JP2009200261A - 基板実装構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】介在部が正しく配置されているか否かの検査の作業効率および精度を高めることができる基板実装構造を提供することにある。
【解決手段】基板実装構造は、電子部品Hが実装された部品実装基板2と、一面が開口した箱状に形成され部品実装基板2の一表面を内底面と対向させる形で部品実装基板2を収納するケース3と、部品実装基板2の上記一表面とケース3の上記内底面との間に介在され部品実装基板2で発生した熱をケース3に伝達する放熱シート4とで構成され、部品実装基板2は、放熱シート4を部品実装基板2の他表面側に臨ませる確認窓6を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板実装構造に関するものである。
従来から、透光性材料により形成されたバルブ(気密容器)の内部に放電ガス(一例としては希ガスと水銀蒸気)を封入してなる無電極放電灯(無電極放電ランプ)が提供されている。無電極放電灯は、バルブの内部に電極を持たない構造となっている。そのため、電極の劣化を原因とする不点灯が生じず、電極としてフィラメント電極を備えた一般の蛍光ランプに比べて長寿命であるという利点がある。上述した無電極放電灯を点灯するにあたっては、バルブに近接配置した誘導コイルに高周波電力を供給して(高周波電流を流して)電磁誘導により高周波電磁界を発生させる点灯装置が用いられる(例えば、特許文献1,2参照)。
上述の特許文献1,2に示す点灯装置は、交流電源からの交流電力を直流電力に変換する直流電源回路や、直流電源回路からの直流電流を無電極放電灯に高周波磁界を印加するための高周波電流に変換するインバータ回路などを備える。これらの回路は、部品実装基板(プリント基板)に所定の電子部品を実装することによって構成される。このような部品実装基板は、金属製のケースに収納される。部品実装基板をケースに収納するにあたっては、部品実装基板とケースとの間に、放熱シートやスペーサなどの介在部が介在される。
特開2007−265815号公報 特開2007−265816号公報
上述したような点灯装置の製造工程では、組立(製造)が正しく行われたか否かの検査が行われる。このような検査は、使用部品の過不足を調べること(いわゆる員数管理)により行うことができる。例えば、上記検査の結果、介在部が余っていた場合には、いずれかの点灯装置において介在部が正しく配置されていないということになる。ここで、介在部は、部品実装基板とケースとの間に配置されるものであるから、介在部が正しく配置されているか否かを確認するためには、実際にケースから部品実装基板を取り外して、介在部があるか否かを確認する必要があり、作業効率が悪いという問題があった。
一方、上記の検査を、員数管理ではなく、画像処理を利用して行うことが提案されている。画像処理を利用した検査では、例えば、撮像装置(画像センサ)によりケース内に介在部を配置した状態(換言すれば部品実装基板をケースに収納する前の状態)を撮像し、撮像した画像において介在部が所定の位置に存在しているか否かによって、介在部が正しく配置されているか否かを判定する。このような画像処理を利用した方法は、員数管理を利用する場合に比べて作業効率が良くなるものの、設備コストが高く、大きな投資が必要になるというデメリットがある。また、撮像装置で撮像した画像は、部品実装基板をケースに収納する前の画像であり、実際に介在部が部品実装基板とケースとの間に介在された状態で検査を行っているわけではない。そのため、部品実装基板をケースに収納する際に介在部が脱落した場合には、検査に合格しているにも関わらず、介在部が正しく配置されていない点灯装置が存在することになってしまい、員数管理により検査を行う場合に比べれば検査の精度が悪くなってしまう。
本発明は上述の点に鑑みて為されたもので、その目的は、介在部が正しく配置されているか否かの検査の作業効率および精度を高めることができる基板実装構造を提供することにある。
