JP2009178346A - 超音波診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】超音波診断装置を設置する部屋のスペースを有効に利用することができる超音波診断装置を提供する。
【解決手段】操作者が指示を入力するための操作装置2と、超音波画像を表示するための画像表示装置4と、超音波を送波して得られたエコー信号に基づいて超音波画像を作成し表示する制御を行う処理装置5と、被検者を載せるテーブル6とを備え、前記操作装置2は、前記画像表示装置4、前記処理装置5及び前記テーブル6と別体であり、このテーブル6に対して前記操作装置2が置かれていない側において、前記テーブル6、前記画像表示装置4及び前記処理装置5が一体であることを特徴とする超音波診断装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、超音波を送波して得られたエコー信号に基づいて超音波画像を作成する超音波診断装置に関する。
従来の超音波診断装置は、操作者が指示を入力するための操作装置と、超音波画像を表示するための画像表示装置と、超音波を送波して得られたエコー信号に基づいて超音波画像データを作成し表示する制御を行うための処理装置とが一体的に移動可能な構造になっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−339708号公報
ここで、従来の超音波診断装置は、操作者から手の届く位置に操作装置を位置させるために、超音波検査を受ける被検者が寝ているベッドに対して操作者が居る側に置かれる。しかし、前記操作装置、前記画像表示装置及び前記処理装置が一体的になっているためにサイズが大きな従来の超音波診断装置を、ベッドに対し操作者と同側に置くと、操作者の居る側の空間が大きく占有されてしまうことになっていた。
また、超音波検査を行う部位によっては、被検者がベッドに寝たままの状態では検査者が検査しずらい場合もある。このような場合、検査を行いやすくするように被検者が姿勢を変えることがあり、被検者に負担を強いることになってしまう場合がある。さらに、被検者の中には、高齢者や負傷者など、自力ではベッドに乗り降りすることが困難である者もいる。
本発明の目的は、超音波診断装置を設置する部屋のスペースを有効に利用することができる超音波診断装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、超音波診断装置を設置する部屋のスペースを有効に利用することができるとともに、被検者に負担を強いることなく、超音波検査を行う部位に応じて、検査者が検査しやすい位置に被検者を位置させることができ、また被検者を載せるテーブルへの乗り降りが容易な超音波診断装置を提供することにある。
この発明は、前記課題を解決するためになされたもので、第1の観点の発明は、操作者が指示を入力するための操作装置と、超音波画像を表示するための画像表示装置と、超音波を送波して得られたエコー信号に基づいて超音波画像を作成し表示する制御を行う処理装置と、被検者を載せるテーブルとを備え、前記操作装置は、前記画像表示装置、前記処理装置及び前記テーブルと別体であり、該テーブルに対して前記操作装置が置かれていない側において、前記テーブル、前記画像表示装置及び前記処理装置が一体であることを特徴とする超音波診断装置である。
第2の観点の発明は、第1の観点の発明において、前記テーブルには、前記操作装置が置かれていない側に、前記処理装置が設けられ、該処理装置に前記画像表示装置が設けられていることを特徴とする超音波診断装置である。
第3の観点の発明は、第1の観点の発明において、前記テーブルには、前記操作装置が置かれていない側に、前記画像表示装置及び前記処理装置が設けられていることを特徴とする超音波診断装置である。
第4の観点の発明は、第1〜3のいずれか一の観点の発明において、前記処理装置は、床面からの高さが前記テーブルよりも下位である部分を有し、この部分の厚さが15cm以下であることを特徴とする超音波診断装置である。
第5の観点の発明は、第3の観点の発明において、前記画像表示装置は、取付体を介して前記テーブルに設けられており、前記取付体及び前記処理装置は、床面からの高さが前記テーブルよりも下位である部分を有していて、この部分の厚さが15cm以下であることを特徴とする超音波診断装置である。
第6の観点の発明は、第1〜5のいずれか一の観点の発明において、超音波の送受信を行うためのプローブ及び前記処理装置は、相互に無線通信を行うための無線通信部を有することを特徴とする超音波診断装置である。
第7の観点の発明は、第1〜5のいずれか一の観点の発明において、超音波の送受信を行うためのプローブにおけるプローブ本体と前記処理装置とがケーブルを介して接続されており、該ケーブルを収容するためのケーブル収容部を前記テーブルに対して前記操作装置が置かれていない側に備えることを特徴とする超音波診断装置である。
