JP2009232184A - 半導体集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイナミックコンパレータのモード切替時に影響されることなく、後段回路用に正確に入力信号電位をサンプリングできる回路を提供する。
【解決手段】入力信号源(60)と後段回路(90)との間にサンプリング回路(20)が接続され、入力信号源(60)とダイナミックコンパレータ(70)の入力端子(8)との間に入力信号用スイッチ(30)が接続され、さらに、コンパレータ用キャパシタ(40)の一端は入力信号用スイッチ(30)と入力端子(8)と間に接続され、他端は固定電位に接続されたコンパレータ回路で構成される。タイミング制御回路(50)は、ダイナミックコンパレータが待機モードから比較モードへの切替の前に、入力信号用スイッチ(30)を遮断状態にする制御信号を出力し、切替の後に、サンプリング回路(20)のサンプリングを終了させる制御信号を出力する。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体集積回路に関し、特にコンパレータとサンプリング回路を有する半導体集積回路に関する。
近年、電子機器内に用いられる電気信号の高速化や、電子機器内で使われている半導体装置全体の回路規模が大きくなってきていることから、半導体装置の小型化、低消費電力化が求められてきている。これに伴い、半導体装置の基本回路構成の一つであるコンパレータ自体の小型化や低消費電力化が重要となってきている。ここで、コンパレータとは、二つの入力電圧を比較し、その大小関係をデジタル値として出力させるアナログ/デジタル(A/D)変換を行う装置である。
このコンパレータ回路において、特許文献1に開示されたダイナミックコンパレータ回路は、従来のコンパレータ回路と比較し、比較的回路規模が小さいにもかかわらず、入力電圧差に対する感度が高く、また待機及び動作時の消費電力が低いという利点を有している。このため、ダイナミックコンパレータは近年幅広く用いられるようになってきている。
図1は、特許文献1に開示されたダイナミックコンパレータ70の回路図である。図1を用いて、ダイナミックコンパレータ70の構成及び動作を説明する。
図1において、ダイナミックコンパレータ70は、一対の交叉結合されたN型トランジスタMN2、MN3により構成される第1のフリップフロップと、第1のフリップフロップを構成するN型トランジスタMN2、MN3とソース及びドレインをそれぞれ共通にする初段入力信号用トランジスタ71、72を備える。
また、第1のフリップフロップとは異極性の一対の交叉結合されたP型トランジスタMP1、MP2により構成される第2のフリップフロップと、第2のフリップフロップを構成するP型トランジスタMP1、MP2とソース及びドレインをそれぞれ共通にするP型トランジスタMP0、MP3を備える。
さらに、P型トランジスタMP1、MP2のドレインと、N型トランジスタMN2、MN3のドレインとの間に、N型トランジスタMN6、MN7のドレインとソースがそれぞれ接続されている。P型トランジスタMP0、MP3、N型トランジスタMN6、MN7のゲートはモード切替端子4に接続され、モード切替端子にはパルス信号が入力される。初段入力信号用トランジスタ71、72のゲートは、入力信号用入力端子8と基準電位用入力端子9にそれぞれ接続され、比較すべき電圧が外部から入力される。
また、N型トランジスタMN6、MN7のドレインは、出力ノードCMPB、CMPにそれぞれ接続される。さらに、N型トランジスタMN2、MN3、初段入力信号用トランジスタ71、72、及びN型トランジスタMN8、MN9のソースは、低電位電源Vssに接続される。一方、P型トランジスタMP0、MP1、MP2、MP3、MP4、MP5は高電位の電源Vddに接続される。
次に図1を参照して、ダイナミックコンパレータ70の動作を説明する。ダイナミックコンパレータ70は二つの動作モード、待機モード、比較モードを有する。
モード切替端子4がLowレベルの時に、待機モードに入る。待機モードでは、出力ノードCMPB、CMPがHighレベルにリセットされる。それと同時に、比較モードに入ったときに、N型トランジスタMN2、MN3で構成される第1のフリップフロップへ電流注入するための動作準備を行う。
モード切替端子4がHighレベルになると、比較モードに入る。比較モードでは、入力信号用入力端子8と、基準電位用入力端子9との電位差を比較し、その結果を出力ノードCMPに論理信号電圧で出力する。図1を用いて、具体的な動作を説明する。
モード切替端子4がLowレベルからHighレベルに遷移した場合、P型トランジスタMP0、MP3は非導通状態となり、N型トランジスタMN6、MN7は導通状態となる。N型トランジスタMN6、MN7を介して入力ノードCN1、CN2に電流が流れ、入力ノードCN1、CN2の電位が上昇し始める。ここで、例えば、入力信号用入力端子8のほうが基準電位用入力端子9よりも電位が高い場合、初段入力信号用トランジスタ71と比較し、初段入力信号用トランジスタ72を流れる電流のほうが小さいため、入力ノードCN2の電位の方が入力ノードCN1の電位よりも先に、N型トランジスタMN2の閾値電圧を超える。その結果、N型トランジスタMN2にも電流が流れ始め、入力ノードCN1の電位は増加しなくなる。一方、入力ノードCN2は電位が増加し続け、入力ノードCN1と入力ノードCN2との電位差が急激に増加する。
この電位差は、P型トランジスタMP1、MP2で構成される第2のフリップフロップに伝えられ、同様に、出力ノードCMPBと出力ノードCMPとの電位差が急激に増加する。
つまり、ダイナミックコンパレータ70は、2重のフリップフロップにより、入力ノードCN1と入力ノードCN2との電位差を増加させているため、入力電位差に対し非常に高感度でかつ、入力信号に対しての出力応答が高速なコンパレータの機能を実現することができる。
