JP2010001902A - ピンタイプ保持器 - Google Patents
ピンタイプ保持器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010001902A JP2010001902A JP2008158950A JP2008158950A JP2010001902A JP 2010001902 A JP2010001902 A JP 2010001902A JP 2008158950 A JP2008158950 A JP 2008158950A JP 2008158950 A JP2008158950 A JP 2008158950A JP 2010001902 A JP2010001902 A JP 2010001902A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- hole
- pin
- retaining ring
- annular groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/46—Cages for rollers or needles
- F16C33/52—Cages for rollers or needles with no part entering between, or touching, the bearing surfaces of the rollers
- F16C33/523—Cages for rollers or needles with no part entering between, or touching, the bearing surfaces of the rollers with pins extending into holes or bores on the axis of the rollers
- F16C33/526—Cages for rollers or needles with no part entering between, or touching, the bearing surfaces of the rollers with pins extending into holes or bores on the axis of the rollers extending through the rollers and joining two lateral cage parts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/34—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load
- F16C19/36—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with a single row of rollers
- F16C19/364—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with a single row of rollers with tapered rollers, i.e. rollers having essentially the shape of a truncated cone
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
【課題】リングとピンとの接合強度の低下を防止して、信頼性が高いピンタイプ保持器を提供すること。
【解決手段】ピン32の一端部の外周面に、周方向に延在する環状溝40を形成する。第1リング20の貫通穴30の内周面に周方向に延在する環状溝41を形成する。C形止め輪25の径方向の内方の端部を、ピン23の環状溝40に嵌入させると共に、C形止め輪25の径方向の外方の端部を、第1リング20の貫通穴30の環状溝41に嵌入させる。このようにして、ピン23と、第1リング20とをC形止め輪25を用いて係合する。
【選択図】図2
【解決手段】ピン32の一端部の外周面に、周方向に延在する環状溝40を形成する。第1リング20の貫通穴30の内周面に周方向に延在する環状溝41を形成する。C形止め輪25の径方向の内方の端部を、ピン23の環状溝40に嵌入させると共に、C形止め輪25の径方向の外方の端部を、第1リング20の貫通穴30の環状溝41に嵌入させる。このようにして、ピン23と、第1リング20とをC形止め輪25を用いて係合する。
【選択図】図2
Description
本発明は、ピンタイプ保持器に関し、特に、風力発電機や鉄鋼圧延機に使用されるころ軸受に使用されれば好適なピンタイプ保持器に関する。
従来、ピンタイプ保持器としては、実公平6−13381号公報に記載されているものがある。
このピンタイプ保持器は、第1リング、第2リング、および、第1リングと第2リングとを連結する複数のピンを備え、上記複数のピンは、第1リングの周方向に互いに間隔をおいて配置されている。