第8の観点の発明は、第7の観点の発明において、前記ケーブル収容部は、内部にケーブル収容空間が形成され前記テーブルと一体のケーブル収容筐体を有しており、該ケーブル収容筐体は、床面からの高さが前記テーブルよりも下位である部分を有していて、この部分の厚さが15cm以下であることを特徴とする超音波診断装置である。
第9の観点の発明は、第8の観点の発明において、前記処理装置は、前記ケーブル収容筐体の上方に一体に設けられていることを特徴とする超音波診断装置である。
第10の観点の発明は、第1〜9のいずれか一の観点の発明において、前記テーブルの形状が可変であることを特徴とする超音波診断装置である。
第11の観点の発明は、第10の観点の発明において、前記テーブルの形状は、ベッド形の形状と椅子形の形状とに可変であることを特徴とする超音波診断装置である。
第12の観点の発明は、第1〜11のいずれか一の観点の発明において、前記テーブルは、該テーブルにおける被検者を載せる載置部の床面からの高さを調節するための高さ調節部を有する超音波診断装置である。
第13の観点の発明は、第1〜12のいずれか一の観点の発明において、前記テーブルは、被検者がつかまるための把持部を有することを特徴とする超音波診断装置である。
第1の観点の発明によれば、前記テーブルに対して操作者が居る側に置かなければならない前記操作装置が、前記画像表示装置、前記処理装置及び前記テーブルとは別体であり、前記テーブルに対して前記操作装置が置かれていない側において、前記テーブル、前記画像表示装置及び前記処理装置が一体であるので、操作者が居る側の空間は、前記画像表示装置及び前記処理装置が無くなることによって従来よりも広くなり、超音波診断装置を設置する部屋のスペースを有効に利用することができる。
第2の観点の発明によれば、前記テーブルには、前記操作装置が置かれていない側に、前記処理装置が設けられており、この処理装置に前記画像表示装置が設けられて、これらテーブル、処理装置及び画像表示装置が一体であるので、操作者の居る側の空間は、前記画像表示装置及び前記処理装置が無くなることによって従来よりも広くなり、超音波診断装置を設置する部屋のスペースを有効に利用することができる。
第3の観点の発明によれば、前記テーブルには、前記操作装置が置かれていない側に、前記処理装置及び前記画像表示装置が設けられて、これらテーブル、前記画像表示装置及び前記処理装置が一体であるので、操作者の居る側の空間は、前記画像表示装置及び前記処理装置が無くなることによって従来よりも広くなり、超音波診断装置を設置する部屋のスペースを有効に利用することができる。
第4の観点の発明によれば、前記処理装置において床面からの高さが前記テーブルよりも下位である部分の厚さが15cm以下であるため、前記テーブルと壁との隙間を例えば16cmに設定することができ、前記テーブルをできるだけ壁に近づけることができる。これにより、操作者の居る側の空間が従来よりもさらに広くなり、前記超音波診断装置を設置する部屋のスペースを有効に利用することができる。
第5の観点の発明によれば、前記取付体及び前記処理装置における前記テーブルよりも下位の部分の厚さが15cm以下であるため、前記テーブルと壁との隙間を例えば16cmに設定することができ、前記テーブルをできるだけ壁に近づけることができる。これにより、操作者の居る側の空間が従来よりもさらに広くなり、前記超音波診断装置を設置する部屋のスペースを有効に利用することができる。
第6の観点の発明によれば、前記プローブと前記処理装置とを接続するケーブルを無くすことができるので、ケーブルが邪魔になるのを防止することができる。
第7の観点の発明によれば、前記ケーブル収容部に前記ケーブルを収容しうるので、前記ケーブルが邪魔になるのを防止することができる。
第8の観点の発明によれば、前記ケーブル収容筐体における前記テーブルよりも下位の部分の厚さが15cm以下であるため、前記テーブルと壁との隙間を例えば16cmに設定することができ、前記テーブルをできるだけ壁に近づけることができる。これにより、操作者の居る側の空間が従来よりもさらに広くなり、前記超音波診断装置の設置部屋のスペースを有効に利用することができる。
第9の観点の発明によれば、前記テーブルよりも下位の部分の厚さが15cm以下であるケーブル収容筐体の上方に前記処理装置が設けられているため、前記テーブルと壁との隙間を例えば16cmに設定すれば、前記テーブルをできるだけ壁に近づけることができる。これにより、操作者の居る側の空間が従来よりもさらに広くなり、前記超音波診断装置の設置部屋のスペースを有効に利用することができる。
