JP2009208092A - レーザ加工装置及びレーザ加工方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】レーザ加工により形成される孔のテーパ角を自在に制御できるレーザ加工装置及びレーザ加工方法を提供する。
【解決手段】レーザ加工装置11は、互いに平行な第1入射面43及び第1出射面44を有する第1透明部材41と、第1回動軸を中心として第1透明部材41を回動させる第1モータ42を有し、第1入射面43の入射光と平行に第1出射面44から出射されるレーザ光Lを第1方向へシフトする第1シフト機構31を備えた。また、互いに平行な第2入射面48及び第2出射面49を有する第2透明部材46と、第2回動軸を中心にして第2透明部材46を回動させる第2モータ47を有し、第2入射面48の入射光と平行に第2出射面49から出射されるレーザ光Lを第2方向へシフトする第2シフト機構32を備えた。そして、第2シフト機構32によりシフトされたレーザ光Lを集光レンズ22にて集光しワークW1を加工するようにした。
【選択図】図1
【解決手段】レーザ加工装置11は、互いに平行な第1入射面43及び第1出射面44を有する第1透明部材41と、第1回動軸を中心として第1透明部材41を回動させる第1モータ42を有し、第1入射面43の入射光と平行に第1出射面44から出射されるレーザ光Lを第1方向へシフトする第1シフト機構31を備えた。また、互いに平行な第2入射面48及び第2出射面49を有する第2透明部材46と、第2回動軸を中心にして第2透明部材46を回動させる第2モータ47を有し、第2入射面48の入射光と平行に第2出射面49から出射されるレーザ光Lを第2方向へシフトする第2シフト機構32を備えた。そして、第2シフト機構32によりシフトされたレーザ光Lを集光レンズ22にて集光しワークW1を加工するようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、加工対象物にレーザ光を照射することで孔あけ、切断等の加工を行うレーザ加工装置及びレーザ加工方法に関するものである。
従来、レーザ光源から出射されるレーザ光を集光手段によって集光させ、該集光されたレーザ光を照射することで加工対象物に孔あけ加工を行うレーザ加工装置がある。この種のレーザ加工装置として、ワーク上に集光されたレーザ光(スポット光)が所定の軌跡(例えば、円環状の軌跡)を描くように該レーザ光を走査することでワークをくり抜く所謂トレパニング加工を行うものが知られている。例えば、特許文献1には、ウェッジ板によってレーザ光の光軸を集光レンズの光軸に対して傾斜させるとともに、集光レンズの光軸を中心として該ウェッジ板を回転させることで、レーザ光を円環状に走査してトレパニング加工を行うレーザ加工装置が開示されている。
特開2006−272384号公報
ところで、レーザ光の加工対象物に対する照射角度等に応じて、加工された孔の内周面はその軸に対して傾斜したテーパ状に形成される。ところが、上記特許文献1では、ウェッジ板の角度や集光レンズの焦点距離等によって、レーザ光の加工対象物に対する照射角度が決まり、形成される孔のテーパ角が決まってしまう。そのため、孔のテーパ角を自在に制御することは困難であるという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、レーザ加工により形成される孔のテーパ角を自在に制御できるレーザ加工装置及びレーザ加工方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、レーザ光を出射するレーザ光源と、互いに平行な第1入射面及び第1出射面を有する第1透明部材と、前記第1入射面及び前記第1出射面を前記レーザ光が通過するように前記第1透明部材を支持するとともに第1回動軸を中心として前記第1透明部材を回動させ前記第1入射面におけるレーザ光の入射角度を変更する第1回動手段とを有し、前記第1入射面の入射光と平行に前記第1出射面から出射される出射光を第1方向へシフトする第1シフト手段と、前記第1シフト手段から出射されるレーザ光が入射される第2入射面及び前記第2入射面と平行な第2出射面を有する第2透明部材と、前記第2入射面及び前記第2出射面を前記レーザ光が通過するように前記第2透明部材を支持するとともに前記第1回動軸と直交する第2回動軸を中心にして前記第2透明部材を回動させ前記第2入射面におけるレーザ光の入射角度を変更する第2回動手段とを有し、前記第2入射面の入射光と平行に前記第2出射面から出射される出射光を前記第1方向と直交する第2方向へシフトする第2シフト手段と、前記第2シフト手段から出射されるレーザ光を集光する集光手段とを備えた。
