JP2009201708A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】遊技球の座標を検出し、該座標に基づいて遊技球の移動状態を有効に判定し得るように構成した弾球遊技機を提供する。
【解決手段】パチンコ機は、遊技領域に配置された所定の検出領域内で、該検出領域に導入されて移動する遊技球の座標を検出する表示位置検出手段233と、上記座標に基づき、該検出領域内で移動している遊技球の移動量を算出する移動量算出手段272と、移動量算出手段272により算出された移動量に基づき、通常の遊技状態で遊技球が示し得る移動状態に相当するか否かを判定する移動状態判定手段273とを備えてなる。これにより、検出領域を移動する遊技球の座標に基づいて算出された移動量によって、遊技球の移動状態が通常の遊技状態で示し得る移動状態に相当するか否かを有効に判定できる。
【選択図】図3
【解決手段】パチンコ機は、遊技領域に配置された所定の検出領域内で、該検出領域に導入されて移動する遊技球の座標を検出する表示位置検出手段233と、上記座標に基づき、該検出領域内で移動している遊技球の移動量を算出する移動量算出手段272と、移動量算出手段272により算出された移動量に基づき、通常の遊技状態で遊技球が示し得る移動状態に相当するか否かを判定する移動状態判定手段273とを備えてなる。これにより、検出領域を移動する遊技球の座標に基づいて算出された移動量によって、遊技球の移動状態が通常の遊技状態で示し得る移動状態に相当するか否かを有効に判定できる。
【選択図】図3
Description
本発明は、パチンコ機等の弾球遊技機に係り、詳しくは、遊技球の座標を検出し得るセンサ装置を備えた弾球遊技機に用いて好適な不具合処理の制御に関する。
一般に、弾球遊技機、例えばパチンコ機として、球受け皿に滞留している遊技球が、発射ハンドルの操作に応じて遊技盤の遊技領域に打ち出された後、遊技領域の障害釘や風車等に導かれつつ盤面を流下して、各種入賞口に入球し、或いは入球せずに遊技盤下部のアウト口に流入するように構成されたものが知られている(特許文献1参照)。
このようなパチンコ機では、一般入賞口に入球した際にそれに対応した個数の遊技球が払い出され、また始動チャッカーに入球した際にはこれに基づいて大当たり抽選が行われると共に所定数の遊技球が払い出され、当該抽選の結果に応じて、遊技盤の中央部分に設けられた液晶等の画像表示装置の画面上で所定の演出表示が行われる。大当たりの発生時には、アタッカーと呼ばれる大入賞口が開放し、入球に対応して多量の遊技球が払い出される状態となる。
上記のような従来のパチンコ機において、変動入賞装置が、遊技球の入賞を検出する入賞検出手段と、遊技球の排出を検出する排出検出手段とを備え、制御手段が、入賞検出手段及び排出検出手段による遊技球の検出結果に基づいて変動入賞装置内に残存する遊技球の有無を判定し、変動入賞装置内に残存する遊技球の数がゼロになる前に、所定の時間(残存球エラー判定時間)が経過したときに残存球エラーと判定するように構成したものが提案されている(特許文献2参照)。
ところで、上述した特許文献2に記載された、変動入賞装置に入球する遊技球を検出する入賞検出手段と、該変動入賞装置から排出される遊技球を検出し得る排出検出手段とを備えたような遊技機においては、変動入賞装置に入球した遊技球が、入賞検出手段に検出されて排出検出手段に検出されていない状態にある場合に、変動入賞装置内には遊技球が残存していることが判定可能となっていた。
しかし、上記した遊技機では、変動入賞装置内において、排出検出手段に検出されるまでの移動中の遊技球の状態を検出し得るものとはなっていなかったため、移動状態にある遊技球に生じる不具合を検出することはできなかった。ここで、本出願者によっては、2次元座標を検出するタッチパネル、中でも検出領域内に光或いは超音波等を照射し、その照射した例えば光が遮蔽物により遮断された位置を検出する方式のタッチパネルを遊技領域内に配設するようなパチンコ機が考えられている(未公開)。本出願者は、このタッチパネルにより、検出領域内に導入された遊技球の位置を検出して各種の演出を行わせるものとしている。しかし、このような遊技球の座標を検出し得る構成を有したパチンコ機であっても、上述したような移動状態にある遊技球に生じる不具合を検出し得るものとはなっていなかった。
そこで本発明は、遊技球の座標を検出し、該座標に基づいて遊技球の移動状態を有効に判定し得るように構成した弾球遊技機を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る本発明は(例えば図1ないし図6参照)、遊技盤(10)に形成された遊技領域(PA)に遊技球(Ba)を打ち出して遊技してなる弾球遊技機において、
前記遊技領域(PA)に配置された所定の検出領域(SA)内で、該検出領域(SA)に導入されて移動する遊技球(Ba)の座標を検出する座標検出手段(233)と、
前記座標検出手段(233)により検出された座標に基づき、前記検出領域(SA)内で移動している遊技球(Ba)の移動量を算出する算出手段(272)と、
前記算出手段(272)により算出された移動量に基づき、通常の遊技状態で遊技球(Ba)が示し得る移動状態に相当するか否かを判定する判定手段(273)と、を備えてなる、
ことを特徴とする弾球遊技機(PM)にある。
前記遊技領域(PA)に配置された所定の検出領域(SA)内で、該検出領域(SA)に導入されて移動する遊技球(Ba)の座標を検出する座標検出手段(233)と、
前記座標検出手段(233)により検出された座標に基づき、前記検出領域(SA)内で移動している遊技球(Ba)の移動量を算出する算出手段(272)と、
前記算出手段(272)により算出された移動量に基づき、通常の遊技状態で遊技球(Ba)が示し得る移動状態に相当するか否かを判定する判定手段(273)と、を備えてなる、
ことを特徴とする弾球遊技機(PM)にある。
請求項2に係る本発明は(例えば図3及び図4参照)、前記判定手段(273)が、前記算出手段(272)により算出された移動量が、遊技球(Ba)が所定時間で移動し得ない移動量であった場合に、通常の遊技状態で遊技球(Ba)が示し得る移動状態に相当しないと判定してなる、
請求項1記載の弾球遊技機(PM)にある。
請求項1記載の弾球遊技機(PM)にある。
請求項3に係る本発明は(例えば図3参照)、前記判定手段(273)が、前記座標検出手段(233)により検出される前記検出領域(SA)内で移動している遊技球(Ba)の座標と、該座標に基づいて算出される移動量とに基づき、前記遊技球(Ba)が通常の遊技状態で移動し得ない方向に移動すると共に、前記移動量が予め定めた閾値を超えて変化した場合に、通常の遊技状態で遊技球が示し得る移動状態に相当しないと判定してなる、
請求項1又は2記載の弾球遊技機(PM)にある。
請求項1又は2記載の弾球遊技機(PM)にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、弾球遊技機が、遊技領域に配置された所定の検出領域内で、該検出領域に導入されて移動する遊技球の座標を検出する座標検出手段と、上記座標に基づき、検出領域内で移動している遊技球の移動量を算出する算出手段と、算出手段により算出された移動量に基づき、通常の遊技状態で遊技球が示し得る移動状態に相当するか否かを判定する判定手段と、を備えてなる。これにより、検出領域を移動する遊技球の座標を検出することができ、該座標に基づいて算出された移動量によって、遊技球の移動状態が通常の遊技状態で示し得る移動状態に相当するか否かを有効に判定できる。その結果、通常の遊技球の移動状態に相当しないと判定された際には、その旨を光や音声等で報知させたり、該判定に基づいて弾球遊技機の実行状態を停止させたりするような措置を柔軟に取ることが可能となる。