なお、この種のコンパレータを用いた応用回路としては、特許文献2に開示されたコンパレータ回路がある。
特公平02−34490号公報 特開2002−237743号公報
発明者によれば、ダイナミックコンパレータ70の入力信号に対する出力応答が高速であるという特徴を生かし、A/D変換器(コンバータ)等の離散時間処理系の入力側に用いることが考えられる。なお、以下は発明者の考察に基づく。
図2は、A/Dコンバータ等の信号処理回路90の入力側に、ダイナミックコンパレータ70を用いた回路の一例を示している。この例では、ダイナミックコンパレータ70は、信号処理回路90に信号が入力される前に、アナログ入力信号源60の入力信号電位が信号処理回路90の入力信号レベルの上限を超えていないか判断するために用いられる。
図2の回路の動作を、図3のタイミングチャートを用いて説明する。まず、サンプリング時間制御用スイッチ22を導通状態にし、サンプリング回路20のサンプリング用入力電位保持部24に入力信号電位をサンプリングする(102の時点)。入力電位保持部24が充電されたところで、サンプリング時間制御用スイッチ22を遮断状態にする。次にモード切替端子4をHighレベルにして、ダイナミックコンパレータ70を待機モードから比較モードに切替える(104の時点)。これにより、入力信号電位と、信号処理回路90の入力信号レベルの上限電位である基準電位3とを比較する。比較結果は信号線を通じて、信号処理回路90に伝達される。信号処理回路90は、入力信号電位が基準電位3以下であれば、サンプリング回路20の出力電位に対して信号処理動作を行う。
ここで、サンプリング時間制御用スイッチ22を非導通状態にしてから、モード切替端子4を切り替えることが重要である。このタイミングが重要であるのは、発明者の考察によれば、ダイナミックコンパレータ70は、モード切替端子4によりモード切替を行うときに、ダイナミックコンパレータ70の入力端子(8,9)にキックバックノイズが発生し、サンプリング電位が変動するのを防ぐためである。
発明者の考察に基づき、キックバックノイズが発生するメカニズムを次に説明する。図1において、ダイナミックコンパレータ70を待機モードから比較モードに切り替えるために、モード切替端子4をLowレベルからHighレベルに切替える場合、N型トランジスタMN6は非導通状態から導通状態に遷移する。このとき、N型トランジスタMN6のゲートの電位は急激に変化するため、入力ノードCN1に急激に電流が流れ込む。その結果、入力ノードCN1の電位が瞬時に変動し、電位変動は、2重のフリップフロップにより急激に増幅される。この電位変動は、初段入力信号トランジスタ71の寄生容量を含むドレイン・ゲート間容量により、キックバックノイズとして、入力ノードCN1から入力信号用入力端子8に回り込むことになる。
従って、図2に示すような回路においては、ダイナミックコンパレータ70からのキックバックノイズを避けるために、サンプリング回路20におけるサンプリングを終了させる時点は、ダイナミックコンパレータ70を待機モードから比較モードに切り替える前までに限られる。
一方、近年、図2に示すような離散処理時間処理系の回路では、クロック信号の高速化に伴い、充分なサンプリング時間を確保することが難しくなってきた。つまり、高速化に伴い、ダイナミックコンパレータ70のモード切替タイミング(図3における106の時点から104の時点までの時間(待機モード))が短くなり、サンプリング時間は短くならざるを得なくなる。サンプリングが不十分だと、入力信号電位をサンプリング回路20が保持できず、動作不良が発生してしまう。
従って、充分なサンプリング時間を確保するために、ダイナミックコンパレータ70のモード切替後にサンプリングを終了させても、ダイナミックコンパレータ70のモード切替がサンプリング電位を変動させない回路が望まれる。
課題を解決するために、本発明の半導体主席回路では、入力信号源は、サンプリング回路の入力端子とダイナミックコンパレータの入力端子とに接続され、前記入力信号源と前記ダイナミックコンパレータの入力端子の間にスイッチが接続される。さらに、本発明の半導体集積回路は、前記スイッチと前記ダイナミックコンパレータの入力端子との間に一端が接続され、他端は固定電位に接続されたキャパシタを有する。このコンパレータ回路において、ダイナミックコンパレータが待機モードから比較モードに切り替わる前にスイッチを導通状態から遮断状態にし、ダイナミックコンパレータが待機モードから比較モードに切り替わった後にサンプリングを終了させる。
本発明によると、ダイナミックコンパレータのモード切替が、サンプリング回路のサンプリング電位に影響を与えないようにすることができるため、ダイナミックコンパレータのモード切替後にサンプリングを終了させることができる。
[第1の実施例]
本発明の第1の実施例を図4及び図5を用いて説明する。はじめに第1の実施例の構成を、図4を用いて説明する。なお、図4,12,13のダイナミックコンパレータ70は、図1に示すダイナミックコンパレータ70と同一である。また、図6,14,15,17に示す78の内部回路は、図1のダイナミックコンパレータの内部回路78と同一である。
ダイナミックコンパレータ70の入力信号用入力端子8と、入力信号源60とは、入力信号用スイッチ30を介して接続されている。入力信号用スイッチ30は、ダイナミックコンパレータ70からキックバックノイズが発生した場合に、入力信号源60側にキックバックノイズが回り込まないように回路を遮断するために用いられる。コンパレータ用キャパシタ40の一端は、入力信号用スイッチ30と入力信号用入力端子8との間に接続され、コンパレータ用キャパシタ40の他端は固定電位に接続されている。コンパレータ用キャパシタ40は、入力信号用スイッチ30が遮断状態の時に、入力信号用入力端子8の電位が保持されるように設けられている。