上記構成によれば、第1透明部材及び第2透明部材を回動させることで、第1入射面に入射する入射光(レーザ光)と平行な出射光(レーザ光)が第1方向へシフト(偏移)して第1出射面から出射され、第2入射面に入射する入射光と平行な出射光が第1方向と直交する第2方向へシフトして第2出射面から出射される。このようにして、レーザ光が第1及び第2方向にシフトされて、集光手段におけるレーザ光の入射位置を変更できる。ここで、レーザ光は、集光手段における入射位置(例えば集光レンズの場合ではその光軸からの距離)に応じてレーザ光の屈折角が異なり、レーザ光の加工対象物に対する照射角度が変化するため、孔のテーパ角を変更できる。従って、第1及び第2透明部材を回動させることで形成される孔のテーパ角を自在に制御できる。
また、例えばガルバノミラー等によりレーザ光の光軸を集光レンズの光軸に対して傾斜させる場合には、形成される孔のテーパ角とともに焦点位置が変化してしまう。この点、上記構成によれば、第1及び第2シフト手段は、それぞれ入射光と平行に出射される出射光をシフトするため、テーパ角を変更しても焦点位置が変化せず、焦点位置を変えずにテーパ角のみを制御できる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のレーザ加工装置において、前記レーザ光の光路上における前記レーザ光源と前記第1シフト手段との間に配置され、前記レーザ光の全てを反射又は屈折させて、前記レーザ光を該レーザ光の光軸を中心とする円環状に成型するレーザ成型手段を備えた。
例えば球面レンズ等の集光レンズでは、集光レンズの周辺部に入射したレーザ光がレンズ中心部を入射したものよりもレンズに近い位置で集光される、所謂球面収差が存在する。そのため、レーザ光が加工対象物の裏面で集光し、該裏面側に配置された非加工対象物が損傷する虞がある。この点、上記構成によれば、円環状のレーザ光を集光手段にて1点に集光させて加工対象物への加工を行うことで、集光手段の中心部にレーザ光が入射しないよう構成でき、集光手段の球面収差の影響を小さく抑えることができる。その結果、焦点深度を浅くしてレーザ光がワーク裏面側に集光することを抑制できるため、例えばワーク裏面側に非加工対象物が配置された場合でも、非加工対象物が損傷することを抑制できる。また、レーザ光源からのレーザ光の全てを反射又は屈折させることで該レーザ光をその光軸を中心とする円環状に成形するため、レーザ光の光量を維持でき、レーザ光を効率良く使用できる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のレーザ加工装置において、前記レーザ光の光路上における前記レーザ成型手段と前記第1シフト手段との間、又は前記レーザ光の光路上における前記第2シフト手段と前記集光手段との間に配置され、前記レーザ光の方向を反射させて変更する第1ガルバノミラー及び第2ガルバノミラーと、前記第1ガルバノミラー及び前記第2ガルバノミラーを互いに直交する軸を中心としてそれぞれ回動させるガルバノ駆動手段とを備えた。
上記構成によれば、加工対象物上に集光されたレーザ光が所定の軌跡(例えば、円環状の軌跡)を描くように該レーザ光を走査することで加工対象物をくり抜くトレパニング加工を行うことができる。これにより、例えば集光されたレーザ光のスポット径よりも大きな孔あけ加工などを行うことができる。そして、第1及び第2シフト手段によるレーザ光のシフト方向と同期させることで、トレパニング加工により形成された孔等のテーパ角を自在に制御できる。この際に、第1及び第2シフト手段は、それぞれ入射光と平行に出射される出射光をシフトするため、テーパ角を変更しても焦点位置が変更されず、焦点位置を変えずにテーパ角のみを独立して制御できる。
請求項4に記載の発明は、レーザ光源から出射されたレーザ光を、互いに平行な第1入射面及び第1出射面を有する第1透明部材に通過させることで、前記第1入射面の入射光と平行に前記第1出射面から出射される出射光を第1方向へシフトさせ、第1シフト手段から出射される出射光が入射される第2入射面及び前記第2入射面と平行な第2出射面を有する第2透明部材に前記レーザ光を通過させることで、前記第2入射面の入射光と平行に前記第2出射面から出射される出射光を前記第1方向と直交する第2方向へシフトさせ、前記第2方向へシフトされたレーザ光を集光手段にて集光させて加工対象物を加工するようにした。上記構成によれば、請求項1と同様に、第1及び第2透明部材を回動させることで形成される孔のテーパ角を自在に制御できる。また、焦点位置を変えずにテーパ角のみを制御できる。
本発明によれば、レーザ加工により形成される孔のテーパ角を自在に制御可能なレーザ加工装置及びレーザ加工方法を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に概略構成を示す本実施形態のレーザ加工装置11は、制御回路12の制御に基づいてレーザ光をワーク(加工対象物)W1に照射し、孔あけ加工、或いはワークW1に照射されたレーザ光が所定の軌跡を描くように走査することでワークW1をくり抜く所謂トレパニング加工を行うものである。
