JP2009246468A - 撮影装置及び撮影装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】発生した手ぶれのぶれ量を撮影者が認識することができ、許容範囲内であるか否かを認識することができる撮影装置及び撮影装置の制御方法を提供する。
【解決手段】LCD18に表示されたスルー画像84上に、手ぶれ許容条件設定部28の制御に基づいて、手ぶれ認識用補助枠表示部30Aにより手ぶれ認識用補助枠80を表示し(ステップ102)、手ぶれ量表示部30Bにより手ぶれ量表示マーク82を表示し(ステップ104)、手ぶれ検出部22で検出した手ぶれの量及び方向を取得し(ステップ106)、手ぶれに対応する位置に手ぶれ量表示マーク82を移動する(ステップ108)。
【選択図】図3
【解決手段】LCD18に表示されたスルー画像84上に、手ぶれ許容条件設定部28の制御に基づいて、手ぶれ認識用補助枠表示部30Aにより手ぶれ認識用補助枠80を表示し(ステップ102)、手ぶれ量表示部30Bにより手ぶれ量表示マーク82を表示し(ステップ104)、手ぶれ検出部22で検出した手ぶれの量及び方向を取得し(ステップ106)、手ぶれに対応する位置に手ぶれ量表示マーク82を移動する(ステップ108)。
【選択図】図3
Description
本発明は、撮影装置及び撮影装置の制御方法、特に撮影画像がぶれ画像となることを防止する撮影装置及び撮影方法に関する。
一般に、撮影装置により被写体の撮影を行う際には、撮影装置に備えられているシャッターボタンを撮影者が押圧することにより、被写体像を撮影する。
撮影時、シャッターボタンを押圧する際に、撮影装置が動いてしまうことにより被写体像がぶれてしまう、いわゆる、手ぶれが発生することがある。
そのため、角速度センサ等から得られる手ぶれ信号を所定の間隔でサンプリングし、そのサンプリングした値から、手ぶれによる影響を低減させる為の補正量を算出し、算出した補正量により手ぶれを補正する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、画像から被写体の顔部分を検出し、顔の各部品の変動により、手ぶれ量を求め、求めた手ぶれ量により画像を補正する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
さらにまた、発生した手ぶれの方向及び移動量をより極端にすることで手ぶれを強調することにより、撮影装置に備えられた表示装置上において、手ぶれの発生を撮影者が認識できる技術が知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2005−217519号公報
特開2004−359154号公報
特開2005−210392号公報
しかしながら、上記従来の技術では、デジタルカメラ等の撮影装置に備えられた液晶ディスプレイ等の表示装置上に表示された被写体像(例えば、スルー画像)では撮影者が気にならない程度の手ぶれが原因となり、撮影された画像がぶれ画像となる場合がある。
本発明は、発生した手ぶれのぶれ量を撮影者が認識することができ、許容範囲内であるか否かを認識することができる撮影装置及び撮影装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の撮影装置は、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された被写体像の画像データに基づく画像を表示する表示手段と、前記撮像手段による撮像の際に発生する手ぶれの方向及び量を検出する手ぶれ検出手段と、前記表示手段に表示された表示画像上に、手ぶれの許容範囲を示す手ぶれ認識用補助枠を表示する手ぶれ認識用補助枠表示手段と、前記表示画像上の前記手ぶれ検出手段により検出された手ぶれの方向及び量に対応する位置に、所定のマーク又は前記表示画像の一部を切り出した切出し画像を表示する手ぶれ量表示手段と、を備えたことを特徴とする。
撮像手段は、被写体を撮像し、表示手段は、撮像手段により撮像された被写体像の画像データに基づく画像を表示する。手ぶれ検出手段は、撮像手段による撮像の際に発生する手ぶれの方向及び量を検出する。手ぶれ認識用補助枠表示手段は、表示手段に表示された表示画像上に、手ぶれの許容範囲を示す手ぶれ認識用補助枠を表示する。手ぶれ量表示手段は、表示画像上の前記手ぶれ検出手段により検出された手ぶれの方向及び量に対応する位置に、所定のマーク又は表示画像の一部を切り出した画像を表示する。
表示手段に表示されたスルー画像等の表示画像上に、手ぶれ認識用補助枠表示手段により、手ぶれの許容範囲を表示することができ、かつ、手ぶれ量表示手段により、所定のマーク又は切出し画像によって生じている手ぶれの方向及び量を表示することができるので、手ぶれ認識用補助枠と所定のマーク又は切出し画像との位置関係により、撮影者は、発生した手ぶれのぶれ量を認識することができ、手ぶれが許容範囲内であるか否かを認識することができる。
請求項2に記載の撮影装置は、請求項1に記載の撮影装置において、前記手ぶれ検出手段は、角加速度センサまたは加速度センサを含むことを特徴とする。
手ぶれ検出手段は、角加速度センサまたは加速度センサを含むことができる。
手ぶれ検出手段は、例えば、ジャイロセンサ等の角加速度センサまたは加速度センサにより手ぶれを検出することができる。
請求項3に記載の撮影装置は、請求項1または請求項2に記載の撮影装置において、前記手ぶれの許容条件を設定するための許容条件設定手段を備え、前記手ぶれ認識用補助枠表示手段は、前記許容条件設定手段の設定に基づいて、前記手ぶれ認識用補助枠の大きさを変更することを特徴とする。
手ぶれの許容条件を設定する許容条件設定手段を備えることができ、手ぶれ認識用補助枠表示手段は、当該設定に基づいて手ぶれ認識用補助枠の大きさを変更する。
同一の手ぶれ量であってもぶれ画像となるか否か等、条件により画像に与える手ぶれの影響が異なる場合がある。許容条件設定手段は、手ぶれの許容条件を設定し、手ぶれ認識用補助枠表示手段は、当該設定に基づいて手ぶれ認識用補助枠の大きさを変更することができるため、撮影者は、発生した手ぶれが許容範囲内であるか否かをより適正に認識することができる。
請求項4に記載の撮影装置は、請求項3に記載の撮影装置において、前記許容条件設定手段は、前記手ぶれの許容条件として、角加速度または加速度を設定させることを特徴とする。
手ぶれの許容条件は、角加速度または加速度を設定させること、とすることができる。手ぶれ量により角加速度または加速度が変化するため、角加速度または加速度を設定させることにより、許容する手ぶれ量の程度(量)を例えば、撮影者が設定することができる。
請求項5に記載の撮影装置は、請求項3または請求項4に記載の撮影装置において、前記許容条件設定手段は、前記撮像手段の露光時間が長くなるに従って前記手ぶれ認識用補助枠の大きさが小さくなるように、前記露光時間が短くなるに従って前記手ぶれ認識用補助枠の大きさが大きくなるように変更することを特徴とする。
許容条件設定手段は、撮像手段の露光時間が長くなるに従って手ぶれ認識用補助枠の大きさが小さくなるように変更し、露光時間が短くなるに従って手ぶれ認識用補助枠の大きさが大きくなるように変更する。
露光時間が長い場合は、少量の手ぶれであっても画像に与える影響が大きいため、露光時間が長くなるに従って手ぶれ認識用補助枠の大きさが小さくなるように変更し、露光時間が短くなるに従って手ぶれ認識用補助枠の大きさが大きくなるように変更することにより、手ぶれ認識用補助枠は、適正な許容範囲を示すことができ、撮影者は、発生した手ぶれが許容範囲内であるか否かをより適正に認識することができる。
請求項6に記載の撮影装置は、請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の撮影装置において、前記手ぶれ検出手段により検出された手ぶれを補正する手ぶれ補正手段を備え、前記許容条件設定手段は、前記手ぶれ補正手段による手ぶれ補正を行う設定となっている場合は、前記手ぶれ補正を行わない設定となっている場合よりも前記手ぶれ認識用補助枠の大きさを大きくすることを特徴とする。
検出された手ぶれを補正するための手ぶれ補正手段を備え、許容条件設定手段は、手ぶれ認識用補助枠の大きさを、手ぶれ補正を行う設定となっている場合は、行わない設定となっている場合に比べて大きくする。
手ぶれ補正を行う場合は、発生した手ぶれが補正されるため、行わない場合よりも大きな手ぶれを起こしていても画像がぶれ画像になりづらいため、手ぶれ補正を行う場合は行わない場合よりも手ぶれ認識用補助枠の大きさを大きくすることにより、手ぶれ認識用補助枠表示手段は、当該大きさの手ぶれ認識用補助枠を表示することができるため、撮影者は、発生した手ぶれが許容範囲内であるか否かをより適正に認識することができる。
請求項7に記載の撮影装置は、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の撮影装置において、前記手ぶれ量表示手段は、前記撮像手段の露光時間に基づいて、前記所定のマーク又は前記切出し画像を表示する位置を変化させることを特徴とする。
