JP2009200430A - 表示装置とその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】薄膜トランジスタの電流特性を改善し、高品位の表示装置を可能とする。
【解決手段】チャネル領域が多結晶及び非晶質シリコンの積層構造でかつ逆スタガ構造の第1の薄膜トランジスタTFT1の前記多結晶シリコン層4と前記非晶質シリコン層5の平面形状を略相似形状とし、かつ前記非晶質シリコン層5を前記多結晶シリコン層4より小面積とした。
【選択図】図2
【解決手段】チャネル領域が多結晶及び非晶質シリコンの積層構造でかつ逆スタガ構造の第1の薄膜トランジスタTFT1の前記多結晶シリコン層4と前記非晶質シリコン層5の平面形状を略相似形状とし、かつ前記非晶質シリコン層5を前記多結晶シリコン層4より小面積とした。
【選択図】図2
Description
本発明は、薄膜トランジスタを有する表示装置に係り、特に薄膜トランジスタの電流特性の向上を図った表示装置とその製造方法に関する。
下記特許文献1には、背面基板側に配置される薄膜トランジスタとしてチャネル領域が多結晶及び非晶質シリコンの積層構造でかつ逆スタガ構造の第1の薄膜トランジスタと、チャネル領域が単層非晶質シリコン構造でかつ逆スタガ構造の第2の薄膜トランジスタを備えた構成が開示されている。
図15(a)、(b)は前記特許文献1に開示された薄膜トランジスタの構成の一例を拡大して示す模式図で、図15(a)は平面図、図15(b)は図15(a)のA−A線に沿った断面図である。図15(a)、(b)において、ガラス等の絶縁基板1上にモリブデン(Mo)等の高融点金属またはその合金からなるゲート電極2が配置され、その上をSiOもしくはSiN等の絶縁膜、又はこれらの積層膜からなるゲート絶縁膜3で覆っている。更に、ゲート絶縁膜3上に多結晶シリコン(p−Si)層4及び非晶質シリコン(a―Si)層5が略同心で順次配置されている。又、前記非晶質シリコン層5上にはn型非晶質シリコン(n+Si)層6とソース・ドレイン電極7が積層配置されている。一方、前記多結晶シリコン層4及び非晶質シリコン層5は一括してエッチングされるため、両層の側壁41、51は段差の無い連続した傾斜面を呈している。
特開平5−55570号公報
図15(a)、(b)に示すような構成で、p−Si TFTのチャネル幅を大きくしても電流がそれに比例して増加しない現象が見られ、電流特性の向上を図る上で支障を来たす問題があった。
これは、前述のような構成では、非晶質シリコン層5は高抵抗であるため電流は流れ難く、電流の殆どは多結晶シリコン層4からn型非晶質シリコン層6を介しソース・ドレイン電極7へと流れる。ところが多結晶シリコン層4とn型非晶質シリコン層6のコンタクト部は多結晶シリコン層4の側壁41部分のみであり、前述した側壁構造からコンタクト面積が小さいため必要とする電流値が得られ難い問題があった。この対策の一つとして、ソース・ドレイン電極7の電極幅を広くすることが考えられるが、これにはレイアウト上の制約があり現実的ではない。
本発明の目的は、多結晶シリコン層とn型非晶質シリコン層とのコンタクト面積を増大させ、必要とする電流特性の得られる薄膜トランジスタを備えた表示装置とその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の表示装置では、チャネル領域が多結晶及び非晶質シリコンの積層構造でかつ逆スタガ構造の第1の薄膜トランジスタと、チャネル領域が単層非晶質シリコン構造でかつ逆スタガ構造の第2の薄膜トランジスタを同一絶縁基板上に備えた表示装置で、前記第1の薄膜トランジスタは前記チャネル領域の前記非晶質シリコン層上にn型非晶質シリコン層と更にこのn型非晶質シリコン層上にソース・ドレイン電極を備え、