なお、本発明における判定手段は、移動する遊技球の座標により算出される移動量に基づき、遊技球の所定時間で移動した移動量(言い換えると遊技球の速さ)や、遊技球の進行方向ごとの移動量を、遊技球の移動状態を判定する際の判定要素として、これらが通常の遊技状態で示し得る移動状態に相当するか否かを判定する。
従って、判定手段は、上記した判定内容を基に、例えば、検出領域内を移動する遊技球が、所定時間を超えて同じ位置に留まっていたり、あるいは所定時間で予期し得ない位置(通常達し得る遊技球の速さでは移動し得ない程度に離れた位置)に移動したりした場合に、通常の遊技状態で遊技球が示し得る移動状態に相当しないものと判定する。また、検出領域内を移動する遊技球が、ある位置から移動し得ない位置に所定の移動量を超えて移動(例えば通常時落下移動する箇所で上昇移動)したような場合に、通常の遊技状態で遊技球が示し得る移動状態に相当しないものと判定する。
請求項2に係る本発明によると、判定手段が、算出手段により算出された移動量が、遊技球が所定時間で移動し得ない移動量であった場合に、通常の遊技状態で遊技球が示し得る移動状態に相当しないと判定してなる。これにより、遊技球が、通常の遊技状態では所定時間で移動し得ない距離を移動したような場合、例えば、遊技球が停留状態となったり、遊技球が達し得ない高速で移動したりするような、遊技球の所定時間に応じた移動状態の異常を検出することができる。このことにより、遊技球に汚れ等が付着して停留状態となるような場合だけでなく、磁石により遊技球を引き付けて停留させたり、遊技球を瞬間的に長距離移動させたりする不正行為をも検出できることとなる。
請求項3に係る本発明によると、判定手段が、座標検出手段により検出される検出領域内で移動している遊技球の座標と、該座標に基づいて算出される移動量とに基づき、遊技球が通常の遊技状態で移動し得ない方向に移動すると共に、移動量が予め定めた閾値を超えて変化した場合に、通常の遊技状態で遊技球が示し得る移動状態に相当しないと判定してなる。これにより、遊技球が、通常の遊技状態で移動し得ない方向に閾値を超えて移動したような場合、例えば、遊技球が落下すべき箇所で上昇するような、移動不能な方向への遊技球の移動に係る異常を検出することができる。このことにより、例えば、遊技機に故意又は過失で衝撃が与えられて振動が加わり遊技球の進行方向が変えられたような場合、あるいは、磁石を使った不正行為により遊技球が引き付けられて遊技球の進行方向が変えられたような場合等に異常を検出することができる。
以下、本発明に係る遊技機の実施形態として、遊技場等に設置されるパチンコ機PMを図面に沿って説明する。図1はパチンコ機PMの外部構造を示す正面図、図2はパチンコ機PMの背面構造を示す背面図である。
パチンコ機(弾球遊技機)PMは、図1に示すように、外郭方形枠サイズに構成されて縦向きの固定保持枠をなす外枠1の開口前面に、これに合わせた方形枠サイズに構成される開閉搭載用の前枠2の左側上下部に対向するように配設されたヒンジ部材3a,3bで横開き開閉及び着脱が可能に取り付けられ、右側中央部に設けられた施錠装置4を利用して常には外枠1と係合された閉鎖状態に保持される。
前枠2の各部には、パチンコ遊技を展開する遊技展開部材として、前枠2の前側面域に合わせた方形状のガラス扉5及び球皿6が正面左側部に設けられたヒンジ機構7a,7b,7cを利用して横開き開閉及び着脱が可能に組付けられ、球皿6の右側下部には遊技球の発射操作を行う操作ハンドル8が装備されている。前枠2の中央部から上部にかけて後方に突出する方形枠状の収容枠(図示せず)が前枠2と一体に形成されており、この収容枠に所定のゲージ設定で構成された遊技盤10が着脱可能にセット保持され、常には閉鎖保持されるガラス扉5に遊技盤10正面の遊技領域PAを臨ませている。
遊技盤10の遊技領域PAには、図示しない障害釘が多数打ち込まれており、遊技領域PAの中央部近傍には、センター飾り100が配設されている。このセンター飾り100の中央部には矩形状の開口部11が形成されており、該開口部11の図の手前側には透明プレート9が設けられ、該透明プレート9と対向する該開口部11の奥側には、遊技に関する演出表示を行う画像表示装置12が設けられている。
遊技領域PAの下部には、始動入賞装置13,17が順次配設されている。始動入賞装置13,17は、それぞれ当たり抽選実行の契機となり得る入賞が行われるものであり、始動入賞装置17は、不図示のソレノイドによって開放位置と閉止位置とに開閉動作するように作動させられる所謂チューリップ状に構成されている。始動入賞装置13は、開閉作動式ではない非作動な入賞口として構成されている。始動入賞装置17は、その直上方に位置する始動入賞装置13の存在により、開放時にのみ入賞し得るように構成される。始動入賞装置13の直上方には、所謂命釘としての一対の障害釘が打ち込まれている。該一対の障害釘の間を遊技球が通過すると、該遊技球は、始動入賞装置13内に設けられた入賞検出センサ23(図3参照)で検出された後、遊技盤10の裏面側へ排出される。また始動入賞装置17は、遊技球が入ると、該遊技球は、始動入賞装置17内に設けられた入賞検出センサ21(図3参照)で検出された後、遊技盤10の裏面側へ排出される。
始動入賞装置17の下方には、第1大入賞口16aを開閉可能な第1大入賞装置16が設けられる。該第1大入賞装置16は、大当たり遊技等の通常遊技よりも遊技者に有利となる特別遊技の実行中に、第1大入賞口ソレノイド26(図3参照)によって第1大入賞口16aを開放し、遊技球を該第1大入賞口16aに対して通過容易にする。
第1大入賞口16aは、遊技領域PAの下部に設けられた矩形形状の入賞口であり、閉鎖状態にあるときには、遊技球は第1大入賞口16aを通過することができず、開放状態になったときに、遊技球が第1大入賞口16aを通過することが可能となる。遊技球が、第1大入賞口16aを通過すると、第1大入賞装置16内に設けられた入賞検出センサ27(図3参照)によって検出された後、遊技盤10の裏面側へ排出される。
遊技領域PAにおける始動入賞装置13,17の左方には、普通図柄作動ゲート15が配設されており、該普通図柄作動ゲート15は、いわゆるチューリップ状の始動入賞装置17を開閉動作させるための抽選の契機となる遊技球の通過が行われるものである。
また、遊技領域PAの左下部には、普通入賞口18aを有する複数の普通入賞装置18が設けられ、流下してくる遊技球が普通入賞口18aを通過すると、普通入賞装置18内に設けられた入賞検出センサ(図示せず)で検出された後、遊技盤10の裏面側へ排出される。また、遊技領域PAの下端には、遊技領域PAに打ち出された後、いずれの入賞装置にも入賞せずに落下してきた遊技球を遊技盤10の裏面側へ排出させるアウト口19が設けられている。なお、上述の入賞検出センサ21,23、入賞検出センサ27、及び入賞検出センサ(図示せず)は、いずれも近接センサ等で構成されている。
球皿6に前面側が覆われた前枠2の下部領域には、遊技補助盤(図示せず)と称される補助機構部が形成されており、この遊技補助盤の各部には、打球発射装置(図示せず)や、裏セット盤30側の賞球排出通路35と連絡され、球皿6に排出できない遊技球を一時貯留する貯留カセット(図示せず)などが設けられている。なお、図1中の符号79は、操作ハンドル8の操作で打ち出された遊技球Baを遊技領域PAに案内する案内レールである。
前枠2の裏面側には、図2に示すように、中央に前後連通する窓口を有して前枠2よりもやや小型の方形枠状に形成された裏セット盤30が、前枠2の裏面に設けられた複数のレバーL,L…を利用して着脱可能にセット保持されている。裏セット盤30の各部には、遊技球を貯留する球貯留タンク31、タンクレール32、整列待機通路33、賞球カセット34、賞球排出通路35などの賞球装置が装備されると共に、裏面各部に電源基板40や主制御基板50等の各種制御基板及び電子部品等が取り付けられ、これらの各機器及び遊技盤10の裏面に取り付けられた副制御基板60が、不図示のワイヤーハーネスで接続されている。