前記手ぶれ量表示手段は、前記撮像素子の露光時間に基づいて、前記所定のマーク又は前記切出し画像を表示する位置を変化させることができる。
露光時間と手ぶれが画像に与える影響とは対応関係があるため、露光時間に基づいて、例えば、露光時間が長い場合は所定のマーク又は切出し画像を規定位置から離れた位置に変化させることにより、露光時間に基づいた適正な位置に表示することができるため、撮影者は、発生した手ぶれが許容範囲内であるか否かをより適正に認識することができる。
請求項8に記載の撮影装置は、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の撮影装置において、前記手ぶれ量表示手段は、前記撮像手段の露光時間が長くなるに従って前記所定のマーク又は前記切出し画像の大きさが大きくなるように、前記露光時間が短くなるに従って前記所定のマーク又は前記切出し画像の大きさが小さくなるように変更することを特徴とする。
手ぶれ量表示手段は、露光時間が長くなるに従って所定のマーク又は切出し画像の大きさが大きくなるように変更し、露光時間が短くなるに従って所定のマーク又は切出し画像の大きさが小さくなるように変更することができる。
露光時間と手ぶれが画像に与える影響とは対応関係があり、露光時間と所定のマーク又は切出し画像の大きさとは比例関係がある。露光時間が長くなるに従って所定のマーク又は切出し画像の大きさが大きくなるように変更し、露光時間が短くなるに従って所定のマーク又は切出し画像の大きさが小さくなるように変更することにより、露光時間に基づいた適正な大きさの所定のマーク又は切出し画像を表示することができるため、撮影者は、発生した手ぶれが許容範囲内であるか否かをより適正に認識することができる。
請求項9に記載の撮影装置は、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の撮影装置において、前記所定のマーク又は切出し画像が前記手ぶれ認識用補助枠の外に位置する場合に、前記手ぶれ量が許容量を越えているものとして報知する報知手段を備えたことを特徴とする。
所定のマーク又は切出し画像が手ぶれ認識用補助枠の外に位置する場合に、報知する報知手段を備えることができる。所定のマーク又は切出し画像が手ぶれ認識用補助枠の外に位置する場合とは、手ぶれが許容範囲を越えている場合を示している。すなわち、報知手段は、手ぶれが許容範囲を越えていることを報知する。これにより、撮影者に対して、手ぶれが許容範囲内であるか否かをより認識しやすくすることができる。
請求項10に記載の撮影装置は、請求項9に記載の撮影装置において、前記報知手段は、前記表示手段に表示された画像の色調を変化させる色調変化手段であることを特徴とする。
報知手段は、表示手段に表示された画像の色調を変化させる色調変化手段とすることができる。これにより、撮影者の視覚に対して、強調して報知するので、手ぶれが許容範囲を越えていることをより認識しやすくすることができる。
請求項11に記載の撮影装置は、請求項9または請求項10に記載の撮影装置において、前記報知手段は、警告音を出力する警告音出力手段であることを特徴とする。
報知手段は、警告音を出力する警告音出力手段とすることができ、警告音により報知することができる。これにより、撮影者の聴覚に対して、手ぶれが許容範囲を越えていることを報知することができる。
請求項12に記載の撮影装置は、請求項9から請求項11のいずれか1項に記載の撮影装置において、前記報知手段は、撮影装置を振動させる振動手段であることを特徴とする。
報知手段は、撮影装置を振動させる振動手段とすることができ、振動により報知することができる。これにより、撮影者の触覚に対して、手ぶれが許容範囲を越えていることを報知することができる。
請求項13に記載の撮影装置の制御方法は、撮像された被写体像の画像データに基づく画像を表示し、撮像の際に発生する手ぶれの方向及び量を検出し、表示された表示画像上に、手ぶれの許容範囲を示す手ぶれ認識用補助枠を表示し、前記表示画像上の前記手ぶれの方向及び量に対応する位置に、所定のマーク又は前記表示画像の一部を切り出した切出し画像を表示することを特徴とする。
以上説明したように、請求項1〜請求項13に記載の本発明によれば、発生した手ぶれのぶれ量を撮影者が認識することができ、許容範囲内であるか否かを認識することができる撮影装置及び撮影装置の制御方法を提供することができる、という効果が得られる。
[第1の実施の形態]
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本実施の形態に係る撮影装置であるデジタルカメラの概略構成の一例を図1に示す。
本実施の形態のデジタルカメラ10の正面には、被写体像を結像させるためのレンズ12と、撮影する被写体の構図を決定するために用いられるファインダ14と、が備えられている。また、デジタルカメラ10の上面には、撮影を実行する際に撮影者によって押圧操作されるレリーズボタン(シャッター)16Aと、電源スイッチ16Bと、が備えられている。
本実施の形態では、レリーズボタン16Aは、中間位置まで押下される状態(半押し状態)と、当該中間位置を越えた最終押下位置まで押下される状態(全押し状態)と、の2段階の押圧操作が検出可能に構成されている。
本実施の形態のデジタルカメラ10では、レリーズボタン16Aを半押し状態にすることによりAE(Automatic Exposure、自動露出)機能が働いて露出状態(シャッタースピード(露光時間)、絞りの状態)が設定された後、AF(Auto Focus、自動合焦)機能が働いて合焦制御され、その後、引き続き全押し状態にすると露光(撮影)が行われる。
一方、デジタルカメラ10の背面には、ファインダ14の接眼部と、撮影によって得られたデジタル画像データにより示される被写体像や各種メニュー画面、メッセージ等を表示するための表示手段である液晶ディスプレイ(LCD)18と、撮影を行うモードである撮影モード及び撮影によって得られたデジタル画像データにより示される被写体像をLCD18に表示(再生)するモードである再生モードの何れかのモードに設定するためにスライド操作されるモード切替スイッチ16Cと、LCD18の表示領域における上・下・左・右の4方向の移動方向を示す4つの矢印キーを含んで構成された十字カーソルボタン16Dと、が備えられている。
なお、本実施の形態では、撮像素子(CCD、詳細後述)で撮像された画像をLCD18にスルー画表示させ、これにより電子ファインダとして用いることができる。
次に、図2に本実施の形態のデジタルカメラ10の電気系の主要構成の一例のブロック図を示す。
図2に示すように、本実施の形態のデジタルカメラ10は、撮像部20、手ぶれ検出部22、画像信号処理回路部24、圧縮伸張処理回路部26、手ぶれ許容条件設定部28、手ぶれ認識表示部30、表示制御回路部32、LCD18、操作部16、CPU(中央処理装置)34、AF検出回路部36、AE・AWB検出回路部38、手ぶれ補正部40、第1メモリ42、第2メモリ44、メデイアコントローラ46、及び外部機器I/F(インターフェイス)48を備えて構成されている。
撮像部20は、光学ユニット52、CCD(Charge Coupled Device、撮像素子)54、CDSAMP(相関二重サンプリング回路)56、A/D(アナログ/デジタル変換器)58、画像入力コントローラ60、タイミングジェネレータ62、及びモータ制御部64A、64B、64Cを備えて構成されている。また、光学ユニット52は、レンズ12(図1参照)、ズームモータ52A、焦点調整モータ52B、及び絞り駆動モータ52Cを含んで構成されている。
手ぶれ検出部22は、センサ70A、70B、ハイパスフィルタ72、A/D(アナログ/デジタル変換器)74、及び信号処理回路部76を備えて構成されている。
画像信号処理回路部24、圧縮伸張処理回路部26、手ぶれ許容条件設定部28、手ぶれ認識表示部30、表示制御回路部32、CPU34、AF検出回路部36、AE・AWB検出回路部38、手ぶれ補正部40、第1メモリ42、第2メモリ44、メデイアコントローラ46、外部機器I/F48、画像入力コントローラ60、及び信号処理回路部76は、BUS50を介して互いに情報等の授受が可能に接続されている。
CPU34は、デジタルカメラ10全体の動作を司るためのものであり、第1メモリ42は、CPU32による各種処理の実行時のワークエリア等として用いられるためのものであり、また、第2メモリ44は、主として撮影により得られたデジタル画像データを記憶するためのものである。なお、第1メモリ42の具体的一例としては、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)が、第2メモリ44の具体的一例としては、VRAM(Video RAM)がそれぞれ挙げられる。
画像信号処理回路部24は、デジタル画像データに対して各種画像処理を施すためのものである。圧縮伸張処理回路部26は、所定の圧縮形式でデジタル画像データに圧縮処理を施す一方、圧縮処理されたデジタル画像データに伸張処理を施すためのものである。
