JP2009294292A - 映像表示装置 - Google Patents

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則宏 東
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Abstract

【課題】ディスプレイ側の性能に対して映像データの出力源の性能が劣る場合においても、ディスプレイ側の性能を十分に活かすことができ、以って、ディスプレイ上の表現特性を向上することが出来る映像表示装置を提供する。
【解決手段】第1画像処理部14から出力された映像データが、表示部17においてデータ量が不足する映像データである場合は、追加データ付加部15において、映像データに対するディザリング処理を実施し、当該処理により生成された低階調の映像データである追加データを、第1画像処理部14から出力された映像データの未使用領域に付加する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画面上の表現特性を向上させる映像表示装置に関する。
近年、LCD(Liquid Crystal Display)やPDP(Plasma Display Panel)等のディスプレイにおいて、画面上の解像度が向上しているため、従来に比べて、より滑らかで忠実な色彩表現による映像を表示することが可能となっている。
しかしながら、現状においては、映像データの出力源の開発が不十分であるため、これらのディスプレイの性能を十分に活かすことが出来ていない。例えば、12ビットの映像データを表示することが出来るディスプレイと、8ビットの映像データを出力する出力源を備えた映像表示装置の場合、ディスプレイ側の性能が、4ビット分活用されないことになる。
図2は、従来の映像表示装置の一例を示したブロック図である。
図中に示すとおり、映像表示装置200は、制御部21、出力部12、バッファ13、画像処理部24、表示部27を有している。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)等から成り、映像表示装置200の各部を統括して制御する。
出力部12は、HDMI(High Definition Multimedia Interface)端子12aやA/D(Analog to Digital)変換部12bから成る。HDMI端子12aは、最大8ビットの映像データを出力する機能を有しており、A/D変換部12bは、最大12ビットの映像データを出力する機能を有している。
バッファ13は、VRAM(Video Random Access Memory)等から成り、HDMI端子12aやA/D変換部12bから出力された映像データを一時的に記憶する。バッファ13は、12ビットの映像データの処理が可能な構成となっている。
画像処理部24は、バッファ13から出力された映像データに対して、所定の画像処理を行う。
表示部27は、LCD(Liquid Crystal Display)から成り、画像処理部24から出力された映像データに基づく画像を表示する。表示部27は、12ビットの映像データを入力する機能を有している。
次に、従来の映像表示装置200の動作について説明する。
映像表示装置200において、出力部12のHDMI端子12aに入力された映像データは、制御部21の制御の下、バッファ13に出力される。詳しくは、HDMI端子12aから出力された映像データは、図3に示すように、バッファ13のビット数の高い領域から順に当該バッファに入力される。尚、図3中において、31は、バッファ13の処理ビット数を示している。
この場合、HDMI端子12aから出力された8ビットの映像データは、処理ビット数31の4ビット〜11ビットまでの計8ビットの範囲で、バッファ13に入力されるため、当該映像データが伝送される色深度領域は、図中の32aで示される。このため、バッファ13において、処理ビット数31の0ビット〜3ビットまでの計4ビットの範囲は、図中の33aに示すような未使用領域となる。
尚、色深度とは、信号処理においてデータを表現する場合に使用するビット数を意味している。
また、映像表示装置200において、出力部12のA/D変換部12bに入力された映像データは、制御部21の制御の下、バッファ13に出力される。詳しくは、A/D変換部12bから出力された映像データは、図4に示すように、バッファ13のビット数の高い領域から順に当該バッファに入力される。
この場合、A/D変換部12bから出力された映像データは、12ビットの映像データであるため、処理ビット数31の0ビット〜11ビットまでの計12ビットの範囲で、バッファ13に入力される。よって、当該映像データが伝送される色深度領域は、図中の32bで示される。このため、HDMI端子12aの場合、つまり、図3の場合と異なり、バッファ13における未使用領域は無しとなる。
