JP2009180010A - 鉄筋の結束方法及び装置 - Google Patents

鉄筋の結束方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009180010A
JP2009180010A JP2008020517A JP2008020517A JP2009180010A JP 2009180010 A JP2009180010 A JP 2009180010A JP 2008020517 A JP2008020517 A JP 2008020517A JP 2008020517 A JP2008020517 A JP 2008020517A JP 2009180010 A JP2009180010 A JP 2009180010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
binding
binding wire
wire
attached
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008020517A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Hayashi
明 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAPURON KENZAI KOGYO KK
Original Assignee
SAPURON KENZAI KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SAPURON KENZAI KOGYO KK filed Critical SAPURON KENZAI KOGYO KK
Priority to JP2008020517A priority Critical patent/JP2009180010A/ja
Publication of JP2009180010A publication Critical patent/JP2009180010A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Foundations (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

【課題】基礎用または擁壁用の太い鉄筋を使用する場合に、番線または結束線も太いものが使用されるが、それを効率よく結束できるようにする。
【解決手段】結束線巻締用のハンドル2がロッド3の頂部に取り付けられると共に、該ロッド3の下端部に結束線の脚部15bが挿通係合する複数の係合孔7,8を有する巻締部材4を取り付けたT字状を呈する結束装置1を使用し、鉄筋の交差部に結束線15を装着させ、結束線の一対の脚部15bを巻締部材4の係合孔7,8にそれぞれ挿通させて保持させ、前記ハンドル2を回転させて結束線の一対の脚部15bを捩り合わせて複数回の捩れ部を形成して鉄筋の交差部を結束線15で締め付けて結束する。使用される番線または結束線15の太さも2.0〜3.0mm越えるような強い剛性を有するものであっても、適正な状態で主筋20と補助筋21の交差部を簡単に且つ強固に結束できる。
【選択図】図7

Description

本発明は、鉄筋コンクリート構造物で、特に、大径のアロンパイルや基礎用または擁壁用の内部に配筋される太い鉄筋を太い番線または結束線で結束するものであって、工場または工事現場において、例えば、平面状態に所要間隔をもって並列配設した複数本の主筋に対し、直行する方向に補助筋(帯筋)を配設して主筋と補助筋の交点部分を太い特殊な結束線で手動により強固に結束する方法および装置に関するものである。
一般にこの種の編成された鉄筋または鉄筋篭を製造する場合に、主筋と補助筋の交点部分をスポット溶接手段により溶接させるか、または、熟練の作業者が番線または結束線を鉄筋の交差部に巻き付け、鈎状の結束用ハッカー治具を用いて番線または結束線の端部を引っ掛けてねじることにより結束していた。
しかしながら、前者のスポット溶接手段による鉄筋の溶接は、加熱によって溶接部分が弱くなっており、強い外力が加わった時に溶接部分が簡単に剥がれてしまうという問題点を有している。