図1に概略構成を示す本実施形態のレーザ加工装置11は、制御回路12の制御に基づいてレーザ光をワーク(加工対象物)W1に照射し、孔あけ加工、或いはワークW1に照射されたレーザ光が所定の軌跡を描くように走査することでワークW1をくり抜く所謂トレパニング加工を行うものである。
レーザ加工装置11は、加工用のレーザ光Lを出射するレーザ光源13を備え、該レーザ光源13は、制御回路12によってその発振が制御される。レーザ光Lの光路上におけるレーザ光源13の後段には、レーザ光Lのビーム径を変更するビームエキスパンダ15が配置されている。本実施形態では、ビームエキスパンダ15は、中心がレーザ光Lの光軸LX1上に並設された一対の凸レンズ16,17からなる所謂ケプラータイプのビームエキスパンダとして構成されてなり、後段の凸レンズ17から平行なレーザ光Lを出射するようになっている。ビームエキスパンダ15は、凸レンズ16,17の間隔D1が変更されて、凸レンズ16,17の間隔D1に応じたビーム径のレーザ光Lを出射する。凸レンズ16,17の間隔D1は制御回路12の制御に基づき変更される。
ビームエキスパンダ15の後段には、入射されるレーザ光Lを、光軸LX1を中心とする円環状に成型するレーザ成型手段としてのレンズユニット18が配置されている。本実施形態では、レンズユニット18は、第1及び第2アキシコレンズ19,20からなる。第1及び第2アキシコレンズ19,20は、それぞれ円錐台形状に形成されたレンズであり、それらの頂角が互いに等しく形成されている。なお、本実施形態では、第1及び第2アキシコレンズ19,20は、互いに同形状のものを用いている。また、第1及び第2アキシコレンズ19,20は、それぞれの円錐部19a,20aが対向するとともに、その光軸(円錐軸)がレーザ光Lの光軸LX1と一致するように配置されている。そして、第1及び第2アキシコレンズ19,20は、互いの間隔D2が変更可能に設けられている。第1及び第2アキシコレンズ19,20の間隔は間隔制御手段としての制御回路12により制御されるようになっている。
第1アキシコレンズ19は、その平面側からレーザ光Lが入射すると、該レーザ光Lを屈折させて円環状に成形し出射するようになっている。そして、第2アキシコレンズ20は、第1アキシコレンズ19により円環状に成形され円錐部20aに入射されたレーザ光Lを光軸LX1に平行な円環状のレーザ光Lに成形し、その平面側から出射する。このような、レンズユニット18では、レーザ光Lの一部を遮蔽することなく、そのレーザ光Lの全てを屈折させることで円環状に成形するため、レーザ光Lの光量を維持したまま円環状のレーザ光Lに成形することができる。
レンズユニット18の後段には、トレパニングユニット21が配置され、トレパニングユニット21の後段には、例えば凸レンズからなる集光レンズ22が配置されている。トレパニングユニット21は、入射されるレーザ光Lと平行に出射されるレーザ光Lを、レーザ光Lの光軸LX1と略直交する方向にシフト(移動)させるとともに、ワークW1に対してレーザ光Lを2次元的に走査させるようになっている。
また、集光手段としての集光レンズ22は円環状のレーザ光Lを焦点範囲Pで1点に収束する。これにより、集光レンズ22の焦点範囲PでワークW1への加工が可能となっている。なお、ここでいう1点に収束させるということは、焦点範囲Pでのスポット形状(光軸直交断面の形状)が環状でなく点状となるように集光させることをいう。集光レンズ22は、球面収差の影響によりレンズ中心に近い位置を通る光ほど該集光レンズ22から離れた位置で集光する。本実施形態では円環状のレーザ光Lを集光させているため、集光レンズ22から略等しい距離でレーザ光Lを集光させる、つまり焦点深度を浅くすることができる。これにより、レーザ光LがワークW1の裏面Wr側に集光することを抑制できるため、例えばワークW1の裏面Wr側に非加工対象物W2が配置された場合でも、非加工対象物W2が損傷することを抑制できる。
次に、トレパニングユニット21の構成を説明する。
トレパニングユニット21は、入射されるレーザ光Lと平行に出射されるレーザ光Lを、光軸LX1と略直交する第1方向へシフトさせる第1シフト機構31と、同様に入射されるレーザ光Lと平行に出射されるレーザ光Lを、光軸LX1及び第2方向と略直交する第2方向へシフトさせる第2シフト機構32とを備えている。また、トレパニングユニット21は、レーザ光Lの方向を反射させて変更する第1及び第2ガルバノミラー33x,33yと、第1及び第2ガルバノミラー33x,33yを互いに略直交する軸を中心としてそれぞれ回動させるガルバノ駆動手段としての第1及び第2ガルバノモータ34x,34yとを備えている。なお、本実施形態では、レーザ光Lを第1及び第2シフト機構31,32によりシフトさせず、且つ第1及び第2ガルバノミラー33x,33yにより走査していない状態で、レーザ光Lの光軸LX1と集光レンズ22の光軸LX2とが一致するようになっている。