次に、上記したセンター飾り100について図4及び図5を参照して説明する。なお、図4はセンター飾り100の全体を示す正面図、図5はセンター飾り100の前枠部100aを取り外した状態で示す正面図である。
すなわち、図4に示すように、センター飾り100は、略矩形状の開口部11を中央部に形成する状態で前後方向から合わされた前枠部100a及び後枠部100bを有している。これら前枠部100aと後枠部100bとは、遊技盤10の中央部に埋め込まれた状態でネジ止め固定されている。
センター飾り100は、前枠部100aの左側部の中央近傍にワープ導入口42を有しており、該ワープ導入口42及びステージSにて囲まれるような位置に、画像表示装置12の表示面12aを露出する開口部11を有している。更に、センター飾り100は、開口部11の下部に上記ステージSを有し、該ステージSの左端には、ワープ導入口42に連通して該導入口42から導入した遊技球をステージS上に放出する放出口43を有している。これらワープ導入口42と放出口43との間には、該導入口42から導入した遊技球Baを放出口43に案内する不図示の案内流路が設けられている。
ステージSは、左右幅方向の両端側から中央に向けて下降するように傾斜され、かつその前側に、遊技球の転動移動を補助する壁部29が形成されている。ステージSの上下方向における最も低い部位の壁部29には、溝状の凹部29a,29bが設けられ、該凹部29a,29bは前面側(図4の紙面手前側)に向かって下降するように傾斜して形成されている。そして、ワープ導入口42から入球して放出口43からステージS上に放出された遊技球は、該ステージS上に停留するように左右へ転動するなどした後、ステージSの中央の凹部29aから落下すると、直下の始動入賞装置13に高い確率で入賞する。一方、凹部29aの左右の凹部29bから落下した場合は、始動入賞装置13とは異なる方向に向かうことが多い。
透明プレート9の裏側におけるステージSの直上方には、画像表示装置12前面の左右幅方向に延在する波形状の遊技球誘導装置47が設けられている。遊技球誘導装置47は、正面視手前側に位置する波形誘導板部47aと、奥側に位置する波形誘導板部47bとを有している。波形誘導板部47aは図示の状態で固定されており、波形誘導板部47bが該波形誘導板部47aに対して上下するように作動することで、上部に乗った遊技球を図4の右方へ送るように構成されている。
遊技球誘導装置47の正面視右端部には、図5に示すように、遊技球を入球させ得る入球口61a,61b,61c,61d,61e,61f,61g,61hが円周方向にて等角度間隔となるように形成された円盤状の回転体61が、回転軸59を中心に回転自在に配設されている。上記入球口61a〜61hのうち、入球口61a、及び回転軸59を挟んで反対側に位置する入球口61eはV入球口として構成されており、それぞれに遊技球検知センサ65(図3参照)が設けられている。入球口61a,61e以外の入球口に入球した遊技球は、遊技盤10の背面側へと排出される。また、V入球口である入球口61a,61e、及び、他の入球口61b,61c,61d,61f,61g,61hに入球した遊技球は、上記遊技球検知センサ65で検知された後、遊技盤10の背面側へと排出される。
図4及び図5に示すように、開口部11の左右には落下演出装置44,45がそれぞれ配置されており、透明プレート9の裏面側における開口部11の上部には、中央部の回動軸30を中心として該回動軸30の左右部分がシーソーのように上下にゆっくりと回動する振分けプレート41が配置されている。振分けプレート41は、落下演出装置44から落下演出装置45に亘って延在するように長尺に形成されると共に、回動軸30を曲率中心とする円弧状に透明プレート9に貫通形成された円弧溝36,37に摺動自在に支持されている。該支持された部分における透明プレート9の前側には、振分けプレート41に連結されて該プレート41とともに動く矢印部材38,39が装着されている。
また、センター飾り100の前枠部100aにおける左上部には、遊技の進行状況に応じて開閉部材55(図4参照)を開放して遊技球Baを入賞させ得る第2大入賞口14が配設されている。そして、開口部11における回動軸30の左上部には、上記第2大入賞口14に入賞した遊技球Baを振分けプレート41に向けて落下させる落下口46が設けられている。第2大入賞口14に入賞した遊技球Baは、前枠部100aの左上部に設けられた不図示の落下機構により落下口46から確実に1個ずつ落下される。該落下機構は、最初の遊技球を確実に1個だけ放出し、当該遊技球が回転体61の入球口61a〜61hのいずれかに入球して遊技球検知センサ65で検出されると、後続の遊技球を1個だけ放出し、更に、この遊技球が回転体61の入球口61a〜61hのいずれかで遊技球検知センサ65で検出されると、後続の遊技球を1個だけ放出するというように、先の遊技球が入球口61a〜61hのいずれかに入球する毎に次の遊技球を確実に1個ずつ落下口46から放出するように作動する。
振分けプレート41は、回動軸30を中心に不図示のモータによって時計回り方向と反時計回り方向とに規則的に回動され、落下口46から、透明プレート9の該落下口46に対向する位置に形成された貫通穴(図示せず)を通して送り込まれる遊技球Baを受けて、表示面12aの左右いずれかに案内する。開口部11の下側には、遊技球誘導装置47の波形誘導板部47bを上下方向に規則的に移動させる駆動装置64が配設されている。上記振分けプレート41は、上面が、後方の透明ガラスプレート(基板)70に対して遊技球Baを常時押しつけ得る傾斜面として構成されている(図6参照)。
落下演出装置44は、上下方向に延びる螺旋部材62を内包する略円筒状に構成されており、振分けプレート41が左側に傾いた状態で落下口46から遊技球を受けた際、該振分けプレート41の傾斜に沿って転がり移動する該遊技球を導入口44bから導入して螺旋部材62に沿って下方に移動させ、遊技球誘導装置47の左端部に放出する。この際、波形誘導板部47bが波形誘導板部47aに対して下降したタイミングで放出された遊技球は、遊技球誘導装置47に乗って回転体61に向けて運ばれる。その際、遊技球誘導装置47では、遊技球Baが前側(図6の右側)に向いた部位を波形誘導板部47b上端の傾斜面に沿わせつつ奥側(図6の左側)に向いた部位を透明ガラスプレート70に当接させた状態で、波形誘導板部47bが、図6に示す実線位置と二点鎖線位置との間をゆっくりと昇降移動する。これにより、遊技球Baは、波形誘導板部47bの実線位置では、下降側に退避した波形誘導板部47bの傾斜面から離れて波形誘導板部47a側に乗り、該波形誘導板部47aの波形状に沿って次の波形状の部分に転がり移動した後、再び上昇する波形誘導板部47bで押し上げられることで、更に次の波形状の部分に転がり移動する。この動作が繰り返されることで、遊技球Baは回転体61側に移動させられ(図4参照)、図4における回転体61の手前側に配置された振分け部48によって振り分けられる。その際、振分け部48を通過できた場合には、遊技球Baは入球口61a〜61hのいずれかに入球することになり、振分け部48を通過できなかった場合には、遊技球Baは、不図示の開口側に落下して遊技盤10の背面側へと排出される。一方、波形誘導板部47bが波形誘導板部47aに対して上昇したタイミングで放出された遊技球は、落下演出装置44の下部から遊技球誘導装置47側に若干突出した後、遊技球誘導装置47に乗ることができずに不図示の開口側に落下し、遊技盤10の背面側へと排出される。
