JP2009236256A - ダイヤフラムシリンダ装置 - Google Patents

ダイヤフラムシリンダ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009236256A
JP2009236256A JP2008085201A JP2008085201A JP2009236256A JP 2009236256 A JP2009236256 A JP 2009236256A JP 2008085201 A JP2008085201 A JP 2008085201A JP 2008085201 A JP2008085201 A JP 2008085201A JP 2009236256 A JP2009236256 A JP 2009236256A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
peripheral side
outer peripheral
diaphragm
dead center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008085201A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009236256A5 (ja
Inventor
Kenji Muramatsu
健次 村松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Sankyo Corp filed Critical Nidec Sankyo Corp
Priority to JP2008085201A priority Critical patent/JP2009236256A/ja
Priority to CN200910132460A priority patent/CN101545504A/zh
Priority to US12/413,878 priority patent/US20090241767A1/en
Publication of JP2009236256A publication Critical patent/JP2009236256A/ja
Publication of JP2009236256A5 publication Critical patent/JP2009236256A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/08Characterised by the construction of the motor unit
    • F15B15/10Characterised by the construction of the motor unit the motor being of diaphragm type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Actuator (AREA)

Abstract

【課題】ダイヤフラムに不必要な変形が起こることを防止して、ポンプ装置あるいはアクチュエータとしての動作特性を向上することのできるダイヤフラムシリンダ装置を提供すること。
【解決手段】ダイヤフラムポンプ装置100では、ダイヤフラム7において外周側被保持部71と変形自在部73との間に位置する外周側環状部分72に対しては、外周側環状部分72の変形を抑制する外周側変形抑制部125がチャンバ80内に配置され、ダイヤフラム7において内周側被保持部75と変形自在部73との間に位置する内周側環状部分74に対しては、内周側環状部分74の変形を抑制する内周側変形抑制部625がチャンバ80内に配置されている。このため、ピストン6が変位した際にダイヤフラム7の外周側環状部分72および内周側環状部分74が不必要に変形することがない。
【選択図】図1

Description

本発明は、いわゆるローリングダイヤフラムを用いたダイヤフラムシリンダ装置に関するものである。
各種のシリンダ装置のうち、ローリングダイヤフラムを用いたダイヤフラムシリンダ装置は、図5(a)、(b)に示すように、固定体10に形成されたシリンダ室8と、このシリンダ室8内に配置されたピストン6と、シリンダ室8側およびピストン6側に外周側および内周側が各々固定されたダイヤフラム7とを有しており、ダイヤフラム7により、シリンダ室8内に、流体が流出入するチャンバ80を区画している(特許文献1、2、3、4参照)。
このように構成したシリンダ装置では、ダイヤフラム7の半径方向の中央部分は変形自在部73になっており、ピストンの変位に連動して、断面U字状の折り返し部分79が移動するようにダイヤフラム7が変形し、チャンバ80の内容積が変化する。その間、ダイヤフラム7において、固定体10に保持された外周側被保持部71と変形自在部73との間に位置する外周側環状部分72、およびピストン6側に保持された内周側被保持部75と変形自在部73との間に位置する内周側環状部分74は各々、ピストン6の変位にかかわらず変形しない非変形部になっていれば、チャンバ80の内容積とピストン6の位置との間にリニアリティが確保される(特許文献1〜3参照)。
このようなダイヤフラムシリンダ装置は、ピストン6を駆動して、ピストン6を軸線方向に変位させると、チャンバ80の容積が変化し、チャンバ80内での流体の流出入が行なわれるので、ポンプ装置として用いることができる。また、チャンバ80内で流体の流出入を行なわせると、ピストン6が軸線方向に変位するため、かかる変位を外部に出力されれば、アクチュエータとして用いることができる。
実開昭63−22403号公報 特開2001−99109号公報 特開2005−237637号公報
このように構成したダイヤフラムシリンダ装置では、チャンバ80内で流体の流出入を行なった際、あるいはピストン6を駆動した際、外周側環状部分72および内周側環状部分74も変形してしまい、チャンバ80の内容積とピストン6の位置との間のリニアリティが低下し、アクチュエータとしての動作特性、およびポンプ装置としての動作特性が低下するという問題点がある。また、ダイヤフラム7に不自然な変形が起こると、短期間のうちに劣化するという問題点がある。
