JP2009144831A - 電磁弁 - Google Patents
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Abstract
【課題】コイルに接続した配線とセンサに接続した配線とを取りまとめて、被装着体の一方側から他方側に導出し、配線の取り扱いを容易にした電磁弁を得る。
【解決手段】ガスタンク1の装着孔2に装着されガスタンク1の一方側と他方側とを連通する流通路104が形成された装着体8を備えると共に、弁体54,67と、弁体54,67を移動させる可動鉄心64と、コイル73への通電により可動鉄心64を吸引する固定鉄心76とを有する弁ユニット20を備え、装着体8の一方の端に弁ユニット20を取り付ける。弁ユニット20を覆うカバー部材86を装着体8に装着し、カバー部材86にセンサ112を取り付る。センサ112の配線146をカバー部材86内に気密に挿入し、コイル73の配線106とセンサ112の配線146とを装着体8に貫通形成した配線挿通孔108,146に挿通し、配線106,142をガスタンク1の外部に導出した。
【選択図】図1
【解決手段】ガスタンク1の装着孔2に装着されガスタンク1の一方側と他方側とを連通する流通路104が形成された装着体8を備えると共に、弁体54,67と、弁体54,67を移動させる可動鉄心64と、コイル73への通電により可動鉄心64を吸引する固定鉄心76とを有する弁ユニット20を備え、装着体8の一方の端に弁ユニット20を取り付ける。弁ユニット20を覆うカバー部材86を装着体8に装着し、カバー部材86にセンサ112を取り付る。センサ112の配線146をカバー部材86内に気密に挿入し、コイル73の配線106とセンサ112の配線146とを装着体8に貫通形成した配線挿通孔108,146に挿通し、配線106,142をガスタンク1の外部に導出した。
【選択図】図1
Description
本発明は、コイルへの通電により可動鉄心を固定鉄心に吸引し、可動鉄心により弁体を移動して流体を制御する弁ユニットを装着体に取り付けた電磁弁、特に、燃料電池車に搭載され、高圧水素ガスを充填したガスタンク等の被装着体に装着体を装着し、装着体に形成された流通路を通る高圧ガスを制御する電磁弁に関する。
従来より、例えば、燃料電池車に搭載され、高圧水素ガスを充填したガスタンクからの高圧ガスの供給を制御する電磁弁が知られている。このような電磁弁として、特許文献1にあるように、ガスタンク内に電磁弁を配置するために、コイルを配置した電磁弁筐体を、コイルがガスタンク内部に位置するように、ガスタンクの外部から内部へ貫通して設け、筐体内にコイルからガスタンク外への配線部を設け、コイルに接続した配線を配線部を経由してガスタンク外へ引き出し、配線部にシールを施したものが提案されている。
また、特許文献2にあるように、ガスタンク内の水素ガスの残容量の検出等に用いるため、ガスタンク内の水素ガス温度を検出するセンサをガスタンクのシェル内に配置している。そして、センサに接続した配線を、ガスタンクのシェルを挿通してガスタンクの外部に導出している。
特開2003−240148号
特開2003−270056号
しかしながら、こうした従来のものでは、コイルに接続した配線を、配線部を経由してガスタンクの外部に導出すると共に、ガスタンク内の水素ガス温度等の流体状態を検出するセンサを配置した場合には、コイルに接続した配線とは別にセンサに接続した配線をガスタンクの外部に導出しなければならない。このため、コイルに接続した配線とセンサに接続した配線とをそれぞれガスタンクの外部に導出しなければならず、配線の取り扱いが面倒で煩雑になるという問題があった。
本発明の課題は、コイルに接続した配線とセンサに接続した配線とを取りまとめて、被装着体の一方側から他方側に導出し、配線の取り扱いを容易にした電磁弁を提供することにある。
かかる課題を達成すべく、本発明は課題を解決するため次の手段を取った。即ち、
被装着体に形成された装着孔に装着され前記被装着体の一方側と他方側とを連通する流通路が形成された装着体を備えると共に、
移動自在な弁体と、移動自在に支持され前記弁体を移動させる可動鉄心と、コイルへの通電により前記可動鉄心を吸引する固定鉄心とを有する弁ユニットを備え、前記装着体の一方の端に前記弁ユニットを取り付け、前記流通路を通る流体を制御する電磁弁において、
前記被装着体に対して前記弁ユニット側に流体状態を検出するセンサを配置し、
