JP2009274576A - ワイパ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】センサの数を増やすことなく、モータの運動方向を切り替えることを目的とする。
【解決手段】モータをPWM制御によって駆動し、予め定めた回転数となるように、回転パルスセンサの検出結果を監視しながならモータを駆動する(フィードバックループ回転速度制御)。また、コントローラは、車速やモータの回転速度からピラー側の反転位置到達時間を予測して、カム信号を検出したところで予測した反転位置到達時間をタイマ設定する。そして、予測した反転位置到達時間までに線形的に徐々に通電デューティを下げ(オープンループデューティ制御)、設定した時間が経過したことでモータ14の回転方向を反転する。すなわち、車速を考慮して反転位置到達時間を予測してタイマを設定することによって、ワイパブレードのピラーへのオーバーランを防止して上反転動作を行う。
【選択図】図4
【解決手段】モータをPWM制御によって駆動し、予め定めた回転数となるように、回転パルスセンサの検出結果を監視しながならモータを駆動する(フィードバックループ回転速度制御)。また、コントローラは、車速やモータの回転速度からピラー側の反転位置到達時間を予測して、カム信号を検出したところで予測した反転位置到達時間をタイマ設定する。そして、予測した反転位置到達時間までに線形的に徐々に通電デューティを下げ(オープンループデューティ制御)、設定した時間が経過したことでモータ14の回転方向を反転する。すなわち、車速を考慮して反転位置到達時間を予測してタイマを設定することによって、ワイパブレードのピラーへのオーバーランを防止して上反転動作を行う。
【選択図】図4
Description
本発明は、ワイパ制御装置にかかり、特に、車両に設けられたワイパを制御するワイパ制御装置に関する。
ワイパ制御装置としては、ワイパモータを正逆転させてワイパアームを動作するものが提案されており、ワイパモータの運動方向を切り替える際の技術として、例えば、特許文献1に記載の技術などが提案されている。
特許文献1に記載の技術では、2つの反転ポジションの間の運動領域を往復運動するようにワイパを駆動させるワイパ駆動装置において、ワイパを運動させるモータと、ワイパが運動領域の所定ポジションを通過する時点を検出する検出器と、各反転ポジションにおいてモータの運動方向を切り替える制御回路と、所定のポジションからのワイパの進んだ距離を検出するインクリメント発信器と、を備えて、ワイパが所定距離を進んだことを検出するやいなや、制御回路がモータの運動方向を切り替えることが提案されている。具体的には、ワイパが所定の距離を進んだことを検出するために、基準位置からのアーマチャ回転パルスをカウントして、規定数のパルスをカウントしたことろで、モータの運動方向を切り替えることが提案されている。
また、パルス数をカウントするのではなく、ワイパモータのウォームホイール等に設けられた磁石と、該磁石に対向して設けたホールIC等のセンサによって出力軸の基準位置を検出し、基準信号(カム信号)を検出したときに、モータの運動方向を切り替える技術なども提案されている。
特表2002−524335号公報
しかしながら、カム信号を検出してモータの運動方向を切り替える技術では、高速時の風圧等によるワイパのピラーへのオーバーランによる接触防止等を見込んで、手前で反転させる必要があるため、カム信号を出力するためのセンサを複数設けて、図6に示すように、複数のカム信号(図6では3つのカム信号)の中から車速によって使用するカム信号を選択して反転位置を切り替える必要がある。従って、このような方式の場合には、センサの使用個数が増加してしまい、コストアップに繋がる。
本発明は、上記事実を考慮して成されたもので、センサの数を増やすことなく、モータの運動方向を切り替えることを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、ワイパアームが予め定めた基準位置に達したことを検出する基準位置検出手段によって前記基準位置が検出されてから時間を計測する計測手段と、ワイパアームを往復運動させて車両の窓を払拭するために正逆転可能なモータの状態を表す所定情報を検出する所定情報検出手段によって検出された前記所定情報に基づいて、前記基準位置からワイパアームの反転位置までの到達時間を予測する予測手段と、前記計測手段によって計測された時間が前記予測手段によって予測された前記到達時間を経過したときに、前記モータの回転方向を反転するように前記モータを制御する制御手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、計測手段では、ワイパアームが予め定めた基準位置に達したことを検出する基準位置検出手段によって基準位置が検出されてから時間が計測される。