特に、ダイヤフラムシリンダ装置をポンプ装置として用いた場合、ピストン6が下死点側に向けて変位すると、チャンバ80内が負圧になるので、図5(b)に一点鎖線で示すように、チャンバ80内の負圧によって外周側環状部分72または/および内周側環状部分74が変形することがあり、このような事態が発生すると、チャンバ80の内容積とピストン6の位置との間のリニアリティが崩れ、ポンプ装置の吐出精度が低下するなどの問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、ダイヤフラムに不必要な変形が起こることを防止して、ポンプ装置あるいはアクチュエータとしての動作特性を向上することのできるダイヤフラムシリンダ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、固定体において軸線方向に延在するシリンダ室と、該シリンダ室内に配置されたピストンと、前記固定部材側および前記ピストン側に外周側および内周側が各々固定され、前記シリンダ室内に流体が流出入するチャンバを区画するダイヤフラムとを有し、前記チャンバの内容積を縮小させる上死点方向および前記チャンバの内容積を拡張させる下死点方向への前記ピストンの変位と、前記チャンバ内での流体の流出入とが連動するダイヤフラムシリンダ装置において、前記ダイヤフラムは、前記固定体側に保持された外周側被保持部と、前記ピストン側に保持された内周側被保持部と、前記外周側被保持部と前記内周側被保持部との間において前記ピストンの変位により断面U字状の折り返し部分が移動して前記チャンバの内容積を変化させる変形自在部とを備え、前記固定体は、前記ダイヤフラムにおいて前記外周側被保持部と前記変形自在部との間に位置する外周側環状部分を前記チャンバ内において当該外周側環状部分より内周側で支持して、前記ピストンが変位する際の前記外周側環状部分の変形を抑制する外周側変形抑制部を備え、前記ピストンは、前記ダイヤフラムにおいて前記内周側被保持部と前記変形自在部との間に位置する内周側環状部分を前記チャンバ内において当該内周側環状部分より外周側で支持して、前記ピストンが変位する際の前記内周側環状部分の変形を抑制する内周側変形抑制部を備えていることを特徴とする。
本発明では、ダイヤフラムにおいて外周側被保持部と変形自在部との間に位置する外周側環状部分に対しては、当該外周側環状部分の変形を抑制する外周側変形抑制部が構成され、ダイヤフラムにおいて内周側被保持部と変形自在部との間に位置する内周側環状部分に対しては、当該内周側環状部分の変形を抑制する内周側変形抑制部が構成されているため、ピストンが変位した際にダイヤフラムの外周側環状部分および内周側環状部分が不必要に変形することがない。特に、本発明を適用したダイヤフラムシリンダ装置を、前記ピストンの前記軸線方向の変位に基づいて前記チャンバ内での流体の流出入が行なわれるダイヤフラムポンプ装置として構成した場合、ピストンが下死点側に向けて変位してチャンバ内が負圧になったときでも、チャンバ内の負圧によって外周側環状部分および内周側環状部分が変形することを抑制できる。
本発明において、前記外周側変形抑制部は、前記チャンバ内で前記上死点側から前記下死点側に向けて延在して前記ピストンが前記上死点に到達した際に前記折り返し部分が位置する箇所近傍に当該外周側変形抑制部の下死点側端部が位置し、前記内周側変形抑制部は、前記チャンバ内で前記上死点側から前記下死点側に向けて延在して前記ピストンが前記下死点に到達した際に前記折り返し部分が位置する箇所近傍に当該内周側変形抑制部の下死点側端部が位置していることが好ましい。このように構成すると、ピストンのストロークの全域にわたって、ダイヤフラムの不必要な変形を防止することができる。
本発明において、前記外周側変形抑制部の下死点側端部と前記外周側環状部分との間には、当該下死点側端部の先端側に向かって幅寸法が連続的に拡大する隙間が空いており、前記内周側変形抑制部の下死点側端部と前記内周側環状部分との間には、当該下死点側端部の先端側に向かって幅寸法が連続的に拡大する隙間が空いていることが好ましい。このように構成すると、外周側変形抑制部の端部や内周側変形抑制部の端部に向けてダイヤフラムが変形するようなことがあっても、外周側変形抑制部の端部や内周側変形抑制部の端部にダイヤフラムが接触することがなく、たとえ、外周側変形抑制部の端部や、内周側変形抑制部の端部にダイヤフラムが接触することがあっても、ダイヤフラムに無理な変形が起こらない。それ故、ダイヤフラムが劣化、損傷することを防止することができるので、ダイヤフラムシリンダ装置の信頼性を高めることができる。
本発明において、前記固定体は、前記外周側被保持部に対して前記下死点側に位置する第1固定側部材と、前記外周側被保持部に対して前記上死点側に位置し、前記第1固定側部材との間に前記外周側被保持部を挟持する第2固定側部材とを備え、前記第1固定側部材は、前記外周側被保持部に対する挟持部分より内周側に前記軸線方向に延在するシリンダ周壁を備え、前記外周側変形抑制部は、前記第2固定側部材において前記シリンダ周壁より内周側で当該シリンダ周壁との間に前記外周側環状部分を挟むように前記軸線方向に延在し、前記ピストンは、前記内周側被保持部に対して前記下死点側に位置する第1ピストン側部材と、前記内周側被保持部に対して前記上死点側に位置し、前記第1ピストン側部材との間に前記内周側被保持部を挟持する第2ピストン側部材とを備え、前記第1ピストン側部材は、前記内周側被保持部に対する挟持部分より外周側で前記軸線方向に延在するピストン周壁を備え、前記内周側変形抑制部は、前記第2ピストン側部材において前記ピストン周壁より外周側で当該ピストン周壁との間に前記内周側環状部分を挟むように前記軸線方向に延在していることが好ましい。このように構成すると、固定体側では、ダイヤフラムの外周側被保持部を固定するのに用いた第2固定側部材の一部によって外周側変形抑制部を構成できる。また、ピストン側ではダイヤフラムの内周側被保持部を固定するのに用いた第2ピストン側部材の一部によって内周側変形抑制部を構成できる。従って、ダイヤフラムの不必要な変形を防止するにあたって、部品を追加する必要がないので、コストの増大を防止することができる。また、固定体やピストンの構成を簡素化できる分、チャンバ内での死容積の増大などを防止することができる。
本発明において、前記第1固定側部材では、前記外周側被保持部に対する挟持部分は前記軸線方向に対して直交する面方向に形成されているとともに、当該挟持部分と前記シリンダ周壁とは湾曲面を介して連接しており、前記第2固定側部材において、前記外周側被保持部に対する挟持部分は前記軸線方向に対して直交する面方向に形成されているとともに、当該挟持部分と前記外周側変形抑制部とは湾曲面を介して連接しており、前記第1ピストン側部材において、前記内周側被保持部に対する挟持部分は前記軸線方向に対して直交する面方向に形成されているとともに、当該挟持部分と前記ピストン周壁とは湾曲面を介して連接しており、前記第2ピストン側部材において、前記内周側被保持部に対する挟持部分は前記軸線方向に対して直交する面方向に形成されているとともに、当該挟持部分と前記内周側変形抑制部とは湾曲面を介して連接していることが好ましい。このように構成すると、ダイヤフラムにおいて第1固定側部材および第2固定側部材によって挟まれた部分、およびダイヤフラムにおいて第1ピストン側部材および第2ピストン側部材によって挟まれた部分には、大きな応力がダイヤフラムの局部に集中して加わることがない。それ故、ダイヤフラムが劣化、損傷することを防止することができるので、ダイヤフラムシリンダ装置の信頼性を高めることができる。
