JP2009190058A - プレスブレーキシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 プレスブレーキにワーク追従装置を付設したプレスブレーキシステムにおいて、プレスブレーキの下型の交換に伴うワーク追従装置の交換または位置変更作業を不要にする。
【解決手段】 プレスブレーキシステムは、プレスブレーキ1とワーク追従装置11と移動機構21とを備える。プレスブレーキ1は、ワークWの折り曲げに用いる下型3として、凹部3aの幅が異なる複数の下型3の中から任意のものを選択可能である。ワーク追従装置11は、プレスブレーキ1の一側方に設けられ、ワーク折り曲げ時に、ワークWの曲がりに追従して回動してワーク側方張出部Waを支持する支持部材12を有する。移動機構21は、ワークWの折り曲げに選択された下型3に応じて、プレスブレーキ1に対してワーク追従装置11を両者の並び方向に移動させる。
【選択図】 図4
【解決手段】 プレスブレーキシステムは、プレスブレーキ1とワーク追従装置11と移動機構21とを備える。プレスブレーキ1は、ワークWの折り曲げに用いる下型3として、凹部3aの幅が異なる複数の下型3の中から任意のものを選択可能である。ワーク追従装置11は、プレスブレーキ1の一側方に設けられ、ワーク折り曲げ時に、ワークWの曲がりに追従して回動してワーク側方張出部Waを支持する支持部材12を有する。移動機構21は、ワークWの折り曲げに選択された下型3に応じて、プレスブレーキ1に対してワーク追従装置11を両者の並び方向に移動させる。
【選択図】 図4
Description
この発明は、プレスブレーキと、このプレスブレーキによるワーク折り曲げ時に、ワークの曲がりに追従してワークの一部を支持するワーク追従装置とを備えたプレスブレーキシステムに関する。
図9に示すように、プレスブレーキは、V字状またはそれに類する断面形状の凹部3aを有する下型3と、この下型3に対して昇降する上型5とを備え、上型5の上に板材であるワークWを載置した状態で、上型5を下降させてワークWの一部を下型3の凹部3aに押し込むことにより、ワークWをV字状に折り曲げる。ワークWが折れ曲がる際に、下型3よりも側方に張り出したワーク側方張出部Waが上に跳ね上がるが、これをそのままにしておくと、ワーク側方張出部Waが自重で折れ曲がったり、折り曲げ動作終了後、跳ね上がったワーク側方張出部Waが急激に落下したりする。これを防止するために、ワークWの曲がりに追従してワーク側方張出部Waを支持する支持部材12を有するワーク追従装置を付設したものがある(例えば特許文献1,2)。
特許2805269号公報
特許2824891号公報
一般に、下型3の凹部幅bの最適値は、ワークWの板厚や曲げ角度によって異なる。このため、プレスブレーキでは、凹部幅bが異なる複数の下型3が用意されており、これら複数の下型3をワークWの板厚や曲げ角度に応じて交換する。この下型3の交換は、機種により、作業者が段取り作業で行う場合と、備え付けの下型選択機構で行う場合とがある。何れについても、下型3を交換すると、下型3の凹部幅bが異なることにより、ワーク折り曲げ時に跳ね上がるワーク側方張出部Waの位置が変わる。例えば、凹部幅bが狭い下型3を用いる場合(図9(A))に比べ、凹部幅bが広い下型3を用いる場合(図9(B)は、ワーク側方張出部Waが凹部3aの中心に対し外側に位置する。このため、ワーク追従装置を同じ状態で使用すると、凹部幅bが広い下型3を用いる場合に、ワーク側方張出部Waに支持部材12が干渉する事態が生じる。したがって、下型3の交換に合わせて、ワーク追従装置を交換するか、またはワーク追従装置の位置を変更する必要があった。この作業は非常に面倒であり、加工能率の低下を招いていた。
この発明の目的は、プレスブレーキにワーク追従装置を付設したプレスブレーキシステムにおいて、プレスブレーキの下型の交換に伴うワーク追従装置の交換または位置変更作業を不要にすることである。
