JP2010005259A - 装身具用留め具 - Google Patents

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Abstract

【課題】雄型部材と雌型部材との挿脱操作が容易で、且つ連結状態に保持が確実であり、経年変化が殆どなく、十分な耐久性がある装身具用留め具を提供する
【解決手段】柱状の雄型金具10とその雄型金具を嵌入させる筒状の雌型金具20とを備え、雄型金具10には、嵌入方向に直交する方向の円筒状貫通孔13と、その先端面から円筒状貫通孔13に通じるスリット14とを形成している。雌型金具は、円筒状貫通孔13に回動自在に嵌入可能でその円筒状貫通孔13と嵌合する部分をスリット14を通過できる厚さの平板状の面取部31に形成したロッド30を回動自在に支持し、その雌型金具20の外側でロッド30の一端部又は両端部に固着するレバー40を設ける。そのレバー40を一方向に回動させると、ロッド30の面取部31がスリット14と平行な状態になり、逆方向に回動させると、その面取部31がスリット14に対して傾斜あるいは直交した状態になる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、真珠や珊瑚、宝石などの宝玉にワイヤを挿通して多数個連接してなる連珠状の装身具、あるいは金、銀、プラチナ等の貴金属製の鎖状の装身具、例えばネックレスやブレスレットなどにおいて、その両端を連結して無端状にするための装身具用留め具に関する。
一般に、ネックレスやブレスレット等の連珠状あるいは鎖状の装身具は、無端状にして首や腕に装着されるが、着脱の度にその両端を連結したり離間させたりしなければならないため、それを容易かつ確実に行えるようにするために種々の留め具あるいは連結具が使用されている。
その多くは、挿入穴部を有する雌型部材とその挿入穴部に挿脱可能な突起部を有する雄型部材との組み合わせからなるピン挿脱タイプのものであった。このタイプのものは、連結するための操作が容易であり、連結した状態でも全体のサイズを比較的小さくすることができるという利点がある。
そこで、本発明者は先に特許文献1に記載の連結具を提案した。その連結具は、挿入穴部を備えた雌(メス)型部材と、その挿入穴部に挿脱可能な突起部を備えた雄(オス)型部材とからなる。
その雌型部材は、挿入穴部の中心軸線に対して対称な位置に互いに接近する方向に付勢した一対の抜け止め係止片と、その中心軸線の回りでその一対の抜け止め係止片と直交する位置に互いに接近する方向に付勢された一対の挿入阻止片とを備えている。
一方、雄型部材の突起部は、少なくともその先端部側の所定長部分が先端方向に先細り形状であって、雌型部材の挿入穴部に挿入した状態でその挿入方向の中心軸線の回りに回転可能であり、外周面におけるその中心軸線に対して対称な位置に雌型部材の各抜け止め係止片と係合可能な段差又はくぼみによる一対の抜け止め係止部と、中心軸線の回りでその各抜け止め係止部と同じ面の先端部側に雌型部材の各挿入阻止片が当接可能な段差による一対の当接部とを形成し、且つ外周面の上記一対の抜け止め係止部と一対の当接部とを除く部分を滑らかな面に形成している。
それによって、雄型部材の突起部を雌型部材の挿入穴部に挿入して抜け止め係止部を抜け止め係止片に係合させることにより、雄型部材と雌型部材とを確実に連結させることができる。その際、突起部を挿入方向の中心軸線の回りで、抜け止め係止部と抜け止め係止片の角度位置が一致する状態で挿入穴部に挿入すれば、抜け止め係止部と抜け止め係止片を係合させて引きぬけないように連結させることができるが、抜け止め係止部と抜け止め係止片の角度位置が90度ずれた状態で挿入穴部に挿入しても、当接部が挿入阻止片に当接して完全には挿入できず、連結できない。
したがって、雄型部材を雌型部材に挿入する際、連結できる所定の相対角度位置にあるときだけ挿入による連結操作が可能になり、挿入しても確実に連結できずに不注意により離脱してしまう恐れを殆どなくすことができる。
特開2005−32907号公報
しかしながら、この連結具では、板ばねによる抜け止め係止片と挿入阻止片とを雌型部材内に設けているので、その付勢力が強すぎると、雄型部材と雌型部材との挿脱操作が困難になり、その付勢力が弱すぎると、雄型部材と雌型部材との連結保持力が低下して、小さな力でも抜けてしまう恐れがあるため、その付勢力の調整が難しいという問題があった。