上述の課題を解決するために、請求項1の発明では、電子部品が実装された部品実装基板と、一面が開口した箱状に形成され部品実装基板の一表面を内底面と対向させる形で部品実装基板を収納するケースと、部品実装基板の上記一表面とケースの上記内底面との間に介在された介在部とで構成され、部品実装基板は、介在部を部品実装基板の他表面側に臨ませる確認窓を備えることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、部品実装基板とケースとの間に介在部が正しく配置されていれば、部品実装基板の確認窓から介在部が見えるため、部品実装基板をケースから取り出したりしなくても、確認窓を見るだけで介在部が正しく配置されているか否かを確認することができるので、例えば員数管理による検査を行う場合とは異なり、ケースから部品実装基板を取り外して介在部が存在するか否かを確認する必要がなく、また、画像処理による検査を部品実装基板がケースに収納された状態で行えるので、検査後に介在部が脱落してしまうことがないから、介在部が正しく配置されているか否かの検査の作業効率および精度を高めることができる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、上記確認窓は、上記部品実装基板において当該部品実装基板の厚み方向で上記介在部と重複する領域内に収まる形に形成されていることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、確認窓から見える介在部の面積が増えるので、確認窓から介在部が見えるか否かが判定し易くなるから、介在部が正しく配置されているか否かの検査を容易に行うことが可能になる。
請求項3の発明では、請求項1の発明において、上記確認窓は、上記部品実装基板において当該部品実装基板の厚み方向で上記介在部と重複する領域の一部と重なる形に形成されていることを特徴とする。
請求項3の発明によれば、介在部が確認窓内のどの位置に位置しているかによって、介在部が、部品実装基板とケースとの間の規定位置に位置しているか否かまで確認することが可能になる。
請求項4の発明では、請求項1〜3のうちいずれか1項の発明において、上記部品実装基板の色と上記介在部の色とは、異なる色であることを特徴とする。
請求項4の発明によれば、部品実装基板と介在部との区別がし易くなるから、介在部が正しく配置されているか否かの検査を容易に行うことが可能になる。
請求項5の発明では、請求項1〜3のうちいずれか1項の発明において、上記部品実装基板の上記他表面側における上記確認窓の周縁部の色と上記介在部の色とは、異なる色であることを特徴とする。
請求項5の発明によれば、部品実装基板と介在部との区別がし易くなるから、介在部が正しく配置されているか否かの検査を容易に行うことが可能になる。
本発明は、介在部が正しく配置されているか否かの検査の作業効率および精度を高めることができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態の基板実装構造は、図1〜図3に示すように、カプラ9とともに、無電極放電灯Lを点灯させる照明器具を構成する点灯装置1に備えられる。
なお、無電極放電灯Lは、透光性材料(透光性ガラス)製の気密容器からなり内部に、放電ガスとして、例えば、アルゴン、クリプトン、キセノンなどの希ガスや金属ハロゲン化物などを含む電離可能なガスと、水銀(水銀蒸気)などの発光ガスとが封入されたバルブ(図示せず)を備える。また無電極放電灯Lは、上記バルブをカプラ9などに固定する口金(図示せず)を備える。なお、バルブの内面には必要に応じて、紫外線を可視光に変換するための蛍光体などが塗布される。