また、一般的に手作業による結束で使用される鉄筋の径は略10〜20mm程度であって、建造物の支柱や床スラブ、壁部などのコンクリート内部に配設されるものであり、これを結束するために使用される番線または結束線の直径は精々0.6mm程度のものであるが、例えば、基礎用や擁壁用または橋脚に使用される大径のアロンパイルのような強度が必要な構造物においては略25〜35mm程度の鉄筋が使用され、これを結束する番線または結束線の径は概ね2.0〜3mm程度の太さが必要なのであるが、このように太くなると結束用ハッカー治具では捩って巻締ることができないのが実情である。
ところで、一般的な鉄筋(20mm以下)の鉄筋結束装置として複数の構成のものが公知になっている。第1の公知例としては、自走可能な一対の走行装置、該走行装置に連結された支持ビーム及び支持ビームに保持された複数の結束機を有し、該支持ビームは該一対の走行装置の互いの相対的位置をずらすことによって進行方向に対し斜めに配置可能であり、且つ該結束機は上下動により縦筋と横筋とを結束しうるものであり、該結束機はカートリッジ式の結束線を装着しており、押圧することによって結束作業を行う方式のものである(特許文献1)。
そして、施工両外側を移動する走行装置と走行装置間にわたされた支持ビームからなる装置を、あらかじめ配置された鉄筋を跨ぐ様にして配置させ、支持ビームに取り付けた結束機で横方向鉄筋1列毎に結束を行うというものである。
また、第2の公知例に係る自動鉄筋結束機は、本体架台と操作ハンドルを主軸として、両先端をフック状に形成した逆U字型結束線を内設した結束線セットボックスを設け、前記逆U字型結束線を打撃するための打撃装置とタッカー兼用結束線ガイドレールと、回転結束ハッカーとを設けた構成である(特許文献2)。
そして、ユニット化した逆U字型結束線をセットし、その頭部を、タッカーが瞬間的に打ち込むことにより、ガイドレールに沿って鉄筋の下部を回って溝から上方に飛び出た結束線の両端下部フックを、回転結束ハッカーが連動して引っ掛け、回転して捻ることで鉄筋を拘束するので、作業が迅速で品質が均一され、能率向上に繋がり大きく改善できるというものである。
更に、第3の公知例に係る鉄筋結束機としては、往復運動する送り込みアームと引き込みアームとからなる一対のアームで、その先端部がアーム先端部の軌跡の様に、其々弧を描くように下方向へ鉄筋を抱え込み、上方向への復帰移動時、送り込みアームの先端部から引き込みアームによって結束線を引き出し、更に鉄筋の外周に結束線を廻し付ける構成である(特許文献3)。
そして、一対のアームの動きで結束線の送り出し作業と引き込み作業を、また、結束部に切断部を設けることにより切断作業と結束作業を其々一連の作業の中で行う事ができ、従来より簡単な構造で、軽量、小型の為、手動で行うことができるというものである。
特開2002−121895号公報 特開2002−205705号公報 特開2003−82857号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の鉄筋結束装置においては、結束機の具体的な構成が示されていないし説明もされていないのである。特に、結束機については、カートリッジ式の結束線を装着し、押圧することによって鉄筋に結束線を巻き込み、持ち上げるときに捻り上げる方式のものが好ましいとし、この場合の捻り上げは、押圧力によってカートリッジ式の特殊結束線が飛び出し、交差した鉄筋の下で結束線端部同士が結合し、持ち上げるとフックが結束線の上部を引っかけた状態で自動的に5〜6回転して行われると説明しているが、その結束線の構成とカートリッジ式結束線の構成とが全く不明である。
また、前記特許文献2に記載の自動鉄筋結束機においては、ユニット化した逆U字型結束線について、その線の太さが不明確であり、タッカー兼用結束線ガイドレールに瞬間的に打ち込んだ時に、ガイドレールに沿って鉄筋の下部を回る程度に曲がって溝から上方に飛び出る程度の太さ(0.6mm程度)と剛性の弱い結束線であることが要件であり、3mm程度またはそれを越えるような太さと強い剛性とを有する結束線であると実質的に使用できないという問題点を有している。
さらに、前記特許文献3に記載の鉄筋結束機も、送り込みアームの先端から結束線の先端を下方に曲げて突出させ、円弧を描くように下方に移動して鉄筋を抱え込み、引き込みアームの先端で結束線の折れ曲がった先端を引っ掛けて上方向へ移動することによって送り込みアームから結束線を引き出して、鉄筋の外周に結束線を廻し付けるというものであるが、両アームが上方向へ移動することで引き出される程度の太さ(1mm以下)と剛性の弱い結束線であることが要件であり、2.0〜3mmを越えるような太さと強い剛性とを有する結束線であると実質的に使用できないという問題点を有している。