また、極めて小さい板ばねを使用することになるため、経年変化や部材耐久性の問題もあった。
この発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、雄型部材と雌型部材との挿脱操作が容易で、且つ連結状態に保持が確実であり、経年変化が殆どなく、十分な耐久性がある装身具用留め具を提供することを目的とする。
この発明による装身具用留め具は、上記の目的を達成するため、柱状ブロックからなる雄型金具とその雄型金具を嵌入させる筒状の雌型金具とを備え、その雄型金具には、雌型金具への嵌入方向に直交する方向を軸線とする円筒状貫通孔と、雌型金具への嵌入方向の先端面から円筒状貫通孔に通じ、その円筒状貫通孔の径より小さい幅のスリットとを形成している。
また、上記円筒状貫通孔に回動自在に嵌入する円柱状のロッドであって、その円筒状貫通孔と嵌合する部分を上記スリットの幅より若干小さい厚さの平板状に面取りして面取部を形成したロッドを、上記雌型金具に回動自在に支持させて設け、その雌型金具の外側で上記ロッドの一端部又は両端部に固着するレバーを設けている。
そして、そのレバーを自由端部が雌型金具から離れる方向に回動させたときに、上記ロッドの面取部が上記スリットと平行な状態になり、そのレバーを自由端部が上記雌型金具に近づく方向に回動させたときに、上記ロッドの面取部が上記スリットに対して傾斜あるいは直交した状態になるようにしたことを特徴とする。
上記雌型金具が角筒状であり、上記雄型金具がその角筒状の雌型金具内に嵌入可能で、上記円筒状貫通孔とスリットとを形成した角柱状の突起部とその後端部に設けた上記雌型金具の外形寸法と同じ太さの角柱状の基部とからなるようにするとよい。
上記雌型金具と上記レバーの自由端部付近には、該レバーをその自由端部が上記雌型金具に近づく方向にその回動端位置まで回動させたときに、互いに係合して該レバーをロックする手段を設けるのが望ましい。
この発明による装身具用留め具はまた、楕円を長軸の回りに回転させた形状の外周面を有する金属部材を、その長軸に直交する方向に切断して二分割した形状の雄型金具と雌型金具とを備え、その雄型金具の分割面には上記楕円の長軸方向に沿って突出する角柱状の突起部を設け、上記雌型金具の分割面にはその角柱状の突起部を嵌入させる角穴を設けて構成してもよい。
その場合、上記突起部には、上記雌型金具の角穴への嵌入方向に直交する方向を軸線とする円筒状貫通孔と、上記角穴への嵌入方向の先端面からその円筒状貫通孔に通じ、その円筒状貫通孔の径より小さい幅のスリットとを形成し、上記円筒状貫通孔に回動自在に嵌入する円柱状のロッドであって、その円筒状貫通孔と嵌合する部分を上記スリットの幅より若干小さい厚さの平板状に面取りして面取部を形成したロッドを、上記雌型金具に回動自在に支持させて設け、その雌型金具の外側で上記ロッドの一端部又は両端部に固着するレバーを設ける。
そして、そのレバーを一方向へ回動させたときには上記ロッドの面取部が上記スリットと平行な状態になり、そのレバーを逆方向に回動させたときには、上記ロッドの面取部が上記スリットに対して傾斜あるいは直交した状態になるようにする。
上記いずれの装身具用留め具においても、上記雄型金具と雌型金具とレバーとを、いずれも金、白金、銀、またはそれらのいずれかを含む合金で形成するのが望ましい。
この発明による装身具用留め具は、上記の構成により、ネックレスやブレスレット等の連珠状あるいは鎖状の装身具において、その両端の一方に雄型金具を、他方に雌型金具を係着することにより、雄型金具を雌型金具に嵌入させてレバーを所定角度回動させるだけで、雌型金具を雄型金具から抜け止めするので両者を確実に連結でき、無端状の装身具を形成することができる。その後は不用意に離脱する恐れがない。
その連結状態から、レバーを逆方向に所定角度回動させれば、雄型金具を雌型金具から容易に引き抜いて、両者を容易に離脱させることができる。しかも、構造が簡単で製造が容易である。また、ばねを使用しないので経年変化が殆どなく、十分な耐久性がある。