カプラ9は、高周波電力が供給されることにより高周波電磁界を発生して上記バルブに封入された放電ガスを励起させる誘導コイル90を備える。この誘導コイル90に高周波電流を流して、誘導コイル90の周囲に高周波電磁界を発生させた際には、この高周波電磁界により上記バルブ内の電子が加速され、加速された電子が水銀原子に衝突することで、水銀原子が電離する(水銀原子の電離は、アルゴンなどの希ガスによるペニング効果によっても生じる)。これにより放電が開始され、上記のような電離が繰り返されることで放電が維持されて、やがて上記バルブ内にプラズマが発生する。そして、プラズマが生じると、高周波電磁界によるエネルギーのほとんどが電子で費やされるようになり、高周波電磁界により加速された電子が水銀原子に衝突することで水銀原子が電離、あるいは励起される。そして、励起された水銀原子が基底状態に戻るときに、励起状態と基底状態とのエネルギー差に相当する波長の光、すなわち紫外線(波長が254nmの紫外線、および波長が185nmの紫外線)が放射される。このような紫外線は、バルブの内面に塗布された蛍光体により可視光に変換されて、バルブから外方に放射される。
点灯装置1は、電子部品Hが実装された部品実装基板2と、一面(図1(b)における上面)が開口した直方体の箱状に形成され部品実装基板2の一表面(図1(b)における下面)を内底面と対向させる形で部品実装基板2を収納するケース3と、部品実装基板2の上記一表面とケース3の上記内底面との間に介在される介在部となる放熱シート4と、ケース3の上記一面を閉塞する形でケース3に被着されたカバー5とで構成される。なお、誘導コイル90は、点灯装置1とは別体の円柱状のパワーカプラ91に内蔵されており、ケーブル92を介して点灯装置1(ケース3内の部品実装基板2)に接続される。また、無電極放電灯Lはパワーカプラ91に装着される。
ケース3は、例えば熱伝導率が比較的高い金属材料(一例としてはアルミニウム)により形成される。ケース3の上記内底面には、柱状のボス(図示せず)が複数突設される。当該ボスには、部品実装基板2をケース3に固定するための固定ねじSが螺着されるねじ孔(図示せず)が開口される。したがって、部品実装基板2は、部品実装基板2の上記一表面をケース3の内底面と対向させる形で収納された状態で、固定ねじSを部品実装基板2に設けたねじ挿通孔(図示せず)を介してケース3のボスのねじ孔に螺入することによって、ケース3に固定される。
カバー5は、ケース3と同様に熱伝導率が比較的高い金属材料(一例としてはアルミニウム)により形成される。このカバー5には、ケース3の側面に沿って延設され先端部がケース3の側方に延長された足部50が形成される。この足部50は、ケース3の熱をカバー5に伝達され易くするために設けられたものであり、カバー5をケース3に被着した際にケース3に(ケース3の側壁に)密着される。なお、カバー5を形成する材料よりも熱放射率の高い塗料でカバー5の表面を塗装することで、カバー5の表面からの放熱効率を向上させるようにしてもよい。
放熱シート(熱伝導シート)4は、例えば、部品実装基板2で発生した熱をケース3に伝達するためのものである。本実施形態では、図1(a)〜(c)に示すように、部品実装基板2の上記一表面とケース3の上記内底面との間に3枚の放熱シート4を設けている。ここで、部品実装基板2は後述するように両面銅張積層板であり、その表面には、一般に、緑色のレジスト(ソルダレジスト)が塗布されることが多い。そこで、本実施形態では、放熱シート4として白色のものを採用し、放熱シート4と部品実装基板2とを見分け易くしている。なお、以下の説明では3枚の放熱シート4を区別するために必要に応じて、放熱シート4を符号4A〜4Cで表す。
部品実装基板2は、例えば、前述したようにガラスエポキシ基板を利用した両面銅張積層板からなる。部品実装基板2は、その他表面(一表面とは反対側の面であり、図1(b)における上面)に電子部品Hが実装される。部品実装基板2に各種電子部品Hを実装することによって、無電極放電灯Lを点灯させるための回路である、直流電源回路20と、電力変換回路21と、電圧検出回路22と、始動回路23と、制御回路24とを備える。
直流電源回路20は、交流電源(一例としては商用電源)ACの電源電圧を整流するダイオードブリッジよりなる整流器201と、整流器201の出力を所望の大きさの直流電圧に変換するチョッパ回路202と、チョッパ回路202の出力を平滑する平滑コンデンサC1とを備える。チョッパ回路202は、整流器201の出力端間にインダクタL1とMOSFETからなるスイッチング素子Q1との直列回路がインダクタL1を整流器201の正極側にして接続され、スイッチング素子Q1の両端間に、平滑コンデンサC1とダイオードD1との直列回路がダイオードD1のアノードをスイッチング素子Q1とインダクタL1との接続点に接続する形で接続された構成を有し、平滑コンデンサC1の両端間に出力電圧Vdcを生じさせる。さらに、チョッパ回路202は、スイッチング素子Q1のオンオフを制御するチョッパ制御回路203を備える。