入力信号源60は、サンプリング回路20のサンプリング用電位入力端子26にも接続されている。サンプリング回路20のサンプリング回路電位出力端子25は、信号処理回路90に接続され、サンプリングされた入力電位を、信号処理回路90に出力する。サンプリング回路20は、サンプリング用電位入力端子26から入力された電位を一時的に保持し、信号処理回路90に出力するために設けられている。
サンプリング回路20は、サンプリング時間制御スイッチ22と、サンプリング用入力電位保持部24とで構成されている。サンプリング時間制御スイッチ22とサンプリング用入力電位保持部24とは直列に接続され、サンプリング時間制御スイッチ22が導通している間、サンプリング用電位入力端子26からの入力電位をサンプリング用入力電位保持部24に充電させる。サンプリング用入力電位保持部24は、キャパシタを含み、最も簡単な構成例としては、一端が信号線に接続され、他端は固定電位に接続されているキャパシタである。ここで、サンプリング用入力電位保持部24のキャパシタの容量は、コンパレータ用キャパシタ40の容量と比較し大きい。これは、一般に、ダイナミックコンパレータ70で入力信号電位を用いた比較動作に要する時間と比較し、信号処理回路90で入力信号電位を用いた信号処理時間の方が長いためである。このため、コンパレータ用キャパシタ40の充電時間と比較し、サンプリング回路20のサンプリング時間は長くなる。
サンプリング用入力電位保持部24がキャパシタのみで構成されている場合、信号処理回路90の入力インピーダンスが低いと、信号処理回路90の処理中にサンプリング用入力電位保持部24の電位が低下してしまうおそれがある。その場合は、図19に示すようなサンプリング回路20を用いる方がよい。図19の回路では、サンプリング用入力電位保持部24には、サンプリング回路電位出力端子25とキャパシタの間に差動入力回路が介在している。このためキャパシタの電荷が直接信号処理回路90に流れ込むことはなく、サンプリング電位の低下を抑制することができる。
信号処理回路90は、ダイナミックコンパレータ70による比較後に、ダイナミックコンパレータ70の入力信号電位を入力信号として使用する回路である。信号処理回路90が用いられる例としては、パイプライン型A/Dコンバータ等の逐次比較型A/Dコンバータがあげられる。例えば、入力信号電位が信号処理回路90の入力信号レベルの上限以下であるかどうかを、あらかじめダイナミックコンパレータ70で判断させる、などの使い方がある。
図20にパイプライン型A/Dコンバータ回路の例を示す。パイプライン型A/Dコンバータは、複数のADコンバータ部95と、論理回路94とA/Dコンバータ96から構成される。ADコンバータ部95は、入力された信号電位を一度A/Dコンバータでデジタル出力した後、そのデジタル出力値を再度D/Aコンバータでアナログ変換電位に変換し、信号電位からアナログ変換電位を減算回路により差し引いた上で電位を定数倍し出力する。この出力は次のADコンバータ部95の入力電位として与えられ、同様の処理が行われる。このようにして、ADコンバータ部95の数だけ、それぞれのADコンバータ部95で逐次実行される。論理回路94は、各ADコンバータ部95のデジタル出力値を規則に沿ってデジタルデータにして、A/Dコンバータ出力端子93にデジタル信号として出力する。このように信号入力端子92から入力された信号電位を、複数のADコンバータ部95で逐次A/DおよびD/A変換するため、変換途中で入力電位が変動してしまうと、A/Dコンバータ出力端子93に出力されるデータに変換誤差が発生する。これを避けるために、信号処理回路90の前に、サンプリング回路20が設けられる。
ダイナミックコンパレータ70の基準電位用入力端子9は、基準電位3に接続され、基準電位3と入力信号用入力端子8の電位とを比較し、比較結果を出力端子5に出力する。ダイナミックコンパレータ70のモード切替端子4は、ダイナミックコンパレータ70を待機モードと比較モードとに切替えるための制御端子である。
タイミング制御回路50のサンプリング時間制御信号出力端子53と入力信号用スイッチ制御信号出力端子54とダイナミックコンパレータ制御信号出力端子52は、それぞれ、サンプリング回路20のサンプリング時間制御信号入力端子23と、入力信号用スイッチ30と、ダイナミックコンパレータ70のモード切替端子4とに接続されている。タイミング制御回路50は、制御信号入力1に対して、入力信号用スイッチ30を遮断状態にする制御信号を入力信号用スイッチ制御信号出力端子54から出力後、ダイナミックコンパレータ制御信号出力端子52からダイナミックコンパレータ70を待機モードから比較モードに切替える制御信号を出力し、所定時間経過後、サンプリング時間制御信号出力端子53からサンプリング回路20のサンプリングを終了させる制御信号を出力する。
次に第1の実施例の動作について、図5に示すタイミングチャートを参照して説明する。はじめに、サンプリング時間制御用スイッチ22を導通状態にし、サンプリング回路20により、入力信号源60の電位に対してサンプリングを開始する。また、入力信号用スイッチ30を導通状態にし、入力信号源60の電位を、コンパレータ用キャパシタ40に充電する。これは図5の102の時点に対応する。この時点では、ダイナミックコンパレータ70は、待機モードに設定されている。
入力信号源60の電位と基準電位3とをダイナミックコンパレータ70で比較するために、まず入力信号用スイッチ30を遮断状態にする。これは図5の103の時点に対応する。次に、モード切替端子4をHighレベルにして、ダイナミックコンパレータ70を待機モードから比較モードに遷移させる。これは図5の104の時点に対応する。比較モード開始時点では、入力信号用スイッチ30は遮断状態になっているが、コンパレータ用キャパシタ40により、入力信号用入力端子8の電位は、入力信号源60の電位に保たれている。ダイナミックコンパレータ70は、入力信号用入力端子8の電位と、基準電位3との比較を開始する。
比較モード開始後で、サンプリングに充分な時間経過後に、サンプリング時間制御用スイッチ22を遮断状態にし、サンプリングを終了させる。これは図5の105の時点に対応する。以上のタイミング制御は、すべてタイミング制御回路50によって実行される。
