JP2009207271A - モータ及びそのモータの製造方法 - Google Patents
モータ及びそのモータの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009207271A JP2009207271A JP2008046298A JP2008046298A JP2009207271A JP 2009207271 A JP2009207271 A JP 2009207271A JP 2008046298 A JP2008046298 A JP 2008046298A JP 2008046298 A JP2008046298 A JP 2008046298A JP 2009207271 A JP2009207271 A JP 2009207271A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- motor
- gear housing
- housing portion
- control circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
【課題】ギヤ収容部とギヤ収容部に形成された開口部を閉塞するカバー部材とを容易に固定することができるモータを提供する。
【解決手段】ギヤ収容部を構成するホイール収容部13と制御回路収容部14との間の連結部は、カバープレート22とホイール収容部13との固定部を構成する係止片27及び係止部24の両側に設けられ、係止片27及び係止部24周囲には、カバープレート22とホイール収容部13とを固定する固定用治具41,42を挿入するための治具挿入孔40が形成されている。治具挿入孔40に挿入される固定用治具41,42により、ホイール収容部13に形成された係止部24にカバープレート22に形成された係止片27をかしめ固定し、ホイール収容部13の開口部13cをカバープレート22により閉塞した。
【選択図】図4
【解決手段】ギヤ収容部を構成するホイール収容部13と制御回路収容部14との間の連結部は、カバープレート22とホイール収容部13との固定部を構成する係止片27及び係止部24の両側に設けられ、係止片27及び係止部24周囲には、カバープレート22とホイール収容部13とを固定する固定用治具41,42を挿入するための治具挿入孔40が形成されている。治具挿入孔40に挿入される固定用治具41,42により、ホイール収容部13に形成された係止部24にカバープレート22に形成された係止片27をかしめ固定し、ホイール収容部13の開口部13cをカバープレート22により閉塞した。
【選択図】図4
Description
本発明は、モータ本体の回転駆動を制御する制御回路部材を備えたモータ及びそのモータの製造方法に関するものである。
車両のパワーウインドウ装置等に用いられるモータとしては、回転駆動するモータ本体と、該モータ本体で生じる回転を減速出力する減速部と、該モータ本体の回転駆動を制御する制御回路部材とを備えたものがある。例えば、特許文献1に開示されたモータでは、モータ本体と連結された減速部のギヤハウジング内部に、モータ本体の回転軸の回転が伝達されるウォーム軸と該ウォーム軸に噛合されるウォームホイールとが収容され、該ウォームホイールの回転がその中心部に連結される出力軸から出力されるようになっている。
また、このギヤハウジングには、モータ本体の回転軸の軸直交方向一方側に略円盤状に迫り出して形成されたウォームホイールの収容のためのホイール収容部とモータ本体との間に、制御回路部材の収容のための制御回路収容部が設けられており、ホイール収容部と制御回路収容部とがギヤハウジングの一部(連結部)を介して連結されている。
特開2004−147490号公報
ところで、上記のモータにおいて、そのホイール収容部は、ウォームホイールを収容するために一部が略円形状に開口されており、その開口部を閉塞するように略円形状のカバープレート(カバー部材)が取り付けられるようになっている。
この場合、カバープレートには2つ程度の係止片を有し、この係止片をかしめることでカバープレートがホイール収容部に固定されるが、係止片を2つとすると、それぞれ出力軸を挟んだ略180度反対側に各係止片を設定することとなる。そのため、係止片による固定部位がホイール収容部と制御回路収容部との間の連結部に出力軸の軸方向視で重なるような位置に設定せざるを得ない状況が生じる。