トレパニングユニット21は、入射されるレーザ光Lと平行に出射されるレーザ光Lを、光軸LX1と略直交する第1方向へシフトさせる第1シフト機構31と、同様に入射されるレーザ光Lと平行に出射されるレーザ光Lを、光軸LX1及び第2方向と略直交する第2方向へシフトさせる第2シフト機構32とを備えている。また、トレパニングユニット21は、レーザ光Lの方向を反射させて変更する第1及び第2ガルバノミラー33x,33yと、第1及び第2ガルバノミラー33x,33yを互いに略直交する軸を中心としてそれぞれ回動させるガルバノ駆動手段としての第1及び第2ガルバノモータ34x,34yとを備えている。なお、本実施形態では、レーザ光Lを第1及び第2シフト機構31,32によりシフトさせず、且つ第1及び第2ガルバノミラー33x,33yにより走査していない状態で、レーザ光Lの光軸LX1と集光レンズ22の光軸LX2とが一致するようになっている。
図2(a)に示すように、第1シフト手段としての第1シフト機構31は、石英プリズムからなる第1透明部材41と、第1透明部材41を回動させる第1モータ42とを備えている。なお、図2(a)〜(c)において、説明の便宜上、円環状のレーザ光Lを直線(一点鎖線)にて示す。第1透明部材41は、互いに平行な第1入射面43及び第1出射面44を有している。また、第1モータ42は、レーザ加工装置11の本体部(図示略)に固定されるとともに、第1入射面43及び第1出射面44にレーザ光Lが通過するように断面コ字状の支持部材45を介して第1透明部材41を支持している。従って、本実施形態では、第1モータ42及び支持部材45によって第1回動手段が構成される。そして、制御回路12は第1モータ42を駆動し、第1入射面43及び第1出射面44と平行な第1回動軸AX1を中心にして第1透明部材41を回動させ、レーザ光Lの第1入射面43に入射する入射角度を変更するようになっている。
また、第2シフト手段としての第2シフト機構32は、石英プリズムからなる第2透明部材46と、第2透明部材46を回動させる第2モータ47とを備えている。第2透明部材46は、互いに平行な第2入射面48及び第2出射面49を有している。第2モータ47は、本体部に固定されるとともに、第1透明部材41の後段にて、第2入射面48及び第2出射面49にレーザ光Lが通過するように、断面コ字状の支持部材50を介して第2透明部材46を支持している。従って、本実施形態では、第2モータ47及び支持部材50によって第2回動手段が構成される。そして、制御回路12は第2モータ47を駆動し、第1回動軸AX1と略直交するとともに第2入射面48及び第2出射面49に平行な第2回動軸AX2を中心にして第2透明部材46を回動させるようになっている。
図2(b)に示すように、第1モータ42により、第1透明部材41を回動させ、第1入射面43に入射するレーザ光L(入射光)が該第1入射面43に対して傾斜するようにすると、入射光と平行な出射光が光軸LX1と略直交する第1方向(図2(b)における上下方向)へシフトして第1出射面44から出射される。詳述すると、レーザ光Lは第1透明部材41内に入射する際に、空気中の屈折率と第1透明部材41との屈折率との違いに応じ、第1入射面43にて屈折し、第1出射面44にて再び屈折する。ここで、第1入射面43と第1出射面44とは平行であるため、第1透明部材41内で屈折した角度と該第1透明部材41の軸方向長さとに応じた量だけ入射光と平行に出射される出射光が第1方向へシフトする。
また、図2(c)に示すように、第2モータ47により、第1透明部材41を回動させ、第2入射面48に入射するレーザ光L(入射光)が該第2入射面48に対して傾斜して入射するようにすると、入射光と平行な出射光が光軸LX1及び第1方向と略直交する第2方向(図2(c)における上下方向)へシフトして第2出射面49から出射される。従って、第1及び第2透明部材41,46の回動量を制御することで、第1及び第2シフト機構31,32は、それぞれ入射光と平行に出射される出射光をシフトする、即ちレーザ光Lはその光軸が平行な状態でその光軸LX1と略直交する方向に2次元的へシフトされる。
第1及び第2ガルバノミラー33x,33yは、第2シフト機構32の後段、即ち第2シフト機構32と集光レンズ22との間に配置されている。第1及び第2ガルバノモータ34x,34yは、制御回路12の制御に基づいて駆動し、第1及び第2ガルバノミラー33x,33yの角度制御を行うようになっている。そして、第1及び第2シフト機構31,32からのレーザ光Lを偏向反射し、レーザ光Lの集光レンズ22に対する入射方向(入射角度)を変更させることで、ワークW1上におけるレーザ光の焦点位置を変更する。具体的には、第1及び第2ガルバノミラー33x,33yにより集光レンズ22の光軸LX2に対して、レーザ光Lの光軸LX1が所定角度θだけ傾斜された場合には、集光レンズ22によってワークW1上における光軸LX2から距離Rだけ離れた位置にレーザ光Lが集光する(図3(a)及び図4(a)参照)。具体的には、距離Rは、次の(1)式により表される。