上記第1リングは、周方向に等間隔に配置された複数の貫通穴を有する一方、第2リングは、周方向に等間隔に配置された複数のねじ穴を有している。
上記ピンの一端部は、第1リングの貫通穴に圧入された後、その一端部の軸方向の外方の部分が、溶接により上記第1リングに接合されている。一方、上記ピンの他端部の外周面は、雄ねじを有している。上記ピンの他端部の雄ねじを、第2リングのねじ穴に螺合して、上記ピンの他端部を、第2リングに固定している。
上記従来のピンタイプ保持器によると、保持器に衝撃や負担がかかった場合に、強度が他の箇所と比較して弱い溶接部の応力が大きくなり、リングとピンとの接合強度が低下する場合がある。
実公平6−13381号公報(第1図)
そこで、本発明の課題は、リングとピンとの接合強度の低下を防止して、信頼性が高いピンタイプ保持器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のピンタイプ保持器は、
周方向に互いに間隔をおいて位置する複数の貫通穴を有する第1リングと、
上記第1リングに対して上記第1リングの軸方向に間隔をおいて位置すると共に、周方向に互いに間隔をおいて位置する複数の貫通穴を有する第2リングと、
ころの貫通穴に挿通され、かつ、一端部が、その一端部の外周面に周方向に延在する環状溝を有する一方、他端部が、上記第2リングの上記貫通穴内に収容された状態で上記第2リングに固定されているピンと、
径方向の内方の端部が、上記ピンの上記環状溝に嵌入されている止め輪と
を備え、
上記第1リングの上記貫通穴の内面は、上記止め輪の径方向の外方の端部に係合する係合部を有し、上記止め輪の径方向の外方の端部は、上記第1リングの上記係合部に係合していることを特徴としている。
周方向に互いに間隔をおいて位置する複数の貫通穴を有する第1リングと、
上記第1リングに対して上記第1リングの軸方向に間隔をおいて位置すると共に、周方向に互いに間隔をおいて位置する複数の貫通穴を有する第2リングと、
ころの貫通穴に挿通され、かつ、一端部が、その一端部の外周面に周方向に延在する環状溝を有する一方、他端部が、上記第2リングの上記貫通穴内に収容された状態で上記第2リングに固定されているピンと、
径方向の内方の端部が、上記ピンの上記環状溝に嵌入されている止め輪と
を備え、
上記第1リングの上記貫通穴の内面は、上記止め輪の径方向の外方の端部に係合する係合部を有し、上記止め輪の径方向の外方の端部は、上記第1リングの上記係合部に係合していることを特徴としている。
尚、第1リングとピンの一端部のみが、止め輪によって固定されるピンタイプ保持器が、本発明に含まれるのは勿論のこと、第1リングとピンの一端部および第2リングとピンの他端部の両方が、止め輪によって固定されるピンタイプ保持器も、本発明に含まれる。
また、上記止め輪としては、例えば、C型止め輪、同心止め輪、E側止め輪がある。
本発明によれば、第1リングと、上記ピンとを、止め輪によって固定でき、第1リングと、上記ピンとを、溶接を使用しなくても固定できる。したがって、第2リングと、ピンとを、螺合や、止め輪を用いる固定(第1リングと、上記ピンとの固定と同様の固定方法)等、溶接を使用しない固定方法で固定することによって、ピンタイプ保持器に、強度が他の箇所と比較して弱い溶接部が一切存在しないようにすることができる。したがって、保持器のリングとピンとの接合強度の低下を防止して保持器の信頼性を格段に向上させることができて、保持器の寿命を長くすることができる。
また、一実施形態では、
上記係合部は、上記第1リングの上記貫通穴の内周面に位置して周方向に延在する環状溝であり、
上記止め輪の径方向の外方の端部は、上記第1リングの上記環状溝に係合している。
上記係合部は、上記第1リングの上記貫通穴の内周面に位置して周方向に延在する環状溝であり、
上記止め輪の径方向の外方の端部は、上記第1リングの上記環状溝に係合している。
上記実施形態によれば、上記止め輪の径方向の内方の端部がピンの環状溝に係合し、かつ、上記止め輪の径方向の外方の端部が第1リングの環状溝に係合しているから、第1リングとピンとを簡易な方法で確実に固定できる。
また、上記実施形態によれば、第1リングとピンとを係合するのに、弾性を有する止め輪が用いられているから、第1リングの周辺に衝撃や過負荷が作用した場合において、上記止め輪で上記衝撃や過負荷を吸収でき、第1リングおよびピンが破損することを抑制できる。
また、一実施形態では、
Nを自然数とするとき、上記第1リングの上記複数の貫通穴は、上記軸方向の上記第2リング側の端部に径方向の内方に突出する環状の突出部を有する上記N個の第1貫通穴と、上記軸方向の上記第2リング側とは反対側の端部に径方向の内方に突出する環状の突出部を有する上記N個の第2貫通穴とからなり、
上記第1貫通穴と、上記第2貫通穴とは、上記第1リングの周方向において互い違いに配置され、
上記係合部は、上記第1貫通穴の上記突出部の上記第2リング側とは反対側の端面と、上記第2貫通穴の上記突出部の上記第2リング側の端面とからなり、
上記第1貫通穴の上記突出部の上記第2リング側とは反対側の端面は、上記第1貫通穴内に配置された上記止め輪の径方向の外方の端部に係合する一方、上記第2貫通穴の上記突出部の上記第2リング側の端面は、上記第2貫通穴内に配置された上記止め輪の径方向の外方の端部に係合する。
