JP2009250184A - 内燃機関のバルブタイミング制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】拡径部4bに揺動自在に支持されて、渦ディスクの渦巻き溝15に係合案内される係合ピン11を介して揺動するリンク部材8と、渦ディスクの回転位置に応じて渦巻き溝を介して係合ピンを径方向に移動させることによりタイミングスプロケット2とカムシャフトの相対回転位相を変更させる位相変更機構とを備えている。前記リンク部材は、リンク本体8aの基端部8bの外端に鎌形形状の付加重量部25を一体に有し、この付加重量部によってリンク部材の揺動支点であるピン9の軸心P位置が、常時リンク部材全体の重心G位置となるように形成して、遠心力による係合ピンの内側への移動速度の影響を回避した。
【選択図】図6
Description
前記駆動回転体または従動回転体に揺動自在に支持されて、前記ガイドに係合案内される係合部を介して揺動するリンク部材と、前記中間回転体の回転位置に応じて前記ガイドを介して前記係合部を径方向に移動させることにより前記駆動回転体と従動回転体の相対回転位相を変更させる位相変更機構と、機関の状態に応じて前記中間回転体に回転力を付与するアクチュエータと、を備え、前記リンク部材は、揺動支点となる揺動軸の位置がリンク部材全体の重心位置となるウエイトを有することを特徴としている。
そして、TD=2・F2・rの式から回転モーメントによるトルクTDを求めると、前記付加重量部25を有しない従来技術では、リンク部材8に作用するトルクTDが、図10の太い実線で示すように、大きく変化して0にすることができない。特に機関の低中回転域から高回転域に移行した際におけるリンク部材8の倒れ方向、つまり各係合ピン11が各径方向窓孔7の内周側への移動応答性が低下してしまう。この結果、タイミングスプロケット2とカムシャフト1の相対回転位相の遅角側から進角側への変換角θの変更速度が緩慢になって、機関運転状態の変化に応じた機関出力トルクを速やかに得られない。
図11及び図12は前記付加重量部25のさらに異なる形状を示し、全体形状がほぼ三日月状に形成されて、第1突部25a側の形状が小さな突起状に形成され、第2突部25b側が比較的幅広の円弧状に形成されている。このように、バルブタイミング制御装置の仕様や大きさなどによって付加重量部25の形状や肉厚などを自由に変更することが可能になる。そして、かかる付加重量部25によってリンク部材8の重心Gを、常時、基端部8b側のピン9のほぼ軸心位置に設定することができるので、機関低回転あるいは中回転域から高回転域への移行時のリンク部材8の作動応答性を高めることが可能になる。
2…タイミングスプロケット(駆動回転体)
3…位相変更機構
4…従動軸部材(従動回転体)
7…径方向窓孔
8…リンク部材
8a…リンク本体
8b…基端部
8c…先端部
9…ピン
11…係合ピン(係合部)
13…渦ディスク(中間回転体)
15…渦巻き溝(ガイド)
16…トーションスプリング
17…ヒステリシスブレーキ(アクチュエータ)
25…付加重量部(ウエイト)
25a、25b…第1、第2突部
G…リンク部材の重心
Claims (9)
- 機関のクランク軸によって回転駆動される駆動回転体と、
カムシャフトに固定され、前記駆動回転体から回転力が伝達される従動回転体と、
前記駆動回転体と従動回転体とに対して相対回転可能に設けられ、円周方向に縮径するガイドを有する中間回転体と、
前記駆動回転体または従動回転体に揺動自在に支持されて、前記ガイドに係合案内される係合部を介して揺動するリンク部材と、
前記中間回転体の回転位置に応じて前記ガイドを介して前記係合部を径方向に移動させることにより前記駆動回転体と従動回転体の相対回転位相を変更させる位相変更機構と、
機関の状態に応じて前記中間回転体に回転力を付与するアクチュエータと、を備え、
前記リンク部材は、揺動支点となる揺動軸の位置がリンク部材全体の重心位置となるウエイトを有することを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項1に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記リンク部材の重心位置は、前記揺動軸の軸心とほぼ一致していることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項1に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記ウエイトは、リンク本体の前記係合部と反対側の端部側から突設されて、該端部を中心に互いに異なる方向へ延出した突部によって前記リンク部材全体の重心位置を調整したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 機関のクランク軸によって回転駆動される駆動回転体と、
カムシャフトに固定され、前記駆動回転体から回転力が伝達される従動回転体と、
前記駆動回転体と従動回転体とに対して相対回転可能に設けられ、円周方向に縮径するガイドを有する中間回転体と、
前記駆動回転体または従動回転体に揺動自在に支持されて、前記ガイドに係合案内される係合部を介して揺動するリンク部材と、
前記中間回転体の回転位置に応じて前記ガイドを介して前記係合部を径方向に移動させることにより前記駆動回転体と従動回転体の相対回転位相を変更させる位相変更機構と、