第10の観点の発明によれば、第1〜9の観点の発明の効果と同一の効果を得ることができるとともに、被検者を載せるテーブルの形状が可変であるので、超音波検査を行う部位に応じてテーブルの形状を設定することにより、被検者に負担を強いることなく、検査者が検査しやすい高さや位置に被検者を位置させることができる。また、前記テーブルの形状を変えることにより、このテーブルへの被検者の乗り降りが容易になる。
第11の観点の発明によれば、前記テーブルの形状がベッド形の形状と椅子形の形状とに可変であるので、被検者に負担を強いることなく、検査者が検査しやすい高さや位置に被検者を位置させることができ、また前記テーブルへの被検者の乗り降りが容易になる。
第12の観点の発明によれば、第1〜11の観点の発明と同一の効果を得ることができるとともに、前記高さ調節部により、前記テーブルにおける載置面の床面からの高さを調節することで、超音波検査を行う部位に応じて検査者が検査しやすい高さに被検者を位置させることができ、また被検者が前記テーブルに対して容易に乗り降りすることができる。
第13の観点の発明によれば、前記テーブルは前記把持部を有するので、例えば被検者が前記テーブルに乗り降りする際や、前記テーブルに寝た状態から起き上がる際に、前記把持部をつかむことで、前記テーブルへの乗り降りや起き上がることを容易に行うことができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。
(第一実施形態)
先ず、本発明の第一実施形態について説明する。図1は、本発明の第一実施形態に係る超音波診断装置を示す一部破断側面図、図2は、図1に示す超音波診断装置の正面図、図3は、図1に示す超音波診断装置の平面図である。
超音波診断装置1は、操作者が指示を入力するための操作装置2と、超音波の送受信を行うためのプローブ3と、超音波画像を表示するための画像表示装置4と、操作者の指示に基づいて前記プローブ3を駆動し得られたエコー信号に基づいて超音波画像を作成し前記画像表示装置4に表示する制御を行うための処理装置5と、被検者を載せるテーブル6とを備えている。
前記操作装置2は、前記画像表示装置4及び前記処理装置5と別体であり、キャスター付の移動台7上に設置され、前記テーブル6に対して操作者の座るイスAが置かれた側に置かれている。前記操作装置2の側部には、有底円筒状のプローブホルダ2aが設けられており、前記プローブ3(図2では図示省略)を入れることができるようになっている。ちなみに、本例では、前記プローブ3は、後述するように前記処理装置5と無線で通信を行うようになっている。
また、前記操作装置2は、前記処理装置5と無線通信するための操作装置側無線通信部8を有している。そして、操作者が、前記操作装置2によって指示を入力すると、その指示信号が前記操作装置側無線通信部8により、前記処理装置5へ送信されるようになっている。このように、前記操作装置2と前記処理装置7との通信を無線で行うようにすることにより、これらの装置を接続する接続ケーブルを無くすことができ、前記移動台7により前記操作装置2を自由に移動させることができ、また接続ケーブルが邪魔になることを防止することができるようになっている。
前記画像表示装置4、前記処理装置5及び前記テーブル6は、このテーブル6に対して前記操作装置2が置かれていない側(本例では壁W側)において一体となっている。本例では、前記テーブル6のベース板11(後述)に前記処理装置5が設けられ、この処理装置5に前記画像表示装置4が設けられている。
前記画像表示装置4は、アーム9を介して前記処理装置5に設けられている。このアーム9は、前記処理装置5から水平に延びた第一水平アーム9aと、この第一水平アーム9aから水平に延びた第二水平アーム9bと、この第二水平アーム9cから垂直に延びた上下アーム9cの3つのアーム部材からなり、前記上下アーム9cの下端に、前記画像表示装置4が取り付けられている。
前記第一水平アーム9aは、前記処理装置5との接続部で水平方向に回動するようになっている。また、前記第二水平アーム9bは、前記第一水平アーム9aとの接続部で水平方向に回動するようになっている。さらに、前記上下アーム9cは、長さが可変であるとともに、前記第二水平アーム9bとの接続部で水平方向に回動するようになっている。これにより、前記画像表示装置4を検査者の姿勢に応じて見やすい位置に移動させることができ、検査者が自然な体勢で検査することができるようになっている。
前記画像表示装置4は、前記上下アーム9cとの接続部において、上下方向に回動するようになっており、画面の角度を調節することができるようになっている。
前記処理装置5は、正面視の幅が、上方から下方へ向かって広くなる柱状の処理装置筐体5aを有している。この処理装置筐体5a内の下方の部分には、超音波画像を作成し表示する制御を行う処理部が格納されている。この処理部で作成された超音波画像のデータは、前記アーム9内に配策されたケーブル(図示省略)により、前記画像表示装置4へ送られるようになっている。