Nを自然数とするとき、上記第1リングの上記複数の貫通穴は、上記軸方向の上記第2リング側の端部に径方向の内方に突出する環状の突出部を有する上記N個の第1貫通穴と、上記軸方向の上記第2リング側とは反対側の端部に径方向の内方に突出する環状の突出部を有する上記N個の第2貫通穴とからなり、
上記第1貫通穴と、上記第2貫通穴とは、上記第1リングの周方向において互い違いに配置され、
上記係合部は、上記第1貫通穴の上記突出部の上記第2リング側とは反対側の端面と、上記第2貫通穴の上記突出部の上記第2リング側の端面とからなり、
上記第1貫通穴の上記突出部の上記第2リング側とは反対側の端面は、上記第1貫通穴内に配置された上記止め輪の径方向の外方の端部に係合する一方、上記第2貫通穴の上記突出部の上記第2リング側の端面は、上記第2貫通穴内に配置された上記止め輪の径方向の外方の端部に係合する。
上記実施形態によれば、上記第1貫通穴には、ピンの環状溝に止め輪を嵌入してなるピンアッセンブリを、軸方向の外方から容易に組み込みでき、また、第2貫通穴には、ピンの環状溝に止め輪を嵌入してなるピンアッセンブリを、軸方向の内方から容易に組み込みできる。したがって、ピン、第1リングおよび止め輪を簡易に組立できる。
また、上記実施形態によれば、第1リングの各貫通穴は、径方向に突出する環状の突出部を、軸方向の端部に有する構成であるから、上記各貫通穴の加工を容易に行うことができる。
本発明のピンタイプ保持器によれば、第1リングと、ピンとを、溶接を使用せずに、止め輪によって固定できる。したがって、第2リングと、ピンとを、螺合や、止め輪を用いる固定等、溶接を使用しない固定方法で固定することによって、ピンタイプ保持器に、強度が他の箇所と比較して弱い溶接部が一切存在しないようにすることができて、保持器のリングとピンとの接合強度の低下を防止して保持器の信頼性を格段に向上させることができて、保持器の寿命を長くすることができる。
以下、本発明を図示の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態のピンタイプ保持器を有する円錐ころ軸受を示す軸方向の模式断面図である。
この円錐ころ軸受は、外輪1、内輪2、複数の円錐ころ3、および、本発明の第1実施形態のピンタイプ保持器5(以下、単に保持器という)を備える。
上記外輪1は、内周円錐面7を有する一方、内輪2は、外周円錐面8を有している。上記内輪2は、円錐軌道面8の大径側に大鍔部10を有し、円錐軌道面8の小径側に小鍔部11を有する。
上記保持器5は、第1リング20と、第2リング21と、複数のピン23と、止め輪の一例としてのC形止め輪25とを有する。
複数のピン23は、第1リング20の周方向に互いに間隔をおいて配置されている。上記第1リング20は、第2リング21に対して軸方向に間隔をおいて位置している。第1リング20の中心軸は、略第2リング21の中心軸の延長線上に位置している。上記第1リング20の内周面の内径は、第2リング21の内周面の内径よりも小さくなっている。
上記複数の円錐ころ3は、外輪1の内周円錐面7と、内輪2の外周円錐面8との間に、保持器5によって保持された状態で、周方向に互いに間隔をおいて配置されている。詳しくは、上記各円錐ころ3は、略円錐ころ3の軸中心上を延在する貫通穴14を有している。上記ピン23は、円錐ころ3の貫通穴14に挿通されている。上記ピン23は、第1リング20と、第2リング21とを連結している。
上記第1リング20は、複数の貫通穴30を有し、その複数の貫通穴30は、第1リング20の周方向に互いに間隔をおいて位置している。一方、第2リング21は、複数の貫通穴31を有し、その複数の貫通穴31は、第2リング21の周方向に互いに間隔をおいて位置している。各貫通穴31の内周面には、雌ねじが切られている。
上記ピン23の第2リング21側の端部の外周面には、雄ねじがきられている。上記各ピン23の第2リング21側の端部の外周面の雄ねじを、第2リング21の貫通穴31の内周面の雌ねじに螺合することにより、各ピン23を第2リング21に固定している。
図2は、上記保持器5において、第1リング20の貫通穴30の周辺を示す拡大模式断面図である。
図2に示すように、ピン23の第1リング20側の端部の外周面は、周方向に延在する環状溝40を有している。また、上記第1リング20の貫通穴30の内周面は、係合部としての周方向に延在する環状溝41を有している。
上記C形止め輪25の径方向の内方の端部は、ピン23の環状溝40に嵌入されている一方、C形止め輪25の径方向の外方の端部は、第1リング20の貫通穴30の環状溝41に嵌入されている。このようにして、上記第1リング20を、複数のC形止め輪25によってピン23に固定している。
図3は、上記保持器5を、第1リング20の軸方向の外方からみたときの模式図である。図3において、点線は、実際は見えない想像線であり、図3において、斜線で示している部分は、C形止め輪が存在している領域である。