落下演出装置45は、上下方向に延びる螺旋部材63を内包する略円筒状に構成されており、振分けプレート41が右側に傾いた状態で落下口46から遊技球を受けた際、該振分けプレート41の傾斜に沿って転がり移動する該遊技球を導入口45cから導入して螺旋部材63に沿って下方に移動させ、下部の放出口45bから回転体61に向けて放出する。この際、時計回り方向に回転する回転体61の入球口61a,61eのいずれかが放出口45bに接近するタイミングで放出された遊技球は、V入球口である入球口61a又は61eに入球し得るが、それ以外のタイミングで放出されれば、入球口61a,61eには入球せずに、他の入球口61b,61c,61d,61f,61g,61hのいずれかから、遊技盤10の背面側へと排出されることになる。
ついで、図6を参照して、センター飾り100に搭載された遊技球連動演出装置について説明する。なお、図6は、遊技球連動演出装置を縦に切断した状態で示す側面断面図である。
すなわち、センター飾り100には、開口部11から表示面12aを露出させるように画像表示装置12が配置されており、図6に示すように、該画像表示装置12の前面側には、表示面12aと平行となるように対向配置された正面視矩形状の透明ガラスプレート70が配置され、該透明ガラスプレート70の前方(図6の右方)には、センサ装置75と、アクリル樹脂からなる正面視矩形状の透明プレート9とが配置されている。これにより、画像表示装置12の表示面12aは、透明ガラスプレート70、透明プレート9、及びガラス扉5のガラスを通して外部(例えば図1の紙面手前側)から視認可能になっている。
センサ装置75は、開口72cを有するセンサ基板72と、該センサ基板72に実装された発光素子73及び受光素子74とを有している。上記発光素子73は、赤外線発光ダイオード(以下、赤外線LEDという)等から構成され、上記受光素子74は、フォトトランジスタやフォトダイオード等から構成される。センサ装置75は、上記発光素子73から透明ガラスプレート70の表面に平行で且つ格子状に光を発し、該光をそれぞれ発光素子73に対向配置した上記受光素子74で受け、透明ガラスプレート70の表面を移動する遊技球Baによって発光素子73からの光を遮蔽させることで該遊技球Baの座標を検出する。
画像表示装置12は、例えば17インチワイドサイズの液晶ディスプレイで構成可能であり、例えば表示面12aの辺縁部分(上端もしくは左右端のいずれかの部分)には、後述する抽選手段212による抽選(以下、第1の抽選と称する)の結果に基づいて特別図柄(図示せず)を変動表示する特別図柄表示部が設けられると共に、特別図柄と連動して装飾図柄(図示せず)をその特別図柄表示部以外の表示面12aに変動表示するように構成される。特別図柄は、始動入賞装置13への遊技球の入賞を契機として行われる第1の抽選の結果に基づいて表示される図柄であり、大当たりを発生させるか否かを示す役割を持つ。また、装飾図柄は、特別図柄で示される第1の抽選の結果表示を視覚的に演出するための図柄であり、例えば、左右方向での複数列の変動図柄として表示面12aに表示される。
図6に示すように、遊技球連動演出装置76は、画像表示装置12、透明ガラスプレート70、センサ装置75、及び透明プレート9を有しており、センサ装置75のセンサ基板72と透明プレート9との間には、振分けプレート41及び遊技球誘導装置47が配置されている。これら画像表示装置12、透明ガラスプレート70、センサ装置75及び透明プレート9は、層状の配置関係を保持した状態で、センター飾り100にネジ止めされて組み付けられる。
遊技球誘導装置47は、透明プレート9の背面に近接して固定された波形誘導板部47aと、該波形誘導板部47aとセンサ基板72との間で連続的に昇降動作する波形誘導板部47bとを有しており、該波形誘導板部47bは、上端部が、後方の透明ガラスプレート70に対して遊技球Baを常時押しつけ得る傾斜面として構成される。センサ基板72は、正面視矩形状で、上辺(縁部)72a及び下辺(縁部)72bと、不図示の右辺及び左辺とで囲まれる開口72cが形成されている。これにより、波形誘導板部47bの上端部に乗った遊技球Baは、該開口72c内に形成された検出領域SAを通って透明ガラスプレート70に接触した状態でセンサ装置75によるスキャンラインSLを介して検出される。センサ基板72において、その正面視で、上辺72a側及び左辺側には、複数の発光素子73が一定間隔でそれぞれに配設されており、下辺72b側及び右辺側には、複数の受光素子74が一定間隔でかつ発光素子73の対をなすものと対向して配設されている。縦横方向(行列方向)でのスキャンライン間隔は、例えば5mm程度に設定されることが好ましい。なお、透明ガラスプレート70と透明プレート9間の隙間は、振分けプレート41や遊技球誘導装置47により遊技球を移動させ得る移動領域を構成している。
各発光素子73から照射される照射光によるスキャンラインSLは、直交する2次元の座標軸となり、遊技球Baの移動路となる矩形の開口72c内の領域に、全体として縦横の格子状となるように張り巡らされる。従って、遊技球Baが落下口46から落下する際には、該遊技球Baは、上述のような格子状に張り巡らされたスキャンラインSLを遮蔽しながら転動することとなる。センサ装置75は、それぞれ直交する格子状のスキャンラインSLが遮蔽された際の位置の座標を検出する、いわゆる光遮断方式のセンサからなる。また、センサ装置75が、1つの座標を検知する際のスキャンタイム(検知時間)は、約17[ms]である。
また、透明ガラスプレート70と透明プレート9とは、例えば直径11[mm]の遊技球Baが移動可能となる程度(例えば12[mm])の間隔を空けるように配置されており、落下口46から導入された遊技球Baは、透明ガラスプレート70と透明プレート9間を、振分けプレート41や遊技球誘導装置47に当接し転がりながら移動する。このため、落下口46から落下した遊技球Baは、透明ガラスプレート70、透明プレート9、振分けプレート41、波形誘導板部47bに対して当接しながらも、透明ガラスプレート70に寄りかかった状態で円滑に転動する。そして、遊技球Baは、透明ガラスプレート70に接しながら転動することで、センサ装置75による照射光を確実に遮蔽し得るので、センサ装置75により高精度で検出されることになる。
ところで、画像表示装置12には、前述した第1の抽選における特別図柄及び装飾図柄が表示される以外に、第2大入賞口(大入賞口)14に遊技球が入賞したことを契機として表示される図柄がある。この図柄は、図4に示すように、遊技球誘導装置47によって回転体61側に移動する遊技球Baに追随して移動する人物状の図柄78である。つまり、画像表示装置12、透明ガラスプレート70、透明プレート9は、前述のように層状に配置されるため、表示面12a上の図柄78と、遊技球誘導装置47上を移動する遊技球Baとは、遊技者から見た場合に、前後に重なるような位置関係となり、従って、図柄78と遊技球Baとはその動作において連係性を生じるものとなる。
続いて、パチンコ機PMに設けられる遊技制御装置200について図3を参照して説明する。ここで、図3は遊技制御装置200の概要を示すブロック図である。この遊技制御装置200は、図2で説明した主制御基板50や副制御基板60等から構成される(図3においては不図示)。
遊技制御装置200には、始動入賞装置13、始動入賞装置17、普通図柄作動ゲート15、第1大入賞装置16、第2大入賞装置28、画像表示装置12、センサ装置75等が電気的に接続されて、各種検出信号及び制御信号の送受信が行われるようになっている。なお、上記第2大入賞装置28は、前述した第2大入賞口14と回転体61とで構成された特別遊技に係る装置である。