以上のように、本発明では入力信号用スイッチ30が設けられているため、比較モード開始時点(104の時点)でのキックバックノイズが、サンプリング回路20に回り込むのを抑制している。この効果により、比較モード開始前までに、サンプリングを終了させる必要がなくなる。つまり、比較モード開始後に、サンプリングを終了することができるため、サンプリングに必要かつ充分な時間を確保することができる。
したがって、ダイナミックコンパレータを含むシステムが高速化して、サンプリング開始から比較モード開始時点までの時間が短縮されても、サンプリング開始からサンプリング終了までの時間を短くする必要はないため、本発明は高速動作時に特に有利な回路である。
[第2の実施例]
図6に第2の実施例の回路を示す。図6ではダイナミックコンパレータ70の初段入力信号用トランジスタ71、72のみ示してある。ダイナミックコンパレータラッチ回路部78は初段入力信号用トランジスタ以外のダイナミックコンパレータ回路の内部回路を示している。第2の実施例と第1の実施例との差異は、基準電位3と基準電位用入力端子9との間に、基準電位用スイッチ32とコンパレータ基準電位用キャパシタ42が接続されている点である。基準電位用スイッチ32は、入力信号用スイッチ30とともに、タイミング制御回路50の入力信号用スイッチ制御信号出力端子54の出力信号により制御される。コンパレータ基準電位用キャパシタ42は、基準電位用スイッチ32が遮断状態になった時でも、基準電位用入力端子9に基準電位3を与えるために接続されている。
第2の実施例では、基準電位3側にも基準電位用スイッチ32が接続されているため、次のような新たな効果が得られる。第1の新たな効果は、待機モードから比較モードへの切替時に発生するキックバックノイズが、基準電位3側に回り込むのを抑制することができることである。
また、第2の新たな効果は、入力信号用スイッチ30から発生するスイッチングノイズがダイナミックコンパレータ70の出力結果に及ぼす影響を小さくすることができることである。第2の実施例では、入力信号側と基準電位3側とも、スイッチ(30,32)及びキャパシタ(40,42)が接続され対称な回路構成となっている。そのため、スイッチ(30,32)が導通・遮断状態に遷移したときに発生するスイッチングノイズの影響も等価となる。その結果、スイッチングノイズがダイナミックコンパレータ70の比較結果に及ぼす影響を小さくすることができる。
[第3の実施例]
第3の実施例のレイアウトを図7に示す。図7は、第2の実施例の回路をチップ上に配置したときの、チップを上からみたときのレイアウト図を示している。第2の実施例の回路構成において、入力信号用スイッチ30とコンパレータ用キャパシタ40と第1の初段入力信号用トランジスタ71と、それぞれに対応する、基準電位用スイッチ32とコンパレータ基準電位用キャパシタ42と第2の初段入力信号用トランジスタ72とが、線対称な位置にレイアウト上で配置されていることを特徴とする。図7では、入力信号用スイッチ30、コンパレータ用キャパシタ40、第1の初段入力信号用トランジスタ71が順番に配置されているが、配置の順番は異なってもかまわない。
第3の実施例では、第2の実施例の回路に対してさらに、レイアウト上でも、入力信号60側と基準電位3側の、スイッチ(30、32)、キャパシタ(40、42)、初段入力信号トランジスタ(71、72)が、それぞれ線対称な位置に配置されているため、閾値電圧や酸化膜厚等のばらつきの影響が同じになり、ばらつきに起因するランダムオフセットによる影響を軽減することができる。その結果、新たな効果として、製造工程上の特性ばらつきに強いコンパレータが得られる。
[第4の実施例]
第4の実施例を図8に示す。タイミング制御回路50は、第2遅延回路56と、第1遅延回路57と、AND回路171、NOR回路173、インバータ回路174で構成されている。スイッチ制御信号出力端子54は、NOR回路173の出力に接続され、NOR回路173の入力には、タイミング制御信号入力端子51と第2遅延回路56の出力とが接続されている。サンプリング時間制御信号出力端子53は、第2遅延回路56の出力にインバータ回路174を介して接続されている。また、ダイナミックコンパレータ制御信号出力端子52は、AND回路171の出力に接続され、AND回路171の入力には、タイミング制御信号入力端子51と第1遅延回路57の出力とが接続されている。
次に図5と図8を用いて、タイミング制御回路50の動作を説明する。はじめに図5の106の時点から説明する。この時点では、サンプリング時間制御信号出力端子53と入力信号用スイッチ制御信号出力端子54はLowレベルとなっている。タイミング制御信号入力端子51がHighレベルからLowレベルに切り替わると、AND回路171の出力はLowレベルになり、ダイナミックコンパレータ制御信号出力端子52はHighレベルからLowレベルに切り替わる。また、第2遅延回路56と第1遅延回路57の入力がHighレベルからLowレベルに切り替わるため、それぞれ所定時間経過後、それぞれの出力は、HighレベルからLowレベルに切り替わる。
第2遅延回路56の出力がHighレベルからLowレベルに切り替わると、NOR回路173の2つの入力は共にLowレベルとなるため、スイッチ制御信号出力端子54はHighレベルになる。また、第2遅延回路56の出力がLowレベルとなるため、サンプリング時間制御信号出力端子53もHighレベルとなる。これは図5における102の時点に対応する。なお、この時点では、第1遅延回路57の動作は、これら出力端子52,53,54の制御には関与しない。
次にタイミング制御信号入力端子51をLowレベルからHighレベルに切り替えた時の動作を説明する。これは図5の103の時点に対応する。タイミング制御信号入力端子51がHighレベルになると、NOR回路173の入力の一方がHighレベルとなるため、入力信号用スイッチ制御信号出力端子54はLowレベルとなる。