すると、係止片をかしめる治具による作業を連結部との干渉を回避しつつ行う必要があるため、煩雑な作業となっていた。また、このことはかしめによる固定方法のみならず、かしめ以外の固定方法を用いても同様であった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ギヤ収容部の開口にカバー部材を容易に固定することができるモータを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、回転駆動により回転軸を回転させるモータ本体と、該モータ本体に連結されるギヤハウジング内に前記回転軸と駆動連結される減速ギヤが収容されてなる減速部と、前記モータ本体を制御する制御回路部材とを備え、前記ギヤハウジングは、前記回転軸と交差する方向に迫り出し前記減速ギヤを収容するための開口部を有するギヤ収容部と、該ギヤ収容部による迫り出し側において前記モータ本体との間に設けられ前記制御回路部材を収容する制御回路収容部と、前記ギヤ収容部と前記制御回路収容部とを連結する連結部とを備えてなり、前記ギヤ収容部の開口部を閉塞するカバー部材を固定してなるモータであって、前記連結部は、前記カバー部材と前記ギヤ収容部との固定部の両側、若しくは該固定部よりも外側に設けられ、前記固定部周囲には、前記カバー部材と前記ギヤ収容部とを固定する固定用治具を挿入するための治具挿入空間が形成されたことをその要旨とする。
この発明では、ギヤ収容部と制御回路収容部との間の連結部は、カバー部材とギヤ収容部との固定部の両側、若しくは該固定部よりも外側に設けられ、固定部周囲には、カバー部材とギヤ収容部とを固定する固定用治具を挿入するための治具挿入空間が形成される。これにより、ギヤ収容部に対してカバー部材の少なくとも一部を固定する際、治具挿入空間により固定用治具が連結部と干渉することを抑制でき、その固定を容易に行うことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータにおいて、前記制御回路収容部は、前記制御回路部材の挿入方向に沿った直線が前記回転軸の軸直交方向に対して傾斜し前記ギヤ収容部から離間するように設けられたことをその要旨とする。
この発明では、制御回路収容部は、制御回路部材の挿入方向に沿った直線が回転軸の軸直交方向に対して傾斜しギヤ収容部から離間するように設けられる。つまり、ギヤ収容部と制御回路収容部との間の連結部が拡大するため、この連結部に開口面積の大きな治具挿入空間の設定が可能となる。従って、治具挿入空間の拡大のためにモータを軸方向に大型化して連結部を拡大させることを抑制できるため、モータの大型化を抑制することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のモータにおいて、前記カバー部材は、金属製であり、前記ギヤハウジングに対してかしめ固定されたことをその要旨とする。
この発明では、カバー部材が金属製であるため、レーザ加工装置や超音波装置などを用いた固定方法と比較して、比較的安価な圧着によるかしめ固定を行うことができ、かしめ固定を行うことで製造コストを抑えることができる。
請求項4に記載の発明は、回転駆動により回転軸を回転させるモータ本体と、該モータ本体に連結されるギヤハウジング内に前記回転軸と駆動連結される減速ギヤが収容されてなる減速部と、前記モータ本体を制御する制御回路部材とを備え、前記ギヤハウジングは、前記回転軸と交差する方向に迫り出し前記減速ギヤを収容するための開口部を有するギヤ収容部と、該ギヤ収容部による迫り出し側において前記モータ本体との間に設けられ前記制御回路部材を収容する制御回路収容部と、前記ギヤ収容部と前記制御回路収容部とを連結する連結部とを備えてなり、前記ギヤ収容部の開口部を閉塞するカバー部材を固定してなるモータの製造方法において、前記連結部は、前記カバー部材と前記ギヤ収容部との固定部の両側、若しくは該固定部よりも外側に設けられ、前記固定部周囲には、前記カバー部材と前記ギヤ収容部とを固定する固定用治具を挿入するための治具挿入空間が形成されたことをその要旨とする。
この発明では、請求項1に記載の効果と同様の効果を奏することができるモータの製造方法を提供できる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のモータの製造方法において、前記固定用治具を2つ以上用い、前記治具挿入空間の表裏から対応する前記固定用治具を挿入して前記カバー部材と前記ギヤ収容部とを固定したことをその要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のモータの製造方法において、前記固定用治具を2つ以上用い、前記治具挿入空間の表裏から対応する前記固定用治具を挿入して前記カバー部材と前記ギヤ収容部とを固定したことをその要旨とする。
