JP2009131902A - 基板の接合装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数枚の基板の全面を均一に加熱することができ、この加熱の際に、基板への加圧をも均一な分布加重として施すことができる接合装置を提供する。
【解決手段】複数枚の基板a、bを挟着する上下2枚の導電性板状体2、4が所要の間隔を有して配置される。下側および上側の導電性板状体4、2は、何れもその両端を電極に接続されており、その一方の導電性板状体2は、絶縁体12を介して導電性板状体2とは別体であって該導電性板状体2とは独立に移動可能な加重受け10に連接され、該加重受け10には昇降機構14が連接している。
【選択図】図1
【解決手段】複数枚の基板a、bを挟着する上下2枚の導電性板状体2、4が所要の間隔を有して配置される。下側および上側の導電性板状体4、2は、何れもその両端を電極に接続されており、その一方の導電性板状体2は、絶縁体12を介して導電性板状体2とは別体であって該導電性板状体2とは独立に移動可能な加重受け10に連接され、該加重受け10には昇降機構14が連接している。
【選択図】図1
Description
この発明は、基板の接合装置に係り、詳しくは重ね合わせた複数枚の基板を平面加熱によって、熱変形のおそれがなく、均一に加圧、加熱接合することができる接合装置に関するものである。
基板の接合方法としては、従来から図2のように、基板a、bを載置する支持台82と、この支持台82の上方に所要の間隔を有して対向するように配置されている加重受け84と、上記所要の間隔を有して対向する支持台82と加重受け84の間の両側面側に縦方向に配置されている加熱源(ヒータ)86、86と、上記支持台82に載置された基板a、bの加熱接合時に基板a、bに加重を付与するために、ロッド90を介して上記加重受け84に昇降機構88が取り付けられた加熱接合装置が用いられている。
そして、支持台82上に基板a、bを重ね合わせたのち、上方の加重受け84を昇降機構88により下降させ、基板a上に当接させて基板a、bを加圧し、同時に加熱源(ヒータ)86、86に通電することによって、基板a、bを接合する方法が行われている。また、上記において、支持台82にもロッド90aを介して昇降機構88aが取り付けられ、加熱接合の際に基板a、bを両面から加圧する方法も行われている。
しかしながら、この接合においては、基板a、bに対する加熱が外周加熱源86、86からの間接加熱であり、しかも加熱室内全体に熱が放散するため、基板a、bの接合に要する温度に達するするまでに熱ロスが大きく、また基板の温度分布にもバラツキが生じて基板a、bの完全な接合には非常に長時間を要し、さらに、接合後の冷却時間も長くかかるという問題がある。
また、基板同志の接合における上記のような問題を解消する方法として、近年、基板の全面を均一に加熱する方法や装置が提案されている(特許文献1および2)。
特開平8−110504号公報 ([0007]、[0015])
特開平8−136937号公報 (請求項1、2、[0014])
上記の開示文献は、何れも基板同志の接合における基板の全面を均一に加熱する方法として、通電により発熱する発熱体を用いるというものであるが、発熱体は、耐熱性を有するセラミック、石英、合成樹脂材等の絶縁物の薄板に炭素を印刷して面状発熱体の形態に形成したものをステンレスの薄板表面に貼り付け固定したものである。しかしながら、この発熱体における導電体は、絶縁物の薄板にカーボンをパターン状に印刷されたものであるため、発熱体が面状発熱体とはいっても、導電体のある部分とない部分では温度差があり、基板の全面を均一な温度で加熱することは困難である。また、高温(200℃程度)になると、絶縁物とヒータとなるカーボンの熱膨張差によって、ヒータが破損したり、あるいは加熱時に大きな加重をかけると、絶縁物が破損するなどの問題がある。
この発明は、上述したような従来の技術の問題点を解消して、基板の全面に対して均一な温度分布をもって均一に加熱できるとともに、その際に均一な加重を付与することで短時間で基板の接合を行うことのできる装置を提供するものである。
