JP2009281000A - レバーハンドル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単に組み付けることができるとともに、圧縮コイルバネを収容する部品がドア幅方向に突出するのを可及的に小さくでき、圧縮コイルバネの弾性力でレバーハンドルを復帰位置に確実に復帰させる。
【解決手段】ラッチ33を操作するための一対のレバーハンドル5と、レバーハンドル同志を連結するようにドアに挿通される回転軸7と、回転軸を中心にして回動するレバーハンドルを復帰位置に復帰させる圧縮コイルスプリング18と、ドアの両面に取り付けられ、且つ回転軸が挿通されるベース8と、回転軸で回動するように、ベースに回動自在に取り付けられるスプリング受け部材12とを備える。圧縮コイルスプリングはベース内にスプリング受け部材の回動方向に沿うように収容され、圧縮コイルスプリングの一端がスプリング受け部材に当接し、他端がベースに当接することにより、圧縮コイルスプリングはレバーハンドルを復帰位置に付勢している。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、建物のドアに取り付けられるレバーハンドル装置に関する。
従来、例えば建物の出入口などに設けられたドアには、レバーハンドル装置が設置されている。このレバーハンドル装置は、ドア内に取り付けられたラッチアッセンブリのラッチを出退操作するための一対のレバーハンドルと、レバーハンドル同志を連結するようにドアに挿通される回転軸と、該回転軸を中心にして回動するレバーハンドルを所定位置に復帰させる復帰手段とを備える。そして、復帰手段は、回転軸に挿通された環状のねじりバネから構成されている(例えば、特許文献1参照)。
また、ドア表面にはケーシングが取り付けられ、このケーシング内には、前記ねじりバネと、このねじりバネの一端に接続する座金とが収容されている。なお、前記ねじりバネの他端はケーシング7の内側面に接続されている。
そして、操作者がレバーハンドルをねじりバネの付勢力に抗して回転軸回りに回動させる。そうすると、ラッチがドア内部に没入して、上記ドアのラッチと戸枠の掛かり穴との係合が解除して、上記ドアが開くようになっている。
操作者がレバーハンドルを回動させた手を離すと、ねじりバネの付勢力によってレバーハンドルが元の略水平位置(復帰位置)に復帰すると共に、ラッチがドア端面から突出する。
特開2002−235471号公報
前記レバーハンドルは、その一端側が回転軸に連結される構成であるため、レバーハンドルの重量が大きくなったり、レバーハンドルが長くなったりする場合に、他端側を略水平に復帰するためには、前記ねじりバネに充分な弾性力が要求される。
前記従来のレバーハンドル装置は、環状のねじりバネを回転軸に挿通する構成であるため、レバーハンドルを復帰させるのに充分な弾性力を確保するためには、ねじりバネを回転軸に沿う方向に長くすることが考えられる。このようにねじりバネを回転軸の軸に沿う方向に長くすると、ねじりバネおよびねじりバネを収容するケーシングが、ドア側面から不用意に突出するおそれがある。
また、ねじりバネはその端部をケーシングおよび座金にそれぞれ外れないように接続する構成であるため、組み付け作業が煩雑となる問題もある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、簡単に組み付けることができるとともに、圧縮コイルバネを収容する部品が、ドア両側面(幅方向)に突出するのを可及的に小さくでき、しかも、圧縮コイルバネの弾性力でレバーハンドルを復帰位置に確実に復帰させることを課題とする。
本発明は、ラッチを操作するための一対のレバーハンドルと、該レバーハンドル同志を連結するようにドアに挿通される回転軸と、該回転軸を中心にして回動するレバーハンドルを復帰位置に復帰させる圧縮コイルスプリングと、前記ドア両側面に取り付けられ、且つ前記回転軸が挿通されるベースと、前記回転軸で回動するように、前記ベースに回動自在に取り付けられるスプリング受け部材とを備え、前記圧縮コイルスプリングは、前記ベース内にスプリング受け部材の回動方向に沿うように収容され、前記圧縮コイルスプリングの一端が、前記スプリング受け部材に当接し、且つ、他端が前記ベースに当接することにより、圧縮コイルスプリングは、レバーハンドルを復帰位置に付勢していることにある。
本発明は、圧縮コイルスプリングを前記ベース内にスプリング受け部材の回動方向に沿うように収容するので、圧縮コイルバネを収容する部品が、ドア側面から不用意に突出するの防止できる。