従って、前記公知技術に係る鉄筋結束装置または鉄筋拘束機においては、いずれも従来から一般的に使用されている程度の太さと剛性を有する結束線(番線)が使用されることを前提とした構造を有するものであって、更に太さと強度を増大させた鉄筋の結束には、数倍の太さと強い剛性とを有する結束線が使用されることになるが、そのような結束線は従来の結束用ハッカー治具では撚り合わせて結着することができず、特殊な結束線を用意するか又は腕力で撚り合わせるしかなく、非能率的な結束しかできなかったのを、特殊の形状の結束線を用いて、主筋と補助筋との交点部分に結束線を装着し手動で駆動する装置を使用することによって強固に且つ効率よく結束して編成できるようにすることに解決課題を有している。
本発明の一つは、結束線巻締用のハンドルがロッドの頂部に取り付けられると共に、該ロッドの下端部に結束線の脚部が挿通係合する複数の係合孔を有する巻締部材を取り付けたT字状を呈する結束装置を使用し、鉄筋の交差部に、輪郭が人形状またはこけし状を呈するループ部と一対の脚部とからなる結束線を装着させ、該装着させた結束線の一対の脚部を前記巻締部材の係合孔にそれぞれ挿通させて保持させ、前記ハンドルを所要方向に回転させて結束線の一対の脚部を捩り合わせて複数回の捩れ部を形成して鉄筋の交差部を結束線で締め付けて結束することを特徴とする鉄筋の結束方法を提供するものである。
また、本発明のもう一つは、結束線巻締用のハンドルと、該ハンドルが頂部に取り付けられたロッドと、該ロッドの下端部に取り付けられ、鉄筋の交差部に装着させた結束線の脚部が挿通係合する複数の係合孔を有する巻締部材と、前記ロッドの中間部付近に前記挿通した結束線の脚部が当接し且つ鉄筋の太さと脚部の長さに対応して位置調整ができるストッパー部材とを備えたことを特徴とする鉄筋の結束装置を提供するものである。
前記結束方法に係る発明においては、前記結束線は、結束しようとする鉄筋の主筋側から装着されること;および前記鉄筋の交差部を結束線で締め付けて結束した後に、結束装置を横方向に倒してから係合孔から結束線の脚部を離脱させるようにしたこと;を付加的な要件として含むものである。
また、前記結束装置に係る発明においては、前記巻締部材の係合孔の下端開口部はラッパ状に拡径してあること;および前記巻締部材の下面側に第2係合孔を有する補助部品を着脱可能に配設したこと;を付加的な要件として含むものである。
本発明に係る鉄筋の結束方法は、少なくとも主筋の太さが20〜30mmを越えるような鉄筋を結束するために使用される番線または結束線の太さも2.0〜3.0mm越えるような強い剛性を有するものであっても、T字状を呈する結束装置を使用し、鉄筋の交差部に装着したループ部と一対の脚部とからなる結束線の一対の脚部を巻締部材の係合孔にそれぞれ係合させてハンドルを所要方向に複数回回転させるだけで、適正な状態で主筋と補助筋の交差部を簡単に且つ強固に結束できるという優れた効果を奏する。
また、本発明に係る鉄筋の結束装置においては、ロッドの頂部にハンドルが取り付けられると共に下端部に複数の係合孔を有する巻締部材が取り付けられた簡単な構成であるため、軽量で形態が便利であり、特に、鉄筋の太さが20〜30mmを越え、それに対応して結束線の径も2.0〜3.0mmを越えるものが使用されても、結束線の一対の脚部を係合孔にそれぞれ挿通係合させてハンドルを回せば、脚部を簡単に捩り合わせることができるのであり、鉄筋の太さと結束線の太さおよび長さが変わっても、ストッパー部材をそれに合わせて調整し直ちに対応することができるという優れた効果を奏する。
次に本発明を図示の具体的な実施の形態に基づいて詳しく説明する。図1は本発明に係る第1の実施の形態に係る結束装置の側面図、図2は同結束装置の底面図、図3は第2の実施の形態に係る結束装置の側面図、図4は同結束装置の底面図、図5は本発明の結束装置で使用される結束線の側面図、図6は第1の実施の形態に係る結束装置の使用状況を示す斜視図、図7は鉄筋の交差部に装着した結束線の脚部を結束装置に装着した状態を一部切り欠いて示した説明図、図8は同結束装置を1回捩った状態の一部切り欠いて示した説明図、図9は同結束装置で3回捩った後に結束装置を横に寝せた状態で離脱させた状態の結束線の斜視図、図10は結束装置における巻締部材に取り付けて使用される補助部品の斜視図、図11は同補助部品を取り付けた状態における巻締部材の要部断面図である。
