JP2009232001A - 画像処理方法、画像処理プログラム、画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シミュレーション結果を有効活用する。
【解決手段】第1簡易シミュレーション結果とフルシミュレーション結果が一致していれば、該フルシミュレーション結果に基いて、濃度補正処理が行われる。また、第2簡易シミュレーション結果とフルシミュレーション結果が一致していれば、該フルシミュレーション結果を補正し、補正されたフルシミュレーション結果に基いて、濃度補正処理が行われる。また、第2簡易シミュレーション結果とフルシミュレーション結果が一致していない場合、または、ユーザが印刷結果に満足しない場合は、フルシミュレーションを再度行う。そして、再度行ったフルシミュレーション結果に基いて、濃度補正処理が行われる。また、ユーザがフルシミュレーション結果に基く濃度補正処理(印刷処理)に満足しない場合は、シミュレート係数を更新する。
【選択図】図14
【解決手段】第1簡易シミュレーション結果とフルシミュレーション結果が一致していれば、該フルシミュレーション結果に基いて、濃度補正処理が行われる。また、第2簡易シミュレーション結果とフルシミュレーション結果が一致していれば、該フルシミュレーション結果を補正し、補正されたフルシミュレーション結果に基いて、濃度補正処理が行われる。また、第2簡易シミュレーション結果とフルシミュレーション結果が一致していない場合、または、ユーザが印刷結果に満足しない場合は、フルシミュレーションを再度行う。そして、再度行ったフルシミュレーション結果に基いて、濃度補正処理が行われる。また、ユーザがフルシミュレーション結果に基く濃度補正処理(印刷処理)に満足しない場合は、シミュレート係数を更新する。
【選択図】図14
Description
本発明は、画像補正のためのシミュレーション値を有効に活用する画像処理方法等に関する。
従来、画像の濃度補正を行うための技術が種々提案されている。例えば、下記特許文献1には、パッチ像を形成し、形成したパッチ像の濃度を測定し、測定した結果に基いて濃度補正値を算出する点が開示されている。
上記特許文献1においては、パッチ像の形成するためにトナーを消費する上に、パッチ像が形成される中間転写体等も劣化する。また、パッチ像形成のために、処理時間も必要となる。また、上記特許文献1においては、温度センサ、湿度センサ、及び濃度センサを備える必要がある。ところが、温度センサと湿度センサは備えているが、濃度センサを備えないプリンタにおいても、シミュレーションによって濃度補正のためのパラメータを生成することがある。例えば、濃度変化に影響を及ぼす情報(例えば、温度値、湿度値)を用いて、所望の濃度値がどのように変化するかをシミュレートし、その結果に基いて濃度補正値を決定する。しかしながら、全濃度値に対してシミュレーション(フルシミュレーション)を行う場合は、CPU等の処理能力を必要とし、また、処理時間も必要となる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、濃度センサを備えていないプリンタにおいても、既に存在するシミュレーション値を有効に活用することで濃度値をシミュレーションする画像処理方法等を提供することを目的とする。
本発明の一側面である請求項1に係る発明は、画像処理方法であって、第1記憶手段に記憶されているシミュレート用パラメータに基いて、全濃度値のうち、第1の所定個数の濃度値のシミュレーション値を算出し、前記第1記憶手段に記憶されたシミュレート用パラメータに基いて算出された前記全濃度値のフルシミュレーション値のうち、前記第1の所定個数の濃度値に対応するシミュレーション値を第2記憶手段から取得し、前記算出したシミュレーション値と前記取得したシミュレーション値とを比較し、一致している場合は、前記第2記憶手段に記憶されているフルシミュレーション値に基いて、印刷データを補正し、一致していない場合は、前記第1記憶手段に記憶されているシミュレート用パラメータに基いて、全濃度値のうち、前記第1の所定個数よりも多い第2の所定個数の濃度値のシミュレーション値を算出し、前記算出したシミュレーション値に基いて、前記フルシミュレーション値を補正し、前記補正したフルシミュレーション値に基いて、印刷データを補正することを特徴とする。
上記画像処理方法によれば、第1の所定個数(例えば、2つ)の濃度値(例えば、10%、90%の濃度値)のシミュレーション値とフルシミュレーション値とを比較し、一致している場合は、前記フルシミュレーション値を用いて濃度値補正を行う。これにより、新たにフルシミュレーションを行う必要がなくなる。また、一致していない場合は、第2の所定個数(例えば、4つ)の濃度値(例えば、20%、40%、60%、80%の濃度値)のシミュレーション値とフルシミュレーション値とを比較し、比較結果に基いて、前記フルシミュレーション値を補正し、補正したフルシミュレーション値を用いて濃度補正を行う。これにより、既存のフルシミュレーション値を有効に活用することができ、フルシミュレーションを行う必要がなくなる。また、画像処理方法は、プリンタに接続されるコンピュータで実行することができる。
本発明の一側面である請求項2に係る発明は、請求項1の画像処理方法であって、所定の条件を満たしたときに、前記第1記憶手段に記憶されているシミュレート用パラメータに基いて、全濃度値のフルシミュレーション値を算出し、前記算出したフルシミュレーション値に基いて、前記第2記憶手段を更新することを特徴とする。
上記画像処理方法によれば、所定の条件を満たした場合に、全濃度値のフルシミュレーション値を算出し、新たに第2記憶手段に記憶する。これにより、ユーザの必要に応じて、フルシミュレーションを実行し、新たにフルシミュレーション値を取得することができる。また、新たなフルシミュレーション値は、次回以降の処理において、前記第1の所定個数の濃度値のシミュレーション値及び前記第2の所定個数の濃度値のシミュレーション値との比較対象として用いられる。
本発明の一側面である請求項3に係る発明は、請求項2の画像処理方法であって、前記所定の条件は、前記第2の所定個数の濃度値のシミュレーション値と前記取得したシミュレーション値とが一致していない、及び/または、全濃度値のフルシミュレーション値の算出指示に関する入力を受け付けた、であることを特徴とする。
上記画像処理方法によれば、所定の条件を満たした(前記第2の所定個数の濃度値のシミュレーション値と前記取得したシミュレーション値とが一致していない、及び/または、全濃度値のフルシミュレーション値の算出指示に関する入力を受け付けた)場合に、全濃度値のフルシミュレーション値を算出し、新たに第2記憶手段に記憶する。これにより、ユーザの必要に応じて、フルシミュレーションを実行し、新たにフルシミュレーション値を取得することができる。また、新たなフルシミュレーション値は、次回以降の処理において、前記第1の所定個数の濃度値のシミュレーション値及び前記第2の所定個数の濃度値のシミュレーション値との比較対象として用いられる。
本発明の一側面である請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3の画像処理方法であって、所定のユーザ入力を受け付けたときに、測定用画像を印刷し、前記印刷した測定用画像の濃度を測定し、前記測定した濃度に基いて、前記シミュレート用パラメータを算出し、算出したシミュレート用パラメータに基いて、前記第1記憶手段を更新することを特徴とする。
