JP2010066473A - 画像形成装置 - Google Patents

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和彦 結城
Atsuya Ojimi
篤哉 大慈彌
Kazuhisa Sudo
和久 須藤
Shinichi Kawahara
真一 川原
Noriyuki Koinuma
宣之 鯉沼
Masaki Sukesako
昌樹 助迫
Kosuke Yamamoto
幸輔 山本
Takehide Mizutani
武英 水谷
Takashi Yoshida
隆司 吉田
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Abstract

【課題】現像装置、感光体を増やすことなく、低着色度トナーを使用した高画質モードか通常着色度トナーを使用した画質モードかを自由に選択することができる。
【解決手段】トナーエンドでなく(S3のNO)、現在のトナーが前回のトナーカートリッジと異なる場合(S4のYES)は、次にユーザー選択モードが画質優先かどうかを判断し、画質優先時(S5のYES)は、トナー排出モードを実行し(S6)、排出してからトナー補給モードを実行する。排出モードは消費パターンを感光体上に作成して、感光体上のトナーをクリーニングする(S7)。排出モードはトナーエンドレベルまで行い(S8のYES)、トナー補給を行う(S9)。その後、濃度調整モードを行い(S10)、終了する。
【選択図】図5

Description

本発明は、静電複写装置、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
画像形成装置の最近の進歩とともに、市場或はユーザーのニーズのレベルも高くなり、従来の4色画像形成装置に対して色数を増やす電子写真方式の画像形成装置が提案され、その一部は既に実現されている。それらは、従来の一般的なシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色に加え、例えば赤、青、緑や、金、銀、蛍光色等の特色に対応するものや、インクジェット方式では一般的である淡いブラック、淡いシアン、淡いマゼンタ等を加えるもの等様々である。目的はそれぞれ画質的に色再現範囲の向上や低コントラストの再現性向上である。具体的には、以下のような構成で行っている。
特許文献1には、感光体の数を減らすために1つの感光体に対して2つの現像を有し、それぞれ同系列の低濃度トナーと高濃度トナーを使用し、低濃度トナーは非磁性一成分方式を用い、高濃度トナー用の現像器は2成分磁気ブラシ現像方式を用いて、低濃度トナー現像機は高濃度の上流側にし、高画質化と装置の小型化、低コスト化を計ることが記載されている。
特許文献2には、濃淡ステーションを隣接して配置し、中転ベルト上で重ねあわせることにより、色の諧調性が保たれ発色がよくなり、モノクロ画像の形成が容易滑効率的、また濃淡いずれか一方でカラー画像を形成する画像形成装置が記載されている。
トナー入れ替えについては、特許文献3〜5に開示されており、特許文献3には、低画像面積等でトナーが劣化した場合に、画像面積と現像動作時間等により劣化したトナーと新品トナーの入れ替えを自動的に行うことが記載されている。
特許文献4には、長期の保管により現像剤の帯電量が低下した場合、初期剤設定後にトナー入れ替えモードを行うことが記載されている
特許文献5には、 転写ベルト上のフォトセンサにより、地汚れトナーの発生、(剤劣化レベル)を検知し、劣化したトナーと新品トナーの入れ替えを自動的に行うことが記載されている。
画質について、特許文献6には、濃淡2種類の色材を用いて、画像を形成する場合に、淡色材の濃度を最適に設定し、全諧調において粒状性をよくする。濃淡2種類の色材を用いて画像を形成する場合に淡色材の濃度を最適に設定することにより全階調範囲において粒状性のよい画像を得ることが記載されている。
