JP2009251202A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
現像剤の廃棄量を調節する事ができ、かつ、所定の因子に基づいて設定された基準値に基づいて現像剤廃棄動作を制御することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】
印刷データに基づく印刷ドット単位の光を照射し、像担持体上に静電潜像を形成させる露光部と、現像剤担持体上に担持される現像剤を前記静電潜像に付着させて現像剤画像を形成する現像部と、印刷ドット数をカウントするドット数カウント部と、予め設定された像担持体の規定回転数に対して、ドット数カウント部によりカウントされた印刷ドット数が所定の因子に基づいて設定された基準値に満たない場合に、現像剤を像担持体に現像して廃棄する現像剤廃棄制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子写真方式のプリンタや複写機等の画像形成装置に関するものである。
多くの画像形成装置に用いられている画像形成方式として、電子写真方式が知られている。電子写真方式とは、帯電装置により均一に帯電された像担持体の表面を露光装置で露光することにより、静電潜像を形成し、当該静電潜像を現像装置で現像することで、現像剤画像を形成後、当該現像剤画像を記録媒体に転写し、定着させる方式である。
このような画像形成装置において、現像装置内に収容された現像剤の劣化による画像品質の低下を抑制し、高画質での画像形成を維持することを目的として、予め規定された現像剤担持体の回転数における印刷ドット数が所定の閾値より小さい場合に、現像剤を現像剤担持体から像担持体に現像する現像剤廃棄動作が行われていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2004―125829号公報
しかしながら、特許文献1記載の画像形成装置においては、画像劣化の少ない環境下においても、現像剤廃棄動作を行われることになり、不必要に現像剤が廃棄されるといった問題があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、現像剤の廃棄量を調節する事ができ、かつ、所定の因子に基づいて設定された基準値に従って現像剤廃棄動作を制御することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、印刷データに基づく印刷ドット単位の光を照射し、像担持体上に静電潜像を形成させる露光部と、現像剤担持体上に担持される現像剤を静電潜像に付着させて現像剤画像を形成する現像部と、印刷ドット数をカウントするドット数カウント部と、予め設定された像担持体の規定回転数に対して、ドット数カウント部によりカウントされた印刷ドット数が所定の因子に基づいて設定された基準値に満たない場合に、現像剤を像担持体に現像して廃棄する現像剤廃棄制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明にかかる画像形成装置は、予め設定された像担持体の規定回転数に対して、ドット数カウンタ部によりカウントされたドット数が所定の因子に基づいて設定された基準値に満たない場合に、現像剤を現像して廃棄する現像剤廃棄制御手段を備える。したがって、所定の因子に基づいて設定された基準値に満たない場合にのみ、現像剤が廃棄されるため、不必要に現像剤が廃棄されることがない。
本発明の画像形成装置によれば、現像剤の廃棄量を調節する事ができ、かつ、所定の因子に基づいて設定された基準値に従って現像剤廃棄動作を制御することができるため、不必要に現像剤が廃棄されることを防止することができる。
以下、本発明について図面を参照しながら説明する。なお、本発明は、以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨に逸脱しない範囲において、適宜変更可能である。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる画像形成装置としてのプリンタ30の要部構成を示す概略構成図である。プリンタ30は、記録媒体としての用紙10と、用紙10を収容する用紙カセット11と、用紙カセット11から用紙10を繰り出す、用紙繰り出し部12と、ロワーフレーム13と、ロワーフレーム13に形成された用紙搬送経路14と、用紙搬送経路14に沿って配設された搬送ローラ15〜18と、搬送ローラ16により搬送された用紙10の紙厚を検知する検知部19と、搬送ローラ15により搬送された用紙10を静電吸着して搬送する転写ベルト20と現像装置25で形成された現像剤画像を用紙10に転写する転写ローラ21とを備えた転写ベルトユニット22と、検知部19により検知された用紙10の厚さに応じて転写ローラ21の位置を変更する位置調節機構23と、後述する感光体ドラム101の表面に静電潜像を形成する露光部としての露光装置24と、静電潜像に現像剤としてのトナーを供給して現像剤画像を形成する現像部としての現像装置25(25K,25Y,25M,25C)と、現用紙10上に転写された現像剤画像を定着させる定着部26と、搬送ローラ18によりプリンタ10外部に排出された用紙10を積載するスタッカ27とを備える。
用紙カセット11は、内部に用紙10を積層した状態で収容し、プリンタ30の下部に着脱自在に装着されている。用紙カセット11の上部には用紙10を一枚ずつ捌いて繰り出すホッピングローラを備えた用紙繰り出し部12が配設されている。