この発明では、固定用治具が2つ以上用いられ、治具挿入空間の表裏から対応する固定用治具を挿入してカバー部材とギヤ収容部とが固定される。つまり、治具挿入空間の表側と裏側からそれぞれに固定用治具を挿入して固定することで、カバー部材とギヤ収容部との固定を効率良く行うことができる。
請求項6に記載の発明は、請求項4または5に記載のモータの製造方法において、前記カバー部材は金属製であり、前記固定用治具により前記カバー部材と前記ギヤ収容部とをかしめ固定したことをその要旨とする。
この発明では、請求項3に記載の効果と同様の効果を奏することができるモータの製造方法を提供できる。
請求項7に記載の発明は、請求項4〜6のいずれか一項に記載のモータの製造方法において、前記カバー部材は、該部材に設けた係止片の一部を折り曲げてかしめ固定するものであり、前記固定用治具にて、前記係止片の折曲部位以外の部位を押さえつつその折曲部位の折り曲げを実施することをその要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項4〜6のいずれか一項に記載のモータの製造方法において、前記カバー部材は、該部材に設けた係止片の一部を折り曲げてかしめ固定するものであり、前記固定用治具にて、前記係止片の折曲部位以外の部位を押さえつつその折曲部位の折り曲げを実施することをその要旨とする。
この発明では、カバー部材のかしめ固定の際、固定用治具にてカバー部材の係止片の折曲部位以外の部位を押さえつつその折曲部位の折り曲げが実施される。これにより、折曲部位以外の部位が膨らんで折曲部位の折り曲げによる固定力が弱くなることが抑えられ、カバー部材のかしめ固定がより確実となる。
従って、上記記載の発明によれば、ギヤ収容部とギヤ収容部に形成された開口部を閉塞するカバー部材とを容易に固定することができるモータを提供することができる。
以下、本発明を車両用パワーウインドウ装置の駆動源としてのモータに具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。
図1及び図2は、モータの模式図である。図1及び図2に示すように、モータ1は、回転駆動するモータ本体2と、モータ本体2で生じる回転を減速出力するための減速部3とを備えている。
図1及び図2は、モータの模式図である。図1及び図2に示すように、モータ1は、回転駆動するモータ本体2と、モータ本体2で生じる回転を減速出力するための減速部3とを備えている。
モータ本体2は、扁平の略有底筒状に形成されたヨークハウジング(以下、単にヨークという)4と、該ヨーク4内面に固定された一対のマグネット5と、該ヨーク4内で回転可能に支持されるアーマチャ6と、アーマチャ6の内周で図示しない軸受により軸支された回転軸7とから構成されている。回転軸7の先端はヨーク4の外部まで突出し、その突出した部分にはセンサマグネット8が一体回転可能に固定されている。
減速部3は、回転軸7と同軸状に駆動連結されるウォーム軸9と、該ウォーム軸9と噛合する略円盤状のウォームホイール10と、それらを収容するとともに前記ヨーク4に固定されるギヤハウジング11とを備える。尚、ウォーム軸9とウォームホイール10とで減速ギヤを構成している。
ギヤハウジング11は、樹脂製であり、ウォーム収容部12と、ホイール収容部13と、制御回路収容部14と、連結部15a,15bとを備えている。
ギヤハウジング11のウォーム収容部12の基端部には、前記モータ本体2(ヨーク4)が図示しないネジにて固定されるとともに、途中から先端まで回転軸7の延長線上で略円筒状に延びて形成され、その内部にウォーム軸9が回転可能に支持されている。
ギヤハウジング11のウォーム収容部12の基端部には、前記モータ本体2(ヨーク4)が図示しないネジにて固定されるとともに、途中から先端まで回転軸7の延長線上で略円筒状に延びて形成され、その内部にウォーム軸9が回転可能に支持されている。
ホイール収容部13は、ウォーム収容部12から回転軸7(ウォーム軸9)の軸線L1との直交方向一方に迫り出すとともに、図3に示すようにウォームホイール10の形状に合わせて円形状の底部13aと略円環状の側壁13bとを備えた略有底円筒形状に形成されており、その内部にウォームホイール10を回転可能に収納している。
ウォームホイール10の中心部には該ホイール10と一体回転するように出力軸20が連結されており、モータ本体2の回転駆動による回転軸7の回転がウォーム軸9を介してウォームホイール10に伝達され、出力軸20が回転するようになっている。この出力軸20の回転は、図示しないウインドウガラスを開閉させる。また、底部13aのウォームホイール10とは反対側である外側面には、放射状(出力軸20における径方向外側に)に延びる複数のリブ21が設けられており、ホイール収容部13の補強がなされている。