前記コイルに接続した配線を前記装着体に前記装着体の一方の端側から他方の端側に貫通形成した配線挿通孔に挿通し、前記センサに接続した配線を前記装着体に前記装着体の一方の端側から他方の端側に貫通形成した配線挿通孔に挿通して、前記被装着体に対して前記両配線を前記被装着体の一方側から他方側に導出し、
かつ、前記弁ユニットを覆い前記装着体に装着されたカバー部材を設け、前記カバー部材に前記カバー部材内に流入する流体に混入する異物を捕捉するフィルタ部材を取り付けると共に、前記カバー部材の外側に前記センサを配置し、前記センサからの前記配線を前記カバー部材内に気密に挿入すると共に、前記カバー部材と前記弁ユニットとの間に空けられ前記カバー部材内に流入した液体を流通する間隙を通して前記配線挿通孔に挿通したことを特徴とする電磁弁がそれである。
被装着体に形成された装着孔に装着され前記被装着体の一方側と他方側とを連通する流通路が形成された装着体を備えると共に、
移動自在な弁体と、移動自在に支持され前記弁体を移動させる可動鉄心と、コイルへの通電により前記可動鉄心を吸引する固定鉄心とを有する弁ユニットを備え、前記装着体の一方の端に前記弁ユニットを取り付け、前記流通路を通る流体を制御する電磁弁において、
前記被装着体に対して前記弁ユニット側に流体状態を検出するセンサを配置し、
前記コイルに接続した配線を前記装着体に前記装着体の一方の端側から他方の端側に貫通形成した配線挿通孔に挿通し、前記センサに接続した配線を前記装着体に前記装着体の一方の端側から他方の端側に貫通形成した配線挿通孔に挿通して、前記被装着体に対して前記両配線を前記被装着体の一方側から他方側に導出し、
かつ、前記弁ユニットを覆い前記装着体に装着されたカバー部材を設け、前記カバー部材に前記カバー部材内に流入する流体に混入する異物を捕捉するフィルタ部材を取り付けると共に、前記カバー部材の外側に前記センサを配置し、前記センサからの前記配線を前記カバー部材内に気密に挿入すると共に、前記カバー部材と前記弁ユニットとの間に空けられ前記カバー部材内に流入した液体を流通する間隙を通して前記配線挿通孔に挿通したことを特徴とする電磁弁がそれである。
その際、前記センサを前記弁ユニットに取り付けるボルトを備え、前記ボルトは前記カバー部材を貫通して、前記カバー部材をも前記弁ユニットに取り付ける構成としてもよい。また、前記センサは、弾性変形可能な一対の腕部を離間して突出させた支持部材と、流体状態を検出する検出体とを備え、一対の前記腕部の間に前記検出体を挟持した構成としてもよい。
本発明の電磁弁は、コイルとセンサとに接続された配線を、装着体に形成した配線挿通孔から取りまとめて被装着体の一方側から他方側に導出できるので、配線の取り扱いを容易にすることができ、また、センサに接続した配線をカバー部材内に気密を保って引き込むことにより、流体に混入した異物をフィルタ部材で捕捉すると共に、配線がカバー部材を通る箇所を介して異物がカバー部材に侵入することを防止でき、カバー部材で覆った弁ユニットの異物に起因する動作不良の発生を良好に防止でき、また、カバー部材内に挿入したセンサからの配線を、カバー部材と弁ユニットとの間に空けられカバー部材内に流入した流体を流通する間隙を通したので、配線を挿通する箇所と流体を流通する箇所とを兼用でき、小型化を図ることができるという効果を奏する。
また、センサは、カバー部材を弁ユニットに取り付けるボルトを兼用してセンサを取り付けることにより、部品点数を削減して構成の簡略化を図ることができる。
更に、センサを支持部材の一対の腕部の弾性力により挟持することにより、検出体を容易かつ確実に取り付けることができる。
更に、センサを支持部材の一対の腕部の弾性力により挟持することにより、検出体を容易かつ確実に取り付けることができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、1は被装着体としてのガスタンクで、本実施形態では、高圧水素ガスが充填される。ガスタンク1には、装着孔2が形成されており、装着孔2はガスタンク1の内部と外部と(一方側と他方側と)を連通するように貫通形成されている。装着孔2には、雌ねじ部4が形成されると共に、雌ねじ部4に連接してストレート孔部6が形成されている。
図1に示すように、1は被装着体としてのガスタンクで、本実施形態では、高圧水素ガスが充填される。ガスタンク1には、装着孔2が形成されており、装着孔2はガスタンク1の内部と外部と(一方側と他方側と)を連通するように貫通形成されている。装着孔2には、雌ねじ部4が形成されると共に、雌ねじ部4に連接してストレート孔部6が形成されている。