予測手段では、ワイパアームを往復運動させるためのモータの状態を表す所定情報に基づいて、基準位置からワイパアームの反転位置までの到達時間が予測される。
そして、制御手段では、計測手段によって計測された時間が予測手段によって予測された到達時間を経過したときに、モータの回転方向を反転するようにモータが制御される。すなわち、基準位置からモータの回転方向を反転するまでの時間をモータの状態を表す所定情報から予測してモータを反転させるので、風圧等を考慮して時間を予測してやれば、基準位置を検出するセンサを複数設けることなく、モータの運動方向を切り替えることができる。従って、センサの数を増やすことなく、モータの運動方向を切り替えることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記予測手段が、車速を検出する車速検出手段によって検出された車速及び前記所定情報に基づいて、前記到達時間を予測することを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、予測手段が、車速を検出する検出手段によって検出された車速、及び所定情報検出手段によって検出された所定情報に基づいて、到達時間を予測することで、高速時の風圧等によるワイパのピラーへのオーバーランを見込んだ到達時間を予測することができるので、高速走行時等のワイパのピラーへの接触を防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記所定情報検出手段は、前記所定情報として前記モータの回転速度を検出することを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、所定情報検出手段が、所定情報としてモータの回転速度を検出することによって、基準位置からの反転位置までの距離が決まっているため、検出した回転速度に基づいて基準位置からワイパアームの反転位置までの到達時間を予測することが可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記所定情報検出手段は、前記所定情報として前記モータへの供給電力を検出することを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、所定情報検出手段が、所定情報としてモータへの供給電力を検出することによって、検出した供給電力からモータの回転速度が分るので、供給電力に基づいて基準位置からワイパアームの反転位置までの到達時間を予測することが可能となる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記所定情報検出手段は、前記モータへの通電デューティを検出することを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、所定情報検出手段が、モータへの通電デューティを検出することによってモータへの供給電力を検出することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係わるワイパ制御装置によって動作するワイパ装置の概略構成を示す図である。
ワイパ装置30は、被払拭面としてのウインドシールドガラス32を払拭するものであり、ワイパアーム34を備えている。ワイパアーム34は、車両に設けられたピボット軸34Aに固定されており、このピボット軸34Aを回転中心として、ワイパアーム34が往復回転し、ワイパアーム34に設けられたブレード36によってウインドシールドガラス32を払拭する。
ワイパアーム34には、下端部にリンクロッド38が接続されており、ワイパモータ40の出力軸40Aに設けられたカム部材42にリンクロッド38が接続されている。すなわち、ワイパモータ40の正逆転によってカム部材42が図1矢印X方向に往復運動し、リンクロッド38がカム部材42の往復運動に伴って図1中の左右方向に往復移動する。これによって、ワイパアーム34がピボット軸34Aを回転中心として回転してブレード36がウインドシールドガラス32を払拭する。なお、以下の説明では、ワイパアーム34のピラー側への回転をオープン作動、ピラー側の反転位置を上反転位置、カウルトップ側への回転をクローズ作動、カウルトップ側の反転位置を下反転位置と称す。