一般的な電子写真装置は、一様に帯電した感光体の表面を光ビームで露光して静電潜像を形成し、この静電潜像を現像したトナー像を記録紙に転写し、定着して印刷物を得るように構成される。感光体の表面を露光する光ビームは、レーザダイオードで発生した光を集光して得たものであり、スキャナモータに取付けられて高速回転する多面体のポリゴンミラーで反射して偏向走査し、F−θレンズで所定の径に絞って感光体の表面に照射されて感光体の表面を走査露光する光スポットを形成する。静電潜像を現像する現像器の現像剤は2成分現像の場合はキャリアとトナーの混合物であり、1成分現像方式の場合はトナー単独であり、トナーが静電潜像に付着してトナー像を形成する。
さらにデジタル方式の画像形成装置においては、像露光は例えばパルス幅変調されたドットによって像露光が行われ、ドット部分にトナーが付着する反転現像が行われる。ドット部分に付着するトナー量は、像形成体上のドット部分の面積や電位の状態とこれに対しての現像バイアスやトナーの有する電荷の状態等によって定まる。
像形成体上に像露光手段によって記録される高濃度の画像部分は、単位面積当たりのドット数も多く、1ドットの大きさも大きい。一方、低濃度の画像部分は、単位面積当たりのドット数も少なく1ドットの大きさも小さい。このことによって現像後は像形成体上の高濃度の画像部分にはトナー付着量は多く、低濃度の画像部分にはトナー付着量は少ない。記録画像の濃淡の差異は、像形成体上に現像によって付着する面積当たりのトナーの付着量の多少によって表現されている。
そのため、通常の高着色度トナーを用いた場合、良好な階調性をもった画像形成を行うことは困難である。特にハイライト部(低濃度部)ではドットが小さいことから、単位面積当たり極少量のトナーの付着は不安定であり、画像ムラが生じ易く、かつ安定した階調性を求めることは困難である。また高濃度部でトナーは、過剰なトナーの付着状態にあって画像濃度は飽和し易く、広い領域(ダイナミックレンジ)での階調性がでないという問題を有する。
その対策として、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒色(K)の各々の淡色(以下低着色度トナー)と濃色(以下通常トナー)の2種類のトナーを用いて像形成体上に現像を行う画像形成装置が、特許文献2等にて提案されている。
しかしながら、低着色度トナーと通常トナーを同一の機械にいれようとすると、現像装置、感光体装置等を増やすことなり、機械が大きくなるという不具合が生じる。また、低着色度トナーだけで、通常トナーを再現しようとすると、付着量が多く必要となり、トナー消費量が増え、ユーザーの負担となってしまうという不具合が発生する。
特開2005−250044号公報 特開2002−148893号公報 特許3757612号公報 特開2001−100505号公報 特開2003−215867号公報 特開2006−189727号公報
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、現像装置、感光体を増やすことなく、低着色度トナーを使用した高画質モードか通常着色度トナーを使用した画質モードかを自由に選択することができる画像形成装置を提供することを目的とする。すなわち、階調性に優れたカラー画像か低コストのカラー画像かをユーザーが容易に選ぶことができる。さらに、装置の新品時だけでなく、経時でも所望のトナーをユーザーが自由に選択できる画像形成装置を提供することを目的とする。
すなわち、以下の(1)ないし(11)の発明によって、上記課題は解決される。
(1)本発明の画像形成装置は、像担持体と、この像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、前記像担持体上の潜像をトナーを含む現像剤で現像する現像手段とを有し、同系色で着色度が異なる複数種のトナーそれぞれを収納するトナー収納手段の装着が可能な画像形成装置において、現像剤中のトナーを入れ替えるトナー入れ替えモードを有することを特徴とする。