表示制御回路部32は、デジタル画像データにより示される画像やスルー画像、メニュー画面等をLCD18に表示させるための信号を生成してLCD18に供給するためのものである。
AF検出回路部36は、AF機能を働かせるために必要とされる物理量を検出するためのものであり、AE・AWB検出回路部38は、AE機能及びAWB(Automatic White Balance)機能を働かせるために必要とされる物理量、具体的一例としては、CCD54による撮像によって得られた画像の明るさを示す輝度情報と、色差情報を検出するためのものである。CPU34は、AE・AWB検出回路部38による検出結果に基づいて露出状態を設定する、AE制御を実行する。なお、露出状態は、絞り、シャッタースピード、撮影感度などの相互関係によって決まる。
メディアコントローラ46は、本体に着脱可能な記録メディア46Aをデジタルカメラ10でアクセス可能とするためのものである。外部機器I/F48は、デジタルカメラ10に接続された外部機器との間の所定インターフェイス企画(例えば、USB(Universal Serial Bus)規格)による通信を司るためのものである。
手ぶれ許容条件設定部28は、手ぶれによる許容条件を設定するためのものであり、
当該設定に基づいて手ぶれ認識用補助枠の大きさを制御する。本実施の形態では、許容条件の一例として、センサ70A、70Bの加速度または角加速度や、露光時間(シャッタースピード)、手ぶれ補正を行うか否かの場合について詳細に説明しているが、これに限らない(詳細後述)。
手ぶれ認識表示部30は、手ぶれ認識用補助枠表示部30A及び手ぶれ量表示部30Bを含んで構成されており、LDC18に表示されたスルー画像上に、撮影の際に生じる手ぶれをユーザが認識できるように表示するためのものである。手ぶれ認識用補助枠表示部30Aは手ぶれ許容範囲を表示するためのものであり、手ぶれ許容条件設定部28の制御に基づいて、手ぶれの許容範囲を示す手ぶれ認識用補助枠を表示する。手ぶれ許容範囲とは、例えば、実際には手ぶれが生じていても、プリントされた被写体画像に肉眼ではぶれが認められない、または手ぶれが生じていても問題がないとユーザが判断できる手ぶれ量の範囲を表すものである。
手ぶれ量表示部30Bは実際に生じている手ぶれ量を表示するためのものであり、初期位置からの所定の印(本実施の形態では、具体的一例として手ぶれ量表示マークとして円形の印を用いている)の移動量により手ぶれ量を表示する。なお、初期位置としては、本実施の形態では、LCD18画面上の中央としている。
手ぶれ補正部40は、手ぶれ検出部22で検出した手ぶれを補正するためのものである。手ぶれを補正する方法の具体的一例としては、レンズ12に含まれる手ぶれ補正レンズ(図示省略)を移動させて、手ぶれによる光軸のずれを打ち消して、手ぶれを補正した被写体像を示すアナログ信号がCCD54から出力されるようにする方法等が挙げられるが、これに限らない。また、本実施の形態では、手ぶれ補正を行うか否かは、ユーザがLCD18上に表示されたメニュー画面等の項目を十字カーソルボタン16D等を操作することにより選択することができる。
光学ユニット52に含まれるレンズ12(図1参照)は、複数枚のレンズを有し、焦点距離の変更(変倍)が可能なズームレンズとして構成されており、ズームモータ52A、焦点調整モータ52B、及び絞り駆動モータ52Cを含んで構成されるレンズ駆動機構を備えている。モータ駆動部64A、64B、64Cの出力端子はズームモータ52A、焦点調整モータ52B、及び絞り駆動モータ52Cに接続されている。モータ駆動部64A、64B、64Cの入力端子は、CPU34にそれぞれ接続されており、レンズ駆動機構を構成するズームモータ52A、焦点調整モータ52B、及び絞り駆動モータ52Cは各々CPU34の制御下でモータ駆動部64から供給された駆動信号によって駆動される。
CPU34は、光学ズーム倍率を変更する際にはズームモータ52Aを駆動制御して光学ユニット52に含まれるレンズ12の焦点距離を変化させる。CPU34は、CCD54による撮像によって得られた画像のコントラストが最大となるように焦点調整モータ52Bを駆動制御することにより合焦制御を行う。すなわち、本実施の形態では、合焦制御として、AF検出回路部36により、CCD54による撮像によって得られた画像の輝度の高周波成分を示す評価値を検出し、検出された評価値に基づいて、読取られた画像のコントラストが最大となるようにレンズの位置を設定する所謂TTL(Through The Lens)方式によるコントラストAF制御が実行可能である。
CCD54は、レンズ12の光軸後方に配設されており、出力端子がCDSAMP56の入力端子に接続されている。
CDSAMP56の出力端子はA/D58の入力端子に接続されている。CDSAMP56による相関二重サンプリング処理は、CCD54の出力信号に含まれるノイズ(特に熱雑音)等を軽減することを目的として、CCD54の1画素毎の出力信号に含まれるフィードスルー成分レベルと画素信号成分レベルとの差をとることにより正確な画素データを得る処理である。また、CDSAMP56には、増幅器(図示省略)が内蔵されており、CCD54から入力された画像信号は、相関二重サンプリング処理が施されると共に、所定の増幅率で増幅されて出力される。
画像入力コントローラ60の入力端子は、A/D58の出力端子に接続されており、所定容量のラインバッファを内蔵すると共に入力されたデジタル画像データを第2メモリ44の所定の領域に直接記憶させる制御を行うためのものである。
タイミングジェネレータ62は、主としてCCD54を駆動させるためのタイミング信号を生成してCCD54に供給するためのものである。タイミングジェネレータ62の入力端子はCPU34に、出力端子はCCD54に接続されており、CCD54の駆動は、CPU34によりタイミングジェネレータ62を介して制御される。
また、レリーズボタン16A、電源スイッチ16B、モード切替スイッチ16C、及び十字カーソルボタン16Dを含む操作部16はCPU34に接続されており、CPU34は、これら操作部16の各々に対する操作状態を常時把握できる。
センサ70A、70Bは、デジタルカメラ10の電源投入後の被写体に対する撮像部20(光学ユニット52及びCCD54)の振れを検出するためのものであり、角加速度、加速度、角変位等を検出することにより振れを検出する。センサ70A、70Bの具体的一例としては、ジャイロセンサ等が挙げられる。本実施の形態では、センサ70Aは、レンズ12及びCCD54を含む撮像部20の光軸に直交する所定の方向(垂直方向)へのデジタルカメラ10の回転運動の角速度を検出するものであり、垂直方向の角速度に応じた信号を出力する。また、センサ70Bは、撮像部20の光軸に直交し、かつ、センサ70Aの検知方向から略90度回転した方向(水平方向)へのデジタルカメラ10の回転運動の角速度を検出するものであり、水平方向の角速度に応じた信号を出力する。
具体的には、センサ70A、70Bは、デジタルカメラ10の初期設定である切出領域から当該切出領域の外へ被写体が振れたことを検知する。この振れた量が垂直方向及び水平方向各々への移動量として、各々センサ70A、70Bによって検出され、これらのセンサによる出力信号として出力される。
なお、センサ70A、70Bによる出力信号は、小さい信号であるため、増幅回路(図示省略)を介して出力信号を増幅させる。また、センサ70A、70Bによる出力信号には、ヌル電圧や直流成分などのオフセット成分である直流成分が含まれる。
ハイバスフィルタ72は、センサ70A、70Bから直流成分を除去するためのものである。ハイバスフィルタ72の具体的一例としては、キャパシタンスと抵抗とから構成されるCR直流カット回路等が挙げられる。ハイパスフィルタ72を介することにより、センサ70A、70Bの出力信号が増幅されると共に、低域周波数成分、すなわち、直流成分がカットされる。直流成分がカットされたセンサ70A、70B各々の出力信号は、A/D74によりサンプリングされて出力データとして信号処理回路部76に入力される。
信号処理回路部76は、垂直成分及び水平成分の振れ量、または振れを補正するための補正量を求めるためのものである。具体的一例としては、デジタルカメラ10の被写体の撮影による切出領域の本来の位置(初期設定の位置)からの移動量に応じて、該移動を抑制するような方向に切出領域を移動するための水平方向の移動量及び垂直方向への移動量を算出し、算出された移動量に応じて切出領域を移動した後に、該切出領域内の画像データを得る。なお、初期設定の位置とは、例えば、有効画素領域の中心位置と、切出領域の中心位置とが略同一となるように切出領域が位置する場合の位置である。
なお、本実施の形態では、手ぶれ検出部22は、センサ70A、70Bを用いて手ぶれの検出を行っているが、これに限らず、例えば、センサを用いないで検出を行ってもよい。この場合の具体的一例として、K番目のフレームの画像を取り込み、K−1番目のフレームの画像と、同一被写体の位置のずれと、レンズの焦点位置(焦点距離)と、に基づいてデジタルカメラ10の手ぶれ方向及び手ぶれ量を算出するようにしてもよい。