図3に示すように、ホイール収容部13には、ウォームホイール10を収納するとともに該ホイール10に出力軸20を連結させた状態で、該ホイール収容部13の開口部13cを閉塞するカバープレート22が固定されている。
具体的には、ホイール収容部13の外周の側壁13bには、計2つの係止部23,24が形成されている。係止部23は、ウォーム軸9の先端側(回転軸7とウォーム軸9とが駆動連結される位置とは反対側)の近傍位置に側壁13bから外側に突出する態様で設けられており、該係止部23とは出力軸20を挟んだ略180度反対側の側壁13bに係止部23と同様の係止部24が形成されている。固定部を構成する係止部23,24は、周方向中央部が若干径方向内側に凹設される係止凹部25を有している。
これに対し、カバープレート22は、金属製で略有底円筒状をなし、その外径がホイール収容部13の側壁13bの外径よりも若干大きく形成されるとともに、該プレート22の周縁には、ホイール収容部13の側壁13bに外嵌される略円環状の側壁22aが立設されている。カバープレート22には、ホイール収容部13の側壁13bに形成された係止部23,24と対応する位置に固定部を構成する2つの係止片26,27が形成されている。係止片26,27は、かしめによる折り曲げ前においては、その基端部22bが側壁22aの先端部から径方向外側に延び中間部22c及び先端部22dが略直線状をなす略L字状をなし、かしめがなされると先端部22dが基端部22bとで前記係止部23,24を出力軸20の軸線L2方向において挟持するように略コ字状に変形される。また、係止片26,27の幅(周方向長さ)は係止部23,24の係止凹部25のそれより若干小さくなるように形成され、係止片26,27の中間部22cが係止凹部25内に嵌り込むようになっている。カバープレート22は、係止片26,27をホイール収容部13の係止部23,24にかしめることにより固定され、ホイール収容部13の開口部13cを閉塞する。尚、カバープレート22の中央部分には、内側方向(ウォームホイール10側)に突出した突出部22eが設けられており、該プレート22の固定により突出部22eが出力軸20の基端を回転可能に支持している。
ホイール収容部13の迫り出し側における前記モータ本体2との間には、前記モータ本体2の回転を制御する制御回路部材としての制御回路基板30を収容すべく略四角箱状の制御回路収容部14が形成されている。制御回路収容部14のモータ本体2側端部の一部は、ギヤハウジング11のウォーム収容部12の基端部と連結されており、制御回路収容部14の反モータ本体2側端部は制御回路基板30を挿入するための開口部14aとなっている。開口部14aに取着される蓋部材14bにはコネクタ部14cが一体に形成され、図示しない車体側コネクタと連結して、車体側の制御装置と制御回路基板30とが電気的に接続されるようになっている。
略四角箱状なす制御回路収容部14は、その長手方向が制御回路基板30の挿入方向となっており、該基板30の挿入方向に沿った直線L3が前記回転軸7(ウォーム軸9)の軸線L1と直交し且つ前記出力軸20の軸線L2とも直交する直線L4に対して傾斜するように形成されている。この場合、制御回路収容部14の開口部14a側がモータ本体2側端部よりも直線L4に対して離間、即ちホイール収容部13から離間するように設けられている。
制御回路収容部14に収容される制御回路基板30は、略矩形状をなし、モータ本体2側端部の一部に延出部30aが形成されている。延出部30aの先端部は、回転軸7に固定されたセンサマグネット8の外周面付近まで延びており、該先端部にはセンサマグネット8を介して回転軸7の回転情報を検出するセンサ素子31が設けられている。そして、このセンサ素子31から出力される検出信号を基に制御回路基板30は、モータ本体2を制御するようになっている。
制御回路収容部14と前記ホイール収容部13とは、該ホイール収容部13の側壁13bと制御回路収容部14の側壁14dとの間で板状に延出された一対の連結部15a,15bにて連結されている。一対の連結部15a,15bは、制御回路収容部14に加わる不意な外力に対して制御回路収容部14の変形を防ぐ補強壁として作用する。一対の連結部15a,15bの基端側はホイール収容部13の側壁13bにおける周方向1/4の部分から延出され、外側に位置する連結部15aの先端側は制御回路収容部14の開口部14a側の1/3の部分と、内側に位置する連結部15bの先端側は制御回路収容部14のモータ本体2側の1/3の部分とそれぞれ連結されている。外側と内側の連結部15a,15b間には、出力軸20の軸線L2方向に貫通するように治具挿入空間としての治具挿入孔40が形成されており、該連結部15a,15bと前記係止部24とが出力軸20の軸方向視で重ならないようになっている。因みに、治具挿入孔40は、前記ホイール収容部13の各係止部23,24を結ぶ直線に沿って延びる略台形の開口形状をなしている。この治具挿入孔40は、ホイール収容部13の各係止部23,24に対してカバープレート22を固定する際に用いる固定用治具41,42を挿入するため等に設けられている。