しかも、圧縮コイルスプリングは、スプリング受け部材およびベースに当接し、レバーハンドルの回動操作で収縮された後に、弾性力で伸長する。この結果、圧縮コイルスプリングは、スプリング受け部材を回動させ、レバーハンドルを所定の復帰位置に確実に復帰させることができる。
また、圧縮コイルスプリングの一端が、前記スプリング受け部材に当接し、且つ、他端が前記ベースに当接する構成であるため、圧縮コイルスプリングの端部をそれぞれ部品に接続させる必要がなく、圧縮コイルスプリングを容易に組み付けることもできる。
さらに、前記レバーハンドル装置において、前記ベースには、収納凹部が形成され、該収納凹部内に、前記スプリング受け部材の一部分が収容され、該スプリング受け部材の一部分と、前記収納凹部の内面との間で、スプリング収容空間が形成され、該スプリング収容空間に前記圧縮コイルスプリングが収容されている。
本発明は、圧縮コイルバネを収容する部品が、ドア幅方向に突出するのを可及的に小さくでき、しかも、圧縮コイルスプリングにより、レバーハンドルを所定の復帰位置に確実に復帰させることができる。また、圧縮コイルスプリングの組み付けが容易且つ迅速に行える利点もある。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1〜図9は本発明の一実施の形態に係るレバーハンドル装置を示す。
図1は、同実施の形態のレバーハンドル装置1を示す分解斜視図、図2は同レバーハンドル装置の断面平面図、図3は同レバーハンドル装置の断面正面図である。図1において、2は、建物のドアとしてのヒンジ回りに矢印で示す水平方向に揺動する開き戸である。なお、開き戸2は、本実施の形態のレバーハンドル装置1を取り付ける自由端側を示している。
この開き戸2の自由端側端面には、収容開口部2aが設けられ、この収容開口部2a内にラッチアッセンブリ3が収容されている。このラッチアッセンブリ3には、非円形(本実施形態では略正方形状を例示する)の回転軸挿通孔31を有するハブ32が回転自在に設けられている。このハブ32を回転させることにより、突出しているラッチ33を後退させることができる構成になっている。
ラッチ33は、ラッチアッセンブリ3内に収容された図示省略のスプリングによって、突出する方向に付勢されている。なお、このラッチアッセンブリ3としては、従来周知のものが採用可能であるため、具体的な説明は省略する。
開き戸2には、その表側と裏側とを貫通するように貫通穴4が形成されている。この貫通穴4は、開き戸2に取り付けられたラッチアッセンブリ3の回転軸挿通孔31と対応する位置に形成されており、この形成位置にレバーハンドル装置1が設けられている。
レバーハンドル装置1は、開き戸2の表側および裏側の両側面に各々配置されるレバーハンドル5、6と、このレバーハンドル5、6を互いに連結する断面が略正方形状の回転軸7と、開き戸2の両側面に取り付けられる一対のベース8、9と、各ベース8、9に外嵌されるケーシング10、11と、スプリング受け部材12、13と、カバー15、16と、圧縮コイルスプリング18、19とを備えている。
ケーシング10、11は、一端面の略中央に貫通孔10a、11aが各々設けられた円筒形状を有している。なお、ケーシング10、11の他端面が開口されている。
ベース8、9は、図6および図7に示すように、略円板状を呈し、中心には円形開口を有する筒状のボス部8a、9aが設けられている。ベース8、9の外周面に前記ケーシング10、11がそれぞれ外嵌されている。各ベース8、9の内側面(開き戸2側)には、ボス部8a、9aを中心にして略扇形に凹設された一対の収納凹部17、17が形成されている。
開き戸表側面に取り付けられるベース8には、一対の接続棒20、20がねじ22aにより突設され、この接続棒20、20は、開き戸2に形成された挿通孔21、21に挿通され、且つ、開き戸裏側のベース9にねじ22bで締結固定されている。このようにベース8およびベース9は、開き戸2を挟むようにして開き戸2に固定されている。
スプリング受け部材12、13は勝手違いのものが採用され、図4は開き戸表側面に取り付けられるベース8にスプリング受け部材12を取り付けた状態を示し、図5は開き戸裏側面に取り付けられるベース9にスプリング受け部材13を取り付けた状態を示す。なお、図8および図9に、一方(開き戸表側面)のスプリング受け部材12を例示する。
スプリング受け部材12、13は、筒状のボス部12a、13aと、このボス部12a、13aの外周に設けられた一対の案内部12b、13bと、受座12c、13cとを備えている。なお、案内部12b、13bおよび受座12c、13cが、ベース8、9の前記収納凹部17に収容されている。
