JP2009268207A - 回転電機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】給電用ターミナル13が備えられた回転電機Mに関する。
給電用ターミナル13は、外部電源より電力を受ける端子接続部13aと、ブラシ接続部13cと、端子接続部13aとブラシ接続部13cとを連結する延長部13bと、雑防素子Tと接続を行うための雑防素子取付部136と、を少なくとも有して構成されており、
給電用ターミナル13がエンドハウジング11に取付けられた際、エンドハウジング11底面部から回転電機M軸方向の距離は、エンドハウジング11底面部から雑防素子取付部136までの距離が、エンドハウジング11底面部から延長部13bの少なくとも一部133までの距離より大きくなるように構成されている。
【選択図】図1
Description
このブラシは、通常ブラシホルダに格納され、このブラシホルダは、ヨークハウジング開口部に嵌着される。
このように接続されているため、外部電源から供給される電力は、ターミナルからブラシへと伝達され、電機子を回転させる駆動力となる。
このように使用されるブラシホルダ、及びこれに配設されるターミナル等の部品は、モータを小型化・薄型化するために、様々な構造が提案されてきた。
そのため、出願人は、チョークコイルの有無に関わらず、共通のブラシホルダを使用することができる技術を提案している(特許文献1参照)。
このため、チョークコイル等の導電部材の種類を変更しても、通電経路が確保され、ブラシホルダの構造を簡単なものとすることができる。
また、コンデンサ等の雑防素子が配設される場合に、これを回避するような構造をとる必要もあり、この雑防素子の有無に関わらず、共通して使用される給電ターミナルの開発が望まれていた。
つまり、延長部と雑防素子取付部とを段差を有するように配置したものである。
このため、この段差部分の空間に、コンデンサ等の雑防素子を組込むことができる。
換言すれば、この段差部分の空間が存在するために、コンデンサ等の雑防素子避けて、給電用ターミナルを配設することができる。
よって、雑防素子の有無に関わらず、共通の給電用ターミナルを使用することができ、部品点数を削減し、低コスト化が実現された回転電機を提供することが可能となる。
このように、本発明に係る給電用ターミナルにおいては、ブラシ接続部と、チョークコイル取付部とが共に備えられている。
このため、チョークコイルを使用する場合には、このチョークコイル取付部にチョークコイルを取付けることによって、対応することができる。
なお、チョークコイルが不要な場合には、ブラシ接続部にピグテール等の給電線を介して給電用ターミナルとブラシを電気的に接続するとよい。
このように構成されているため、雑防素子を回避しながら、コンパクトに給電用ターミナルを収めることができるとともに、チョークコイル等の有無に関わらず、共通の給電用ターミナルを使用することができる。
よって、部品点数を削減し、低コスト化が実現された回転電機を提供することが可能となる。
なお、以下に説明する構成は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
本実施形態は、チョークコイル等の雑防素子の有無に関わらず、共通して使用できる給電ターミナルを備えることにより、部品点数を削減し、低コスト化が実現された回転電機に関するものである。
本実施形態に係るモータMは、モータ本体部2、ブラシホルダ3を有して構成されている。
本実施形態に係るモータ本体部2は、ヨークハウジング4、マグネット5、電機子6、回転軸7、整流子9を有して構成されている。
ヨークハウジング4は有底略円筒状の部材であり、後述する電機子6を被覆し、その内部に格納する。
電機子6は、薄板を複数枚積層することにより形成され、表面に巻線が旋回された回転体であり、この巻線に通電されることにより発生する電磁力と、マグネット5の磁力の相互作用により回転する。
また、他端側(出力側)もまた、ベアリング8により回転可能に支承されている。
整流子9は、外部電源より給電されるブラシ16と接触し、整流を行う電極であり、電機子6の出力側に配設されている。
ブラシホルダ3は、ヨークハウジング4の開口部4aを被覆する樹脂製のエンドハウジング11を有して一体的に構成されている。
このエンドハウジング11は、ヨークハウジング4の開口部4aに嵌着されるハウジング本体部11aと、このハウジング本体部11aから径方向外側へ延設されるコネクタ部11bとにより構成されている。
ハウジング本体部11aの中央部には、軸貫通孔11cが形成さており、この軸貫通孔11cにベアリング8が配設される。
このベアリング8に回転軸7の出力軸側が回転可能に支承される。