上記画像処理方法によれば、所定の条件を満たした(ユーザよる所定の入力があった)場合に、パッチ画像の濃度値の測定結果に基づいて、シミュレート用パラメータを算出し、新たに第1記憶手段に記憶する。これにより、ユーザの必要に応じて、新たにシミュレーション用パラメータを取得することができる。また、パッチ画像の濃度値は、外部測定器で測定してもよく、この場合は、プリンタに濃度センサを備えておく必要がない。また、また、シミュレート用パラメータは、次回以降のシミュレート値の算出において用いられる。
本発明の一側面である請求項5に係る発明は、画像処理プログラムであって、コンピュータに、第1記憶手段に記憶されているシミュレート用パラメータに基いて、全濃度値のうち、第1の所定個数の濃度値のシミュレーション値を算出するステップ、前記第1記憶手段に記憶されたシミュレート用パラメータに基いて算出された前記全濃度値のフルシミュレーション値のうち、前記第1の所定個数の濃度値に対応するシミュレーション値を第2記憶手段から取得するステップ、前記算出したシミュレーション値と前記取得したシミュレーション値とを比較するステップ、一致している場合は、前記第2記憶手段に記憶されているフルシミュレーション値に基いて、印刷データを補正するステップ、一致していない場合は、前記第1記憶手段に記憶されているシミュレート用パラメータに基いて、全濃度値のうち、前記第1の所定個数よりも多い第2の所定個数の濃度値のシミュレーション値を算出するステップ、前記算出したシミュレーション値に基いて、前記フルシミュレーション値を補正するステップ、前記補正したフルシミュレーション値に基いて、印刷データを補正するステップ、を実行させることを特徴とする。
上記画像処理プログラムによれば、第1の所定個数(例えば、2つ)の濃度値(例えば、10%、90%の濃度値)のシミュレーション値とフルシミュレーション値とを比較し、一致している場合は、前記フルシミュレーション値を用いて濃度値補正を行う。これにより、新たにフルシミュレーションを行う必要がなくなる。また、一致していない場合は、第2の所定個数(例えば、4つ)の濃度値(例えば、20%、40%、60%、80%の濃度値)のシミュレーション値とフルシミュレーション値とを比較し、比較結果に基いて、前記フルシミュレーション値を補正し、補正したフルシミュレーション値を用いて濃度補正を行う。これにより、既存のフルシミュレーション値を有効に活用することができ、フルシミュレーションを行う必要がなくなる。
本発明の一側面である請求項6に係る発明は、請求項5の画像処理プログラムであって、所定の条件を満たしたときに、前記第1記憶手段に記憶されているシミュレート用パラメータに基いて、全濃度値のフルシミュレーション値を算出するステップ、前記算出したフルシミュレーション値に基いて、前記第2記憶手段を更新するステップ、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
上記画像処理プログラムによれば、所定の条件を満たした場合に、全濃度値のフルシミュレーション値を算出し、新たに第2記憶手段に記憶する。これにより、ユーザの必要に応じて、フルシミュレーションを実行し、新たにフルシミュレーション値を取得することができる。また、新たなフルシミュレーション値は、次回以降の処理において、前記第1の所定個数の濃度値のシミュレーション値及び前記第2の所定個数の濃度値のシミュレーション値との比較対象として用いられる。
本発明の一側面である請求項7に係る発明は、請求項6の画像処理プログラムであって、前記所定の条件は、前記第2の所定個数の濃度値のシミュレーション値と前記取得したシミュレーション値とが一致していない、及び/または、全濃度値のフルシミュレーション値の算出指示に関する入力を受け付けた、であることを特徴とする。
上記画像処理プログラムによれば、所定の条件を満たした(前記第2の所定個数の濃度値のシミュレーション値と前記取得したシミュレーション値とが一致していない、及び/または、全濃度値のフルシミュレーション値の算出指示に関する入力を受け付けた)場合に、全濃度値のフルシミュレーション値を算出し、新たに第2記憶手段に記憶する。これにより、ユーザの必要に応じて、フルシミュレーションを実行し、新たにフルシミュレーション値を取得することができる。また、新たなフルシミュレーション値は、次回以降の画像処理において、前記第1の所定個数の濃度値のシミュレーション値及び前記第2の所定個数の濃度値のシミュレーション値との比較対象として用いられる。
本発明の一側面である請求項8に係る発明は、請求項5乃至請求項7の画像処理プログラムであって、所定のユーザ入力を受け付けたときに、測定用画像を印刷するステップ、前記印刷した測定用画像の濃度を測定するステップ、前記測定した濃度に基いて、前記シミュレート用パラメータを算出するステップ、算出したシミュレート用パラメータに基いて、前記第1記憶手段を更新するステップ、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
上記画像処理プログラムによれば、所定の条件を満たした(ユーザよる所定の入力があった)場合に、パッチ画像の濃度値の測定結果に基づいて、シミュレート用パラメータを算出し、新たに第1記憶手段に記憶する。これにより、ユーザの必要に応じて、新たにシミュレーション用パラメータを取得することができる。また、パッチ画像の濃度値は、外部測定器で測定してもよく、この場合は、プリンタに濃度センサを備えておく必要がない。また、シミュレート用パラメータは、次回以降のシミュレート値の算出において用いられる。
本発明の一側面である請求項9に係る発明は、画像処理装置であって、シミュレート用パラメータを記憶する第1記憶手段と、前記第1記憶手段に記憶されたシミュレート用パラメータに基いて算出された前記全濃度値のフルシミュレーション値を記憶する第2記憶手段と、前記第1記憶手段に記憶されているシミュレート用パラメータに基いて、全濃度値のうち、第1の所定個数の濃度値のシミュレーション値を算出する第1シミュレート値算出手段と、前記第1記憶手段に記憶されたシミュレート用パラメータに基いて算出された前記全濃度値のフルシミュレーション値のうち、前記第1の所定個数の濃度値に対応するシミュレーション値を第2記憶手段から取得する第1取得手段と、前記算出したシミュレーション値と前記取得したシミュレーション値とを比較する比較手段と、一致している場合に、前記第2記憶手段に記憶されているフルシミュレーション値に基いて、印刷データを補正する手段と、一致していない場合に、前記第1記憶手段に記憶されているシミュレート用パラメータに基いて、全濃度値のうち、前記第1の所定個数よりも多い第2の所定個数の濃度値のシミュレーション値を算出する第2シミュレート値算出手段と、一致していない場合に、前記算出したシミュレーション値に基いて、前記フルシミュレーション値を補正するフルシミュレーション値補正手段と、一致していない場合に、前記補正したフルシミュレーション値に基いて、印刷データを補正する印刷データ補正手段とを有することを特徴とする。
上記画像処理装置によれば、第1の所定個数(例えば、2つ)の濃度値(例えば、10%、90%の濃度値)のシミュレーション値とフルシミュレーション値とを比較し、一致している場合は、前記フルシミュレーション値を用いて濃度値補正を行う。これにより、新たにフルシミュレーションを行う必要がなくなる。また、一致していない場合は、第2の所定個数(例えば、4つ)の濃度値(例えば、20%、40%、60%、80%の濃度値)のシミュレーション値とフルシミュレーション値とを比較し、比較結果に基いて、前記フルシミュレーション値を補正し、補正したフルシミュレーション値を用いて濃度補正を行う。これにより、既存のフルシミュレーション値を有効に活用することができ、フルシミュレーションを行う必要がなくなる。