次に、本実施の形態のデジタルカメラ10の作用を図面を参照して詳細に説明する。
まず、本実施の形態のデジタルカメラ10における撮影時の全体的な動作について説明する。
CCD54による光学ユニット52を介した撮像が行われ、被写体像を示す信号がCCD54から順次出力される。そして、CCD54から出力された信号は順次CDSAMP56に入力されて相関二重サンプリング処理が施された後に、A/D58に入力され、A/D58は、CDSAMP56から入力されたR(赤)、G(緑)、B(青)の信号を各々12ビットのR、G、B信号(デジタル画像データ)に変換して画像入力コントローラ60に出力する。
画像入力コントローラ60は内蔵しているラインバッファにA/D58から順次入力されるデジタル画像データを蓄積して一旦第2メモリ44の所定領域に格納する。
第2メモリ44の所定領域に格納されたデジタル画像データは、CPU34による制御下で画像信号処理回路部24によって読出され、これらにAE・AWB検出回路部38により検出された物理量に応じたデジタルゲインをかけることでホワイトバランス調整を行うと共に、ガンマ処理及びシャープネス処理を行って8ビットのデジタル画像データを生成し、更にYC信号処理を施して輝度信号Yとクロマ信号Cr、Cb(YC信号)を生成し、YC信号を第2メモリ44の上記所定領域とは異なる領域に格納する。
なおLCD18は、スルー画像を表示して電子ファインダとして使用することができるものとして構成されているが、このようにLCD18をファインダとして使用する場合には、生成したYC信号を、表示制御回路部32を介して順次LCD18に出力する。これにより、LCD18にスルー画像が表示されることになる。
また、手ぶれ認識表示部30は、スルー画像上にユーザが手ぶれ及び手ぶれ許容量を認識可能にするための手ぶれ認識表示を行う。手ぶれ認識用補助枠表示部30Aは、手ぶれ認識用補助枠を手ぶれ許容条件設定部28の制御に基づいて表示し、手ぶれ量表示部30Bは、手ぶれ量表示マークを表示する。
ここで、レリーズボタン16Aがユーザによって半押し状態とされた場合、AE機能が働いて露出状態が設定された後、AF機能が働いて合焦制御され、その後、引き続き全押し状態とされた場合、この時点で第2メモリ44に格納されているYC信号を、圧縮・伸張処理回路部26によって所定の圧縮形式で圧縮した後に記録メディア46Aに画像ファイルとして記録する。
次に、上述の手ぶれ認識表示について図3〜図5を参照して詳細に説明する。図3は、本実施の形態の手ぶれ認識表示処理の一例を示すフローチャートである。なお、このとき、LCD18には上述したように、被写体像のスルー画像が表示されている。
まずステップ100では、手ぶれ許容条件設定部28から手ぶれ認識用補助枠の大きさを取得する。なお、本実施の形態では、予め、標準的な撮影条件に基づく手ぶれ認識用補助枠の大きさ(許容範囲)を得ておき、得られた値を許容条件のデフォルトとして手ぶれ許容条件設定部28のメモリ(図示省略)に記憶している。
次のステップ102では、手ぶれ認識用補助枠表示部30Aにより、取得した補助枠の大きさに基づいて手ぶれ認識用補助枠をLCD18のスルー画像上に表示させる。
次のステップ104では、手ぶれ量表示マークをLCD18のスルー画像上の所定の位置(初期位置、本実施の形態では、中央)に表示させる。
さらに次のステップ106では、手ぶれ量として加速方向と加速量(加速度)を手ぶれ検出部22から取得し、次のステップ108では、取得した手ぶれ量に基づいた位置に手ぶれ量表示マークを移動(表示する位置を変更)する。
ここで、本実施の形態の手ぶれ認識用補助枠及び手ぶれ量表示マークの表示について図4及び図5を参照して詳細に説明する。図4(A)は、手ぶれが生じていない場合のデジタルカメラ10を被写体側から見た図(正面図)を示している。また、図4(B)は、手ぶれによりデジタルカメラ10が正規の位置(点先で図示した位置)からずれた状態、すなわち、手ぶれZが生じている状態を示している。図4(B)に示した状態では、撮影者は左方向及び上方向に手ぶれを起こしている。この場合、センサ70Aは手ぶれZの垂直成分Yを検出し、センサ70Bは水平成分Xを検出する。
また、図5は、LCD18に表示されたスルー画像84上に手ぶれ認識用補助枠80及び手ぶれ量表示マーク82が表示された状態を示している。図5(A)は、手ぶれが生じていない場合を示しており、図4(A)に対応している。図5(B)は、手ぶれが生じている場合を示しており、図4(B)に対応している。図5(B)に示したように、手ぶれ量表示マークは、初期位置から左方向(水平成分Xに対応)及び上方向(垂直成分Yに対応)に、手ぶれ量に対応する距離分、離れた位置に表示されている。
なお、本実施の形態では手ぶれ認識用補助枠80の内部が手ぶれ許容範囲であり、当該許容範囲に手ぶれ量表示マーク82が全て含まれる場合が手ぶれ許容範囲、即ち、ぶれ画像が生じないことをしめしている。
このように、図5(B)のように手ぶれ認識用補助枠80及び手ぶれ量表示マーク82が表示されている場合は、ユーザ(撮影者)は、左方向及び上方向に手ぶれを起こしているが、許容範囲内であることを認識することができる。
また、図5(C)では、手ぶれ量表示マーク82が手ぶれ認識用補助枠80の外部に出ており、すなわち、許容範囲を越えた手ぶれが生じている状態を示している。このように、図5(C)のように手ぶれ認識用補助枠80及び手ぶれ量表示マーク82が表示されている場合は、ユーザ(撮影者)は、左方向及び上方向に許容範囲を越えた手ぶれを起こしていることを認識することができ、従って、ぶれ画像になることを認識することができる。
なお、ここでは、手ぶれ認識用補助枠80及び手ぶれ量表示マーク82の形状を円形で表しているがこれに限らず、方形等、他の形状であってもよいし、表示色も特に限定されないが、目立つものであることが好ましい。
さらに、次のステップ110では、手ぶれ認識表示を終了するか否かを判断する。終了しない場合は否定されて、ステップ106に戻り、手ぶれ量の取得及び手ぶれ量表示マークの移動を繰り返す。一方、撮影を終了する場合や、スルー画像の表示を終了する場合、手ぶれ認識表示の終了をユーザが指定した場合等は肯定されて、本処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態のデジタルカメラ10では、被写体を撮影する際に、LCD18に表示されたスルー画像84上に手ぶれ認識用補助枠80を表示し、かつ、手ぶれの量及び方向に対応する位置に手ぶれ量表示マーク82を表示するので、撮影者は、発生した手ぶれのぶれ量を認識することができ、手ぶれ量表示マーク82が手ぶれ認識用補助枠80を越えているか否かにより、越えていない場合は手ぶれが許容範囲内であり、越えている場合は許容範囲外であることを認識することができる。
なお、本実施の形態では、手ぶれ量表示マーク82により手ぶれの量及び方向を表示しているが、これに限らず、LCD18に表示されたスルー画像の一部を切り出した切出し画像により表示するようにしてもよい。
この場合の手ぶれ認識表示処理は、図3に示した手ぶれ認識表示処理とステップ104及び108の処理のみ異なる処理である。
ステップ104では、LCD18に表示されたスルー画像の一部を切り出した切出し画像を表示する(図6(A)参照、詳細後述)。切出し画像の大きさは予め手ぶれ量表示部30Bのメモリ(図示省略)に記憶しておく。また、切り出す位置はLCD18画面の中央とすることが好ましい。なお、切り出した残りのスルー画像の部分はそのまま表示しても、表示しなくても、もしくは、色調を変化させる等してもよいが、切出し画像部分を見やすくすることが好ましい。
さらに、ステップ108では、取得した手ぶれ量及び方向に基づく位置のスルー画像を切り出す(図6(B)参照、詳細後述)。本実施の形態では、切出し画像の中心位置が取得した手ぶれ量及び方向に基づく位置になるようにスルー画像を切り出す。
手ぶれ認識表示の具体的一例を図6に示す。図6(A)は、手ぶれが生じていない場合を示しており、図5(A)に対応している。図6(B)は、手ぶれが生じている場合を示しており、図5(B)に対応している。図6(B)に示したように、切出し画像83は、初期位置から左方向(水平成分Xに対応)及び上方向(垂直成分Yに対応)に、手ぶれ量に対応する距離分、離れた位置に表示されている。このように、図6(B)のように手ぶれ認識用補助枠81及び切出し画像83が表示されている場合は、ユーザ(撮影者)は、左方向及び上方向に手ぶれを起こしているが、許容範囲内であることを認識することができる。
また、図6(C)では、切出し画像83が手ぶれ認識用補助枠81の外部に出ており、すなわち、許容範囲を越えた手ぶれが生じている状態を示している。このように、図6(C)のように手ぶれ認識用補助枠81及び切出し画像83が表示されている場合は、ユーザ(撮影者)は、左方向及び上方向に許容範囲を越えた手ぶれを起こしていることを認識することができ、従って、ぶれ画像になることを認識することができる。