R=Ftanθ (1)
ここで、「F」は集光レンズ22の焦点距離である。
このようにして、レーザ加工装置11は、レーザ光Lの集光レンズ22に対する入射方向を変更させ、レーザ光LがワークW1上で所望の軌跡(例えば、円環状)を描くように走査することでトレパニング加工を行う。
ここで、「F」は集光レンズ22の焦点距離である。
このようにして、レーザ加工装置11は、レーザ光Lの集光レンズ22に対する入射方向を変更させ、レーザ光LがワークW1上で所望の軌跡(例えば、円環状)を描くように走査することでトレパニング加工を行う。
次に、レーザ加工装置11における形成される孔のテーパ角制御について説明する。
先ず、レーザ光Lの光軸LX1が集光レンズ22の光軸LX2に対してシフトしていない場合、即ち光軸LX1と光軸LX2とが一致している場合について説明する。図3(a)に示すように、レーザ光Lの光軸LX1が集光レンズ22の光軸LX2に対して所定角度θだけ傾斜された場合には、集光レンズ22によってワークW1上における光軸LX2から距離Rだけ離れた位置にレーザ光が集光する。そして、ワークW1における光軸LX2からRだけ離れた位置では、図3(b)に示す照射角度でレーザ光LがワークW1に照射され、この照射角度に応じたテーパ角α1の孔が形成される。
先ず、レーザ光Lの光軸LX1が集光レンズ22の光軸LX2に対してシフトしていない場合、即ち光軸LX1と光軸LX2とが一致している場合について説明する。図3(a)に示すように、レーザ光Lの光軸LX1が集光レンズ22の光軸LX2に対して所定角度θだけ傾斜された場合には、集光レンズ22によってワークW1上における光軸LX2から距離Rだけ離れた位置にレーザ光が集光する。そして、ワークW1における光軸LX2からRだけ離れた位置では、図3(b)に示す照射角度でレーザ光LがワークW1に照射され、この照射角度に応じたテーパ角α1の孔が形成される。
一方、図4(b)に示すように、レーザ光Lの光軸LX1が集光レンズ22の光軸LX2に対して上記の場合と同一の所定角度θだけ傾斜され、レーザ光Lの光軸LX1がシフトされた場合には、上記と同様に、ワークW1上における光軸LX2から距離Rだけ離れた位置にレーザ光Lが集光する。しかしながら、上記の場合(図3(a))とは異なり、レーザ光Lの光軸LX1が平行な状態でシフトしたことで、集光レンズ22におけるレーザ光Lの入射位置のみが変更される。ここで、レーザ光Lは集光レンズ22において、集光レンズ22の光軸LX2からの距離に応じてその屈折角が異なるため、集光レンズ22におけるレーザ光Lの入射位置によってレーザ光LのワークW1に対する照射角度、特にレーザ光Lにおける外周部分の照射角度が変更される。具体的には、図4(b)に示す角度でレーザ光Lが照射し、ワークW1にテーパ角α2の孔が形成される。
このように、レーザ光Lの光軸LX1を集光レンズ22の光軸LX2へシフトさせることで、ワークW1におけるレーザ光Lの焦点位置を変更せず、形成される孔のテーパ角を独立に制御することができる。
さらに、本実施形態では、第1及び第2ガルバノミラー33x,33yによりレーザ光LがワークW1上で所定の軌跡を描くように走査することで、ワークW1がくり抜かれる。これにより、レーザ光Lのスポット径よりも大きな孔をワークW1に形成できる。このとき、レーザ光LをワークW1上で走査するのと同期させてレーザ光Lをシフトさせることで、トレパニング加工によりくり抜かれた孔のテーパ角を自在に制御できる。この際に、第1及び第2シフト機構31,32は、それぞれ入射光と平行に出射される出射光をシフトするため、テーパ角を変更しても焦点位置が変更されず、焦点位置を変えずにテーパ角のみを独立して制御できる。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)レーザ加工装置11は、互いに平行な第1入射面43及び第1出射面44を有する第1透明部材41と、第1回動軸AX1を中心として第1透明部材41を回動させる第1モータ42を有し、第1入射面43の入射光と平行に第1出射面44から出射されるレーザ光Lを第1方向へシフトする第1シフト機構31を備えた。また、レーザ加工装置11は、互いに平行な第2入射面48及び第2出射面49を有する第2透明部材46と、第2回動軸AX2を中心にして第2透明部材46を回動させる第2モータ47を有し、第2入射面48の入射光と平行に第2出射面49から出射されるレーザ光Lを第2方向へシフトする第2シフト機構32を備えた。そして、第2シフト機構32によりシフトされたレーザ光Lを集光レンズ22にて集光しワークW1を加工するようにした。このようにして、レーザ光が第1及び第2方向にシフトすることで、集光レンズ22におけるレーザ光Lの入射位置を変更できる。従って、第1及び第2透明部材41,46を回動させることで形成される孔のテーパ角を自在に制御できる。また、例えばガルバノミラー等によりレーザ光の光軸を集光レンズの光軸に対して傾斜させる場合には、形成される孔のテーパ角とともに焦点位置が変化してしまう。この点、本実施形態によれば、第1及び第2シフト機構31,32は、それぞれ入射光と平行に出射される出射光をシフトするため、テーパ角を変更しても焦点位置が変化せず、焦点位置を変えずにテーパ角のみを制御できる。
