JP2009200324A - 半導体装置の製造方法および電子情報機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】画素サイズの微細化など素子構成要素の微細化が進んでも、光電変換部や電荷転送部などの隣接するイオン注入領域の相対位置の製造バラツキを小さく抑えることができ、これにより、高品質なCCDデバイスなどの半導体装置を製造する半導体装置の製造方法を得る。
【解決手段】半導体装置の製造方法において、第1および第2のマスク開口11aおよび11bとを有する第1のイオン注入マスク11を形成し、該第1のイオン注入マスク11の第2のマスク開口11bを第2のイオン注入マスクでマスクして、第1のイオン注入マスクの第1のマスク開口11aを通してイオン注入を行い、続いて第1のイオン注入マスクの第1のマスク開口11aを第3のイオン注入マスクでマスクして、第1のイオン注入マスク11の第2のマスク開口11bを通してイオン注入を行う。
【選択図】図3
【解決手段】半導体装置の製造方法において、第1および第2のマスク開口11aおよび11bとを有する第1のイオン注入マスク11を形成し、該第1のイオン注入マスク11の第2のマスク開口11bを第2のイオン注入マスクでマスクして、第1のイオン注入マスクの第1のマスク開口11aを通してイオン注入を行い、続いて第1のイオン注入マスクの第1のマスク開口11aを第3のイオン注入マスクでマスクして、第1のイオン注入マスク11の第2のマスク開口11bを通してイオン注入を行う。
【選択図】図3
Description
本発明は、半導体装置の製造方法および電子情報機器に関し、特に、半導体装置における各々のイオン注入領域を自己整合的に位置決めするためのイオン注入方法、およびこのようなイオン注入方法を用いて製造した固体撮像装置を備えた電子情報機器に関するものである。
従来から固体撮像装置には、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサと呼ばれるものがあり、このタイプの固体撮像装置は、マトリックス状に配列され、光電変換を行う複数の受光部(フォトダイオード)と、受光部の各列に沿って配列され、該受光部で得られた信号電荷を転送する複数の垂直CCDと、該各垂直CCDからの信号電荷を水平方向に転送する水平CCDとを有している。
図6および図7は従来の固体撮像装置の製造方法を説明する図である。図6(a)および(b)は、半導体基板の垂直CCDおよび受光部となるべき領域へのイオン注入工程を示し、図7(a)および(b)は、垂直CCDと受光部との間の電荷読出ゲート部となるべき領域、および垂直CCD部と受光部との間の素子分離部(CS部)となるべき領域へのイオン注入工程を示している。
図7(b)に示すように、従来の固体撮像装置を構成するP型半導体基板1の表面領域には、複数のイオン注入領域2〜5が形成されている。なお、イオン注入領域2は、光電変換部を構成する領域であり、以下説明の都合上、単に光電変換部2ともいう。また、イオン注入領域3は電荷転送部を構成する基板領域、イオン注入領域4は、電荷読出部(TG部)を構成する基板領域、イオン注入領域5は、素子分離部(CS部)を構成する基板領域であり、以下説明の都合上、イオン注入領域3、4、および5はそれぞれ、電荷転送部3、電荷読出部4、および素子分離部5ともいう。
ここで、光電変換部2と電荷転送部3とは所定の間隔を空けて配置されている。光電変換部2とその一方側の電荷転送部3との間には、これらを電気的に分離する素子分離部(CS部)5が配置されており、光電変換部2とその他方側の電荷転送部3との間には、光電変換部2から電荷転送部3に信号電荷を読み出すための電荷読出部(TG部)4が配置されている。
なお、これらの光電変換部2、電荷転送部3、電荷読出部4、および素子分離部5の形成には、半導体基板1上に注入保護膜9を介して形成されたイオン注入マスク62〜65(図6(a)〜(b)、図7(a)〜(b)参照)を用いる。
次に従来の固体撮像装置の製造方法について説明する。
まず、P型半導体基板(例えばP型シリコン基板)1上に注入保護膜9を形成し、その後、レジスト膜の塗布および現像により、半導体基板1の電荷転送部3となるべき領域3aにマスク開口63aを形成したフォトマスク63を注入保護膜9上に形成する。続いて、このフォトマスク63をイオン注入マスクとしてN型不純物Xaをイオン注入して、電荷転送部(CCD)3としてのN型イオン注入領域を半導体基板1の表面領域に形成する(図6(a))。
次に、上記フォトマスク63を除去した後、上記と同様にフォトリソグラフィ技術を用いて、半導体基板1の光電変換部2となるべき領域2aにマスク開口62aを形成したフォトマスク62を形成する。続いて、このフォトマスク62をイオン注入マスクとしてN型不純物Xaをイオン注入して、光電変換部2としてのN型イオン注入領域を半導体基板1の表面領域に形成する(図6(b))。
次に、上記フォトマスク62を除去した後、上記と同様にフォトリソグラフィ技術を用いて、半導体基板1の電荷読出部4となるべき領域4aにマスク開口64aを形成したフォトマスク64を形成する。続いて、このフォトマスク64をイオン注入マスクとしてP型不純物Xbをイオン注入して、電荷読出部4としてのP型イオン注入領域を半導体基板1の表面領域に形成する。
その後、上記フォトマスク64を除去した後、上記と同様にフォトリソグラフィ技術を用いて、半導体基板1の素子分離部5となるべき領域5aにマスク開口65aを形成したフォトマスク65を形成する。続いて、このフォトマスク65をイオン注入マスクとしてP型不純物Xbをイオン注入して、素子分離部5としてのP型イオン注入領域を半導体基板1の表面領域に形成する。なお、ここでは、この素子分離部5を形成するためのイオン注入は、イオン注入エネルギーを変えて2回行っており、素子分離部5では、その表面側の浅い部分51のP型不純物濃度を深い部分52のP型不純物濃度に比べて高くしている。
ところで、現状では、CCDタイプの固体撮像素子の微細化・高密度化のために、画素内の領域、つまり、1つの画素を構成する光電変換部2、電荷転送部3、電荷読出部4、および素子分離部5を含む領域でのアライメント合わせ精度をいかに小さくするか、各社しのぎを削っている。
