JP2009201237A - ガイドレールとその取付構造 - Google Patents

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Hisanori Matsumoto
久則 松本
Hiroshi Tanaka
博 田中
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Murata Machinery Ltd
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Abstract


【構成】 ケーブルを載置する底部と、底部の左右の両壁とを備えたガイドレールの、底部と両壁との間に各々、底部の左右方向中央側へ傾斜した傾斜部を設ける。
【効果】 ガイドレール本体と取付板との隙間が発塵の原因と成らない。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ケーブルベアなどをガイドするレールとその取付構造とに関する。
移動体の配線にケーブルベアなどを用いる場合、ケーブルベアを受けるスペースを設けることが知られている(特許文献1:特開平07−157010)。図4に、ケーブルベアをガイドレールに収容するようにした従来例を示す。40はガイドレール本体で、平らな取付板41に溶接部42でスポット溶接などで溶接され、取付具43を介して枕木4にボルト9で固着されている。
ところで発明者は、図4のガイドレールではガイドレール本体40と取付板41との隙間に異物が溜まり易いため、発塵の原因となることを見出した。ガイドレール本体40と取付板41を溶接すると、溶接部42以外の箇所には僅かな隙間が残り、この部分に異物が溜まり易い。具体例としては、溶接後にガイドレールを酸洗浄すると、酸洗浄の溶剤が隙間に残り、1年程度経過してから隙間から漏れ出したことがあった。また僅かでも隙間が残ると、ガイドレールが結露した際に隙間から錆びる可能性があり、錆が隙間から漏れ出す可能性がある。そこで発明者は、ガイドレール本体40と取付板41との隙間から異物が発生しないガイドレールを検討して、この発明に到った。
特開平07−157010
この発明の課題は、異物の発生の原因となる隙間がなく、しかも取付が容易なガイドレールと、その取付構造とを提供することにある。
この発明の追加の課題は、ガイドレールへのケーブルの出入りを容易にすることにある。
この発明のガイドレールは、ケーブルを載置する底部と、底部の左右の両壁とを備え、両壁は、底部から見て左右方向中央側へ傾斜した傾斜部と、傾斜部の上部に設けられかつ底部から見て直立した直立部とを備えていることを特徴とする。
好ましくは、前記両壁の上部に、底部から見て左右方向外側へ傾斜した導入部を両壁と一体に設ける。
この発明のガイドレールの取付構造では、ケーブルを収容するためのガイドレールを地上側に固定するために、前記ガイドレールには、ケーブルを載置する底部と、底部の左右に設けた両壁との間に各々、底部の左右方向中央側へ傾斜しかつ両壁と一体の傾斜部を設けると共に、水平部と当接部とを備えた取付具の、水平部を地上側に固定し、当接部をガイドレールの傾斜部に当接させることにより、ガイドレールを地上側に固定する。
この発明では、底部と両壁との間の傾斜部に取付具を当接させることにより、ガイドレール本体を、別体の取付板なしで、地上側に固定できる。このため、ガイドレール本体と取付板との溶接が不要で、これらの間の隙間がないため、異物が隙間に溜まることがない。そしてガイドレールは1枚の板を折り曲げ加工し、あるいは素材を押し出しして製作できる。
ここで両壁の上部に、底部から見て左右方向外側へ傾斜した導入部を設けると、配線やケーブルベアなどのケーブルは、導入部で向きや位置を整えられて両壁内に入るので、ケーブルの出入りがスムーズになる。
以下に本発明を実施するための最適実施例を示す。
図1〜図3に、実施例のガイドレール2とその取付構造とを示す。図において、4は枕木で、地上側に固定されてガイドレール2を受ける部材であれば任意である。6は取付具で、傾斜した当接部7と水平部8とを備え、ボルト9などの締結具により枕木4に取り付ける。ガイドレール2は、水平な底部10と、その左右両側から底部の左右方向内側に向かって傾斜して立ち上がる傾斜部12、並びに傾斜部12からほぼ鉛直に上方に延びる直立部14と、直立部14の上方の導入部16とを備えている。ガイドレール2は1枚の板で構成され、材質は例えば金属とするが、プラスチックなどでもよい。