図2は、本発明の実施の形態に係わるワイパ制御装置の制御対象となるワイパモータ40の概略構成を示す図である。
ワイパモータ40は、モータ14とギヤ部44とが一体に設けられた構成となっている。モータ14には、アーマチャ(図示省略)が収容されると共に、該アーマチャの回転軸14Aの先端側は、ギヤ部44を構成するハウジング46内に突出している。このハウジング46内には、ウォーム48がアーマチャの回転軸14Aと同軸的かつ一体に回転するように設けられている。
また、ウォーム48は、ハウジング46内で、ウォームホイール50に噛み合わされて、該ウォームホイール50とでウォーム減速機構を構成している。
ウォームホイール50は、略円板状の形状とされ、その外周部がウォーム48に噛み合される歯部が形成されている。ウォームホイール50は、その軸心部がワイパモータ40の出力軸40Aとされ、当該出力軸40Aに上述のカム部材42が設けられている。
すなわち、モータ14の回転によってウォーム48が回転し、ウォーム48に噛み合ったウォームホイール50が回転される。これによってウォームホイール50の回転軸に設けられたカム部材42が回転される。また、モータ14の回転方向を切り替えることで、カム部材42が図1矢印X方向へ往復運動され、ワイパアームのオープン作動及びクローズ作動が行われる。
続いて、ワイパモータ40を駆動するためのワイパモータ駆動装置について説明する。図3は、本発明の実施の形態に係わるワイパモータ駆動装置の構成を示すブロック図である。
本発明のワイパモータ駆動装置10は、図3に示すように、モータ14を制御するためのコントローラ12を備えている。コントローラ12は、例えば、CPU、ROM、RAM等を含むマイクロコンピュータで構成してもよいし、論理回路等を用いて構成するようにしてもよい。
コントローラ12には、モータ14、回転パルスセンサ16、カム信号出力センサ18、及び車速センサ20が接続されている。
回転パルスセンサ16は、モータ14のアーマチャの回転、すなわちモータ14の回転を検出して、回転パルスを発生してコントローラ12に出力する。すなわち、コントローラ12は、回転パルスからモータ14の回転速度を検出することができる。例えば、回転パルスセンサ16は、アーマチャ等にマグネットを設けてホールIC等によってモータ14の回転を検出して、回転パルスを出力することが可能である。
カム信号出力センサ18は、カム部材42が予め定めた基準位置に到達することによって、カム信号をコントローラ12に出力する。例えば、ウォームホイール50等にマグネットを設け、ハウジング46等にマグネットに対向してホールICを設けることによって、カム部材42の基準位置を検出してカム信号を出力することが可能である。本実施の形態では、カム信号出力センサ18は、ワイパアーム34の上反転位置、及び下反転位置に対応してカム信号を出力し、上反転位置と下反転位置の判別は、例えば、2つのセンサ等を用いるなどにより判別するようにしてもよいし、他の方法で判別するようにしてもよい。
車速センサ20は、車両の車速を検出して、検出結果をコントローラ12に出力する。例えば、車速センサ20は、トランスミッションのアウトプットシャフトの回転を検出してパルス信号を出力するものを適用するようにしてもよいし、ハブやブレーキロータ等の回転を検出してパルス信号を出力するものを適用するようにしてもよい。なお、車速センサ20は、例えば、エンジンコントロールユニット等の各種コントロールユニットに検出結果を出力するので、エンジンコントロールユニット等のコントロールユニットから車速センサ20の検出結果を取得するようにしてもよい。
そして、コントローラ12は、回転パルスセンサ16、カム信号出力センサ18、及び車速センサ20の各検出結果に基づいて、モータ14の回転や正逆転を制御する。
コントローラ12のモータ14の回転制御は、モータ14をPWM(Pulse Width Modulation)制御によって駆動し、予め定めた回転数となるように、回転パルスセンサ16の検出結果を監視しながならモータ14を駆動する(フィードバックループ回転速度制御)。具体的には、ワイパアーム34の反転位置付近の位置ではモータ14の回転速度が遅くなるようにし、反転位置から遠くなるに従って回転速度が速くなるように、モータ14に印加する通電デューティを可変する。なお、通電デューティの可変は、例えば、予め定めたマップ等を用いて変更することが可能である。