前記非晶質シリコン層とこの非晶質シリコン層と積層される前記多結晶シリコン層は積層方向と直交する平面形状を略相似形状とし、かつ上層の前記非晶質シリコン層を下層の前記多結晶シリコン層より小面積としてなることを特徴とする。
前記非晶質シリコン層とこの非晶質シリコン層と積層される前記多結晶シリコン層は積層方向と直交する平面形状を略相似形状とし、かつ上層の前記非晶質シリコン層を下層の前記多結晶シリコン層より小面積としてなることを特徴とする。
又、本発明の表示装置は、チャネル領域が多結晶及び非晶質シリコンの積層構造でかつ逆スタガ構造の第1の薄膜トランジスタと、チャネル領域が単層非晶質シリコン構造でかつ逆スタガ構造の第2の薄膜トランジスタを同一絶縁基板上に備え、
前記第1の薄膜トランジスタは前記チャネル領域の前記非晶質シリコン層上にn型非晶質シリコン層と更にこのn型非晶質シリコン層上に配置したソース・ドレイン電極を備え、
前記多結晶シリコン層は前記非晶質シリコン層の側壁とは異なる傾斜でこの側壁下端を始点として裾広がり状の傾斜側壁を備え、この傾斜側壁から前記非晶質シリコン層の側壁を通り頂面に亘る領域で前記n型非晶質シリコン層と接してなることを特徴とする。
前記第1の薄膜トランジスタは前記チャネル領域の前記非晶質シリコン層上にn型非晶質シリコン層と更にこのn型非晶質シリコン層上に配置したソース・ドレイン電極を備え、
前記多結晶シリコン層は前記非晶質シリコン層の側壁とは異なる傾斜でこの側壁下端を始点として裾広がり状の傾斜側壁を備え、この傾斜側壁から前記非晶質シリコン層の側壁を通り頂面に亘る領域で前記n型非晶質シリコン層と接してなることを特徴とする。
更に、本発明の表示装置の製造方法では、前記第1の薄膜トランジスタの製造で、前記多結晶シリコン層上に積層される前記非晶質シリコン層を覆うレジストパターンの寸法を特定し、前記非晶質シリコン層の溶解時のサイドエッチング量を制御してこのレジストパターンより小面積の島状非晶質シリコン層を形成することを特徴とする。
更に又、本発明の表示装置の製造方法では、前記第1の薄膜トランジスタの製造で、前記多結晶シリコン層上にエッチングストッパ層を配置することを特徴とする。
前記多結晶シリコン層上に積層配置される前記非晶質シリコン層の面積を前記多結晶シリコン層より小面積とし、前記多結晶シリコン層とn型非晶質シリコン層及びソース・ドレイン電極とのコンタクト面積を増大させたことにより、所望の電流特性を確保でき、低電圧化を可能とした。
なお、本発明は、液晶表示装置や有機EL表示装置、その他の各種表示原理を用いた表示装置に適用できる。
以下、本発明の表示装置及びその製造方法を実施例を参照して説明する。
図1は、本発明による表示装置の一実施例を示す模式平面図である。図1において、絶縁基板1上の表示領域101とその外側にRGBスイッチ102やシフトレジスタ103等の周辺回路を内蔵し,表示領域101はチャネル領域が単層非晶質シリコン構造でかつ逆スタガ構造の第2の薄膜トランジスタTFT2で構成し,周辺回路はチャネル領域が多結晶及び非晶質シリコンの積層構造でかつ逆スタガ構造の第1の薄膜トランジスタTFT1で構成される。この第1の薄膜トランジスタTFT1は周辺回路に適用されるが、画素領域にも適用可能である。
図2(a)、(b)は前記第1の薄膜トランジスタTFT1の一例の構成を示す模式図で、図2(a)は平面図、図2(b)は図2(a)のB−B線に沿った断面図である。図2(a)、(b)において、ガラス等の絶縁基板1上にモリブデン(Mo)等の高融点金属またはその合金からなる膜厚50〜150nm程度のゲート電極2が配置され、その上をSiOもしくはSiN等の絶縁膜、又はこれらの積層膜からなり100〜300nm程度の膜厚のゲート絶縁膜3で覆っている。更に、ゲート絶縁膜3上に50〜300nm程度の膜厚の多結晶シリコン(p−Si)層4及び100〜300nm程度の膜厚の非晶質シリコン(a―Si)層5が略同心で順次配置されている。又、前記非晶質シリコン層5上にはn型非晶質シリコン(n+Si)層6とソース・ドレイン電極7が積層配置されている。