まず、図1〜2に示した第1の実施の形態に係る結束装置1は、結束線巻締用の棒状のハンドル2をロッド3の頂部に取り付けて略T字状に形成し、該ロッド3の下端部に結束線の脚部を支持して巻締を行う巻締部材4が取り付けられている。なお、ロッド3の頂部には筒状のヘッド3aが一体的に取り付けられ、該ヘッド3aに対してハンドル2を挿通し、該ハンドル2の左右の突出長さを適宜調整できるようにした方が良い、また、ハンドル2の両端部には抜け止め用の抜け止め防止部材2aが設けられている。
さらに、前記ロッド3の外周面にネジ山3bが刻設してあり、該ネジ山に螺合させて中間位置に円盤状のストッパー部材5が設けられ、該ストッパー部材5は結束すべき鉄筋の太さとそれに使用される結束線の脚部長さとに対応して位置決めするのものであって、その位置決めされた位置を固定するために固定用の蝶ナット6が上部側に設けられている。このストッパー部材5は結束線の捩り部形成と締め付け状態とを安定的に略均一化するために用いられているものであり、しばらく使用して経験した作業者であれば、ハンドル2の回転負荷で結束状態が判るので、そのような場合は予め余分に上方に引き上げて置き、位置調整を必要としないこともある。
前記巻締部材4は、全体として円柱状を呈し、ロッド3との結合は中心部に設けた穴にロッド3を挿着し、側面から連結部材4aを螺着して強固に結合させたものである。そして、円柱状の巻締部材4には中心部を横切る対称位置にそれぞれ結束線の一対の脚部が挿通係合する複数(2個)の係合孔7、8を形成してあり、該係合孔7、8の下方側開口部は結束線の脚部が挿通し易いようにラッパ状に拡径部7a、8aを形成してある。
次に、図3〜4を参照して第2の実施の形態に係る結束装置について説明する。なお、前記第1の実施の形態に係る結束装置と同一部分については同一符号を付して説明する。
この結束装置11は、前記実施の形態と同様に、ロッド3の頂部に取り付けられた筒状のヘッド3aに結束線巻締用の棒状のハンドル2を挿通して取り付けて略T字状に形成し、該ロッド3の下端部に結束線の脚部を支持して巻締を行う巻締部材9が取り付けられている。なお、ハンドル2の両端部には抜け止め防止部材2aが設けられている点でも同一である。
また、前記ロッド3の外周面にネジ山3bが刻設してあり、該ネジ山3bに螺合させて中間位置に円盤状のストッパー部材5が設けられ、該ストッパー部材5は結束すべき鉄筋の太さとそれに使用される結束線の脚部長さに対応して位置決めするためのものであり、その位置決めされた位置を確保するために固定用の蝶ナット6が上部側に設けられている点でも同一である。
前記巻締部材9は、全体として矩形または角柱状を呈している点で相違し、該巻締部材9とロッド3との結合は中心部に設けた穴にロッド3を挿着し、側面から連結部材9aを螺着して強固に結合させたものである。そして、角柱状の巻締部材9には一辺に沿って平行に且つ中心部を横切る対称位置にそれぞれ結束線の一対の脚部が挿通係合する複数の係合孔7、8を形成してある。これら係合孔7、8の形状においても下方側開口部を結束線の脚部が挿通し易いようにラッパ状に拡径部7a、8aを形成した点において前記第1の実施の形態に係る結束装置と同一である。なお、巻締部材4、9についての形状としては円柱、角柱の他に楕円柱であっても良い。
これら結束装置1、11で使用される結束線15は、その一例を図5に示してある。この結束線15は、直径が2.0〜3.5mm程度の焼き鈍し線材を使用するか、または厚みが2.0〜3.5mm程度の焼き鈍し板材を2.0〜3.5mmの間隔で切断した角棒状の線材が使用され、全体の輪郭が人形状またはこけし状に加工したものが使用される。焼き鈍し線材または焼き鈍し板は、その表面全体に黒皮(防錆の役割を果たす酸化皮膜)が存在しているものをそのまま使用するのであり、その焼き鈍し線材または角棒状の線材を、例えば、型成形加工等により形成するのである。
全体の輪郭が人形状またはこけし状というのは、図示したように、予め鉄筋の交差部が嵌り込む頭部輪郭のループ部15aと該ループ部15aから伸びる一対の脚部15bとに形成され、該一対の脚部15bの端部側は相互に少し開いた状態に形成される。これは結束線15を鉄筋の交差部に装着または嵌め込む作業を容易にするためであり、装着後に脚部15bを両側から摘んで仮想線で示したように略平行状態にして結束装置1、11の巻締部材4、9の係合孔7、8にそれぞれ差し込むようにするのである。