また、遊技制御装置200は、各入賞装置への入球(入賞)を判定する入球判定手段210と、始動入賞装置13への遊技球の入賞に基づき特別図柄抽選(第1の抽選)を実行する抽選手段212と、特別図柄や装飾図柄の変動表示パターンを保持するパターン記憶手段216と、図柄変動における停止図柄及び変動表示の表示パターンを決定する図柄決定手段220と、図柄等の表示を制御する表示制御手段230と、大当たり遊技等の通常遊技よりも遊技者に有利な特別遊技を制御する特別遊技制御手段240と、確率変動遊技等の通常遊技よりも遊技者に有利な特定遊技を制御する特定遊技制御手段260と、第1大入賞装置16や第2大入賞装置28等の開閉制御を行う開閉制御手段270と、不図示のRAMからなる記憶手段271と、検出された座標に基づく遊技球の移動量を算出する移動量算出手段(算出手段)272と、上記移動量から遊技球の移動状態を判定する移動状態判定手段(判定手段)273と、遊技中に不具合が発生したことを報知する不具合報知手段(報知手段)275とを備えて構成される。
始動入賞装置13の入賞検出センサ23は、始動入賞装置13への遊技球の入球(入賞)を検出し、第1始動入賞情報を出力する。入球判定手段210は、第1始動入賞情報を受信すると、遊技球が始動入賞装置13に入球したことを判定する。始動入賞装置13への入球が判定されると、抽選手段212は、保留球数が上限に達しているか否かを調べる。例えば、保留球数の上限は4つに設定されている。保留球数が上限に達していない場合、入球判定手段210が第1始動入賞情報を受信したタイミングで、抽選手段212は始動入賞に対する乱数を取得する。なお、抽選手段212は、数学的に乱数を生成して取得してもよく、また図示しないカウンタにより生成されるカウント値を乱数として取得してもよい。このようにして取得した乱数に基づいて、抽選手段212は特別図柄抽選(第1の抽選)の当否を判定する。なお、抽選の当否判定は、乱数の取得と同時に行われてもよく、また、特別図柄の変動を開始する直前に行われてもよく、所定の抽選ソフトウエアを利用して行われる。抽選乱数が当たりであった場合、抽選手段212は確率変動付きの当たりであるか否かを決定する。なお、本実施形態では、始動入賞装置13,17での各入賞を契機とした抽選を上記抽選手段212で実行する構成としているが、これに限らず、始動入賞装置13,17にそれぞれ対応する別々の抽選手段として構成しても良いことは勿論である。
図柄決定手段220における特別図柄決定手段222及び装飾図柄決定手段224は、抽選手段212による判定結果に応じた停止図柄と、図柄変動の表示パターンとを決定する。停止図柄は、図柄変動の終了時に表示する図柄である。パターン記憶手段216は、特別図柄や装飾図柄を変動表示させるときの表示パターンとして複数種のパターンを保持する。表示パターンには、通常の外れ図柄を表示するときのパターンと、予め定めた不規則な図柄を表示するときのパターン(小当たり)と、リーチ状態を経て大当たり図柄を表示するときのパターンとが含まれる。また、リーチ状態を経るときのパターンとして、長短様々な表示時間をもつパターンが含まれる。各表示パターンは、その図柄変動の終了条件として表示時間がそれぞれ定められており、その表示時間が経過すると、図柄変動が停止される。
普通図柄抽選手段213は、始動入賞装置17を開閉動作させるか否かの普通図柄抽選を、この普通図柄抽選の保留球数(例えば4個)の範囲内で、普通図柄作動ゲート15への入球を通過検出センサ25が検出したことを契機として実行する。
特別図柄決定手段222は、抽選手段212による抽選結果に応じてパターン記憶手段216からいずれかのパターンを選択し、抽選結果に応じた特別図柄の停止図柄を決定する。装飾図柄決定手段224は、特別図柄決定手段222により選択された表示パターンに応じたパターンをパターン記憶手段216から選択し、抽選結果に応じた特別図柄の停止図柄を決定する。
表示制御手段230は、特別図柄、装飾図柄、及び図柄78を変動表示させる表示制御実行手段231と、図柄78が表示される座標位置を検出する表示位置検出手段(座標検出手段)233とを有して構成される。
表示制御実行手段231は、特別図柄決定手段222において決定された変動パターン及び停止図柄をもとに、画像表示装置12の特別図柄表示部に特別図柄を表示させる。また同時に、表示制御実行手段231は、装飾図柄決定手段224において決定された変動パターン及び停止図柄をもとに、画像表示装置12に装飾図柄を表示させる。表示制御実行手段231により特別図柄を表示させる機能は主制御基板50側の処理として実行され、装飾図柄及び図柄78を表示させる機能は副制御基板60側の処理として実行される。
表示位置検出手段233は、透明ガラスプレート70と透明プレート9との間の検出領域SAを移動する遊技球の位置する座標をセンサ装置75によって検出させ、その旨の信号を第1特別遊技実行手段249に送信すると共に、記憶手段271に記憶する。なお、表示位置検出手段233は、上記検出した遊技球の座標データを検知開始時点から0.5[S]ごとに記憶手段271に逐次記憶する。また、表示位置検出手段233は、透明ガラスプレート70と透明プレート9との間の移動領域に入った遊技球が該移動領域から排出された際には、その時点で記憶手段271に記憶した遊技球の座標データをすべてクリアする。
特別遊技制御手段240は、条件保持手段242、条件判定手段246、特別遊技実行手段248、及び作動回避手段252を有しており、2種類の特別遊技を選択的に実行することができる。
条件保持手段242は、特別遊技の作動条件を保持する。条件保持手段242は、特別遊技を実行するための条件である作動条件(後述する第1及び第2作動条件)を保持している。本実施形態において作動条件は、表示制御実行手段231により変動表示される特別図柄が所定の図柄で停止されたことを契機として設定される。
第1条件保持手段243は、第1の特別遊技を実行するための条件である第1作動条件を保持している。本実施形態において第1作動条件は、表示制御実行手段231により変動表示される特別図柄が所定の図柄で停止されたことを契機として設定される。ここで、上記所定の図柄とは、大当たりの場合には例えば「777」などの同じ数字が連続したものであり、小当たりの場合には例えば「776」などの予め決められたランダムな組み合わせである。また、第2条件保持手段244は、第2の特別遊技を実行するための条件である第2作動条件を保持している。本実施形態において第2作動条件は、回転体61のV入球口である入球口61a,61eへの入球を契機として設定される。
条件判定手段246は、遊技情報を監視し、特別遊技への移行条件である各作動条件の成立の可否を判定する。また、条件判定手段246は、各作動条件の判定結果をもとに、各種作動フラグのオンまたはオフの設定を行う。
特別遊技実行手段248は、第1特別遊技実行手段249及び第2特別遊技実行手段250を有しており、所定の作動条件が成立したことに基づいて特別遊技を実行する。
第1特別遊技実行手段249は、第1作動条件が成立すると、第1の特別遊技を実行する。ここで、第1の特別遊技が、大当たりを契機として開始された場合には、第1大入賞装置16による第1大入賞口16aの開閉動作が複数回にわたって継続される遊技となる。また、第1の特別遊技が、小当たりを契機として開始された場合には、第2大入賞装置28による第2大入賞口14が所定時間だけ開放される動作が複数回にわたって継続される遊技となる。ここで、上記第2大入賞口14から遊技球誘導装置47上に遊技球が入球された場合には、第1特別遊技実行手段249は、表示位置検出手段233から送信されてくる遊技球の座標データに基づき、図柄78を画像表示装置12に表示させるよう表示制御手段230に信号を送信する。上記したような第1の特別遊技に移行すると、遊技者は、特別遊技が行われていることを容易に認識することができると共に、相当数の賞球を期待することができる。
そして、上記大当たりでの第1の特別遊技の場合には、第1特別遊技実行手段249は、開閉制御手段270に第1大入賞口16aの開閉制御を行わせる。このとき、開閉制御手段270は、第1大入賞装置16の第1大入賞口ソレノイド26に開放作動信号(もしくは、閉鎖作動信号)を出力し、第1大入賞口16aを開放(もしくは、閉鎖)させる。また、上記小当たりでの第1の特別遊技の場合には、第1特別遊技実行手段249は、開閉制御手段270に第2大入賞口14の開閉制御を行わせる。このとき、開閉制御手段270は、第2大入賞装置28の第2大入賞口ソレノイド135に開放作動信号(もしくは、閉鎖作動信号)を出力し、第2大入賞口14を開放(もしくは、閉鎖)させる。