前記処理装置筐体5aは、側面から見たときに、上部が前記テーブル6側へ湾曲している。また、この処理装置筐体5aの厚さTは、最大で10cmとなっている。このように、前記処理装置筐体5aの厚さTが最大で10cmであり、しかも前記処理装置筐体5aの湾曲は、前記テーブル6の手すり17(後述)よりも上方から始まっているので、前記テーブル6と壁Wとの隙間を例えば11cmに設定することができ、前記テーブル6をできるだけ壁Wに近づけることができるようになっている。ちなみに、前記処理装置筐体5aの湾曲は、床面Fからの高さ調節が可能な前記テーブル6の載置部13(後述)が最上位の位置になったときにおいても、手すり17(後述)が前記処理装置筐体5aに接触しない位置から始まっている。
ここで、本発明では、T=10cmに限られるものではないが、前記テーブル6と壁Wとの隙間をできるだけ小さくするという観点からは、T=15cm以下であることが望ましい。
前記処理装置筐体5a内には、処理装置側無線通信部10が設けられている。この処理装置側無線通信部10は、前記プローブ3と相互に無線通信を行うようになっている。そして、この処理装置側無線通信部10により、前記処理装置5側から前記プローブ3へ超音波を送波させるための制御信号が無線で送信されるとともに、前記プローブ3で得られたエコー信号が前記処理装置5側へ無線で送信されると、これを前記処理装置側無線通信部10で受信するようになっている。また、前記処理装置側無線通信部10は、前記操作装置側無線通信部8とも無線通信を行うようになっている。
前記テーブル6は、床面F上に置かれる長方形状のベース板11と、このベース板11上に設けられた昇降部12と、この昇降部12に設けられた載置部13とを有している。そして、前記載置部13の載置面13aに被検者を載せ、超音波検査が行われるようになっている。
前記ベース板11には、図示しないレールが長手方向(正面視左右方向)に設けられており、このレール上に前記昇降部12が移動自在に設けられている。前記レール上における前記昇降部12の移動は、モータ駆動により行われるようになっている。
前記昇降部12は、上下方向に伸縮するようになっている。前記昇降部12の伸縮も、モータ駆動により行われるようになっている。この昇降部12により、前記載置面13aの床面Fからの高さを調節することができるようになっており、前記昇降部12は、本発明における高さ調節部の実施の形態の一例である。
前記載置部13は、第一板状部材14a、第二板状部材14b、第三板状部材14c、第四板状部材14dに分割して構成されている。前記第一板状部材14aと前記第二板状部材14bとの接続部は、第一回動軸15aを有し、この第一回動軸15aを中心に、前記第一板状部材14aが前記第二板状部材14bに対して上方へ向かって回動可能となっている。また、前記第二板状部材14bと前記第三板状部材14cとの接続部は、第二回動軸15bを有し、この第二回動軸15bを中心に、前記第三板状部材14cが前記第二板状部材14bに対し下方へ向かって回動可能となっている。さらに、第三板状部材14cと第四板状部材14dとの接続部は、第三回動軸15cを有し、この第三回動軸15cを中心に、前記第四板状部材14dが上方へ向かって回動するようになっている。そして、前記各板状部材14a〜14dは、回動させた位置で固定できるようになっている。前記第一板状部材14a、前記第三板状部材14c及び前記第四板状部材14dが回動することにより、前記テーブル6はベッド形の形状と椅子形の形状とに可変になっている。
前記第二板状部材15bの側部には、側板16と手すり17とが取り付けられている。前記手すりは、本発明における把持部の実施の形態の一例である。この手すり17が取り付けられていることにより、例えば被検者が前記テーブル6へ乗り降りする際や、前記テーブル6に寝た状態から起き上がる際に、手すり17をつかむことで、前記テーブル6への乗り降りや起き上がることを容易に行うことができるようになっている。
本例の超音波診断装置1によれば、前記テーブル6に対して操作者が居る側に置かなければならない前記操作装置2が、前記画像表示装置4、前記処理装置5及び前記テーブル6とは別体であり、このテーブル6に対して前記操作装置2が置かれていない側において、前記テーブル6、前記画像表示装置4及び前記処理装置5が一体であるので、操作者が居る側の空間は、前記画像表示装置4及び前記処理装置5が無くなることによって従来よりも広くなり、超音波診断装置1を設置する部屋のスペースを有効に利用することができる。
そして、本例では、前記処理装置筐体5aの厚さTは、最大で10cmとなっているので、前記テーブル6と壁Wとの隙間を例えば11cmとすることができ、前記テーブル6をできるだけ壁Wに近づけることができる。これにより、操作者の居る側の空間が従来よりもさらに広くなり、前記超音波診断装置1を設置する部屋のスペースを有効に利用することができる。