図3に示すように、上記C形止め輪は、両端部の径方向の肉厚が、周方向において両端部の中間に位置する部分の径方向の肉厚よりも厚くなっている。この形状により、C形止め輪がピン23を締め付ける力が大きくなっている。
上記第1実施形態の保持器5によれば、上記第1リング20と、ピン23とが、溶接を用いずに、C形止め輪25によって固定され、かつ、第2リング21と、ピン23とが、溶接を使用しないで螺合によって固定されているから、保持器5に、強度が他の箇所と比較して弱い溶接部が一切存在しない。したがって、保持器5の信頼性を格段に向上させることができて、保持器5の寿命を長くすることができる。
また、上記第1実施形態の保持器5によれば、上記C形止め輪25の径方向の内方の端部がピン23の環状溝40に係合し、かつ、C形止め輪25の径方向の外方の端部が第1リング20の環状溝41に係合しているから、第1リング20とピン23とを簡易な方法で確実に固定できる。
また、上記第1実施形態の保持器5によれば、上記第1リング20とピン23とを係合するのに、弾性を有するC形止め輪25が用いられているから、第1リングの周辺に衝撃や過負荷が作用した場合に、C形止め輪25に上記衝撃や過負荷を吸収させることができる。したがって、上記第1リング20およびピン23が破損することを抑制できる。
尚、上記第1実施形態の保持器5では、止め輪として、C形止め輪を使用したが、この発明では、止め輪として、同心止め輪やE形止め輪等、C形止め輪以外の止め輪を使用しても良い。
また、上記第1実施形態の保持器5では、内輪2の円錐軌道面8の小径側に位置する第1リング20とピン23の一端部とを、C形止め輪25を用いて係合する一方、内輪2の円錐軌道面8の大径側に位置する第2リング21とピン23の他端部とを、螺合を用いて固定したが、この発明では、内輪の円錐軌道面の小径側に位置する第1リングとピンの一端部とを、止め輪を用いて係合すると共に、内輪の円錐軌道面の大径側に位置する第2リングとピンの他端部とを、止め輪を用いて固定しても良い。また、この発明では、内輪の円錐軌道面の小径側に位置する第1リングとピンの一端部とを、螺合や、圧入や、ナットを用いた固定等、止め輪および溶接を使用しない方法で固定する一方、内輪の円錐軌道面の大径側に位置する第2リングとピンの他端部とを、止め輪を用いて固定しても良い。
また、上記第1実施形態の保持器5では、保持器5は、軸中心に沿った貫通穴を有する円錐ころ3を保持し、第1リング20の内周面の内径が、第2リング21の内周面の内径よりも小さかったが、この発明の保持器は、軸中心に沿った貫通穴を有する円筒ころを保持するのに使用され、第1リングの内周面の内径が、第2リングの内周面の内径と略同一であっても良い。また、この発明の保持器は、軸中心に沿った貫通穴を有する樽形ころ(凸面ころ)を保持するのに使用されても良い。
図4は、第2実施形態のピンタイプ保持器105の図2に対応する模式図である。
第2実施形態のピンタイプ保持器(以下、単に保持器という)105は、第1リング120の形状のみが第1実施形態の保持器5と異なる。
第2実施形態の保持器105では、第1実施形態の保持器5の構成部と同一構成部には同一参照番号を付して説明を省略することにする。また、第2実施形態の保持器105では、第1実施形態の保持器5と共通の作用効果および変形例については説明を省略することにし、第1実施形態の保持器5と異なる構成、作用効果および変形例についてのみ説明を行うことにする。
第2実施形態の保持器105の第2リング120は、Nを自然数とするとき、2N個の貫通穴130を有し、上記2N個の貫通穴130は、N個の第1貫通穴140と、N個の第2貫通穴141とからなっている。
上記各第1貫通穴140は、図4に矢印Aで示す軸方向の第2リング(図示せず)側に、径方向の内方に突出する環状の突出部160を有している。一方、上記各第2貫通穴141は、軸方向の第2リング側とは反対側に、径方向の内方に突出する環状の突出部161を有している。
図4に示すように、上記第1貫通穴140と、第2貫通穴141とは、第1リング120の周方向において、交互に配置されている。
上記第1貫通穴140内に配置されているC形止め輪25の径方向の内方の端部は、ピン23の環状溝40に嵌入されている。また、上記第1貫通穴140内に配置されているC形止め輪25の径方向の外方の端部は、第1貫通穴140の突出部160の軸方向の第2リング側とは反対側の端面170に接触している。
一方、上記第2貫通穴141内に配置されているC形止め輪25の径方向の内方の端部は、ピン23の環状溝40に嵌入されている。また、上記第2貫通穴141内に配置されているC形止め輪25の径方向の外方の端部は、第2貫通穴141の突出部161の軸方向の第2リング側の端面180に接触している。
上記第1リング120は、ピン23に対する軸方向の移動が制限されている。具体的には、上記ピン23に対する第1リング120の軸方向の外方側への所定距離以上の相対移動(矢印Aで示す方向と反対側への移動)は、第1貫通穴140内に位置するC形止め輪25の径方向の外方の端部によって阻止されるようになっている。