用紙繰り出し部12から転写ベルトユニット22までの間には、ロワーフレーム13に設けられた概ねS字状の用紙搬送経路14に沿って、搬送ローラ15,16が配設されている。それぞれの搬送ローラ15,16は、一対のローラから構成されており、図示せぬ駆動系により供給された動力により回転し、用紙10を挟持搬送する。また、転写ベルトユニット22から用紙搬送経路14終端にかけては、用紙搬送経路14に沿って、搬送ローラ17,18が配設されている。搬送ローラ17は搬送ローラ15,16と同様に一対のローラから構成されている。搬送ローラ18は、少なくとも一対のローラを備えており、プリンタ30が両面印刷等の機能を備えている場合には、用紙10を逆送させるための複数対のローラを備える。搬送ローラ17,18は、図示せぬ駆動系により供給された動力により回転し、用紙10を挟持搬送する。
検知部19は、転写ベルト20の始端側に配設され、用紙10の紙厚を検知する。検知部19により検知された紙厚情報は位置調節機構23に通知される。検知部19は、特には限定されないが、例えば光透過型又は光反射型のフォトインタラプタ等を使用することができる。
転写ベルト20は、搬送ローラ16により搬送された用紙10を静電吸着して搬送する無端のベルト部材である。この転写ベルト20は、図示せぬ駆動系により供給された動力により回転するドライブローラと、このドライブローラと対を成すアイドルローラとにより張架されており、ドライブローラの回転に伴って駆動する。転写ローラ21は、転写ベルト20を介して後述する感光体ドラム101と当接するように配設されている。転写ローラ21は図示せぬ電源から印加されたバイアス電圧により、現像装置25で形成された現像剤画像を用紙10に転写する。転写ベルト20,ドライブローラ,アイドルローラ,転写ローラ21は、転写ベルトユニット22を構成する。
位置調節機構23は、検知部19により検知された紙厚情報に基づき、図示せぬ駆動ギア等を制御して転写ベルトユニット22の上下位置を変更する。
露光装置24は、例えばLED(Light Emitting Diode)等の発光素子とレンズアレイとを備えたLEDヘッドである。露光装置24は入力された印刷データに基づき、感光体ドラム101の表面に印刷ドット単位の光を照射し、光照射部分の電位を光減衰させて静電潜像を形成させる。本実施形態にかかる露光装置24が、例えば、600dpiのLEDヘッドの場合、A4用紙、100%カバレッジのドット数は約348000ドットとなる。
現像装置25(25K,25Y,25M,25C)は、転写ベルト20に沿ってプリンタ30から着脱自在に設けられている。本実施形態においては、ブラック(K),イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)の各色に対応した4つの現像装置25(25K,25Y,25M,25C)が備えられている。現像装置25(25K,25Y,25M,25C)は、感光体ドラム101上に形成された静電潜像を反転現像することで現像剤画像を形成する。
定着部26は、用紙搬送経路14の上流に設けられ、用紙10に転写された現像剤画像を定着させる。定着部26は、発熱ローラ、加圧ローラ、サーミスタ及び加熱ヒータを備えている。発熱ローラは、アルミニウムからなる中空円筒状の芯金にシリコーンゴムの耐熱弾性層を被覆し、その上にPFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)チューブを被覆することによって形成されている。そして、更にその芯金内には例えばハロゲンランプなどの加熱ヒータが配設されている。加圧ローラは、アルミニウムの芯金にシリコーンゴムの耐熱弾性層を被覆し、その上にPFAチューブを被覆した構成で、発熱ローラとの間に圧接部が形成されるように配置されている。サーミスタは、発熱ローラの表面温度検出手段であり、発熱ローラの近傍に非接触で配置される。サーミスタによって検出された温度情報は図示せぬ温度制御部に送られ、図示せぬ温度制御部は、この温度情報に基づいて加熱ヒータをオン/オフ制御して、発熱ローラの表面温度を所定の温度に維持する。
なお、プリンタ30は上記構成以外にも、装置状態を表示するための、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置を備える表示部、ユーザからの指示を受付けるための、例えばタッチパネル等の入力手段を備える操作部等を備える。
このような構成を備えるプリンタ30によれば、現像装置25により形成された現像剤画像を用紙10に転写、定着させることができ、入力された印刷データに基づく画像を外部に出力することができる。次に、露光装置24により形成された静電潜像をトナーにより反転現像する現像装置25について詳細に説明する。
現像装置25(25K(ブラック),25Y(イエロー),25M(マゼンタ),25C(シアン))は上述したように、各色に対応した現像剤画像を形成する。このような機能を有する現像装置25は何れも同一の構成を有し、収容されているトナーの色のみが異なる。現像装置25は、各色に対応したトナーを収容するトナー収容器と、トナー収容器から供給されたトナーを使用して現像剤画像を形成するドラムユニットを備えたID部100とを有する。以下の説明では、図2を使用してID部100について説明する。