ボス部12a、13aの中心には、回転軸7が相対回転不可能に挿通される正方形状の開口14が設けられ、このボス12a、13aが前記ベース8、9のボス部8a、9aに内側から回動自在に内嵌されている。
案内部12b、13bは、扇形状を呈しており、この案内部12b、13bの外周面は円弧面に形成され、その直径は、前記ベースの収納凹部17の内周径よりも小さく設定されている。そして、案内部12b、13bの外周面と、ベース8、9の収納凹部17の内周面17aとの間には、収納凹部17の内周面17aに沿ってスプリング収容空間Sがそれぞれ形成されている。
案内部12b、13bの周方向(スプリング受け部材12、13の回動方向)の長さは、収納凹部17周方向の長さの略半分に設定されている。従って、案内部12b、13bは、収納凹部17内を回動することができ、この案内部12b、13bの回動範囲が、レバーハンドル5、6の回動角度を決定する。
案内部12b、13bの一端には、この案内部12b、13bから径外方向に受座12c、13cがそれぞれ突設されている。そして、圧縮コイルスプリング18は、スプリング収容空間Sに収納され、その一端が受座12c、13cに当接するとともに、他端が収納凹部17の一端面17bに当接している。
そして、この圧縮コイルスプリング18、19は、伸長する方向の弾性力により、受座12c、13cを収納凹部17の他端面17c当接させ、レバーハンドル5、6は所定位置を維持する(図4(a)および図5(a)参照)。このように、受座12c、13cが収納凹部17の他端面17cに当接する位置(復帰位置)Aにおいて、レバーハンドル5、6は水平な状態となる。
また、復帰位置からレバーハンドル5、6を下方に回動させると、案内部12b、13bの他端(受座12c、13cが設けられていない側)が、収納凹部17の一端面17bに当接する(図4(b)および図5(b)参照)。この位置を開放位置Bという。すなわち、レバーハンドル5、6は、復帰位置Aと開放位置Bとの間で回動自在になっている。
圧縮コイルスプリング18、19は湾曲した状態でスプリング収容空間Sに収納されている。すなわち、案内部12b、13bの外周面が凸面となっており、その外周面が圧縮コイルスプリング18、19を湾曲した状態に維持している。
カバー15、16には、ベース8、9のボス部8a、9aに内側から嵌合される開口15a、16aが形成され、このカバー15、16は、ベース8、9の収納凹部17を含む内側面を閉塞している。
本実施の形態のレバーハンドル装置1は、以下のように動作する。前記レバーハンドル装置1が設けられた開き戸2は閉じている際に、この開き戸2の端面から突出した上記ラッチ33が、図示省略の戸枠の掛かり穴と係合している。また、レバーハンドル5、6は、復帰位置Aにある(図4(a)および図5(a)参照)。
操作者が、開き戸2の表側または裏側の略水平方向を向いているレバーハンドル5、6を下方に回動させる。そうすると、レバーハンドル5、6に連結された回転軸5がラッチアッセンブリ3のハブ32を回転させるため、このハブ32の回動により、戸枠の掛かり穴に係合していたラッチ33が、開き戸2内に没入する。これによって、上記ラッチ33の上記戸枠の掛かり穴との係合が解かれて、開き戸2を開けることができる。
また、このレバーハンドル5、6を下方に回動させる際に、回転軸5はスプリング受け部材12、13も回動させる(図4(b)および図5(b)参照)。すなわち、スプリング受け部材12、13の受座12c、13cは、圧縮コイルスプリング18、19を弾性力に抗して圧縮する。この圧縮コイルスプリング18、19は、レバーハンドル5、6の回動にともなって次第に圧縮されることになるが、前記のように案内部12b、13bが圧縮コイルスプリング18、19を湾曲させた状態で案内するため、圧縮コイルスプリング18、19は湾曲した状態で収縮する。
開き戸2が開くと、操作者は、開放位置Bにあるレバーハンドル5、6から手を離す。そうすると、圧縮コイルスプリング18、19は、弾性力により伸長しようとする。この結果、スプリング受け部材12、13を前記とは反対方向に回動させる。このスプリング受け部材12、13は、回転軸7に連結されたレバーハンドル5、6を回動させて復帰位置A、すなわち、水平方向位置にまで復帰させる。
このレバーハンドル5、6の復帰方向の回動に際しても、前記のように案内部12b、13bが圧縮コイルスプリング18、19を湾曲させた状態で回動して案内するため、圧縮コイルスプリング18、19は、湾曲した状態で伸長する。この結果、圧縮コイルスプリング18、19は、安定した弾性力をスプリング受け部材12、13に付与することができ、レバーハンドル5、6は、圧縮コイルスプリング18、19により確実に復帰位置Aに復帰する。このように圧縮コイルスプリング18,19によりレバーハンドル5、6を確実に復帰位置Aに復帰させるため、レバーハンドル装置1の操作者に良好な操作感を与える。