第2特別遊技実行手段250は、第2作動条件が成立すると、第2の特別遊技を実行する。第2の特別遊技では、小当たりでの第1の特別遊技によって第2大入賞口14から入賞した遊技球が、回転体61の入球口61a又は61eに入球することを契機として、第1大入賞口16aの開閉動作が複数回にわたって継続される遊技(遊技者に有利な状態)となる。第2の特別遊技に移行すると、遊技者は、第1の特別遊技と同様、特別遊技が行われていることを容易に認識することができると共に、相当数の賞球を期待することができる。
なお、回転体61の入球口61a,61eに入球した際には、それぞれに設けられている遊技球検知センサ65によってその旨が検知される。開閉制御手段270は、第2の特別遊技の間、第1大入賞口16aを開閉する第1大入賞口ソレノイド26に開放作動信号(もしくは、閉鎖作動信号)を出力し、第1大入賞口16aを開放(もしくは、閉鎖)させる。また、第2特別遊技実行手段250は、表示位置検出手段233が検出する遊技球の位置に基づき、該遊技球と連係するように画像表示装置12に図柄78(図4参照)を演出表示させる。なお、第2特別遊技実行手段250は、遊技中、常に駆動モータ138を駆動制御しており、略々同様の速度となるように回転体61を回転させている。
特別遊技制御手段240における作動回避手段252は、第1作動条件及び第2作動条件のいずれか一方の作動条件が成立したとき、他方の作動条件の成立を回避させる機能を有する。本実施形態において、第2作動条件が成立すると、第2の特別遊技が続く限り第2作動条件が成立しているものとする。これにより、第2作動条件の成立中の間は、第1作動条件の成立が回避される。一方、第1作動条件の成立中は、第2作動条件の成立が回避されるので、第2の特別遊技は実行されない。
特定遊技制御手段260は、第1の特別遊技とは異なる遊技者に有利な特定遊技、例えば確率変動遊技の実行を制御する。本実施形態において、大当たり抽選は、抽選手段212による特別図柄抽選(第1の抽選)を指すものであり、この際の図柄抽選に対して確率変動遊技が設定可能とされる。
特定遊技制御手段260は、特定遊技実行手段262を有している。特定遊技実行手段262は、抽選手段212による抽選結果に基づいて、特別図柄の確率変動遊技を実行する。例えば、特別図柄(大当たり)の停止図柄が奇数であるときに、特別遊技の終了後、特別図柄の確率変動遊技が実行される。なお、特別図柄の確率変動遊技における当たりの割合は、通常遊技のときよりも高く設定される。
開閉制御手段270は、上述したように、第1大入賞口16aを開放又は閉鎖させ、或いは、開閉部材55を回動させて第2大入賞口14を開放又は閉鎖させる制御を行う。記憶手段271は、表示位置検出手段233が検出した検出領域SAにおける遊技球の座標が記憶され、この記憶された座標を第1特別遊技実行手段249が図柄78を演出表示させる際に参照させる。移動量算出手段272は、表示位置検出手段233に検出されて記憶手段271に記憶された遊技球の座標を参照し、該座標に基づいて遊技球の移動状態を判定するための移動量を算出する。移動状態判定手段273は、移動量算出手段272により算出された移動量に基づき、遊技球の移動状態が通常の遊技状態で遊技球が示し得る移動状態に相当するか否かを判定する。不具合報知手段275は、移動状態判定手段273により、遊技球の移動状態が通常の遊技状態で遊技球が示し得る移動状態に相当しないと判定された際に、不具合が発生したことを表示制御手段230に表示させる信号を送信することで不具合の報知を行う。
以上の構成を有するパチンコ機PMにおいては、開閉部材55により第2大入賞口14が開放されたときに第2の抽選を行うことが可能となり、抽選手段212を用いた第1の遊技(抽選)と、第2大入賞装置28を用いた第2の遊技(抽選)とをそれぞれ独立して行う。従って、2種類の遊技を効果的に組み合わせ、それぞれの遊技性を十分に発揮させることができ、遊技性の向上を図ることが可能になる。
そして、このような構成を有するパチンコ機PMは、図1に示すように、前枠2、ガラス扉5及び球皿6がともに閉止され施錠された状態で遊技に供され、球皿6に遊技球を貯留させて操作ハンドル8を回動操作することにより遊技が開始される。操作ハンドル8が回動操作されると、球皿6に貯留された遊技球が打球発射装置により1球ずつ遊技盤10の遊技領域PAに打ち出され、以降パチンコゲーム(弾球遊技)が展開される。
遊技領域PAに打ち出された遊技球が始動入賞装置13に入賞すると、抽選手段212により所定の抽選ソフトウエアを利用した特別図柄抽選(第1の抽選)が行われ、画像表示装置12において特別図柄及び装飾図柄が所定時間だけ変動表示される。変動停止時の特別図柄が「大当たり」を示す図柄であった場合には、特別遊技に移行する。特別図柄が大当たりの図柄で停止するとき、画像表示装置12の表示面12aには、3つの図柄を一致させるような表示態様(例えば「777」)が表示される。また、変動停止時の特別図柄が「小当たり」を示す図柄であった場合には、画像表示装置12の表示面12aには、例えば「776」といった予め定められた態様が表示される。
第1の特別遊技における大当たりが当選した際は、第1大入賞装置16の作動により第1大入賞口16aが開放される。そして、第1大入賞口16aが約30秒間開放された後、または9球以上の遊技球が第1大入賞口16aを通過して第1大入賞装置16に入賞した後、第1大入賞口16aが一旦閉鎖され、このような開閉動作が所定回数継続して繰り返される。
なお、遊技球がセンター飾り100のワープ導入口42を介して放出口43からステージSに放出された際には、遊技球がステージSの上を一時的に停留するように左右へ転動し、最終的にはステージSの凹部29a,29bのいずれかから始動入賞装置13に向けて落下する。
一方、第1の特別遊技における小当たりが当選した際は、第2大入賞装置28の作動により第2大入賞口14が開閉動作される。これは、第2大入賞口14における開閉部材55が、第2大入賞口ソレノイド135によって約2秒間の開放状態を3回繰り返すものである。
第2大入賞口14に受け入れられた遊技球は、前述したように落下口46から1個ずつ放出される。すると、該遊技球は、そのときの振分けプレート41の傾き状態に応じて落下演出装置44,45のいずれかに向かって転がり移動する。
落下演出装置44に移動した遊技球は、導入口44bから導入されて螺旋部材62に沿って流下し、波形誘導板部47bが下降したタイミングで落下した際は該波形誘導板部47bの昇降動作で次第に回転体61へと移動させられる。表示位置検出手段233は、落下演出装置44に移動した遊技球が落下し、螺旋部材62の下部に配置された不図示の通過検知センサに検知されたことを契機として、波形誘導板部47a,47b上を移動する遊技球の座標をセンサ装置75によって検出開始する。表示位置検出手段233は、センサ装置75により検出された座標を、座標データとして逐次第1特別遊技実行手段249へと送信する。第1特別遊技実行手段249は、送信されてきた座標データに基づき、海賊の手下を模した図柄78を、移動している遊技球の背後の画像表示装置12に表示制御手段230によって演出表示させる。これにより、波形誘導板部47a,47bにより形成される波間で、あたかも海賊が遊技球にしがみついて漂っているようなユーモラスな演出表示を遊技者に提供することができるものとなる。