上述のような構成で、前記非晶質シリコン層5は多結晶シリコン層4より小面積で構成されている。すなわち、前記多結晶シリコン層4は、その頂面42を頂面中央部43と頂面周縁部44から構成している。前記頂面中央部43は前記非晶質シリコン層5の底面52を略同心で積層する部分であり、又、頂面周縁部44は前記頂面中央部43に連なり前記非晶質シリコン層5の側壁53の外周から更に外側に突出して延びる領域を表し、かつこの頂面周縁部44の外縁は裾広がり形状の側壁45に連なる構成である。
前記頂面周縁部44は、この実施例1では前記非晶質シリコン層5の側壁53の外周全周に亘って配置されているが、これは前記ソース・ドレイン電極7の延在方向と同方向のみに設けても良い。
又、その突出幅WRは前記ソース・ドレイン電極7の延在方向と同方向でこの実施例1では50nm程度に設定している。
この構成では、前記多結晶シリコン層4と前記n型非晶質シリコン層6とのコンタクト面は側壁45から前記頂面周縁部44に亘る広範囲となり、電流特性の改善が図れる。
次に、図3は第1の薄膜トランジスタTFT1のオン電流値の前記多結晶シリコン層4と前記n型非晶質シリコン層6とのコンタクト面積依存性を示す図表である。ここで、チャネル幅及びチャネル長は一定である。
図3から明らかなように、電流特性はコンタクト面積に依存して電流値が増加している。
図3から明らかなように、電流特性はコンタクト面積に依存して電流値が増加している。
次に、図4乃至図8は本発明の表示装置の製造方法の一実施例を説明する工程図で、各図(a)は第1の薄膜トランジスタTFT1(周辺回路領域配置)を、又、各図(b)は第2の薄膜トランジスタTFT2(画素領域配置)の製造工程をそれぞれ示す。なお、これらの図において前述した図と同一部分には同一記号を付してある。
先ず、図4に示すように,ガラス等の絶縁基板1上にモリブデン(Mo)等の高融点金属またはその合金をスパッタリングにより50〜150nm程度の厚さで成膜した後、ホトリソグラフィ・エッチングによりパターンを形成しゲート電極2を形成する。その後、前記ゲート電極2を覆うように、SiOもしくはSiN等の絶縁膜、又はこれらの積層膜を100〜300nm程度の厚さで成膜してゲート絶縁膜3を形成する。
次に、前記ゲート絶縁膜3上に非晶質シリコン(a−Si)層をCVDにより50〜300nm程度の厚さで成膜して半導体層46を形成する。
次に、この半導体層46に脱水素処理を行った後、パルスまたは連続発振レーザ47等により前記半導体層46を結晶化させ第1次多結晶シリコン層40を形成する。この時、図4(b)に示す画素領域では結晶化は行っていないが、結晶化させても良い。
次に、図5に示すように、ホトリソグラフィ・エッチングにより、先ず図5(a)に示す周辺回路部では第1次多結晶シリコン層40を必要とするトランジスタサイズよりもおおきく島状に加工し、この島状の中心をゲート電極2と略同心とする。一方、図5(b)に示す画素領域はエッチングにより半導体層46を除去する。ただし、画素トランジスタも多結晶シリコンで形成する場合は島状に加工する。
次に、図6に示すように、CVDを用いて水素化非晶質シリコン(a−Si)層を表面全面に100〜300nm程度の厚さで成膜して半導体層55を形成する。次に、半導体層55の表面にレジスト膜を成膜した後、このレジスト膜を加工して後述する仕様のレジストパターン8を形成する。このレジストパターン8の仕様の一つは形成位置で、図6(a)に示す前記周辺回路部では前記島状の第1次多結晶シリコン層40と略同心の位置とし、図6(b)に示す画素領域ではゲート電極2と略同心配置とする。
又、レジストパターン8の寸法は、周辺回路部では前記島状の第1次多結晶シリコン層40のエッチング後の寸法が、必要とするトランジスタサイズになるような寸法のレジストパターン81を形成する。一方、画素領域では周辺回路部と同一又は異なる寸法のレジストパターン82を形成する。