例えば、特許文献1には、その対策として、1つの画素における素子分離部(この文献ではPI部とされている。)と画素読出部(TG部)とを自己整合的に形成する方法が開示されている。
特開平5−190830号公報
ところが、上述した特許文献1に開示の方法では、1つの画素における素子分離部(この文献ではPI部とされている。)と画素読出部(TG部)とは、1つのレジストマスクのマスクパターンにより自己整合的に位置決めされることとなるが、このレジストマスクでは、光電変換部2と電荷転送部3との自己整合的な位置決めはできない。従って、特許文献1では、画素サイズの微細化が進むと、光電変換部(PD部)2と電荷転送部(CCD部)4との相対位置の製造バラツキ、特に、マスク合わせ精度に起因するばらつきが、デバイス特性に大きな影響を与えることとなる。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたもので、画素サイズの微細化など半導体装置の構成要素の微細化が進んでも、光電変換部や電荷転送部などの隣接するイオン注入領域の相対位置の製造バラツキを小さく抑えることができ、これにより、高品質なCCDデバイスなどの半導体装置を製造することができる半導体装置の製造方法、およびこのような半導体装置の製造方法により得られた固体撮像装置を有する電子情報機器を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、複数のイオン注入領域を有する半導体装置を製造する方法であって、第1のマスク開口と該第1のマスク開口の両側に位置する第2のマスク開口とを有する第1のイオン注入マスクを形成する工程と、第2のイオン注入マスクを、該第1のイオン注入マスクの第2のマスク開口がマスクされるよう形成する工程と、該第1および第2のイオン注入マスクを用いて、該第1のイオン注入マスクの第1のマスク開口を通してイオン注入を行って、第1のイオン注入領域を形成する工程と、該第2のイオン注入マスクを除去した後、第3のイオン注入マスクを、該第1のイオン注入マスクの第1のマスク開口がマスクされるよう形成する工程と、該第1および第3のイオン注入マスクを用いて該第1のイオン注入マスクの第2のマスク開口を通してイオン注入を行って第2のイオン注入領域を形成する工程とを含むものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明は、上記半導体装置の製造方法において、前記第1のイオン注入領域と前記第2のイオン注入領域とは同一の導電型を有し、互いに異なるイオン注入条件でイオン注入された領域であることが好ましい。
本発明は、上記半導体装置の製造方法において、前記第1のイオン注入領域と前記第2のイオン注入領域とは、前記第1のイオン注入マスクの第1および第2のマスク開口により自己整合的に位置決めされていることが好ましい。
本発明は、上記半導体装置の製造方法において、前記第1のイオン注入マスクは、1つのフォトマスクを用いて、絶縁膜をパターニングしてなる絶縁性ハードマスクであることが好ましい。
本発明は、上記半導体装置の製造方法において、前記第1のイオン注入マスクは、シリコン酸化膜からなる絶縁性ハードマスクであり、前記第2および第3のイオン注入マスクは、フォトマスクであることが好ましい。
本発明は、上記半導体装置の製造方法において、前記第3のイオン注入マスクを除去した後、前記第1のイオン注入マスクを用いてそのマスクパターンを反転したマスクパターンを有する第4のイオン注入マスクを形成する工程を含み、該第4のイオン注入マスクは、該第1のイオン注入マスクの第1のマスク開口とその一方側に位置する第2のマスク開口との間の部分に位置する一方側マスク開口と、該第1のイオン注入マスクの第1のマスク開口とその他方側に位置する第2のマスク開口との間の部分に位置する他方側マスク開口とを有することが好ましい。
本発明は、上記半導体装置の製造方法において、第5のイオン注入マスクを、前記第4のイオン注入マスクの一方側マスク開口がマスクされるよう形成する工程と、該第4および第5のイオン注入マスクを用いて、該第4のイオン注入マスクの他方側マスク開口と通してイオン注入を行って、第3のイオン注入領域を形成する工程とを含むことが好ましい。
本発明は、上記半導体装置の製造方法において、前記第1のイオン注入領域と前記第2のイオン注入領域とは同一の導電型を有し、前記第3のイオン注入領域は、前記第1および第2のイオン注入領域とは異なる導電型を有することが好ましい。
本発明は、上記半導体装置の製造方法において、前記第1ないし第3のイオン注入領域は互いに、前記第1のイオン注入マスクの第1および第2のマスク開口により自己整合的に位置決めされていることが好ましい。
本発明は、上記半導体装置の製造方法において、前記第5のイオン注入マスクを除去した後、第6のイオン注入マスクを、該第4のイオン注入マスクの他方側マスク開口がマスクされるよう形成する工程と、該第5および第6のイオン注入マスクを用いて該第4のイオン注入マスクの一方側マスク開口を通してイオン注入を行って、第4のイオン注入領域を形成する工程とを含むことが好ましい。
本発明は、上記半導体装置の製造方法において、前記第1のイオン注入領域と前記第2のイオン注入領域とは同一の導電型を有し、前記第3のイオン注入領域は、前記第1および第2のイオン注入領域とは異なる導電型を有することが好ましい。
本発明は、上記半導体装置の製造方法において、前記第1ないし第4のイオン注入領域は互いに、前記第1のイオン注入マスクの第1および第2のマスク開口により自己整合的に位置決めされていることが好ましい。
本発明は、上記半導体装置の製造方法において、前記第1のイオン注入マスクは、1つのフォトマスクを用いて、絶縁膜をパターニングしてなる絶縁性ハードマスクであり、前記第4のイオン注入マスクは、該絶縁性ハードマスクを用いて、導電膜をパターニングしてなる導電性ハードマスクであることが好ましい。