コネクタ部11bの基端部側は、ハウジング本体部11aの側面部と連続しており、一体として形成されている。
この第1収容溝11e及び第2収容溝11fは、コネクタ部11b側からハウジング本体部11aへ向けて平行に延び、コネクタ部11bとハウジング本体部11aとの境界部付近から軸貫通口11cへ向かうに連れて、この軸貫通口11cを避けるように離隔して形成される。
つまり、第1収容溝11eと第2収容溝11fは、エンドハウジング11をモータ本体部2側から見たときに、略Y字形状をなすように形成される。
この雑防素子Tは、例えばコンデンサで構成され、チョークコイル等と共に、ノイズを消去するための回路が形成される。
また、同様に第2収容溝11fのうちコネクタ11b側にも、第2収容部11fの深さ方向に図示しない孔部が形成されている。
これらの孔部は、各ターミナルを位置決めして固定する。
第1ターミナル13、第2ターミナル14、第3ターミナル15は、いずれも導電性を有する導電性素材で形成されており、ブラシ16,16を介して電機子6に給電するための部材である。
第1ターミナル13及び第2ターミナル14は、後述する外部端子を接続され、図示しない外部電源からの給電を受けることが可能となっている。
なお、後述するが、第3ターミナル15は、第2ターミナル14にチョークコイルCを取付けるためのターミナルである。
なお、図1は第1ターミナル13及び第2ターミナル14に接続されたブラシ16,16のうち、一方のブラシ16のみを記載してある。
第1ターミナル13は、一枚の導電性金属板を打ち抜き、これを所定の形状に屈曲することにより形成されており、図3及び図4に示すように、第1端子接続部13aと、第1延長部13bと、第1ブラシ接続部13cと、第1枝部13dと、第1チョークコイル接続部13eと、第1ホルダ接続部13fとを有して構成されている。
この第1端子接続部13aの中央部付近には、後述する第1延長部13bが形成される側と逆方向に突出して、先端側が第1延長部13b方向に立ち下がった略L字形状の第1枝部13dが形成されている。
本実施形態に係る第1延長部13bは、第1端子接続部13aの一端側から、この第1端子接続部13aと略90度をなすように屈曲して延びる板状の部位であり、第1収容溝11eの形状に整合するように、また、雑防素子Tを回避可能となるように屈曲している。
この第1延長部13bの構成については、後述する。
この第1ブラシ接続部13cの略中央部から若干下方側(第1延長部13bが形成されている側)には、雑防素子Tを接続するための第1雑防素子取付部136が形成されている。
この第1雑防素子取付部136は、略矩形状の爪状部材であり、第1ブラシ接続部13cの所定位置から、第1ブラシ接続部13cと所定の角度(鋭角)をなすように屈曲形成されている。
この第1雑防素子取付部136の上方側(第1延長部13bが形成されている側と反対方向側)には、雑防素子Tを接続するための接続溝が形成されている。
この第1チョークコイル接続部13eの上部(第1延長部13bが形成されている側と反対方向側)には、第1チョークコイル取付部位137が形成されている。
第1チョークコイル取付部位137は、先端側が略垂直に屈曲した略L字形状の部位であり、チョークコイルCのフェライト部分を支持固定する台座となる。
この略垂直に屈曲した先端部分を「第1チョークコイル支持部位137a」と記す。
第1延長部13bは、第1収容溝11eに沿った形状をしており、第1収容溝11eに収容されて固定される。
この第1延長部13bは、2段構成となっている。
コネクタ側導電部131は、第1端子接続部13aの一端側から、この第1端子接続部13aと略90度をなすように屈曲して延びる板状の部位である。
なお、このコネクタ側導電部131の略中央部には、下方向に立ち下がる第1ホルダ接続突起138が形成されており、この第1ホルダ接続突起138は、第1ターミナル13のコネクタ部11b側を固定する。
更に、架橋導電部132の他端側(コネクタ側導電部131と連続形成される側と反対側)からは、略垂直方向に折り曲がりコネクタ側導電部131と略平行に形成された雑防素子側導電部133が形成されている。
このため、第1雑防素子取付部136の位置が、架橋導電部131の位置よりも上方(回転軸7軸方向モータ本体2側)に位置することとなる。
つまり、第1ターミナル13が取付けられた際、エンドハウジング11の底面から回転軸7軸方向の距離をとると、第1雑防素子取付部136までの距離が、架橋導電部131までの距離よりも大きくなる。
以下、このコネクタ側導電部131、架橋導電部132、雑防素子側導電部133により形成される空間を「雑防素子配設空間K」と記す。