次に、図7に示すように、水素化非晶質シリコン(a−Si)層からなる半導体層55を例えばsecco エッチング法等でレジストパターン8よりも小さくなるまで溶解し、島状の非晶質シリコン層5を形成する。この工程でのサイドエッチング量としては、0.5μm〜5.0μm程度が良い。
この溶解工程では、前記第1次多結晶シリコン層40の粒界部分もエッチングされる恐れが有るが、前述した連続発振レーザ等をスキャンさせながら結晶化していれば、粒界が一定方向に形成されるので、例え粒界がエッチングされてもTFT特性に影響を与えない。
次に、ドライエッチングにより第1次多結晶シリコン層40をエッチングし、前記非晶質シリコン層5よりも大きな寸法の多結晶シリコン層4を形成する。これにより多結晶シリコン層4よりも小さい非晶質シリコン層5が配置される。
次に、ドライエッチングにより第1次多結晶シリコン層40をエッチングし、前記非晶質シリコン層5よりも大きな寸法の多結晶シリコン層4を形成する。これにより多結晶シリコン層4よりも小さい非晶質シリコン層5が配置される。
次に、前記レジストパターン8を除去した後、n型非晶質シリコン層(n+層)6形成の為のP+ドープ非晶質シリコン層をCVDで10〜50nm程度の厚さで成膜する。更にその上に、ソース・ドレイン電極7となるアルミニウム(Al)等の金属をスパッタリングにより300〜500nm程度の厚さで成膜する。
その際、Al膜の拡散の防止や、コンタクト抵抗の低減を考慮し、チタン(Ti)又はMo等の高融点金属またはその合金をバリアメタルとしてAl層の上下に形成しておくことも可能である。このバリアメタル層の厚さは30〜100nm程度で良い。
その後、ホトリソグラフィ・エッチングにより、ソース・ドレイン電極7を形成する。又、半導体層のチャネルを形成する為、P+ドープ非晶質シリコン層もこのときエッチングしn型非晶質シリコン層(n+層)6を形成する(図8参照)。
次に、図9乃至図13は、本発明の表示装置の製造方法の他の実施例を説明する工程図で、各図(a)は第1の薄膜トランジスタTFT1(周辺回路領域配置)を、又、各図(b)は第2の薄膜トランジスタTFT2(画素領域配置)の製造工程をそれぞれ示す。なお、これらの図において前述した図と同一部分には同一記号を付してある。
先ず、図9に示すように,ガラス等の絶縁基板1上にモリブデン(Mo)等の高融点金属またはその合金をスパッタリングにより50〜150nm程度の厚さで成膜した後、ホトリソグラフィ・エッチングによりパターンを形成しゲート電極2を形成する。その後、前記ゲート電極2を覆うように、SiOもしくはSiN等の絶縁膜、又はこれらの積層膜を100〜300nm程度の厚さで成膜してゲート絶縁膜3を形成する。
次に、前記ゲート絶縁膜3上に非晶質シリコン(a−Si)層をCVDにより50〜300nm程度の厚さで成膜して半導体層46を形成する。
次に、この半導体層46に脱水素処理を行った後、パルスまたは連続発振レーザ47等により前記半導体層46を結晶化させ第1次多結晶シリコン層40を形成する。この時、図9(b)に示す画素領域では結晶化は行っていないが、結晶化させても良い。
次に、図10に示すように、ホトリソグラフィ・エッチングにより、先ず図10(a)に示す周辺回路部では第1次多結晶シリコン層40を必要とするトランジスタサイズに島状に加工し、この島状の中心をゲート電極2と略同心とする。一方、図10(b)に示す画素領域はエッチングにより半導体層46を除去する。
次に、周辺回路部では第1次多結晶シリコン層40の表面をエッチングストッパ層9で覆う。このエッチングストッパ層9はO2プラズマ処理を行うか、若しくは数nm〜10nm程度のSiO膜を成膜することで形成する。
次に、図11に示すように、CVDを用いて水素化非晶質シリコン(a−Si)層を表面全面に100〜300nm程度の厚さで成膜して半導体層55を形成する。