第2遅延回路56と第1遅延回路57の出力は、各々の所定時間経過後、各々LowレベルからHighレベルに切り替わる。ここで、第2遅延回路56の遅延時間の方が、第1遅延回路57の遅延時間よりも長く設定しておく。第1遅延回路の出力がHighレベルになると、AND回路171の入力は共にHighレベルとなるため、ダイナミックコンパレータ制御信号出力端子52はHighレベルになる。これは、図5の104の時点に対応する。
次に、第2遅延回路56の出力がHighレベルになると、サンプリング時間制御信号出力端子53はLowレベルになる。これは図5の105の時点に対応する。
このように、図8に示すタイミング制御回路50により、図5に示すタイミングチャートの通りに自動的にコンパレータ回路を制御することができる。
図9に第4の実施例を例示したものを示す。入力信号用スイッチ30と、サンプリング時間制御スイッチ22はN型トランジスタで構成される。入力信号用スイッチ30のゲートは、入力信号用スイッチ制御信号出力端子54に接続され、サンプリング時間制御スイッチ22のゲートは、サンプリング時間制御信号出力端子53に接続される。第2遅延回路56は直列に接続された偶数個のインバータで構成され、第1遅延回路57は偶数個でかつ第2遅延回路56のインバータよりも少ない数のインバータが直列に接続される。
ここで、タイミング制御信号入力端子51がHighレベルからLowレベルに切り替わると、AND回路171の入力の一方がLowレベルになるため、AND回路171の出力、つまりダイナミックコンパレータ制御信号出力端子52はLowレベルとなり、ダイナミックコンパレータ70は、待機モードに移行する(図5の106の時点)。次に、第2遅延回路56の出力が、所定時間経過後HighレベルからLowレベルに切り替わると、インバータ回路174により、サンプリング時間制御信号出力端子53はHighレベルとなり、サンプリング時間制御スイッチ22が導通状態となり、サンプリングが開始される。また、NOR回路173の2つの入力は共にLowレベルとなるため、入力信号用スイッチ制御信号出力端子54はHighレベルとなり、入力信号用スイッチ30も導通状態となる(図5の102の時点)。
タイミング制御信号入力端子51がLowレベルからHighレベルに切り替わると、NOR回路173の一方の入力がHighレベルとなるため、入力信号用スイッチ制御信号出力端子54はLowレベルとなり、入力信号用スイッチ30は遮断状態となる(図5の103の時点)。次に第1遅延回路57の出力が所定時間経過後Highレベルになると、AND回路171の2つの入力は共にHighレベルとなるため、ダイナミックコンパレータ制御信号出力端子52はHighレベルとなり、ダイナミックコンパレータ70は、比較モードに移行する(図5の104の時点)。次に第2遅延回路56の出力が所定時間経過後Highレベルになると、サンプリング時間制御信号出力端子53はLowレベルとなり、サンプリング時間制御スイッチ22は遮断状態となる(図5の105の時点)。ここで、NOR回路173の一方の入力は、図5の103の時点でHighレベルとなっているため、入力信号用スイッチ制御信号出力端子54は第2遅延回路56の出力の影響を受けない。
なお、図9の遅延回路は複数のインバータ回路で構成されているが、遅延時間を発生させる回路であれば、インバータ回路に限らず、バッファ回路その他の論理ゲート回路や、タイミング発生回路等であってもかまわない。
[第5の実施例]
第5の実施例を図10に示す。タイミング制御回路50は、第3遅延回路58と、第4遅延回路59と、NOR回路173、AND回路171、インバータ回路174とで構成されている。タイミング制御信号入力端子51は、入力信号用スイッチ制御信号出力端子54にNOR回路173を介して接続される。また、タイミング制御信号入力端子51は、第3遅延回路58の入力にも接続される。第3遅延回路58の出力は、第4遅延回路59と、AND回路171の入力に接続される。AND回路171の出力は、ダイナミックコンパレータ制御信号出力端子52に接続される。第4遅延回路59の出力は、NOR回路173の入力と、インバータ回路174の入力とに接続される。インバータ回路174の出力および、NOR回路173の出力は、それぞれサンプリング時間制御信号出力端子53と入力信号用スイッチ制御信号出力端子54とに接続される。また、NOR回路173の一方の入力と、AND回路171の一方の入力は、共にタイミング制御信号入力端子51に接続される。
第5の実施例では、第4の実施例における、第2遅延回路と第1遅延回路の遅延時間についての条件が必要ないという新たな効果が得られる。第5の実施例では、確実にダイナミックコンパレータ70が比較モード開始以降に、サンプリングを終了させることが可能となる。
図11に第5の実施例を例示する。入力信号用スイッチ30と、サンプリング時間制御スイッチ22はN型トランジスタで構成されている。入力信号用スイッチ30のゲートは、入力信号用スイッチ制御信号出力端子54に接続され、サンプリング時間制御スイッチ22のゲートは、サンプリング時間制御信号出力端子53に接続されている。第3遅延回路58と第4遅延回路59は直列に接続された偶数個のインバータでそれぞれ構成されている。
なお、図11の遅延回路は複数のインバータ回路で構成されているが、遅延時間を発生させる回路であれば、インバータ回路に限らず、バッファ回路、その他の論理ゲート回路や、タイミング発生回路等であってもかまわない。
[第6の実施例]
第6の実施例を図12に示す。第6の実施例では、第1の実施例において、複数のダイナミックコンパレータ70により複数の基準電位3と比較するために拡張された回路構成となっている。