(1)レーザ加工装置11は、互いに平行な第1入射面43及び第1出射面44を有する第1透明部材41と、第1回動軸AX1を中心として第1透明部材41を回動させる第1モータ42を有し、第1入射面43の入射光と平行に第1出射面44から出射されるレーザ光Lを第1方向へシフトする第1シフト機構31を備えた。また、レーザ加工装置11は、互いに平行な第2入射面48及び第2出射面49を有する第2透明部材46と、第2回動軸AX2を中心にして第2透明部材46を回動させる第2モータ47を有し、第2入射面48の入射光と平行に第2出射面49から出射されるレーザ光Lを第2方向へシフトする第2シフト機構32を備えた。そして、第2シフト機構32によりシフトされたレーザ光Lを集光レンズ22にて集光しワークW1を加工するようにした。このようにして、レーザ光が第1及び第2方向にシフトすることで、集光レンズ22におけるレーザ光Lの入射位置を変更できる。従って、第1及び第2透明部材41,46を回動させることで形成される孔のテーパ角を自在に制御できる。また、例えばガルバノミラー等によりレーザ光の光軸を集光レンズの光軸に対して傾斜させる場合には、形成される孔のテーパ角とともに焦点位置が変化してしまう。この点、本実施形態によれば、第1及び第2シフト機構31,32は、それぞれ入射光と平行に出射される出射光をシフトするため、テーパ角を変更しても焦点位置が変化せず、焦点位置を変えずにテーパ角のみを制御できる。
また、第1及び第2透明部材41,46を回動させることでレーザ光Lをシフトしてテーパ角を変更できるため、例えばレーザ加工装置に設けられた集光レンズやウェッジ板を傾斜させて加工される孔のテーパ角を変更する場合や、集光レンズやウェッジ板を交換してテーパ角を変更する場合等に比べ、作業効率の低下を抑制できる。さらに、加工する孔のテーパ角の種類に応じて部品点数を増加させることなく、コストの増大を防止できる。
さらに、例えば集光レンズ22の光軸LX2を中心として回動させるイメージローテータ等を用いてシフトさせたレーザ光Lを、集光レンズ上で走査させること等が考えられる。しかしながら、この場合には、中空状のシャフト等によりイメージローテータを保持し、光軸LX2と交差する方向に配置された駆動手段によって該イメージローテータを回動させなければならず、レーザ光Lをシフトさせる構成が複雑になる。この点、本実施形態によれば、集光レンズ22の光軸LX2を中心として第1及び第2透明部材41,46を回動させないため、簡単な構成でシフトさせたレーザ光Lを集光レンズ22上で走査できる。
(2)ビームエキスパンダ15と第1シフト機構31との間に配置され、レーザ光Lの全てを屈折させることで、レーザ光Lを該レーザ光Lの光軸LX1を中心とする円環状に成型するレンズユニット18を備えた。球面レンズ等の集光レンズ22では所謂球面収差が存在する。そのため、レーザ光LがワークW1の裏面Wrで集光し、該裏面Wr側に配置された非加工対象物W2が損傷する虞がある。この点、本実施形態によれば、円環状のレーザ光Lを集光レンズ22にて1点で集光させてワークW1への加工を行うことで、集光レンズ22の中心部にレーザ光Lが入射しないよう構成でき、集光レンズ22の球面収差の影響を小さく抑えることができる。その結果、焦点深度を浅くしてレーザ光LがワークW1の裏面Wr側に集光することを抑制できるため、例えばワークW1の裏面Wr側に非加工対象物W2が配置された場合でも、非加工対象物W2が損傷することを抑制できる。また、レーザ光源13からのレーザ光Lの全てを屈折させることで該レーザ光Lをその光軸LX1を中心とする円環状に成形するため、レーザ光Lをその光量を維持でき、レーザ光を効率良く使用できる。
(3)第2シフト機構32と集光レンズ22との間に配置された第1及び第2ガルバノミラー33x,33yと、これら第1及び第2ガルバノミラー33x,33yを互いに略直交する軸を中心としてそれぞれ回動させる第1及び第2ガルバノモータ34x,34yとを備えた。これにより、例えば集光されたレーザ光Lのスポット径よりも大きな孔あけ加工などを行うことができる。そして、第1及び第2シフト機構31,32によるレーザ光Lのシフト方向と同期させることで、トレパニング加工により形成された孔等のテーパ角を自在に制御できる。この際に、第1及び第2シフト機構31,32は、それぞれ入射光と平行に出射される出射光をシフトするため、テーパ角を変更しても焦点位置が変更されず、焦点位置を変えずにテーパ角のみを独立して制御できる。