装着孔2には、ガスタンク1の外部から内部に向かって装着体8が挿入されて装着されている。装着体8には、雌ねじ部4に螺入される雄ねじ部10が形成されると共に、ストレート孔部6に嵌入されるストレート軸部12が形成されている。
装着体8は、その先端がガスタンク1の内部にまで達する長さに形成されており、装着体8には、ガスタンク1の内側端部から軸方向にねじ孔16、ねじ孔16に連設した挿入孔18が形成されている。更に、挿入孔18に連設して貫通孔19が形成されて、ガスタンク1の内部と外部と(一方側と他方側と)を連通している。装着体8には、ガスタンク1の内部の先端側に弁ユニット20が取り付けられて、装着体8と弁ユニット20とにより電磁弁21が構成されている。
弁ユニット20は弁本体22を備え、弁本体22は第1弁本体部材24と磁性材からなる第2弁本体部材26とを備えている。第1弁本体部材24には、円柱状の凸部28が突出形成されており、装着体8の挿入孔18に凸部28が嵌入されると共に、凸部28に形成されたねじ軸部30がねじ孔16に螺入されて、弁ユニット20が装着体8に固定されている。尚、凸部28にはOリング31が装着されて、洩れ止めが図られている。
凸部28には、その軸方向に連通孔36が形成されて、貫通孔19に連通されている。第1弁本体部材24には、連通孔36に連設して、小径孔38、大径孔40、ねじ孔42がガスタンク1の内側に向かって順に形成されている。小径孔38には、連通孔36に連通する接続孔44と主弁座46とが形成された弁座部材48が挿入されている。
大径孔40には第2弁本体部材26が挿入されると共に、ねじ孔42に第2弁本体部材26が螺着されている。第2弁本体部材26には軸方向に摺動孔50が形成されると共に、摺動孔50に連設して収装孔52がガスタンク1の内側に向かって順に形成されている。
図2に示すように、摺動孔50には、主弁体54が軸方向に摺動自在に挿入されており、主弁体54の外周には、軸方向に沿って複数の溝56が形成されている。主弁体54は、摺動孔50内を摺動して、主弁座46に着座・離間することができるように構成されている。主弁体54には、中央に小径孔58が貫通形成されており、小径孔58は、パイロット弁座60を介して後述する第2摺動孔66に連通されている。
第2弁本体部材26には、非磁性材からなるガイドチューブ62が結合されている。ガイドチューブ62は円筒状で、その内径は第2弁本体部材26の収装孔52とほぼ同径に形成され、ガイドチューブ62の一端開口側が第2弁本体部材26に溶接により収装孔52と同軸上で結合され、収装孔52がガイドチューブ62内に延長されている。収装孔52には、可動鉄心64が軸方向に摺動自在に挿入されている。
可動鉄心64側の主弁体54の端面には、円筒状の突部65が可動鉄心64に向かって軸方向に突出・形成されており、突部65には軸方向に第2摺動孔66が形成されている。第2摺動孔66は主弁体54を摺動孔50に挿入した際に、摺動孔50と第2摺動孔66とが同軸上となるように形成されている。尚、突部65は主弁体54と一体に形成してもよい。
第2摺動孔66には、パイロット弁体67が軸方向に摺動可能に挿入されている。パイロット弁体67は、第2摺動孔66内を摺動して、パイロット弁座60に着座・離間できるように構成されている。また、突部65には、収装孔52と第2摺動孔66とを連通する貫通孔65aが径方向に穿設されている。主弁体54側の可動鉄心64の端面には、有底孔68が軸方向に形成されており、有底孔68には突部65が径方向に隙間69を空けて挿入されている。
可動鉄心64には、径方向に有底孔68を貫通するピン70が挿入されており、ピン70はパイロット弁体67に径方向に貫通形成された挿入孔67aに挿通され、可動鉄心64とパイロット弁体67とを摺動方向に多少の遊びを持って係合している。また、ピン70は突部65に径方向に貫通形成された貫通孔71に挿入されて、可動鉄心64と主弁体54とを摺動方向に遊びを持って係合している。
挿入孔67aの内径はピン70の外径よりも少し大きく、また、貫通孔71の内径はピン70の外径よりも大きいが、挿入孔67aの内径は貫通孔71の内径よりも小さく、ピン70と挿入孔67aとの間の遊びは、ピン70と貫通孔71との間の遊びよりも小さくなるように形成されている。
第2弁本体部材26の外周には、磁性材からなる環状部材72が装着されており、ガイドチューブ62の外周には、コイル73が装着されている。コイル73はボビン74に電線が巻かれた周知のものである。ガイドチューブ62には、ガイドチューブ62の他端側開口から固定鉄心76が挿入されて、可動鉄心64と固定鉄心76とが対向するように構成されている。