本発明において、前記外周側変形抑制部の下死点側端部において外周側の縁部分は、角がないR形状になっており、前記内周側変形抑制部の下死点側端部において内周側の縁部分は、角がないR形状になっていることが好ましい。このように構成すると、外周側変形抑制部の端部や、内周側変形抑制部の端部にダイヤフラムが接触することがあっても、ダイヤフラムに無理な変形が起こらない。それ故、ダイヤフラムが劣化、損傷することを防止することができるので、ダイヤフラムシリンダ装置の信頼性を高めることができる。
本発明は、ダイヤフラムシリンダ装置を、前記ピストンの前記軸線方向の変位に基づいて前記チャンバ内での流体の流出入が行なわれるポンプ装置として構成した場合に適用すると、特に効果的である。
本発明は、ダイヤフラムシリンダ装置を、前記チャンバ内での流体の流出入に基づいて前記ピストンの前記軸線方向の変位が外部に出力されるアクチュエータとして構成されている場合に適用してもよい。
本発明では、ダイヤフラムにおいて外周側被保持部と変形自在部との間に位置する外周側環状部分に対しては、当該外周側環状部分の変形を抑制する外周側変形抑制部が構成され、ダイヤフラムにおいて内周側被保持部と変形自在部との間に位置する内周側環状部分に対しては、当該内周側環状部分の変形を抑制する内周側変形抑制部が構成されているため、ピストンが変位した際にダイヤフラムの外周側被保持部および内周側被保持部が不必要に変形することがない。従って、チャンバの内容積とピストンの位置との間にリニアリティが確保されているので、アクチュエータとしての動作特性、およびポンプ装置としての動作特性を向上することができる。特に、本発明を適用したダイヤフラムシリンダ装置を、前記ピストンの前記軸線方向の変位に基づいて前記チャンバ内での流体の流出入が行なわれるダイヤフラムポンプ装置として構成した場合、ピストンが下死点側に向けて変位してチャンバ内が負圧になったときでも、チャンバ内の負圧によって外周側環状部分および内周側環状部分が変形することがないので、チャンバの内容積とピストンの位置との間のリニアリティを確実に確保できる。それ故、本発明を適用したダイヤフラムポンプ装置では、吐出精度が高い。また、本発明を適用したダイヤフラムシリンダ装置を、ミキング用のダイヤフラムポンプ装置として用いた場合、高い精度で混合を行なうことができる。また、ダイヤフラムの不自然な変形が発生しないので、ダイヤフラムの劣化を抑制することができる。
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下、本発明を適用したダイヤフラムシリンダ装置をダイヤフラムポンプ装置として構成した例を実施の形態1として説明し、本発明を適用したダイヤフラムシリンダ装置をアクチュエータとして構成した例を実施の形態2として説明する。
[実施の形態1]
(全体構成)
図1(a)、(b)は、本発明を適用したダイヤフラムポンプ装置の縦断面図であり、図1(a)には、ピストンが上死点にある状態を示し、図1(b)にはピストンが下死点にある状態を示してある。
図1(a)において、本形態のダイヤフラムポンプ装置100(ダイヤフラムシリンダ装置)は、液体を吸入および吐出するポンプ装置であり、固定体10において軸線方向に延在するシリンダ室8と、このシリンダ室8内に配置されたピストン6と、固定体10側およびピストン6側に外周側および内周側が各々固定されたダイヤフラム7とを有している。ダイヤフラム7は、シリンダ室8内において流体が流出入するチャンバ80を区画形成している。また、ダイヤフラムポンプ装置100には、ピストン6をシリンダ室8の軸線方向に駆動する駆動装置5が構成されており、駆動装置5は、ピストン6を、図1(a)に示すように、チャンバ80の内容積を縮小させる上死点と、図1(b)に示すように、内容積を拡張させる下死点との間で往復駆動する。
本形態において、固定体10は、下死点側から上死点側に向かって、ベース13、第1固定側部材11、第2固定側部材12、シール用のパッキン14、中間プレート15、流路構成板16、シール用のシート17、およびカバー18がこの順に重ねて配置されており、これらも部材はネジ19などによって固定されている。
第1固定側部材11、第2固定側部材12、シール用のパッキン14、および中間プレート15の各々には、互いに重なる位置に円形の穴が形成されており、これらの穴によって円柱状空間からなるシリンダ室8が構成されている。かかるシリンダ室8において、ダイヤフラム7で区画された2つの空間のうち、上死点側に位置する空間がチャンバ80である。本形態において、チャンバ80は、例えば直径7.6mm程度に形成され、この場合、ピストン6の外径寸法は約7.0mmに設定される。
流路構成板16には、流路を構成する開口部が所定パターンに形成されており、かかる開口部のうち、流体の流入口161および流出口162がチャンバ80において開口している。また、ベース13と第1固定側部材11との間には、駆動装置5が構成されている。
(駆動装置の構成)
駆動装置5は、環状のステータ20と、このステータ20の内側に同軸状に配置された回転体3と、この回転体3の内側に同軸状に配置されたピストン6と、回転体3の回転をピストン6を軸線方向に移動させる力に変換してピストン6に伝達する変換機構40とを備えている。駆動装置5において、ステータ20は、ボビン21に巻回されたコイル22、およびコイル22を覆うように配置された2枚のヨーク23からなるユニットが軸線方向に2段に積層された構造になっている。この状態で、上下2段のいずれのユニットにおいても、2枚のヨークの内周縁から軸線方向に突き出た極歯が周方向に交互に並んだ状態となる。
回転体3は、上方に開口するカップ状部材30と、このカップ状部材30の円筒状の胴部31の外周面に固着された環状のロータマグネット50とを備えている。カップ状部材30の底壁33の中央には、ベース13から起立する支軸130が嵌る円筒状の軸受部35が形成されており、カップ状部材30は、支軸130を中心に回転可能な状態で固定体10に支持されている。なお、支軸130の上端部には、カップ状部材30の抜けを防止する止め輪やスラスト板などが固着されている。回転体3において、ロータマグネット50の外周面は、ステータ20の内周面に沿って周方向に並ぶ極歯に対向している。ロータマグネット50の外周面では、S極とN極が周方向に交互に並んでおり、ステータ20とカップ状部材30とはステッピングモータを構成している。
本形態において、ピストン6は、下死点側に位置するハット状の第1ピストン側部材61と、この第1ピストン側部材61に対して上死点側に位置する第2ピストン側部材62とを備えており、第1ピストン側部材61の内部に止められたネジ64により、第1ピストン側部材61と第2ピストン側部材62とが締結され、第1ピストン側部材61と第2ピストン側部材62の間にダイヤフラム7の内周側被保持部75が挟持されている。第1ピストン側部材61は、円環状の底壁部分611と、底壁部分611の中央から軸線方向の上死点側に向けて突出する内周側円筒部612と、底壁部分611の外周部分から軸線方向の上死点側に向けて突出する外周側円筒部613とを備えている。