チョークコイルCを接続する場合には、ブラシ16はチョークコイルC及びピグテール17を介して接続されるため、この第1ブラシ接続部13cはブラシ16との電気的接続のためには使用されない。
第1枝部13dが、エンドハウジング11に形成された孔部に押し込まれて嵌合されることにより、第1ターミナル13のコネクタ部11b側の端部が位置決めされて不動となる。
また、第1ブラシ接続部13cは、軸貫通孔11cの近傍から回転軸7と平行方向に突出する。
モータ本体部2とブラシホルダ3が連結したとき、第1ブラシ接続部13cの自由端側は、整流子9近傍に位置する。
このため、チョークコイルCを接続しない場合には、ブラシ接触部13cにピグテール17を介して接続されたブラシ16が整流子9と接触し、第1ターミナル13は、ピグテール17、ブラシ16、整流子9を介して電機子6と電気的に接続する。
このため、チョークコイルCを接続した場合には、チョークコイルC先端部にピグテール17を介して接続されたブラシ16が整流子9と接触し、第1ターミナル13は、チョークコイルC、ピグテール17、ブラシ16、整流子9を介して電機子6と電気的に接続する。
各部の機能等は、第1ターミナル13と同様であるために説明は省略する。
第2ターミナル14は、第1ターミナル13同様、一枚の導電性金属板を打ち抜き、これを所定の形状に屈曲することにより形成されており、図5に示すように、第2端子接続部14aと、第2延長部14bと、第2ブラシ接続部14cと、第2枝部14dとを有して構成されている。
この第2端子接続部14aの中央部付近には、後述する第2延長部14bが形成される側と逆方向に突出して、先端側が第2延長部14b方向に立ち下がった略L字形状の第2枝部14dが形成されている。
この第2延長部14bの中央部より若干後述する第2ブラシ接続部14c側の位置には、下方より第2端子接続部14aが形成される方向へと立ち上る第2雑防素子取付部146が形成されている。
この第2雑防素子取付部146は、雑防素子Tを接続するための部位であり、略矩形状の爪状部材として形成されている。
また、この第2雑防素子取付部146の上方側(第2端子接続部14aが形成されている方向側)には、雑防素子Tを接続するための接続溝が形成されている。
各部の機能等は、第1ターミナル13と同様であるために説明は省略する。
第3ターミナル15は、第1ターミナル13及び第2ターミナル14同様、一枚の導電性金属板を打ち抜き、これを所定の形状に屈曲することにより形成されており、図6に示すように、第3ブラシ接続部15cと、第3チョークコイル接続部15eと、第3ホルダ接続部15fとを有して構成されている。
本実施形態に係る第3チョークコイル接続部15eは、第3ブラシ接続部15cから略垂直方向に延びる略矩形板状部位である。
この第3チョークコイル接続部15eの上部(第3ブラシ接続部15cの先端側)には、第3チョークコイル取付部位157が形成されている。
この第3チョークコイル取付部157は、第1チョークコイル取付部位137同様、先端側が略垂直に屈曲した略L字形状の部位であり、チョークコイルCのフェライト部分を支持固定する台座となる。
この略垂直に屈曲した先端部分を「第3チョークコイル支持部位157a」と記す。
つまり、チョークコイルCを配設する場合には、チョークコイルCを配設した第3ターミナル15を第2ターミナル14に組合わせて、第2収容溝11fへと配設することができる。
また、チョークコイルCを配設しない場合には、第2ターミナル14のみを使用し、この第2ターミナル14のみを第2収容溝11fへと配設する。
以下、これらの配設方法について説明する。
第1収容溝11eには、第1ターミナル13が配設される。
この場合、第1ターミナル13は、第1チョークコイル接続部13eに形成された第1チョークコイル取付部位137の第1チョークコイル支持部位137aにチョークコイルCが取付けられた状態で、第1収容溝11eに配設される。
このとき、第1延長部13bには、段差により形成された雑防素子配設空間Kが構成されているため、雑防素子Tを回避して、第1ターミナル13を配設することができる。
また、第1ブラシ接続部13cに形成された第1雑防素子取付部136には、雑防素子Tが接続される。
ブラシ16には、チョークコイルC先端側に接続されたピグテール17を介して給電される。
まず、第3ターミナル15の第3チョークコイル接続部15eに形成された第3チョークコイル取付部位157にチョークコイルCが取付けられる。
このとき、チョークコイルCは、第3チョークコイル支持部位157aに取付けられる。
このようにチョークコイルCが取付けられた第3ターミナル15は、第2ターミナル14と組合される。