コイル73の外側を覆って有底筒状のヨーク78が設けられており、固定鉄心76はヨーク78の底壁を貫通してガイドチューブ62内に挿入されると共に、固定鉄心76はヨーク78に螺着されて結合されている。また、ヨーク78は第1弁本体部材24の雄ねじ部80に螺着されて結合されている。
可動鉄心64と固定鉄心76との間には、コイルスプリング82が配置されており、コイルスプリング82の付勢力により、可動鉄心64が移動されて主弁体54が主弁座46に着座及びパイロット弁体67がパイロット弁座60に着座する方向に付勢されている。また、ボビン74とヨーク78との間には、波形に形成された座金84が介装されている。
ガスタンク1の内側に突出された装着体8の端部には、弁ユニット20の外側を覆う有底筒状のカバー部材86が装着されている。その先端は、装着体8に装着されたOリング88により漏れ止めが図られている。カバー部材86の外径は、装着体8のストレート軸部12の外径と同じか、それよりも小さくなるように、装着体8の外径が小さくされて、カバー部材86が装着体8の外周に装着されている。
カバー部材86の軸方向端には、図5に示すように、配線用開口86aと複数の流通用開口86bとが穿設されており、軸方向中心には取付孔86cが穿設されている。カバー部材86の端には、円盤状の押さえ部材92が配置されており、カバー部材86の端と押さえ部材92との間には、ガスケット部材94、平板状のフィルタ部材95が挟持されている。
押さえ部材92には、配線用開口86aと同軸上に配線用開口92aが、また、複数の流通用開口86bと同軸上にそれぞれ複数の流通用開口92bが形成されており、更に、取付孔86cと同軸上に取付孔92cが形成されている。
ガスケット部材94には、配線用開口86a及び取付孔86cに対応してこれらを繋いだような切欠94aが、また、複数の流通用開口86bと同軸上にそれぞれ複数の流通用開口94bが形成されている。フィルタ部材95には、配線用開口86aに対応したU字状の配線用切欠95aが、また、取付孔86cと同軸上に取付孔95bが形成されている。
カバー部材86、押さえ部材92、ガスケット部材94、フィルタ部材95を貫通するボルト96が固定鉄心76に螺入されて、カバー部材86、押さえ部材92、ガスケット部材94、フィルタ部材95が固定鉄心76に固定されている。フィルタ部材95は、ガスタンク1に充填された高圧ガスに混入した異物を捕捉できるものである。
一方、図1に示すように、第2弁本体部材26には収装孔52に連通して軸方向と直交する複数の接続孔98が貫通して穿設されており、ヨーク78には、接続孔98と同軸上に貫通孔100が穿設されている。ヨーク78の外周とカバー部材86の内周との間は間隔が空けられて、通路102が形成されており、通路102は配線用開口86a及び流通用開口86bに連通されている。
貫通孔19、連通孔36、接続孔44、摺動孔50、収装孔52、接続孔98、貫通孔100、通路102、流通用開口86b,92b,94bにより、ガスタンク1の外部と内部を連通する流通路104が形成されている。
コイル73に接続された配線106は、ヨーク78の外周とカバー部材86の内周との間を通り、装着体8に形成された配線挿通孔108を挿通してガスタンク1の外部に引き出され、ガスタンク1の外部の図示しない外部電源と接続できるように構成されている。配線挿通孔108は密封部材109により、配線106の外部への引き出し箇所が密封されている。
また、装着体8には、供給孔110が形成されており、供給孔110はガスタンク1内部の装着体8の側面に開口されて、ガスタンク1に高圧ガスを充填できるように構成されている。
カバー部材86の外側には、センサ112が配置されており、センサ112は流体状態を検出する検出体114を、本実施形態では水素ガスの温度を検出する円板状の検出体114を備えている。検出体114は温度を検出するものに限らず、ガスタンク1内の水素ガスの圧力を検出するものでもよく、流体の温度や圧力等の流体状態を検出するものであればよい。
また、センサ112は検出体114を支持する支持部材116を備え、図3、図4に示すように、支持部材116は装着体8の軸方向と平行に突出された一対の腕部118,120を備えている。一対の腕部118,120は所定間隔をあけて突出されると共に、弾性変形可能に形成されて、一対の腕部118,120の一端は台板部122により一体に連結されている。
一対の腕部118,120には、それぞれ対向して受け部材124,126が取り付けられており、受け部材124,126には、検出体114の厚さとほぼ同じ幅のスリット128,130が形成されている。スリット128,130の装着体8の軸方向と平行な長さは、検出体114の直径よりも短く形成されている。