次に、半導体層55の表面にレジスト膜を成膜した後、このレジスト膜を加工して後述する仕様のレジストパターン8を形成する。このレジストパターン8の仕様の一つは形成位置で、図11(a)に示す前記周辺回路部では前記島状の第1次多結晶シリコン層40と略同心の位置とし、図11(b)に示す画素領域ではゲート電極2と略同心配置とする。
次に、半導体層55の表面にレジスト膜を成膜した後、このレジスト膜を加工して後述する仕様のレジストパターン8を形成する。このレジストパターン8の仕様の一つは形成位置で、図11(a)に示す前記周辺回路部では前記島状の第1次多結晶シリコン層40と略同心の位置とし、図11(b)に示す画素領域ではゲート電極2と略同心配置とする。
又、レジストパターン8の寸法は、周辺回路部では前記半導体層55のエッチング後の寸法が、先に形成した第1次多結晶シリコン層40及び更に完成後の多結晶シリコン層4 りも0.5μm〜5μm程度小さくなるような寸法のレジストパターン81を形成する。
一方、画素領域では周辺回路部と同一又は異なる寸法のレジストパターン82を形成する。
次に、図12に示すように、水素化非晶質シリコン(a−Si)層からなる半導体層55をドライエッチングにより加工し、島状の非晶質シリコン層5を形成する。この工程では前記エッチングストッパ層9がエッチストッパーとして作用し、第1次多結晶シリコン層40のエッチングを防止する。
次に、レジストパターン8を除去した後、HF等で第1次多結晶シリコン層40表面の露呈している部分のエッチングストッパ層9を除去する。
次に、n型非晶質シリコン層(n+層)6形成の為のP+ドープ非晶質シリコン層をCVDで10〜50nm程度の厚さで成膜する。更にその上に、ソース・ドレイン電極7となるアルミニウム(Al)等の金属をスパッタリングにより300〜500nm程度の厚さで成膜する。
その際、Al膜の拡散の防止や、コンタクト抵抗の低減を考慮し、チタン(Ti)又はMo等の高融点金属またはその合金をバリアメタルとしてAl層の上下に形成しておくことも可能である。このバリアメタル層の厚さは30〜100nm程度で良い。
その後、ホトリソグラフィ・エッチングにより、ソース・ドレイン電極7を形成する。又、半導体層のチャネルを形成する為、P+ドープ非晶質シリコン層もこのときエッチングしn型非晶質シリコン層(n+層)6を形成する(図13参照)。
その後、ホトリソグラフィ・エッチングにより、ソース・ドレイン電極7を形成する。又、半導体層のチャネルを形成する為、P+ドープ非晶質シリコン層もこのときエッチングしn型非晶質シリコン層(n+層)6を形成する(図13参照)。
図14は、本発明による表示装置の他の実施例を示す模式断面図で、前述した図と同一部分には同一記号を付してある。図14において、参照記号48は多結晶シリコン層4の傾斜側壁を示す。この傾斜側壁48は非晶質シリコン層5の側壁53の下端を始点としてこの側壁53とは異なる傾斜角度で裾広がり状に展開する構成を備えている。このような裾広がり状の傾斜側壁48でn型非晶質シリコン層6とコンタクトしている。
前述した構成により、電流特性を改善した高品位の薄膜トランジスタを備えた表示装置とその製造方法を提供することができる。
1・・・絶縁基板、2・・・ゲート電極、3・・・ゲート絶縁膜、4・・・多結晶シリコン層、42・・・頂面、43・・・頂面中央部、44・・・頂面周縁部、45・・・側壁、48・・・傾斜側壁、5・・・非晶質シリコン層、52・・・底面、53・・・側壁、6・・・n型非晶質シリコン層、7・・・ソース・ドレイン電極、8・・・レジストパターン、9・・・エッチングストッパ層、TFT1・・・第1の薄膜トランジスタ、TFT2・・・第2の薄膜トランジスタ。
Claims (8)
- チャネル領域が多結晶及び非晶質シリコンの積層構造でかつ逆スタガ構造の第1の薄膜トランジスタと、チャネル領域が単層非晶質シリコン構造でかつ逆スタガ構造の第2の薄膜トランジスタを同一絶縁基板上に備えた表示装置で、