また、前記テーブル6、前記画像表示装置4及び前記処理装置5が一体となっていて、前記テーブル6の重量は、前記画像表示装置4よりも重くなるため、これらテーブル6、画像表示装置4及び処理装置5を、安定した状態で設置することができる。しかも、このように安定した状態で設置できるため、前記テーブル6、画像表示装置4及び処理装置5を設置場所に置くだけで、前記超音波診断装置1の設置を完了させることができるため、設置作業を容易に行うことができる。なお、より安定した状態で設置したい場合には、前記テーブル6のベース板11を床面Fに、図示しないアンカーボルトで固定してもよい。
また、前記プローブ3と前記処理装置5は、相互に無線通信を行うようになっているので、前記プローブ3と前記処理装置5とを接続するケーブルを無くすことができ、ケーブルが邪魔になるのを防止することができる。
さらに、前記テーブル6は、前記載置部13の載置面13aが水平面となっているベッド形の形状から、例えば図4に示すように、前記第一板状部材14a、前記第三板状部材14c及び前記第四板状部材14dを回動させ、椅子形の形状に変えることができる。また、前記テーブル6は、椅子形の形状以外にも検査時における被検者の姿勢に合わせて、前記第一板状部材14a、前記第三板状部材14c及び前記第四板状部材14dを回動させて形状を変えることができる。これにより、被検者に負担を強いることなく、検査者が検査しやすい高さや位置に被検者を位置させることができ、また前記テーブル6への被検者の乗り降りも容易になる。
前記テーブル6の形状を変えることにより、前記画像表示装置4が被検者の影になって、検査者が前記画像表示装置4を見にくいようであれば、前記ベース板11上を水平方向に移動可能な前記昇降部12を移動させ、見やすくしてもよい。ちなみに、図4では前記ベース板11の中央よりも左側に、前記昇降部12が位置している。
また、前記テーブル6は、前記昇降部12によって前記載置面13aの床面Fからの高さを調節することができるようになっているので、超音波検査を行う部位に応じて検査者が検査を行いやすい高さに被検者を位置させることができ、また被検者が前記テーブル6に対して容易に乗り降りすることができる。
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態について、図5〜7に基づいて説明する。図5は、本発明の第二実施形態に係る超音波診断装置を示す側面図、図6は、図5に示す超音波診断装置の正面図、図7は、図5に示す超音波診断装置の平面図である。図において、第一実施形態と同一の構成については同一の符号を付して示してあり、以下ではその説明を省略する。
本例の超音波診断装置20では、前記テーブル6のベース板11に、支柱21と処理装置5とが並列するようにして設けられている。これら支柱21及び処理装置5は、前記テーブル6に対して前記操作装置2が置かれていない側に設けられている。前記支柱21には、前記アーム9を介して前記画像表示装置4が設けられている。したがって、前記画像表示装置4は、前記支柱21によって前記ベース板11に設けられており、前記処理装置5とともに、前記テーブル6と一体になっている。前記支柱21は、本発明における取付体の実施の形態の一例である。
本例では、前記処理装置5の処理装置筐体5aは、直方体形状となっており、この処理装置筐体5a及び前記支柱21の厚さTは、10cmとなっている。ここで、第一実施形態と同様に、本発明では、T=10cmに限られるものではないが、前記テーブル6と壁Wとの隙間をできるだけ小さくするという観点からは、T=15cm以下であることが望ましい。前記処理装置筐体5a内には、処理装置側無線通信部10が設けられている。また、前記処理装置筐体5aからは、図示しないケーブルが引き出され、このケーブルは、前記支柱21内及び前記アーム9内を通って、前記画像表示装置4と接続されている。そして、このケーブルにより、前記処理装置5で作成された超音波画像のデータが前記画像表示装置4へ送られるようになっている。
以上説明した本例の超音波診断装置20によっても、前記テーブル6、前記画像表示装置4及び前記処理装置5が、前記操作装置2とは別体で、これらテーブル6、画像表示装置4及び処理装置5が、前記テーブル6に対して前記操作装置2が置かれていない側において一体であるので、第一実施形態と同様に前記超音波診断装置20を設置する部屋のスペースを有効に利用することができる。
そして、本例では、前記処理装置筐体5a及び前記支柱21の厚さTは、10cmとなっているので、前記テーブル6と壁Wとの隙間を例えば11cmとすることができ、前記テーブル6をできるだけ壁Wに近づけることができる。
また、本例の超音波診断装置20によっても、その他の第一実施形態の効果と同一の効果を得ることができる。
(第三実施形態)