前記した構成を有する結束装置と結束線を使用して結束する方法を図6〜9図を用いて説明する。なお、第1の実施の形態に係る結束装置1を使用した例について説明し、第2の実施の形態に係る結束装置11についての説明は実質的に同じであるので省略する。
まず、所要間隔に配設した径が30mmの主筋20の上部に所要間隔で径が15mmの補助筋21を載置した状態において、主筋20と補助筋21との交差部に主筋側20から径が3mmの結束線15を装着し、結束線15のループ部15aが主筋20と補助筋21の交差部を抱えた状態にし、開いた状態にある一対の脚部15bを両側から摘んで略平行状態になるように縮径し、その状態で一対の脚部15bを結束装置1の巻締部材4の係合孔7、8にそれぞれ挿通して各脚部15bの端面をストッパー部材5に当接させる(図7参照)。
この時に、各係合孔7、8の下方側開口部にはラッパ状に拡径部7a、8aが形成されているので、結束線15の一対の脚部15bは拡径部7a、8aでガイドされて簡単に各係合孔7、8に挿通されるのである。なお、捩り部を形成する上で、少なくとも巻締部材4と補助筋21との間隔は10〜15mm程度が必要であるので、予めストッパー部材5の位置をそれに合わせて調整してある。これよりも狭いと1回の無理な捩りで結束線15が捩じ切れる場合がある。
この状態において、結束装置1のハンドル2を例えば右方向に一回転させると、巻締部材4と補助筋21との間に一回の捩れ部分が形成される。この最初の捩れ部分は、概ね余剰となっている結束線15のループ部15aが捩り合わせ作用によって引き締められることで形成され、それによって結束線15が主筋20と補助筋21との交差部を一応締め付けるように位置する(図8参照)。
引き続きハンドル2を更に右方向に回転させて2個目および3個目の捩れ部分を形成するのであるが、巻締部材4と補助筋21との間には捩れ部を形成するだけの余剰の結束線15がないので、結束装置1を少し(10mm程度)引き上げて一対の脚部15bを巻締部材4の下部に所要長さ出してから、ハンドル2を一回転させて2個目の捩れ部分を形成した後に、更に結束装置1を上記同様に一対の脚部15bを巻締部材4の下部に所要長さ出すべく少し引き上げてから一対の脚部15bを捩り合わせて3個目の捩れ部分を形成するのである。
このように複数の捩れ部分を形成することによって、結束線15が引き締められ主筋20と補助筋21との交差部を強く引き締めて結束するようになるのである。捩れ部分の形成は、2回捩り部でも強度的には問題はないが好ましくは3回の捩り部を形成した方が安全性の面からしてより良好である。
複数回の捩れ部を形成して結束した後に、結束装置1を上方に引き上げ巻締部材4の係合孔7、8からそれぞれ脚部15bを引き抜くように離脱させて結束作業が終了するのであるが、このような結束状態であると結束線15の捩り部と一対の脚部15bとが上方に起立した状態になっていて、作業上危険であるので、結束装置1を上方に引き抜く前に、結束装置1を略90度程度横方向に倒すようにしてから横方向に引き抜くようにする。
このように結束装置1を横方向に倒すことによって捩れ部と脚部15bが略90度横方向を向いた状態になるので、作業上の危険性が無くなると共に、横方向に倒すことにより巻締部材4の係合孔7、8にそれぞれ挿着係合している脚部15bが、捩れ部形成作用で相互に内側(捩れ部側)への引き寄せ合っている剛性が弱められて簡単に引き抜くことができるようになるのであり、危険回避と相俟って極めて好都合なのである(図9参照)。
さらに、前記第2の実施の形態に係る結束装置11において、その使用は前記第1の実施の形態に係る結束装置1と同様であるが、いずれの結束装置においても巻締部材4、9は結束線15の脚部15bを係合して捩り合わせる係合孔7、8の開口部が摩耗することから、これらの巻締部材4、9は時々取り替えなくてはならない事態が生ずる。
そこで、特に、第2の実施の形態に係る結束装置11の巻締部材9について、図10〜11に示した補助部品(アダプター)23を使用する。
この補助部品23は、厚さ5mm程度の金属製の鋼板を使用し、平板部24と立ち上がり壁25とが一体に形成され、平板部24の上面は巻締部材9の下面の形状広さと一致させて形成し、立ち上がり壁25は巻締部材9の長辺の一側面に当接させ、ビスなどの取り付け部材26を介して着脱自在に形成される。