次に、本実施形態のカバープレート22の固定方法について図3及び図4を用いて説明する。
先ず、ホイール収容部13は、ウォームホイール10を収容し、ウォームホイール10の中心部に出力軸20を固定させた状態で、係止部23と係止片26、係止部24と係止片27とが対向位置となるように配置し、カバープレート22がホイール収容部13に装着される。
先ず、ホイール収容部13は、ウォームホイール10を収容し、ウォームホイール10の中心部に出力軸20を固定させた状態で、係止部23と係止片26、係止部24と係止片27とが対向位置となるように配置し、カバープレート22がホイール収容部13に装着される。
次いで、治具挿入孔40には、四角棒状の固定用治具41が裏側(カバープレート22側)から挿入され、四角棒状の固定用治具42が表側(ホイール収容部13の底部13a側)から固定用治具41に近接される。つまり、治具挿入孔40の表裏から固定用治具41,42によるかしめ固定が行われる。
固定用治具41は、長手方向に沿って治具挿入孔40に裏側から挿入され、挿入時に先端となる先端面41aと、長手方向に延びる第1平面部41bと第2平面部41cと第3平面部41dと、傾斜面41eとを有している。第1平面部41bと、第2平面部41cと、第3平面部41dとはそれぞれ平行関係にあり、第1平面部41bは、先端面41aと直交関係にあるとともに、先端面41aを介して第2平面部41cと連続し、第2平面部41cは傾斜面41eを介して第3平面部41dと連続するように構成されている。第2平面部41c及び第3平面部41dとは、傾斜面41eにて段違いとなるように構成されている。
このような構成の固定用治具41は、その第3平面部41dが係止片27の中間部22cと当接して該中間部22cをカバープレート22の中心側に向かって押圧し、該中間部22cの浮き上がりや軸線L2方向へのずれを防止している。
固定用治具42は、長手方向に沿って治具挿入孔40の表側から近接し、第1平面部42a、第2平面部42bと、第1傾斜面42cと、第2傾斜面42dとを有している。固定用治具42は、第1平面部42a及び第2平面部42bが長手方向に延びるとともに互いに平行関係となるように形成されている。第1平面部42aは、傾斜面42c,42dを介して第2平面部42bと連続するように構成されており、傾斜面42c,42dとで尖状に突出するように形成されている。尚、固定用治具42の第1傾斜面42cは、固定用治具42及び固定用治具41の長手方向を同一方向となるように配した際に、固定用治具41の傾斜面41eと平行関係になるように形成されている。
このような構成の固定用治具42は、その第1平面部42aを固定用治具41の第2平面部41cと摺接しながら近接され、固定用治具42の第2傾斜面42dに沿って係止片27の先端部22dがカバープレート22の中心側に折り曲げられ、先端部22dと基端部22bとで係止部24を挟持する態様となるようにかしめられる。また、この時、固定用治具41の傾斜面41eと固定用治具42の第1傾斜面42cとが当接し、固定用治具41の傾斜面41eが固定用治具42の位置決めの役割を担っている。
そして、このような係止片27と係止部24とのかしめ固定と同時またはその前後に、他方の係止片26も係止部23にかしめ固定されることで、カバープレート22がホイール収容部13に対して固定されている。
次に、本実施の形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)ホイール収容部13と制御回路収容部14との間の連結部15a,15bは、カバープレート22とホイール収容部13との固定部を構成する係止片27及び係止部24の両側に設けられ、係止片27及び係止部24周囲には、カバープレート22とホイール収容部13とを固定する固定用治具41,42を挿入するための治具挿入孔40が形成されている。これにより、ホイール収容部13の係止部24に対してカバープレート22の係止片27を固定する際、治具挿入孔40により固定用治具41,42が連結部15a,15bと干渉することを抑制でき、その固定を容易に行うことができる。