図2は、ID部100の要部構成を示す概略構成図である。ID部100は、像担持体としての感光体ドラム101と、感光体ドラム101の表面を均等に帯電させる帯電ローラ102と、トナーを感光体ドラム101に供給する現像剤担持体としての現像ローラ103と、現像ローラ103にトナーを供給する供給ローラ104と、現像ローラ103上に供給されたトナーの層厚を規制するトナー規制部材105と、感光体ドラム101の表面に残留するトナーを掻き取ることで感光体ドラム101をクリーニングするクリーニング装置106とを備える。
感光体ドラム101は、導電性支持体と光導電層とによって構成され、導電性支持体としてのアルミニウム等の金属パイプに、光導電層としての電荷発生層及び電荷輸送層を順次積層した構成の有機系感光体である。感光体ドラム101の表面は、帯電ローラ102により一様均一に帯電され、露光装置24が照射する光により静電潜像を形成する。
帯電ローラ102は、金属シャフトとエピクロロヒドリンゴム等の半導電性ゴム層によって構成されている。また、帯電ローラ102は、感光体ドラム101の表面に接して設けられ、感光体ドラム101の回転により従動回転する。帯電ローラ102には、トナーと同極性のバイアス電圧を印加する帯電ローラ用電源201が接続されており、帯電ローラ用電源201から印加されたバイアス電圧により感光体ドラム101の表面を一様均一に帯電させる。
現像ローラ103は、金属シャフトと半導電性ウレタンゴム層とによって構成されている。現像ローラ103は、感光体ドラム101と所定の圧接量を持って当接しており、感光体ドラム101上に形成された静電潜像にトナーを供給して反転現像させる。この現像ローラ103には、トナーと同極性、又は逆極性の何れかのバイアス電圧を印加する現像ローラ用電源202が接続されており、現像ローラ用電源202から印加されたバイアス電圧によって、帯電したトナーを感光体ドラム101上の静電潜像部分に付着させる。
供給ローラ104は、金属シャフトと半導電性発泡シリコンスポンジ層とによって構成されている。供給ローラ104は、現像ローラ103と所定の圧接量を持って当接しており、現像ローラ103にトナーを供給する。この供給ローラ104には、トナーと同極性、又は逆極性の何れかのバイアス電圧を印加する供給ローラ用電源203が接続されており、供給ローラ用電源203から印加されたバイアス電圧によって、トナー収容器から補充されたトナーを現像ローラ103に供給する。
トナー規制部材105は、例えば、厚さ0.08mmで、現像ローラ103の長手方向長さと略同じ長さを有し、トナーの層厚を規制する金属薄板部材である。トナー規制部材105の長手方向の一端側は図示せぬフレームに固定され、他端側はその先端から僅かに内側の面が現像ローラ103に当接するように配設されている。
クリーニング装置106は、一端が感光体ドラム101の表面に当接する位置に配設されたウレタン製ゴム部材である。クリーニング装置106は、感光体ドラム101に残留するトナーを掻き取ることで感光体ドラム101の表面をクリーニングする。
このような構成を備えるID部100には、ID部100が備える各ローラ類の駆動速度を制御する印刷制御部310が接続されている。例えば、感光体ドラム101は印刷制御部310の制御に基づき所定の周速度で回転する。
また、上記の帯電ローラ用電源201と、現像ローラ用電源202と、供給ローラ用電源203とを備える高圧電源部200は高圧制御部320に接続されており、高圧制御部320は、各電源が出力するバイアス電圧を制御する。
このような構成を備えた現像装置25によれば、露光装置24により形成された静電潜像を反転現像することが可能となり、入力された印刷データに基づく現像剤画像を形成することができる。
次に、上記構成を備えたプリンタ30の機能制御について図3を使用して説明する。図3は、プリンタ30の制御にかかる要部構成を示す機能ブロック図である。
プリンタ30は、制御部300と、印刷制御部310と、高圧制御部320と、感光体ドラム回転数計測部330と、ドット数カウント部としてのドット数計測部340と、ドット数計算部350と、ドット数比較部360と、記憶部370と、温度・湿度計測部400とを備える。
制御部300は、プリンタ30の全体にかかる機能を制御する。印刷制御部310は、ID部100の各ローラの回転動作を制御する。高圧制御部320は、帯電ローラ用電源201,現像ローラ用電源202,供給ローラ用電源203が出力する電圧のON/OFF及び出力する電圧値の設定を制御する。感光体ドラム回転数計測部330は、感光体ドラム101の回転数を計測する。ドット数計測部340は、露光装置110より照射された光のドット数をカウントする。ドット数計算部350は、感光体ドラム回転数計測部330から出力される感光体ドラム101の回転数値とドット数計測部340から出力される印刷ドット数とから予め設定された感光体ドラム101の規定回転数に対する印刷ドット数を計算する。ドット数比較部360は、ドット数計算部350が計算した印刷ドット数と予め設定された感光体ドラム101の規定回転数に対する印刷ドット数とを比較する。また、ドット数比較部360は、比較した結果を制御部300に出力する。記憶部370は、予め設定された感光体ドラム101の規定回転数に対する印刷ドット数等の各種設定情報を記憶する。温度・湿度計測部400は、図示せぬ温度・湿度計測手段から入力された計測結果を制御部300に出力する。