本形態では、回転体3の回転によってピストン6を軸線方向で往復移動させるための変換機構40を構成するにあたって、まず、カップ状部材30の胴部31の内周面には、周方向に離間する複数箇所に雌ネジ37を形成する一方、第1ピストン側部材61の外周側円筒部613の外周面には、カップ状部材30の雌ネジ37に係合して伝達機構を構成する雄ネジ67が形成されている。従って、雄ネジ67と雌ネジ37とが噛みあうようにカップ状部材30の内側に第1ピストン側部材61を配置すれば、ピストン6はカップ状部材30の内側に支持された状態となる。また、ピストン6の底壁611には、周方向に複数の貫通穴616が形成されている一方、固定体10に用いた第1固定側部材11からは貫通穴616に嵌る突起116が形成されていることにより、供回り防止機構が構成されている。すなわち、カップ状部材30が回転した際、ピストン6は、突起116と貫通穴616からなる供回り防止機構によって回転が阻止されているので、カップ状部材30の回転は、その雌ネジ37およびピストン6の雄ネジ67からなる伝達機構を介してピストン6に伝達される結果、ピストン6は、回転体3の回転方向に応じて軸線方向の一方側および他方側に直線移動することになる。
(ダイヤフラムおよびその周辺の概略構成)
ダイヤフラム7は、円形の薄いゴム製シートからなり、固定体10において第1固定側部材11と第2固定側部材12との間に挟持された環状の外周側被保持部71と、ピストン6側に保持された内周側被保持部75と、外周側被保持部71と内周側被保持部75との間においてピストン6の変位により断面U字状の折り返し部分79が移動してチャンバ80の内容積を変化させる環状の変形自在部73とを備えている。かかるダイヤフラム7において、外周側被保持部71の分厚い部分を除く略全体が約0.25mmの厚さになっている。
固定体10において、第1固定側部材11および第2固定側部材12は、ダイヤフラム7の外周側被保持部71を保持するにあたって、ピストン6の軸線方向に対して直交する平面内に挟持面118、128を備えており、挟持面118には、ダイヤフラム7の外周側被保持部71において肉厚になっている環状部分が嵌る周溝が形成されている。このようにして、ダイヤフラム7の外周側被保持部71は固定体10に対して密接した状態に固定されている。
また、第1固定側部材11は、外周側被保持部71に対する挟持面118より内周側に軸線方向の下死点側に向けて延在するシリンダ周壁115を備えており、かかるシリンダ周壁115と挟持面118とは、大きな曲率半径をもつ湾曲面119を介して連接している。本形態において、湾曲面119の曲率半径は約1.5mmである。
また、第2固定側部材12において、外周側被保持部71に対する挟持面128より内周側には軸線方向の下死点側に延在する外周側変形抑制部125を備えており、かかる外周側変形抑制部125と挟持面128とは、大きな曲率半径をもつ湾曲面129を介して連接している。かかる湾曲面129の曲率半径は、湾曲面119の曲率半径と同等であり、約1.5mmである。なお、外周側変形抑制部125の機能などについて後述する。
ピストン6において、第1ピストン側部材61および第2ピストン側部材62は、ダイヤフラム7の内周側被保持部75を保持するにあたって、ピストン6の軸線方向に対して直交する平面内に挟持面618、628を備えており、ダイヤフラム7の内周側被保持部75はピストン6に対して密接した状態に固定されている。
また、第1ピストン側部材61は、内周側被保持部75に対する挟持面618より外周側に軸線方向の下死点側に向けて延在するピストン周壁615を備えており、かかるピストン周壁615と挟持面618とは、大きな曲率半径をもつ湾曲面619を介して連接している。本形態において、湾曲面619の曲率半径は約0.8mmである。
また、第2ピストン側部材62において、内周側被保持部75に対する挟持面628より外周側には軸線方向の下死点側に延在する内周側変形抑制部625を備えており、かかる内周側変形抑制部625と挟持面628とは、大きな曲率半径をもつ湾曲面629を介して連接している。かかる湾曲面629の曲率半径は、湾曲面619の曲率半径と同等であり、約0.8mmである。なお、内周側変形抑制部625の機能などについて後述する。
(ダイヤフラムの不必要な変形対策)
このように構成したダイヤフラムポンプ装置100において、ダイヤフラム7の変形自在部73は、幅が1.5mm程度の狭い隙間内で断面U字状の折り返し部分79が形成されるように配置されている。そして、駆動装置5によってピストン6を、図1(a)に示す上死点から図1(b)に示す下死点まで移動させると、ダイヤフラム7における折り返し部分79が移動するように変形してチャンバ80の内容積が拡張され、チャンバ80内が負圧になる。その結果、流入口161からチャンバ80内に流体が流入する。これに対して、駆動装置5によってピストン6を、図1(b)に示す下死点から図1(a)に示す上死点まで移動させると、チャンバ80の内容積が縮小され、チャンバ80内が正圧になる結果、チャンバ80内の流体は流出口162から吐出される。その間も、ダイヤフラム7における折り返し部分79が移動する。
このようにピストン6の移動に追従するようにダイヤフラム7が変形する際、ダイヤフラム7において、外周側被保持部71と変形自在部73との間に位置する外周側環状部分72は変形せず、内周側被保持部75と変形自在部73との間に位置する内周側環状部分74は変形せず、かかる非変形部分の存在によって、チャンバ80の内容積とピストン6の位置との間にリニアリティが確保されている。それ故、ピストン6が移動した際、外周側環状部分72または/および内周側環状部分74が変形すると、チャンバ80の内容積とピストン6の位置との間のリニアリティが損なわれることになる。特に、ダイヤフラムポンプ装置100の場合、ピストン6が下死点側に向けて変位してチャンバ80内が負圧になると、チャンバ80内の負圧によって外周側環状部分72および内周側環状部分74がチャンバ80側に吸引されて変形しやすい。
そこで、本形態では、第2固定側部材12には、外周側被保持部71に対する挟持面128より内周側に、軸線方向の下死点側に延在する外周側変形抑制部125が形成されており、かかる外周側変形抑制部125は、ピストン6の移動に伴ってダイヤフラム7が変形する際、チャンバ80内において、ダイヤフラム7の外周側環状部分72を支持する。このため、ピストン6が下死点側に向けて変位してチャンバ80内が負圧になっても、外周側環状部分72が変形することがない。
また、本形態では、第2ピストン側部材62には、内周側被保持部75に対する挟持面628より外周側に、軸線方向の下死点側に延在する内周側変形抑制部625が形成されており、かかる内周側変形抑制部625は、ピストン6の移動に伴ってダイヤフラム7が変形する際、チャンバ80内において、ダイヤフラム7の内周側環状部分74を支持する。このため、ピストン6が下死点側に向けて変位してチャンバ80内が負圧になっても、内周側環状部分74が変形することがない。