この発明の他の目的は、ワーク追従装置を移動させる移動機構の制御を簡単にすることである。
この発明のさらに他の目的は、プレスブレーキから上記移動機構の制御する移動機構制御部へ、ワークの折り曲げに用いる下型に関する正確な情報を送信することである。
この発明の他の目的は、ワーク追従装置を移動させる移動機構の制御を簡単にすることである。
この発明のさらに他の目的は、プレスブレーキから上記移動機構の制御する移動機構制御部へ、ワークの折り曲げに用いる下型に関する正確な情報を送信することである。
この発明のプレスブレーキシステムは、上側が開いた凹部およびこの凹部の両側に続く一対の肩部を有する下型と、この下型に対して昇降可能な上型とを備え、前記下型の一対の肩部に架け渡して載せたワークの前記凹部に被さる部分を、前記上型により前記凹部に押し込むことにより、ワークをV字状に折り曲げるものであり、ワークの折り曲げに用いる下型として、凹部の幅が異なる複数の下型の中から任意のものを選択可能なプレスブレーキと、このプレスブレーキの一側方に設けられ、ワーク折り曲げ時に、ワークの曲がりに追従して回動して、前記下型よりも前記一側方に張り出したワーク側方張出部を支持する支持部材を有するワーク追従装置と、ワークの折り曲げに選択された下型に応じて、前記プレスブレーキに対して前記ワーク追従装置を両者の並び方向に移動させる移動機構とを備える。
この構成によれば、ワーク追従装置の支持部材が、ワーク折り曲げ時に、ワークの曲がりに追従して回動してワーク側方張出部を支持するため、ワーク側方張出部が自重で折れ曲がったり、折り曲げ動作終了後、跳ね上がったワーク側方張出部が急激に落下したりすることを防止できる。ワークの折り曲げに選択された下型に応じて、プレスブレーキに対してワーク追従装置を両者の並び方向に移動させる移動機構を設けたため、手作業によるワーク追従装置の交換や位置変更等の段取り替えを必要としない。
この発明において、前記移動機構を制御する移動機構制御部を備え、この移動機構制御部は、前記複数の下型に関する情報、およびその情報に対応する前記ワーク追従装置の移動量または位置を記憶する相関テーブルと、前記プレスブレーキから送信されてくるワークの折り曲げに用いる下型に関する情報を、前記相関テーブルで照合することにより、前記ワーク追従装置の移動量または位置を決定する決定手段とを有する構成とすることできる。
移動機構制御部が相関テーブルと決定手段とを有すると、プレスブレーキから送信されてくるワークの折り曲げに用いる下型に関する情報を相関テーブルで照合するだけで、ワーク追従装置の移動量または位置を決定することができる。そのため、複雑な演算処理をすることが不要となり、制御を簡単にできる。
移動機構制御部が相関テーブルと決定手段とを有すると、プレスブレーキから送信されてくるワークの折り曲げに用いる下型に関する情報を相関テーブルで照合するだけで、ワーク追従装置の移動量または位置を決定することができる。そのため、複雑な演算処理をすることが不要となり、制御を簡単にできる。
前記プレスブレーキが、凹部の幅が異なる複数の下型を保持し、これら複数の下型の中から任意の一つを、上型に対応する所定の使用位置に位置させる下型選択機構を有する場合は、前記使用位置に位置する下型の情報を前記移動機構制御部に送信する。
使用位置に位置する下型の情報を移動機構制御部に送信すれば、それが、ワークの折り曲げに用いる下型に関する正確な情報となる。
使用位置に位置する下型の情報を移動機構制御部に送信すれば、それが、ワークの折り曲げに用いる下型に関する正確な情報となる。
この発明のプレスブレーキシステムは、上側が開いた凹部およびこの凹部の両側に続く一対の肩部を有する下型と、この下型に対して昇降可能な上型とを備え、前記下型の一対の肩部に架け渡して載せたワークの前記凹部に被さる部分を、前記上型により前記凹部に押し込むことにより、ワークをV字状に折り曲げるものであり、ワークの折り曲げに用いる下型として、凹部の幅が異なる複数の下型の中から任意のものを選択可能なプレスブレーキと、このプレスブレーキの一側方に設けられ、ワーク折り曲げ時に、ワークの曲がりに追従して回動して、前記下型よりも前記一側方に張り出したワーク側方張出部を支持する支持部材を有するワーク追従装置と、ワークの折り曲げに選択された下型に応じて、前記プレスブレーキに対して前記ワーク追従装置を両者の並び方向に移動させる移動機構とを備えるため、プレスブレーキの下型の交換に伴うワーク追従装置の交換または位置変更作業を不要にできる。