制御部300,印刷制御部310,高圧制御部320,感光体ドラム回転数計測部330,ドット数計測部340,ドット数計算部350,ドット数比較部360,温度・湿度計測部400は、プログラムとしてプリンタ30として実装されている。これらのプログラムは、プリンタ30の揮発性メモリに格納されてもよいし、ROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリに格納されてもよいし、フラッシュメモリ等の不揮発性の書き換え可能メモリに格納されていてもよく、また、ハードディスク等の磁気媒体に格納されていてもよい。図示せぬCPU(Central Processing Unit)が、これらのプログラムを実行することにより上記機能が実現される。
記憶部370は、予め設定された感光体ドラム101の規定回転数に対するドット数等の各種設定情報を記憶する。この記憶部370は、揮発性メモリとして実装されていてもよいし、フラッシュメモリ等の不揮発性の書き換え可能メモリとして実装されていてもよく、また、ハードディスク等の磁気媒体として実装されていてもよい。
次に、上記の構成を備えたプリンタ30の印刷動作について説明する。
印刷データが入力されると共に、印刷開始の指示を受けた制御部300は、印刷制御部310に対してID部100が備える各ローラを回転させるよう指示を与える。指示を受けた印刷制御部310は、感光体ドラム101等の各ローラの回転を開始させる。これと同時に、制御部300は帯電ローラ102等の各ローラにバイアス電圧を印加するよう高圧制御部320に指示を与える。指示を受けた高圧制御部320は、帯電ローラ用電源202等を備える高圧電源部200を制御し、各ローラに所定のバイアス電圧を印加させる。
印刷制御部310の指示に基づき回転を開始した感光体ドラム101の表面は、帯電ローラ用電源201からバイアス電圧を印加された帯電ローラ102により任意の極性と電位に帯電される。また、印刷制御部310の指示に基づき回転を開始した現像ローラ103には、供給ローラ用電源203からバイアス電圧が印加された供給ローラ104によりトナーが供給される。供給ローラ104から供給された現像ローラ103上のトナーは、トナー規制部材105により層厚が規制され、感光体ドラム101に供給される。
次に、制御部300は、入力された印刷データを図示せぬ書き込み制御部に送る。図示せぬ書き込み制御部は印刷データを画像データに変換すると共に、露光装置24を制御して感光体ドラム101の表面に光を照射させ、画像データに対応した静電潜像を形成させる。
現像ローラ用電源202からバイアス電圧が印加された現像ローラ103は、感光体ドラム101上に形成された静電潜像にトナーを付着させることにより、静電潜像を反転現像し、現像剤画像を形成する。
図示せぬ高圧電源部からバイアス電圧が印加されている転写ローラ21は、用紙10の感光ドラム101への到達タイミングに合せて、感光ドラム101の表面に形成されている現像剤画像を用紙10に転写する。現像剤画像が転写された用紙10は、定着部26に搬送される。定着装置26を構成する発熱ローラ及び加圧ローラは、用紙10を挟持搬送することで、用紙10に対し熱及び圧力を付与する。用紙10上に転写された現像剤画像は定着装置26から付与された熱及び圧力により定着される。
現像剤画像が定着された用紙10は、用紙搬送経路14に沿って搬送される。搬送ローラ18は、現像剤画像が定着された用紙10をスタッカ27に排出する。
用紙10に転写されずに感光ドラム101の表面上に残存するトナーや転写動作時に感光ドラム101に付着した紙粉等は、クリーニング装置106により除去される。ここで、印刷データが存在する場合は、クリーニングされた感光ドラム101の表面は帯電ローラ102により再び帯電され、次の画像形成が開始される。以降、この印刷動作が繰り返して実行される。一方、印刷データが存在しない場合は、制御部300は、印刷制御部310に対してID部100が備える各ローラの回転を停止するよう指示を与える。指示を受けた印刷制御部310は、感光体ドラム101等の各ローラの回転を停止させる。これと同時に、制御部300は帯電ローラ102等の各ローラにバイアス電圧の印加を停止するよう高圧制御部320に指示を与える。指示を受けた高圧制御部320は、帯電ローラ用電源202等を備える高圧電源部200を制御し、各ローラに所定のバイアス電圧の印加を停止させることで、印刷動作は終了する。
このような印刷動作を実現可能な本実施形態のプリンタ30において、トナーへの電荷付与は、主に現像ローラ103と供給ローラ104との間、現像ローラ103とトナー規制部材105との間、及び、現像ローラ103と感光体ドラム101との間での摩擦帯電によって行われる。そして、摩擦帯電によって発生したトナー電位は、トナーが接触する現像ローラ103及び供給ローラ104の抵抗が小さくなる高温高湿環境下では低くなる。これに対して、トナーが接触する現像ローラ103及び供給ローラ104の抵抗が大きくなる低温低湿環境下ではトナー電位は高くなることが知られている。
例えば、図4に示されるように、縦軸に温度、横軸に湿度をとり、絶対湿度が近いもの同士を環境値(環境グループ)として8つに分類した場合、トナー電位は8つの環境値下で異なった値を示す。具体的には、8つの環境値下でA4用紙を1000枚印刷した直後の現像ローラ103のトナー電位は、環境値1の高温高湿条件下では約−40Vであるのに対して、環境値8の低温低湿条件下では約−85Vであった(図5)。これは、上記事実を裏付ける結果であり、低温低湿条件下では、過剰帯電したトナーが多く存在することを示してしる。このような過剰帯電したトナーは、汚れとして用紙に付着し、画像品質を低下させる恐れがある。したがって、過剰帯電したトナーを除去するという意味では、過剰帯電したトナーの存在量が少ない高温高湿条件下では、廃棄するトナーの量を少なくし、過剰帯電したトナーの存在量が多い低温低湿条件下では、廃棄するトナー量を多くする必要がある。
