JP2010051294A - リール装着部を有する釣竿 - Google Patents

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JP2010051294A JP2008222951A JP2008222951A JP2010051294A JP 2010051294 A JP2010051294 A JP 2010051294A JP 2008222951 A JP2008222951 A JP 2008222951A JP 2008222951 A JP2008222951 A JP 2008222951A JP 2010051294 A JP2010051294 A JP 2010051294A
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Naoyuki Ezuka
尚之 江塚
Ryosuke Imai
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Abstract

【課題】種々の投擲操作を行っても、把持した手が釣竿の中心軸線周りに滑ることを防止できる釣竿を提供する。
【解決手段】リール装着部本体22は曲面状の下面22Bを有し、リール脚載置部の長さ方向中央領域に対応する位置おいて、前後の領域に比べて平面視幅の狭い凹部を含めて、後側の領域に比べて平面視幅が狭い幅狭部分22Kを有し、トリガーの突出方向とは反対側のリール装着部本体上部には幅方向に膨出した側方膨出部が設けられており、該側方膨出部の稜線22R1は前方に向かって斜め下方向に延伸して前記曲面状下面の両側部の稜線となり、長手方向位置では前記幅狭部分の位置にまで至っており、該稜線は該幅狭部分の下側に位置し、該幅狭部分の横断面における側面傾斜は、上下方向を許容しつつ上側が竿杆10の側に傾斜し、この傾斜角度は上下方向の0度から20度までの範囲である。
【選択図】図2