バッファ13から出力された映像データは、制御部21の制御の下、画像処理部24に入力される。そして、当該画像処理部24にて、所定の画像処理が行われる。
画像処理部24から出力された映像データは、制御部21の制御の下、表示部27に入力される。
ここで、HDMI端子12aから出力された8ビットの映像データを、12ビットの映像データを入力する機能を有している表示部27に入力した場合、図3に示す未使用領域33a分、つまり、4ビット分だけデータ量が不足するため、表示部27には、図6の27aに示すような粗い映像が表示される。よって、12ビット対応の階調特性を有する表示部27の性能を十分に活かすことが出来ていないと言える。
一方、A/D変換部12bから出力された12ビットの映像データは、図4に示すように未使用領域が無いため、表示部27には、図6の27bに示すような鮮明な映像が表示される。よって、表示部27の性能を十分に活かすことが出来ていると言える。
特許文献1には、入力映像信号の階調が異なる領域の境目であるエッジ部分付近でも、一方の領域が他方の領域に影響されずに、常に独立して動作している個別誤差拡散処理手段から出力された個別誤差拡散出力信号に基づき、疑似中間階調を表示する誤差拡散処理回路が記載されている。
特許文献2には、R,G,Bの画像データに対してそれぞれ逆ガンマ補正を行う逆ガンマ補正手順と、逆ガンマ補正後のR,G,B画像データの全てが基準値より小さく、かつ逆ガンマ補正後のG画像データのレベルが0ではない場合、逆ガンマ補正後のR,B画像データのレベルを上げ、逆ガンマ補正後のG画像データのレベルを下げるレベル調整手順と、レベル調整されたR,G,Bの画像データから疑似中間調画像データを生成する疑似中間調画像生成手順とを備えたディスプレイパネルの駆動方法が記載されている。
特許文献3には、9以上の整数mおよび8以上m未満の整数nに対し、mビットの入力信号の上位8ビットデータにノイズパターンを付加して得られるデータの上位nビットを出力データとして出力する擬似多階調化ブロックと、各画素に対してオーバーシュート駆動を行うブロックとを備え、ノイズパターンのノイズ量が、8ビットデータにおける1以下であり、かつ、オーバーシュート駆動ブロックの演算が8ビットデータで行われる表示装置の駆動システムが記載されている。
特許文献4には、複数ビットにより1画面を構成する画像データを記憶するに足りる記憶容量を有する記憶領域と、第一のモードでは、記憶領域に複数ビットにより構成される画像データの全てを記憶させ、第二のモードでは、記憶領域に複数ビットにより構成される画像データの一部を記憶させて記憶領域に空き領域を設けるようにするメモリ制御回路とを備えたコントローラ・ドライバが記載されている。
特許文献5には、誤差拡散処理回路によって多階調化処理を施すか否かによって逆ガンマ特性を切り換え、多階調化処理を施さない場合は、誤差拡散処理回路に映像信号を入力する前に予め映像信号の下位ビットを全て0とすることにより、誤差拡散処理回路を実質的に不動作とする画像表示装置が記載されている。
特開2006−091042号公報 特開2005−326635号公報 特開2005−242026号公報 特開2004−157526号公報 特開2001−117528号公報
上述した特許文献1〜5に記載された装置等においても、ディスプレイ側の性能に対して映像データの出力源の性能が劣る場合は、ディスプレイ側の性能を十分に活かすことが出来ない。
本発明は、上述した問題点に鑑み、ディスプレイ側の性能に対して映像データの出力源の性能が劣る場合においても、ディスプレイ側の性能を十分に活かすことができ、以って、ディスプレイ上の表現特性を向上することが出来る映像表示装置を提供することを目的としている。
本発明に係る映像表示装置は、機器の各部を統括して制御する制御部と、第1のビット数の映像データを入力する機能を有する表示部と、第2のビット数の映像データを出力する機能を有する出力部とを備えており、出力部から出力された映像データに対して当該データとは異なるデータを付加する付加手段を設けている。
そして、第2のビット数が第1のビット数より小さい場合、制御部は、付加手段により、出力部から出力された映像データに対して、第1のビット数と第2のビット数との差分に相当するデータを付加する。
このようにすることで、出力部から出力される映像データのビット数が、表示部が入力可能な映像データのビット数と同じビット数になるため、当該表示部に対してビット数が不足しない映像データを入力することが出来る。よって、表示部の有する機能に対して出力部の有する機能が劣る場合においても、表示部の性能を十分に活かすことができ、以って、ディスプレイ上の表現特性を向上することが出来る。