また、コントローラ12のモータ14の正逆転制御は、反転位置付近(基準位置)のワイパアーム34を検出するカム信号出力センサ18から出力される基準位置を表すカム信号に基づいて、モータ14の回転方向を切り替える。これによって、ワイパアーム34が上反転位置及び下反転位置で運動方向が逆転する。
ところで、ワイパアーム34の上反転位置では、走行時の風圧等を受けるため、ピラーへオーバーランしてピラーとブレード36の接触が発生する可能性がある。そこで、コントローラ12は、車速やモータ14の回転速度からピラー側の反転位置到達時間を予測して、カム信号を検出したところで予測した反転位置到達時間をタイマ設定する。そして、図4(A)、(B)に示すように、予測した反転位置到達時間までに線形的に徐々に通電デューティを下げ(オープンループデューティ制御)、設定した時間が経過したことでモータ14の回転方向を反転する。すなわち、車速を考慮して反転位置到達時間を予測してタイマを設定することによって、ワイパブレード36のピラーへのオーバーランを防止して上反転動作を行う。例えば、図4(A)は予め定めた低速時の場合のモータ14への通電デューティを示し、図5(B)は予め定めた高速時の場合のモータ14への通電デューティを示す。反転時には、モータ電流が極力小さい方が回路や機械的構成に負荷が少ないため、予測した反転位置到達時間までに徐々に通電デューティを下げて、PWMデューティが反転位置到達時間経過時に0%になるようにすることで、理想的な位置で、かつ回路及び機械的構成への負荷が少ない状態で、モータ14の回転方向を切り替えることができる。
コントローラ12による反転位置到達時間の予測は、走行時に予め基礎データを収集して予測することができ、例えば、車速毎のモータ14の回転速度や通電デューティから反転位置到達時間を予測することが可能である。なお、反転位置到達時間の予測は、走行実験等を行うことによって予め定めたマップ等を用いるようにしてもよい。
次に、上述のように構成された本発明の実施の形態に係わるワイパ制御装置10のコントローラ12で行われる処理について説明する。図5は、本発明の実施の形態に係わるワイパ制御装置10のコントローラ12で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、ここでは、上反転時の処理に注目して説明するため、下反転時の処理については簡単に説明する。また、図5の処理は、図示しないワイパスイッチ等が操作されてワイパの駆動開始が指示された場合に開始し、ワイパの駆動停止が指示された場合や図示しないイグニッションスイッチがオフされた場合等に終了するものとして説明する。
ワイパの駆動開始が指示されるとステップ100では、モータ14が駆動開始されてステップ102へ移行する。
ステップ102では、車速センサ20の検出結果がコントローラ12に入力されてステップ104へ移行し、ステップ104では、回転パルスセンサ16の検出結果(モータ14の回転速度)がコントローラ12に入力されてステップ106へ移行し、ステップ106では、カム信号出力センサ18の検出結果がコントローラ12に入力されてステップ108へ移行する。
ステップ108では、オープン方向動作中か否かコントローラ12によって判定される。該判定は、例えば、下反転側の位置を表すカム信号が出力されてモータ14の回転方向が反転されてオープン動作しているか否かを判定し、該判定が否定された場合にはステップ110へ移行し、否定された場合にはステップ112へ移行する。
ステップ110では、クローズ作動中であるので、下反転処理が行われる。下反転処理は、例えば、下側の基準位置を表すカム信号が出力されてから所定時間経過後にモータ14の回転方向を反転させる等の処理を行う。なお、下反転処理はこれに限るものではなく、他の方法でモータ14の反転位置を特定して回転方向を反転するようにしてもよい。
一方、ステップ112では、出力軸の基準位置を通過したか否か判定される。該判定は、上側の基準位置を表すカム信号が出力されたか否かを判定し、該判定が否定された場合にはステップ114へ移行し、肯定された場合にはステップ118へ移行する。
ステップ114では、回転パルスセンサ16によって検出されたモータ14の回転速度、及び車速センサ20によって検出された車速に基づいて、カム信号が出力されてからモータ14の回転方向を反転するまでの時間である反転位置タイマ(反転位置到達時間)が演算されてステップ116へ移行する。すなわち、基準位置から反転位置までの距離が分っているので、モータ14の回転速度から反転位置到達時間を予測する。この時、車速に応じた反転位置到達時間を予測する。例えば、車速が速くなるほど反転位置到達時間が短くなるように予め定めたマップ等に従ってモータ14の反転位置到達時間を予測する。なお、本実施の形態では、反転位置到達時間を予測する際に、モータ12の回転パルスから得られる回転速度を用いることによって、カム信号出力時点から下反転位置までの移動距離が分るので、回転パルスを検出して反転位置到達時間を予測するようにしたが、モータ14への通電デューティから回転速度が分るので、回転パルスの代りにモータ14へ通電しているデューティを検出して反転位置到達時間を予測するようにしてもよい。