本実施形態にかかるプリンタ30は、予め設定された感光体ドラム101の規定回転数に対して、ドット数計測部340によりカウントされた印刷ドット数が環境値に基づいて設定された基準値に満たない場合に、廃棄用の潜像パターンを形成してトナーを現像して廃棄する。したがって、過剰帯電したトナーの存在量が少ない高温高湿条件下では、廃棄するトナーの量を少なくし、過剰帯電したトナーの存在量が多い低温低湿条件下では、廃棄するトナー量を多くすることができる。
以下、図6に示すフローチャートを使用し、本実施形態にかかるトナー廃棄シーケンスについて詳細に説明する。表1に示されるように、ここでは、前述した環境グループに対してトナーの廃棄を行うか否かを判断するための印刷ドット数の閾値としての基準値を規定レベルLfとして説明する。規定レベルLfは、感光体ドラム101の規定回転数に対する印刷ドット数である。各規定レベルLfの大小関係は、Lf1<Lf2<Lf3<Lf4<Lf5<Lf6<Lf7<Lf8とし、低温低湿環境下における規定レベルLfは高温高湿環境下における規定レベルLfよりも小さくなるよう設定されている。なお、本実施形態では、後述の規定ドラム回転数Dfに対する印刷ドット数の閾値としての規定レベルLfを設定するものである。
図6中、ステップS1において、感光体ドラム回転計測部330は、現在の感光体ドラム101のドラム回転数D1を計測する。なお、A4用紙縦送りで用紙を1枚印刷する場合、本実施形態にかかる感光体ドラム101は3回転する。したがって、例えば、A4用紙縦送りで用紙を5枚印刷する場合、ドラム回転数D1は15となる。
ステップS2において、ドット数計測部340は、現在の印刷ドット数L1を計測する。ステップS1及びステップS2において計測されたドラム回転数D1及び印刷ドット数L1は制御部300に出力される。制御部300は、入力されたドラム回転数D1をドラム回転数D2として記憶部370に記憶させる。また、制御部300は、入力された印刷ドット数L1を印刷ドット数L2として記憶部370に記憶させる(ステップS3)。なお、ステップS1からステップS2までの処理は恒常的に実行されており、印刷開始指示が入力される直前のドラム回転数D2及び印刷ドット数L2が記憶部370に記憶される。
制御部300は、前述した印刷動作にかかる感光体ドラム101の回転開始、回転停止を監視している。制御部300は印刷動作が終了し、感光体ドラム101の回転が停止すると(ステップS4 Yes)、感光体ドラム回転計測部330に対して、現在の感光体ドラム101のドラム回転数D1を計測すると共に、計測結果をドット数計算部350に出力するよう指示を与える。計測指示を受けた感光体ドラム回転計測部330はドラム回転数D1を計測すると共に、計測結果をドット数計算部350に出力する(ステップS5)。
次に、制御部300はドット数計測部340に対して、現在の印刷ドット数L1を計測すると共に、計測結果をドット数計算部350に出力するよう指示を与える。計測指示を受けたドット数計測部340は印刷ドット数L1を計測すると共に、計測結果をドット数計算部350に出力する(ステップS6)。
そして、ドット数計算部350は、記憶部370に記憶されているドラム回転数D2を読み出すと共に、ドラム回転数D1とドラム回転数D2との差分である差分ドラム回転数D3(=D1−D2)を計算し、計算結果を制御部300に出力する(ステップS7)。
ステップS8において、制御部300は、入力されたドラム回転数D3と予め記憶部370に記憶されている感光体ドラム101の規定回転数であるドラム回転数Dfとを比較する。ここで、差分ドラム回転数D3が、閾値であるドラム回転数の基準値である規定ドドラム回転数Dfよりも大きい場合(ステップS8 Yes)、制御部300による処理はステップS9に移行する。一方、差分ドラム回転数D3が規定ドラム回転数Dfよりも小さい場合(ステップS8 No)、制御部300による処理はステップS4に戻る。
差分ドラム回転数D3が規定ドラム回転数Dfよりも大きい場合(ステップS8 Yes)、制御部300は、ドット数計算部350に対して印刷ドット数L1と印刷ドット数L2との差分である差分印刷ドット数L3(=L1−L2)を計算すると共に、計算結果をドット数比較部360に出力するよう指示を与える。計算指示を受けたドット数計算部350は、差分印刷ドット数L3を計算すると共に、計算結果をドット数比較部360に出力する(ステップS9)。
次に、制御部300は、温度・湿度計測部400に対して温度値及び湿度値を取得するよう指示を与える。指示を受けた温度・湿度計測部400は、図示せぬ温度・湿度計測手段が取得した温度値及び湿度値を制御部300に出力する(ステップS10)。
そして、制御部300は記憶部370を参照し、温度・湿度計測部400から入力された温度値及び湿度値が何れの環境値に属するかを決定する(ステップS11)。
次に、制御部300はステップS11で決定した環境値に対応する規定レベルLfを選択し、選択されたLfをドット数比較部360に出力する(ステップS12)。
ステップS13において、ドット数比較部360は、ステップS12において制御部300により選択された規定レベルLfと、ステップS9においてドット数計算部350により計算された印刷ドット数L3との差分である差分印刷ドット数L4(=Lf−L3)を計算すると共に、計算結果を制御部300に出力する。