本発明の一側面である請求項10に係る発明は、請求項9の画像処理装置であって、所定の条件を満たしたときに、前記第1記憶手段に記憶されているシミュレート用パラメータに基いて、全濃度値のフルシミュレーション値を算出するフルシミュレーション値算出手段と、所定の条件を満たしたときに、前記算出したフルシミュレーション値に基いて、前記第2記憶手段を更新する更新手段とを有することを特徴とする。
上記画像処理装置によれば、所定の条件を満たした場合に、全濃度値のフルシミュレーション値を算出し、新たに第2記憶手段に記憶する。これにより、ユーザの必要に応じて、フルシミュレーションを実行し、新たにフルシミュレーション値を取得することができる。また、新たなフルシミュレーション値は、次回以降の処理において、前記第1の所定個数の濃度値のシミュレーション値及び前記第2の所定個数の濃度値のシミュレーション値との比較対象として用いられる。
本発明の一側面である請求項11に係る発明は、請求項10の画像処理装置であって、前記所定の条件は、前記第2の所定個数の濃度値のシミュレーション値と前記取得したシミュレーション値とが一致していない、及び/または、全濃度値のフルシミュレーション値の算出指示に関する入力を受け付けた、であることを特徴とする。
上記画像処理装置によれば、所定の条件を満たした(前記第2の所定個数の濃度値のシミュレーション値と前記取得したシミュレーション値とが一致していない、及び/または、全濃度値のフルシミュレーション値の算出指示に関する入力を受け付けた)場合に、全濃度値のフルシミュレーション値を算出し、新たに第2記憶手段に記憶する。これにより、ユーザの必要に応じて、フルシミュレーションを実行し、新たにフルシミュレーション値を取得することができる。また、新たなフルシミュレーション値は、次回以降の画像処理において、前記第1の所定個数の濃度値のシミュレーション値及び前記第2の所定個数の濃度値のシミュレーション値との比較対象として用いられる。
本発明の一側面である請求項12に係る発明は、請求項9乃至請求項11の画像処理装置であって、所定のユーザ入力を受け付けたときに、測定用画像を印刷する測定用画像印刷手段と、所定のユーザ入力を受け付けたときに、前記印刷した測定用画像の濃度を測定する測定手段と、所定のユーザ入力を受け付けたときに、前記測定した濃度に基いて、前記シミュレート用パラメータを算出するシミュレート用パラメータ算出手段と、所定のユーザ入力を受け付けたときに、算出したシミュレート用パラメータに基いて、前記第1記憶手段を更新する第1記憶手段更新手段とを備えることを特徴とする。
上記画像処理装置によれば、所定の条件を満たした(ユーザよる所定の入力があった)場合に、パッチ画像の濃度値の測定結果に基づいて、シミュレート用パラメータを算出し、新たに第1記憶手段に記憶する。これにより、ユーザの必要に応じて、新たにシミュレーション用パラメータを取得することができる。また、パッチ画像の濃度値は、外部測定器で測定してもよく、この場合は、プリンタに濃度センサを備えておく必要がない。また、また、シミュレート用パラメータは、次回以降のシミュレート値の算出において用いられる。
本発明によれば、所定個数の濃度値のシミュレーション値に基いて、既に存在するシミュレーション値を有効に活用することができる。
本発明の一実施形態である画像処理方法を実現するシステムについて以下説明する。また、本発明は、以下に説明する画像処理方法をコンピュータに実行させるための画像処理プログラムとしても実現することができる。さらに、本発明は、以下に説明する画像処理方法を実行する画像処理装置としても実現することができる。
図1は、本実施形態の画像処理方法を実現するシステムの構成の一例である。図1に示すように、本システムは、コンピュータ100、プリンタ200、中継装置300とから構成される。
コンピュータ100とプリンタ200とは、中継装置300を介して接続される。コンピュータ100とプリンタ200は、種々の情報の送受信を行う。プリンタ200は、コンピュータ100からの指示に応じて印刷を行う。コンピュータ100及びプリンタ200は、識別情報(例えば、IPアドレス)を有している。コンピュータ100は、後述する種々のプログラムを実行する。
また、コンピュータ100とプリンタ200とを中継装置300を介さずに、USB(Universal Serial Bus)などの接続技術を用いて直接接続しても、同様に種々の情報の送受信を行うことができる。
また、コンピュータ100とプリンタ200とを中継装置300を介さずに、USB(Universal Serial Bus)などの接続技術を用いて直接接続しても、同様に種々の情報の送受信を行うことができる。
図1に示す例においては、コンピュータ100は1台であるが、複数のコンピュータ100を備える構成であってもよいことはもちろんである。また、図1に示す例においては、プリンタ200は1台であるが、複数のプリンタ200を備える構成であってもよい。
また、コンピュータ100が実行する種々の処理の一部または全部を、プリンタ200が行ってもよい。すなわち、所定のプログラムを実行可能なプロセッサ及び種々の情報を一時的、恒久的に記憶できる記憶手段を有するものであれば、本実施形態におけるコンピュータとして代用可能であることはもちろんである。また、以下に説明する種々の処理の一部または全部を、ネットワークで接続された外部の機器において実行するように構成してもよい。
また、複数のコンピュータによる分散処理によって本実施形態を実現してもよいことはもちろんである。また、本実施形態を実行するために特化されたプロセッサ及び/またはメモリを用いてもよい。
コンピュータ100は、プロセッサ、第1記憶手段、第2記憶手段、から基本的に構成される。なお、必要に応じ、種々の要素を付加してもよいことはいうまでもない。
第1記憶手段は、例えば、不揮発性のメモリで構成される。また、第1記憶手段には、本発明の実現に必要なプログラムを含む種々のプログラムが記憶されている。また、本発明の実現に必要な種々のデータについても、第1記憶手段に記憶されている。
第2記憶手段は、例えば、揮発性のメモリで構成される。また、第2記憶手段には、第1の記憶手段に記憶されるプログラムやデータがロードされる。
プロセッサは、第1記憶手段及び第2記憶手段に記憶されるデータを用いて種々の処理を実行する。また、プロセッサに接続される種々の装置の動作や信号の流れを制御する。
第1記憶手段は、例えば、不揮発性のメモリで構成される。また、第1記憶手段には、本発明の実現に必要なプログラムを含む種々のプログラムが記憶されている。また、本発明の実現に必要な種々のデータについても、第1記憶手段に記憶されている。
第2記憶手段は、例えば、揮発性のメモリで構成される。また、第2記憶手段には、第1の記憶手段に記憶されるプログラムやデータがロードされる。
プロセッサは、第1記憶手段及び第2記憶手段に記憶されるデータを用いて種々の処理を実行する。また、プロセッサに接続される種々の装置の動作や信号の流れを制御する。