本発明は、上記半導体装置の製造方法において、前記第4のイオン注入マスクを形成する工程は、前記第3のイオン注入マスクを除去した後、導電膜を、前記第1のイオン注入マスクである絶縁性ハードマスクの表面およびそのマスク開口内に露出する下地層の表面を覆うよう全面に形成する導電膜形成工程と、該導電膜を、該絶縁性ハードマスクが露出するようエッチングする導電膜エッチング工程と、該露出した絶縁性ハードマスクを、該エッチング後に残った導電膜をマスクとしてエッチングする絶縁膜エッチング工程とを含むことが好ましい。
本発明は、上記半導体装置の製造方法において、前記導電膜エッチング工程は、前記導電膜と、該導電膜に覆われている前記絶縁性ハードマスクとを、化学機械研磨法により所定の厚さになるようエッチング除去する工程であることが好ましい。
本発明は、上記半導体装置の製造方法において、前記第1のイオン注入マスクは、シリコン酸化膜をパターニングしてなる絶縁性ハードマスクであり、前記第2および第3のイオン注入マスクは、フォトマスクであり、前記第4のイオン注入マスクは、ポリシリコン膜をパターニングしてなる導電性ハードマスクであり、前記第5および第6のイオン注入マスクは、フォトマスクであることが好ましい。
本発明は、上記半導体装置の製造方法において、前記半導体装置は、マトリクス状に配列され、入射光の光電変換により信号電荷を生成する複数の光電変換部と、該光電変換部の各列に沿って隣接して配置され、該光電変換部で得られた信号電荷を転送する電荷転送部とを有する固体撮像装置であり、前記第1のイオン注入領域は、該固体撮像装置の電荷転送部を構成する領域であり、前記第2のイオン注入領域は、該固体撮像装置の光電変換部を構成する領域であることが好ましい。
本発明は、上記半導体装置の製造方法において、前記半導体装置は、マトリクス状に配列され、入射光の光電変換により信号電荷を生成する複数の光電変換部と、該光電変換部の各列に沿って隣接して配置され、該光電変換部で得られた信号電荷を転送する電荷転送部とを有する固体撮像装置であり、前記第1のイオン注入領域は、該固体撮像装置の電荷転送部を構成する領域であり、前記第2のイオン注入領域は、該固体撮像装置の光電変換部を構成する領域であり、前記第3のイオン注入領域は、該固体撮像装置の光電変換部と、該光電変換部の一方側の電荷転送部との間に位置し、該光電変換部から該電荷転送部へ信号電荷を読み出す電荷読出部を構成する領域であり、前記第4のイオン注入領域は、該固体撮像装置の光電変換部と、該光電変換部の他方側の電荷転送部との間に位置し、該光電変換部と該電荷転送部とを電気的に分離する素子分離部を構成する領域であることが好ましい。
本発明は、上記半導体装置の製造方法において、前記第2のイオン注入領域に対する前記第1のイオン注入領域の位置、および該第2のイオン注入領域に対する前記第3および第4のイオン注入領域の位置は、前記固体撮像装置における電荷転送の効率を決定することが好ましい。
本発明に係る電子情報機器は、撮像部を備えた電子情報機器であって、該撮像部として、請求項17または18に記載の半導体装置の製造方法により得られた固体撮像装置を用いたものであり、そのことにより上記目的が達成される。
以下、本発明の作用について説明する。
本発明においては、第1のマスク開口と該第1のマスク開口の両側に位置する第2のマスク開口とを有する第1のイオン注入マスクを形成し、該第1のイオン注入マスクの第2のマスク開口を第2のイオン注入マスクでマスクした後、第1のイオン注入マスクの第1のマスク開口を通してイオン注入を行って第1のイオン注入領域を形成し、次に、第2のイオン注入マスクを除去した後、該第1のイオン注入マスクの第1のマスク開口を第3のイオン注入マスクでマスクした後、第1のイオン注入マスクの第2のマスク開口を通してイオン注入を行って第2のイオン注入領域を形成するので、イオン注入条件の異なる第1および第2のイオン注入領域を、第1のイオン注入マスクの第1および第2のマスク開口により位置決めして自己整合的に形成することができる。
また、本発明においては、前記第1のイオン注入マスクを、1つのフォトマスクを用いて、絶縁膜をパターニングしてなる絶縁性ハードマスクとしているので、第2および第3のイオン注入マスクをフォトマスクとすることにより、第1のイオン注入マスクの開口パターンを崩すことなく、第2および第3のイオン注入マスクを簡単に形成することができる。
また、本発明においては、前記第3のイオン注入マスクを除去した後、前記第1のイオン注入マスクを用いてそのマスクパターンを反転したマスクパターンを有する第4のイオン注入マスクを形成するので、第4のイオン注入マスクを用いたイオン注入により、第1のイオン注入マスクのマスクパターンより位置決めされるイオン注入領域に隣接させて、さらなるイオン注入領域を、自己整合的に形成することができる。
また、本発明においては、前記第4のイオン注入マスクの一方側マスク開口を第5のイオン注入マスクでマスクした後、第4のイオン注入マスクの他方側マスク開口を通してイオン注入を行って第3のイオン注入領域を形成し、次に、第5のイオン注入マスクを除去した後、前記第4のイオン注入マスクの他方側マスク開口を第6のイオン注入マスクでマスクした後、第4のイオン注入マスクの一方側マスク開口を通してイオン注入を行って第4のイオン注入領域を形成するので、イオン注入条件の異なる第3および第4のイオン注入領域を、第4のイオン注入マスクの一方側および他方側マスク開口により位置決めして自己整合的に形成することができる。しかも、第4のイオン注入マスクは、第1のイオン注入マスクのマスクパターンを反転したマスクパターンを有するので、上記第3および第4のイオン注入領域を、第1および第2のイオン注入領域に対しても自己整合的に配置することができる。
また、本発明においては、前記第1のイオン注入マスクを、絶縁膜のパターニングにより得られる絶縁性ハードマスクとし、しかも、前記第4のイオン注入マスクを、導電膜のパターニングにより得られる導電性ハードマスクとしているので、第4のイオン注入マスクを、絶縁性ハードマスクを用いた導電膜の選択的なエッチング処理により簡単に形成することができる。