検出体114の外周には、凹部132が形成されており、一方の受け部材126のスリット130内には凹部132に嵌合する爪部134が形成されている。一対の腕部118,120を弾性変形させて、一対の腕部118,120の間隔を広げるように付勢して、その間隔に検出体114を挿入し、付勢を解除して、一対の腕部118,120を元の状態に復元するようにして、検出体114の外周部をスリット128,130に挿入する。
これにより、検出体114の外周にスリット128,130の内壁が当接し、検出体114が一対の腕部118,120により挟持される。また、凹部132に爪部134が挿入されて、検出体114の回転が規制される。一対の腕部118,120の先端に跨って割りピン136を挿入し、検出体114を挟持した一対の腕部118,120を拡げないようにしている。
台板部122には、取付孔138が穿設されており、取付孔138に前述したボルト96が挿通されると共に、ワッシャ140が装着され、更に、ボルト96が押さえ部材92、フィルタ部材95、ガスケット部材94、カバー部材86を貫通して固定鉄心76に螺入されて、支持部材116が押さえ部材92、ガスケット部材94、フィルタ部材95、カバー部材86と共に1本のボルト96により固定されている。
検出体114には配線142が接続されており、図5に示すように、配線142には封止部材144が予め取り付けられている。封止部材144は外形がほぼU字状で、フィルタ部材95の配線用切欠95aに気密を保って嵌着可能に形成されると共に、カバー部材86の内部と外部との気密を保って配線142を挿通できるように構成されている。
配線142を挿通した封止部材144をガスケット部材94の切欠94aとフィルタ部材95の配線用切欠95aとに嵌着し、また、配線142をカバー部材86の配線用開口86aに通すと共に、配線142を押さえ部材92の配線用開口92aに通す。そして、前述したように、ボルト96を押さえ部材92の取付孔92c、フィルタ部材95の取付孔95b、ガスケット部材94の切欠94a、カバー部材86の取付孔86cに通して、ボルト96を固定鉄心76に螺入して固定する。
カバー部材86の内部に引き込まれた配線142は、ヨーク78の外周とカバー部材86の内周との間の通路102を通り、装着体8に形成された配線挿通孔146を通ってガスタンク1の外部に引き出され、ガスタンク1の外部の図示しない外部電源と接続できるように構成されている。
尚、配線挿通孔146は密封部材148により、配線142の外部への引き出し箇所が密封されている。本実施形態では、コイル73の配線106の配線挿通孔108と、センサ112の配線142の配線挿通孔146とを別々に設けたが、一つの配線挿通孔を形成して、その配線挿通孔に両方の配線106,142を通すように構成してもよい。
次に、前述した本実施形態の電磁弁の作動について説明する。
まず、供給孔110を介して、ガスタンク1内に高圧水素ガスが充填される。自動車の運転に伴って、配線106を介して外部電源と接続されたコイル73に通電されると、固定鉄心76が励磁されて、可動鉄心64が固定鉄心76に吸引される。その際、固定鉄心76、ヨーク78、環状部材72、第2弁本体部材26、可動鉄心64を通る磁気回路が形成される。
まず、供給孔110を介して、ガスタンク1内に高圧水素ガスが充填される。自動車の運転に伴って、配線106を介して外部電源と接続されたコイル73に通電されると、固定鉄心76が励磁されて、可動鉄心64が固定鉄心76に吸引される。その際、固定鉄心76、ヨーク78、環状部材72、第2弁本体部材26、可動鉄心64を通る磁気回路が形成される。
よって、図2に示すように、可動鉄心64が収装孔52内を摺動し、まず、ピン70が挿入孔67aの内壁に当接してパイロット弁体67が第2摺動孔66内を摺動されて、パイロット弁体67がパイロット弁座60から離間する。これにより、流通用開口92b、フィルタ部材95、流通用開口94b,86b、通路102、貫通孔100、接続孔98、収装孔52、貫通孔65a、第2摺動孔66、小径孔58を介して、接続孔44に高圧水素ガスが流出する。
接続孔44の圧力が上昇すると共に、可動鉄心64が更に移動して、ピン70が貫通孔71の内壁に当接して主弁体54を摺動させ、主弁体54を主弁座46から離間させる。よって、摺動孔50と接続孔44とが主弁座46を介して連通され、流通用開口92b、フィルタ部材95、流通用開口94b,86b、通路102、貫通孔100、接続孔98、収装孔52、溝56、摺動孔50、接続孔44、連通孔36、貫通孔19が連通されて、高圧水素ガスがガスタンク1の外部に流出する。