図2は、コンピュータ100の内部構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、コンピュータ100は、CPU11、ROM12、RAM13、入出力I/F14、通信I/F15を有している。CPU11は、本発明を実現するために、種々のプログラム(後述)を実行する。これらのプログラムは、ROM12に記憶されている。また、これらのプログラムは、ドライバとして機能することができる。また、プログラムの実行においては、RAM13に対し、種々のデータの読み込み/書き込みが行われる。入出力I/F14を介して、不図示のディスプレイの表示制御、入力装置との情報の送受信を行う。コンピュータ100は、通信I/F15を介して、プリンタ200に対して、2値化データを送信する。また、上記それぞれの要素は、信号線によって互いに接続されている。なお、図2に示す内部構成は、単なる一例であり、例えば、ROM12の代わりに、HDD(図示せず)などの補助記憶手段に種々のプログラムを記憶しておいてもよく、本発明は、この内部構成を有するものに限定されないことはいうまでもない。
図3は、印刷時におけるコンピュータ100及びプリンタ200での処理の流れを示している。
所定のアプリケーションにおいて印刷要求があると、コンピュータ100は、該印刷要求に対応する印刷データを取得し、印刷データに対し色あわせ処理を行う。
色あわせ処理は、プリンタで再現できる色と表示画面上で再現できる色との相違をできるだけ少なくするために行われる。色あわせ処理では、カラープロファイルにより、色域の置き換えが行われる。
所定のアプリケーションにおいて印刷要求があると、コンピュータ100は、該印刷要求に対応する印刷データを取得し、印刷データに対し色あわせ処理を行う。
色あわせ処理は、プリンタで再現できる色と表示画面上で再現できる色との相違をできるだけ少なくするために行われる。色あわせ処理では、カラープロファイルにより、色域の置き換えが行われる。
コンピュータ100は、色あわせ処理が施された画素濃度値(RGB)に対して、色変換処理を行う。色変換処理では、カラープロファイルを用いてコンピュータ100上の色空間とプリンタ200の色空間との対応関係を決定する。また、例えば、RGB値をCMYK値に変換する(例えば、RGB=(255,0,0)の画素値は、CMYK=(0,220,133,0)に変換される)。
コンピュータ100は、色変換が施された画素濃度値(CMYK)に対して、濃度補正処理を行う。濃度補正処理では、濃度補正パラメータが用いられる。濃度補正パラメータの詳細については後述する。
また、濃度補正パラメータは、シミュレーション部によって生成される。シミュレーション部は、シミュレート係数及びシミュレーション用データに基いて、濃度補正パラメータを生成する。シミュレート係数は、コンピュータ100の補助記憶手段(例えば、ROM12)に記憶されている。シミュレート係数は、シミュレーションにより濃度値を求める際の計算式で使用される数値である。この計算式には、シミュレーション用データ(プリンタ内の温度、湿度、トナー使用状況などの値)が変数として用いられる。シミュレート係数は、該変数が計算結果に与える影響を変化させることができる。
シミュレーション用データは、例えば、プリンタ200内の温度、湿度、トナー使用状況である。プリンタ200内の温度、湿度は、不図示のセンサによって計測される。トナー使用状況は、プリンタ200内の所定の記憶手段に記憶されている。また、トナー使用状況は、印刷が行われるたびに更新される。
コンピュータ100は、濃度補正がされた画素濃度値に対して2値化処理を行う。2値化処理では、各色の階調値を面積階調の2値化データに変換する。すなわち、濃度値が高い領域においてドットの密度を高く、また、濃度値が低い領域においてドットの密度を低くしたデータを生成する。また、作成された2値化データは、プリンタ200に送信される。
プリンタ200は、2値化データを受信すると、該2値化データに基いて印刷を行う。
プリンタ200は、2値化データを受信すると、該2値化データに基いて印刷を行う。
(濃度補正パラメータの生成)
濃度補正パラメータの生成について説明する。
図4(A)は、入力レベル128(256階調時)のディザパターンを示している。ディザパターンは、2値化データとしてプリンタ200に送信されるデータである。図4(B)は、入力レベル128のシミュレーションによる印刷結果を示している。図4(A)及び(B)に示されるように、シミュレーション結果の濃度値とディザパターンの濃度値とが異なる。同様に、図示しないが、実際の印刷結果の濃度値とディザパターンの濃度値は異なっている。
濃度補正パラメータの生成について説明する。
図4(A)は、入力レベル128(256階調時)のディザパターンを示している。ディザパターンは、2値化データとしてプリンタ200に送信されるデータである。図4(B)は、入力レベル128のシミュレーションによる印刷結果を示している。図4(A)及び(B)に示されるように、シミュレーション結果の濃度値とディザパターンの濃度値とが異なる。同様に、図示しないが、実際の印刷結果の濃度値とディザパターンの濃度値は異なっている。
この濃度値の差を補償するために、濃度補正パラメータが必要となる。
図5は、入力濃度と濃度値との関係を示したグラフである。図5のグラフでは、中心より右側に、実測値における入力濃度と濃度値との関係(以下、「濃度カーブ」ということがある。)を示している。また、中心より左側に、目標値における入力濃度と濃度値との関係を示している。
図5は、入力濃度と濃度値との関係を示したグラフである。図5のグラフでは、中心より右側に、実測値における入力濃度と濃度値との関係(以下、「濃度カーブ」ということがある。)を示している。また、中心より左側に、目標値における入力濃度と濃度値との関係を示している。
測定された実測値を補間(例えば、スプライン補間)することにより、入力濃度が0〜100%の全ての数値に対する濃度値を決定する。
そして、同一の入力濃度における目標値と実測値を比較し、比較結果に基いて、ルックテーブルを作成する。作成されたルックアップテーブルが、濃度補正パラメータとなる。また、ルックアップテーブルは、トナーの各色に対して作成される。
そして、同一の入力濃度における目標値と実測値を比較し、比較結果に基いて、ルックテーブルを作成する。作成されたルックアップテーブルが、濃度補正パラメータとなる。また、ルックアップテーブルは、トナーの各色に対して作成される。
入力濃度が50(%)のときに、濃度値の目標値を0.8としている場合を例として説明する。図5に示すように、実測値では、入力濃度が70(%)のときに、濃度値が0.8となっている。したがって、入力濃度として50(%)が設定された場合は、70(%)に変換して、プリンタ200に対し指示するようにルックアップテーブルを構成する。
なお、図5においては、説明を簡素化するために、入力濃度を0〜100%の数値として説明を行ったが、一般的なパーソナルコンピュータでは、濃度は、RGB各色で0〜255の数値として表現される。また、一般的なプリンタでは、濃度は、CMYK各色で0〜255の数値として表現される。
図6は、濃度値変換のためのルックアップテーブルの一例である。図6では、入力濃度に対し、1(%)刻みで変換後の濃度(%)が定義されている。なお、入力濃度を0〜255の数値で表現した場合も同様に定義することができる。また、刻み幅は適宜設定可能である。また、ルックアップテーブルに定義されていない入力濃度の変換後の濃度については、補間処理によって算出される。