また、上記ピン23に対する第1リング120の軸方向の内方側への所定距離以上の相対移動(矢印Aで示す方向への移動)は、第2貫通穴141内に位置するC形止め輪25の径方向の外方の端部によって阻止されるようになっている。
このようにして、上記第1リング120を、第2リング(図4で図示せず)に固定された複数のピン23に係合し、第1リング120を、第2リングに固定された複数のピン23に固定している。上記第1貫通穴140の突出部160の第2リング側とは反対側の端面170、および、第2貫通穴141の突出部161の第2リング側の端面180は、係合部を構成している。
図5は、第2実施形態の保持器105の図3に対応する図である。尚、図5において、190の実線は、ピン23の外周面(環状溝40以外の部分)を示している。
図5に示すように、上記第1貫通穴140内のC形止め輪25は、第1貫通穴140の突出部160以外の内周面に対して径方向に間隔をおいて位置し、第2貫通穴141内のC形止め輪25は、第2貫通穴141の突出部161以外の内周面に対して径方向に間隔をおいて位置している。このようにして、上記第1リング120に対するC形止め輪25およびピン23の組み込みが容易になるようにしている。
上記第2実施形態の保持器5によれば、上記第1貫通穴140には、ピン23の環状溝40にC形止め輪25を嵌入してなるピンアッセンブリを、軸方向の外方から容易に組み込みでき、また、第2貫通穴141には、ピン23の環状溝40にC形止め輪25を嵌入してなるピンアッセンブリを、軸方向の内方から容易に組み込みできる。したがって、ピン23、第1リング120およびC形止め輪25を簡易に組立できる。
また、上記第2実施形態の保持器5によれば、上記第1リング120の各貫通穴130は、径方向に突出する環状の突出部160,161を、軸方向の端部に有する構成であるから、各貫通穴130の加工を容易に行うことができる。
1 外輪
2 内輪
3 円錐ころ
5 保持器
20,120 第1リング
21 第2リング
23 ピン
25 C形止め輪
30,130 第1リングの貫通穴
40 ピンの環状溝
41 第1リングの貫通穴の環状溝
140 第1貫通穴
141 第2貫通穴
160 第1貫通穴の突出部
161 第2貫通穴の突出部
170 第1貫通穴の突出部の第2リング側とは反対側の端面
180 第2貫通穴の突出部の第2リング側の端面
2 内輪
3 円錐ころ
5 保持器
20,120 第1リング
21 第2リング
23 ピン
25 C形止め輪
30,130 第1リングの貫通穴
40 ピンの環状溝
41 第1リングの貫通穴の環状溝
140 第1貫通穴
141 第2貫通穴
160 第1貫通穴の突出部
161 第2貫通穴の突出部
170 第1貫通穴の突出部の第2リング側とは反対側の端面
180 第2貫通穴の突出部の第2リング側の端面
Claims (3)
- 周方向に互いに間隔をおいて位置する複数の貫通穴を有する第1リングと、
上記第1リングに対して上記第1リングの軸方向に間隔をおいて位置すると共に、周方向に互いに間隔をおいて位置する複数の貫通穴を有する第2リングと、
ころの貫通穴に挿通され、かつ、一端部が、その一端部の外周面に周方向に延在する環状溝を有する一方、他端部が、上記第2リングの上記貫通穴内に収容された状態で上記第2リングに固定されているピンと、
径方向の内方の端部が、上記ピンの上記環状溝に嵌入されている止め輪と
を備え、
上記第1リングの上記貫通穴の内面は、上記止め輪の径方向の外方の端部に係合する係合部を有し、上記止め輪の径方向の外方の端部は、上記第1リングの上記係合部に係合していることを特徴とするピンタイプ保持器。 - 請求項1に記載のピンタイプ保持器において、
上記係合部は、上記第1リングの上記貫通穴の内周面に位置して周方向に延在する環状溝であり、
上記止め輪の径方向の外方の端部は、上記第1リングの上記環状溝に係合していることを特徴とするピンタイプ保持器。 - 請求項1に記載のピンタイプ保持器において、
Nを自然数とするとき、上記第1リングの上記複数の貫通穴は、上記軸方向の上記第2リング側の端部に径方向の内方に突出する環状の突出部を有する上記N個の第1貫通穴と、上記軸方向の上記第2リング側とは反対側の端部に径方向の内方に突出する環状の突出部を有する上記N個の第2貫通穴とからなり、
上記第1貫通穴と、上記第2貫通穴とは、上記第1リングの周方向において互い違いに配置され、
上記係合部は、上記第1貫通穴の上記突出部の上記第2リング側とは反対側の端面と、上記第2貫通穴の上記突出部の上記第2リング側の端面とからなり、
上記第1貫通穴の上記突出部の上記第2リング側とは反対側の端面は、上記第1貫通穴内に配置された上記止め輪の径方向の外方の端部に係合する一方、上記第2貫通穴の上記突出部の上記第2リング側の端面は、上記第2貫通穴内に配置された上記止め輪の径方向の外方の端部に係合することを特徴とするピンタイプ保持器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008158950A JP2010001902A (ja) | 2008-06-18 | 2008-06-18 | ピンタイプ保持器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008158950A JP2010001902A (ja) | 2008-06-18 | 2008-06-18 | ピンタイプ保持器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010001902A true JP2010001902A (ja) | 2010-01-07 |