(1)ホイール収容部13と制御回路収容部14との間の連結部15a,15bは、カバープレート22とホイール収容部13との固定部を構成する係止片27及び係止部24の両側に設けられ、係止片27及び係止部24周囲には、カバープレート22とホイール収容部13とを固定する固定用治具41,42を挿入するための治具挿入孔40が形成されている。これにより、ホイール収容部13の係止部24に対してカバープレート22の係止片27を固定する際、治具挿入孔40により固定用治具41,42が連結部15a,15bと干渉することを抑制でき、その固定を容易に行うことができる。
(2)制御回路収容部14は、制御回路基板30の挿入方向に沿った直線L3が回転軸7の軸直交(直線L4)方向に対して傾斜しホイール収容部13から離間するように設けられる。即ち、ホイール収容部13と制御回路収容部14との間の連結部15a,15bが拡大するため、連結部15a,15bに開口面積の大きな治具挿入孔40の設定が可能となる。従って、治具挿入孔40の拡大のためにモータ1を軸線L1方向に大型化して連結部15a,15bを拡大させることを抑制できるため、モータ1の大型化を抑制することができる。
(3)カバープレート22が金属製であるため、レーザ加工装置や超音波装置などを用いた固定方法と比較して、比較的安価な圧着によるかしめ固定を行うことができ、かしめ固定を行うことでモータ1の製造コストを抑えることができる。
(4)固定用治具41,42が2つ以上用いられ、治具挿入孔40の表裏から対応する固定用治具41,42を挿入してカバープレート22とホイール収容部13とが固定される。即ち、治具挿入孔40の表側と裏側から固定用治具41,42を挿入して固定することで、カバープレート22とホイール収容部13との固定を効率良く行うことができる。
(5)カバープレート22のかしめ固定がなされる場合には、固定用治具41(第3平面部41d)にてカバープレート22の係止片27の折曲部位以外の部位である中間部22cを押さえつつ、その折曲部位である先端部22dの折り曲げが実施される。そのため、中間部22cが膨らみ浮き上がることで先端部22dの折り曲げによる固定力が弱くなることが抑制、即ち、中間部22cやカバープレート22のずれが抑制され、カバープレート22のかしめ固定がより確実となる。
(6)カバープレート22及びその突出部22eを金属製で構成したことにより、出力軸20を十分に軸支することができる。
(7)固定用治具41,42を治具挿入孔40に挿入した際に、固定用治具41の傾斜面41eと、固定用治具42の傾斜面42cとが面接触するように形成したことにより、固定用治具41を固定用治具42の位置決めとして利用することができる。
(7)固定用治具41,42を治具挿入孔40に挿入した際に、固定用治具41の傾斜面41eと、固定用治具42の傾斜面42cとが面接触するように形成したことにより、固定用治具41を固定用治具42の位置決めとして利用することができる。
尚、本発明の実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、固定部を構成する係止部24及び係止片27の両側に連結部15a,15bを設ける構成としたが、これに限らない。例えば、内側の連結部15bを省略し、外側の連結部15aのみの構成としてもよい。また、制御回路収容部14側において、連結部15aと連結部15bとを相互に連結する構成としてもよい。
・上記実施の形態では、固定部を構成する係止部24及び係止片27の両側に連結部15a,15bを設ける構成としたが、これに限らない。例えば、内側の連結部15bを省略し、外側の連結部15aのみの構成としてもよい。また、制御回路収容部14側において、連結部15aと連結部15bとを相互に連結する構成としてもよい。
・上記実施の形態において、係止部23,24と係止片26,27とのかしめ固定に用いた固定用治具41と固定用治具42との構成は、これに限らない。
例えば、図5に示すように、固定用治具41の傾斜面41eと第3平面部41dとの間に、係止片27の基端部22bと中間部22cとを押さえるL字状の押さえ部50を設けてもよい。このような構成にすることで、中間部22cや基端部22bの浮き上がりやずれを抑制でき、かしめ固定をより確実に行うことができる。
例えば、図5に示すように、固定用治具41の傾斜面41eと第3平面部41dとの間に、係止片27の基端部22bと中間部22cとを押さえるL字状の押さえ部50を設けてもよい。このような構成にすることで、中間部22cや基端部22bの浮き上がりやずれを抑制でき、かしめ固定をより確実に行うことができる。