図7(A)は、入力レベル128のディザパターンを示している(図4(A)と同じ)。図7(B)は、濃度補正パラメータによって補正された入力レベル128のシミュレーションによる印刷結果を示している。図7(A)及び(B)に示されるように、濃度補正されたシミュレーション結果の濃度値とディザパターンの濃度値とが等しくなっている。
(印刷処理)
コンピュータ100によって実行される印刷処理について説明する。図8は、印刷処理のフローチャートである。印刷処理をコンピュータ100に実行させるためのプログラムは、補助記憶手段(例えば、ROM12)に記憶されているものとする。また、印刷処理は、所定のアプリケーションより印刷実行指示があった場合に実行される。また、印刷処理は、各トナー色に対して行われる。
コンピュータ100によって実行される印刷処理について説明する。図8は、印刷処理のフローチャートである。印刷処理をコンピュータ100に実行させるためのプログラムは、補助記憶手段(例えば、ROM12)に記憶されているものとする。また、印刷処理は、所定のアプリケーションより印刷実行指示があった場合に実行される。また、印刷処理は、各トナー色に対して行われる。
S1において、フルシミュレーション結果(濃度補正パラメータ)が存在するか否かを判断する。この判断は、例えば、補助記憶手段(例えば、ROM12)にフルシミュレーション結果が記憶されているか否かに基いて行われる。プリンタドライバをインストールした後の最初の印刷時においては、フルシミュレーション結果は存在しない。また、トナー、ドラム等の消耗品の交換後についても、フルシミュレーション結果は存在しない(すなわち、フルシミュレーション結果はクリアされる)。
フルシミュレーション結果が存在すると判断した場合は(S1:YES)、S2に移行する。S2において、通常印刷処理を実行する。通常印刷処理の詳細については後述する。
一方、フルシミュレーション結果が存在しないと判断した場合は(S1:NO)、S3に移行する。
一方、フルシミュレーション結果が存在しないと判断した場合は(S1:NO)、S3に移行する。
S3において、プリンタ200に対し、シミュレーション用データを要求する。
S4において、シミュレーション用データを受信する。
図9は、シミュレーション用データの一例である。図9に示すように、シミュレーション用データには、プリンタ内の温度、プリンタ内の湿度、各トナーの使用状況が含まれる。
S4において、シミュレーション用データを受信する。
図9は、シミュレーション用データの一例である。図9に示すように、シミュレーション用データには、プリンタ内の温度、プリンタ内の湿度、各トナーの使用状況が含まれる。
S5において、シミュレーション用データを用いて、フルシミュレーションを実行する。フルシミュレーションにより、濃度カーブ(図5参照)が算出される。
S6において、S5で算出した濃度カーブに基いて、濃度補正パラメータ(図6参照)を算出する。算出した濃度補正カーブ及び濃度補正パラメータは、例えば、補助記憶手段(例えば、ROM12)に記憶される。
S6において、S5で算出した濃度カーブに基いて、濃度補正パラメータ(図6参照)を算出する。算出した濃度補正カーブ及び濃度補正パラメータは、例えば、補助記憶手段(例えば、ROM12)に記憶される。
S7において、S6で算出した濃度補正パラメータを用いて印刷を行う(図3参照)。
(通常印刷処理)
次に、通常印刷処理について説明する。図10及び図11は、通常印刷処理のフローチャートである。
S11において、プリンタ200に対し、シミュレーション用データを要求する。
S12において、シミュレーション用データを受信する。
次に、通常印刷処理について説明する。図10及び図11は、通常印刷処理のフローチャートである。
S11において、プリンタ200に対し、シミュレーション用データを要求する。
S12において、シミュレーション用データを受信する。
S13において、第1簡易シミュレーションを行う。具体的には、例えば、10%及び90%の濃度値においてシミュレーションを行う。すなわち、フルシミュレーション時にシミュレートする濃度値(例えば、1〜100%の1%刻み)よりも少ない箇所でシミュレーションを行う。
S14において、第1簡易シミュレーションの結果とフルシミュレーションの結果とを比較する。具体的には、フルシミュレーションの結果の濃度カーブの10%濃度値と、第1簡易シミュレーションの結果の10%濃度値同士を比較し、また、フルシミュレーションの結果の濃度カーブの90%濃度値と第1簡易シミュレーションの結果の90%濃度値同士を比較する。
S15において、S14で比較した濃度値の差が所定範囲内であるか否かを判断する。濃度値の差が所定範囲内であれば、第1簡易シミュレーションの結果とフルシミュレーションの結果が一致していると判断する。また、10%濃度値または90%濃度値の少なくとも一方の濃度値の差が所定範囲内でなければ、シミュレーションの結果が一致していない(すなわち、「NO」)と判断する。なお、所定範囲の数値は、適宜設定可能である。
濃度値の差が所定範囲内であると判断した場合は(S15:YES)、S22(図11)に移行する。
一方、濃度値の差が所定範囲内ではないと判断した場合は(S15:NO)、S16に移行する。
一方、濃度値の差が所定範囲内ではないと判断した場合は(S15:NO)、S16に移行する。
S16において、第2簡易シミュレーションを行う。具体的には、例えば、20%、40%、60%、80%の濃度値においてシミュレーションを行う。すなわち、フルシミュレーション時にシミュレートする濃度値(例えば、1〜100%の1%刻み)よりも少ない箇所で、かつ、第1簡易シミュレーション時にシミュレートした濃度値の個数よりも多い箇所でシミュレーションを行う。
S17において、第2簡易シミュレーションの結果とフルシミュレーションの結果とを比較する。具体的には、フルシミュレーションの結果の濃度カーブの20%濃度値と、第1簡易シミュレーションの結果の20%濃度値同士を比較し、フルシミュレーションの結果の濃度カーブの40%濃度値と、第1簡易シミュレーションの結果の40%濃度値同士を比較し、フルシミュレーションの結果の濃度カーブの60%濃度値と、第1簡易シミュレーションの結果の60%濃度値同士を比較し、フルシミュレーションの結果の濃度カーブの80%濃度値と、第1簡易シミュレーションの結果の80%濃度値同士を比較する。
S18において、S17で比較した濃度値の差が所定範囲内であるか否かを判断する。濃度値の差が所定範囲内であれば、第2簡易シミュレーションの結果とフルシミュレーションの結果が一致していると判断する。また、20%濃度値、40%濃度値、60%濃度値、80%濃度値の少なくとも一つの濃度値の差が所定範囲内でなければ、シミュレーションの結果が一致していない(すなわち、「NO」)と判断する。なお、所定範囲の数値は、適宜設定可能である。また、S15での所定範囲と異なる数値でもよい。
濃度値の差が所定範囲内ではないと判断した場合は(S18:NO)、S24(図11)に移行する。
一方、濃度値の差が所定範囲内であると判断した場合は(S18:YES)、S19に移行する。
一方、濃度値の差が所定範囲内であると判断した場合は(S18:YES)、S19に移行する。
S19において、フルシミュレーション結果の濃度カーブに対する補正係数を算出する。S20において、S19で算出した補正係数に基いて、濃度カーブを算出する。
補正係数及び濃度カーブの算出について、図12及び図13に基いて具体的に説明する。
図12は、フルシミュレーション結果の濃度カーブと、第2簡易シミュレーション結果(入力濃度値20%、40%、60%、80%でのプロット)を示している。