前記移動機構を制御する移動機構制御部を備え、この移動機構制御部は、前記複数の下型に関する情報、およびその情報に対応する前記ワーク追従装置の移動量または位置を記憶する相関テーブルと、前記プレスブレーキから送信されてくるワークの折り曲げに用いる下型に関する情報を、前記相関テーブルで照合することにより、前記ワーク追従装置の移動量または位置を決定する決定手段とを有する場合は、ワーク追従装置を移動させる移動機構の制御を簡単にできる。
前記プレスブレーキは、凹部の幅が異なる複数の下型を保持し、これら複数の下型の中から任意の一つを、上型に対応する所定の使用位置に位置させる下型選択機構を有し、前記使用位置に位置する下型の情報を前記移動機構制御部に送信する場合は、プレスブレーキから移動機構制御部へ、ワークの折り曲げに用いる下型に関する正確な情報を送信することができる。
この発明の一実施形態を図面と共に説明する。図1は、この実施形態の概略構成を示す正面図、図2はその側面図である。このプレスブレーキシステムは、プレスブレーキ1に、このプレスブレーキ1によるワークの折り曲げに追従してワークの跳ね上がり部分を支持するワーク追従装置11を付設したものである。
プレスブレーキ1は、ベッド2上に直線状の下型3が設けられ、ラム4の下端に上型5が設けられている。ラム4は、左右両側部でガイド6によりベッド2に昇降自在に設置され、ラム昇降駆動装置7により昇降駆動される。ラム昇降駆動装置7のラム昇降駆動源7a(図5)は、例えばサーボモータである。下型3および上型5は、各々型幅方向に複数の分割型3A,5Aに分割されていて、分割型3A,5Aの配列個数の選択により、型幅変更が可能とされている。この型幅変更は、分割型3A,5Aを、加工に使用する位置(図示された位置)と退避した位置との間に、分割型選択機構(図示せず)で移動させることにより行われる。
図3に示すように、下型3は、上面に断面V字状の凹部3aを有し、この凹部3aの両側は凹部3aの端縁に続く水平状の肩部3bとされている。上型5は、下端が下型3の凹部3aに対応するV字形状とされている。下型3の一対の肩部3bの上に板材であるワークWを架け渡して載せ(同図(A))、上型5を下降させてワークWの前記凹部3aに被さる部分を凹部3aに押し込むことにより、ワークWをV字状に折り曲げる(同図(B))。
下型3は、図3のような断面V字状の凹部3aを有するものに限らず、図7のようなU字状の凹部3aを有するものであってもよく、また図8のような凹部3aの底部に上下動可能な支持ピン3cを有するものであってもよい。
図2に示すように、このプレスブレーキ1は、それぞれ凹部3aの幅が異なる複数の下型3が前後に配置され、これら複数の下型3のうちいずれかを上型5に対応する所定の使用位置Pに位置させて折り曲げ加工を行う。どの下型3を用いるかは、下型選択機構8により選択する。下型選択機構8は、各下型3を保持する保持部材8aと、この保持部材8aを前後に移動させる下型選択駆動源8bとでなり、下型選択駆動源8bにより保持部材8aを前後に移動させることで、所望の下型3を使用位置Pに位置させる。下型選択駆動源8bは、例えばサーボモータの回転を、ラック・ピニオン機構で直線運動に変換したものとされる。
図示は省略してあるが、各下型3に対応して上型5も複数設けられており、これら複数の上型5のうちから折り曲げ加工に用いる上型5が、図示しない上型選択機構により選択される。