なお、本実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・本実施形態では、集光手段として凸レンズからなる集光レンズ22を用いたが、これに限らず、fθレンズなどでもよい。また、集光手段として、放物面ミラーによってレーザ光Lを集光するようにしてもよい。
・本実施形態では、集光手段として凸レンズからなる集光レンズ22を用いたが、これに限らず、fθレンズなどでもよい。また、集光手段として、放物面ミラーによってレーザ光Lを集光するようにしてもよい。
・本実施形態では、ワークW1を集光レンズ22の焦点範囲Pに配置するようにしたが、これに限らず、集光レンズの焦点範囲Pよりも手前にワークW1を配置するようにしてもよい。このようにすることで、ワークW1の表面での半径が裏面の半径よりも大きな孔、即ち本実施形態とは反対方向に傾斜したテーパの孔を加工することができる。
・本実施形態では、レーザ光Lを第1及び第2シフト機構31,32によりシフトさせず、且つ第1及び第2ガルバノミラー33x,33yにより走査していない状態で、レーザ光Lの光軸LX1と集光レンズ22の光軸LX2とが一致するようにした。しかしながら、これに限らず、上記状態でレーザ光Lの光軸LX1と集光レンズ22の光軸LX2とが一致していなくともよい。
・本実施形態では、レーザ光Lを円環状に成形したが、これに限らず、レーザ加工装置11にレンズユニット18を設けず、円環状に成形しなくともよい。
・本実施形態では、第1及び第2透明部材41,46を石英プリズムにより構成したが、これに限らず、第1及び第2透明部材41,46が配置される周囲の屈折率と異なり、且つレーザ光が透過することができれば、その他の部材により第1及び第2透明部材を構成してもよい。
・本実施形態では、第1及び第2透明部材41,46を石英プリズムにより構成したが、これに限らず、第1及び第2透明部材41,46が配置される周囲の屈折率と異なり、且つレーザ光が透過することができれば、その他の部材により第1及び第2透明部材を構成してもよい。
・本実施形態では、第1及び第2アキシコレンズ19,20は、その各円錐部19a,20aが対向するように配置されたが、互いに反対方向を向くように配置してもよい。このような構成としても、レーザ光Lをその光量を維持したまま円環状に成形することができる。
・本実施形態では、第1及び第2アキシコレンズ19,20は円錐台形をなしたが、単に円錐形でもよく、また、角錐台形や角錐でもよい。また、第1及び第2アキシコレンズ19,20には互いに同サイズ、同形状のものが用いられたが、サイズが異なるものを用いてもよく、また、円錐部19a,20aの角度が互いに異なるものを用いてもよい。
・本実施形態では、第1及び第2アキシコレンズ19,20の間隔D2を変更可能に構成したが、これに限らず、第1及び第2アキシコレンズ19,20の間隔D2を変更できないようにレンズユニット18を構成してもよい。
・本実施形態では、ビームエキスパンダ15を一対の凸レンズ16,17を組み合わせたケプラー型の構成としたが、凹レンズ及び凸レンズを組み合わせたガリレオ型の構成としてもよい。また、ビームエキスパンダ15を構成するレンズは、2枚(一対)に限らず、3枚以上のレンズによって構成してもよい。
・本実施形態では、凸レンズ16,17の間隔D1を変更可能に構成したが、これに限らず、凸レンズ16,17の間隔D1を変更できないようにビームエキスパンダ15を構成してもよい。
・本実施形態では、レーザ成形手段を第1及び第2アキシコレンズ19,20にて構成したが、これに限らず、レーザ光を反射させて円環状に成形してもよい。例えば、先端(頂点)が入射側に位置するとともに光軸LX1上に位置するように配置された円錐形状の第1反射部と、出射側に拡径する形状をなし、内周面にて第1反射部で反射されたレーザ光を光軸と平行になるように直角に反射させるテーパ筒状をなす第2反射部とによりレーザ光を反射させて円環状に成形してもよい。また、第1反射部及び第2反射部の少なくとも一方を光軸LX1方向に移動可能に設け、光軸方向に移動させることで円環状のレーザ光の径が変更可能である。
また、内面反射を利用した1つのプリズムによりレーザ光を反射させて円環状に成形してもよい。この構成によれば、第1及び第2反射部が1つのプリズムから構成されるため、部品点数を抑えてレーザ成形手段を構成できる。さらに、レンズユニット18において、第2アキシコレンズ20に替えて球面レンズを設けてもよい。
・本実施形態では、第1及び第2ガルバノミラー33x,33yを第2シフト機構32と集光レンズ22との間に配置したが、これに限らず、レンズユニット18と第1シフト機構31との間に配置してもよい。
・本実施形態では、トレパニング加工を行うようにしたが、孔あけ、切断等の加工を行うようにしてもよい。
上記実施形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