前記第1の薄膜トランジスタは前記チャネル領域の前記非晶質シリコン層上にn型非晶質シリコン層と更にこのn型非晶質シリコン層上にソース・ドレイン電極を備え、前記非晶質シリコン層とこの非晶質シリコン層と積層される前記多結晶シリコン層は積層方向と直交する平面形状を略相似形状とし、かつ上層の前記非晶質シリコン層を下層の前記多結晶シリコン層より小面積としてなることを特徴とする表示装置。 - 前記多結晶シリコン層はその頂面中央部に前記非晶質シリコン層を積層し、この非晶質シリコン層の外周から更に外側に延びて前記頂面中央部に連なる頂面周縁部及びこの頂面周縁部の外縁に連なる側壁を備え、この側壁から前記頂面周縁部に亘り連続して前記n型非晶質シリコン層と接してなることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記頂面周縁部は前記非晶質シリコン層の外周を取り囲んで配置されてなることを特徴とする前記請求項1又は2に記載の表示装置。
- 前記側壁は裾広がり状の傾斜面であることを特徴とする前記請求項1乃至3の何れかに記載の表示装置。
- 前記チャネル領域の前記非晶質シリコン層と前記多結晶シリコン層との積層部分にエッチングストッパ層を介挿させたことを特徴とする前記請求項1乃至4の何れかに記載の表示装置。
- チャネル領域が多結晶及び非晶質シリコンの積層構造でかつ逆スタガ構造の第1の薄膜トランジスタと、チャネル領域が単層非晶質シリコン構造でかつ逆スタガ構造の第2の薄膜トランジスタを同一絶縁基板上に備えた表示装置で、
前記第1の薄膜トランジスタは前記チャネル領域の前記非晶質シリコン層上にn型非晶質シリコン層と更にこのn型非晶質シリコン層上に配置したソース・ドレイン電極を備え、
前記多結晶シリコン層は前記非晶質シリコン層の側壁とは異なる傾斜でこの側壁下端を始点として裾広がり状の傾斜側壁を備え、この傾斜側壁から前記非晶質シリコン層の側壁を通り頂面に亘る領域で前記n型非晶質シリコン層と接してなることを特徴とする表示装置。 - チャネル領域が多結晶及び非晶質シリコンの積層構造でかつ逆スタガ構造の第1の薄膜トランジスタと、チャネル領域が単層非晶質シリコン構造でかつ逆スタガ構造の第2の薄膜トランジスタを同一絶縁基板上に備えた表示装置の製造方法であって、
絶縁基板上に第1の薄膜トランジスタ用のゲート電極を形成する工程と
前記ゲート電極を覆ってゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜上に非晶質シリコン層を成膜する工程と、
前記非晶質シリコン層を加工して多結晶シリコン層化する工程と、
前記多結晶シリコン層をエッチングを含む処理により島状に加工する工程と、
前記島状の多結晶シリコン層を水素化非晶質シリコン層で覆う工程と、
前記水素化非晶質シリコン層上に前記島状の多結晶シリコン層と略同心でこの島状の多結晶シリコン層より小面積の島状のレジストパターンを形成する工程と、
前記水素化非晶質シリコン層を前記レジストパターンと略同心でこのレジストパターンより小面積の島状に加工する工程と、
前記島状の多結晶シリコン層を前記島状の水素化非晶質シリコン層と略同心で周縁が前記水素化非晶質シリコン層より突出する形状に加工する工程と、
前記レジストパターンを除去する工程と、
前記島状の前記水素化非晶質シリコン層を含む表面にP+ドープ非晶質シリコン層を成膜する工程と、
前記P+ドープ非晶質シリコン層表面にソース・ドレイン電極用金属膜を成膜する工程と、
前記P+ドープ非晶質シリコン層及びソース・ドレイン電極用金属膜を加工し、ソース・ドレイン電極及びn型非晶質シリコン層を形成する工程を含むことを特徴とする表示装置の製造方法。 - チャネル領域が多結晶及び非晶質シリコンの積層構造でかつ逆スタガ構造の第1の薄膜トランジスタと、チャネル領域が単層非晶質シリコン構造でかつ逆スタガ構造の第2の薄膜トランジスタを同一絶縁基板上に備えた表示装置の製造方法であって、