ここで、外周側変形抑制部125は、チャンバ80内で上死点側から下死点側に向けて延在しており、図1(a)に示すように、ピストン6が上死点に到達した際に折り返し部分79が位置する箇所近傍に外周側変形抑制部125の下死点側端部126が位置している。また、内周側変形抑制部625は、チャンバ80内で上死点側から下死点側に向けて延在しており、図1(b)に示すように、ピストン6が下死点に到達した際に折り返し部分79が位置する箇所近傍に内周側変形抑制部625の下死点側端部626が位置している。このため、ピストン6のストロークの全域にわたって、ダイヤフラムの不必要な変形を防止することができる。
また、図2(a)に拡大して示すように、外周側変形抑制部125の下死点側端部126とダイヤフラム7の外周側環状部分72との間には、下死点側端部126の先端側に向かって幅寸法が連続的に拡大する隙間G1が空いている。また、外周側変形抑制部125の下死点側端部126において外周側の縁部分126aは、角がないR形状になっており、その曲率半径は約0.3mmになっている。このため、外周側変形抑制部125の下死点側端部126に向けてダイヤフラム7が変形するようなことがあっても、外周側変形抑制部125の下死点側端部126にダイヤフラム7が接触することがなく、たとえ、外周側変形抑制部125の下死点側端部126にダイヤフラム7が接触することがあっても、ダイヤフラム7に無理な変形が起こらない。それ故、ダイヤフラム7が劣化、損傷することを防止することができるので、ダイヤフラムシリンダ装置100の信頼性を高めることができる。
また、図2(b)に拡大して示すように、内周側変形抑制部625の下死点側端部626とダイヤフラム7の内周側環状部分74との間には、下死点側端部626の先端側に向かって幅寸法が連続的に拡大する隙間G2が空いている。また、内周側変形抑制部625の下死点側端部626において内周側の縁部分626aは、角がないR形状になっており、その曲率半径は約0.2mmになっている。このため、内周側変形抑制部625の下死点側端部626に向けてダイヤフラム7が変形するようなことがあっても、内周側変形抑制部625の下死点側端部626にダイヤフラム7が接触することがなく、たとえ、内周側変形抑制部625の下死点側端部626にダイヤフラム7が接触することがあっても、ダイヤフラム7に無理な変形が起こらない。それ故、ダイヤフラム7が劣化、損傷することを防止することができるので、ダイヤフラムシリンダ装置100の信頼性を高めることができる。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態のダイヤフラムポンプ装置100では、ダイヤフラム7において外周側被保持部71と変形自在部73との間に位置する外周側環状部分72に対しては、外周側環状部分72の変形を抑制する外周側変形抑制部125が構成され、ダイヤフラム7において内周側被保持部75と変形自在部73との間に位置する内周側環状部分74に対しては、内周側環状部分74の変形を抑制する内周側変形抑制部625が構成されているため、ピストン6が変位した際にダイヤフラム7の外周側環状部分72および内周側環状部分74が不必要に変形することがない。従って、チャンバ80の内容積とピストン6の位置との間にリニアリティが確保されている。特に、ダイヤフラムポンプ装置100では、ピストン6が下死点側に向けて変位してチャンバ80内が負圧になったときでも、チャンバ80内の負圧によって外周側環状部分72および内周側環状部分74が変形することがないので、チャンバ80の内容積とピストン6の位置との間のリニアリティを確実に確保できる。それ故、本形態のダイヤフラムポンプ装置100では、吐出精度が高い。また、本形態のダイヤフラムポンプ装置100を、ピストン6の移動に対応させて複数の流体をチャンバ80に吸引してチャンバ80内で混合した後、吐出するミキングポンプ装置として用いた場合、高い精度で混合を行なうことができる。また、ダイヤフラム7の不自然な変形が発生しないので、ダイヤフラム7の劣化を抑制することができる。
また、本形態では、ダイヤフラム7の外周側被保持部71を固定するのに用いた第2固定側部材12の一部によって外周側変形抑制部125を構成し、ダイヤフラム7の内周側被保持部75を固定するのに用いた第2ピストン側部材62の一部によって内周側変形抑制部625を構成したため、ダイヤフラム7の不必要な変形を防止するにあたって、部品を追加する必要がないので、コストの増大を防止することができる。また、固定体10やピストン6の構成を簡素化できる分、チャンバ80内での死容積の増大などを防止することができる。
さらに、ダイヤフラム7は、固定体10において第1固定側部材11および第2固定側部材12の湾曲面119、129によって挟まれ、ピストン6の側において第1ピストン側部材61および第2ピストン側部材62の湾曲面619、629によって挟まれているため、大きな応力がダイヤフラム7の局部に集中して加わることがない。それ故、ダイヤフラムポンプ装置100を小型化しても、ダイヤフラム7が急峻に曲がる箇所がないので、ダイヤフラム7が劣化、損傷することを防止することができる。それ故、ダイヤフラムポンプ装置100の信頼性を高めることができる。
[実施の形態1の変形例]
上記実施の形態1では、液体を吸入および吐出するダイヤフラムポンプ装置100に本発明を適用したが、気体を吸入および吐出するダイヤフラムポンプ装置100に本発明を適用してもよい。また、上記実施の形態1では、ステッピングモータ構造の駆動装置5を内蔵したダイヤフラムポンプ装置100に本発明を適用したが、外付けのステッピングモータから歯車機構を介して駆動力がピストンに伝達されるダイヤフラムポンプ装置や、他のアクチュエータによってピストンが駆動されるダイヤフラムポンプ装置に本発明を適用してもよい。
[実施の形態2]
上記実施の形態1では、本発明を適用したダイヤフラムシリンダ装置をダイヤフラムポンプ装置に適用したが、本形態では、チャンバ内での流体の流出入に基づいてピストンを軸線方向に変位させ、かかる変位を外部に出力するアクチュエータに本発明を適用した例を説明する。
図3(a)、(b)は、本発明を適用したアクチュエータの縦断面図であり、図3(a)には、ピストンが上死点にある状態を示し、図3(b)にはピストンが下死点にある状態を示してある。図4は、本発明を適用したアクチュエータの動作を模式的に示す説明図である。なお、本形態のアクチュエータは、ダイヤフラムシリンダ装置としての構成は、実施の形態1と同様であるため、対応関係が分りやすいように、可能な限り、共通する機能を有する部分には同一の符号を付して説明する。