また、本発明においては、前記第1のイオン注入領域を、固体撮像装置の電荷転送部を構成する領域とし、前記第2のイオン注入領域を、固体撮像装置の光電変換部を構成する領域とすることにより、固体撮像装置における光電変換部と電荷転送部との相対位置を、製造ばらつきの小さいものとでき、固体撮像装置の歩留まりを抑えて、その高性能化を図ることができる。さらに、前記第3のイオン注入領域を、光電変換部から電荷転送部へ信号電荷を読み出す電荷読出部を構成する領域とし、前記第4のイオン注入領域を、該光電変換部と該電荷転送部とを電気的に分離する素子分離部を構成する領域とすることにより、光電変換部および電荷転送部に対する電荷読出部および素子分離部の相対位置をも、製造ばらつきの小さいものとでき、これにより、固体撮像装置の歩留およびその性能をより一層向上することができる。
以上のように、本発明によれば、第1のマスク開口と該第1のマスク開口の両側に位置する第2のマスク開口とを有する第1のイオン注入マスクを形成し、該第1のイオン注入マスクの第2のマスク開口を第2のイオン注入マスクでマスクした後、第1のイオン注入マスクの第1のマスク開口を通してイオン注入を行って第1のイオン注入領域を形成し、次に、第2のイオン注入マスクを除去した後、該第1のイオン注入マスクの第1のマスク開口が第3のイオン注入マスクでマスクした後、第1のイオン注入マスクの第2のマスク開口を通してイオン注入を行って第2のイオン注入領域を形成するので、イオン注入条件の異なる第1および第2のイオン注入領域を、第1のイオン注入マスクの第1および第2のマスク開口により位置決めして自己整合的に形成することができる。
この結果、画素サイズの微細化など素子構成要素の微細化が進んでも、光電変換部や電荷転送部などの隣接するイオン注入領域の相対位置の製造バラツキを小さく抑えることができ、これにより、高品質なCCDデバイスなどの半導体装置を製造することができる効果がある。
また、本発明によれば、前記第1のイオン注入マスクを用いてそのマスクパターンを反転したマスクパターンを有する第4のイオン注入マスクを用いて、第3および第4のイオン注入領域を形成するので、上記第3および第4のイオン注入領域を、第1および第2のイオン注入領域に対しても自己整合的に配置することができる。
この結果、CCDデバイスなどの半導体装置では、特性に大きな影響を与える、光電変換領域(PD部)に対する、電荷読出部(TG部)および素子分離部(CS部)の相対位置の製造バラツキ抑制することができる効果がある。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1による半導体装置の製造方法を説明する図であり、図1(a)は、この半導体装置の製造方法により得られる半導体装置の一例としてCCD型固体撮像装置の概略構成を示している。
図1は、本発明の実施形態1による半導体装置の製造方法を説明する図であり、図1(a)は、この半導体装置の製造方法により得られる半導体装置の一例としてCCD型固体撮像装置の概略構成を示している。
この実施形態1のCCD型固体撮像装置100は、マトリクス状(二次元状)に配列され、光電変換を行う複数のフォトダイオード(光電変換部)PDと、各フォトダイオードPDの列に対応して設けられ、フォトダイオードPDで発生した信号電荷を垂直方向に転送する垂直CCD部30と、この垂直CCD部30からの信号電荷を水平方向に転送する水平CCD部40と、この水平CCD部40の終端に接続され、水平方向に転送されてきた信号電荷を増幅して信号電圧として出力する出力部50とを有している。ここで、各フォトダイオードPDは、垂直CCD部30の対応する部分とともに、このCCD型固体撮像装置100における各画素Pxを構成している。
図1(b)は、CCD型固体撮像装置100のフォトダイオードPDおよび垂直CCD部30を構成するイオン注入領域のレイアウトを示す平面図である。
図1(b)に示すように、例えば、P型シリコン基板などの半導体基板1の表面領域には、フォトダイオード(光電変換部)PDを構成するN型イオン注入領域2がマトリクス状に配列されており、垂直方向に並ぶ光電変換部2の列に沿って、対応する垂直CCD部(電荷転送部)30を構成するN型イオン注入領域3が配置されている。また、光電変換部2と、その一方側に位置する電荷転送部3との間には、電荷読出部(TG部)を構成するP型イオン注入領域4が配置されており、さらに、隣接する光電変換部2の間、および光電変換部2と電荷転送部3との間には、これらを電気的に分離する素子分離部を構成するP型イオン注入領域5が配置されている。
なお、イオン注入領域2〜5は上述したとおりそれぞれ、光電変換部、電荷転送部、電荷読出部(TG部)、素子分離部(CS部)を構成する基板領域であるが、以下説明の簡略化のため、イオン注入領域2〜5はそれぞれ、光電変換部2、電荷転送部3、電荷読出部4、および素子分離部5ともいう。また、この半導体基板1上には、絶縁膜(図示せず)を介して、垂直CCD部30を構成するゲート電極が形成されているが、ここでは図示していない。
次に、本実施形態1の固体撮像装置の製造方法について説明する。
図2ないし図5は、本実施形態の固体撮像装置の製造方法を工程順に説明する断面図であり、図1(b)のIb−Ib線断面の構造を示している。
まず、図2(a)に示すように、例えば、P型シリコン基板などのP型不純物を含む半導体基板1上に、厚さ数100オングストロームの注入保護膜9を形成する。ここで、この注入保護膜9は、一般的にはシリコン酸化膜を用いるが、この注入保護膜9は、シリコン酸化膜上にシリコン窒化膜を積層してなる2層構造とすることが望ましい。この場合、シリコン酸化膜およびシリコン窒化膜の膜厚は、500オングストローム程度とする。
続いて、上記注入保護膜9上に、注入阻止膜(第1のイオン注入マスク)11となるマスク材料層10を形成する。この注入阻止膜11は、次工程のイオン注入の際に、イオン注入阻止能を十二分に発揮できるような膜厚、例えば1μm程度の膜厚が必要であり、また、この注入阻止膜11は絶縁性ハードマスクであり、具体的には、一般的に使用されている、プラズマCVD(P−CVD)法あるいは減圧CVD(LP−CVD)法により形成されるシリコン酸化膜を用いるのが望ましい。