このように、LCD18に表示されたスルー画像84上に手ぶれ認識用補助枠81を表示し、かつ、スルー画像を切り出した切出し画像83により手ぶれ量を表示しすることによっても、撮影者は、発生した手ぶれのぶれ量を認識することができ、切出し画像83が手ぶれ認識用補助枠81を越えているか否かにより、越えていない場合は手ぶれが許容範囲内であり、越えている場合は許容範囲外であることを認識することができる。
[第2の実施の形態]
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態では、撮影者が撮影条件として手ぶれの許容条件を設定する場合について詳細に説明する。なお、本実施の形態のデジタルカメラは、第1の実施の形態のデジタルカメラ10と略同様の構成及び作用であるので、詳細な説明は省略し、手ぶれ認識表示処理(手ぶれ認識表示)について詳細に説明する。
本実施の形態では、予め、撮影者が手ぶれの許容条件を例えば、LCD18上に表示されたメニュー画面等の項目を十字カーソルボタン16D等を操作することにより設定する。ここではどの程度(手ぶれ量)の手ぶれまで許容範囲とするか、具体的一例として、手ぶれ検出部22のセンサ70A及びセンサ70Bの角速度を設定する。設定された各々の角速度は、手ぶれ許容条件設定部28のメモリ(図示省略)に記憶された状態になる。
図7に、本実施の形態の手ぶれ認識表示処理の一例のフローチャートを示す。なお、ステップ206は第1の実施の形態の手ぶれ認識表示処理のステップ100(図3参照)に対応し、ステップ208はステップ102に、ステップ210はステップ104に、ステップ212はステップ106に、ステップ214はステップ108に、ステップ216はステップ110に、それぞれ対応している。
まずステップ200では、手ぶれ許容条件設定部28から設定加速度を取得し、次のステップ202では、手ぶれ認識用補助枠サイズを算出する。なお、本実施の形態では、センサ70A、70Bの加速度と手ぶれ認識用補助枠80の大きさとは比例関係にあり、一例として、この加速度に基づいて手ぶれ認識用補助枠80の大きさを算出するための計算式が予め手ぶれ許容条件設定部28のメモリ(図示省略)に記憶されているがこれに限らず、例えば、加速度と手ぶれ認識用補助枠80の大きさとの対応関係を予め記憶しておき、当該対応関係から手ぶれ認識用補助枠80の大きさを読取るようにしてもよい。
なお、手ぶれ量が大きくなるのに比例して加速度が大きくなるため、設定する加速度が大きい場合は許容する手ぶれ量が大きく、加速度が小さい場合は許容する手ぶれ量が小さいことを表している。従って、手ぶれ認識用補助枠80の大きさは、設定された加速度が大きい場合は大きく、加速度が小さい場合は小さくなる(図8参照、詳細後述)。
次のステップ204では、手ぶれ補助枠の大きさ(許容範囲)を算出した値に設定する。
そして次のステップ206では、手ぶれ認識用補助枠の大きさを取得し、次のステップ208では手ぶれ認識用補助枠80をLCD18のスルー画像84上に表示し、次のステップ210では手ぶれ量表示マーク82を表示し、次のステップ212では手ぶれ検出部22から手ぶれ量(加速方向と加速量)を取得し、次のステップ214では、取得した手ぶれ量に基づいた位置に手ぶれ量表示マーク82を移動する。次のステップ216では、本処理を終了するか否か判断し、否定された場合は、手ぶれ量の取得及び手ぶれ量表示マーク82の移動を繰り返し、肯定された場合は、本処理を終了する。
図8を参照して本実施の形態の手ぶれ認識用補助枠80及び手ぶれ量表示マーク82の表示について説明する。図8(A)は設定されている加速度が小さい場合を示し、(B)は設定されている加速度が(A)の場合よりも大きい場合を示しており、手ぶれ認識用補助枠80Bは、手ぶれ認識用補助枠80Aよりも大きい。
このように、同一の手ぶれ量であっても、図8(A)に示した場合では、手ぶれは許容範囲外であり、(B)に示した場合では、手ぶれは許容範囲内であることが認識できる。
以上説明したように、本実施の形態のデジタルカメラ10では、撮影者がどの程度(手ぶれ量)の手ぶれまで許容範囲とするかについて、手ぶれ検出部22のセンサ70A及びセンサ70Bの角速度の設定を予めしておき、当該設定に基づいて手ぶれ認識用補助枠80の大きさを算出し、LCD18のスルー画像84上に表示するため、撮影者は設定に基づいて、発生した手ぶれのぶれ量を認識することができ、手ぶれ量表示マーク82が手ぶれ認識用補助枠80を越えているか否かにより、越えていない場合は手ぶれが許容範囲内であり、越えている場合は許容範囲外であることを認識することができる。
なお、本実施の形態では、手ぶれ量表示マーク82により手ぶれの量及び方向を表示しているが、これに限らず、第1の実施の形態の場合と同様に、LCD18に表示されたスルー画像の一部を切り出した切出し画像により表示するようにしてもよい。手ぶれ認識表示処理も同様に、図3のステップ104に対応するステップ210及びステップ108に対応するステップ214の処理のみ異なる処理を行えばよい。
[第3の実施の形態]
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態では、露光時間を手ぶれの許容条件として設定する場合について詳細に説明する。なお、本実施の形態のデジタルカメラは、第1の実施の形態及び第2の実施の形態のデジタルカメラと略同様の構成及び作用であるので、詳細な説明は省略し、手ぶれ認識表示処理(手ぶれ認識表示)について詳細に説明する。
本実施の形態では、予め、撮影者が手ぶれの許容条件を例えば、LCD18上に表示されたメニュー画面等の項目を十字カーソルボタン16D等を操作することにより設定する。本実施の形態の露光時間の取得は例えば、設定されているシャッタースピードを読取ったり、スルー画像84の露光時間から読取ったりすればよいが、これに限らない。
図9に、本実施の形態の手ぶれ認識表示処理の一例のフローチャートを示す。なお、ステップ306は第1の実施の形態の手ぶれ認識表示処理のステップ100(図3参照)に対応し、ステップ308はステップ102に、ステップ310はステップ104に、ステップ312はステップ106に、ステップ314はステップ108に、ステップ316はステップ110に、それぞれ対応している。また、ステップ300は第2の実施の形態の手ぶれ認識処理のステップ200(図7参照)に対応し、ステップ302はステップ202に、ステップ304はステップ204に、それぞれ対応している。
まずステップ300では、CCD54が露光される予定の露光時間(予定露光時間、ここではシャッタースピード)を取得し、次のステップ302では、手ぶれ認識用補助枠サイズを選択する。なお、本実施の形態では、露光時間と手ぶれ認識用補助枠の大きさとの対応関係を予め手ぶれ許容条件設定部28のメモリ(図示省略)に記憶されており、当該対応関係に基づいて手ぶれ認識用補助枠の大きさを選択するがこれに限らず、例えば、露光時間から手ぶれ認識用補助枠の大きさを算出するための計算式を予め記憶しておき、当該計算式により算出するようにしてもよい。
なお、露光時間が長くなるにつれて、手ぶれの影響を受けやすくなる。従って、本実施の形態では、手ぶれ認識用補助枠80の大きさは、露光時間が長い場合は小さく、露光時間が短い場合は大きくなる。
次のステップ304では、手ぶれ許容範囲(補助枠の大きさ)を選択した値に設定した後、次のステップに進む。
そしてステップ306では、手ぶれ認識用補助枠の大きさを取得し、次のステップ308では、手ぶれ認識用補助枠80をLCD18のスルー画像84上に表示し、次のステップ310では、手ぶれ量表示マーク82を表示し、次のステップ312では、手ぶれ検出部22から手ぶれ量(加速方向と加速量)を取得し、次のステップ314では、取得した手ぶれ量に基づいた位置に手ぶれ量表示マーク82を移動し、次のステップ316では、本処理を終了するか否か判断し、否定された場合は、手ぶれ量の取得及び手ぶれ量表示マーク82の移動を繰り返し、肯定された場合は、本処理を終了する。
図8を参照して本実施の形態の手ぶれ認識用補助枠80及び手ぶれ量表示マーク82の表示について説明する。図8(A)は露光時間が長い場合を示し、(B)は露光時間が(A)の場合よりも短い場合を示しており、手ぶれ認識用補助枠80Bは、手ぶれ認識用補助枠80Aよりも大きい。
このように、同一の手ぶれ量であっても、図8(A)に示した場合では、手ぶれは許容範囲外であり、(B)に示した場合では、手ぶれは許容範囲内であることが認識できる。
以上説明したように、本実施の形態のデジタルカメラ10では、露光時間に基づいて手ぶれ認識用補助枠80の大きさを選択し、LCD18のスルー画像84上に表示するため、自動的に設定された手ぶれの許容条件に基づいて、適正な手ぶれ認識用補助枠80を表示することができる。従って、撮影者は、発生した手ぶれのぶれ量を認識することができ、手ぶれが許容範囲内であるか否かをより適正に認識することができる。
なお、第1の実施の形態の場合と同様に、LCD18に表示されたスルー画像の一部を切り出した切出し画像により表示するようにしてもよく、手ぶれ認識表示処理も同様に、図3のステップ104に対応するステップ310及びステップ108に対応するステップ314の処理のみ異なる処理を行えばよい。