なお、ラッチアッセンブリ3内にも、ラッチ33を突出するスプリングが内蔵されており、このスプリングもレバーハンドル5、6を復帰させる方向に作用する。従って、ラッチアッセンブリ3内のスプリングも前記圧縮コイルスプリング18、19と相まって、レバーハンドル5、6を復帰させることができ、レバーハンドル5、6の重量が大きくなったり、レバーハンドル5、6が長くなったりする場合には、特に効果的である。
前記のように圧縮コイルスプリング18、19は、ベース8、9の周方向に沿って配置されている。このように圧縮コイルスプリング18、19を周方向に配置することにより、回転軸方向の長さを長くしなくても圧縮コイルスプリング18、19の弾性力を充分に確保できる。この結果、圧縮コイルスプリング18、19は、開き戸2の厚さ方向に小型のケーシングと略同じ寸法のケーシング(圧縮コイルスプリングが収納されていない規格のケーシング)に収容することも可能となり、レバーハンドル装置1を小型にできる。
また、レバーハンドル装置1を組み付ける際には、圧縮コイルスプリング18、19は、スプリング収容空間Sに収納し、圧縮コイルスプリング18、19の端部を受座12c、13cおよび収納凹部17の一端面17bにそれぞれ当接する構成なので、圧縮コイルスプリング18、19は、ワンタッチで組み付けることがきる。その結果、圧縮コイルスプリング18、19の両端部を他の部材に接続する必要がなく、組み付け作業も容易且つ迅速に行うことが可能である。
本発明は、前記の実施の形態に限定されるものではない。例えば、ラッチアッセンブリ3は、ラッチが反転可能な錠前であってもよい。
本発明の一実施形態を示すレバーハンドル装置の分解斜視図である。 同レバーハンドル装置を示す断面平面図である。 同レバーハンドル装置を示す断面正面図である。 同レバーハンドル装置の一方の内面を示し、(a)はレバーハンドルが復帰位置にある側面図、(b)はレバーハンドルが開放位置にある側面図である。 同レバーハンドル部分の他方の内面を示し、(a)はレバーハンドルが復帰位置にある側面図、(b)はレバーハンドルが開放位置にある側面図である。 同レバーハンドル部分のベースを示し、(a)は内側面図、(b)は(a)のI―I線断面図、(c)は(a)のII―II線断面図である。 同レバーハンドル部分のベースを示し、(a)は外側面図、(b)は(a)のC矢視図である。 同レバーハンドル部分のスプリング受け部材を示し、(a)は内側面図、(b)は(a)のIII―III線断面図、(c)は(a)のIV―IV線断面図である。 同レバーハンドル部分のスプリング受け部材を示し、(a)は外側面図、(b)は(a)のD矢視図である。
符号の説明
1 ドアハンドル装置
2 開き戸(ドア)
3 ラッチアッセンブリ
5、6 レバーハンドル
7 回転軸
8、9 ベース
10、11 ケーシング
12、13 スプリング受け部材
15、16 カバー
17 収納凹部
18,19 圧縮コイルスプリング
33 ラッチ
A 復帰位置
B 開放位置
S スプリング収容空間

Claims (2)

  1. ラッチを操作するための一対のレバーハンドルと、該レバーハンドル同志を連結するようにドアに挿通される回転軸と、該回転軸を中心にして回動するレバーハンドルを復帰位置に復帰させる圧縮コイルスプリングと、前記ドア両側面に取り付けられ、且つ前記回転軸が挿通されるベースと、前記回転軸で回動するように、前記ベースに回動自在に取り付けられるスプリング受け部材とを備え、
    前記圧縮コイルスプリングは、前記ベース内にスプリング受け部材の回動方向に沿うように収容され、前記圧縮コイルスプリングの一端が、前記スプリング受け部材に当接し、且つ、他端が前記ベースに当接することにより、圧縮コイルスプリングは、レバーハンドルを復帰位置に付勢していることを特徴とするレバーハンドル装置。
  2. 前記請求項1に記載のレバーハンドル装置において、前記ベースには、収納凹部が形成され、該収納凹部内に、前記スプリング受け部材の一部分が収容され、該スプリング受け部材の一部分と、前記収納凹部の内面との間で、スプリング収容空間が形成され、該スプリング収容空間に前記圧縮コイルスプリングが収容されていることを特徴とするレバーハンドル装置。
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