その後、注入阻止膜11上に、フォトリソグラフィー技術を用いたレジスト膜のパターニングによりフォトマスク(以下、レジストマスクという。)6を形成する。
このレジストマスク6は、P型半導体基板1の表面の、電荷転送部3の配置領域3aおよび光電変換部2の配置領域2aに対応する部分に、第1および第2のレジスト開口6aおよび6bを形成したものであり、半導体基板1の表面の電荷読出部(TG部)および素子分離部(CS部)の配置領域4aおよび5aをマスクするものである。
次に、図2(b)に示すように、上記レジストマスク6を用いてマスク材料層10を、半導体基板1の光電変換部2および電荷転送部3の配置領域2aおよび3aにイオンを選択的に注入するためのマスクパターンが形成されるよう、ドライエッチングによりパターニングする。この際に、エッチング条件としては、注入阻止膜10の下地であるP型半導体基板1が、エッチングされるのを防ぐため、2層構造の注入保護膜9を構成する上側のシリコン窒化膜とのエッチング選択比が大きくとれるものを選ぶ。このマスク材料層10のエッチングにより、第1および第2のマスク開口11a及び11bを有する第1のイオン注入マスク11が形成される。この第1のイオン注入マスク11の第1のマスク開口11aは、その開口内に露出するP型半導体基板1の表面領域3aにイオンを注入して、電荷転送部(第1のイオン注入領域)3を形成するためのものであり、また、その第2のマスク開口11bは、その開口内に露出する半導体基板1の表面領域2aにイオンを注入して、光電変換部(第2のイオン注入領域)2を形成するためのものである。
次に、図3(a)に示すように、レジスト膜のパターニングにより、上記イオン注入マスク11の、第1のマスク開口11aの形成領域である電荷転送部3の配置領域3a以外をマスクする第2のイオン注入マスク12を形成する。その後、第1および第2のイオン注入マスク11および12を用いて、N型不純物であるリン(P)を、上記第1のイオン注入マスク11の第1のマスク開口11aを通して200KeV程度の注入エネルギーでイオン注入する。これにより、電荷転送部(垂直CCD部)3の配置領域3aにイオン注入が行われて、電荷転送部(CCD部)3としてのイオン注入領域が形成される。
続いて、上記第2のイオン注入マスク12を除去した後、図3(b)に示すように、レジスト膜のパターニングにより、上記第1のイオン注入マスク11の、第2のマスク開口11bの形成領域である光電変換部2の配置領域2a以外をマスクする第3のイオン注入マスク13を形成する。その後、第1および第3のイオン注入マスク11および13を用いて、N型不純物であるリン(P)を、上記第1のイオン注入マスク11の第2のマスク開口11bを通して750KeV程度の注入エネルギーでイオン注入する。これにより、光電変換部2の配置領域2aにイオン注入が行われて、光電変換部2としてのイオン注入領域が形成される。
次に、上記イオン注入後、第2のイオン注入マスク12を除去し、その後、図4(a)に示すように、第2のハードマスク(注入阻止膜)21を形成するためのマスク材料層20を、全面に成膜する。ここで、成膜種には、次工程でCMP(化学的機械研磨)を実施するので、CMP法による研磨で十分な選択比が得られる材料を使用する。ここでは、イオン注入マスク(注入阻止膜)21には多結晶シリコン膜が最適であり、これは、一般的に使用されており、シリコン酸化膜と十分な選択比があるためである。この成膜の際には、上記注入阻止膜21が、次工程での素子分離部(CS部)5および電荷読出部(TG部)4の配置領域5aおよび4aへのイオン注入のマスクになるので、あらかじめ最適な、厚さ及び膜質(粒径)を選んでおけばよい。
このようにCMP法にて、余分なマスク材料層20を除去した後、図4(b)に示すように、TG部あるいはCS部の配置領域4aあるいは5aに残っている第1のハードマスク(注入阻止膜)11を、ドライエッチング処理、もしくはウエットエッチング処理により完全に除去する。これにより第2のハードマスク21を形成する。このハードマスク21は、光電変換部2の一方側マスク開口21aとその他方側マスク開口21bを有している。このマスク21の第一方側マスク開口21aは、その開口内に露出するP型半導体基板1の表面領域にイオンを注入して、電荷読出部4としてのイオン注入領域を形成するためのものであり、また、その他方側マスク開口21bは、その開口内に露出する半導体基板1の表面領域にイオンを注入することにより、素子分離部5としてのイオン注入領域を形成するためのものである。
次に、図5(a)に示すように、レジスト膜のパターニングにより、上記イオン注入マスク20の、一方側マスク開口21aの形成領域である電荷読出部4の配置領域4a以外をマスクする第5のイオン注入マスク16を形成する。その後、第4および第5のイオン注入マスク21および16を用いて、P型不純物であるボロン(B)を、上記第4のイオン注入マスク21の一方側マスク開口21aを通して100KeV程度の注入エネルギーでイオン注入する。これにより、TG部の配置領域4aにイオン注入が行われて、TG部4としてのイオン注入領域が形成される。
続いて、上記第5のイオン注入マスク16を除去した後、図5(b)に示すように、レジスト膜のパターニングにより、上記イオン注入マスク20の、他方側マスク開口21bの形成領域である素子分離部5の配置領域5a以外をマスクする第6のイオン注入マスク26を形成する。
その後、第4および第6のイオン注入マスク21および26を用いて、P型不純物であるボロン(B)を、上記第4のイオン注入マスク21の他方側マスク開口21bを通してイオン注入する。このとき、ボロンのイオン注入は、注入エネルギーを変えて2回行い、1回目の注入エネルギーを100Kevとし、2回目の注入エネルギーを数百Kevとすることで、CS部5となる領域5aには、浅い部分51での純物濃度が深い部分52での不純物濃度より高いイオン注入領域が形成される。
その後、固体撮像装置を構成する電極などの他の構成要素を順次形成して固体撮像装置を完成する。