電力変換回路21は、直流電源回路20の出力を高周波出力に変換して無電極放電灯Lに近接配置した誘導コイル90に与える。本実施形態における電力変換回路21は、MOSFETからなり直流電源回路20の出力電圧Vdcが印加されるスイッチング素子Q2およびスイッチング素子Q3の直列回路と、スイッチング素子Q2,Q3を高周波で交互にオンオフする駆動回路211とを備える。電力変換回路21は、スイッチング素子Q2,Q3を高周波で交互にオンオフすることによって誘導コイル90に高周波出力を与える。また、電力変換回路21の出力側には、並列接続されたインダクタL2,L3からなるインダクタンス要素Lsと、コンデンサC2,C3とからなる共振回路212が設けられ、ロウサイド側のスイッチング素子Q3と平滑コンデンサC1の低電位側との間には、共振回路212に流れる共振電流を検出する電流検出回路を構成する抵抗Rdが挿入される。
共振回路212は、スイッチング素子Q3および抵抗Rdの直列回路の両端間に接続されたインダクタンス要素LsおよびコンデンサC2の直列回路と、インダクタンス要素LsおよびコンデンサC2の接続点に一端が接続されたコンデンサC3とで構成される。この電力変換回路21では、インダクタンス要素Lsがスイッチング素子Q2とスイッチング素子Q3との接続点に接続されているため、コンデンサC2およびコンデンサC3の直列回路の両端間に電力変換回路21の出力が生じる。
本実施形態では、インダクタンス要素Lsとして並列接続された2個のインダクタL2,L3を用いているので、インダクタンス要素Lsが一つのインダクタからなる場合に比べて、各インダクタL2,L3に流れる電流を半分程度まで低減でき、各インダクタL2,L3における温度上昇を抑制することができる。つまり、各インダクタL2,L3において、コアの飽和磁束密度の低下を抑制できるから、コアの磁気飽和を防止できる。
電圧検出回路22は、誘導コイル90の一端とコンデンサC3との間に一端が接続された抵抗R1と、抵抗R1の他端にカソードが誘導コイル90の他端にアノードが接続されたダイオードD2と、ダイオードD2のカソードにアノードが接続されたダイオードD3と、ダイオードD3のカソードとダイオードD2のアノードとの間に挿入された抵抗R2およびコンデンサC4からなる並列回路とで構成される。この電圧検出回路22は、電力変換回路21の出力電圧Vxに応じた直流電圧である検出電圧Vxsを始動回路23に出力する。
始動回路23は、無電極放電灯Lの始動時に電力変換回路21の出力電圧を徐々に上昇させて無電極放電灯Lを始動する。この始動回路23は、誤差増幅器を構成するオペアンプOP1を備える。オペアンプOP1の反転入力端子は抵抗R3を介して電圧検出回路22のダイオードD3のカソードに接続され、これによってオペアンプOP1の反転入力端子に電圧検出回路22の検出電圧Vxsが入力される。また、オペアンプOP1の反転入力端子と出力端子との間には負帰還用の抵抗R4が挿入される。このオペアンプOP1の非反転入力端子には、コンデンサC5の両端電圧Vcが入力される。したがってオペアンプOP1は、コンデンサC5の両端電圧Vcと電圧検出回路22の検出電圧Vxsとの差分を増幅する構成を有する。このコンデンサC5にはスイッチSWが並列接続されており、コンデンサC5は、スイッチSWがオフであるときに、直流電源回路20の出力電圧を降圧・安定化して得られる動作電圧Vdを抵抗R5と抵抗R6とで分圧した電圧によって充電される。したがって、交流電源ACから直流電源回路20への電源供給が開始されてスイッチSWがオンからオフに切り替わると、コンデンサC5が充電され、オペアンプOP1の出力電圧が徐々に上昇する。