本実施形態では、通路102を設けて可動鉄心64と収装孔52との間を水素ガスが流れないように構成したので、可動鉄心64と収装孔52との間を水素ガスが流れることにより、潤滑材等の異物が水素ガスに混入してパイロット弁座60とパイロット弁体67との間に入り込むことによるパイロット弁体67の着座不良を防止できる。
一方、コイル73の非通電により、固定鉄心76による可動鉄心64の吸引が解除される。可動鉄心64はコイルスプリング82の付勢力により、収装孔52内を摺動して、ピン70が挿入孔67aの内壁に当接してパイロット弁体67をパイロット弁座60に向かって摺動させる。可動鉄心64の摺動により、パイロット弁体67がパイロット弁座60に着座し、パイロット弁体67が主弁体54を押して摺動孔50内を摺動させて、主弁体54を主弁座46に着座させる。よって、図1に示すように、接続孔44と摺動孔50及び小径孔58との連通が遮断されて、高圧水素ガスの流出が停止する。
コイル73に接続された配線106は、配線挿通孔108を通ってガスタンク1の外部に引き出され、センサ112に接続された配線142は、配線挿通孔146を通ってガスタンク1の外部に引き出される。よって、両配線106,142を装着体8に形成した両配線挿通孔108,146から取りまとめてガスタンク1の外部に導出できるから、配線106,142の取り扱いを容易にすることができる。
本実施形態では、装着体8の一方の端に弁ユニット20を取り付けると共に、カバー部材86、センサ112を取り付け、両配線106,142を両配線挿通孔108,146に挿通した状態で、装着孔2に通して装着体8を装着する。装着した後、配線106,142を取りまとめたりする必要がない。
ガスタンク1に充填したガスがフィルタ部材95を通ってカバー部材86内に導かれ、主弁体54、パイロット弁体67の摺動で制御される。センサ112に接続した配線142がカバー部材86内に気密を保って引き込まれる。よって、ガスに混入した異物をフィルタ部材95で捕捉すると共に、配線142がカバー部材86を通る箇所を介して異物がカバー部材86に侵入することを防止でき、カバー部材86で覆った弁ユニット20の異物に起因する動作不良の発生を良好に防止できる。しかも、カバー部材86にフィルタ部材95を取り付け、配線142をカバー部材86と弁ユニット20との間に空けられた間隙に形成の水素ガスを流通する通路102を通したので、配線142を挿通する箇所と流体を流通する箇所とを兼用でき、小型化を図ることができる。
また、センサ112は、カバー部材86を弁ユニット20の固定鉄心76に取り付けるボルト96により、カバー部材86を介して弁ユニット20に取り付ける。このため、カバー部材86を弁ユニット20に取り付けるボルト96を兼用してセンサ112を取り付けることができるので、部品点数を削減して構成の簡略化を図ることができる。
更に、センサ112は、支持部材116の一対の腕部118,120の弾性力により、一対の腕部118,120の間に検出体114を挟持する構成とした。よって、一対の腕部118,120の弾性力により検出体114を容易かつ確実に取り付けることができる。
尚、本実施形態では、主弁体54とパイロット弁体67とを別体に形成したパイロット型弁として構成したが、主弁体54とパイロット弁体67とを一体に構成しても実施可能である。
以上本発明はこの様な実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得る。
1…ガスタンク 2…装着孔
8…装着体 20…弁ユニット
21…電磁弁 22…弁本体
46…主弁座 54…主弁体
60…パイロット弁座 62…ガイドチューブ
64…可動鉄心 67…パイロット弁体
73…コイル 76…固定鉄心
78…ヨーク 82…コイルスプリング
86…カバー部材 95…フィルタ部材
96…ボルト 102…通路
104…流通路 106,142…配線
108,146…配線挿通孔
109,148…密封部材
112…センサ 114…検出体
116…支持部材 118,120…腕部
122…台板部 124,126…受け部材
128,130…スリット
132…凹部 134…爪部
136…割りピン 144…封止部材
8…装着体 20…弁ユニット
21…電磁弁 22…弁本体
46…主弁座 54…主弁体
60…パイロット弁座 62…ガイドチューブ
64…可動鉄心 67…パイロット弁体