上記のような工程により、PD部とCCD部としてのイオン注入領域、さらにTG部およびCS部としてのイオン注入領域を自己整合的に形成することができる。従って、画素サイズの微細化にともなって特性への影響の増大するアライメント精度バラツキを抑制でき、これによりデバイス特性が均一で高品質なCCDデバイスを製造することができる。
このように本実施形態1では、第1のマスク開口11aと該第1のマスク開口の両側に位置する第2のマスク開口11bとを有する第1のイオン注入マスク11を形成し、該第1のイオン注入マスク11の第2のマスク開口11bを第2のイオン注入マスク12でマスクした後、第1のイオン注入マスク11の第1のマスク開口11aを通してイオン注入を行って電荷転送部(第1のイオン注入領域)3を形成し、次に、第2のイオン注入マスク12を除去した後、該第1のイオン注入マスク11の第1のマスク開口11aを第3のイオン注入マスク13でマスクした後、第1のイオン注入マスク11の第2のマスク開口11bを通してイオン注入を行って光電変換部(第2のイオン注入領域)2を形成するので、イオン注入条件の異なる電荷転送部3および光電変換部2を、第1のイオン注入マスク11の第1および第2のマスク開口11aおよび11bにより位置決めして自己整合的に形成することができる。
また、この実施形態1では、第1のイオン注入マスク11を、1つのフォトマスク6を用いて、絶縁膜(シリコン酸化膜)10をパターニングしてなる絶縁性ハードマスクとしているので、第2および第3のイオン注入マスク11および12をフォトマスクとすることにより、第1のイオン注入マスク11の開口パターン11aおよび11bを崩すことなく、第2および第3のイオン注入マスク12および13を簡単に形成することができる。
また、この実施形態1では、第4のイオン注入マスク21を、第1のイオン注入マスク11のマスクパターンを反転したマスクパターンを有するものとしているので、第4のイオン注入マスク12を用いたイオン注入により、第1のイオン注入マスク11のマスクパターンによって位置決めされたイオン注入領域2および3に対して、さらなるイオン注入領域(電荷読出部)4および(素子分離部)5を自己整合的に形成することができる。
また、この実施形態1では、第4のイオン注入マスク21の一方側マスク開口21aを第5のイオン注入マスク16でマスクした後、第4のイオン注入マスク21の他方側マスク開口21bを通してイオン注入を行って第3のイオン注入領域(電荷読出部)4を形成し、次に、第5のイオン注入マスク16を除去し、第4のイオン注入マスク21の他方側マスク開口21bを第6のイオン注入マスク26でマスクした後、第4のイオン注入マスクの一方側マスク開口21aを通してイオン注入を行って第4のイオン注入領域(素子分離部)5を形成するので、イオン注入条件の異なる第3および第4のイオン注入領域(電荷読出部)4および(素子分離部)を、第4のイオン注入マスク21の一方側および他方側マスク開口21aおよび21bにより位置決めして自己整合的に形成することができる。しかも、第4のイオン注入マスク21は、第1のイオン注入マスク11のマスクパターンを反転したマスクパターンを有するので、上記第3および第4のイオン注入領域(電荷読出部)4および(素子分離部)5を、第1および第2のイオン注入領域(電荷転送部)3および(光電変換部)2に対しても自己整合的に配置することができる。
また、この実施形態1では、第1のイオン注入マスク11を、絶縁膜(シリコン酸化膜)のパターニングにより得られる絶縁性ハードマスクとし、しかも、第4のイオン注入マスク21を、導電膜のパターニングにより得られる導電性ハードマスクとしているので、第4のイオン注入マスク21を、絶縁性ハードマスク11を用いた導電膜(ポリシリコン膜)の選択的なエッチング処理により簡単に形成することができる。
このようにこの実施形態1では、固体撮像装置における光電変換部2と電荷転送部3との相対位置を、製造ばらつきの小さいものとでき、固体撮像装置の歩留まりを抑えて、その高性能化を図ることができる。さらに、光電変換部2および電荷転送部3に対する電荷読出部4および素子分離部5の相対位置をも、製造ばらつきの小さいものとでき、これにより、固体撮像装置の歩留およびその性能をより一層向上することができる。
なお、上記実施形態1では、電荷転送部3としてのイオン注入領域を形成した後に、光電変換部2としてのイオン注入領域を形成しているが、これは、先に光電変換部2としてのイオン注入領域を形成し、その後、電荷転送部3としてのイオン注入領域を形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態1では、電荷読出部4としてのイオン注入領域を形成した後に、素子分離部5としてのイオン注入領域を形成しているが、これは、先に素子分離部5としてのイオン注入領域を形成し、その後、電荷読出部4としてのイオン注入領域を形成するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態1では、半導体装置としてCCD型の固体撮像装置を例にあげて、半導体装置の製造方法を説明したが、本発明の半導体装置の製造方法は、CCD型の固体撮像装置を対象とするものに限定されるものではなく、隣接して配置される複数のイオン注入領域を素子領域として有する半導体装置であれば、どのようなものでも、例えばCMOS型の固体撮像装置でも、本発明の半導体装置の製造方法を適用することができる。
(実施形態2)
なお、上記実施形態1では、特に説明しなかったが、上記実施形態1の固体撮像装置100を撮像部に用いた例えばデジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、画像入力カメラ、スキャナ、ファクシミリ、カメラ付き携帯電話装置などの画像入力デバイスを有した電子情報機器について説明する。本発明の電子情報機器は、本発明の実施形態1の固体撮像装置100を撮像部に用いて得た高品位な画像データを記録用に所定の信号処理した後にデータ記録する記録メディアなどのメモリ部と、この画像データを表示用に所定の信号処理した後に液晶表示画面などの表示画面上に表示する液晶表示装置などの表示手段と、この画像データを通信用に所定の信号処理をした後に通信処理する送受信装置などの通信手段と、この画像データを印刷(印字)して出力(プリントアウト)する画像出力手段とのうちの少なくともいずれかを有している。