ワーク追従装置11は、プレスブレーキ1の一側方に設置されている。この実施形態では、一側方は正面側である。図4に示すように、ワーク追従装置11は、ワーク折り曲げ時にワークWの曲がりに追従して回動しつつワークWの跳ね上がり部分としてのワーク側方張出部Waを支持する支持部材12を有する。ワーク側方張出部Waは、下型3よりも正面側に張り出した部分のことを言う。
支持部材12を回動支持する回動支持機構13は、2つの平行リンク機構13a,13bを組み合わせて構成されている。第1の平行リンク機構13aは、ベース部材14に上リンク15および下リンク16を回動自在に取付け、これら上、下リンク15,16を連結リンク17で互いに連結してある。第2の平行リンク機構13bは、上リンク15の延長部15aに前リンク18、および前記連結リンク17の延長部である後リンク17aを回動自在に取付け、これら前、後リンク18,17aに支持部材12を連結してある。支持部材12の上面の延長上に、下型3の正面側肩部3bの凹部側端縁19(図3(A)参照)が位置する。サーボモータ等からなるワーク追従駆動源20により上リンク15を回動させると、支持部材12が前記凹部側端縁19を支点にして上下に回動する。
凹部幅b(図3(A))が異なる下型3を用いると、前記凹部側端縁19の前後方向位置が変化する。そのため、下型3の凹部幅bに合わせて、ワーク追従装置11全体を前後方向、すなわちプレスブレーキ1とワーク追従装置11の並び方向に移動させるようにしている。ワーク追従装置11を移動させる移動機構21は、ベース部材14を前後方向に案内支持する前後案内支持部22と、ベース部材14を前後に移動させる前後移動駆動源23とでなる。前後移動駆動源23は、例えばエアシリンダが用いられる。
なお、ワーク追従装置11は、移動機構21でプレスブレーキ1のベッド2に設置する代わりに、例えば床面上を移動可能な台車(図示せず)上に設置して移動させるようにしてもよい。
なお、ワーク追従装置11は、移動機構21でプレスブレーキ1のベッド2に設置する代わりに、例えば床面上を移動可能な台車(図示せず)上に設置して移動させるようにしてもよい。
図2に示すように、ベッド2には下型3の後方にゲージ25が設置されている。ワークWを折り曲げる際には、水平状態にあるワーク追従装置11の支持部材12に載せられたワークWを、ゲージ25に当たるまで後方に押し込むことで、ワークWの前後の位置決めを行う。
このプレスブレーキシステムを制御するプレスブレーキシステム制御装置について、図5と共に説明する。プレスブレーキシステム制御装置30は、プレスブレーキ1のプレス加工を制御するプレス加工制御部31と、下型選択機構8を制御する下型選択制御部32と、ワーク追従装置11を制御するワーク追従制御部33と、移動機構21を制御する移動機構制御部34とでなる。
プレス加工制御部31は、コンピュータ式の数値制御装置およびプログラマブルコントローラからなり、プレス加工プログラム31aと、このプレス加工プログラム31aを実行する演算制御部31bと、折り曲げに用いる下型3に応じて前記プレス加工プログラム31aの命令を補正するプログラム補正部31cとを備える。プログラム補正部31cは、演算制御部31bの一部として設けられるか、または演算制御部31bとは別に設けられる。
下型選択制御部32は、プログラマブルコントローラからなり、下型選択プログラム32aと、この下型選択プログラム32aを実行する演算制御部32bとを備える。
ワーク追従制御部33は、コンピュータ式の数値制御装置およびプログラマブルコントローラからなり、追従制御プログラム33aと、この追従制御プログラム33aを実行する演算制御部33bとを備える。
ワーク追従制御部33は、コンピュータ式の数値制御装置およびプログラマブルコントローラからなり、追従制御プログラム33aと、この追従制御プログラム33aを実行する演算制御部33bとを備える。