[第4の実施の形態]
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態では、手ぶれの許容条件を手ぶれ補正部40により手ぶれ補正を行うか否かにより設定する場合について詳細に説明する。なお、本実施の形態のデジタルカメラは、第1の実施の形態〜第3の実施の形態のデジタルカメラと略同様の構成及び作用であるので、詳細な説明は省略し、手ぶれ認識表示処理(手ぶれ認識表示)について詳細に説明する。
本実施の形態では、予め、撮影者が手ぶれ補正を行うか否か、及び補正を行う場合は補正の度合(段数)を設定する。
図10に、本実施の形態の手ぶれ認識表示処理の一例のフローチャートを示す。なお、ステップ410は第1の実施の形態の手ぶれ認識表示処理のステップ100(図3参照)に対応し、ステップ412はステップ102に、ステップ414はステップ104に、ステップ416はステップ106に、ステップ418はステップ108に、ステップ420はステップ110に、それぞれ対応している。また、ステップ400は第3の実施の形態の手ぶれ認識処理のステップ300(図9参照)に対応し、ステップ402はステップ302に、ステップ408はステップ304に、それぞれ対応している。
まずステップ400では、予定露光時間を取得し、次のステップ402では、手ぶれ認識用補助枠の大きさを選択する。
次のステップ404では、手ぶれ補正部40から設定されている手ぶれ補正の度合を取得する。なお、本実施の形態では、手ぶれ補正の度合は「段数」で表している。手ぶれ補正を行わない(設定されていない)場合は、段数は「0」になる。また、手ぶれ補正の度合が大きいほど、段数は大きくなる。
次のステップ406では、取得した手ぶれ補正許容段数に従って、手ぶれ認識用補助枠80の大きさを変更する。なお、手ぶれ補正を行う度合が大きくなるにつれて、手ぶれの影響が小さくなる。従って、手ぶれ認識用補助枠80の大きさと手ぶれ補正を行う度合は比例しており、本実施の形態では、手ぶれ認識用補助枠80の大きさは、手ぶれ補正の段数が大きい場合は大きく、段数が小さい(もしくは「0」)場合は小さくなる。具体的一例として、本実施の形態では、ステップ402で選択された手ぶれ認識用補助枠80の大きさが「Z×Z」であり、手ぶれ補正の段数が2段である場合は、手ぶれ認識用補助枠80の大きさを「2Z×2Z」に変更する。即ち、2(段)×2(段)=4(倍)になる。
次のステップ408では、手ぶれ補助枠の大きさ(許容範囲)を選択した値に設定し、さらに次のステップ410では、手ぶれ認識用補助枠の大きさを取得し、次のステップ412では、手ぶれ認識用補助枠80をLCD18のスルー画像84上に表示し、次のステップ414では、手ぶれ量表示マーク82を表示し、次のステップ416では、手ぶれ検出部22から手ぶれ量(加速方向と加速量)を取得し、次のステップ418では、取得した手ぶれ量に基づいた位置に手ぶれ量表示マーク82を移動し、次のステップ420では、本処理を終了するか否か判断し、否定された場合は、手ぶれ量の取得及び手ぶれ量表示マーク82の移動を繰り返し、肯定された場合は、本処理を終了する。
図8を参照して本実施の形態の手ぶれ認識用補助枠80及び手ぶれ量表示マーク82の表示について説明する。図8(A)は手ぶれ補正の段数が小さい(もしくは「0」)場合を示し、(B)は手ぶれ補正の段数が(A)の場合よりも大きい場合を示しており、手ぶれ認識用補助枠80Bは、手ぶれ認識用補助枠80Aよりも大きい。
このように、同一の手ぶれ量であっても、図8(A)に示した場合では、手ぶれは許容範囲外であり、(B)に示した場合では、手ぶれは許容範囲内であることが認識できる。
以上説明したように、本実施の形態のデジタルカメラ10では、設定されている手ぶれ補正機能の段数に基づいて手ぶれ認識用補助枠80の大きさを選択し、LCD18のスルー画像84上に表示するため、自動的に設定された手ぶれの許容条件に基づいて、適正な手ぶれ認識用補助枠80を表示することができる。従って、撮影者は、発生した手ぶれのぶれ量を認識することができ、手ぶれが許容範囲内であるか否かをより適正に認識することができる。
なお、第1の実施の形態の場合と同様に、LCD18に表示されたスルー画像の一部を切り出した切出し画像により表示するようにしてもよく、手ぶれ認識表示処理も同様に、図3のステップ104に対応するステップ414及びステップ108に対応するステップ418の処理のみ異なる処理を行えばよい。
[第5の実施の形態]
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態では、露光時間により表示する手ぶれ量表示マークの位置を変化させる場合について詳細に説明する。なお、本実施の形態のデジタルカメラは、第1の実施の形態〜第4の実施の形態のデジタルカメラと略同様の構成及び作用であるので、詳細な説明は省略し、手ぶれ認識表示処理(手ぶれ認識表示)について詳細に説明する。
本実施の形態では、予め、撮影者が手ぶれの許容条件を例えば、LCD18上に表示されたメニュー画面等の項目を十字カーソルボタン16D等を操作することにより設定する。本実施の形態の露光時間の取得は例えば、設定されているシャッタースピードを読取ったり、スルー画像84の露光時間から読取ったりすればよいが、これに限らない。
図11に、本実施の形態の手ぶれ認識表示処理の一例のフローチャートを示す。なお、ステップ500は第1の実施の形態の手ぶれ認識表示処理のステップ100(図3参照)に対応し、ステップ502はステップ102に、ステップ504はステップ104に、ステップ510はステップ106に、ステップ514はステップ108に、ステップ516はステップ110に、それぞれ対応している。また、ステップ506は第3の実施の形態の手ぶれ認識処理のステップ300(図9参照)に対応している。
まずステップ500では、手ぶれ許容条件設定部28から手ぶれ認識用補助枠の大きさを取得し、次のステップ502では、手ぶれ認識用補助枠80をLCD18のスルー画像84上に表示し、次のステップ504では、手ぶれ量表示マーク82を表示し、次のステップ506では、予定露光時間を取得する。
次のステップ508では、取得した露光時間に対応する手ぶれ量表示マーク82の移動係数を選択する。なお、本実施の形態では、露光時間と手ぶれ量表示マーク82の移動係数との対応関係を予め手ぶれ量表示部30Bのメモリ(図示省略)等に記憶しておき、当該対応関係に基づいて手ぶれ量表示マーク82の移動係数を選択するがこれに限らない。
なお、露光時間が長くなるにつれて、手ぶれの影響を受けやすくなる。従って、本実施の形態では、手ぶれ量表示マーク82の移動量は、露光時間が長い場合は大きく、露光時間が短い場合は小さくなる。具体的一例として、本実施の形態では、露光時間が2倍になると、手ぶれ量表示マーク82の移動係数は2(移動量が2倍)になる。
次のステップ510では、手ぶれ検出部22から手ぶれ量(加速方向と加速量)を取得し、次のステップ512では、移動量を算出する。
本実施の形態では、取得した手ぶれ量に基づいた移動量(規定移動量)に移動係数を乗じた値を移動量として算出する。具体的一例としては、規定移動量が0.01m/s2あたり1000pixであり、移動係数が1/2である場合、移動量は、0.01m/s2あたり500pixになる。
そして、次のステップ514では、算出した移動量に基づいた位置に手ぶれ量表示マーク82を移動し、次のステップ516では、本処理を終了するか否か判断し、否定された場合は、手ぶれ量の取得、移動量の算出、及び手ぶれ量表示マーク82の移動を繰り返し、肯定された場合は、本処理を終了する。
図12を参照して本実施の形態の手ぶれ認識用補助枠80及び手ぶれ量表示マーク82の表示について説明する。図12(A)は露光時間が短い場合を示し、(B)は露光時間が(A)の場合よりも長い場合を示しており、手ぶれ量表示マーク82の初期位置(本実施の形態では、手ぶれ認識用補助枠80の中央)からの距離は、図12(B)に示した距離ZBの方が、(A)に示した距離ZAよりも長くなっている。
このように、同一の手ぶれ量であっても、図8(A)に示した場合では、手ぶれは許容範囲内であり、(B)に示した場合では、手ぶれは許容範囲外であることが認識できる。
なお、本実施の形態では、移動係数を用いて手ぶれ量表示マーク82の移動量を算出しているがこれに限らず、例えば、露光時間から手ぶれ量表示マーク82の移動量を算出するための計算式を予め記憶しておき、当該計算式により算出するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態のデジタルカメラ10では、露光時間に基づいて手ぶれ量表示マーク82の移動係数を取得し、移動係数と規定移動量とにより移動量を算出し、LCD18のスルー画像84上に表示された手ぶれ量表示マーク82を算出した移動量に基づいた位置に移動するため、自動的に露光時間に基づいて、適正な位置に手ぶれ量表示マーク82を表示することができる。従って、撮影者は、発生した手ぶれのぶれ量を認識することができ、手ぶれの許容範囲をより適正に認識することができる。