制御回路24は、上記電流検出回路の検出電流を参照して電力変換回路21の出力電圧が所望のレベルとなるように駆動回路211の動作周波数(つまりスイッチング素子Q2,Q3をオンオフする周波数)を変化させる。本実施形態における制御回路24は、基準電圧Vrefが非反転入力端子に入力されたオペアンプOP2を備える。このオペアンプOP2の反転入力端子は抵抗R7を介してスイッチング素子Q3と抵抗Rdとの接続点に接続され、これによって反転入力端子には抵抗Rdの両端電圧(すなわち電流検出回路の検出電圧VRd)が入力される。したがってオペアンプOP2は、基準電圧Vrefと電流検出回路の検出電圧VRdの差分を増幅して出力する誤差増幅器を構成する。オペアンプOP2の反転入力端子と出力端子との間には、抵抗R8とコンデンサC6との並列回路からなる遅延回路が接続される。交流電源ACから直流電源回路20への電源供給が開始された時点では、電力変換回路21の出力電流(共振電流)は略ゼロであるから検出電圧VRdも略ゼロとなり、オペアンプOP2の出力電圧は初期値(最大値)となる。そして、時間の経過とともに電力変換回路21の出力電流が増加して検出電圧VRdも増加するが、上記遅延回路によってオペアンプOP2の出力電圧は初期値から変化しない。ここで、制御回路24の遅延回路の遅延時間は無電極放電灯Lが始動点灯するまでに要する時間程度に設定されており、それ以降はオペアンプOP2の出力電圧は増加する。
ところで、駆動回路211の入力端子には、オペアンプOP1の出力端子が抵抗R9およびダイオードD4を介して接続されるとともに、オペアンプOP2の出力端子が抵抗R10およびダイオードD5を介して接続される。この駆動回路211の入力端子には定電圧(入力端子電圧)が印加されている。ここで、オペアンプOP1の出力電圧が駆動回路211の入力端子電圧よりも小さいときにダイオードD4を通してその電位差(オペアンプOP1の出力電圧と駆動回路211の入力端子電圧との電位差)に応じた第1の制御電流Iswが流れる。また、オペアンプOP2の出力電圧が駆動回路211の入力端子電圧よりも小さいときにダイオードD5を通してその電位差(オペアンプOP2の出力電圧と駆動回路211の入力端子電圧との電位差)に応じた第2の制御電流Ifbが流れる。
したがって、駆動回路211の入力端子から流れ出る制御電流Ioの大きさは第1の制御電流Iswと第2の制御電流Ifbの和になる。駆動回路211は、制御電流Ioの大きさに応じて動作周波数を変化させており、ここでは制御電流Ioに比例して動作周波数を増減させる。
上述した構成によれば、交流電源ACから直流電源回路20への電源供給が開始されてスイッチSWがオンからオフに切り替わると、始動回路23におけるオペアンプOP1の出力電圧が徐々に上昇することにより、第1の制御電流Iswが徐々に減少して駆動回路211の動作周波数が徐々に減少し、電力変換回路21の出力電圧Vxが増加する。その後、電力変換回路21の出力電圧Vxが始動電圧に達すると、無電極放電灯Lが点灯して回路特性が変化することにより電力変換回路21の出力電圧Vxが下降する。一方、無電極放電灯Lの始動点灯後は、制御回路24におけるオペアンプOP2の出力電圧と駆動回路211の入力端子電圧との電位差に応じて第2の制御電流Ifbが流れるため、制御電流Ioの増加とともに駆動回路211の動作周波数も増加し、電力変換回路21の出力電圧Vxが減少する。なお、駆動回路211の動作周波数は、共振電流が無電極放電灯Lの定格点灯時における所望のレベルに一致するとき、すなわち検出電圧VRdが基準電圧Vrefと一致するときの周波数に落ち着くことになる。それ以降は、制御回路24は共振電流を基準電圧Vrefで決まる所望のレベルに一致させるように駆動回路211の動作周波数をフィードバック制御して、無電極放電灯Lを定常点灯させる。
このように、始動回路23によって無電極放電灯Lを安定して始動点灯させることができるとともに、始動点灯後においては制御回路24によりフィードバック制御が行われるので、電力変換回路21が出力する高周波電力が過度に増加あるいは減少することがなく、回路部品へのストレスを低減することができる。