73…コイル 76…固定鉄心
78…ヨーク 82…コイルスプリング
86…カバー部材 95…フィルタ部材
96…ボルト 102…通路
104…流通路 106,142…配線
108,146…配線挿通孔
109,148…密封部材
112…センサ 114…検出体
116…支持部材 118,120…腕部
122…台板部 124,126…受け部材
128,130…スリット
132…凹部 134…爪部
136…割りピン 144…封止部材
Claims (3)
- 被装着体に形成された装着孔に装着され前記被装着体の一方側と他方側とを連通する流通路が形成された装着体を備えると共に、
移動自在な弁体と、移動自在に支持され前記弁体を移動させる可動鉄心と、コイルへの通電により前記可動鉄心を吸引する固定鉄心とを有する弁ユニットを備え、前記装着体の一方の端に前記弁ユニットを取り付け、前記流通路を通る流体を制御する電磁弁において、
前記被装着体に対して前記弁ユニット側に流体状態を検出するセンサを配置し、
前記コイルに接続した配線を前記装着体に前記装着体の一方の端側から他方の端側に貫通形成した配線挿通孔に挿通し、前記センサに接続した配線を前記装着体に前記装着体の一方の端側から他方の端側に貫通形成した配線挿通孔に挿通して、前記被装着体に対して前記両配線を前記被装着体の一方側から他方側に導出し、
かつ、前記弁ユニットを覆い前記装着体に装着されたカバー部材を設け、前記カバー部材に前記カバー部材内に流入する流体に混入する異物を捕捉するフィルタ部材を取り付けると共に、前記カバー部材の外側に前記センサを配置し、前記センサからの前記配線を前記カバー部材内に気密に挿入すると共に、前記カバー部材と前記弁ユニットとの間に空けられ前記カバー部材内に流入した液体を流通する間隙を通して前記配線挿通孔に挿通したことを特徴とする電磁弁。 - 前記センサを前記弁ユニットに取り付けるボルトを備え、前記ボルトは前記カバー部材を貫通して、前記カバー部材をも前記弁ユニットに取り付けることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
- 前記センサは、弾性変形可能な一対の腕部を離間して突出させた支持部材と、流体状態を検出する検出体とを備え、一対の前記腕部の間に前記検出体を挟持したことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の電磁弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007323163A JP2009144831A (ja) | 2007-12-14 | 2007-12-14 | 電磁弁 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2007323163A JP2009144831A (ja) | 2007-12-14 | 2007-12-14 | 電磁弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009144831A true JP2009144831A (ja) | 2009-07-02 |
Family
ID=40915656
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2007323163A Pending JP2009144831A (ja) | 2007-12-14 | 2007-12-14 | 電磁弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009144831A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20160282200A1 (en) * | 2015-03-27 | 2016-09-29 | Keihin Corporation | In-tank valve |
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| WO2022202796A1 (ja) * | 2021-03-23 | 2022-09-29 | トヨタ自動車株式会社 | タンクバルブ装置 |
-
2007
- 2007-12-14 JP JP2007323163A patent/JP2009144831A/ja active Pending
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