絶縁基板上に第1の薄膜トランジスタ用のゲート電極を形成する工程と
前記ゲート電極を覆ってゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記ゲート絶縁膜上に非晶質シリコン層を成膜する工程と、
前記非晶質シリコン層を加工して多結晶シリコン層化する工程と、
前記多結晶シリコン層をエッチングを含む処理により島状に加工する工程と、
前記島状の多結晶シリコン層をエッチングストッパ層で覆う工程と、
前記エッチングストッパ層で覆われた島状の多結晶シリコン層を水素化非晶質シリコン層で覆う工程と、
前記水素化非晶質シリコン層上に前記島状の多結晶シリコン層と略同心でこの島状の多結晶シリコン層より小面積の島状のレジストパターンを形成する工程と、
前記水素化非晶質シリコン層を前記レジストパターンにより島状に加工する工程と、
前記レジストパターンを除去する工程と、
前記エッチングストッパ層で覆われた前記島状の多結晶シリコン層の前記島状の水素化非晶質シリコン層で覆われた部分を除く残部の前記エッチングストッパ層を除去する工程と、
前記島状の前記水素化非晶質シリコン層を含む表面にP+ドープ非晶質シリコン層を成膜する工程と、
前記P+ドープ非晶質シリコン層表面にソース・ドレイン電極用金属膜を成膜する工程と、
前記P+ドープ非晶質シリコン層及びソース・ドレイン電極用金属膜を加工し、ソース・ドレイン電極及びn型非晶質シリコン層を形成する工程を含むことを特徴とする表示装置の製造方法。
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| JP2008043278A JP2009200430A (ja) | 2008-02-25 | 2008-02-25 | 表示装置とその製造方法 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008043278A JP2009200430A (ja) | 2008-02-25 | 2008-02-25 | 表示装置とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009200430A true JP2009200430A (ja) | 2009-09-03 |
Family
ID=41143579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008043278A Pending JP2009200430A (ja) | 2008-02-25 | 2008-02-25 | 表示装置とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009200430A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017046007A (ja) * | 2009-09-16 | 2017-03-02 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 半導体装置の作製方法 |
-
2008
- 2008-02-25 JP JP2008043278A patent/JP2009200430A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2017046007A (ja) * | 2009-09-16 | 2017-03-02 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 半導体装置の作製方法 |
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