JP2010053775A - 内燃機関における燃料噴射弁の取付け装置 - Google Patents

内燃機関における燃料噴射弁の取付け装置 Download PDF

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Takayuki Suzuki
隆之 鈴木
Kazunori Kawabata
和典 川端
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】燃料噴射弁2の先端部分6に,ガスケット11を,前記燃料噴射弁のシール座面7に密接するように嵌め装着し,前記燃料噴射弁2を,シリンダヘッド1における装着孔3内に,前記ガスケットを軸線方向に押圧するように挿入する場合に,前記ガスケットによる気密性の向上と,その腐食を低減する。
【解決手段】前記先端部分6のうち前記ガスケット11よりも前記燃焼室側の部分に,金属板製の補助ガスケット12を嵌め装着し,この補助ガスケットの内周部分12aを前記燃焼室の方向に斜めに屈曲し,更に,前記補助ガスケットを,その内周面12bにおける前記先端部分6への密接にて前記先端部分6から抜け落ちないように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は,内燃機関における燃料噴射弁を,内燃機関におけるシリンダヘッドに対して着脱可能に取付けるための装置に関するものである。
従来における燃料噴射弁の取付け装置は,例えば特許文献1の図2等に記載されている構成である。
すなわち,前記燃料噴射弁を,その大径の本体部分と燃料室への燃料噴射孔を有する小径の先端部分との間に,軸線と直角のシール座面を設けて成る構造にして,その先端部分に,銅等の軟質金属にてリング状に構成したガスケットを,当該ガスケットが前記シール面に密接するように嵌め装着し,この燃料噴射弁を,シリンダヘッド側に予め設けられている装着孔内に挿入して,前記ガスケットをその軸線方向に押圧することにより気密性(シール性)を確保するという構成にしている。
特開2002−106444号公報
しかし,従来の構成において,ガスケットは,燃料噴射弁における小径の先端部分に,適宜の隙間を持って緩く嵌め装着するという構成であることにより,燃焼室における高温高圧の燃焼ガスが,前記ガスケットのうち前記燃料噴射弁におけるシール座面に密接する部分にまで侵入して,この部分が腐食することにより,前記ガスケットにおける気密性(シール性)が低下するおそれが大きいという問題がある。
また,前記ガスケットは,燃料噴射弁における小径の先端部分に,適宜の隙間を持って緩く嵌め装着するという構成であることにより,前記燃料噴射弁を,その先端部分に前記ガスケットを嵌め装着した状態で,シリンダヘッド側の装着孔に挿入することは,その途中において,前記ガスケットが前記先端部分から抜け落ちることになる。
そこで,従来においては,シリンダヘッド側の装着孔内に,先ず,前記ガスケットを装填し,次いで,前記燃料噴射弁を挿入するようにしているが,前記装着孔内にガスケットを装填したか否かは容易に確認することができないから,前記ガスケットを装填したか否かの確認に多大に手数を要するばかりか,前記ガスケットを装填しないままで燃料噴射弁を取付けることを招来するおそれが大きいという問題があった。
本発明は,これらの問題を解消した燃料噴射弁の取付け装置を提供することを技術的課題とするものである。
この技術的課題を達成するため本発明は,
「燃料噴射弁のうち燃料室への燃料噴射孔を有する先端部分に,軟質金属製のガスケットを,当該ガスケットが前記燃料噴射弁のうち前記先端部分の付け根部に設けたシール座面に密接するように嵌め装着し,前記燃料噴射弁を,シリンダヘッドにおける装着孔内に,前記ガスケットを軸線方向に押圧するように挿入する構成にした燃料噴射弁の取付け装置において,
前記燃料噴射弁における先端部分のうち前記ガスケットよりも前記燃焼室側の部分には,金属板製の補助ガスケットが嵌め装着されており,この補助ガスケットは,その内周部分が前記燃焼室の方向に斜めに屈曲されており,更に,その内周面が前記先端部分に密接することで前記先端部分から抜け落ちないように構成されている。」
ことを特徴としている。
この構成において,前記燃料噴射弁における先端部分には,先ず,ガスケットを嵌め装着し,次いで,補助ガスケットを嵌め装着することにより,前記ガスケットは,前記補助ガスケットによって,前記先端部分から抜け落ちることがないように保持されるから,この状態で,前記燃料噴射弁を,シリンダヘッドにおける装着孔に挿入することで取付けできる。
前記ガスケットは,前記燃料噴射弁における先端部分に,当該燃料噴射弁をシリンダヘッドに対して取付ける以前において嵌め装着され,この嵌め装着した状態が補助ガスケットにて保持されていることにより,このガスケットの燃料噴射弁における先端部分への嵌め装着の有無を,至極容易に認識することができるから,前記ガスケットを嵌め装着しないままで前記燃料噴射弁の取付けが行われることを確実に低減できる。
しかも,前記補助ガスケットにおける内周部分は,燃焼室の方向に斜めに屈曲されていることにより,この補助ガスケットを,前記燃料噴射弁における先端部分に嵌め装着することが容易にできるから,その嵌め装着の作業性を向上できる。
その上,前記補助ガスケットにおける内周部分は,燃焼室の方向に斜めに屈曲されていることに加えて,その内周面は,前記燃料噴射弁における先端部分に密接していることにより,燃料噴射弁をシリンダヘッドに取付けた状態において,前記補助ガスケットの内周面は,当該補助ガスケットのうち斜めに屈曲した内周部分に前記燃焼室における高圧の燃焼圧が作用することで,前記燃料噴射弁における先端部分に対してより強く密接されることになるから,前記ガスケットにおける気密性(シール性)を前記補助ガスケットによって確実に向上できるとともに,高圧の燃焼ガスによる前記ガスケットの腐食を,前記補助ガスケットによって大幅に低減できる。