以下、この発明の好ましい実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。
まず、この発明による装身具用留め具の一実施例の概要を図1から図3によって説明する。図1は、その装身具用留め具の雄型金具を雌型金具に嵌入させて連結する過程を、雌型金具のみを縦断面にし、レバーは仮想線で示す正面図であり、(a)は雄型金具を雌型金具に途中まで嵌入させた状態を、(b)はその雄型金具を雌型金具に完全に嵌入させた状態を、(c)はレバーを回動させて雄型金具と雌型金具を連結した状態を、それぞれ示す。
図2は装身具用留め具の雄型金具と雌型金具を分離した状態を示す正面図、図3は雄型金具と雌型金具を連結した状態を示す正面図である。
この装身具用留め具1は、柱状ブロックからなる雄型金具10と、その雄型金具10を嵌入させる筒状の雌型金具20とを備えている。この実施例では、雌型金具20は一端が開口し、他端が閉じた四角筒状であり、雄型金具10は、その開口から雌型金具20内に嵌入可能な四角角柱状の突起部11と、その後端部に一体に設けた雌型金具10の外形寸法と同じ太さの角柱状の基部12とからなる。
その突起部11には、雌型金具への嵌入方向に直交する方向を軸線とする円筒状貫通孔13と、雌型金具10への嵌入方向の先端面から円筒状貫通孔13に通じるスリット14とを形成している。そのスリットの幅は円筒状貫通孔の径より小さい。
雌型金具20には、突起部11の円筒状貫通孔13に回動自在に嵌入する円柱状のロッド30を対向する周壁21を貫通させて回動自在に支持している。そのロッド30の円筒状貫通孔13と嵌合する部分(図1に断面を斜線を施して示す)は、スリット14の幅よりも若干小さい厚さの平板状の面取部31として形成されている。
そして、仮想線で示すように、雌型金具20の外側でロッド30の一端部又は両端部に固着するレバー40を設けている。
そのレバー40を、図1(a)及び図2に示すように操作部となる自由端部41が雌型金具20から離れる矢示A方向に回動させた状態では、ロッド30の面取部31がスリット14と平行な状態になる。
この装身具用留め具1の雄型金具10と雌型金具20を連結させる場合には、図2に示す離間状態から、図1(a)に示すように雄型金具10の突起部11を雌型金具20内に嵌入させると、突起部11のスリット14をロッド30の面取部31が通過して、最後にその面取部31が同図(b)に示すように円筒状貫通孔13内に嵌合する。
そこで、レバー40をその自由端部41が雌型金具20に近づく矢示B方向に回動させ、同図(c)及び図3に示すように自由端部41を雌型金具20の外周面に当接させると、ロッド30の面取部31がスリット14に対して傾斜した状態になる。
それによって、雄型金具10を雌型金具20から引き抜く力が作用しても、ロッド30が円筒状貫通孔13からスリット14に出ることができなくなるため、雄型金具10と雌型金具20の連結状態が確実に保持される。
このときのロッド30の面取部31の傾斜角度、すなわちロッド30の回動角度は、20°程度から90°(直交状態)までの適切な角度とする。この傾斜角度が大きい程抜け止め機能は高まる。図示の例では約30°である。
また、この実施例では、レバー40の基部は二股になっていて雌型金具20の対向する周壁21の両側でロッド30の両端部に固着し、操作部となる自由端部41側で一体化している。その自由端部41付近に係止片42を突設しており、レバー30を自由端部41が雌型金具20に近づく方向にその回動端位置まで回動させて押し付けると、その係止片42が雌型金具20の周壁21に形成された係止孔22に嵌入して係止孔22の内周付近部の周壁21に係合し、レバー30が不用意に回動しないようにロックする。すなわち、係止片42と係止孔22とによってロック手段を構成している。このようにすれば、一層確実に雄型金具10と雌型金具20の連結状態を保持することができる。
この装身具用留め具1の雄型金具10と雌型金具20の連結状態を解除する場合には、図1(c)及び図3に示す連結状態から、レバー40の自由端部41を上方に引張って係止片42を係止孔22から抜いてロックを解除し、レバー40を矢示A方向に図1(b)に示す右旋端まで回動すると、それに固着されたロッド30の面取部31がスリット14と平行になる。そこで、雄型金具10を雌型金具20から引き抜く方向に力を加えると、図1(a)に示す状態を経て雄型金具10を雌型金具20から引き抜くことができ、図2に示すように分離させることができる。