ところで、本実施形態における部品実装基板2は、図1(a)〜(c)に示すように、介在部である放熱シート4を部品実装基板2の上記他表面側(図1(b)における上面側)に臨ませる複数の確認窓6を備える。確認窓6は、例えば部品実装基板2に厚み方向に貫設された円形状の孔からなる。確認窓6は各放熱シート4に対応する形に設けられる。以下の説明では複数の確認窓6を区別するために必要に応じて、放熱シート4A〜4Cそれぞれに対応する確認窓6をそれぞれ符号6A〜6Cで表す。
ここで、確認窓6Aは、図1(c)に示すように、部品実装基板2において厚み方向(部品実装基板2の厚み方向であり図1(c)における紙面の法線方向)で放熱シート4と重複する領域内に収まる形(すなわち放熱シート4で確認窓6の全てが覆われる形)に形成される。一方、確認窓6B,6Cは、部品実装基板2において厚み方向(部品実装基板2の厚み方向)で放熱シート4と重複する領域の一部と重なる形(すなわち放熱シート4で確認窓6の全てが覆われない形)に形成される。
上述したように本実施形態の基板実装構造は、電子部品Hが実装された部品実装基板2と、一面が開口した箱状に形成され部品実装基板2の上記一表面を上記内底面と対向させる形で部品実装基板2を収納するケース3と、部品実装基板2の上記一表面とケース3の上記内底面との間に介在された介在部となる放熱シート4とを具備し、部品実装基板2は、放熱シート4を部品実装基板2の上記他表面側に臨ませる確認窓6を備える。
したがって、以上述べた本実施形態の基板実装構造によれば、部品実装基板2とケース3との間に放熱シート4が正しく配置されていれば、部品実装基板2の確認窓6から放熱シート4が見えるため、部品実装基板2をケース3から取り出さなくても、確認窓6を見るだけで放熱シート4が正しく配置されているか否かを確認することができるので、例えば員数管理による検査を行う場合とは異なり、ケース3から部品実装基板2を取り外して放熱シート4が存在するか否かを確認する必要がなく、また、画像処理による検査を部品実装基板2がケース3に収納された状態で行えるので、検査後に放熱シート4が脱落してしまうことがないから、放熱シート4が正しく配置されているか否かの検査の作業効率および精度を高めることができる。
また、確認窓6Aは、部品実装基板2において厚み方向で放熱シート4と重複する領域内に収まる形に形成されているので、確認窓6Aから見える放熱シート4の面積が増えて、確認窓6Aから放熱シート4が見えるか否かが判定し易くなるから、放熱シート4が正しく配置されているか否かの検査を容易に行うことが可能になる。一方、確認窓6B,6Cは、部品実装基板2において厚み方向で放熱シート4と重複する領域の一部と重なる形に形成されているので、放熱シート4が確認窓6B,6C内のどの位置に位置しているかによって、放熱シート4が、部品実装基板2とケース3との間の規定位置に位置しているか否かまで確認することが可能になる。なお、確認窓6B,6Cの周縁部に、放熱シート4B,4Cの規定位置を明確に表示するための印(一例としては、放熱シート4の辺と一直線上に並ぶような線)を、例えばシルク印刷などにより設けるようにしてもよく、このようにすれば、放熱シート4が規定位置に位置しているか否かの確認が行いやすくなる。また、上記印を溝などの立体形状により形成してもよい。
さらに、本実施形態の部品実装基板2の色(部品実装基板2において配線パターンが形成されていない部分の色)は部品実装基板2の表面に塗布されたレジストの色である緑色であるのに対して、放熱シート4の色は白色としている。つまり、部品実装基板2の色と放熱シート4の色とは、異なる色であるので、部品実装基板2と放熱シート4との区別がし易くなるから、確認窓6から放熱シート4が見えているか否かを確認し易くなり、放熱シート4が正しく配置されているか否かの検査を容易に行うことが可能になる。
ところで、部品実装基板2の色と放熱シート4の色とを異なる色とする代わりに、部品実装基板2の上記他表面側における確認窓6の周縁部をシルク印刷などによって着色することによって、当該周縁部の色と放熱シート4の色とを異なる色とするようにしてもよい。この場合でも、確認窓6から放熱シート4が見えているか否かを確認し易くなり、放熱シート4が正しく配置されているか否かの検査を容易に行うことが可能になる。