次に、本発明の第三実施形態について、図8〜16に基づいて説明する。図8は、本発明の第三実施形態に係る超音波診断装置を示す一部破断側面図、図9は図8に示す超音波診断装置の正面図、図10は図8に示す超音波診断装置の平面図、図11は、図8に示す超音波診断装置の開口部付近を示す一部破断拡大側面図、図12は、図8に示す超音波診断装置の開口部付近を示す拡大正面図である。また、図13は、図8に示す超音波診断装置のケーブル収容筐体に取り付けられたカバーを下方にスライドさせ、内部を露出させた状態の動滑車付近の拡大側面図、図14は、動滑車ロックを解除した状態を示す動滑車ロック付近の拡大側面図、図15は、動滑車ロックを作動させた状態を示す動滑車ロック付近の拡大側面図、図16は、ケーブルロックを解除した状態を示す動滑車付近の拡大側面図である。これらの図において、前記第一,第二実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して示しており、以下その説明を省略する。
本例の超音波診断装置30では、前記画像表示装置4は、第二実施形態と同様に前記支柱21によって前記テーブル6のベース板11に設けられている。また、前記処理装置5は、後述するケーブル収容装置33の上方に一体に設けられている。前記処理装置5の処理装置筐体5aは、本例でも直方体形状となっており、この処理装置筐体5aには、プローブ本体3aと処理装置5とを接続する後述のケーブル32のコネクタ32aを接続するためのプローブコネクタ31が設けられている。
本例では、プローブ本体3aと前記処理装置5とがケーブル32を介して接続されており、前記テーブル6に対して前記操作装置2が置かれていない側に、前記ケーブル32を収容するケーブル収容装置33を備えている。このケーブル収容装置33は、前記テーブル6のベース板11に設けられている。従って、前記ケーブル収容装置33の上方に設けられた前記処理装置5は、前記ケーブル収容装置33を介して前記テーブル6と一体になっている。
前記ケーブル収容装置33は、本発明におけるケーブル収容部の実施の形態の一例である。このケーブル収容装置33は、プローブ本体3aと前記処理装置5とを接続する前記ケーブル32を収容するためのケーブル収容空間34aが形成されたケーブル収容筐体34を有し、前記処理装置5はこのケーブル収容筐体34と一体になっている。このケーブル収容筐体34は、高さが150cmであり、前記テーブル6よりも高い高さH=100cmまでの部分は厚さT=10cmになっている。本発明では、T=10cmに限られるものではないが、前記テーブル6と壁Wとの隙間をできるだけ小さくするという観点からは、T=15cm以下であることが望ましい。また、前記ケーブル収容筐体34の高さ100cm〜130cmの範囲は突出部35になっており、この突出部35の厚さは20cmになっている。
ちなみに、前記載置部13が昇降する範囲は、前記テーブル6の載置部13が最上位の位置になったときにおいても、前記手すり17が前記突出部35に接触しない範囲となっている。
前記ケーブル収容筐体34には、上下方向にスライド可能なカバー36が取り付けられている。そして、このカバー36を下方にスライドさせることにより、前記ケーブル収容筐体34の高さ65cm〜100cmの範囲の内部が露出し、操作者が前記ケーブル収容空間34aにアクセスすることができるようになっている。これにより、保守作業を行いやすくなり、前記プローブ3のケーブル32を後述する動滑車39から外したり、前記ケーブル32を前記動滑車39に装着することが可能になる。
前記ケーブル収容筐体34の突出部35の高さ120cm〜130cmの範囲は、開口部34bになっている。前記プローブコネクタ31は、前記開口部34bよりも上方の位置となっていて、前記プローブ3のケーブル32は、前記開口部34bから前記ケーブル収容空間34a内に収容されている。
前記ケーブル32は、前記ケーブル収容空間34a内において、U字状に曲がった状態で収容されている。このような状態で前記ケーブル32が収容されることにより、このケーブル32が曲げられる部分が、U字状の下端(前記動滑車39を掛けた部分)の1カ所だけで済み、前記ケーブル32を傷めなくてすむ。
前記開口部34bには、ケーブルストッパ37が設けられている。このケーブルストッパ37は、前記ケーブル32の外径より狭い隙間のスリット37aである。そして、このスリット37aに前記ケーブル32を弾性変形させて挟むことにより、前記ケーブル32を係止させることができるようになっており、これにより、操作者の意に反して前記ケーブル32が前記開口部34bから出たり、前記ケーブル収容空間34aに引き込まれたりすることを防止できるようになっている。
また、前記開口部34bには、前記ケーブル32の下面に当たりうるローラ38が設けられている。このローラ38により、前記開口部34bからの前記ケーブル32の出入りが円滑に行われるようになっている。