図12の回路では、図4と比較して、複数の基準電位3に対応するため、入力信号用スイッチ30とコンパレータ用キャパシタ40とダイナミックコンパレータ70が複数組接続される。複数個の入力信号用スイッチ30は、入力信号源60と、それぞれのダイナミックコンパレータ70の入力信号用入力端子8との間に接続される。複数個のコンパレータ用キャパシタ40は、それぞれ、入力信号用入力端子8と入力信号用スイッチ30との間に一端が接続され、他端は固定電位に接続される。複数の入力信号用スイッチ30はタイミング制御回路50により、同期して動作するように接続される。入力信号用スイッチ30がトランジスタの場合、それぞれのゲートは、入力信号用スイッチ制御信号出力端子54に接続される。また、ダイナミックコンパレータ70のモード切替端子4も、それぞれ、ダイナミックコンパレータ制御信号出力端子52に接続される。
第6の実施例では、新たな効果として、一度に複数の基準電位に対して比較結果を出力することが可能となる。
なお、図12では、ダイナミックコンパレータ70が2個の場合を例示してあるが、3個以上の場合も同様に拡張が可能である。
[第7の実施例]
第7の実施例を図13に示す。第6の実施例との差異は、入力信号用スイッチ30が、まとめられてひとつのスイッチになっている点である。第6の実施例と比較して、入力信号用スイッチ30をひとつにできるという新たな効果が得られる。
なお、図13では、ダイナミックコンパレータ70が2個の場合を例示してあるが、3個以上の場合も同様に拡張が可能である。
[第8の実施例]
第8の実施例を図14に示す。第8の実施例は、第1の実施例の入力信号源がシングル入力から、差動入力に変わった場合の回路構成である。差動入力信号のプラス側信号とマイナス側信号の2信号に対応して、図6に対して、基準電位源3への接続の代わりに、マイナス側信号源Vinmに接続される。また、サンプリング回路20も2信号に対応するために、2信号それぞれに対して、サンプリング時間制御用スイッチ22とサンプリング用入力電位保持部24が設けられる(図示せず)。各信号のサンプリング時間制御用スイッチ22は、共にサンプリング時間制御信号入力端子23の信号を受けて同期して動作する。サンプリング時間制御用スイッチ22がトランジスタの場合、ゲートは、共にサンプリング時間制御信号入力端子23に接続される。
第8の実施例では、図6に示す第2の実施例と同様に、2信号に対し対称な回路構成となっているため、入力信号用スイッチ30により発生するスイッチングノイズの影響を抑制することができるという新たな効果が得られる。
[第9の実施例]
第9の実施例を図15に示す。第9の実施例は、差動入力信号において、差動入力信号のプラス側信号Vinpとマイナス側信号Vinmのそれぞれに基準電位Vrp、Vrmが与えられている場合の回路構成である。差動入力信号においては、正確な信号はVinp―Vinmでは与えられず、(Vinp−Vrp)−(Vinm−Vrm)すなわち、(Vinp+Vrm)−(Vinm+Vrp)で与えられる。これに対応するため、第9の実施例では、図14に対して、さらに差動入力基準電位13が入力される差動入力用トランジスタ73,74が付加される。第1の差動入力用トランジスタ73のゲートとドレインは、それぞれ、マイナス側基準電位源Vrmと、第1の初段入力信号用トランジスタ71のドレインに接続される。同様に第2の差動入力用トランジスタ74のゲートとドレインは、それぞれ、プラス側基準電位源Vrpと、第2の初段入力信号用トランジスタ72のドレインに接続される。
第9の実施例では、プラス側信号電位Vinp及びマイナス側基準電位Vrmと、マイナス側信号電位Vinm及びプラス側基準電位Vrpと、の間を比較した結果が、第1の初段入力信号用トランジスタ71のドレイン電位と、第2の初段入力信号用トランジスタ72のドレイン電位との電位差として現れる。この電位差に対して、ダイナミックコンパレータラッチ回路部78にて比較動作を行い、比較結果をダイナミックコンパレータの出力端子5に出力する。
第9の実施例では、差動入力用トランジスタ73、74を付加することで、第8の実施例では対応できない、差動入力信号に対する基準電位信号が与えられた場合に対応することが可能となる。
[第10の実施例]
第10の実施例を図16に示す。第10の実施例では、第9の実施例において、差動入力信号の2信号に対する、差動入力用トランジスタ(73,74)と初段入力信号用トランジスタ(71,72)と入力信号用スイッチ(31,33)とコンパレータ用キャパシタ(41,43)が、それぞれ線対称にチップ上にレイアウトされていることを特徴とする。図16は線対称にチップ上にレイアウトされていることを例示する、レイアウト図である。図16に示すように、差動入力の2信号に対する各構成要素が線対称に配置される。
第10の実施例では、差動入力信号の2信号に対する、入力信号用スイッチ(31,33)と、コンパレータ用キャパシタ(41,43)、初段入力信号用トランジスタ(71,72)、差動入力用トランジスタ(73,74)が、それぞれ線対称にチップに配置されているため、閾値電圧や酸化膜厚等のばらつきの影響が同じになり、ばらつきに起因するランダムオフセットによる影響を軽減することができる。その結果、製造工程上の特性ばらつきに強いコンパレータが得られる。
なお、図16では、入力信号用スイッチ(31,33)、コンパレータ用キャパシタ(41,43)、初段入力信号用トランジスタ(71,72)、差動入力用トランジスタ(73,74)が順番に並べられているが、この順番は異なってもかまわない。また、一部構成要素が、線対称に配置されていなくてもかまわない。
[第11の実施例]
第11の実施例を図17に示す。第11の実施例では、第10の実施例に対し、差動入力信号の基準電位13に対しても、差動入力信号と同様に、入力信号用スイッチ30とコンパレータ用キャパシタ40が接続される
第11の実施例では、図15に対して、基準電位源13と差動入力用トランジスタ(73,74)のゲートとの間に入力信号用スイッチ(34,35)がそれぞれ接続され、さらに、コンパレータ用キャパシタ(44,45)が、それぞれの入力信号用スイッチ(34,35)と差動入力用トランジスタ(73、74)のゲートとの間に一端が接続され、他端が固定電位に接続される。各々の信号線に接続されたそれぞれの入力信号用スイッチ(34,35)は、すべて入力信号用スイッチ制御信号出力端子54からの信号により動作する。