(2)本発明の画像形成装置は、前記(1)に記載の画像形成装置において、異なる着色度のトナーを収納するトナー収納手段を装着したときに、前記トナー入れ替えモードを実行することを特徴とする。
(3)本発明の画像形成装置は、前記(1)又は(2)に記載の画像形成装置において、前記トナー入れ替えモードは、現像剤中のトナーの排出モードを実行した後、トナーの補給モードを実行することにより行うことを特徴とする。
(4)本発明の画像形成装置は、前記(3)に記載の画像形成装置において、現像剤中のトナーの排出モードにて排出したトナーを再利用することを特徴とする。
(5)本発明の画像形成装置は、前記(1)ないし(3)のいずれかに記載の画像形成装置において、新たに装着したトナー収納手段よるトナー補給モードを実行した後、濃度調整モードを実行することを特徴とする。
(6)本発明の画像形成装置は、前記(1)ないし(5)のいずれかに記載の画像形成装置において、前記トナー入れ替えモードの実施、不実施を選択する手段を有することを特徴とする。
(7)本発明の画像形成装置は、前記(1)ないし(6)のいずれかに記載の画像形成装置において、現在装着しているトナー収納手段中のトナーの情報を操作部に表示することを特徴とする。
(8)本発明の画像形成装置は、像担持体と、この像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、前記像担持体上の潜像をトナーを含む現像剤で現像する現像手段とを有し、同系色で着色度が異なる複数種のトナーそれぞれを収納するトナー収納手段の装着が可能な画像形成装置において、トナー補給経路のトナーを入れ替える補給経路トナー入れ替えモードを有することを特徴とする。
(9)本発明の画像形成装置は、前記(8)に記載の画像形成装置において、異なる着色度のトナーを収納するトナー収納手段を装着したときに、補給経路トナーの排出モードを実行することを特徴とする。
(10)本発明の画像形成装置は、前記(8)又は(9)に記載の画像形成装置において、現像装置を入れ替えた後に、補給モードを実行することを特徴とする。
(11)本発明の画像形成装置は、前記(8)ないし(10)のいずれかに記載の画像形成装置において、新たに装着したトナー収納手段によるトナー補給モードを実行した後、濃度調整モードを実行することを特徴とする。
本発明の画像形成装置が、現像剤中のトナーを入れ替えるモードを有することで、装置の新品時だけでなく、経時にでも低着色度トナーを使用した高画質モードと通常着色度トナーを自由に選択でき、階調性に優れたカラー画像か低コストにするかをユーザーが容易に選ぶことができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものであり、以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
本発明の例としてフルカラー画像形成装置で説明する。図1は、この画像形成装置の4つの作像ユニットが並列配置された作像系の全体概略図である。
本発明の画像形成装置の一実施形態である複写機は、原稿を搬送する原稿搬送装置(ADF)500、原稿読み取り用のスキャナー部400と、このスキャナー部から出力されるデジタル信号を電気的に画像処理部で処理して、該画像処理部から出力されるデジタル信号に基づいて画像を記録紙上に形成するプリンタ部300からなっている。スキャナー部400においては、原稿載置台上に置かれた原稿の画像は、照射ランプ、ミラー、レンズを介してカラーCCD36によって読み取られ、そのデータが画像処理部に送られる。画像処理部においては、このデータに必要な処理が施され、画像信号に変換され、プリンタ部300へ送られる。