図3(a)、(b)において、本形態のアクチュエータ200(ダイヤフラムシリンダ装置)は、固定体10において軸線方向に延在するシリンダ室8と、このシリンダ室8内に配置されたピストン6と、固定体10側およびピストン6側に外周側および内周側が各々固定されたダイヤフラム7とを有している。ダイヤフラム7は、シリンダ室8内において流体が流出入するチャンバ80を区画形成している。ピストン6と固定体10の底部との間にはコイルバネ50が配置されており、ピストン6はコイルバネ50によって上死点側に向けて付勢されている。また、アクチュエータ200には、ピストン6に連結された出力軸69が連結されており、ピストン6の変位は出力軸69を介して外部に伝達される。
このように構成したアクチュエータ200では、例えば、図4(a1)に示すように、バルブV11を開とし、バルブV12を閉にして、ポンプ210によって、チャンバ80内に流体を流入させる動作と、図4(a2)に示すように、バルブV11を閉とし、バルブV12を開にして、チャンバ80内から流体を流出させる動作とを繰り返せば、ピストン6を軸線方向に往復移動させることができ、かかる動作を出力軸69から往復直線運動として出力することができる。
また、図4(b)に示すように、バルブV21を開とし、バルブV22を閉にして、ポンプ220によって、チャンバ80内に流体を流入させる動作と、バルブV21を閉とし、バルブV22を開にして、ポンプ220によって、チャンバ80内から流体を流出させる動作とを繰り返せば、ピストン6を軸線方向に往復移動させることができ、かかる動作を出力軸69から往復直線運動として出力することができる。
再び図3(a)において、本形態のアクチュエータ200において、固定体10は、下死点側から上死点側に向かって、第1固定側部材11、第2固定側部材12、シール用のパッキン14、およびカバー18がこの順に重ねて配置されており、これらの部材はネジ19などによって固定されている。また、第2固定側部材12、パッキン14、およびカバー18には、チャンバ80に連通する流出入口180が形成されている。
このように構成したアクチュエータ200においても、実施の形態1と同様、ダイヤフラム7は、固定体10において第1固定側部材11と第2固定側部材12との間に挟持された環状の外周側被保持部71と、ピストン6側に保持された内周側被保持部75と、外周側被保持部71と内周側被保持部75との間においてピストン6の変位により断面U字状の折り返し部分79が移動してチャンバ80の内容積を変化させる環状の変形自在部73とを備えている。
第1固定側部材11は、外周側被保持部71に対する挟持面118より内周側に軸線方向の下死点側に向けて延在するシリンダ周壁115を備えており、かかるシリンダ周壁115と挟持面118とは、大きな曲率半径をもつ湾曲面119を介して連接している。また、第2固定側部材12において、外周側被保持部71に対する挟持面128より内周側には軸線方向の下死点側に延在する外周側変形抑制部125を備えており、かかる外周側変形抑制部125と挟持面128とは、大きな曲率半径をもつ湾曲面129を介して連接している。
ピストン6は、ネジ部材63により締結された第1ピストン側部材61および第2ピストン側部材62を備えている。第1ピストン側部材61は、内周側被保持部75に対する挟持面618より外周側に軸線方向の下死点側に向けて延在するピストン周壁615を備えており、かかるピストン周壁615と挟持面618とは、大きな曲率半径をもつ湾曲面619を介して連接している。また、第2ピストン側部材62において、内周側被保持部75に対する挟持面628より外周側には軸線方向の下死点側に延在する内周側変形抑制部625が形成されており、かかる内周側変形抑制部625と挟持面628とは、大きな曲率半径をもつ湾曲面629を介して連接している。
その他の構成は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。このように構成したアクチュエータ200において、チャンバ80に流体が流入すると、ピストン6は、図3(a)に示す上死点から図3(b)に示す下死点まで移動する。これに対して、チャンバ80から流体を流入させる際、ピストン6はコイルバネ50に押圧されて、図3(b)に示す下死点から図3(a)に示す上死点まで移動する。このような動作を行なう間、ダイヤフラム7の変形自在部73では、折り返し部分79が移動し、ピストン6の移動を許容するとともに、チャンバ80の内容積を変化させる。
その際、ダイヤフラム7において外周側被保持部71と変形自在部73との間に位置する外周側環状部分72に対しては、外周側環状部分72の変形を抑制する外周側変形抑制部125が構成され、ダイヤフラム7において内周側被保持部75と変形自在部73との間に位置する内周側環状部分74に対しては、内周側環状部分74の変形を抑制する内周側変形抑制部625が構成されているため、ピストン6が変位した際にダイヤフラム7の外周側環状部分72および内周側環状部分74が不必要に変形することがない。従って、チャンバ80の内容積とピストン6の位置との間にリニアリティが確保されている。それ故、チャンバ80への流体の流出入に対応して動作をピストン6に行なわせることができる。
本発明を適用したダイヤフラムポンプ装置(ダイヤフラムシリンダ装置)の縦断面図である。 (a)、(b)は、本発明を適用したダイヤフラムポンプ装置に設けた外周側変形抑制部周辺の拡大断面図、および内周側変形抑制部周辺の拡大断面図である。 本発明を適用したアクチュエータ(ダイヤフラムシリンダ装置)の縦断面図である。 図3に示すアクチュエータの動作を模式的に示す説明図である。 一般的なダイヤフラムシリンダ装置の縦断面図である。
符号の説明
10 固定体
5 駆動装置
6 ピストン
7 ダイヤフラム
8 シリンダ室
11 第1固定側部材
12 第2固定側部材
61 第1ピストン側部材
62 第2ピストン側部材
71 ダイヤフラムの外周側被保持部
72 ダイヤフラムの外周側環状部分
73 ダイヤフラムの変形自在部
74 ダイヤフラムの内周側環状部分
75 ダイヤフラムの内周側被保持部
79 ダイヤフラムの断面U字状の折り返し部分
80 チャンバ
100 ダイヤフラムポンプ装置(ダイヤフラムシリンダ装置)
115 シリンダ周壁
118、128、618、628 ダイヤフラムに対す挟持面(挟持分)
119、129、619、629 湾曲面
125 外周側変形抑制部
126 外周側変形抑制部の下死点側端部
200 アクチュエータ(ダイヤフラムシリンダ装置)
615 ピストン周壁
625 内周側変形抑制部
626 内周側変形抑制部の下死点側端部
G1、G2 隙間

Claims (8)

  1. 固定体において軸線方向に延在するシリンダ室と、該シリンダ室内に配置されたピストンと、前記固定部材側および前記ピストン側に外周側および内周側が各々固定され、前記シリンダ室内に流体が流出入するチャンバを区画するダイヤフラムとを有し、前記チャンバの内容積を縮小させる上死点方向および前記チャンバの内容積を拡張させる下死点方向への前記ピストンの変位と、前記チャンバ内での流体の流出入とが連動するダイヤフラムシリンダ装置において、