ここで、上記した波形誘導板部47a,47bを有した遊技球誘導装置47では、通常遊技時において、遊技球が停留状態となるような遊技進行に影響を及ぼす不具合を起こさないように設計されている。しかし、経年変化等によって生じる波形誘導板部47a,47bの想定外の破損や、遊技球の汚れ等に起因し、遊技球が停留状態となり得ることも否定できない。また、不正行為が行われることにより、例えば磁石を用いてガラス板の外側から意図的に遊技球を停留状態とされるようなことも想定できる。
本実施形態のパチンコ機PMにあっては、上記したような遊技球の停留状態を生じた際に、移動量算出手段272が、表示位置検出手段233により検出されて記憶手段271に記憶された遊技球の座標を参照し、該座標に基づいて遊技球の移動状態を判定するための移動量を算出する。次いで、移動状態判定手段273が、移動量算出手段272により算出された移動量に基づき、遊技球の移動状態が通常の遊技状態で遊技球が示し得る移動状態に相当するか否かを判定する。更に、不具合報知手段275は、移動状態判定手段273により、通常の遊技状態で遊技球が示し得る移動状態に相当しないと判定された際に、その不具合の旨を表示させるための信号を表示制御手段230に対して送信する。この信号を受け、表示制御手段230は、例えば、画像表示装置12の表示面12a全体の背景色を赤色に変えるなどし、その表示面12aの中央部にパチンコ機PMにおいて不具合が生じたことを伝える注意文等を割り込み表示することによって、遊技者や遊技ホールの係員に有効に報知する。
上記した遊技球の停留状態に対する一連の処理は、例えば、遊技球が、遊技球誘導装置47上の図4に示す停留位置Exに停留した場合などに開始される。この際、表示位置検出手段233は、この停留位置Exに停留した遊技球が遊技球誘導装置47上に落下した時点から、該遊技球の座標をセンサ装置75によって逐次検出開始していると共に、該検出した座標データを0.5[S]ごとに記憶手段271に記憶させている。なお、該座標データは、検出領域SAの正面視で左上方隅を原点とし、その左右幅方向をX座標、上下高さ方向をY座標とした(X,Y)の形で表す。
そして、上記記憶手段271に記憶された座標データが、例えば、停留位置Exに達した時点から0.5[S]間隔で、(75,45)、(76、45)、(75、45)、(74、45)、(75、45)、(75、45)と移り変ったとする。ここで、移動状態判定手段273は、3秒間(所定時間)以上の間、X及びYのうち少なくとも一方の移動量が5(閾値)を超えなかった場合に通常の遊技状態で示し得る遊技球の移動状態に相当しなかったものとし、遊技球が停留状態になったと判定する。従って、上記した例の場合には、1点目のデータから5点目のデータまで、X座標方向に75の位置から前後1ずつ移動量が変位したことが算出されるものの、移動状態判定手段273により、所定時間である3秒間にわたって(75、45)の位置近傍に該遊技球が停留状態になったものと判定されることとなる。そして、移動状態判定手段273は、上記した判定結果をもとに、不具合を表示させるための信号を表示制御手段230に対して送信し、表示制御手段230が画像表示装置12にその旨の不具合の表示を行う。
また、移動状態判定手段273は、上記した停留状態以外にも、遊技球が通常の遊技状態では所定時間(例えば1秒間)で移動し得ない距離(例えば20とする)を移動した際にも、通常の遊技状態で遊技球が示し得る移動状態に相当しなかったものと判定する。これは、例えば、記憶手段271に記憶された座標データが、ある時点で(45,45)、その次の時点で(75、45)に順に変位したとする。この場合、移動状態判定手段273は、これらの座標に基づいて、X座標の移動量が1秒以内で閾値の20を超えた(75−45=30)ことにより、これらの座標変位が通常の遊技状態で示し得る遊技球の移動状態に相当しなかったものと判定する。なお、遊技球が上記したような移動状態を示す原因としては、例えば、遊技者によって意図的に球皿6等へ瞬間的な力が加えられてパチンコ機PMが振動したりするような不正行為がなされた場合等が想定される。
更に、移動状態判定手段273は、遊技球が通常の遊技状態で移動し得ない方向に移動し、かつその移動量が予め定めた閾値(例えば10とする)を超えて変化したような場合に通常の遊技状態で遊技球が示し得る移動状態に相当しなかったものと判定する。これは、例えば、記憶手段271に記憶された座標データが、停留位置Exに達した時点で(75,45)、その次の時点で(55、45)に順に変位したとする。この場合、移動状態判定手段273は、これらの座標に基づいて通常X座標が増加するべき位置で減少したことと、その移動量が閾値の10を超えた(75−55=20)ことにより、これらの座標変位が通常の遊技状態で示し得る遊技球の移動状態に相当しなかったものと判定する。そして、移動状態判定手段273は、上記判定結果をもとに不具合を表示させるための信号を表示制御手段230に対して送信し、画像表示装置12にその旨の表示をさせることで不具合を報知する。なお、遊技球が上記したような移動状態となる原因としては、可動式役物の異常動作や、遊技者による磁石等を用いた不正行為などが想定される。
このように、本発明における移動状態判定手段273は、検出領域SA内を移動する遊技球Baの座標により算出される移動量に基づき、遊技球Baの所定時間で移動した移動量(言い換えると遊技球Baの速さ)や、遊技球Baの進行方向ごとの移動量を、遊技球Baの移動状態を判定する際の判定要素として、これらが通常の遊技状態で示し得る移動状態に相当するか否かを判定する。
従って、上記した判定内容を基に、移動状態判定手段273は、前述したような、検出領域SA内を移動する遊技球Baが、所定時間を超えて同じ位置に留まっていたり、あるいは所定時間で予期し得ない位置(通常達し得る遊技球の速さでは移動し得ない程度に離れた位置)に移動したりした場合に、通常の遊技状態で遊技球が示し得る移動状態に相当しないものと判定する。また、検出領域SA内を移動する遊技球Baが、ある位置から移動し得ない位置に所定の移動量を超えて移動(例えば通常時落下移動する箇所で上昇移動)したような場合に、通常の遊技状態で遊技球Baが示し得る移動状態に相当しないものと判定する。
ところで、落下演出装置44に移動した遊技球が、波形誘導板部47bの下降したタイミングで落下せずに上昇したタイミングで落下した際には、遊技球誘導装置47に乗ることができずに遊技盤10の背面側へと排出される。なお、開閉部材55は、約2秒間の開放状態を3回繰り返すとして説明したが、1回の開放状態で遊技球が約2個入球する程度であれば開放する時間は特に限定されるものではなく、また、その開放状態を発生させる回数も特に限定するものではない。
また、落下演出装置45に移動した遊技球は、導入口45cから導入されて螺旋部材63に沿って流下して放出口45bから放出される。その際、回転軸59を中心として時計回り方向にゆっくりと回動している回転体61の入球口61aや入球口61eが放出口45bに接近するタイミングで落下すると、当該V入球を契機として第2作動条件が設定されて第2条件保持手段244による第2の特別遊技が実行されることになる。放出口45bから放出されて、上記入球口61a,61e、或いは他の入球口61b,61c,61d,61f,61g,61hに入球した遊技球は、遊技球検知センサ65で検知された後、遊技盤10の背面側へと排出される。
なお、以上説明した本実施の形態では、表示位置検出手段233は、センサ装置75が検出した遊技球の座標を検知開始時点から0.5[S]ごとに記憶手段271に逐次記憶するとして説明したが、記憶する頻度や回数等が特に限定されるものでないことは勿論である。
また、以上説明した本実施の形態では、不具合報知手段275が、表示制御手段230に画像表示装置12の表示面12a全体の背景色を赤色に変えさせるなどし、かつその表示面12aの中央部にパチンコ機PMにおいて不具合が生じたことを伝える注意文等を割り込み表示させるとして説明したが、その表示内容については特に限定するものでないことは勿論である。また、表示による報知だけでなく、音声を使ったものであってもよく、更にこれら両方で不具合の報知をするように構成してもよい。