なお、第1の実施の形態の場合と同様に、LCD18に表示されたスルー画像の一部を切り出した切出し画像により表示するようにしてもよく、手ぶれ認識表示処理は、図3のステップ104に対応するステップ504及びステップ108に対応するステップ514の処理を同様に変更し、さらに、ステップ512ではスルー画像を切り出す切出し位置の移動量を算出するようにすればよい。
[第6の実施の形態]
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態では、露光時間により表示する手ぶれ量表示マークの大きさを変化させる場合について詳細に説明する。なお、本実施の形態のデジタルカメラは、第1の実施の形態〜第5の実施の形態のデジタルカメラと略同様の構成及び作用であるので、詳細な説明は省略し、手ぶれ認識表示処理(手ぶれ認識表示)について詳細に説明する。
図13に、本実施の形態の手ぶれ認識表示処理の一例のフローチャートを示す。なお、ステップ600は第1の実施の形態の手ぶれ認識表示処理のステップ100(図3参照)に対応し、ステップ602はステップ102に、ステップ604はステップ104に、ステップ612はステップ106に、ステップ614はステップ108に、ステップ616はステップ110に、それぞれ対応している。また、ステップ606は第5の実施の形態の手ぶれ認識処理のステップ300(図9参照)に対応している。
まずステップ600では、手ぶれ許容条件設定部28から手ぶれ認識用補助枠の大きさを取得し、次のステップ602では、手ぶれ認識用補助枠80をLCD18のスルー画像84上に表示し、次のステップ604では、手ぶれ量表示マーク82を表示し、次のステップ606では、予定露光時間を取得する。
次のステップ608では、取得した露光時間に対応する手ぶれ量表示マーク82の大きさを選択する。なお、本実施の形態では、露光時間と手ぶれ量表示マーク82の大きさとの対応関係を予め手ぶれ量表示部30Bのメモリ(図示省略)等に記憶しておき、当該対応関係に基づいて手ぶれ量表示マーク82の大きさを選択するがこれに限らず、例えば、露光時間から手ぶれ量表示マーク82の大きさを算出するための計算式を予め記憶しておき、当該計算式により算出するようにしてもよい。
なお、露光時間が長くなるにつれて、手ぶれの影響を受けやすくなる。従って、本実施の形態では、手ぶれ量表示マーク82の大きさは、露光時間が長い場合は大きく、露光時間が短い場合は小さくなる。
次のステップ610では、表示されている手ぶれ量表示マーク82の大きさを選択した大きさに変更し、次のステップ612では、手ぶれ検出部22から手ぶれ量(加速方向と加速量)を取得し、次のステップ514では、算出した移動量に基づいた位置に手ぶれ量表示マーク82を移動し、次のステップ516では、本処理を終了するか否か判断し、否定された場合は、手ぶれ量の取得及び手ぶれ量表示マーク82の移動を繰り返し、肯定された場合は、本処理を終了する。
図14を参照して本実施の形態の手ぶれ認識用補助枠80及び手ぶれ量表示マーク82、82Aの表示について説明する。図12(A)は露光時間が規定値の場合を示し、(B)は露光時間が(A)の場合よりも長い場合を示しており、手ぶれ量表示マーク82Aは手ぶれ量表示マーク82よりも大きくなっている。
このように、同一の手ぶれ量であっても、図14(A)に示した場合では、手ぶれは許容範囲内であり、(B)に示した場合では、手ぶれは許容範囲外であることが認識できる。
以上説明したように、本実施の形態のデジタルカメラ10では、露光時間に基づいて手ぶれ量表示マーク82の大きさを選択し、LCD18のスルー画像84上に表示された手ぶれ量表示マーク82の大きさを変更するため、自動的に露光時間に基づいて、撮影者は、発生した手ぶれのぶれ量を認識することができ、手ぶれの許容範囲をより適正に認識することができる。
なお、本実施の形態では、手ぶれ量表示マーク82の大きさのみを変更しているが、手ぶれ認識用補助枠80の大きさも同時に変更してもよい。この場合について図15を参照して説明する。図15(A)は手ぶれ認識用補助枠80及び手ぶれ量表示マーク82は規定の大きさであり、(B)は露光時間が(A)よりも長い場合を示している。このように、露光時間が長くなるにしたがって、手ぶれ認識用補助枠80の大きさMと手ぶれ量表示マーク82の大きさNとの差(M−N)が小さくなるようにすればよく、露光時間と、手ぶれ認識用補助枠80の大きさMと、手ぶれ量表示マーク82の大きさNとの対応関係を予め記憶しておき、当該対応関係に基づいて大きさを選択するようにすればよい。
なお、第1の実施の形態の場合と同様に、LCD18に表示されたスルー画像の一部を切り出した切出し画像により表示するようにしてもよく、手ぶれ認識表示処理は、図3のステップ104に対応するステップ604及びステップ108に対応するステップ614の処理を同様に変更し、さらに、ステップ608ではスルー画像を切り出す大きさを選択し、ステップ610では、切り出す大きさを変更するようにすればよい。
[第7の実施の形態]
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態では、手ぶれが許容範囲を越えていることを報知するための報知部を備えた場合のデジタルカメラについて詳細に説明する。なお、本実施の形態のデジタルカメラは、第1の実施の形態〜第6の実施の形態のデジタルカメラと略同様の構成及び作用であるので、同一部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
図16に、本実施の形態のデジタルカメラ10Aの電気系の主要構成の一例のブロック図を示す。図16に示したデジタルカメラ10Aは、報知部78を備えて構成されている点で、第1の実施の形態のデジタルカメラ10と異なっている。
報知部76は、手ぶれが許容範囲を越えていることを撮影者に報知するためのものであり、本実施の形態では、LCD18に表示されている画像上に、手ぶれが許容範囲を越えている旨を表す表示を行うことにより報知するものである。
図17に、本実施の形態の手ぶれ認識表示処理の一例のフローチャートを示す。なお、ステップ700は第1の実施の形態の手ぶれ認識表示処理のステップ100(図3参照)に対応し、ステップ702はステップ102に、ステップ704はステップ104に、ステップ706はステップ106に、ステップ708はステップ108に、ステップ714はステップ110に、それぞれ対応している。
まずステップ700では、手ぶれ許容条件設定部28から手ぶれ認識用補助枠の大きさを取得し、次のステップ702では、手ぶれ認識用補助枠80をLCD18のスルー画像84上に表示し、次のステップ704では、手ぶれ量表示マーク82を表示し、次のステップ706、手ぶれ検出部22から手ぶれ量(加速方向と加速量)を取得し、次のステップ708では、算出した移動量に基づいた位置に手ぶれ量表示マーク82を移動する。
次のステップ710では、移動した手ぶれ量表示マーク82の位置が許容範囲外であるか否か判断する。本実施の形態では、手ぶれ認識用補助枠80の外部に手ぶれ量表示マーク82が出る場合は手ぶれ許容範囲外であり、即ち、手ぶれ量が許容量を越えたと判断する。許容範囲外である場合は肯定されて、ステップ712へ進み、報知部78により撮影者に手ぶれが許容範囲を越えていることを報知した後、ステップ714へ進む。
報知部78が画像の色調を変化させる色調変化部である場合は、表示されている画像の色調を変更する。LCD18に表示されている画像の色調を変化させる場合の具体的一例を図18に示す。図18では、手ぶれ量表示マーク82Bの手ぶれ認識用補助枠80許容範囲外の部分のみを黒色表示にすることにより、許容範囲を越えていることを表している。なお、これに限らず、規定の色調と異なれば良く、例えば、スルー画像84全体の色調を変更(白黒やネガ色等)したり、手ぶれ認識用補助枠80内外の色を変化させる等、他の方法であってもよい。
なお、本実施の形態では、報知部78によりLCD18上に、手ぶれが許容範囲を越えている旨を表す表示を行えばよく、例えば、許容範囲を越えている旨のメッセージを表示したりしてもよい。
一方、許容範囲を越えていない場合は否定されて、ステップ714へ進み、本処理を終了するか否か判断し、否定された場合は、手ぶれ量の取得、手ぶれ量表示マーク82の移動、及び許容範囲外で有る場合は撮影者への報知を繰り返し、肯定された場合は、本処理を終了する。
なお、本実施の形態では、手ぶれ量表示マーク82の位置が手ぶれ認識用補助枠80よりも外に出る場合に許容範囲外であると判断しているがこれに限らず、取得した手ぶれ量に基づいて判断するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態のデジタルカメラ10では、手ぶれ量表示マーク82が手ぶれ認識用補助枠80よりも外に出る場合には手ぶれが許容範囲であると判断し、報知部78により、LCD18画面上に報知するため、撮影者の視覚に対して、発生した手ぶれが許容範囲を越えていることを強調して報知することができる。