本願の請求項1に係る記載の接合装置は、重ね合わせた複数枚の基板を加熱、加圧によって接合する基板の接合装置であって、複数枚の基板を挟着する上下2枚の導電性板状体が所要の間隔を有して配置され、上記複数枚の基板を載置する下側の導電性板状体および該下側の導電性板状体に載置された上記複数枚の基板を押圧する上側の導電性板状体は、何れもその両端を電極に接続されており、上記上側の導電性板状体は、絶縁体を介して該上側の導電性板状体とは別体であって該上側の導電性板状体とは独立に移動可能な加重受けに連接され、該加重受けには昇降機構が連接していることを特徴とするものである。
本願請求項2に係る記載の接合装置は、重ね合わせた複数枚の基板を加熱、加圧によって接合する基板の接合装置であって、複数枚の基板を挟着する上下2枚の導電性板状体が所要の間隔を有して配置され、上記複数枚の基板を載置する下側の導電性板状体および該下側の導電性板状体に載置された上記複数枚の基板を押圧する上側の導電性板状体は、何れもその両端を電極に接続されており、上記下側の導電性板状体は、絶縁体を介して該下側の導電性板状体とは別体であって該下側の導電性板状体とは独立に移動可能な加重受けに連接され、該加重受けには昇降機構が連接していることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2において、導電性板状体がカーボン板状体であることを特徴とし、請求項4に記載の発明は、基板が金属、半導体、絶縁物からなり、それらの同種または異種の組合せであることを特徴とする。
上記請求項1に記載の発明によれば、接合しようとする少なくとも2枚の基板を挟着した上側の導電性の板状体に、当該板状体とは別体であって当該板状体と独立に移動可能な加重受けにより加重を加えつつ、電極より通電して該板状体を発熱させることにより、短い昇温時間で基板全面に均一に熱が伝播して温度分布が良好であり、また導電性の板状体を用いることにより、基板の熱変形も殆ど生ずることがなく、さらに導電性の板状体を用いることで、これがクッションの役目を果して、均一に加圧するこができるので、基板全面を均一に加圧接合することができるのである。
上記請求項2に記載の発明によれば、接合しようとする少なくとも2枚の基板を挟着した下側の導電性の板状体に、当該板状体とは別体であって当該板状体と独立に移動可能な加重受けにより加重を加えつつ、電極より通電して該板状体を発熱させることにより、短い昇温時間で基板全面に均一に熱が伝播して温度分布が良好であり、また導電性の板状体を用いることにより、基板の熱変形も殆ど生ずることがなく、さらに導電性の板状体を用いることで、これがクッションの役目を果して、均一に加圧するこができるので、基板全面を均一に加圧接合することができるのである。
以上説明したように、この発明によれば、通電によって発熱するカーボン板状体のような導電性板状体を用いることによって、挟着した少なくとも2枚の基板の全面を短時間で均一に加熱できるとともに、この挟着によって加熱の際の基板への加圧も均一な分布加重で施すことができて良好な接合を可能とするのである。
以下、本発明の実施の形態の一例を図に基づいて説明する。図1は、基板接合装置の概略をし、少なくとも2枚の重ね合わせた基板を加圧、加熱して接合するものである。図において、2は上側の導電性板状体であって、その両端に電極6、6が接続されている。また、4は上記上側の導電性板状体2と所要の間隔を有して配置されている下側の導電性板状体であって、同じように電極8、8がその両端に配置されている。
10は、絶縁体12上に取り付けた加重受けで、昇降機構14によって昇降し、上側の導電性板状体2上に接触してこれを加圧することができるようになっている。接合される基板a、bが載置される下側の導電性板状体4には、その下面に絶縁体18を介して加重受け16が取り付けられてあり、昇降機構20によって作動するように構成されている。
上述した接合装置の動作について説明すると、下側の導電性板状体4に対して上側の導電性板状体2を若干の間隔を有するように配置した状態で、下側の導電性板状体4上に接合しようとする基板a、bを重ね合わせて載置したのち、上側の導電性板状体2を下降させて、両板状体2、4で基板a、bを挟着する。その後、昇降機構14により絶縁体12が上側の導電性板状体2に当接するまで加重受け10を下降させる。次いで、加重受け10をさらに下降させると同時に、下側の導電性板状体4に当接している加重受け16をも昇降機構20で押し上げて両加重受け10、16で両板状体2、4を加圧しながら、両板状体2、4に電極6、8から電流を流し、両板状体2、4を発熱させることで基板a、bを加熱して接合させるのである。