以上説明した本実施の形態におけるパチンコ機PMは、パチンコ機PMが、遊技領域PAに配置された所定の検出領域SA内で、該検出領域SAに導入されて移動する遊技球Baの座標を検出する表示位置検出手段233と、上記座標に基づき、該検出領域SA内で移動している遊技球Baの移動量を算出する移動量算出手段272と、移動量算出手段272により算出された移動量に基づき、通常の遊技状態で遊技球Baが示し得る移動状態に相当するか否かを判定する移動状態判定手段273とを備えてなる。これにより、検出領域SAを移動する遊技球Baの座標を検出することができ、該座標に基づいて算出された移動量によって、遊技球Baの移動状態が通常の遊技状態で示し得る移動状態に相当するか否かを有効に判定できるようになる。その結果、通常の遊技球Baの移動状態に相当しないと判定された際には、その旨を光や音声等で報知させたり、該判定に基づいて弾球遊技機の実行状態を停止させたりするような措置を柔軟に取ることが可能となる。
また、移動状態判定手段273が、移動量算出手段272により算出された移動量が、遊技球Baが所定時間で移動し得ない移動量であった場合に、通常の遊技状態で遊技球Baが示し得る移動状態に相当しないと判定してなる。これにより、遊技球Baが、通常の遊技状態では所定時間で移動し得ない距離を移動したような場合、例えば、遊技球が停留状態(前述した所定時間の3秒間以上にわたって同様の位置に留まるような状態)となったり、遊技球が達し得ない高速で移動(前述した所定時間の1秒間で座標値30以上の距離を移動)したりするような、遊技球の所定時間に応じた移動状態の異常を検出することができるようになる。このことにより、遊技球に汚れ等が付着して停留状態となるような場合だけでなく、磁石により遊技球を引き付けて停留させたり、遊技球を瞬間的に長距離移動させたりする不正行為をも検出できることとなる。
また、移動状態判定手段273が、表示位置検出手段233により検出される検出領域SA内で移動している遊技球Baの座標と、該座標に基づいて算出される移動量とに基づき、遊技球Baが通常の遊技状態で移動し得ない方向に移動すると共に、移動量が予め定めた閾値を超えて変化した場合に、通常の遊技状態で遊技球Baが示し得る移動状態に相当しないと判定してなる。これにより、遊技球Baが、通常の遊技状態で移動し得ない方向に閾値を超えて移動したような場合、例えば、遊技球が落下すべき箇所で上昇するような、移動不能な方向への遊技球の移動に係る異常を検出することができる。このことにより、例えば、遊技機に故意又は過失で衝撃が与えられて振動が加わり遊技球の進行方向が変えられたような場合、あるいは、磁石を使った不正行為により遊技球が引き付けられて遊技球の進行方向が変えられたような場合等に異常を検出することができるようになる。
以上、本発明をその好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明の弾球遊技機は、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施した弾球遊技機も、本発明の範囲に含まれる。
10 遊技盤
70 基板(透明ガラスプレート)
72a 縁部(上辺)
72b 縁部(下辺)
233 座標検出手段(表示位置検出手段)
272 算出手段(移動量算出手段)
273 判定手段(移動状態判定手段)
275 報知手段(不具合報知手段)
Ba 遊技球
PA 遊技領域
PM 弾球遊技機(パチンコ機)
SA 検出領域
70 基板(透明ガラスプレート)
72a 縁部(上辺)
72b 縁部(下辺)
233 座標検出手段(表示位置検出手段)
272 算出手段(移動量算出手段)
273 判定手段(移動状態判定手段)
275 報知手段(不具合報知手段)
Ba 遊技球
PA 遊技領域
PM 弾球遊技機(パチンコ機)
SA 検出領域
Claims (3)
- 遊技盤に形成された遊技領域に遊技球を打ち出して遊技してなる弾球遊技機において、
前記遊技領域に配置された所定の検出領域内で、該検出領域に導入されて移動する遊技球の座標を検出する座標検出手段と、
前記座標検出手段により検出された座標に基づき、前記検出領域内で移動している遊技球の移動量を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された移動量に基づき、通常の遊技状態で遊技球が示し得る移動状態に相当するか否かを判定する判定手段と、を備えてなる、
ことを特徴とする弾球遊技機。 - 前記判定手段は、前記算出手段により算出された移動量が、遊技球が所定時間で移動し得ない移動量であった場合に、通常の遊技状態で遊技球が示し得る移動状態に相当しないと判定してなる、
請求項1記載の弾球遊技機。 - 前記判定手段は、前記座標検出手段により検出される前記検出領域内で移動している遊技球の座標と、該座標に基づいて算出される移動量とに基づき、前記遊技球が通常の遊技状態で移動し得ない方向に移動すると共に、前記移動量が予め定めた閾値を超えて変化した場合に、通常の遊技状態で遊技球が示し得る移動状態に相当しないと判定してなる、
請求項1又は2記載の弾球遊技機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008047018A JP2009201708A (ja) | 2008-02-28 | 2008-02-28 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008047018A JP2009201708A (ja) | 2008-02-28 | 2008-02-28 | 弾球遊技機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009201708A true JP2009201708A (ja) | 2009-09-10 |
Family
ID=41144561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008047018A Pending JP2009201708A (ja) | 2008-02-28 | 2008-02-28 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009201708A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0768011A (ja) * | 1993-09-02 | 1995-03-14 | Ace Denken:Kk | 金属体検出装置 |
| JPH1085391A (ja) * | 1996-09-12 | 1998-04-07 | Omron Corp | パチンコ玉の移動方向検知システム |
| JP2005230198A (ja) * | 2004-02-18 | 2005-09-02 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
| JP2007089961A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Samii Kk | 遊技機 |
-
2008
- 2008-02-28 JP JP2008047018A patent/JP2009201708A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0768011A (ja) * | 1993-09-02 | 1995-03-14 | Ace Denken:Kk | 金属体検出装置 |
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