以下,本発明の実施の形態を,図1〜図3の図面について説明する。
これらの図において,符号1は,内燃機関におけるシリンダヘッドを,符号2は,燃料噴射弁を各々示す。
前記シリンダヘッド1には,前記燃料噴射弁2を挿入して取付けるための装着孔3が,燃焼室4に開口するように穿設されている。
一方,前記燃料噴射弁2は,大径の本体部分5と,前記燃料室4への燃料噴射孔を有する小径の先端部分6とを備え,前記先端部分6における付け根の部分に,軸線と直角にしたシール座面7を設けて成る構成である。
また,シリンダヘッド1における装着孔3は,前記燃料噴射弁2における先端部分6が挿入される小径部分8と,前記燃料噴射弁2における本体部分5が挿入される大径部分9とによって構成され,前記小径部分8と大径部分9との間には,軸線と直角にしたシール座面10を設けている。
前記燃料噴射弁2における先端部分6には,銅等の軟質金属にてリング状に構成したガスケット11が,当該ガスケット11が前記シール座面7に密接するように嵌め装着されている。
更に,前記燃料噴射弁2における先端部分6のうち前記ガスケット11よりも前記燃焼室4側の部分には,金属板製にてリング状に構成した補助ガスケット12が,嵌め装着されている。
この補助ガスケット12は,その内周部分12aが前記燃焼室4の方向に斜めに屈曲されており,更に,その内周面12bが前記燃料噴射弁2における先端部分6に密接するとにより,前記先端部分6から容易に抜け落ちることがないように構成されている。
この構成において,前記燃料噴射弁2における先端部分6に,図3に示すように,先ず,ガスケット11を嵌め装着し,次いで,補助ガスケット12を嵌め装着することにより,前記ガスケット11を,前記補助ガスケット12によって,前記先端部分6から抜け落ちることがないように保持できるから,この状態で,前記燃料噴射弁2を,シリンダヘッド1における装着孔3に挿入することにより,前記燃料噴射弁2を前記シリンダヘッド1に対して,図1に示すように,前記ガスケット11及び補助ガスケット12の両方を前記燃料噴射弁2におけるシール座面7と,前記シリンダヘッド1の装着孔3におけるシール座面10とで軸線方向に押圧するように挟んだ状態にして取付けることができる。
この取付け状態において,前記補助ガスケット12の内周面12bは,当該補助ガスケット12のうち斜めに屈曲した内周部分12aに前記燃焼室における高圧の燃焼圧が作用することで,前記燃料噴射弁2における先端部分6に対してより強く密接されることになるから,前記補助ガスケット12によって,前記ガスケット11における気密性(シール性)を向上できるとともに,前記ガスケット11の燃焼ガスによる腐食を低減できる。
なお,前記補助ガスケット12は,ステンレス鋼等のような耐腐食性を有する高価な金属板製にすることに限らず,炭素鋼板等のように耐腐食性の低い廉価な金属板製にして,その表面を,ニッケル等の耐腐食性を有する金属によるメッキ又はコーティングを施すことで,耐腐食性を向上したものに構成することができる。
また,前記補助ガスケット12には,図示したように,その外周部と前記斜めに屈曲した内周部分12aとの間の部分に,前記ガスケット11に向かって突出する環状の隆起部13を設けることにより,気密性(シール性)を更に向上するという構成にしている。
本発明の要部を示す縦断正面図である。 分解した状態を示す図である。 燃料噴射弁に二つのガスケットを嵌め装着した状態を示す図である。
符号の説明
1 シリンダヘッド
2 燃料噴射弁
3 シリンダヘッドの装着孔
4 燃焼室
5 燃料噴射弁の本体部分
6 燃料噴射弁の先端部分
7 燃料噴射弁のシール座面
10 装着孔のシール座面
11 ガスケット
12 補助ガスケット
12a 補助ガスケットの内周部分
12b 補助ガスケットの内周面

Claims (1)

  1. 燃料噴射弁のうち燃料室への燃料噴射孔を有する先端部分に,軟質金属製のガスケットを,当該ガスケットが前記燃料噴射弁のうち前記先端部分の付け根部に設けたシール座面に密接するように嵌め装着し,前記燃料噴射弁を,シリンダヘッドにおける装着孔内に,前記ガスケットを軸線方向に押圧するように挿入する構成にした燃料噴射弁の取付け装置において,
    前記燃料噴射弁における先端部分のうち前記ガスケットよりも前記燃焼室側の部分には,金属板製の補助ガスケットが嵌め装着されており,この補助ガスケットは,その内周部分が前記燃焼室の方向に斜めに屈曲されており,更に,その内周面が前記先端部分に密接することで前記先端部分から抜け落ちないように構成されていることを特徴とする内燃機関における燃料噴射弁の取付け装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8338503B2 (en) 2010-03-10 2012-12-25 Hiroshi Ando Moldable resin for dental use
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JP2016183666A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 いすゞ自動車株式会社 内燃機関の燃料噴射ノズルのシール構造、内燃機関、及び内燃機関の燃料噴射ノズルのシール方法
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