機関の状態に応じて前記中間回転体に回転力を付与するアクチュエータと、を備え、
前記リンク部材の揺動支点を中心とした前記係合部と反対側の位置に付加重量部が設けられ、
該付加重量部は、前記リンク部材が所定の角度で傾斜している場合に、前記揺動支点を中心として前記中間回転体のほぼ周方向の両側に延出した重量部位を有することを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項4に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記リンク部材は、前記係合部が前記ガイドを介して中間回転体の最も内周側に位置したときの傾斜角度位置で、前記重量部位の外周縁が前記中間回転体の周方向に沿って位置することを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 機関のクランク軸によって回転駆動される駆動回転体と、
カムシャフトに固定され、前記駆動回転体から回転力が伝達される従動回転体と、
前記駆動回転体と従動回転体とに対して相対回転可能に設けられ、円周方向に縮径するガイドを有する中間回転体と、
前記駆動回転体または従動回転体に揺動自在に支持されて、前記ガイドに係合案内される係合部を介して揺動するリンク部材と、
前記中間回転体の回転位置に応じて前記ガイドを介して前記係合部を径方向に移動させることによって前記駆動回転体と従動回転体の相対回転位相を変更させる位相変更機構と、
機関の状態に応じて前記中間回転体に回転力を付与するアクチュエータと、を備え、
前記リンク部材は、揺動支点を中心とした前記係合部とほぼ反対側の位置に付加重量部を有し、
該付加重量部は、前記リンク部材の揺動支点と係合部の中心点とを結ぶ線を中心として両側に突出した突部を有していることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項6に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記付加重量部は、前記リンク部材のリンク本体の傾斜角度のいずれの位置であっても、前記中間回転体の外側部よりも内側に位置するように形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項7に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記係合部が前記ガイドを介して中間回転体の最も内周側に位置したときにおける前記リンク部材の傾斜角度位置での前記付加重量部は、外周縁が前記中間回転体外周部よりも内側でかつ中間回転体の周方向に沿った形状に形成されていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。 - 請求項6に記載の内燃機関のバルブタイミング制御装置において、
前記リンク部材は、前記中間回転体の周方向のほぼ等間隔位置に複数設けられていることを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008102000A JP2009250184A (ja) | 2008-04-10 | 2008-04-10 | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008102000A JP2009250184A (ja) | 2008-04-10 | 2008-04-10 | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009250184A true JP2009250184A (ja) | 2009-10-29 |
Family
ID=41311126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008102000A Pending JP2009250184A (ja) | 2008-04-10 | 2008-04-10 | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009250184A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61178189A (ja) * | 1985-01-31 | 1986-08-09 | 川崎重工業株式会社 | 垂直型5節平行リンク機構 |
| JP2004052729A (ja) * | 2002-07-24 | 2004-02-19 | Hitachi Unisia Automotive Ltd | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 |
-
2008
- 2008-04-10 JP JP2008102000A patent/JP2009250184A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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|---|---|---|---|---|
| JPS61178189A (ja) * | 1985-01-31 | 1986-08-09 | 川崎重工業株式会社 | 垂直型5節平行リンク機構 |
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