そして、平板部24には巻締部材9の係合孔7、8と一致する位置に第2係合孔27、28を設け、該第2係合孔27、28の下部周縁部にはラッパ状の拡径部27a、28aを形成してある。なお、拡径部27a、28a間は俵状に所要深さ抉り部29が形成されており、該抉り取り部29は、例えば、鉄筋の交差部にクロスする状態で結束線15を巻き締めて結束する際に、先に巻き締めた結束線の上部に出っ張っている捩り部を避ける意味において有効である。但し、必ずしも必要としない。
このように形成された補助部品23を巻締部材9の下面側に取り付けて使用することにより、結束線15の巻き締め作業で脚部15bとの係合・離脱と捩り合わせ負荷とで第2係合孔27、28が摩耗した場合に、ビスなどの取付部材26を外して予め準備してある新しい補助部品23と簡単に取り替えることができるのである。
いずれにしても本発明に係る結束方法においては、特に、鉄筋編組体の形成において、鉄筋の太さが太くなった時に安定した強度を得るためには、必然的に結束線の太さも太くならざるを得ないのであり、そのような時に特定した構成の結束装置を使用し、結束線としてループ部と一対の脚部とからなるものを使用し、それを鉄筋の交差部に嵌め込むかまたは装着し、結束装置の巻締部材に設けた係合孔に脚部を挿通係合させ、脚部を捩り合わせることによって簡単に且つ強固に結束できるのであり、鉄筋がどんなに太くなっても広い範囲で適用することができるのである。
また、本発明の結束装置においては、ロッドの頂部にハンドルが取り付けられると共に下端部に複数の係合孔を有する巻締部材が取り付けられた簡単な構成であるため、軽量で形態が便利であり、特に、鉄筋の太さが20〜30mmを越え、それに対応して結束線の径も2.0〜3.0mmを越えるものが使用されても、結束線の一対の脚部を係合孔にそれぞれ挿通係合させてハンドルを回せば、脚部を簡単に捩り合わせることができるのであり、太い鉄筋に対して太い結束線を使用しなければならない鉄筋編組体の結束作業において広く利用できるのである。
本発明の第1の実施の形態に係る結束装置を示した側面図である。 同結束装置を示した底面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る結束装置を示した側面図である。 同結束装置を示した底面図である。 本発明の結束装置に使用される結束線を示す平面図である。 第1の実施の形態に係る結束装置の使用状態を略示的に示す説明図である。 同結束装置の使用状態における結束線との係合状態を示す一部破断側面図である。 同結束装置の使用状態における結束線の初期捩り状態を示す一部破断側面図である。 同結束装置を使用して鉄筋を結束線で結束した最終状態を略示的に示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る結束装置に使用することができる補助部品を下方から見た略示的斜視図である。 同補助部品を同結束装置の巻締部材に取り付けた状態を示す要部の断面図である。
符号の説明
1、11 結束装置
2 ハンドル
2a 抜け止め防止部材
3 ロッド
3a ヘッド
3b ネジ山
4、9 巻締部材
4a、9a 連結部材
5 ストッパー部材
6 蝶ナット
7、8 係合孔
7a、8a 拡径部
15 結束線
15a ループ部
15b 脚部
20 主筋
21 補助筋
23 補助部品
24 平板部
25 立ち上がり壁
26 取付部材
27、28 第2係合孔
27a、28a 拡径部
29 抉り部

Claims (6)

  1. 結束線巻締用のハンドルがロッドの頂部に取り付けられると共に、該ロッドの下端部に結束線の脚部が挿通係合する複数の係合孔を有する巻締部材を取り付けたT字状を呈する結束装置を使用し、
    鉄筋の交差部に、輪郭が人形状またはこけし状を呈するループ部と一対の脚部とからなる結束線を装着させ、
    該装着させた結束線の一対の脚部を前記巻締部材の係合孔にそれぞれ挿通させて保持させ、
    前記ハンドルを所要方向に回転させて結束線の一対の脚部を捩り合わせて複数回の捩れ部を形成して鉄筋の交差部を結束線で締め付けて結束すること
    を特徴とする鉄筋の結束方法。
  2. 前記結束線は、結束しようとする鉄筋の主筋側から装着される
    ことを特徴とする請求項1に記載の結束方法。
  3. 前記鉄筋の交差部を結束線で締め付けて結束した後に、結束装置を横方向に倒してから係合孔から結束線の脚部を離脱させるようにした
    ことを特徴とする請求項1乃至2に記載の結束方法。