    前記ダイヤフラムは、前記固定体側に保持された外周側被保持部と、前記ピストン側に保持された内周側被保持部と、前記外周側被保持部と前記内周側被保持部との間において前記ピストンの変位により断面U字状の折り返し部分が移動して前記チャンバの内容積を変化させる変形自在部とを備え、
    前記固定体は、前記ダイヤフラムにおいて前記外周側被保持部と前記変形自在部との間に位置する外周側環状部分を前記チャンバ内において当該外周側環状部分より内周側で支持して、前記ピストンが変位する際の前記外周側環状部分の変形を抑制する外周側変形抑制部を備え、
    前記ピストンは、前記ダイヤフラムにおいて前記内周側被保持部と前記変形自在部との間に位置する内周側環状部分を前記チャンバ内において当該内周側環状部分より外周側で支持して、前記ピストンが変位する際の前記内周側環状部分の変形を抑制する内周側変形抑制部を備えていることを特徴とするダイヤフラムシリンダ装置。
  2. 前記外周側変形抑制部は、前記チャンバ内で前記上死点側から前記下死点側に向けて延在して前記ピストンが前記上死点に到達した際に前記折り返し部分が位置する箇所近傍に当該外周側変形抑制部の下死点側端部が位置し、
    前記内周側変形抑制部は、前記チャンバ内で前記上死点側から前記下死点側に向けて延在して前記ピストンが前記下死点に到達した際に前記折り返し部分が位置する箇所近傍に当該内周側変形抑制部の下死点側端部が位置していることを特徴とする請求項1に記載のダイヤフラムシリンダ装置。
  3. 前記外周側変形抑制部の下死点側端部と前記外周側環状部分との間には、当該下死点側端部の先端側に向かって幅寸法が連続的に拡大する隙間が空いており、
    前記内周側変形抑制部の下死点側端部と前記内周側環状部分との間には、当該下死点側端部の先端側に向かって幅寸法が連続的に拡大する隙間が空いていることを特徴とする請求項1または2に記載のダイヤフラムシリンダ装置。
  4. 前記固定体は、前記外周側被保持部に対して前記下死点側に位置する第1固定側部材と、前記外周側被保持部に対して前記上死点側に位置し、前記第1固定側部材との間に前記外周側被保持部を挟持する第2固定側部材とを備え、
    前記第1固定側部材は、前記外周側被保持部に対する挟持部分より内周側に前記軸線方向に延在するシリンダ周壁を備え、
    前記外周側変形抑制部は、前記第2固定側部材において前記シリンダ周壁より内周側で当該シリンダ周壁との間に前記外周側環状部分を挟むように前記軸線方向に延在し、
    前記ピストンは、前記内周側被保持部に対して前記下死点側に位置する第1ピストン側部材と、前記内周側被保持部に対して前記上死点側に位置し、前記第1ピストン側部材との間に前記内周側被保持部を挟持する第2ピストン側部材とを備え、
    前記第1ピストン側部材は、前記内周側被保持部に対する挟持部分より外周側で前記軸線方向に延在するピストン周壁を備え、
    前記内周側変形抑制部は、前記第2ピストン側部材において前記ピストン周壁より外周側で当該ピストン周壁との間に前記内周側環状部分を挟むように前記軸線方向に延在していることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のダイヤフラムシリンダ装置。
  5. 前記第1固定側部材において、前記外周側被保持部に対する挟持部分は前記軸線方向に対して直交する面方向に形成されているとともに、当該挟持部分と前記シリンダ周壁とは湾曲面を介して連接しており、
    前記第2固定側部材において、前記外周側被保持部に対する挟持部分は前記軸線方向に対して直交する面方向に形成されているとともに、当該挟持部分と前記外周側変形抑制部とは湾曲面を介して連接しており、
    前記第1ピストン側部材において、前記内周側被保持部に対する挟持部分は前記軸線方向に対して直交する面方向に形成されているとともに、当該挟持部分と前記ピストン周壁とは湾曲面を介して連接しており、
    前記第2ピストン側部材において、前記内周側被保持部に対する挟持部分は前記軸線方向に対して直交する面方向に形成されているとともに、当該挟持部分と前記内周側変形抑制部とは湾曲面を介して連接していることを特徴とする請求項4に記載のダイヤフラムシリンダ装置。
  6. 前記外周側変形抑制部の下死点側端部において外周側の縁部分は、角がないR形状になっており、
    前記内周側変形抑制部の下死点側端部において内周側の縁部分は、角がないR形状になっていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のダイヤフラムシリンダ装置。
  7. 前記ピストンの前記軸線方向の変位に基づいて前記チャンバ内での流体の流出入が行なわれるポンプ装置として構成されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のダイヤフラムシリンダ装置。
  8. 前記チャンバ内での流体の流出入に基づいて前記ピストンの前記軸線方向の変位が外部に出力されるアクチュエータとして構成されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のダイヤフラムシリンダ装置。
JP2008085201A 2008-03-28 2008-03-28 ダイヤフラムシリンダ装置 Pending JP2009236256A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008085201A JP2009236256A (ja) 2008-03-28 2008-03-28 ダイヤフラムシリンダ装置
CN200910132460A CN101545504A (zh) 2008-03-28 2009-03-26 膜片缸装置
US12/413,878 US20090241767A1 (en) 2008-03-28 2009-03-30 Diaphragm cylinder device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008085201A JP2009236256A (ja) 2008-03-28 2008-03-28 ダイヤフラムシリンダ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009236256A true JP2009236256A (ja) 2009-10-15
JP2009236256A5 JP2009236256A5 (ja) 2012-01-26

Family

ID=41115170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008085201A Pending JP2009236256A (ja) 2008-03-28 2008-03-28 ダイヤフラムシリンダ装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20090241767A1 (ja)