プリンタ部300においては、イエロー,シアン,マゼンタ,ブラック作像ユニット10Y、10C、10M、10Kを4つ並列に配置すると共に、その4つの作像ユニット10に対して1つの中間転写体としての中間転写ベルト21と1つの二次転写ローラ23を配設している。この画像形成装置100を構成する作像ユニット10の一例としてイエローの作像ユニット10Yの構成について説明する。特に補足説明がない限り他のシアン作像ユニット10C、マゼンタ作像ユニット10M、ブラック作像ユニット10Kも同等の構成・動作となっている。作像動作が開始されると、イエロー作像ユニット10Yでは、像担持体である感光体11Yは帯電装置12Yにより表面を一様に帯電される。そして帯電後の感光体11Yには光書き込みの露光装置20からの露光によりフルカラー原稿のイエロー成分画像の静電潜像が形成され、その静電潜像はイエロー現像装置13Yによりイエロートナーで顕像化される。また、所定の時間差でシアン作像ユニット10C、マゼンタ作像ユニット10M、ブラック作像ユニット10Kにおいても同様の作像動作が行われ、シアン,マゼンタ,ブラックの各色のトナー像が各感光体11上に形成される。各作像ユニット10において感光体11上に形成されたトナー像Y,C,M,Kを、中間転写ベルト21上で1つのフルカラー画像として重ねまとめるために、この中間転写ベルト21の裏面側には各作像ユニット10の感光体11の対向位置に転写ローラ14を配置し、転写ローラ14に所定の転写バイアスを印加することによって、各作像ユニット10のトナー像を順次中間転写ベルト21に重ねて転写させる。
中間転写ベルト21への転写後の各作像ユニット10内の感光体11は、図示しない光除電ユニットにより表面電位を除電され、感光体11に残留した転写残トナーはクリーニング装置15の図示しないクリーニングブレードにより除去され、前述の帯電装置12で帯電される、といった一連の作像サイクルを繰り返す。ベルト転写後、感光体11表面は光除電ユニットで除電された後、クリーニング装置15においてトナーなどの残留物を除去している。クリーニング装置15で除去されたトナーは廃トナー搬送経路を経て廃トナー収容槽に搬送される。
帯電装置12は、感光体11に対向配置される帯電部材を接触させて所定の直流電圧(DC)を印加させて感光体11表面を均一帯電させる接触帯電方式であり、帯電部材には弾性樹脂ローラを用いている。感光体回転方向において感光体表面での露光位置から現像位置の間の感光体表面に対向した位置に非接触型の電位センサを設置し、所定の帯電電位および潜像電位になるように帯電バイアス値および露光量を調整する。
記録紙へのフルカラートナー像の記録紙への転写後に中間転写ベルト21の表面に残留したトナーや紙粉等の付着物は、中間転写ベルトクリーニング装置22の図示しないクリーニングブラシローラやクリーニングブレードにより除去され、先述の感光体廃トナーと同様に廃トナー収容部に搬送される。中間転写ベルト21、転写ローラ、転写バイアス電源、ベルト駆動軸などを内包する転写ユニット内に設置されたテンションローラがカム機構によって転写ベルトにテンションを与えるもしくは解除することにより、転写ベルトは各作像ユニット10の感光体11と接触した状態と離間した状態に変更可能になっている。これにより機械動作時には各作像ユニットの感光体11が回転するのに先立って接触状態に、機械停止時には感光体11から離間した状態にしている。中間転写ベルトへトナー像を転写した後、感光体表面は光除電ユニットで除電され、クリーニング装置15において、最初に(クリーニングユニット内において感光体回転方向において上流位置)で感光体回転方向とカウンター方向にブラシローラを接触回転させて感光体上の残トナーおよび付着物を掻き乱して感光体11との付着力を弱め、その下流位置においてゴム弾性体でできたブレードを感光体11に接触させて、前述の乱されたトナーや付着物を除去している。
その後、中間転写ベルト21に転写されたトナー像は、そして1つのフルカラー画像となった中間転写ベルト21上のトナー画像を所定のバイアスが印加される二次転写ローラ23との間にタイミングを合わせて搬送されてくる記録紙上に転写される。転写装置としては、一次転写ローラ14、二次転写ローラ23、中間転写ベルト21、ベルトクリーニング装置22等を有している。その後、記録紙は定着装置25に搬送され、加熱・加圧されて記録紙上のトナー像が定着され、フルカラー画像が出力される。