そして、制御部300は、ドット数比較部360により入力された差分印刷ドット数L4の正負を判断する。ここで、差分印刷ドット数L4が正の値である場合(ステップS14 Yes)、制御部300による処理はステップS15に移行する。一方、差分印刷ドット数L4が負の値または0である場合(ステップS14 No)、制御部300による処理はステップS1に戻る。
差分印刷ドット数L4が正の値である場合(ステップS14 Yes)、制御部300は差分印刷ドット数L4に相当するトナーの廃棄動作を実行し、トナー廃棄シーケンスは終了する(ステップS15)。
ここで、制御部300が実行するトナー廃棄動作について説明する。制御部300は、トナーの廃棄を決定すると、図示せぬ書き込み制御部に対して差分印刷ドット数L4に相当する光を感光体ドラム101の表面に照射するよう指示を与える。照射指示を受けた図示せぬ書き込み制御部は露光装置24を制御して、感光体ドラム101の表面に差分印刷ドット数L4に相当する静電潜像を形成させる。このとき、露光装置24のLEDヘッドは、主走査方向においてはドット部と非ドット部とが交互に並ぶ50%ドット密度となるように光を照射し、副走査方向における光の照射パターンの長さを調節することによって、差分印刷ドット数L4に相当する光を照射する。
差分印刷ドット数L4に相当する静電潜像は、現像ローラ103からトナーが付着されることで現像される。感光体ドラム101の表面に付着した差分印刷ドット数L4分のトナーは、転写ローラ21に印加されたバイアス電圧により、転写ベルト20に転写することで廃棄する。或いは、クリーニング装置106で感光体ドラム101の表面に付着した差分印刷ドット数L4分のトナーを掻き取ることで廃棄する形態としてもよい。
本実施形態においては、温度及び湿度の条件に対して8つの規定レベルLfを設定したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、表2に示されるように、環境値1と2、環境値3と4、環境値7と8での規定レベルLfの値が同じものとして、温度及び湿度の条件に対して5つの規定レベルLf’を設定してもよい。この場合、規定レベルLf’の大小関係は、Lf1’<Lf2’<Lf3’<Lf4’<Lf5’となる。
また、上記記載に限定されず、本発明にかかる規定レベルLfの設定数は、8つ以上に設定してもかまわない。さらにまた、本発明にかかる規定レベルLfの設定数は、5つ未満でも複数設定されていれば、その設定数に限定はない。
以上のように、第1の実施形態によれば、画像形成装置が設置されている環境によって、トナー廃棄量を調整することができ、余分なトナーの廃棄を防止することができる。さらに、過剰帯電したトナーが汚れとして用紙に付着し易くなる低温低湿条件下では、十分な量のトナー廃棄を行うため、画像品質を保つことができる。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態にかかるプリンタ50の構成、及び印刷動作は第1の実施形態にかかるプリンタ30と略同一である。したがって、同一な箇所には同一の符号を付して説明を省略し、異なる箇所について説明する。
プリンタ50は、図7に示されるように第1の実施形態にかかるプリンタ30が備える温度・湿度計測部400に替えて時間測定部500を備える。時間測定部500は、図示せぬ時刻計測手段から入力された計測結果を制御部300に出力する。
一般的に、低印刷ドットの画像を連続して印刷した場合、ある単位時間当たりに印刷できる枚数が多いプリンタ程、現像ローラのトナー電位は上昇する。これは、感光体ドラムの回転数に対して印刷ドット数が少ない画像を印刷する場合には、現像ローラ上のトナーの消費量が少ないためである。つまり、消費されなかったトナーが現像ローラ上に留まり、現像ローラと供給ローラとの間、現像ローラとトナー規制部材との間、及び、現像ローラと感光体ドラムとの間での摩擦帯電されるため、トナーへの過剰な電荷付加が発生し、その結果、トナー電位が上昇する。
図8は、低印刷ドットの画像を印刷した場合の印刷比率と現像ローラのトナー電位との関係を説明する図である。ここで、印刷比率とは、連続印刷で30分間に印刷し続けた場合の印刷枚数を100%とし、実際に印刷した印刷枚数の比率を表す。
印刷比率=(実際の印刷枚数)/(30分間連続印刷した場合の枚数)
図8に示されるように、印刷比率が大きくなるにつれ、トナー電位は上昇することがわかる。本実施形態にかかるプリンタ50は、予め設定された感光体ドラム101の規定回転数に対して、ドット数計測部340によりカウントされた印刷ドット数が印刷比率に基づいて設定された基準値に満たない場合に、トナーを現像して廃棄する。したがって、印刷ドット数が少ない画像を印刷比率が高い条件で印刷した場合、廃棄するトナー量を多くすることができる。
以下、図9に示すフローチャートを使用し、本実施形態にかかるトナー廃棄シーケンスについて詳細に説明する。図10に示されるように、ここでは、前述した印刷比率に対してトナーの廃棄を行うか否かの基準値を規定レベルLfとして説明する。規定レベルLfは、感光体ドラム101の規定回転数に対する印刷ドット数である。