前記ケーブル収容筐体34の内部構成について図13に基づいて説明する。図13は、前記ケーブル収容筐体34に取り付けられた前記カバー36を下方にスライドさせ、前記ケーブル収容筐体34の高さ65cm〜100cmの範囲の内部を露出させた状態の動滑車39付近の拡大側面図である。
前記ケーブル32のU字状の下端には、例えば直径10mm以上の動滑車39が掛けられている。この動滑車39により、動滑車39の半径(例えば5mm以上)より小さな曲率で前記ケーブル32が曲がることを防止することができる。
前記動滑車39は、前記ケーブル収容空間34a内における前記ケーブル収容筐体34の背面に上下方向に固定されたレール40に、ホルダ39aを介して上下移動可能に保持されている。また、前記動滑車39は、重り41により、下向きに付勢されている。この重り41は、前記ケーブル32を前記ケーブル収容空間34aに円滑に引き込む力となる。
さらに、前記動滑車39には、ケーブルロック42が設置されている。このケーブルロック42は、回動可能なレバー状部材からなっている。このようなケーブルロック42により、前記動滑車39から前記ケーブル32が外れることを防止でき、安定性・信頼性が向上する。
前記レール40の床面Fから高さ70cmの位置には、動滑車ロック43が設けられている。この動滑車ロック43は、シーソー状に動いて姿勢を変えるシーソー状部材である。この動滑車ロック43により、後述するように前記ケーブル32を外した前記動滑車39を、床面Fから高さ70cm以上の位置に止めておくことができ、前記動滑車39に前記ケーブル32を脱着する際の作業が行いやすくなる。
図14〜図16は、前記ケーブル32を前記動滑車39から外す手順を示している。前記ケーブル32を前記動滑車39から外すには、先ず、前記カバー36を下方にスライドさせ、前記ケーブル収容筐体34の高さ65cm〜100cmの範囲の内部を露出させた状態で、前記ケーブル32を引き出し、図14に示すように前記動滑車39を前記動滑車ロック43よりも上の位置まで上昇させる。
次に、図15に示すように、前記動滑車ロック43をシーソー状に動かして前記レール40の上面40aよりも突出させ、前記動滑車39を下げて、前記動滑車ロック43に前記動滑車39を載せる。そして、図16に示すように、前記ケーブルロック42を回して上げ、前記ケーブル32を前記動滑車39から外す。
前記ケーブル32に前記動滑車39を掛ける手順は、前記ケーブル32を前記動滑車39から外す手順の逆である。
以上説明した本例の超音波診断装置30によっても、前記テーブル6、前記画像表示装置4及び前記処理装置5が、前記操作装置2とは別体で、これらテーブル6、画像表示装置4及び処理装置5が、前記テーブル6に対して前記操作装置2が置かれていない側において一体であるので、第一、第二実施形態と同様に前記超音波診断装置30を設置する部屋のスペースを有効に利用することができる。
そして、本例では、床面Fから高さ100cm以下の部分の厚さが10cm以下である前記ケーブル収容筐体34の上方に前記処理装置5が設けられているため、高さ100cmよりも低い前記テーブル6と壁Wとの隙間を例えば11cmとすることができ、前記テーブル6をできるだけ壁Wに近づけることができる。
また、本例の超音波診断装置30によっても、その他の第一、第二実施形態の効果と同一の効果を得ることができる。
さらに、前記ケーブル収容筐体34には、床面Fから高さ120cm以上の位置に、前記開口部34bが設けられているので、前記テーブル6に寝た被検者よりも十分高い位置から前記ケーブル32が出入りすることになり、前記ケーブル32が被検者に不快感を与えることを防止することができる。
また、前記ケーブル収容筐体34内に前記ケーブル32を収容しうるので、このケーブル32が邪魔になるのを防止することができる。
以上、本発明を前記各実施形態によって説明したが、この発明はその主旨を変更しない範囲で種々変更実施可能なことはもちろんである。例えば、第二実施形態において、特に図示しないが、前記支柱21と前記処理装置5とを一体化してもよい。また、第三実施形態において、特に図示しないが前記支柱21と前記ケーブル収容装置33と前記処理装置5とを一体化してもよい。
さらに、前記処理装置5、前記支柱21又は前記ケーブル収容装置33は、床面Fからの高さが前記テーブル6よりも下位である部分を有する場合、この部分の厚さが10cm以下となっていればよい。前記テーブル6の載置部13が昇降する場合にあっては、この載置部13が最上位の位置になったときに、前記処理装置5、前記支柱21又は前記ケーブル収容装置33における前記テーブル6よりも下位となっている部分の厚さが10cm以下となっていればよい。