上記実施形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(イ)前記レーザ成形手段は、前記レーザ光の光軸上において円錐部同士が対向、若しくは互いに反対方向に向くように並設された第1及び第2アキシコレンズからなることを特徴とする請求項2に記載のレーザ加工装置。同構成によれば、レーザ成形手段はレーザ光の光軸上において円錐部同士が対向、若しくは互いに反対方向に向くように配置された第1及び第2アキシコレンズからなるため、レーザ光をその光量を維持したまま円環状に成形することができる。
(ロ)前記第1アキシコレンズと前記第2のアキシコレンズとの間隔を制御する間隔制御手段を備えたことを特徴とする上記(イ)に記載のレーザ加工装置。同構成によれば、第1及び第2アキシコレンズ同士の間隔を制御する間隔制御手段を備えるため、その間隔制御手段によって第1及び第2アキシコレンズ同士の間隔に応じて変化する円環状のレーザ光の径を制御できる。その結果、集光手段に入射する円環状のレーザ光の径に応じて変化する焦点深度を制御でき、加工対象物の厚さに応じた適切な焦点深度で加工を行うことが可能となる。
(ハ)前記レーザ光源から出射されるレーザ光のビーム径を変更可能なビーム径可変手段を備えたことを特徴とする請求項2又は3,上記(イ),(ロ)に記載のレーザ加工装置。同構成によれば、レーザ光源から出射されるレーザ光のビーム径を変更可能なビーム径可変手段を備えるため、集光レンズの焦点でのビームパワーを可変できる。
11…レーザ加工装置、13…レーザ光源、18…レンズユニット、19…第1アキシコレンズ、20…第2アキシコレンズ、21…トレパニングユニット、22…集光レンズ、33x…第1ガルバノミラー、33y…第2ガルバノミラー、34x…第1ガルバノモータ、34y…第2ガルバノモータ、41…第1透明部材、42…第1モータ、43…第1入射面、44…第1出射面、45,50…支持部材、46…第2透明部材、47…第2モータ、48…第2入射面、49…第2出射面、AX1…第1回動軸、AX2…第2回動軸、L…レーザ光、LX1,LX2…光軸、θ…角度。
Claims (4)
- レーザ光を出射するレーザ光源と、
互いに平行な第1入射面及び第1出射面を有する第1透明部材と、前記第1入射面及び前記第1出射面を前記レーザ光が通過するように前記第1透明部材を支持するとともに第1回動軸を中心として前記第1透明部材を回動させ前記第1入射面におけるレーザ光の入射角度を変更する第1回動手段とを有し、前記第1入射面の入射光と平行に前記第1出射面から出射される出射光を第1方向へシフトする第1シフト手段と、
前記第1シフト手段から出射されるレーザ光が入射される第2入射面及び前記第2入射面と平行な第2出射面を有する第2透明部材と、前記第2入射面及び前記第2出射面を前記レーザ光が通過するように前記第2透明部材を支持するとともに前記第1回動軸と直交する第2回動軸を中心にして前記第2透明部材を回動させ前記第2入射面におけるレーザ光の入射角度を変更する第2回動手段とを有し、前記第2入射面の入射光と平行に前記第2出射面から出射される出射光を前記第1方向と直交する第2方向へシフトする第2シフト手段と、
前記第2シフト手段から出射されるレーザ光を集光する集光手段と
を備えたことを特徴とするレーザ加工装置。 - 前記レーザ光の光路上における前記レーザ光源と前記第1シフト手段との間に配置され、前記レーザ光の全てを反射又は屈折させて、前記レーザ光を該レーザ光の光軸を中心とする円環状に成型するレーザ成型手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
- 前記レーザ光の光路上における前記レーザ成型手段と前記第1シフト手段との間、又は前記レーザ光の光路上における前記第2シフト手段と前記集光手段との間に配置され、前記レーザ光の方向を反射させて変更する第1ガルバノミラー及び第2ガルバノミラーと、
前記第1ガルバノミラー及び前記第2ガルバノミラーを互いに直交する軸を中心としてそれぞれ回動させるガルバノ駆動手段とを備えたことを特徴とする請求項2に記載のレーザ加工装置。 - レーザ光源から出射されたレーザ光を、互いに平行な第1入射面及び第1出射面を有する第1透明部材に通過させることで、前記第1入射面の入射光と平行に前記第1出射面から出射される出射光を第1方向へシフトさせ、
第1シフト手段から出射される出射光が入射される第2入射面及び前記第2入射面と平行な第2出射面を有する第2透明部材に前記レーザ光を通過させることで、前記第2入射面の入射光と平行に前記第2出射面から出射される出射光を前記第1方向と直交する第2方向へシフトさせ、
前記第2方向へシフトされたレーザ光を集光手段にて集光させて加工対象物を加工することを特徴とするレーザ加工方法。
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