傾斜部12の底部10に対する傾斜角αは例えば60〜80°とし、一般的には45〜85°とする。直立部14はガイドレール2の両壁に相当し、導入部16は直立部14の上端から底部10の左右方向外側に広がっており、ケーブルベア20などのケーブルの出入りをガイドする。ガイドレール2内のケーブルベア20を鎖線で示し、ケーブルベア20はガイドレール2内で上下に折り返して上段21と下段22とに分かれている。
実施例のガイドレール2を製作する場合、1枚の板を板金加工などにより折り曲げ、あるいは金属やプラスチックなどの素材を押し出しにより成型する。そして取付具6の当接部7をガイドレール2の傾斜部12の外側の傾斜面に当接させて、ボルト9などでガイドレール2を固定する。すると当接部7からの圧力により、ガイドレール2は枕木4上に固定される。
ガイドレール2は、スタッカークレーンや有軌道台車などの各種の台車や移動体への、ケーブルの収容に用いる。そして枕木4は、これらの台車や移動体の走行レールの支持にも兼用できる。ケーブルベア20はその一端を固定し、他端を台車や移動体に取り付け、給電や信号のやり取りなどに用いる。そして台車や移動体の移動に伴い、ケーブルベア20の折り返し位置が変化し、図2の右側に示すように、ケーブルベア20はガイドレール2から引き出されて、図示しない移動体や台車に接続される。
ケーブルベア20は底部10上に載置され、直立部14で左右方向位置を規制され、導入部16で向きや左右方向の位置や向きを規制されながら、ガイドレール2から出入りする。このためガイドレール2は、ケーブルベア20の運動をスムーズにガイドできる。
実施例では以下の効果が得られる。
(1) 1枚の板や素材からガイドレール2を構成できる。従って図4のようなガイドレール本体と取付板との溶接が不要になる。
(2) ガイドレール本体と取付板との隙間がないので、隙間に異物が溜まり、発塵の原因となることがない。
(3) ガイドレール2は、傾斜部12を用いて、取付具6により容易に枕木4などに固定できる。
(4) 導入部16により、ケーブルベア20の出入りを滑らかにガイドできる。
実施例のガイドレールの鉛直方向断面図 実施例のガイドレールの側面図 実施例のガイドレールの平面図 従来例のガイドレールの鉛直方向断面図
符号の説明
2 ガイドレール
4 枕木
6 取付具
7 当接部
8 水平部
9 ボルト
10 底部
12 傾斜部
14 直立部
16 導入部
20 ケーブルベア
21 上段
22 下段
40 ガイドレール本体
41 取付板
42 溶接部
43 取付具

Claims (3)

  1. ケーブルを載置する底部と、底部の左右の両壁とを備えたガイドレールであって、
    前記両壁は、底部から見て左右方向中央側へ傾斜した傾斜部と、傾斜部の上部に設けられかつ底部から見て直立した直立部とを備えていることを特徴とする、ガイドレール。
  2. 前記両壁の上部に、底部から見て左右方向外側へ傾斜した導入部を両壁と一体に設けたことを特徴とする、請求項1のガイドレール。
  3. ケーブルを収容するためのガイドレールの取付構造であって、
    前記ガイドレールには、ケーブルを載置する底部と、底部の左右に設けた両壁との間に各々、底部の左右方向中央側へ傾斜しかつ両壁と一体の傾斜部を設けると共に、
    水平部と当接部とを備えた取付具の、水平部を地上側に固定し、当接部をガイドレールの傾斜部に当接させることにより、ガイドレールを地上側に固定したことを特徴とする、ガイドレールの取付構造。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4983593U (ja) * 1972-11-07 1974-07-19
JPH02142933U (ja) * 1989-05-08 1990-12-04
JP2001302174A (ja) * 2000-04-17 2001-10-31 Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd 移動式運転室へのケーブル配索構造

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