Description

本発明は、ベイトタイプのリール等の両軸受型リールを装着させるリール装着部を有する釣竿に関する。
トリガーを有するリール装着部を設けた釣竿では、釣人はこれに両軸受型リールを装着し、いずれか一方の手でリール装着部領域を握り、所望の位置へ仕掛けを投擲するキャスティング操作を行う。この際、釣人は状況に応じて種々のキャスティング動作を行う。例えば、体の上方位置から前方に投擲したり、また、体の側方から前方に投擲したり、或いは、体の斜め下側から前方に投げ上げるようにして投擲したりする。このため、把持した手には種々の方向の力が作用する。こうした場合に、把持した手が安定するように工夫がなされてきている。例えば、下記特許文献1には把持した手の指が納まる溝を設け、手が前後方向に滑り難い工夫がなされている。
実開昭62−193866号公報
然しながら、種々の投擲動作において把持した手に受ける力は前後方向の滑りを生じさせるだけではない。例えば、体の斜め下側から前方に投げ上げるような投擲動作の場合のように、把持した手に対して釣竿が釣竿中心軸線に対して回転するような力を受ける場合がある。2つの相反する回転方向の内、問題になるのは、把持手の指先からリールが離れる方向の回転である。こうした場合に、釣竿に対して手が滑ったのでは正確な投擲ができない。
依って解決しようとする課題は、種々の投擲操作を行っても、把持した手が釣竿の中心軸線周りに滑ることを防止できる釣竿を提供することである。
第1の発明では、竿杆を挿通させ、リール脚を載置するリール脚載置部を上面に形成し、該リール脚載置部の後部に固定フードを設けたリール装着部本体を有し、固定フードに対向して前部に移動フードを設け、リール装着部本体には、固定フードとは径方向反対側にトリガーを設けたリール装着部を有する釣竿であって、リール装着部本体は、トリガーの前方に、幅方向の中央部から幅方向の両側部に近づくに従って上方にせり上がる曲面状の下面を有し、リール装着部本体は、リール脚載置部の長さ方向中央領域に対応する位置おいて、前後の領域に比べて平面視幅の狭い凹部を含めて、後側の領域に比べて平面視幅が狭い幅狭部分を有し、トリガーの突出方向とは反対側のリール装着部本体上部には幅方向に膨出した側方膨出部が設けられており、該側方膨出部の稜線は前方に向かって斜め下方向に延伸して前記曲面状下面の両側部の稜線となり、長手方向位置では前記幅狭部分の位置にまで至っており、該稜線は該幅狭部分の下側に位置し、該幅狭部分の横断面における側面傾斜は、上下方向を許容しつつ上側が竿杆側に傾斜し、この傾斜角度は上下方向の0度から20度までの範囲であることを特徴とするリール装着部を有する釣竿を提供する。
第2の発明では、第1の発明の前記幅狭部の位置に対応する前記稜線は、竿杆中心軸線の高さ以下に位置しているよう構成する。
第1の発明では、両軸受型リールを取り付けた釣竿の投擲操作の際に、リール装着部領域を把持した手の指の内、人差し指、中指(、薬指)がリール装着部本体の曲面状下面に位置する。リール脚載置部長さ方向中央領域に対応して幅狭部分が形成されているため、把持手の指の内の人差し指か中指の先部がこの部分に位置して、この部分よりも幅広の後側領域の存在により、釣竿が前方に滑ることを防止できて把持し易い。しかも、側方膨出部の稜線が前方に向かって斜め下方向に延伸し、この幅狭部分の下側位置にまで至っており、幅狭部分の側面の傾斜は0度から20度の範囲であって、大雑把に言って立っている状態である。このため、この側面に指先を押し当てることができると共に、下側に稜線が存在しているにも拘わらず指が痛くはない。このため、気持ちよく把持しつつ、手が釣竿周囲方向に滑ろうとしても、この指先が、下側のこの稜線に引っ掛かり、回転方向の滑りを防止する。
第2の発明では、人の手の大きさ、即ち、指の長さも多少の長短はあるが、幅狭部の位置に対応する位置の稜線が竿杆中心軸線の高さ以下に位置しているので、指先が稜線を越えて幅狭部側面に届いてそこに押し当てることのできることが更に保証され、より多くの釣人に対して釣竿周囲方向の滑りを防止できる。また、指先の押し当て位置を下げ、指先当接領域を広げることで、より安定した把持性をもたらす。
以下、本発明を添付図面を用いて更に詳細に説明する。図1は本発明に係る釣竿の全体図であり、図2は釣竿使用時の要部拡大図、図3は図2の釣竿のみの上面図、図4は図2の釣竿のみの部分破断側面図、図5は図2の釣竿のみの下面図、図6はリール装着部本体のみの側面図、図7は図6の縦断面図、図8は図6の矢視線H−Hによる横断面図、図9は図6の矢視線I−Iによる横断面図である。エポキシ樹脂等の合成樹脂をマトリックス樹脂とし、炭素繊維等の強化繊維で強化した繊維強化樹脂製の中実をも含み得る竿杆としての竿管10の適宜な位置にリール装着部20を配設固定し、ここに両軸受型のリールRを装着させている。リール装着部20の後側にはグリップ12が設けられている。
リール装着部20は筒状であり、リール装着部本体22と、この例ではナット24を一体化させて有する移動フードF2とを有している。リール装着部本体には長手方向(前後方向)に沿って貫通孔22Tが設けられており、ここに竿管10を挿通させて、接着等で固定する。リール装着部本体の後部下側には、指掛け用のトリガーTが設けられており、このトリガーの径方向反対側には固定フードF1が設けられている。固定フードの前側には、リール脚RLを載置するための前後方向に長いリール脚載置部22Sを形成している。このリール脚載置部の前側には雄ねじ22Nが形成されている。
この上記雄ねじに螺合する雌ねじを設けたナット24が、その後端部に移動フードF2を設けてリール装着部本体前部に螺合している。
例えば図8や図9に明瞭に現れているように、トリガーの前方部は、幅方向の中央部から幅方向の両側部に近づくに従って上方にせり上がる曲面状下面22Bを有している。トリガーを中指と薬指で挟んだ状態でリール装着部を把持すると、図2に示されるように、人差し指や中指がこの曲面状下面に沿う。また、トリガーを薬指と小指とで挟む場合は、人差し指、中指、薬指が曲面状下面に沿う。但し、この例では、曲面状下面の幅方向中央部には穴があり、竿管10が露出している。
この曲面状下面22Bの両側部は側方膨出部になっていると共に、各側方膨出部の縁が稜線22R1となっている。この稜線22R1は前方に向かって斜め下方向に傾斜していると共に、後方に対しては、トリガーの突出方向とは反対側のリール装着部本体上部に向かい、斜め上方に延伸し、このリール装着部本体上部付近(固定フード周辺)も側方膨出部が形成されて稜線を有している。
更には、この稜線22R1の上側であって、リール脚載置部22Sの長さ方向中央領域に対応する位置には、幅狭領域の一例として、後側領域に対してのみではなくて前側領域も含み、前後の領域に比べて平面視幅の狭い凹部22Kが形成されている。リール脚載置部の前部位置から後方の固定フード入口周囲にまで続き、前記稜線22R1の上方に位置している第2の稜線22R2と稜線22R1との間に、前記凹部が形成されている。図2にも示されているように、把持した際に、この凹部に指先、例えば人差し指の先部が位置する。
この例では、凹部を成す側面の横断面における形状が、図8において上窄みの傾斜状となって現れており、この例では上下方向を基準0度にして13度の傾斜である。0度から20度が本願範囲である。従って、人差し指の指先がこの側面に当接でき、これにより、まず第一に、釣竿が前後方向に滑ることが防止され、しかも、下側に位置する稜線22R1に指の腹側が当たって痛い、というような不都合はなく、気持ちよく把持できる。また、この例では、凹部の最幅狭位置では、リール装着部本体の貫通孔の中心軸線高さ位置L1、即ち、竿管10の中心軸線高さ位置よりも稜線22R1が低いが、第1発明の観点からは必ずしもこれに限らない。
第二に、凹部の下に稜線があるので、例えば体の斜め下側から前方に投げ上げるような投擲操作を行えば、手に対して釣竿がその中心軸線周りに回転しようとするが、この場合、凹部に位置している指の先部が稜線に引っ掛かり、手の滑りを防止できる。また、稜線が竿管の中心軸線高さ位置以下に低ければ、指先の当接領域の上下方向の広がりで、より安定した把持性を提供でき、また、より多くの釣人が釣竿周囲方向の滑りを防止できる。
本願は、上記凹部に代わって、この凹部よりも前側の前側領域の幅と比べて同じ幅、或いは前側領域の方が狭い幅狭部分でもよい。後側領域さえ幅が広ければ釣竿が前方に滑ることは防止できるからである。また、上記第2の稜線22R2の存在は必須ではない。また、移動フードの形態は任意である。
本発明は、両軸受型リールを装着させるリール装着部を有する釣竿に利用できる。
図1は本発明に係る釣竿の全体図である。 図2は釣竿使用時の要部拡大図である。 図3は図2の釣竿のみの上面である。 図4は図2の釣竿のみの部分破断側面図である。 図5は図2の釣竿のみの下面図である。 図6はリール装着部本体のみの側面図である。 図7は図6の縦断面図である。 図8は図6の矢視線H−Hによる横断面図である。 図9は図6の矢視線I−Iによる横断面図である。
符号の説明
10 竿管(竿杆)
20 リール装着部
22 リール装着部本体
22B 曲面状下面
22K 凹部(幅狭部分)
22R1 稜線
22S リール脚載置部
24 ナット
F1 固定フード
F2 移動フード