Family
ID=41583792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008158950A Pending JP2010001902A (ja) | 2008-06-18 | 2008-06-18 | ピンタイプ保持器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2010001902A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016078658A1 (de) * | 2014-11-20 | 2016-05-26 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Bolzenkäfig für ein wälzlager |
| DE102015202550A1 (de) * | 2015-02-12 | 2016-08-18 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Wälzlager |
-
2008
- 2008-06-18 JP JP2008158950A patent/JP2010001902A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016078658A1 (de) * | 2014-11-20 | 2016-05-26 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Bolzenkäfig für ein wälzlager |
| DE102015202550A1 (de) * | 2015-02-12 | 2016-08-18 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Wälzlager |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2011137530A (ja) | 円すいころ軸受の分割型保持器 | |
| JP2009527714A (ja) | 分割された外レース及び一体の内レースを持つ2列アンギュラコンタクト転がり軸受 | |
| JP2011149549A (ja) | 円すいころ軸受の保持器セグメント、円すいころ軸受及び円すいころ軸受の組み込み方法 | |
| CN103781693B (zh) | 具有转向轴承的转向柱及转向柱的转向轴承 | |
| JP2016223460A (ja) | 旋回軸受のシール構造および旋回軸受 | |
| JP2005291231A (ja) | 複列円すいころ軸受装置の組立方法 | |
| JP2010001902A (ja) | ピンタイプ保持器 | |
| JP4326191B2 (ja) | ピン型保持器 | |
| JP2009185987A (ja) | 転がり軸受装置 | |
| CN108730346A (zh) | 圆柱滚子轴承及其组装方法 | |
| JP2012202456A (ja) | ピンタイプ保持器、転動装置およびころ軸受。 | |
| JP2004076802A (ja) | ころ軸受 | |
| JP2015031359A (ja) | 保持器、円錐ころ軸受及び円錐ころ軸受の製造方法 | |
| JP2009191894A (ja) | ころ軸受装置 | |
| JP2017137970A (ja) | コロ軸受 | |
| JP2005030461A (ja) | 円錐ころ軸受 | |
| JP2005195181A (ja) | ピン形保持器 | |
| KR20170007870A (ko) | 이물환경 개선용 볼 베어링용 리테이너 | |
| JP2017150584A (ja) | 玉軸受 | |
| JP2013228071A (ja) | 調心機能付き転がり軸受 | |
| JP5146129B2 (ja) | ピンタイプ保持器 | |
| US20240084847A1 (en) | Double-row tapered roller bearing assembling jig, and assembling method for double-row tapered roller bearing | |
| JP5083023B2 (ja) | 円錐ころ軸受 | |
| JP3111131U (ja) | 自在継手 | |
| JP2009185860A (ja) | 転がり軸受ユニット |