移動機構制御部34は、プログラマブルコントローラからなり、下型3に関する情報およびその情報に対応するワーク追従装置11の移動量を記憶する相関テーブルである下型・移動量相関テーブル34aと、ワークWの折り曲げに用いる下型3に関する情報、すなわち使用位置Pに位置する下型3に関する情報を下型・移動量相関テーブル34aで照合することにより、ワーク追従装置11の移動量を決定する決定手段である移動量決定手段34bと、この移動量決定手段34bの決定を実行する演算制御部34cとを備える。移動量決定手段34bは、演算制御部34cの一部として設けられるか、または演算制御部34cとは別に設けられる。
下型・移動量相関テーブル34aで記憶する下型3に関する情報は、図6(A)のように下型3の凹部幅bであっても、あるいは図6(B)のように下型3の型番であってもよい。凹部幅bである場合は、その凹部幅bに対応するワーク追従装置11の移動量を記憶し、型番である場合は、その型番の凹部幅bに対応するワーク追従装置11の移動量を記憶する。
各演算制御部31b,32b,33b,34cは、中央処理装置およびメモリ等に、プログラマブルコントローラを含めたものを示す。これらの演算制御部は、互いに一部または全体が兼用されるものであってもよい。
プレス加工制御部31の演算制御部31bは、前記ラム昇降駆動源7aに出力する。これにより、ラム4が昇降してワークWを折り曲げ加工する。演算制御部31bがラム昇降駆動源7aに出力するのと同時に、プレス加工制御部31からワーク追従装置制御部33へ信号が送信され、プレス加工制御部31の演算制御部31bの出力に応じて、ワーク追従装置制御部33の演算制御部33bが前記ワーク追従駆動源20に出力する。これにより、支持部材12が、ワークWの曲がりに追従して回動し、ワーク側方張出部Waを下から支える状態を維持する。そのため、ワーク側方張出部Waが自重で折れ曲がったり、折り曲げ動作終了後、跳ね上がっていたワーク側方張出部Waが急激に落下したりすることを防止できる。
下型選択制御部32の演算制御部32bは、前記下型選択駆動源8bに出力する。これにより、下型選択機構8の保持部材8aが前後に移動して、使用位置Pに位置する下型3が入れ替わる。使用位置Pに位置する下型3に関する情報は、プレス加工制御部31に送信される。そして、下型3の入れ替わりによる凹部幅bの変更に対応して、プログラム補正部31cにより、プレス加工プログラム31aの上型昇降命令が実行時に補正される。具体的には、上型5の昇降ストロークの下死点の位置を変更する。
また、下型選択制御部32の演算制御部32bが下型選択駆動源8bに出力するのに連係して、下型選択制御部32から移動機構制御部34の移動量決定手段34bへ、使用位置Pに位置する下型3に関する情報が送信される。移動量決定手段34bでは、この情報を下型・移動量相関テーブル34aで照合することにより、ワーク追従装置11の移動量を決定する。この決定に基づき、移動機構制御部34の演算制御部34cが前記前後移動駆動源23に出力する。これにより、ワーク追従装置11全体を前後方向に移動させて、支持部材12の回動支点を、下型3の正面側肩部3bの凹部側端縁19に一致させる。支持部材12の回動支点を上記凹部側端縁19に位置させることにより、ワークWの曲がりに追従して支持部材12が回動する際に、常に支持部材12が平面でワークWの側方張出部Waを支持することができる。そのため、手作業によるワーク追従装置11の交換や位置変更等の段取り替えが不要である。
ワーク追従装置11の移動量は、複雑な演算処理をすることなく、プレスブレーキ1から送信されてくるワークWの折り曲げに用いる下型3に関する情報を下型・移動量相関テーブル34aで照合することで決定する。そのため、移動機構制御部34による移動機構21の制御が簡単である。また、ワークWの折り曲げに用いる下型3に関する情報として、プレスブレーキ1の使用位置Pに位置する下型3の情報を利用しているため、情報が正確であり、移動機構制御部34により精度の高い制御を行える。