図1おいて、21aは従動ローラ、21bは駆動ローラ、24は搬送ベルト、40は給紙カセット、42はピックアップローラ、45は分離ローラ、47は搬送ローラ、48は排紙ローラ、49はレジストローラ、200は給紙装置である。
初めに、着色度が異なるトナーの付着量M/Aと画像濃度IDの関係を説明する。低着色度トナーを用いた場合の画質に対する効果を図2−1ないし図2−4を参照して説明する。粒径4〜5μmのトナーを用いた場合の、付着量M/Aと画像濃度IDの関係を図2−1に示す。トナーAは通常の着色度のトナーであり、トナーB及びトナーCは低着色度トナーである。トナーBの着色度はトナーAの着色度の約1/2であり、トナーCの着色度はトナーAの着色度の約1/3である。
トナーAが、付着量M/A=0.4(mg/cm)のときに画像濃度ID=1.4になるのに対し、トナーBはM/A=0.4(mg/cm)のときにID=0.8〜0.9程度であるので、トナーBの付着量を2倍のM/A=0.8(mg/cm)とするとID=1.4となる。
ハイライト部(低濃度部)でのドット画像と実際に出力画像の面積から計算したドット径、ドット径の標準偏差、ドットバラツキ(ドットバラツキ=ドット径の標準偏差/ドット径平均値)をまとめた表を図2−2に示す。図2−2に示すように、トナーAでは1by3画像(1ドット書いて3ドット空けるパターン)であったのに対し、1/2の着色度のトナーBを用いた場合は、トナーAと同一濃度にするには画像面積2倍となり、トナーAをトナーBに替えることによって、とでドットバラツキは5.7%→3.5%(62%)、3.5%→2.0%(57%)に改善されたことがわかる。
次に、ざらつき感(粒状性を表す指標)としての粒状度について説明する。この粒状度は、たとえばスキャナで読み取った画像を空間周波数成分に変換して、視覚の空間周波数特性(VTF)による補正と、画像の平均明度による補正を行うことで計算される。ただし、粒状度の値というのは、その値自体に物理的な意味があるわけではないので、0.05といったような具体的な値は、粒状度の計算方法によって異なる。
粒状度の算出結果を、平均明度に対してプロットしたものを図2−3に示す。粒状度の数値が低いほど粒状性が良いことを意味する。
図2−3において曲線A1は、トナーA(付着量Mの通常トナー、目的とするIDにおける付着量が、たとえばM/A=0.4mg/cm)のについての粒状度の算出結果をプロットして得られた曲線であり、曲線B1は、トナーB(付着量M/A)についての粒状度の算出結果をプロットして得られた曲線である。図2−3から以下のことがわかる。
曲線B1と曲線A1との対比から、トナーB(付着量M/A)は、トナーA(付着量M/A)より低明度側で低粒状度にシフトしており、粒状性が向上していることがわかる。しかし、本発明ではトナーAを用いず、トナーBだけでID=1.4を達成することが目的なので、トナーB(付着量2M)も必要となる。図2−3における曲線B2線と曲線A1の対比から、トナーB(付着量2M/A)はトナーA(付着量M/A)と全く同じ粒状度となることがわかる。
たとえば、Bk系色として、ライトブラック(以下Lk)と2Lk(付着量の2MのLk)との切替の場合、トナーBだけでID1.4とした場合は概ね図2−3に曲線B3で示すトナーB(付着量(M+2M)/A)のようなプロットとなる。この例ではLkと2Lkの切替は平均明度50程度のところで行っている。この場合でも粒状度は向上していることがわかる。
画像処理におけるテナーの切替タイミングについて、図2−4を参照して説明する。従来の濃トナー(Bk)のみを用いる場合、中間調の画像は、画像面積率を下げて濃トナー(Bk)を使用することにより得ることができる。淡トナーと濃トナーの2種類のトナーを使用する場合は、中間調の画像は淡トナーで表し、淡トナー100%以上の濃度からは濃トナーも使用して中間調の画像を再現している。この場合、いずれのトナーも付着量M/Aは0.3mg/cm以下である。