なお、部品実装基板2(あるいは確認窓6の周縁部)と介在部たる放熱シート4との色の組み合わせとしては、上述した緑色と白色との組み合わせの他に、白色と黒色、白色と赤色などであってもよい。つまり、色相、彩度、明度のうちの少なくとも1つが異なっていることによって、部品実装基板2と放熱シート4とが異なる色であると明確に認識(区別)できるような色の組み合わせにすればよい。
上記の例では、介在部として放熱シート4を備えるものであるが、介在部は、放熱シート4に限定されない。例えば介在部は、図4に示すように、部品実装基板2の上記一表面とケース3の上記内底面との間に所定のスペースを形成するためのスペーサ7であってよい。なお、図4に示す例では、3個のスペーサ7が設けられており、これらスペーサ7を区別するために必要に応じて符号7A〜7Cで表す。
図4,5に示す部品実装基板2は、厚み方向に貫設された矩形状(図示例では正方形状)の孔からなる確認窓6A〜6Cを備える。確認窓6A〜6Cそれぞれはスペーサ7A〜7Cそれぞれに対応している。したがって、図4,5に示す例においても、部品実装基板2をケース3に収納した状態で、スペーサ7が正しい位置に位置しているか否かの検査が可能である。
本実施形態では、介在部の例として放熱シート4およびスペーサ7を示したが、介在部はこれらに限定されない。つまり、介在部は、部品実装基板2の上記一表面とケース3の上記内底面との間に介在される部品であればよい。また、確認窓6は、部品実装基板2に貫設された孔に限定されず、孔内に透明な部材を嵌め込んだものであってもよい。
なお、上述した基板実装構造に関する実施形態は、本発明の技術的範囲を上述の基板実装構造に限定するものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能である。例えば、部品実装基板2に備えられる回路は、上述の無電極放電灯Lを点灯させるための回路に限定されず、HIDランプなどの点灯回路であってもよく、その他、発光ダイオードや有機ELに用いる電源回路であってもよく、つまるところ種々の回路を採用できる。
実施形態1の基板実装構造を備えた点灯装置を示し、(a)は平面図、(b)は断面図、(c)は同図(a)の部分拡大図である。 同上の点灯装置の回路図である。 同上の点灯装置の外観図である。 同上の基板実装構造を備えた点灯装置の他例を示し、(a)は平面図、(b)は断面図である。 (a)は図4(a)にP1で示す部分の拡大図、(b)は図4(a)にP2で示す部分の拡大図、(c)は図4(a)にP3で示す部分の拡大図である。
符号の説明
2 部品実装基板
3 ケース
4(4A〜4C) 放熱シート(介在部)
6(6A〜6C) 確認窓
7(7A〜7C) スペーサ(介在部)

Claims (5)

  1. 電子部品が実装された部品実装基板と、一面が開口した箱状に形成され部品実装基板の一表面を内底面と対向させる形で部品実装基板を収納するケースと、部品実装基板の上記一表面とケースの上記内底面との間に介在された介在部とで構成され、
    部品実装基板は、介在部を部品実装基板の他表面側に臨ませる確認窓を備えることを特徴とする基板実装構造。
  2. 上記確認窓は、上記部品実装基板において当該部品実装基板の厚み方向で上記介在部と重複する領域内に収まる形に形成されていることを特徴とする請求項1記載の基板実装構造。
  3. 上記確認窓は、上記部品実装基板において当該部品実装基板の厚み方向で上記介在部と重複する領域の一部と重なる形に形成されていることを特徴とする請求項1記載の基板実装構造。
  4. 上記部品実装基板の色と上記介在部の色とは、異なる色であることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項記載の基板実装構造。
  5. 上記部品実装基板の上記他表面側における上記確認窓の周縁部の色と上記介在部の色とは、異なる色であることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項記載の基板実装構造。
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