図12は、フルシミュレーション結果の濃度カーブと、第2簡易シミュレーション結果(入力濃度値20%、40%、60%、80%でのプロット)を示している。
図12に示すように、入力濃度値20%、40%、60%、80%において、フルシミュレーション結果の濃度値と第2簡易シミュレーション結果の濃度値とが異なっている。この差を補償するために、補正係数が必要となる。
例えば、フルシミュレーションでの入力濃度値20%での出力濃度値が「30」であり、入力濃度値40%での出力濃度値が「50」であったとする。
また、第2簡易シミュレーションでの入力濃度値20%での出力濃度値が「36」であり、入力濃度値40%での出力濃度値が「55」であったとする。
この場合、補正係数は、入力濃度値20%では「1.2」、40%では「1.1」となる。これにより、入力濃度値30%では、線形補間により「1.15」({1.2+1.1}/2)となる。
また、第2簡易シミュレーションでの入力濃度値20%での出力濃度値が「36」であり、入力濃度値40%での出力濃度値が「55」であったとする。
この場合、補正係数は、入力濃度値20%では「1.2」、40%では「1.1」となる。これにより、入力濃度値30%では、線形補間により「1.15」({1.2+1.1}/2)となる。
図13は、フルシミュレーション結果の濃度カーブと、補正係数によって補正されたフルシミュレーション結果の濃度カーブを示している。
説明を図10に戻す。S20で濃度カーブを算出したあと、S21(図11)に移行する。
S21において、S20で算出した濃度カーブに基いて、濃度補正パラメータを算出する。S22において、S21で算出した濃度補正パラメータを用いて印刷を行う。
S21において、S20で算出した濃度カーブに基いて、濃度補正パラメータを算出する。S22において、S21で算出した濃度補正パラメータを用いて印刷を行う。
S23において、ユーザは印刷結果に満足しているか否かを判断する。この判断は、印刷結果に対するユーザの入力に基いて行う。
ユーザが印刷結果に満足していると判断した場合は(S23:YES)、通常印刷処理を終了する。一方、ユーザが印刷結果に満足していないと判断した場合は(S23:NO)、S24に移行する。
ユーザが印刷結果に満足していると判断した場合は(S23:YES)、通常印刷処理を終了する。一方、ユーザが印刷結果に満足していないと判断した場合は(S23:NO)、S24に移行する。
S24において、フルシミュレーションを行う。
S25において、濃度補正パラメータを算出する。このとき、S24で行ったフルシミュレーションに基く濃度カーブが用いられる。
S26において、S25で算出した濃度補正パラメータを用いて印刷を行う(図3参照)。また、算出された濃度補正パラメータと濃度カーブとは、補助記憶手段(例えば、ROM12)に記憶される。記憶された濃度カーブは、次回以降の印刷処理において、フルシミュレーション結果として用いられる。
S25において、濃度補正パラメータを算出する。このとき、S24で行ったフルシミュレーションに基く濃度カーブが用いられる。
S26において、S25で算出した濃度補正パラメータを用いて印刷を行う(図3参照)。また、算出された濃度補正パラメータと濃度カーブとは、補助記憶手段(例えば、ROM12)に記憶される。記憶された濃度カーブは、次回以降の印刷処理において、フルシミュレーション結果として用いられる。
S27において、ユーザは印刷結果に満足しているか否かを判断する。この判断は、印刷結果に対するユーザの入力に基いて行う。
ユーザが印刷結果に満足していると判断した場合は(S27:YES)、通常印刷処理を終了する。一方、ユーザが印刷結果に満足していないと判断した場合は(S27:NO)、S28に移行する。
ユーザが印刷結果に満足していると判断した場合は(S27:YES)、通常印刷処理を終了する。一方、ユーザが印刷結果に満足していないと判断した場合は(S27:NO)、S28に移行する。
S28において、パッチ画像を形成する。パッチ画像の生成に関する処理は公知であるので説明を省略する。プリンタ200が濃度センサを有している場合は、中間転写体、搬送ベルト等にパッチ画像を形成する。プリンタ200が濃度センサを有していない場合は、紙媒体に形成する。
S29において、S28で形成したパッチ画像を測定する。プリンタ200が濃度センサを有していない場合は、外部測定器によって測定する。
S29において、S28で形成したパッチ画像を測定する。プリンタ200が濃度センサを有していない場合は、外部測定器によって測定する。
S30において、S29で測定した結果に基いた濃度カーブを作成する。
S31において、S30で作成した濃度カーブに基いて、シミュレート係数を変更する。変更されたシミュレート係数は、補助記憶手段(例えば、ROM12)に記憶される。記憶されたシミュレート係数は、次回以降のシミュレーション処理(フルシミュレーション、第1簡易シミュレーション、第2簡易シミュレーション)によって用いられる。
S31において、S30で作成した濃度カーブに基いて、シミュレート係数を変更する。変更されたシミュレート係数は、補助記憶手段(例えば、ROM12)に記憶される。記憶されたシミュレート係数は、次回以降のシミュレーション処理(フルシミュレーション、第1簡易シミュレーション、第2簡易シミュレーション)によって用いられる。
以上説明した処理によれば、第1簡易シミュレーション結果とフルシミュレーション結果が一致していれば、該フルシミュレーション結果に基いて、濃度補正処理が行われる(以下、「レベル1の処理」という。)。
また、第2簡易シミュレーション結果とフルシミュレーション結果が一致していれば、該フルシミュレーション結果を補正し、補正されたフルシミュレーション結果に基いて、濃度補正処理が行われる(以下、「レベル2の処理」という。)。
また、第2簡易シミュレーション結果とフルシミュレーション結果が一致していない場合、または、ユーザが印刷結果に満足しない場合は、フルシミュレーションを再度行う。そして、再度行ったフルシミュレーション結果に基いて、濃度補正処理が行われる(以下、「レベル3の処理」という。)。
また、ユーザがフルシミュレーション結果に基く濃度補正処理(印刷処理)に満足しない場合は、シミュレート係数を更新する(以下、「レベル4の処理」という。)。
また、第2簡易シミュレーション結果とフルシミュレーション結果が一致していれば、該フルシミュレーション結果を補正し、補正されたフルシミュレーション結果に基いて、濃度補正処理が行われる(以下、「レベル2の処理」という。)。
また、第2簡易シミュレーション結果とフルシミュレーション結果が一致していない場合、または、ユーザが印刷結果に満足しない場合は、フルシミュレーションを再度行う。そして、再度行ったフルシミュレーション結果に基いて、濃度補正処理が行われる(以下、「レベル3の処理」という。)。
また、ユーザがフルシミュレーション結果に基く濃度補正処理(印刷処理)に満足しない場合は、シミュレート係数を更新する(以下、「レベル4の処理」という。)。
図14は、各レベルの処理の相違を示した表である。
レベル1の処理では、第1簡易シミュレーションのみが実行されるため、既存のフルシミュレーション結果を用いることができる。したがって、新たにフルシミュレーションを行う必要がない。
レベル1の処理では、第1簡易シミュレーションのみが実行されるため、既存のフルシミュレーション結果を用いることができる。したがって、新たにフルシミュレーションを行う必要がない。