なお、第1の実施の形態の場合と同様に、LCD18に表示されたスルー画像の一部を切り出した切出し画像により表示するようにしてもよく、手ぶれ認識表示処理は、図3のステップ104に対応するステップ704及びステップ108に対応するステップ708の処理を同様に変更するようにすればよい。
[第8の実施の形態]
本実施の形態では、報知部が警告音を出力する警告音出力部である場合について詳細に説明する。なお、本実施の形態のデジタルカメラは、第7の実施の形態のデジタルカメラ10Aと略同様の構成及び作用であるので、詳細な説明は省略する。
本実施の形態の報知部76は、手ぶれが許容範囲を越えていることを警告音により、撮影者に報知するためのものであり、本実施の形態では、報知部78に備えられたスピーカ等の音源(図示省略)により手ぶれが許容範囲を越えている旨を表す警告音を発することにより報知するものである。
本実施の形態の手ぶれ認識表示処理は、第7の実施の形態のデジタルカメラ10Aにおける手ぶれ認識表示処理(図17参照)とステップ712における、報知部により撮影者に報知する、報知の仕方のみ異なる処理である。
本実施の形態では、報知部78に備えられた音源からビープ音やメッセージ等の警告音を発することにより、手ぶれが許容範囲を越えている旨を報知する。
以上説明したように、本実施の形態のデジタルカメラ10では、手ぶれ量表示マーク82が手ぶれ認識用補助枠80よりも外に出る場合には手ぶれが許容範囲であると判断し、報知部78により、警告音を出力して報知するため、撮影者の聴覚に対して、発生した手ぶれが許容範囲を越えていることを報知することができる。
[第9の実施の形態]
本実施の形態では、報知部がデジタルカメラを振動させる信号部である場合について詳細に説明する。なお、本実施の形態のデジタルカメラは、第7の実施の形態のデジタルカメラ10Aと略同様の構成及び作用であるので、詳細な説明は省略する。
本実施の形態の報知部76は、手ぶれが許容範囲を越えていることを振動等の物理的挙動により、撮影者に報知するためのものであり、本実施の形態では、報知部78に備えられたモータ等(図示省略)によりデジタルカメラ10Aを振動させることにより報知するものである。
本実施の形態の手ぶれ認識表示処理は、第7の実施の形態のデジタルカメラ10Aにおける手ぶれ認識表示処理(図17参照)とステップ712における、報知部により撮影者に報知する、報知の仕方のみ異なる処理である。
本実施の形態では、報知部78に備えられたモータによりデジタルカメラ10Aを振動させることにより、手ぶれが許容範囲を越えている旨を報知する。
以上説明したように、本実施の形態のデジタルカメラ10では、手ぶれ量表示マーク82が手ぶれ認識用補助枠80よりも外に出る場合には手ぶれが許容範囲であると判断し、報知部78により、デジタルカメラ10Aを振動させて報知するため、撮影者の触覚に対して、発生した手ぶれが許容範囲を越えていることを報知することができる。
10 デジタルカメラ
18 LCD
20 撮像部
22 手ぶれ検出部
28 手ぶれ許容条件設定部
30 手ぶれ認識表示部
30A 手ぶれ認識用補助枠表示部
30B 手ぶれ量表示部
40 手ぶれ補正部
78 報知部
80、81 手ぶれ認識用補助枠
82 手ぶれ量表示マーク
83 切出し画像
18 LCD
20 撮像部
22 手ぶれ検出部
28 手ぶれ許容条件設定部
30 手ぶれ認識表示部
30A 手ぶれ認識用補助枠表示部
30B 手ぶれ量表示部
40 手ぶれ補正部
78 報知部
80、81 手ぶれ認識用補助枠
82 手ぶれ量表示マーク
83 切出し画像
Claims (13)
- 被写体を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された被写体像の画像データに基づく画像を表示する表示手段と、
前記撮像手段による撮像の際に発生する手ぶれの方向及び量を検出する手ぶれ検出手段と、
前記表示手段に表示された表示画像上に、手ぶれの許容範囲を示す手ぶれ認識用補助枠を表示する手ぶれ認識用補助枠表示手段と、
前記表示画像上の前記手ぶれ検出手段により検出された手ぶれの方向及び量に対応する位置に、所定のマーク又は前記表示画像の一部を切り出した切出し画像を表示する手ぶれ量表示手段と、
を備えたことを特徴とする撮影装置。 - 前記手ぶれ検出手段は、角加速度センサまたは加速度センサを含むことを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
- 前記手ぶれの許容条件を設定するための許容条件設定手段を備え、
前記手ぶれ認識用補助枠表示手段は、前記許容条件設定手段の設定に基づいて、前記手ぶれ認識用補助枠の大きさを変更することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮影装置。 - 前記許容条件設定手段は、前記手ぶれの許容条件として、角加速度または加速度を設定させることを特徴とする請求項3に記載の撮影装置。
- 前記許容条件設定手段は、前記撮像手段の露光時間が長くなるに従って前記手ぶれ認識用補助枠の大きさが小さくなるように、前記露光時間が短くなるに従って前記手ぶれ認識用補助枠の大きさが大きくなるように変更することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の撮影装置。
- 前記手ぶれ検出手段により検出された手ぶれを補正する手ぶれ補正手段を備え、
前記許容条件設定手段は、前記手ぶれ補正手段による手ぶれ補正を行う設定となっている場合は、前記手ぶれ補正を行わない設定となっている場合よりも前記手ぶれ認識用補助枠の大きさを大きくすることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の撮影装置。 - 前記手ぶれ量表示手段は、前記撮像手段の露光時間に基づいて、前記所定のマーク又は前記切出し画像を表示する位置を変化させることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の撮影装置。
- 前記手ぶれ量表示手段は、前記撮像手段の露光時間が長くなるに従って前記所定のマーク又は前記切出し画像の大きさが大きくなるように、前記露光時間が短くなるに従って前記所定のマーク又は前記切出し画像の大きさが小さくなるように変更することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の撮影装置。
- 前記所定のマーク又は前記切出し画像が前記手ぶれ認識用補助枠の外に位置する場合に、前記手ぶれ量が許容量を越えているものとして報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の撮影装置。
- 前記報知手段は、前記表示手段に表示された画像の色調を変化させる色調変化手段であることを特徴とする請求項9に記載の撮影装置。
- 前記報知手段は、警告音を出力する警告音出力手段であることを特徴とする請求項9または請求項10に記載の撮影装置。
- 前記報知手段は、撮影装置を振動させる振動手段であることを特徴とする請求項9から請求項11のいずれか1項に記載の撮影装置。
- 被写体を撮像し、
撮像された被写体像の画像データに基づく画像を表示し、
撮像の際に発生する手ぶれの方向及び量を検出し、
表示された表示画像上に、手ぶれの許容範囲を示す手ぶれ認識用補助枠を表示し、
前記表示画像上の前記手ぶれの方向及び量に対応する位置に、所定のマーク又は前記表示画像の一部を切り出した切出し画像を表示することを特徴とする撮影装置の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008087834A JP2009246468A (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | 撮影装置及び撮影装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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| Publication Number | Publication Date |
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| JP2009246468A true JP2009246468A (ja) | 2009-10-22 |
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ID=41307954
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| JP2008087834A Pending JP2009246468A (ja) | 2008-03-28 | 2008-03-28 | 撮影装置及び撮影装置の制御方法 |
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