(実施形態2)
なお、上記実施形態1では、特に説明しなかったが、上記実施形態1の固体撮像装置100を撮像部に用いた例えばデジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、画像入力カメラ、スキャナ、ファクシミリ、カメラ付き携帯電話装置などの画像入力デバイスを有した電子情報機器について説明する。本発明の電子情報機器は、本発明の実施形態1の固体撮像装置100を撮像部に用いて得た高品位な画像データを記録用に所定の信号処理した後にデータ記録する記録メディアなどのメモリ部と、この画像データを表示用に所定の信号処理した後に液晶表示画面などの表示画面上に表示する液晶表示装置などの表示手段と、この画像データを通信用に所定の信号処理をした後に通信処理する送受信装置などの通信手段と、この画像データを印刷(印字)して出力(プリントアウト)する画像出力手段とのうちの少なくともいずれかを有している。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、半導体装置の製造方法、およびこの半導体装置の製造方法により製造した固体撮像装置を有する電子情報機器の分野において、半導体装置における各々のイオン注入領域を自己整合的に位置決めすることにより、画素サイズの微細化など素子構成要素の微細化が進んでも、光電変換部や電荷転送部などの隣接するイオン注入領域の相対位置の製造バラツキを小さく抑えることができ、これにより、高品質なCCDデバイスなどの半導体装置を製造することができるものである。
1 半導体基板
2 光電変換部(第2のイオン注入領域)
3 電荷転送部(第1のイオン注入領域)
4 電荷読出部(第3のイオン注入領域)
5 素子分離部(第4のイオン注入領域)
6 フォトマスク
6a、6b 第1および第2のレジスト開口
9 注入保護膜
10 シリコン酸化膜
11 第1のハードマスク(第1のイオン注入マスク)
11a、11b 第1および第2のマスク開口
12 フォトマスク(第2のイオン注入マスク)
13 フォトマスク(第3のイオン注入マスク)
16 フォトマスク(第5のイオン注入マスク)
20 多結晶シリコン膜
21 第2のハードマスク(第4のイオン注入マスク)
21a 一方側マスク開口
21b 他方側マスク開口
26 フォトマスク(第6のイオン注入マスク)
30 垂直CCD部
40 水平CCD部
50 出力部
100 CCD型固体撮像装置
PD フォトダイオード
Px 画素
2 光電変換部(第2のイオン注入領域)
3 電荷転送部(第1のイオン注入領域)
4 電荷読出部(第3のイオン注入領域)
5 素子分離部(第4のイオン注入領域)
6 フォトマスク
6a、6b 第1および第2のレジスト開口
9 注入保護膜
10 シリコン酸化膜
11 第1のハードマスク(第1のイオン注入マスク)
11a、11b 第1および第2のマスク開口
12 フォトマスク(第2のイオン注入マスク)
13 フォトマスク(第3のイオン注入マスク)
16 フォトマスク(第5のイオン注入マスク)
20 多結晶シリコン膜
21 第2のハードマスク(第4のイオン注入マスク)
21a 一方側マスク開口
21b 他方側マスク開口
26 フォトマスク(第6のイオン注入マスク)
30 垂直CCD部
40 水平CCD部
50 出力部
100 CCD型固体撮像装置
PD フォトダイオード
Px 画素
Claims (20)
- 複数のイオン注入領域を有する半導体装置を製造する方法であって、
第1のマスク開口と該第1のマスク開口の両側に位置する第2のマスク開口とを有する第1のイオン注入マスクを形成する工程と、
第2のイオン注入マスクを、該第1のイオン注入マスクの第2のマスク開口がマスクされるよう形成する工程と、
該第1および第2のイオン注入マスクを用いて、該第1のイオン注入マスクの第1のマスク開口を通してイオン注入を行って、第1のイオン注入領域を形成する工程と、
該第2のイオン注入マスクを除去した後、第3のイオン注入マスクを、該第1のイオン注入マスクの第1のマスク開口がマスクされるよう形成する工程と、
該第1および第3のイオン注入マスクを用いて該第1のイオン注入マスクの第2のマスク開口を通してイオン注入を行って第2のイオン注入領域を形成する工程とを含む半導体装置の製造方法。 - 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1のイオン注入領域と前記第2のイオン注入領域とは同一の導電型を有し、互いに異なるイオン注入条件でイオン注入された領域である半導体装置の製造方法。 - 請求項2に記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1のイオン注入領域と前記第2のイオン注入領域とは、前記第1のイオン注入マスクの第1および第2のマスク開口により自己整合的に位置決めされている半導体装置の製造方法。 - 請求項3に記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1のイオン注入マスクは、1つのフォトマスクを用いて、絶縁膜をパターニングしてなる絶縁性ハードマスクである半導体装置の製造方法。 - 請求項4に記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1のイオン注入マスクは、シリコン酸化膜からなる絶縁性ハードマスクであり、
前記第2および第3のイオン注入マスクは、フォトマスクである半導体装置の製造方法。 - 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
前記第3のイオン注入マスクを除去した後、前記第1のイオン注入マスクを用いてそのマスクパターンを反転したマスクパターンを有する第4のイオン注入マスクを形成する工程を含み、
該第4のイオン注入マスクは、
該第1のイオン注入マスクの第1のマスク開口とその一方側に位置する第2のマスク開口との間の部分に位置する一方側マスク開口と、