上記において、導電性板状体2、4としては、カーボン板あるいはステンレスのような導電性材料の板状体を用い、それらに通電して発熱させるので、熱容量が小さいために昇温時間が早いだけでなく、加圧によって板状体が基板全面を均一に押圧した状態で直接に面加熱接合するので、基板上の温度分布良好で基板の熱変形がなく、良好な接合基板を得ることができる。
また、接合する基板としては、Ni、Sn、Cu、Be、Fe等の金属板状体、Si、Ge、Si化合物、GaAs、GaP、ITO(InSnO3 )等の半導体、Al2O3、ZrO2、SiNx、SiO2等の絶縁体(セラミックス)がある。この基板の接合は、図1においてはa、b2枚の接合の例を示したが、3枚以上であっても同様に接合することができる。そして、図1に示す装置による接合は、真空中、大気中何れの雰囲気であっても実施可能である。さらに、基板の間にシール材やスペーサが介在する場合であっても同じように実施することが可能である。加重受けの一方側に取り付けられている絶縁体は、発熱した熱の加重受けへの熱伝導を防ぐためのものであり、磁器、石英、アクリル樹脂やポリスチレン樹脂、などの板状体が用いられる。
a、b 基板、
2、4 導電性板状体、
6、8 電極、
10、16 加重受け、
12、18 絶縁体、
14、20 昇降機構。
2、4 導電性板状体、
6、8 電極、
10、16 加重受け、
12、18 絶縁体、
14、20 昇降機構。
Claims (4)
- 重ね合わせた複数枚の基板を加熱、加圧によって接合する基板の接合装置であって、
複数枚の基板を挟着する上下2枚の導電性板状体が所要の間隔を有して配置され、
上記複数枚の基板を載置する下側の導電性板状体および該下側の導電性板状体に載置された上記複数枚の基板を押圧する上側の導電性板状体は、何れもその両端を電極に接続されており、
上記上側の導電性板状体は、絶縁体を介して該上側の導電性板状体とは別体であって該上側の導電性板状体とは独立に移動可能な加重受けに連接され、該加重受けには昇降機構が連接していることを特徴とする接合装置。 - 重ね合わせた複数枚の基板を加熱、加圧によって接合する基板の接合装置であって、
複数枚の基板を挟着する上下2枚の導電性板状体が所要の間隔を有して配置され、
上記複数枚の基板を載置する下側の導電性板状体および該下側の導電性板状体に載置された上記複数枚の基板を押圧する上側の導電性板状体は、何れもその両端を電極に接続されており、
上記下側の導電性板状体は、絶縁体を介して該下側の導電性板状体とは別体であって該下側の導電性板状体とは独立に移動可能な加重受けに連接され、該加重受けには昇降機構が連接していることを特徴とする接合装置。 - 導電性板状体がカーボン板状体であることを特徴とする請求項1または2に記載の接合装置。
- 基板が金属、半導体、絶縁物からなり、それらの同種または異種の組合せであることを特徴とする請求項1または2に記載の接合装置。
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|---|---|---|---|---|
| JP2011088212A (ja) * | 2009-10-22 | 2011-05-06 | Qinghua Univ | 物の接合方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08110504A (ja) * | 1994-10-13 | 1996-04-30 | Shinetsu Eng Kk | 液晶表示板用ガラス基板の加熱装置 |
| JP2001117081A (ja) * | 1999-10-18 | 2001-04-27 | Ibiden Co Ltd | 液晶表示板用の基板の加熱装置 |
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2008
- 2008-12-27 JP JP2008335522A patent/JP2009131902A/ja active Pending
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