本発明の第一実施形態に係る超音波診断装置を示す一部破断側面図である。 図1に示す超音波診断装置の正面図である。 図1に示す超音波診断装置の平面図である。 テーブルの形状を椅子形にした状態の超音波診断装置の正面図である。 本発明の第二実施形態に係る超音波診断装置を示す側面図である。 図5に示す超音波診断装置の正面図である。 図5に示す超音波診断装置の平面図である。 本発明の第三実施形態に係る超音波診断装置を示す一部破断側面図である。 図8に示す超音波診断装置の正面図である。 図8に示す超音波診断装置の平面図である。 図8に示す超音波診断装置の開口部付近を示す一部破断拡大側面図である。 図8に示す超音波診断装置の開口部付近を示す拡大正面図である。 図8に示す超音波診断装置のケーブル収容筐体に取り付けられたカバーを下方にスライドさせ、内部を露出させた状態の動滑車付近の拡大側面図である。 動滑車ロックを解除した状態を示す動滑車ロック付近の拡大側面図である。 動滑車ロックを作動させた状態を示す動滑車ロック付近の拡大側面図である。 ケーブルロックを解除した状態を示す動滑車付近の拡大側面図である。
符号の説明
1,20,30 超音波診断装置
2 操作装置
3 プローブ
3a プローブ本体
4 画像表示装置
5 処理装置
6 テーブル
10 処理装置側無線通信部
12 昇降部(高さ調節部)
13 載置部
21 支柱(取付体)
32 ケーブル
33 ケーブル収容装置
34 ケーブル収容筐体

Claims (13)

  1. 操作者が指示を入力するための操作装置と、
    超音波画像を表示するための画像表示装置と、
    超音波を送波して得られたエコー信号に基づいて超音波画像を作成し表示する制御を行う処理装置と、
    被検者を載せるテーブルとを備え、
    前記操作装置は、前記画像表示装置、前記処理装置及び前記テーブルと別体であり、該テーブルに対して前記操作装置が置かれていない側において、前記テーブル、前記画像表示装置及び前記処理装置が一体である
    ことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 前記テーブルには、前記操作装置が置かれていない側に、前記処理装置が設けられ、該処理装置に前記画像表示装置が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  3. 前記テーブルには、前記操作装置が置かれていない側に、前記画像表示装置及び前記処理装置が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  4. 前記処理装置は、床面からの高さが前記テーブルよりも下位である部分を有し、この部分の厚さが15cm以下である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一に記載の超音波診断装置。
  5. 前記画像表示装置は、取付体を介して前記テーブルに設けられており、前記取付体及び前記処理装置は、床面からの高さが前記テーブルよりも下位である部分を有していて、この部分の厚さが15cm以下である
    ことを特徴とする請求項3に記載の超音波診断装置。
  6. 超音波の送受信を行うためのプローブ及び前記処理装置は、相互に無線通信を行うための無線通信部を有する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
  7. 超音波の送受信を行うためのプローブにおけるプローブ本体と前記処理装置とがケーブルを介して接続されており、該ケーブルを収容するためのケーブル収容部を前記テーブルに対して前記操作装置が置かれていない側に備える
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
  8. 前記ケーブル収容部は、内部にケーブル収容空間が形成され前記テーブルと一体のケーブル収容筐体を有しており、該ケーブル収容筐体は、床面からの高さが前記テーブルよりも下位である部分を有していて、この部分の厚さが15cm以下である
    ことを特徴とする請求項7に記載の超音波診断装置。
  9. 前記処理装置は、前記ケーブル収容筐体の上方に一体に設けられている
    ことを特徴とする請求項8に記載の超音波診断装置。
  10. 前記テーブルの形状が可変であることを特徴とする請求項1〜9に記載の超音波診断装置。
  11. 前記テーブルの形状は、ベッド形の形状と椅子形の形状とに可変であることを特徴とする請求項10に記載の超音波診断装置。
  12. 前記テーブルは、該テーブルにおける被検者を載せる載置部の床面からの高さを調節するための高さ調節部を有する
    請求項1〜11のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
  13. 前記テーブルは、被検者がつかまるための把持部を有することを特徴とする請求項1〜12に記載の超音波診断装置。
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