このとき、第3ターミナル15の第3ブラシ接続部15cの先端部と、第2ターミナル14の第2ブラシ接続部145とを合わせて組合わせる(前述の通り、第3ブラシ接続部15cの先端部の形状と第2ブラシ接続部位145の形状とは整合するように形成されている)。
また、第2雑防素子取付部146には、雑防素子Tが接続される。
ブラシ16には、チョークコイルC先端側に接続されたピグテール17を介して給電される。
第1収容溝11eには、第1ターミナル13が配設される。
なお、第1チョークコイル取付部137には、チョークコイルCが取付けられない状態で、第1収容溝11eに配設される。
このとき、第1延長部13bには、段差により形成された雑防素子配設空間Kが構成されているため、雑防素子Tを回避して、第1ターミナル13を配設することができる。
また、第1ブラシ接続部13cに形成された第1雑防素子取付部136には、雑防素子Tが接続される。
ブラシ16には、第1ブラシ接続部位135先端側に接続されたピグテール17を介して給電される。
第2ターミナル14は、第2収容溝11fに配設される。
また、第2雑防素子取付部146には、雑防素子Tが接続される。
ブラシ16には、第2ブラシ接続部位145先端側に接続されたピグテール17を介して給電される。
また、第1ターミナル13は、雑防素子Tを回避できる構成となっているため、雑防素子Tの有無に関わらず、ターミナルとして適用することができる。
4‥ヨークハウジング、4a‥開口、
5‥マグネット、6‥電機子、7‥回転軸、8‥ベアリング、9‥整流子、
11‥エンドハウジング、
11a‥ハウジング本体部、11b‥コネクタ部、11c‥軸貫通孔、11e‥第1収容溝、11f‥第2収容溝、
13‥第1ターミナル、
13a‥第1端子接続部、13b‥第1延長部、13c‥第1ブラシ接続部、
13d‥第1枝部、13e‥第1チョークコイル取付部、13f‥第1ホルダ接続部、
131‥コネクタ側導電部、132‥架橋導電部、133‥雑防素子側導電部、
135‥第1ブラシ接続部位、136‥第1雑防素子取付部、
137‥第1チョークコイル取付部、137a‥第1チョークコイル支持部位、
138‥第1ホルダ接続突起、
14‥第2ターミナル、
14a‥第2端子接続部、14b‥第2延長部、14c‥第2ブラシ接続部、
14d‥第2枝部、
145‥第2ブラシ接続部位、146‥第2雑防素子取付部、
148‥第2ホルダ接続突起、
15‥第3ターミナル
15c‥第3ブラシ接続部、15e‥第3チョークコイル取付部、
15f‥第3ホルダ接続部、
157‥第3チョークコイル取付部、157a‥第3チョークコイル支持部位、
16‥ブラシ、17‥ピグテール、
C‥チョークコイル、K‥雑防素子配設空間、M‥モータ、T‥雑防素子
Claims (5)
- エンドハウジングに組込まれ、回転電機軸方向に給電を行う給電用ターミナルが備えられた回転電機であって、
前記給電用ターミナルは、
外部電源より電力を受ける端子接続部と、
直接若しくは間接的にブラシと接続されるブラシ接続部と、
前記端子接続部と前記ブラシ接続部とを連結する延長部と、
雑防素子と接続を行うための雑防素子取付部と、を少なくとも有して構成されており、
前記給電用ターミナルが前記エンドハウジングに取付けられた際、前記エンドハウジング底面部から前記回転電機軸方向の距離は、前記エンドハウジング底面部から前記雑防素子取付部までの距離が、前記エンドハウジング底面部から前記延長部の少なくとも一部までの距離より大きくなるように構成されていることを特徴とする回転電機。 - 前記延長部の一部と、前記雑防素子取付部とは、前記回転電機軸方向と直交する互いに異なる平面上に配設されることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
- 前記延長部の一部は、前記雑防素子に隣接していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回転電機。
- 前記給電用ターミナルは、
チョークコイルを配設するためのチョークコイル取付部を更に備え、
該チョークコイル取付部には前記チョークコイルが備えられるとともに、該チョークコイルを介して前記ブラシに給電されることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。 - 前記給電用ターミナルは、
チョークコイルを配設するためのチョークコイル取付部を更に備え、
前記延長部の一部は、前記端子接続部と前記チョークコイル取付部との間に電気的に連続して形成されることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
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