レベル2の処理では、第2簡易シミュレーションが実行され、その結果に基いて既存のフルシミュレーション結果を補正し、補正されたフルシミュレーション結果を用いることができる。したがって、新たにフルシミュレーションを行う必要がない。
レベル3の処理では、新たにフルシミュレーションを行い、該フルシミュレーション結果に基いて、濃度補正パラメータが更新される。そして、更新された濃度補正パラメータと濃度カーブは、次回以降のシミュレーション処理(フルシミュレーション、第1簡易シミュレーション、第2簡易シミュレーション)によって用いられる。
レベル4の処理では、形成したパッチ画像の測定値に基いて、フルシミュレーションで用いるシミュレート係数を更新する。なお、プリンタ200が濃度センサを有していない場合は、外部測定器によって、パッチ画像の濃度値が測定される。
以上説明した第1実施形態によれば、第1簡易シミュレーション結果とフルシミュレーション結果が一致していれば、該フルシミュレーション結果に基いて、濃度補正処理が行われる。また、第2簡易シミュレーション結果とフルシミュレーション結果が一致していれば、該フルシミュレーション結果を補正し、補正されたフルシミュレーション結果に基いて、濃度補正処理が行われる。また、第2簡易シミュレーション結果とフルシミュレーション結果が一致していない場合、または、ユーザが印刷結果に満足しない場合は、フルシミュレーションを再度行う。そして、再度行ったフルシミュレーション結果に基いて、濃度補正処理が行われる。また、ユーザがフルシミュレーション結果に基く濃度補正処理(印刷処理)に満足しない場合は、シミュレート係数を更新する。これにより、既存のフルシミュレーション結果を有効に活用することができ、フルシミュレーションの実行回数を削減することができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態においては、第2簡易シミュレーションを行った場合は、フルシミュレーション結果との比較を行なわない。
本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態においては、第2簡易シミュレーションを行った場合は、フルシミュレーション結果との比較を行なわない。
図15は、第2実施形態における通常印刷処理のフローチャートである。
S41において、S11〜S14の処理(図10参照)を行う。
S42、S43、S44、S45、S46の処理は、それぞれ、S15、S16、S19、S20、S21の処理と同じである。ただし、第2簡易シミュレーションを実行した(S43)あと、フルシミュレーション結果との比較を行なうことなく、補正係数を算出する。
S47〜S49の処理は、S22〜S31の処理と同じである。
S41において、S11〜S14の処理(図10参照)を行う。
S42、S43、S44、S45、S46の処理は、それぞれ、S15、S16、S19、S20、S21の処理と同じである。ただし、第2簡易シミュレーションを実行した(S43)あと、フルシミュレーション結果との比較を行なうことなく、補正係数を算出する。
S47〜S49の処理は、S22〜S31の処理と同じである。
以上説明した第2実施形態によれば、第1簡易シミュレーション結果とフルシミュレーション結果が一致していれば、該フルシミュレーション結果に基いて、濃度補正処理が行われる。また、第2簡易シミュレーション結果とフルシミュレーション結果が一致していれば、該フルシミュレーション結果を補正し、補正されたフルシミュレーション結果に基いて、濃度補正処理が行われる。また、第2簡易シミュレーション結果とフルシミュレーション結果が一致していない場合、または、ユーザが印刷結果に満足しない場合は、フルシミュレーションを再度行う。そして、再度行ったフルシミュレーション結果に基いて、濃度補正処理が行われる。また、ユーザがフルシミュレーション結果に基く濃度補正処理(印刷処理)に満足しない場合は、シミュレート係数を更新する。さらに、第2簡易シミュレーションを行った場合は、フルシミュレーション結果との比較を行わずに印刷を行い、ユーザ入力に基いてフルシミュレーションを再度行うか否かを決定する。これにより、フルシミュレーションの実行回数を削減することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはいうまでもよい。
また、上述した各フローチャートは単なる一例であり、該各フローチャートの処理と同等の結果を得ることできるものであれば、他のフローチャートによって処理を実現してもよい。
さらに、上述したフローチャートの一部の処理を省略、または、別の処理を追加してもよい。
また、上述した各フローチャートは単なる一例であり、該各フローチャートの処理と同等の結果を得ることできるものであれば、他のフローチャートによって処理を実現してもよい。
さらに、上述したフローチャートの一部の処理を省略、または、別の処理を追加してもよい。
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 入力I/F
15 通信I/F
100 コンピュータ
200 プリンタ
12 ROM
13 RAM
14 入力I/F
15 通信I/F
100 コンピュータ
200 プリンタ
Claims (12)
- 第1記憶手段に記憶されているシミュレート用パラメータに基いて、全濃度値のうち、第1の所定個数の濃度値のシミュレーション値を算出し、
前記第1記憶手段に記憶されたシミュレート用パラメータに基いて算出された前記全濃度値のフルシミュレーション値のうち、前記第1の所定個数の濃度値に対応するシミュレーション値を第2記憶手段から取得し、
前記算出したシミュレーション値と前記取得したシミュレーション値とを比較し、
一致している場合は、
前記第2記憶手段に記憶されているフルシミュレーション値に基いて、印刷データを補正し、
一致していない場合は、
前記第1記憶手段に記憶されているシミュレート用パラメータに基いて、全濃度値のうち、前記第1の所定個数よりも多い第2の所定個数の濃度値のシミュレーション値を算出し、
前記算出したシミュレーション値に基いて、前記フルシミュレーション値を補正し、
前記補正したフルシミュレーション値に基いて、印刷データを補正する、
画像処理方法。 - 所定の条件を満たしたときに、
前記第1記憶手段に記憶されているシミュレート用パラメータに基いて、全濃度値のフルシミュレーション値を算出し、
前記算出したフルシミュレーション値に基いて、前記第2記憶手段を更新する、
請求項1の画像処理方法。 - 前記所定の条件は、
前記第2の所定個数の濃度値のシミュレーション値と前記取得したシミュレーション値とが一致していない、及び/または、
全濃度値のフルシミュレーション値の算出指示に関する入力を受け付けた、
である請求項2の画像処理方法。 - 所定のユーザ入力を受け付けたときに、
測定用画像を印刷し、
前記印刷した測定用画像の濃度を測定し、
前記測定した濃度に基いて、前記シミュレート用パラメータを算出し、
算出したシミュレート用パラメータに基いて、前記第1記憶手段を更新する、
請求項1乃至請求項3の画像処理方法。 - コンピュータに、
第1記憶手段に記憶されているシミュレート用パラメータに基いて、全濃度値のうち、第1の所定個数の濃度値のシミュレーション値を算出するステップ、
前記第1記憶手段に記憶されたシミュレート用パラメータに基いて算出された前記全濃度値のフルシミュレーション値のうち、前記第1の所定個数の濃度値に対応するシミュレーション値を第2記憶手段から取得するステップ、