該第1のイオン注入マスクの第1のマスク開口とその他方側に位置する第2のマスク開口との間の部分に位置する他方側マスク開口とを有する半導体装置の製造方法。 - 請求項6に記載の半導体装置の製造方法において、
第5のイオン注入マスクを、前記第4のイオン注入マスクの一方側マスク開口がマスクされるよう形成する工程と、
該第4および第5のイオン注入マスクを用いて、該第4のイオン注入マスクの他方側マスク開口と通してイオン注入を行って、第3のイオン注入領域を形成する工程とを含む半導体装置の製造方法。 - 請求項7に記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1のイオン注入領域と前記第2のイオン注入領域とは同一の導電型を有し、
前記第3のイオン注入領域は、前記第1および第2のイオン注入領域とは異なる導電型を有する半導体装置の製造方法。 - 請求項8に記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1ないし第3のイオン注入領域は互いに、前記第1のイオン注入マスクの第1および第2のマスク開口により自己整合的に位置決めされている半導体装置の製造方法。 - 請求項7に記載の半導体装置の製造方法において、
前記第5のイオン注入マスクを除去した後、第6のイオン注入マスクを、該第4のイオン注入マスクの他方側マスク開口がマスクされるよう形成する工程と、
該第5および第6のイオン注入マスクを用いて該第4のイオン注入マスクの一方側マスク開口を通してイオン注入を行って、第4のイオン注入領域を形成する工程とを含む半導体装置の製造方法。 - 請求項10に記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1のイオン注入領域と前記第2のイオン注入領域とは同一の導電型を有し、
前記第3のイオン注入領域は、前記第1および第2のイオン注入領域とは異なる導電型を有する半導体装置の製造方法。 - 請求項11に記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1ないし第4のイオン注入領域は互いに、前記第1のイオン注入マスクの第1および第2のマスク開口により自己整合的に位置決めされている半導体装置の製造方法。 - 請求項6に記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1のイオン注入マスクは、1つのフォトマスクを用いて、絶縁膜をパターニングしてなる絶縁性ハードマスクであり、
前記第4のイオン注入マスクは、該絶縁性ハードマスクを用いて、導電膜をパターニングしてなる導電性ハードマスクである半導体装置の製造方法。 - 請求項13に記載の半導体装置の製造方法において、
前記第4のイオン注入マスクを形成する工程は、
前記第3のイオン注入マスクを除去した後、導電膜を、前記第1のイオン注入マスクである絶縁性ハードマスクの表面およびそのマスク開口内に露出する下地層の表面を覆うよう全面に形成する導電膜形成工程と、
該導電膜を、該絶縁性ハードマスクが露出するようエッチングする導電膜エッチング工程と、
該露出した絶縁性ハードマスクを、該エッチング後に残った導電膜をマスクとしてエッチングする絶縁膜エッチング工程とを含む半導体装置の製造方法。 - 請求項14に記載の半導体装置の製造方法において、
前記導電膜エッチング工程は、前記導電膜と、該導電膜に覆われている前記絶縁性ハードマスクとを、化学機械研磨法により所定の厚さになるようエッチング除去する工程である半導体装置の製造方法。 - 請求項15に記載の半導体装置の製造方法において、
前記第1のイオン注入マスクは、シリコン酸化膜をパターニングしてなる絶縁性ハードマスクであり、
前記第2および第3のイオン注入マスクは、フォトマスクであり、
前記第4のイオン注入マスクは、ポリシリコン膜をパターニングしてなる導電性ハードマスクであり、
前記第5および第6のイオン注入マスクは、フォトマスクである半導体装置の製造方法。 - 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
前記半導体装置は、マトリクス状に配列され、入射光の光電変換により信号電荷を生成する複数の光電変換部と、該光電変換部の各列に沿って隣接して配置され、該光電変換部で得られた信号電荷を転送する電荷転送部とを有する固体撮像装置であり、
前記第1のイオン注入領域は、該固体撮像装置の電荷転送部を構成する領域であり、
前記第2のイオン注入領域は、該固体撮像装置の光電変換部を構成する領域である半導体装置の製造方法。 - 請求項10に記載の半導体装置の製造方法において、
前記半導体装置は、マトリクス状に配列され、入射光の光電変換により信号電荷を生成する複数の光電変換部と、該光電変換部の各列に沿って隣接して配置され、該光電変換部で得られた信号電荷を転送する電荷転送部とを有する固体撮像装置であり、
前記第1のイオン注入領域は、該固体撮像装置の電荷転送部を構成する領域であり、
前記第2のイオン注入領域は、該固体撮像装置の光電変換部を構成する領域であり、
前記第3のイオン注入領域は、該固体撮像装置の光電変換部と、該光電変換部の一方側の電荷転送部との間に位置し、該光電変換部から該電荷転送部へ信号電荷を読み出す電荷読出部を構成する領域であり、
前記第4のイオン注入領域は、該固体撮像装置の光電変換部と、該光電変換部の他方側の電荷転送部との間に位置し、該光電変換部と該電荷転送部とを電気的に分離する素子分離部を構成する領域である半導体装置の製造方法。 - 請求項18に記載の半導体装置の製造方法において、
前記第2のイオン注入領域に対する前記第1のイオン注入領域の位置、および該第2のイオン注入領域に対する前記第3および第4のイオン注入領域の位置は、前記固体撮像装置における電荷転送の効率を決定する半導体装置の製造方法。 - 撮像部を備えた電子情報機器であって、
該撮像部として、請求項17または18に記載の半導体装置の製造方法により得られた固体撮像装置を用いたものである電子情報機器。
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