  4. 結束線巻締用のハンドルと、
    該ハンドルが頂部に取り付けられたロッドと、
    該ロッドの下端部に取り付けられ、鉄筋の交差部に装着させた結束線の脚部が挿通係合する複数の係合孔を有する巻締部材と、
    前記ロッドの中間部付近に前記挿通した結束線の一対の脚部が当接し且つ鉄筋の太さと脚部の長さに対応して位置調整ができるストッパー部材とを備えたこと
    を特徴とする鉄筋の結束装置。
  5. 前記巻締部材の係合孔の下端開口部はラッパ状に拡径してあること
    を特徴とする請求項1に記載の鉄筋の結束装置。
  6. 前記巻締部材の下面側に複数の第2係合孔を有する補助部品を着脱可能に配設したこと
    を特徴とする請求項4乃至5に記載の結束装置。
JP2008020517A 2008-01-31 2008-01-31 鉄筋の結束方法及び装置 Pending JP2009180010A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008020517A JP2009180010A (ja) 2008-01-31 2008-01-31 鉄筋の結束方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008020517A JP2009180010A (ja) 2008-01-31 2008-01-31 鉄筋の結束方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009180010A true JP2009180010A (ja) 2009-08-13

Family

ID=41034196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008020517A Pending JP2009180010A (ja) 2008-01-31 2008-01-31 鉄筋の結束方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009180010A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5017495B2 (ja) * 2010-08-04 2012-09-05 株式会社 リフレプロジャパン 爪の変形を直す装置
CN103821370A (zh) * 2014-03-11 2014-05-28 上海交通大学 一种新型简易钢筋绑扎器
CN105888260A (zh) * 2016-04-13 2016-08-24 江苏建筑职业技术学院 板式高强钢丝扭结装置
CN110512803A (zh) * 2019-08-15 2019-11-29 青岛理工大学 一种用于密筋梁中悬筋定位的循环装置及固定方法
CN112243395A (zh) * 2018-06-05 2021-01-19 Mbk机械工程有限公司 用于制造增强件的装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57100263A (en) * 1980-10-07 1982-06-22 Rafuon Gii Portable apparatus for automatically bundling iron reinforcing member of reinforced concrete
JPS6334248U (ja) * 1986-08-20 1988-03-05
JPH01105869A (ja) * 1987-10-19 1989-04-24 Taisei Corp 鉄筋結束装置
JPH0463364U (ja) * 1990-10-11 1992-05-29
JPH0735302U (ja) * 1993-12-17 1995-06-27 滝川工業株式会社 ワイヤー捩じり目倒し機構
JP3025524U (ja) * 1995-12-07 1996-06-21 九州鉄線工業株式会社 かんざし状鉄筋結束線
JP2000234442A (ja) * 1999-02-12 2000-08-29 Misao Matsumoto 交差鉄筋の結束用具