本発明の映像表示装置において、付加手段が、ディザリング処理により低階調の映像データを生成し、当該データを付加データとしてもよい。
このようにすることで、低階調の映像データに基づく色深度領域が増加するため、黒色の表現力を向上させることができ、以って、従来に比べて、より滑らかで忠実な色彩表現による映像を表示することが出来る。
本発明によれば、出力部が出力可能な映像データのビット数が、表示部が入力可能な映像データのビット数より小さい場合に、付加手段により、出力部から出力された映像データに対して、第1のビット数と第2のビット数との差分に相当するデータを付加するため、当該表示部に対してビット数が不足しない映像データを入力することが出来る。よって、表示部の性能を十分に活かすことができ、以って、ディスプレイ上の表現特性を向上することが出来る。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。
尚、後述する図1〜図6において、同一部分または対応する部分には、同一符号を付してある。
図1は、本発明の実施形態である映像表示装置100を示したブロック図である。
図中に示すとおり、映像表示装置100は、制御部11、出力部12、バッファ13、第1画像処理部14、追加データ付加部15、第2画像処理部16、表示部17を有している。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等から成り、映像表示装置100の各部を統括して制御する。
第1画像処理部14は、バッファ13から出力された映像データに対して、所定の画像処理を行う。追加データ付加部15は、第1画像処理部14から出力された映像データが所定の条件を満たす場合に、当該映像データに対してディザリング処理を行う。第2画像処理部16は、追加データ付加部15から出力された映像データに対して、所定の画像処理を行う。
表示部17は、LCD(Liquid Crystal Display)から成り、第2画像処理部16から出力された映像データに基づく画像を表示する。表示部17は、12ビットの映像データを入力する機能を有している。
ここで、追加データ付加部15は、本発明における付加手段の一実施形態を構成している。
次に、本発明の実施形態である映像表示装置100の動作について説明する。
映像表示装置100において、出力部12のHDMI端子12aに入力された映像データは、制御部11の制御の下、バッファ13に出力される。詳しくは、HDMI端子12aから出力された8ビットの映像データは、従来の映像表示装置200と同様、図5に示すように、バッファ13のビット数の高い領域から順に当該バッファに入力される。
また、映像表示装置100において、出力部12のA/D変換部12bに入力された映像データは、制御部11の制御の下、バッファ13に出力される。詳しくは、A/D変換部12bから出力された12ビットの映像データは、従来の映像表示装置200と同様、図4に示すように、バッファ13のビット数の高い領域から順に当該バッファに入力される。
バッファ13から出力された映像データは、制御部11の制御の下、第1画像処理部14に入力される。そして、当該画像処理部14にて、所定の画像処理が行われる。
本実施形態の映像表示装置100においては、制御部11における検証の結果、第1画像処理部14から出力される映像データが、表示部17においてデータ量が不足する映像データである場合、つまり、HDMI端子12a,バッファ13を経由している8ビットの映像データである場合は、制御部11の制御の下、当該映像データを追加データ付加部15に入力する。
一方、制御部11における検証の結果、第1画像処理部14から出力される映像データが、表示部17においてデータ量が不足しない映像データである場合、つまり、A/D変換部12b,バッファ13を経由している12ビットの映像データである場合は、制御部11の制御の下、追加データ付加部15および第2画像処理部16を介することなく、当該映像データを表示部17に入力する。
追加データ付加部15では、第1画像処理部14から出力された8ビットの映像データに対して、4ビット分の未使用領域(図3の33aに相当)に追加データを付加するための処理が行われる。
詳しくは、追加データ付加部15において、映像データに対するディザリング処理が実施され、当該処理により生じた低階調の映像データである追加データが、未使用領域に付加される。これにより、当該処理後の映像データは、図5に示すようなデータ構成となる。
図5中において、34は、表示部17の表示ビット数、32cは、8ビット分の映像データが伝送される色深度領域、33cは、上述の追加データが付加された領域を示している。