図9中、ステップS21において、感光体ドラム回転計測部330は、現在の感光体ドラム101のドラム回転数D1を計測する。なお、A4用紙縦送りで用紙を1枚印刷する場合、本実施形態にかかる感光体ドラム101は3回転する。したがって、例えば、A4用紙縦送りで用紙を5枚印刷する場合、ドラム回転数D1は15となる。
ステップS22において、時間測定部500は、感光体ドラム回転計測部330がドラム回転数D1を計測した際の時刻T1を図示せぬ時刻計測手段に計測させる。
次に、ステップS23において、ドット数計測部340は、現在の印刷ドット数L1を計測する。ステップS1、ステップS2、及びステップS3において計測されたドラム回転数D1、時刻T1、及び印刷ドット数L1は制御部300に出力される。制御部300は、入力されたドラム回転数D1をドラム回転数D2として記憶部370に記憶させる。また、制御部300は、入力された時刻T1を時刻T2として記憶部370に記憶させる。さらにまた、制御部300は、入力された印刷ドット数L1を印刷ドット数L2として記憶部370に記憶させる(ステップS24)。なお、ステップS1からステップS3までの処理は恒常的に実行されており、印刷開始指示が入力される直前のドラム回転数D2、時刻T2、及び印刷ドット数L2が記憶部370に記憶される。
制御部300は、前述した印刷動作にかかる感光体ドラム101の回転開始、回転停止を監視している。制御部300は印刷動作が終了し、感光体ドラム101の回転が停止すると(ステップS25 Yes)、感光体ドラム回転計測部330に対して、現在の感光体ドラム101のドラム回転数D1を計測すると共に、計測結果をドット数計算部350に出力するよう指示を与える。計測指示を受けた感光体ドラム回転計測部330はドラム回転数D1を計測すると共に、計測結果をドット数計算部350に出力する(ステップS26)。
次に、制御部300は、時間計測部500に対して、感光体ドラム回転計測部330がドラム回転数D1を計測した際の時刻T1を図示せぬ時刻計測手段に計測させると共に、計測結果を制御部300に出力するよう指示を与える。計測指示を受けた時間計測部500は図示せぬ時刻計測手段に時刻T1を計測させると共に、計測結果を制御部300に出力する。制御部300は入力された時刻T1を記憶部370に記憶させる(ステップS27)。
そして、制御部300は、印刷ドット数計測部340に対して、現在の印刷ドット数L1を計測すると共に、計測結果をドット数計算部350に出力するよう指示を与える。計測指示を受けた印刷ドット数計測部340は印刷ドット数L1を計測すると共に、計測結果をドット数計算部350に出力する(ステップS28)。
そして、ドット数計算部350は、記憶部370に記憶されているドラム回転数D2を読み出すと共に、ドラム回転数D1とドラム回転数D2との差分である差分ドラム回転数D3(=D1−D2)を計算し、計算結果を制御部300に出力する(ステップS29)。
制御部300は、入力されたドラム回転数D3と予め記憶部370に記憶されている感光体ドラム101の規定回転数であるドラム回転数Dfとを比較する。ここで、差分ドラム回転数D3がドラム回転数Dfよりも大きい場合(ステップS30 Yes)、制御部300による処理はステップS31に移行する。一方、差分ドラム回転数D3がドラム回転数Dfよりも小さい場合(ステップS30 No)、制御部300による処理はステップS25に戻る。
差分ドラム回転数D3がドラム回転数Dfよりも大きい場合(ステップS30 Yes)、制御部300は、ドット数計算部350に対して印刷ドット数L1と印刷ドット数L2との差分である差分印刷ドット数L3(=L1−L2)を計算すると共に、計算結果をドット数比較部360に出力するよう指示を与える。計算指示を受けたドット数計算部350は、差分印刷ドット数L3を計算すると共に、計算結果をドット数比較部360に出力する(ステップS31)。
次に、ステップS32において、制御部300は、記憶部370に記憶された時刻T1及び時刻T2を読み出し、単位時間T3(=T1−T2)を計算する。
そして、制御部300は、ステップS29で計算された差分ドラム回転数D3と単位時間T3とにより、単位時間当たりの印刷枚数である印刷比率を計算する(ステップS33)。
制御部300はステップS33で計算した印刷比率に対応する規定レベルLfを選択し、選択されたLfをドット数比較部360に出力する(ステップS34)。
ステップS35において、ドット数比較部360は、ステップS34において制御部300により選択された規定レベルLfと、ステップS31においてドット数計算部350により計算された印刷ドット数L3との差分である差分印刷ドット数L4(=Lf−L3)を計算すると共に、計算結果を制御部300に出力する。
そして、制御部300は、ドット数比較部360により入力された差分印刷ドット数L4の正負を判断する。ここで、差分印刷ドット数L4が正の値である場合(ステップS36 Yes)、制御部300による処理はステップS37に移行する。一方、差分印刷ドット数L4が負の値または0である場合(ステップS36 No)、制御部300による処理はステップS21に戻る。
差分印刷ドット数L4が正の値である場合(ステップS36 Yes)、制御部300は差分印刷ドット数L4に相当するトナーの廃棄動作を実行し、トナー廃棄シーケンスは終了する(ステップS37)。