第11の実施例では、差動入力信号に対する基準電位源にキックバックノイズが回り込まないようにできるという新たな効果が得られる。
[第12の実施例]
第12の実施例を図18に示す。第12の実施例では、第11の実施例において、差動入力信号用トランジスタ(73,74)と、初段入力信号用トランジスタ(71,72)と、入力信号用スイッチ(31,33,34,35)と、コンパレータ用キャパシタ(41,43,44,45)とが、それぞれ線対称にチップ上にレイアウトされていることを特徴とする。図18は線対称にチップ上にレイアウトされていることを例示するレイアウト図である。図18に示すように、差動入力の2信号に対する各構成要素が線対称に配置される。
第12の実施例では、第11の実施例の回路において、差動入力信号の2信号に対する、各構成要素が線対称に配置されているため、閾値電圧や酸化膜厚等のばらつきの影響が同じになり、ばらつきに起因するランダムオフセットによる影響を軽減することができる。その結果、製造工程上の特性ばらつきに強いという効果が得られる。
なお、入力信号源60を用いて説明してきたが、他の回路の出力を入力信号源として用いてもよいことは明らかである。
図1は、従来のダイナミックコンパレータ回路の構成を示す回路図である。 図2は、課題を説明するための回路図である。 図3は、課題を説明するためのタイミングチャートである。 図4は、本実施例の半導体集積回路の構成を例示する回路図である。 図5は、本実施例の半導体集積回路の動作を例示するタイミングチャートである。 図6は、第2の実施例の半導体集積回路の構成を例示する回路図である。 図7は、第3の実施例の半導体集積回路の構成を例示するレイアウト図である。 図8は、第4の実施例の半導体集積回路のタイミング制御回路の構成を例示する回路図である。 図9は、第4の実施例の半導体集積回路の一部の構成を例示する回路図である。 図10は、第5の実施例の半導体集積回路のタイミング制御回路の構成を例示する回路図である。 図11は、第5の実施例の半導体集積回路の一部の構成を例示する回路図である。 図12は、第6の実施例の半導体集積回路の構成を例示する回路図である。 図13は、第7の実施例の半導体集積回路の構成を例示する回路図である。 図14は、第8の実施例の半導体集積回路の構成を例示する回路図である。 図15は、第9の実施例の半導体集積回路の構成を例示する回路図である。 図16は、第10の実施例の半導体集積回路の構成を例示するレイアウト図である。 図17は、第11の実施例の半導体集積回路の構成を例示する回路図である。 図18は、第12の実施例の半導体集積回路の構成を例示するレイアウト図である。 図19は、サンプリング回路20の一例を例示する回路図である。 図20は、信号処理回路90の一例を例示する、パイプライン型A/Dコンバータ回路である。
符号の説明
1 制御信号
3 基準電位
4 モード切替端子
5 出力端子
8 入力信号用入力端子
9 基準電位用入力端子
13 差動入力基準電位
20 サンプリング回路
22 サンプリング時間制御用スイッチ
23 サンプリング時間制御信号入力端子
24 サンプリング用入力電位保持部
25 サンプリング回路電位出力端子
26 サンプリング用電位入力端子
30 入力信号用スイッチ
31 プラス信号用スイッチ
32 基準電位用スイッチ
33 マイナス信号用スイッチ
34 差動入力基準電位用スイッチ
35 差動入力基準電位用スイッチ
36 入力信号用スイッチ制御端子
40 コンパレータ用キャパシタ
41 コンパレータプラス信号用キャパシタ
42 コンパレータ基準電位用キャパシタ
43 コンパレータマイナス信号用キャパシタ
44 差動入力基準電位用キャパシタ
45 差動入力基準電位用キャパシタ
50 タイミング制御回路
51 制御信号入力端子
52 ダイナミックコンパレータ制御信号出力端子
53 サンプリング時間制御信号出力端子
54 入力信号用スイッチ制御信号出力端子
56 第2遅延回路
57 第1遅延回路
58 第3遅延回路
59 第4遅延回路
60 入力信号源
61 差動入力信号源
70 ダイナミックコンパレータ
71 第1の初段入力信号用トランジスタ
72 第2の初段入力信号用トランジスタ
73 第1の差動入力用トランジスタ
74 第2の差動入力信号用トランジスタ
78 ダイナミックコンパレータラッチ回路部
84 コンパレータ出力端子
90 後段回路
92 信号入力端子
93 A/Dコンバータ出力端子
94 論理回路
95 ADコンバータ部
96 A/Dコンバータ
97 D/Aコンバータ
98 減算回路
102 サンプリング開始
103 入力信号用スイッチ遮断時
104 比較モード開始
105 サンプリング終了
106 比較モード終了
Vdd 電源
CMP 第1出力ノード
CMPB 第2出力ノード
CN1 第1入力ノード
CN2 第2入力ノード
Vinp プラス側信号
Vinm マイナス側信号
Vrp プラス側基準電位
Vrm マイナス側基準電位

Claims (12)

  1. 入力端子の電位をサンプリングするサンプリング回路と、
    待機モードと比較モードを有し、前記入力端子の電位と基準電位とを比較するダイナミックコンパレータと、
    前記入力端子と、前記ダイナミックコンパレータとの間に接続された入力信号用スイッチと、
    前記入力信号用スイッチと、前記ダイナミックコンパレータとの間に一端が接続され、他端が固定電位に接続されたコンパレータ用キャパシタと、
    前記サンプリング回路のサンプリングと、前記ダイナミックコンパレータのモード切替と、前記入力信号用スイッチの導通及び遮断の、タイミングを制御するタイミング制御回路と、
    を具備し、