図1では図示を省略しているが、図2及び図3に示すように、雄型金具10の基部12の後端面12a、雌型金具20の後端面20aには、それぞれ多数の真珠や宝石等の宝玉を貫通して連接するワイヤや紐、あるいは鎖状装身具の両端部等を係着するための半リング状の係着部15,25を設けている。したがて、この係着部15,25にネックレスやブレスレット等の連珠状あるいは鎖状の装身具の両端部をそれぞれ係着すれば、この装身具用留め具1の雄型金具10と雌型金具20を連結することによって、ネックレスやブレスレットを首や腕に装着した状態で無端状に形成することができる。
この装身具用留め具1は、図3に示す連結状態では、装身具用留め具1全体が一個の小さな四角柱状のアクセサリのようになるので見栄えがよい。図では寸法を大幅に拡大して示しているが、実際の寸法は外周が6mm角程度、連結状態での全長が20mm程度の小さなものである。
雄型金具10と雌型金具20及びレバー40と好ましくはロッド30も、人にアレルギー反応を起こさせる等の悪影響を及さない金属材料で作製するのが望ましいが、貴金属である金、白金、銀、金合金、または銀合金などが、加工性がよく且つ宝玉とマッチして装身具の高級感を保つことができてよい。特に18金や金合金であるホワイトゴールドは最適である。
次に、図4〜図7によって、この実施例の装身具用留め具1における雄型金具10の突起部11と雌型金具20に回動可能に支持されるロッド30の詳細を説明する。
図4はその突起部11とロッド30を示す斜視図、図5は突起部11の正面図、図6はロッド30の正面図、図7は図6のY−Y線に沿う断面図である。
図4及び図5に示すように、四角角柱状の突起部11の長手方向の中央より先端部11a寄りに、対向する側面間を貫通して、雌型金具への嵌入方向に直交する方向を軸線とする直径R1の円筒状貫通孔13形成している。そして、雌型金具10への嵌入方向の先端面11aから円筒状貫通孔13に通じるスリット14とを形成している。そのスリット14の幅、すなちスリット14を形成する平行に対向する2面の間隔dは、円筒状貫通孔の径R1より小さい。例えば、d=R1・3/5程度にする。
一方、ロッド30は図4、図6及び図7に示すように、円筒状貫通孔の径R1より若干小さい径R2を有する円柱状をなし、長手方向の中央部に、突起部11の幅(四角柱の1辺の長さ)Wより若干長い長さxの部分を径方向の上下両側から面取りして、スリット14の幅dよりも若干小さい厚さeの平板状の面取部31を形成している。両端部32,32は雌型金具20の対向する周壁21に回動可能に支持される。
この実施例では、突起部11を含む雄型金具10を正四角柱状にし、雌型金具20を正四角筒状にして、嵌入時に突起部11の円筒状貫通孔13とロッド30の軸線方向を合わせ易くしているが、これに限るものではない。例えば、突起部11を含む雄型金具10を、長四角柱、六角柱、八角柱、円柱、楕円柱、その他の変形柱等にし、それに合わせて雌型金具20を長四角筒、六角筒、八角筒、円筒、楕円筒、その他の変形筒等にしてもよい。また、雄型金具10の基部12や雌型金具20の外周面に装飾を施してもよい。
次に、この発明による装身具用留め具の他の実施例を図8及び図9によって説明する。
図8はその装身具用留め具の雄型金具と雌型金具を分離した状態を示す正面図、図9は雄型金具と雌型金具を連結した状態を示す正面図である。
この装身具用留め具2は、楕円を長軸(図8に一点鎖線3で示す)の回りに回転させた形状の外周面を有する金属部材を、その長軸3に直交する方向に切断して二分割した形状の雄型金具50と雌型金具60を備えている。
その雄型金具50の分割面50aには上記楕円の長軸方向に沿って突出する角柱状の突起部51を設け、雌型金具60の分割面60aには角柱状の突起部51を嵌入させる角穴61を設けている。
さらに、その突起部51には前述した実施例と同様に、雌型金具60の角穴61への嵌入方向に直交する方向を軸線とする円筒状貫通孔53と、角穴61への嵌入方向の先端面から円筒状貫通孔53に通じ、その円筒状貫通孔53の径より小さい幅のスリット54とを形成している。