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57100263A (en) * 1980-10-07 1982-06-22 Rafuon Gii Portable apparatus for automatically bundling iron reinforcing member of reinforced concrete
JPS6334248U (ja) * 1986-08-20 1988-03-05
JPH01105869A (ja) * 1987-10-19 1989-04-24 Taisei Corp 鉄筋結束装置
JPH0463364U (ja) * 1990-10-11 1992-05-29
JPH0735302U (ja) * 1993-12-17 1995-06-27 滝川工業株式会社 ワイヤー捩じり目倒し機構
JP3025524U (ja) * 1995-12-07 1996-06-21 九州鉄線工業株式会社 かんざし状鉄筋結束線
JP2000234442A (ja) * 1999-02-12 2000-08-29 Misao Matsumoto 交差鉄筋の結束用具

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5017495B2 (ja) * 2010-08-04 2012-09-05 株式会社 リフレプロジャパン 爪の変形を直す装置
CN103821370A (zh) * 2014-03-11 2014-05-28 上海交通大学 一种新型简易钢筋绑扎器
CN105888260A (zh) * 2016-04-13 2016-08-24 江苏建筑职业技术学院 板式高强钢丝扭结装置
CN112243395A (zh) * 2018-06-05 2021-01-19 Mbk机械工程有限公司 用于制造增强件的装置
CN112243395B (zh) * 2018-06-05 2023-04-18 Mbk机械工程有限公司 用于制造增强件的装置
CN110512803A (zh) * 2019-08-15 2019-11-29 青岛理工大学 一种用于密筋梁中悬筋定位的循环装置及固定方法
CN110512803B (zh) * 2019-08-15 2023-09-22 青岛理工大学 一种用于密筋梁中悬筋定位的循环装置及固定方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009180010A (ja) 鉄筋の結束方法及び装置
CN205615777U (zh) 一种全自动钢筋绑扎机
JP2008530403A (ja) ファスナー
JP5189468B2 (ja) 鉄筋の結束装置
JP5144377B2 (ja) 鉄筋の結束装置及び結束線
JP6045038B2 (ja) ステップ取付孔の削孔装置
CN209830140U (zh) 一种钢筋间距控制装置
JP2010053622A (ja) 鉄筋の結束装置
JP2016011573A (ja) 鉄筋結束補助具
JP2008297710A (ja) 鉄筋の自動結束方法及び装置
KR20000059029A (ko) 철근 결속장치
KR20110045432A (ko) 철근 결속기
JP5179116B2 (ja) 鉄筋用結束線ユニット及びその製造方法
JP2020143454A (ja) 鉄筋結束具
KR200230009Y1 (ko) 철근이음용 결속구
CN222045093U (zh) 长臂杆复合型钢筋钩
CN203701594U (zh) 一种模板固定器
JP2008280840A (ja) コンクリート天端スペーサー
JP2566540Y2 (ja) 建築用鉄筋結束具
KR20140000948U (ko) 와이어 고정구의 조절대
JPH07113261A (ja) ハーフプレキャスト梁を用いた鉄筋コンクリート構造物の構築方法
JP3012748U (ja) 釘付きブロックの打ち込み装置
JP7181134B2 (ja) 気泡除去具
CN111254872B (zh) 一种高桩码头纵横梁全预制的设计施工方法
JPH08135093A (ja) 鉄筋工事における鉄筋の固定材の形状及び固定方法。

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120809

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20120904

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130115