JP (1) JP2009236256A (ja)
CN (1) CN101545504A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017086893A (ja) * 2015-11-06 2017-05-25 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 動力伝達モジュール及びそれを含む運動補助装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3073113B1 (en) * 2013-11-20 2019-06-26 Nippon Pillar Packing Co., Ltd. Diaphragm pump
CN109630495A (zh) * 2018-10-19 2019-04-16 中国矿业大学 一种用于大型光学镜面加工的隔膜支撑气缸

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS557427U (ja) * 1978-06-28 1980-01-18
JPS5514127U (ja) * 1978-07-12 1980-01-29
JPS613985U (ja) * 1984-06-14 1986-01-11 株式会社 ゼツト工業 ポンプ

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2731534A (en) * 1948-02-26 1956-01-17 Taylor Winfield Corp Fluid pressure actuator for machine components
JPS6024904U (ja) * 1983-07-28 1985-02-20 小島プレス工業株式会社 ダイヤフラム形シリンダ
JPS6260706U (ja) * 1985-10-04 1987-04-15
JPS62140205U (ja) * 1986-02-28 1987-09-04
US4830232A (en) * 1987-08-11 1989-05-16 Bobrick Washroom Equipment, Inc. Fluid dispenser valve with rolling diaphragm
JPH09119408A (ja) * 1995-10-23 1997-05-06 Nok Corp ダイアフラムアクチュエータ
JPH1089474A (ja) * 1996-09-13 1998-04-07 Nok Corp ダイアフラム装置
JP2006158135A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Nidec Sankyo Corp リニアアクチュエータ、それを用いたバルブ装置
KR100725691B1 (ko) * 2004-11-30 2007-06-07 니혼 덴산 산쿄 가부시키가이샤 리니어 액추에이터를 사용한 펌프 장치
CN200955444Y (zh) * 2006-09-20 2007-10-03 中国重型汽车集团有限公司 一种膜片式无级缸

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS557427U (ja) * 1978-06-28 1980-01-18
JPS5514127U (ja) * 1978-07-12 1980-01-29
JPS613985U (ja) * 1984-06-14 1986-01-11 株式会社 ゼツト工業 ポンプ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017086893A (ja) * 2015-11-06 2017-05-25 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 動力伝達モジュール及びそれを含む運動補助装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20090241767A1 (en) 2009-10-01
CN101545504A (zh) 2009-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2738387B1 (en) Diaphragm pump
KR100725691B1 (ko) 리니어 액추에이터를 사용한 펌프 장치
EP3299622B1 (en) Electric pump
JP5706244B2 (ja) 流体用ダイヤフラムポンプ
US20110206541A1 (en) Metering pump device
JP5066724B2 (ja) 高真空バルブ
JP2009236256A (ja) ダイヤフラムシリンダ装置
JP4651049B2 (ja) 改善された効率を備えたピストンポンプ
JP5718290B2 (ja) ピストンポンプ
JP2005344569A (ja) ポンプ
US7695254B2 (en) Electric pump with coupled pressed members
KR20090103746A (ko) 다이어프램 실린더 장치
JP4673619B2 (ja) ポンプ装置
JP2021050780A (ja) 環状バルブおよび作動流体機械
JP2010209903A (ja) ロータリーカム式往復移動体及びこれを用いたポンプ
JP2015194167A (ja) 絞り弁
KR100823066B1 (ko) 다이어프램형 펌프
JP2006158135A (ja) リニアアクチュエータ、それを用いたバルブ装置
JP7449100B2 (ja) ダイヤフラムポンプ
JP4832098B2 (ja) ポンプ装置の駆動方法
JP2008196493A (ja) 隔膜吐出ポンプ及び隔膜吐出ポンプ用ポンプ隔膜
KR100757639B1 (ko) 리니어 액츄에이터를 이용한 펌프 장치 및 연료 전지
JP2007064237A (ja) 一体形油圧シリンダ
US20160237997A1 (en) Miniature pump
JP2024164577A (ja) 電動ポンプ、及びダイヤフラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110113

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120703

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121106