ステップ116では、フィードバックループ回転速度制御が行われてステップ128へ移行する。すなわち、予め定めたマップに従った回転速度になるように、回転パルスセンサ16によって回転数を監視しながらPWM制御でモータ14の駆動が制御される。
一方、ステップ118では、後述のタイマがセットされているか否か判定され、該判定が否定された場合にはステップ120へ移行し、肯定された場合にはステップ122へ移行する。
ステップ120では、ステップ114で演算された反転位置到達時間がタイマとしてセットされてステップ122へ移行する。
ステップ122では、タイマ時間が経過したか否か判定され、該判定が否定された場合にはステップ124へ移行し、肯定された場合にはステップ126へ移行する。
ステップ124では、オープンループデューティ制御が行われてステップ128へ移行する。すなわち、予測した反転位置到達時間までにモータ14の回転が停止するように徐々に通電デューティを下げて反転位置で反転可能なようにデューティをリニアに制御する。
一方、ステップ126では、予測した反転位置到達時間となったため、オープン方向作動を終了して、モータ14の回転方向を反転してステップ128へ移行する。
ステップ128では、ワイパオフか否か判定される。該判定は、ワイパの駆動停止の指示や図示しないイグニッションスイッチがオフされたか否か等を判定し、該判定が否定された場合にはステップ102へ戻って上述の処理が繰り返され、ステップ128の判定が肯定されたところで一連の処理を終了する。
このように、本実施の形態に係わるワイパ制御装置10では、モータ14が駆動開始されると、車速、モータ14の回転パルス、及びカム信号の出力を監視しながら、予め定めたマップ等に従ってフィードバックループ回転速度制御を行い、オープン動作中の場合には、車速センサや回転パルスに基づいて、反転位置到達時間を予測して、上側の基準位置を表すカム信号が出力されたところで予測した反転位置到達時間をタイマセットして、予測した反転位置到達時間までに徐々に通電デューティが下がるようにオープンループデューティ制御が行われる。これによって、反転位置到達時間を予測する際に、図4(A)、(B)に示すように、車速が速い場合には車速が低い場合に比べて短い時間を予測することができるので、ワイパーブレード36のピラーへの接触を防止することができる。従って、カム信号を検出するセンサの数を、車速に応じてモータ14の反転位置を検出するために増やすことなく、モータの運動方向を切り替えることができる。
10・・・ワイパ制御装置、12・・・コントローラ、14・・・モータ、16・・・回転パルスセンサ、18・・・カム信号出力センサ、20・・・車速センサ
Claims (5)
- ワイパアームが予め定めた基準位置に達したことを検出する基準位置検出手段によって前記基準位置が検出されてから時間を計測する計測手段と、
ワイパアームを往復運動させて車両の窓を払拭するために正逆転可能なモータの状態を表す所定情報を検出する所定情報検出手段によって検出された前記所定情報に基づいて、前記基準位置からワイパアームの反転位置までの到達時間を予測する予測手段と、
前記計測手段によって計測された時間が前記予測手段によって予測された前記到達時間を経過したときに、前記モータの回転方向を反転するように前記モータを制御する制御手段と、
を備えたワイパ制御装置。 - 前記予測手段が、車速を検出する車速検出手段によって検出された車速及び前記所定情報に基づいて、前記到達時間を予測する請求項1に記載のワイパ制御装置。
- 前記所定情報検出手段は、前記所定情報として前記モータの回転速度を検出する請求項1又は請求項2に記載のワイパ制御装置。
- 前記所定情報検出手段は、前記所定情報として前記モータへの供給電力を検出する請求項1又は請求項2に記載のワイパ制御装置。
- 前記所定情報検出手段は、前記モータへの通電デューティを検出する請求項4に記載のワイパ制御装置。
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