前記算出したシミュレーション値と前記取得したシミュレーション値とを比較するステップ、
一致している場合は、
前記第2記憶手段に記憶されているフルシミュレーション値に基いて、印刷データを補正するステップ、
一致していない場合は、
前記第1記憶手段に記憶されているシミュレート用パラメータに基いて、全濃度値のうち、前記第1の所定個数よりも多い第2の所定個数の濃度値のシミュレーション値を算出するステップ、
前記算出したシミュレーション値に基いて、前記フルシミュレーション値を補正するステップ、
前記補正したフルシミュレーション値に基いて、印刷データを補正するステップ、
を実行させるための画像処理プログラム。 - 所定の条件を満たしたときに、
前記第1記憶手段に記憶されているシミュレート用パラメータに基いて、全濃度値のフルシミュレーション値を算出するステップ、
前記算出したフルシミュレーション値に基いて、前記第2記憶手段を更新するステップ、
をコンピュータに実行させるための請求項5の画像処理プログラム。 - 前記所定の条件は、
前記第2の所定個数の濃度値のシミュレーション値と前記取得したシミュレーション値とが一致していない、及び/または、
全濃度値のフルシミュレーション値の算出指示に関する入力を受け付けた、
である請求項6の画像処理プログラム。 - 所定のユーザ入力を受け付けたときに、
測定用画像を印刷するステップ、
前記印刷した測定用画像の濃度を測定するステップ、
前記測定した濃度に基いて、前記シミュレート用パラメータを算出するステップ、
算出したシミュレート用パラメータに基いて、前記第1記憶手段を更新するステップ、
をコンピュータに実行させる請求項5乃至請求項7の画像処理プログラム。 - シミュレート用パラメータを記憶する第1記憶手段と、
前記第1記憶手段に記憶されたシミュレート用パラメータに基いて算出された前記全濃度値のフルシミュレーション値を記憶する第2記憶手段と、
前記第1記憶手段に記憶されているシミュレート用パラメータに基いて、全濃度値のうち、第1の所定個数の濃度値のシミュレーション値を算出する第1シミュレート値算出手段と、
前記第1記憶手段に記憶されたシミュレート用パラメータに基いて算出された前記全濃度値のフルシミュレーション値のうち、前記第1の所定個数の濃度値に対応するシミュレーション値を第2記憶手段から取得する第1取得手段と、
前記算出したシミュレーション値と前記取得したシミュレーション値とを比較する比較手段と、
一致している場合に、前記第2記憶手段に記憶されているフルシミュレーション値に基いて、印刷データを補正する手段と、
一致していない場合に、前記第1記憶手段に記憶されているシミュレート用パラメータに基いて、全濃度値のうち、前記第1の所定個数よりも多い第2の所定個数の濃度値のシミュレーション値を算出する第2シミュレート値算出手段と、
一致していない場合に、前記算出したシミュレーション値に基いて、前記フルシミュレーション値を補正するフルシミュレーション値補正手段と、
一致していない場合に、前記補正したフルシミュレーション値に基いて、印刷データを補正する印刷データ補正手段と、
を有する画像処理装置。 - 所定の条件を満たしたときに、前記第1記憶手段に記憶されているシミュレート用パラメータに基いて、全濃度値のフルシミュレーション値を算出するフルシミュレーション値算出手段と、
所定の条件を満たしたときに、前記算出したフルシミュレーション値に基いて、前記第2記憶手段を更新する更新手段と、
を有する請求項9の画像処理装置。 - 前記所定の条件は、
前記第2の所定個数の濃度値のシミュレーション値と前記取得したシミュレーション値とが一致していない、及び/または、
全濃度値のフルシミュレーション値の算出指示に関する入力を受け付けた、
である請求項10の画像処理装置。 - 所定のユーザ入力を受け付けたときに、測定用画像を印刷する測定用画像印刷手段と、
所定のユーザ入力を受け付けたときに、前記印刷した測定用画像の濃度を測定する測定手段と、
所定のユーザ入力を受け付けたときに、前記測定した濃度に基いて、前記シミュレート用パラメータを算出するシミュレート用パラメータ算出手段と、
所定のユーザ入力を受け付けたときに、算出したシミュレート用パラメータに基いて、前記第1記憶手段を更新する第1記憶手段更新手段と、
を備える請求項9乃至請求項11の画像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008072817A JP2009232001A (ja) | 2008-03-21 | 2008-03-21 | 画像処理方法、画像処理プログラム、画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008072817A JP2009232001A (ja) | 2008-03-21 | 2008-03-21 | 画像処理方法、画像処理プログラム、画像処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009232001A true JP2009232001A (ja) | 2009-10-08 |
Family
ID=41246942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008072817A Pending JP2009232001A (ja) | 2008-03-21 | 2008-03-21 | 画像処理方法、画像処理プログラム、画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009232001A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109543267A (zh) * | 2018-11-13 | 2019-03-29 | 福州大学 | 基于图像处理的工艺品表面喷涂仿真与优化方法 |
| US12541165B2 (en) | 2023-04-20 | 2026-02-03 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus that can adjust the timing of performing image density correction |
-
2008
- 2008-03-21 JP JP2008072817A patent/JP2009232001A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109543267A (zh) * | 2018-11-13 | 2019-03-29 | 福州大学 | 基于图像处理的工艺品表面喷涂仿真与优化方法 |
| CN109543267B (zh) * | 2018-11-13 | 2023-05-26 | 福州大学 | 基于图像处理的工艺品表面喷涂仿真与优化方法 |
| US12541165B2 (en) | 2023-04-20 | 2026-02-03 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus that can adjust the timing of performing image density correction |
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