移動機構制御部34による移動機構21の制御は、ワーク追従装置11の目標移動量を定めて行うのではなく、ワーク追従装置11の目標位置を定めて行うようにしてもよい。その場合、図5における「下型・移動量相関テーブル34a」は「下型・位置相関テーブル34a」になり、「移動量決定手段34b」は「位置決定手段34b」になる。下型・位置相関テーブル34aは、複数の下型3に関する情報、およびその情報に対応するワーク追従装置11の位置を記憶する。位置決定手段34bは、ワークWの折り曲げに用いる下型3に関する情報を、前記下型・位置相関テーブル34bで照合することにより、ワーク追従装置11の位置を決定する。また、図6のおける「下型・移動量相関テーブル34a」は「下型・位置相関テーブル34a」になり、「移動量」は「位置」になる。
移動機構制御部34による移動機構21の制御は、ワーク追従装置11の目標移動量を定めて行うのではなく、ワーク追従装置11の目標位置を定めて行うようにしてもよい。その場合、図5における「下型・移動量相関テーブル34a」は「下型・位置相関テーブル34a」になり、「移動量決定手段34b」は「位置決定手段34b」になる。下型・位置相関テーブル34aは、複数の下型3に関する情報、およびその情報に対応するワーク追従装置11の位置を記憶する。位置決定手段34bは、ワークWの折り曲げに用いる下型3に関する情報を、前記下型・位置相関テーブル34bで照合することにより、ワーク追従装置11の位置を決定する。また、図6のおける「下型・移動量相関テーブル34a」は「下型・位置相関テーブル34a」になり、「移動量」は「位置」になる。
この実施形態では、下型選択機構8を有するプレスブレーキシステムについて説明したが、この発明は、下型選択機構8が無く、下型3の交換を作業者が手作業で行う構成のプレスブレーキシステムについても適用できる。その場合、ワークWの折り曲げに用いる下型3に関する情報を、作業者が入力すればよい。
1…プレスブレーキ
3…下型
3a…凹部
3b…肩部
5…上型
11…ワーク追従装置
12…支持部材
21…移動機構
30…プレスブレーキシステム制御装置
34…移動機構制御部
34a…下型・移動量相関テーブル(相関テーブル)
34b…移動量決定手段(決定手段)
W…ワーク
Wa…側方張出部
3…下型
3a…凹部
3b…肩部
5…上型
11…ワーク追従装置
12…支持部材
21…移動機構
30…プレスブレーキシステム制御装置
34…移動機構制御部
34a…下型・移動量相関テーブル(相関テーブル)
34b…移動量決定手段(決定手段)
W…ワーク
Wa…側方張出部
Claims (3)
- 上側が開いた凹部およびこの凹部の両側に続く一対の肩部を有する下型と、この下型に対して昇降可能な上型とを備え、前記下型の一対の肩部に架け渡して載せたワークの前記凹部に被さる部分を、前記上型により前記凹部に押し込むことにより、ワークをV字状に折り曲げるものであり、ワークの折り曲げに用いる下型として、凹部の幅が異なる複数の下型の中から任意のものを選択可能なプレスブレーキと、
このプレスブレーキの一側方に設けられ、ワーク折り曲げ時に、ワークの曲がりに追従して回動して、前記下型よりも前記一側方に張り出したワーク側方張出部を支持する支持部材を有するワーク追従装置と、
ワークの折り曲げに選択された下型に応じて、前記プレスブレーキに対して前記ワーク追従装置を両者の並び方向に移動させる移動機構とを備えたプレスブレーキシステム。 - 前記移動機構を制御する移動機構制御部を備え、この移動機構制御部は、前記複数の下型に関する情報、およびその情報に対応する前記ワーク追従装置の移動量または位置を記憶する相関テーブルと、前記プレスブレーキから送信されてくるワークの折り曲げに用いる下型に関する情報を、前記相関テーブルで照合することにより、前記ワーク追従装置の移動量または位置を決定する決定手段とを有する請求項1記載のプレスブレーキシステム。
- 前記プレスブレーキは、凹部の幅が異なる複数の下型を保持し、これら複数の下型の中から任意の一つを、上型に対応する所定の使用位置に位置させる下型選択機構を有し、前記使用位置に位置する下型の情報を前記移動機構制御部に送信する請求項2記載のプレスブレーキシステム。
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