また、図6に示すように、治具挿入孔40の表側(ホイール収容部13の底部13a側)から挿入する固定用治具61に、係止片27の中間部22cを押さえる押さえ部61aと先端部22dの折り曲げを行う傾斜面61bを形成し、治具挿入孔40の裏側(カバープレート22側)から近接する固定用治具60の先端面60aの一部にて基端部22bを押さえる態様としてもよい。尚、固定用治具60の先端面60aと固定用治具61の先端面61cとは互いに当接し、位置決めの役割を担っている。このように構成しても、中間部22cの浮き上がりやズレを抑制でき、かしめ固定をより確実に行うことができる。
・上記実施の形態では、係止片26,27によるかしめにてカバープレート22を固定しているが、かしめ固定以外の固定方法、例えばレーザ加工装置や超音波装置などを行うための治具を用いてカバープレート22を固定させてもよい。
・上記実施の形態では、カバープレート22を金属製で構成したが、これに限らず、例えば樹脂製としてもよい。
・上記実施の形態では、パワーウインドウ装置のモータに具体化したが、これに限らず例えばワイパモータやその他のモータに適用してもよい。
・上記実施の形態では、パワーウインドウ装置のモータに具体化したが、これに限らず例えばワイパモータやその他のモータに適用してもよい。
1…モータ、2…モータ本体、3…減速部、7…回転軸、11…ギヤハウジング、12…ウォーム収容部(ギヤ収容部)、13…ホイール収容部(ギヤ収容部)、13c…開口部、14…制御回路収容部、15a,15b…連結部、22…カバープレート(カバー部材)、22d…先端部(折曲部位)、23,24…係止部(固定部)、26,27…係止片(固定部)、30…制御回路基板(制御回路部材)、40…治具挿入孔(治具挿入空間)、41,42…固定用治具、L3…直線。
Claims (7)
- 回転駆動により回転軸を回転させるモータ本体と、該モータ本体に連結されるギヤハウジング内に前記回転軸と駆動連結される減速ギヤが収容されてなる減速部と、前記モータ本体を制御する制御回路部材とを備え、
前記ギヤハウジングは、前記回転軸と交差する方向に迫り出し前記減速ギヤを収容するための開口部を有するギヤ収容部と、該ギヤ収容部による迫り出し側において前記モータ本体との間に設けられ前記制御回路部材を収容する制御回路収容部と、前記ギヤ収容部と前記制御回路収容部とを連結する連結部とを備えてなり、前記ギヤ収容部の開口部を閉塞するカバー部材を固定してなるモータであって、
前記連結部は、前記カバー部材と前記ギヤ収容部との固定部の両側、若しくは該固定部よりも外側に設けられ、
前記固定部周囲には、前記カバー部材と前記ギヤ収容部とを固定する固定用治具を挿入するための治具挿入空間が形成されたことを特徴とするモータ。 - 請求項1に記載のモータにおいて、
前記制御回路収容部は、前記制御回路部材の挿入方向に沿った直線が前記回転軸の軸直交方向に対して傾斜し前記ギヤ収容部から離間するように設けられたことを特徴とするモータ。 - 請求項1または2に記載のモータにおいて、
前記カバー部材は、金属製であり、前記ギヤハウジングに対してかしめ固定されたことを特徴とするモータ。 - 回転駆動により回転軸を回転させるモータ本体と、該モータ本体に連結されるギヤハウジング内に前記回転軸と駆動連結される減速ギヤが収容されてなる減速部と、前記モータ本体を制御する制御回路部材とを備え、
前記ギヤハウジングは、前記回転軸と交差する方向に迫り出し前記減速ギヤを収容するための開口部を有するギヤ収容部と、該ギヤ収容部による迫り出し側において前記モータ本体との間に設けられ前記制御回路部材を収容する制御回路収容部と、前記ギヤ収容部と前記制御回路収容部とを連結する連結部とを備えてなり、前記ギヤ収容部の開口部を閉塞するカバー部材を固定してなるモータの製造方法において、
前記連結部は、前記カバー部材と前記ギヤ収容部との固定部の両側、若しくは該固定部よりも外側に設けられ、
前記固定部周囲には、前記カバー部材と前記ギヤ収容部とを固定する固定用治具を挿入するための治具挿入空間が形成されたことを特徴とするモータの製造方法。 - 請求項4に記載のモータの製造方法において、
前記固定用治具を2つ以上用い、前記治具挿入空間の表裏から対応する前記固定用治具を挿入して前記カバー部材と前記ギヤ収容部とを固定したことを特徴とするモータの製造方法。 - 請求項4または5に記載のモータの製造方法において、
前記カバー部材は金属製であり、
前記固定用治具により前記カバー部材と前記ギヤ収容部とをかしめ固定したことを特徴とするモータの製造方法。 - 請求項4〜6のいずれか一項に記載のモータの製造方法において、