また、雌型金具60には、その角穴61に雄型金具50の突起部51が嵌入されたときに、その円筒状貫通孔53に回動自在に嵌入する円柱状のロッド70を回動可能に支持している。
そのロッド70は、円筒状貫通孔と嵌合する部分をスリット54の幅より若干小さい厚さの平板状に面取りして面取部を形成している。このロッド70の両端部の少なくとも一方は雌型金具60を貫通しており、雌型金具60の外側でそのロッド70の一端部又は両端部にレバー80を固着している。
このレバー80は、雌型金具60の外面に沿った逆U字状あるいはリング状に形成され、図8及び図9で上側の自由端部81が操作部となっている。この自由端部81の表面には細かい凹凸等による滑り止め加工を施すとよい。
このレバー80を図8の矢示C方向の回動端まで回動させたときには、ロッド70の面取部71がスリット54と平行な状態になる。この状態で雄型金具50の突起部51を雌型金具60の角穴61に嵌入させると、前述の実施例と同様にスリット54にロッド70の面取部71が嵌入する。さらに、雄型金具50の分割面50aと雌型金具60の分割面60aとが当接するまで押し込むと、突起部51の円筒状貫通孔53にロッド70の面取部71が嵌合する。
その状態で、図9に示すようにレバー80を矢示C方向と逆の矢示D方向に回動端まで回動させると、そのレバー80に固着されたロッド70の面取部71がスリット54に対して傾斜あるいは直交した状態になる。それによって、雄型金具50を雌型金具60から引き抜く力が作用しても、ロッド70が円筒状貫通孔53からスリット54に出ることができなくなるため、雄型金具50と雌型金具60の連結状態が確実に保持される。
このときの傾斜角度については前述の実施例において述べたのと同様である。
また、この実施例においても、レバー80を図9に示す状態でロックする手段を設けるとよい。
この雄型金具50の後端部と雌型金具60の後端部にも、それぞれ半リング状の係着部55,65を設けており、そこにネックレスやブレスレット等の連珠状あるいは鎖状の装身具の両端部をそれぞれ係着すれば、この装身具用留め具2の雄型金具50と雌型金具60を連結することによって、ネックレスやブレスレットを首や腕に装着した状態で無端状に形成することができる。
この装身具用留め具2は、図9に示す連結状態では、装身具用留め具2全体が一個の小さな楕円球状のアクセサリのようになるので一層見栄えがよい。これらの図でも寸法を大幅に拡大して示しているが、実際の寸法は短径10mm程度、長径が20mm程度の小さなものである。
外形を長円球状や卵形などにしたり、突起部と角孔の形状を前述の実施例で述べた突起部と角筒の形状と同様に種々に変更することもできる。
雄型金具50と雌型金具60及びレバー80とロッド70の材料についても、前述の実施例と同様である。
この発明による装身具留め具は、基本的に上述した雄型金具と雌型金具及びロッドとレバーの4個の部品で構成でき、その各形状も比較的シンプルであるから、構造が簡単で製造が容易である。且つばねを使用しないので経年変化が殆どなく、十分な耐久性がある。
以上、この発明の好ましい実施の形態について説明したが、この発明はこれに限るものではなく、その材料、形状、寸法など、その用途や使用する装身具のデザインなどに応じて、種々に変更し得ることは勿論である。
この発明は、真珠や珊瑚、宝石などの宝玉にワイヤを挿通して多数個連接してなる連珠状の装身具、あるいは金、銀、ブラチナ等の貴金属製の鎖状の装身具、例えばネックレスやブレスレットなどの装身具において、その両端を連結して無端状にするための留め具として好適である。
この発明による装身具留め具の一実施例の雄型金具を雌型金具に嵌入させて連結する過程を、雌型金具のみを縦断面にし、レバーは仮想線で示す正面図である。 同じくその装身具用留め具の雄型金具と雌型金具を分離した状態を示す正面図である。雄型金具と雌金具を連結した状態を示す正面図である。 同じくその装身具用留め具の雄型金具と雌型金具を連結した状態を示す正面図である。 雄型金具の突起部と雄型金具に支持されるロッドを示す斜視図である。 突起部の正面図である。 ロッドの正面図である。 図6のY−Y線に沿う断面図である。 この発明による装身具留め具の一実施例の雄型金具と雌型金具を分離した状態を示す正面図である。雄型金具と雌型金具を連結した状態を示す正面図である。 同じくその装身具用留め具の雄型金具と雌型金具を連結した状態を示す正面図である。
