンタCNTのカウント値(エンジン回転速度NEが所定回転速度Kを通過した後の経過時間)が停止判定時間DLY以上であるか否かによって、エンジン回転速度NEが所定回転速度Kを通過してから停止判定時間DLYが経過したか否かを判定する。
このステップ208で、カウンタCNTのカウント値が停止判定時間DLYに達していないと判定された場合には、エンジン回転速度NEが所定回転速度Kを通過してから停止判定時間DLYが経過していないと判断して、ステップ209に進み、まだエンジン11の回転が停止していないと判定して、エンジン停止判定フラグENSTを「0」に維持する。
その後、上記ステップ208で、カウンタCNTのカウント値が停止判定時間DLY以上であると判定されたときに、エンジン回転速度NEが所定回転速度Kを通過してから停止判定時間DLYが経過したと判断して、ステップ210に進み、エンジン11の回転が停止したと判定して、エンジン停止判定フラグENSTを「1」にセットする。
これらのステップ208〜210の処理が特許請求の範囲でいう停止判定手段としての役割を果たす。
以上説明した本実施例では、エンジン自動停止の際にエンジン回転速度NEが低下する過程で所定回転速度Kを通過するときのクランク角CRNK0 に基づいてエンジン11の回転が停止するまでに要する時間に相当する停止判定時間DLYを算出し、エンジン回転速度NEが所定回転速度Kを通過してから停止判定時間DLYが経過したときにエンジン11の回転が停止したと判定するようにしたので、エンジン11の回転が実際に停止するタイミングとほぼ同じタイミングでエンジン11の回転が停止したと判定することができ、エンジン11の停止を速やかに検出することができる。しかも、エンジン11の逆転を検出可能な特殊なセンサ等を新たに設ける必要がないため、低コスト化の要求も満たすことができる。
また、エンジン11の停止を検出してからエンジン11の自動始動を開始するシステムでは、エンジン11の実際の停止タイミングに対して停止検出タイミングの遅れが大きいと、自動停止の際にエンジン11の回転が停止する前に自動始動要求が発生した場合に、自動始動要求が発生してから自動始動を開始するまでの遅れが大きくなってしまい、運転者に違和感(自動始動のもたつき感)を感じさせてしまうが、本実施例では、エンジン11の実際の停止タイミングに対する停止検出タイミングの遅れを小さくする(又はほぼ0とする)ことができるため、自動始動要求が発生してから自動始動を開始するまでの遅れを小さくすることができ、運転者に違和感(自動始動のもたつき感)を感じさせずに済む。
更に、本実施例では、スロットル開度TAに応じて停止判定時間DLYを補正するようにしたので、エンジン11が停止する際のスロットル開度TAに応じて、エンジン回転速度NEが所定回転速度Kを通過してからエンジン11の回転が停止するまでに要する時間が変化するのに対応して、停止判定時間DLYを適正に補正することができる。これにより、エンジン11が停止する際のスロットル開度に左右されずに停止判定時間DLYを精度良く設定することができ、エンジン11の停止判定精度を更に向上させることができる。
しかしながら、エンジン11が停止する際のスロットル開度が毎回ほぼ同じ開度になる場合やスロットル開度TAの影響が小さい場合には、図5に示す停止判定時間DLYのマップを参照して、所定回転速度通過時のクランク角CRNK0 に応じた停止判定時間DLYを算出することで、スロットル開度TAに応じた停止判定時間DLYの補正を省略するようにしても良い。
また、上記実施例では、エンジン11のみを動力源とする車両に本発明を適用したが、エンジンとモータを動力源とするハイブリッド車に本発明を適用しても良く、要は、自動停止条件が成立したときにエンジンを自動停止させ、自動始動条件が成立したときにエンジンを自動始動させるエンジン自動停止・始動装置を搭載した車両に広く適用して実施できる。
11…エンジン(内燃機関)、12…吸気管、16…スロットルバルブ、17…スロットル開度センサ、21…燃料噴射弁、22…点火プラグ、23…排気管、28…クランク角センサ、30…ECU(停止判定時間算出手段,停止判定手段)
Claims (2)
- 所定の自動停止条件が成立したときに内燃機関を自動停止させ、所定の自動始動条件が成立したときに内燃機関を自動始動させる内燃機関の制御装置において、
内燃機関の自動停止の際に内燃機関の回転速度が低下する過程で所定回転速度を通過するときのクランク角に基づいて内燃機関の回転が停止するまでに要する時間に相当する停止判定時間を算出する停止判定時間算出手段と、
内燃機関の自動停止の際に内燃機関の回転速度が前記所定回転速度を通過してから前記停止判定時間が経過したときに内燃機関の回転が停止したと判定する停止判定手段と
を備えていることを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記停止判定時間算出手段は、前記停止判定時間をスロットル開度に応じて補正することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007305241A JP2009127573A (ja) | 2007-11-27 | 2007-11-27 | 内燃機関の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2007305241A JP2009127573A (ja) | 2007-11-27 | 2007-11-27 | 内燃機関の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009127573A true JP2009127573A (ja) | 2009-06-11 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2007305241A Pending JP2009127573A (ja) | 2007-11-27 | 2007-11-27 | 内燃機関の制御装置 |
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016136014A (ja) * | 2015-01-23 | 2016-07-28 | トヨタ自動車株式会社 | エンジン始動装置 |
| JP2016173072A (ja) * | 2015-03-17 | 2016-09-29 | トヨタ自動車株式会社 | 多気筒内燃機関の制御装置 |
-
2007
- 2007-11-27 JP JP2007305241A patent/JP2009127573A/ja active Pending
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| CN105986913A (zh) * | 2015-03-17 | 2016-10-05 | 丰田自动车株式会社 | 多缸内燃机的控制装置 |
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