前記カバー部材は、該部材に設けた係止片の一部を折り曲げてかしめ固定するものであり、
前記固定用治具にて、前記係止片の折曲部位以外の部位を押さえつつその折曲部位の折り曲げを実施することを特徴とするモータの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008046298A JP2009207271A (ja) | 2008-02-27 | 2008-02-27 | モータ及びそのモータの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008046298A JP2009207271A (ja) | 2008-02-27 | 2008-02-27 | モータ及びそのモータの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009207271A true JP2009207271A (ja) | 2009-09-10 |
Family
ID=41148982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008046298A Pending JP2009207271A (ja) | 2008-02-27 | 2008-02-27 | モータ及びそのモータの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009207271A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113454892A (zh) * | 2019-02-20 | 2021-09-28 | 米巴电动汽车有限公司 | 用于提供由电导线制成的成形杆的方法以及相应的成形杆 |
-
2008
- 2008-02-27 JP JP2008046298A patent/JP2009207271A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113454892A (zh) * | 2019-02-20 | 2021-09-28 | 米巴电动汽车有限公司 | 用于提供由电导线制成的成形杆的方法以及相应的成形杆 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5197174B2 (ja) | 波動減速機付きモータ | |
| JPH11194007A (ja) | 回転角度センサ、この回転角度センサを用いたトルクセンサ、このトルクセンサを用いた電動パワーステアリング装置 | |
| JP2008104321A (ja) | ブラシレスモータ及び電動パワーステアリング装置用モータ | |
| JP2012131487A (ja) | 操向角感知ユニット付きepsモータ | |
| JP2012244851A (ja) | 回転検出装置及びモータ | |
| JP5859925B2 (ja) | モータアクチュエータ | |
| KR20230019528A (ko) | 스티어 바이 와이어식 조향장치 | |
| JP2009207271A (ja) | モータ及びそのモータの製造方法 | |
| JP4545495B2 (ja) | モータ | |
| JP5053921B2 (ja) | モータ及びその製造方法 | |
| JP5848076B2 (ja) | モータ | |
| JP3928762B2 (ja) | モータ | |
| JP2010111313A (ja) | ターミナルの接続構造及びそれを用いたドアミラー | |
| JP2007100846A (ja) | 回転力伝達装置及びモータ | |
| JP3971058B2 (ja) | モータ | |
| JP5335341B2 (ja) | モータ | |
| JP5848108B2 (ja) | モータ | |
| JP2010121722A (ja) | 減速機構付モータ | |
| JP2009225588A (ja) | 回転機 | |
| JP5848075B2 (ja) | モータ | |
| JP2006333559A (ja) | ステータ固定構造 | |
| JP2007302088A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
| JP5918952B2 (ja) | モータ及びモータの製造方法 | |
| JP7516897B2 (ja) | シフト装置 | |
| JP2008111807A (ja) | ケース体の固定構造 |