ここで、制御部300が実行するトナー廃棄動作について説明する。制御部300は、トナーの廃棄を決定すると、図示せぬ書き込み制御部に対して差分印刷ドット数L4に相当する光を感光体ドラム101の表面に照射するよう指示を与える。照射指示を受けた図示せぬ書き込み制御部は露光装置24を制御して、感光体ドラム101の表面に差分印刷ドット数L4に相当する静電潜像を形成させる。このとき、露光装置24のLEDヘッドは、主走査方向においてはドット部と非ドット部とが交互に並ぶ50%ドット密度となるように光を照射し、副走査方向における光の照射パターンの長さを調節することによって、差分印刷ドット数L4に相当する光を照射する。
差分印刷ドット数L4に相当する静電潜像は、現像ローラ103からトナーが付着されることで現像される。感光体ドラム101の表面に付着した差分印刷ドット数L4分のトナーは、転写ローラ21に印加されたバイアス電圧により、転写ベルト20に転写することで廃棄する。或いは、クリーニング装置106で感光体ドラム101の表面に付着した差分印刷ドット数L4分のトナーを掻き取ることで廃棄する形態としてもよい。
本実施形態においては、図10に示される印刷比率に基づいて規定レベルLfが決定されるとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、印刷比率と規定レベルLfとの関係が表3に示されるような関係であってもかまわない。この場合、規定レベルLfの大小関係は、Lf1<Lf2<Lf3<Lf4<Lf5<Lf6となる。
また、表4に示されるように、印刷比率が低い所定の領域、例えば、印刷比率が0〜20%未満の範囲においては、トナーは過剰帯電されないので、制御部300はトナー廃棄の判断はせず、トナー廃棄動作を実行しなくてもかまわない。
さらにまた、表5に示されるように、印刷比率が高い所定の領域、例えば、印刷比率が80〜100%の範囲においては、制御部300はトナー廃棄の判断はせず、トナー廃棄動作を実行しなくてもかまわない。
以上のように、第2の実施形態によれば、単位時間当たりに何枚印刷したかによってトナー廃棄量を調整することができ、余分なトナーの廃棄を防止することができる。さらに、印刷ドット数が少ない画像を印刷比率が高い条件で印刷した場合、十分な量のトナー廃棄を行うため、画像品質を保つことができる。
本発明の実施形態の説明においては、画像形成装置としてプリンタを一例として説明したが、本発明はMFPやファクシミリ、複写装置等にも適用することができる。
プリンタの概略構成図である。 ID部の概略構成図である。 プリンタの機能ブロック図である。 環境値を説明する図である。 環境値とトナー電位との関係を説明する図である。 トナー廃棄シーケンスを説明するフローチャートである。 プリンタの機能ブロック図である。 印刷比率とトナー電位との関係を説明する図である。 トナー廃棄シーケンスを説明するフローチャートである。 印刷比率と規定レベルLfとの関係を説明する図である。
符号の説明
10 用紙
11 用紙カセット
12 用紙繰り出し部
13 ロワーフレーム
14 用紙搬送経路
15〜18 搬送ローラ
19 検知部
20 転写ベルト
21 転写ローラ
22 転写ベルトユニット
23 位置調節機構
24 露光装置
25 現像装置
26 定着部
27 スタッカ
30 プリンタ
50 プリンタ
100 ID部
101 感光体ドラム
102 帯電ローラ
103 現像ローラ
104 供給ローラ
105 トナー規制部材
106 クリーニング装置
200 高圧制御部
201 帯電ローラ用電源
202 現像ローラ用電源
203 供給ローラ用電源
300 制御部
310 印刷制御部
320 高圧制御部
330 感光体ドラム回転数計測部
340 ドット数計測部
350 ドット数計算部
360 ドット数比較部
370 記憶部
400 温度・湿度計測部
500 時間計測部

Claims (6)

  1. 印刷データに基づく印刷ドット単位の光を照射し、像担持体上に静電潜像を形成させる露光部と、
    現像剤担持体上に担持される現像剤を前記静電潜像に付着させて現像剤画像を形成する現像部と、
    印刷ドット数をカウントするドット数カウント部と、
    予め設定された前記像担持体の規定回転数に対して、前記ドット数カウント部によりカウントされた前記印刷ドット数が所定の因子に基づいて設定された基準値に満たない場合に、前記現像剤を前記像担持体に現像して廃棄する現像剤廃棄制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記現像剤廃棄制御手段は、温度湿度検出部を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記現像剤廃棄制御手段は、前記温度湿度検出部により検出された温度及び湿度に基づいて前記所定の因子に基づいて設定された基準値を変更することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記現像剤廃棄制御手段は、予め設定された所定の単位時間における前記像担持体の規定回転数から印刷比率を算出する印刷比率算出部を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記印刷比率は、所定の単位時間当たりの印刷枚数であることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記現像剤廃棄制御手段は、前記印刷比率計算部が算出した前記印刷比率に基づいて前記所定の因子に基づいて設定された基準値を変更することを特徴とする請求項4又は5記載の画像形成装置。
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