    前記タイミング制御回路は、前記ダイナミックコンパレータが、待機モードから比較モードに切り替わる切替時の前に、前記入力信号用スイッチを導通状態から遮断状態にし、前記切替時より後に、前記サンプリング回路のサンプリングを終了させる、
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記ダイナミックコンパレータは、微小電位差を増幅して保持するラッチ回路を用いたコンパレータであることを特徴とする、請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 前記サンプリング回路は、入力電位保持部と、サンプリング用スイッチと、を具備し、
    前記入力電位保持部は、キャパシタを含み、
    前記サンプリング用スイッチは、前記サンプリング回路の入力端子と前記入力電位保持部との間に接続され、前記サンプリング用スイッチによりサンプリングの開始と終了を制御することを特徴とする請求項2記載の半導体集積回路。
  4. 前記タイミング制御回路は、制御信号を受け、前記入力信号用スイッチを遮断状態にする第1制御回路と、
    前記入力信号用スイッチが遮断状態となった後、前記ダイナミックコンパレータを待機モードから比較モードに切替える第2制御回路と、
    前記入力信号用スイッチが遮断状態となった後に、制御信号を前記サンプリング用スイッチに出力し、サンプリングを終了させる第3制御回路と、
    を有することを特徴とする請求項3記載の半導体集積回路。
  5. 前記第2制御回路には第1遅延回路を含み、前記第3制御回路には第2遅延回路を含み、
    前記サンプリング回路は、前記サンプリング用スイッチを制御するためのサンプリング制御端子を具備し、
    前記ダイナミックコンパレータは、待機モードと比較モードとを切替えるモード切替端子を具備し、
    前記第1遅延回路の出力端子は、前記モード切替端子と、前記第2遅延回路の入力端子とに接続され、
    前記第2遅延回路の出力端子は、前記サンプリング制御端子に接続されていること特徴とする請求項4記載の半導体集積回路。
  6. 前記第1の遅延回路は、複数のバッファ回路またはインバータ回路で構成され、
    前記第2の遅延回路は、複数のバッファ回路またはインバータ回路で構成されていることを特徴とする請求項5記載の半導体集積回路。
  7. 請求項5記載の半導体集積回路において、
    基準電位端子と、
    前記基準電位端子と前記ダイナミックコンパレータとの間に接続された基準電位用スイッチと、
    前記基準電位用スイッチと、前記ダイナミックコンパレータとの間に一端が接続され、他端に固定電位が接続された基準電位用キャパシタと、
    をさらに有し、
    前記基準電位用スイッチは、前記タイミング制御回路の制御信号に応じて、前記入力信号用スイッチと同期して導通及び遮断状態が制御されることを特徴とする半導体集積回路。
  8. 前記入力信号用スイッチと前記コンパレータ用キャパシタと、前記入力信号用スイッチに接続される前記ダイナミックコンパレータ内の入力初段トランジスタとが、
    前記基準電位用スイッチと前記基準電位用キャパシタと、前記基準電位用スイッチに接続される前記ダイナミックコンパレータ内の入力初段トランジスタと、
    チップ上で線対称な位置にレイアウトされていることを特徴とする請求項7記載の半導体集積回路。
  9. 前記入力信号端子は差動入力信号端子であり、
    前記ダイナミックコンパレータは、前記入力信号端子の一方を基準電位として、前記入力信号端子の他方とを比較するダイナミックコンパレータであって、
    前記サンプリング回路と前記入力信号用スイッチと前記コンパレータ用キャパシタとを、前記差動入力信号端子の2入力信号の各々に対し、一組ずつ具備し、
    前記差動入力信号端子は、それぞれ対応する前記入力信号用スイッチを介して、前記ダイナミックコンパレータに接続され、
    前記差動入力信号端子の2入力信号に対応する前記サンプリング回路は、前記タイミング制御回路からの制御信号により、同期してサンプリング時間が制御され、
    前記差動入力信号端子の2入力信号に対応する前記入力信号用スイッチは、前記タイミング制御回路からの制御信号により、同期して導通及び遮断状態になることを特徴とする請求項5記載の半導体集積回路。
  10. 請求項9記載の半導体集積回路において、
    前記差動入力信号端子の一方の入力信号に対応する、前記入力信号用スイッチと前記コンパレータ用キャパシタと前記ダイナミックコンパレータ内の入力初段トランジスタとが、
    前記差動入力信号端子の他方の入力信号に対応する、前記入力信号用スイッチと前記コンパレータ用キャパシタと前記ダイナミックコンパレータ内の入力初段トランジスタと、
    チップ上で線対称な位置にレイアウトされていることを特徴とする半導体集積回路。
  11. 請求項5記載の半導体集積回路において、
    前記ダイナミックコンパレータと、前記入力信号用スイッチと、前記コンパレータ用キャパシタとが複数組存在し、
    前記複数の入力信号用スイッチは、前記タイミング制御回路からの制御信号により同期して導通及び遮断状態になることを特徴とする半導体集積回路。
  12. 請求項5記載の半導体集積回路において、
    前記ダイナミックコンパレータと、前記コンパレータ用キャパシタと、が複数組存在し、
    前記入力信号用スイッチは、前記複数のダイナミックコンパレータの第1の入力端子に接続され、
    各組の前記ダイナミックコンパレータと前記コンパレータ用キャパシタにおいて、
    各々の前記ダイナミックコンパレータの第2の入力端子と、各々の前記コンパレータ用キャパシタの一端とが接続され、前記コンパレータ用キャパシタの他端は固定電位に接続されていることを特徴とする半導体集積回路。
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