Claims (2)

  1. 竿杆を挿通させ、リール脚を載置するリール脚載置部を上面に形成し、該リール脚載置部の後部に固定フードを設けたリール装着部本体を有し、固定フードに対向して前部に移動フードを設け、リール装着部本体には、固定フードとは径方向反対側にトリガーを設けたリール装着部を有する釣竿であって、
    リール装着部本体は、トリガーの前方に、幅方向の中央部から幅方向の両側部に近づくに従って上方にせり上がる曲面状の下面を有し、
    リール装着部本体は、リール脚載置部の長さ方向中央領域に対応する位置おいて、前後の領域に比べて平面視幅の狭い凹部を含めて、後側の領域に比べて平面視幅が狭い幅狭部分を有し、
    トリガーの突出方向とは反対側のリール装着部本体上部には幅方向に膨出した側方膨出部が設けられており、該側方膨出部の稜線は前方に向かって斜め下方向に延伸して前記曲面状下面の両側部の稜線となり、長手方向位置では前記幅狭部分の位置にまで至っており、
    該稜線は該幅狭部分の下側に位置し、
    該幅狭部分の横断面における側面傾斜は、上下方向を許容しつつ上側が竿杆側に傾斜し、この傾斜角度は上下方向の0度から20度までの範囲である
    ことを特徴とするリール装着部を有する釣竿。
  2. 前記幅狭部の位置に対応する前記稜線は、竿杆中心軸線の高さ以下に位置している請求項1記載のリール装着部を有する釣竿。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018161061A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 グローブライド株式会社 リールシート
US20230072935A1 (en) * 2021-09-03 2023-03-09 Globeride, Inc. Fishing rod handle member and fishing rod
CN115777642A (zh) * 2021-09-10 2023-03-14 古洛布莱株式会社 钓竿用手柄部件及钓竿

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