符号の説明
1,2:装身具留め具 10:雄型金具 11:突起部
12:基部 12a:基部12の後端面
13:円筒状貫通孔 14:スリット 15:係着部
20:雌型金具 20a:雌型金具の後端面 21:周壁
22:係止孔 25:係着部 30:ロッド 31:面取部
40:レバー 42:自由端部(操作部) 22:係止片
50:雄型金具 50a:雄型金具の分割面 51:突起部
53:円筒状貫通孔 54:スリット 55:係着部
60:雌型金具 60a:雌型金具の分割面 61:角穴
65:係着部 70:ロッド 71:面取部
80:レバー 81:自由端部(操作部)

Claims (5)

  1. 柱状ブロックからなる雄型金具と該雄型金具を嵌入させる筒状の雌型金具とを備え、
    前記雄型金具には、前記雌型金具への嵌入方向に直交する方向を軸線とする円筒状貫通孔と、前記雌型金具への嵌入方向の先端面から前記円筒状貫通孔に通じ、該円筒状貫通孔の径より小さい幅のスリットとを形成し、
    前記円筒状貫通孔に回動自在に嵌入する円柱状のロッドであって、前記円筒状貫通孔と嵌合する部分を前記スリットの幅より若干小さい厚さの平板状に面取りして面取部を形成したロッドを、前記雌型金具に回動自在に支持させて設け、
    該雌型金具の外側で前記ロッドの一端部又は両端部に固着するレバーを設け、
    該レバーをその自由端部が前記雌型金具から離れる方向に回動させたときに、前記ロッドの前記面取部が前記スリットと平行な状態になり、該レバーをその自由端部が前記雌型金具に近づく方向に回動させたときに、前記ロッドの前記面取部が前記スリットに対して傾斜あるいは直交した状態になるようにしたことを特徴とする装身具用留め具。
  2. 前記雌型金具が角筒状であり、前記雄型金具が前記角筒状の雌型金具内に嵌入可能で、前記円筒状貫通孔と前記スリットとを形成した角柱状の突起部とその後端部に設けた前記雌型金具の外形寸法と同じ太さの角柱状の基部とからなることを特徴とする請求項1に記載の装身具用留め具。
  3. 前記雌型金具と前記レバーの自由端部付近には、該レバーをその自由端部が前記雌型金具に近づく方向にその回動端位置まで回動させたときに、互いに係合して該レバーをロックする手段を設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の装身具用留め具。
  4. 楕円を長軸の回りに回転させた形状の外周面を有する金属部材を、その長軸に直交する方向に切断して二分割した形状の雄型金具と雌型金具とを備え、
    前記雄型金具の分割面には前記楕円の長軸方向に沿って突出する角柱状の突起部を設け、前記雌型金具の分割面には前記角柱状の突起部を嵌入させる角穴を設け、
    前記突起部には、前記雌型金具の角穴への嵌入方向に直交する方向を軸線とする円筒状貫通孔と、前記角穴への嵌入方向の先端面から前記円筒状貫通孔に通じ、該円筒状貫通孔の径より小さい幅のスリットとを形成し、
    前記円筒状貫通孔に回動自在に嵌入する円柱状のロッドであって、前記円筒状貫通孔と嵌合する部分を前記スリットの幅より若干小さい厚さの平板状に面取りして面取部を形成したロッドを、前記雌型金具に回動自在に支持させて設け、
    該雌型金具の外側で前記ロッドの一端部又は両端部に固着するレバーを設け、
    該レバーを一方向へ回動させたときには前記ロッドの前記面取部が前記スリットと平行な状態になり、該レバーを逆方向に回動させたときには、前記ロッドの前記面取部が前記スリットに対して傾斜あるいは直交した状態になるようにしたことを特徴とする装身具用留め具。
  5. 前記雄型金具と前記雌型金具と前記レバーとが、いずれも金、白金、銀、またはそれらのいずれかを含む合金で形成されたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の装身具用留め具。

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