追加データ付加部15から出力された映像データは、制御部11の制御の下、第2画像処理部16に入力される。そして、当該画像処理部16にて、所定の画像処理が行われる。
第2画像処理部16から出力された映像データは、制御部11の制御の下、表示部17に入力される。
ここで、第2画像処理部16から表示部17に入力される映像データは、図3の未使用領域33aを有しない映像データ、つまり、ディザリング処理により生成された4ビットの擬似データが付加された12ビットの映像データであるため、表示部17には、図7の17cに示すような比較的鮮明な映像が表示される。
以上のように、上述した実施形態においては、制御部11における検証の結果、第1画像処理部14から出力される映像データが、表示部17においてデータ量が不足する映像データである場合は、追加データ付加部15において、映像データに対するディザリング処理を実施し、当該処理により生じた追加データを未使用領域に付加する。
これにより、図3に示すような未使用領域33aを有するデータ構成の8ビットの映像データが、図5に示すような未使用領域を有しない、つまり、追加データ付加領域33cを有する12ビットの映像データへと変換されるため、表示部17に対してデータ量が不足しない映像データを入力することができ、以って、表示部17の表現特性を向上することが出来る。また、ディザリング処理により低階調の映像データを生成し、これを追加データとすることで、低階調の映像データに基づく色深度領域が増加するため、黒色の表現力を向上させることができ、以って、従来に比べて、より滑らかで忠実な色彩表現による映像を表示することが出来る。
本発明では、以上述べた以外にも種々の実施形態を採用することができる。例えば、上記実施形態では、表示部17をLCDとしたが、これに限られず、PDP(Plasma Display Panel)を用いてもよい。
また、上記実施形態においては、追加データ付加部15において、ディザリングを実施したが、これに限られず、FRC(Frame Rate Control)等の処理を行ってもよい。
更に、上記実施形態においては、表示部17を12ビットの映像データを入力する機能を有している表示部とし、HDMI端子12aを最大8ビットの映像データを出力する機能を有した出力部としたが、これに限られず、表示部17の入力ビット数が、出力部12の出力ビット数よりも大きい場合であれば、ビット数は問わない。例えば、16ビットの映像データを入力する機能を有している表示部17と、最大10ビットの映像データを出力する機能を有している出力部12とを備えた映像表示装置100としてもよい。
本発明の実施形態である映像表示装置を示したブロック図である。 従来の映像表示装置を示したブロック図である。 データ構成を示した図である。 データ構成を示した図である。 データ構成を示した図である。 表示部に表示される映像を示した図である。 表示部に表示される映像を示した図である。
符号の説明
11 制御部
12 出力部
12a HDMI端子
12b A/D変換部
13 バッファ
15 追加データ付加部
17 表示部
33c 追加データ付加領域
100 映像表示装置

Claims (2)

  1. 機器の各部を統括して制御する制御部と、
    第1のビット数の映像データを入力する機能を有する表示部と、
    第2のビット数の映像データを出力する機能を有する出力部と、
    を備えた映像表示装置において、
    前記出力部から出力された映像データに対して当該データとは異なるデータを付加する付加手段を設け、
    前記第2のビット数が前記第1のビット数より小さい場合、前記付加手段により、前記出力部から出力された映像データに対して、前記第1のビット数と前記第2のビット数との差分に相当するデータを付加することを特徴とする映像表示装置。
  2. 請求項1に記載の映像表示装置において、
    前記付加手段は、ディザリング処理により低階調の映像データを生成し、当該データを付加データとすることを特徴とする映像表示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017530384A (ja) * 2014-12-26 2017-10-12 小米科技有限責任公司Xiaomi Inc. 表示輝度の調整方法及び装置
US10319342B2 (en) 2015-01-15 2019-06-11 Xiaomi Inc. Method and device for adjusting display brightness

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