本発明では淡トナー(Lk)のみを使用して、濃トナー分を淡トナーの付着量の2倍の付着量(M/A=0.6mg/cm)で使用し、淡トナーと濃トナー2種類を使用した場合と同じように使用する。一例として、淡トナー100%以上の濃度からは淡トナーを2倍付着量で使用して画像を再現している。
着色度の異なるトナーを検知する方法、画像制御方法は以下のとおりである。印字速度(1分当りのコピー枚数:cpp)や機械内部レイアウト形状が異なるコピー機種:X1、Y1、Z1を用いた場合について図3−1ないし図3−7、図4を参照して説明する。これらのコピー機は、トナーカートリッジ形状も異なっているが(図3−1)、このX1シリーズの本体側はいずれのカートリッジも搭載可能であり、各トナーカートリッジにある情報記録媒体1(IDチップ、ICタグ等)を本体側トナーカートリッジ受け部にある情報認識手段2で読み取ることができる(図3−2)。図3−2において3は現像部である。
新品カートリッジをコピー機本体に装着すると、カートリッジの情報記録が読み取られ、前回とカートリッジ種類が異なる場合は、情報記録にあるトナー種情報に基づき、付着量制御関数:f(x)を設定する。
付着量制御関数:f(x)は図4に示すような現像ポテンシャルを得るための関数式である。たとえばトナーAではベタ印刷はVla−Vbで狙いベタM/Aとしているが、トナーBでは、中間調(淡色ベタ)はVlb−VbでM/Aを確保し、ベタ印刷(濃色ベタ印刷)はその2倍のVla−VbでM/Aを確保している。これらはパルス幅変調されたドットによって頁内で1種類のベタを作成している。
またトナーCについては中間調(淡色ベタ)はVlc−VbでM/Aを確保し、ベタ(濃色ベタ)はその3倍のVla−VbでM/Aを確保している。これはトナーの総量が多く、光沢が高くなるため、ユーザーの好みにより2倍等に規制することが選択できる。
トナー種Oのときは付着量制御関数f(1)を、トナー種Pのときは付着量制御関数f(2)を、トナー種Qのときは付着量制御関数f(3)を選び設定する。前回と同じカートリッジの場合は設定はそのままである(図3−3)。トナー種O、P、Qはたとえばトナー着色度A、B、C等である。
同一シリーズの機種の場合、機械内部レイアウトやトナーカートリッジ形状が同じである(図3−4)が、トナーが異なる場合がある。これは高画質を望む市場要求が多く、トナー製造技術や低コスト技術が上がり、粉砕トナーから重合トナーやトナー小着色度化が進むからである。
既に市場に出ているシリーズ機の旧型タイプ(X1機)でも、シリーズ機の新機種(X3機)でも、トナーカートリッジ情報記録により、情報記録にあるトナー種情報に基づき、付着量制御関数値を設定する。
カラー機であれば、色毎に互換可能にする(色が異なる場合は非互換にする)。またトナー種が粉砕トナーの場合は、粉砕トナーだけがセットできるように互換性を持たせる。図3−5において、OがトナーA、PがトナーBというようにする。トナーカートリッジ情報記録により、情報記録にあるトナー種情報に基づき、付着量制御関数値を設定する。
3種類のトナー(たとえばトナーA、B、C)を収納するトナーカートリッジ5A、5B、5Cが本体に装着可能であり、トナーカートリッジ5A、5B、5Cからトナー補給タンク部4に補給可能であり、使用時は切り替えて補給タンク部4、現像部3に補給する(図3−6)。トナーカートリッジ情報記録により、情報記録にあるトナー種情報に基づき、付着量制御関数値を設定する。
装着されるトナーカートリッジは本体の制御装置と通信可能な電子部品を有し、電子部品にはトナー収納手段に充填されているトナー着色度に関する情報が記憶されており、トナーカートリッジ情報記録により、情報記録にあるトナー種情報に基づき、付着量制御関数値を設定する(図3−1、3−2、3−4)。
<実施の形態1>
本発明の実施の形態1について、図5を参照して説明する。フローチャートは現像剤中トナーの入れ替えモードの動作を示す。トナー入れ替えモードを行う理由としては、ユーザーが所望の時期に所望のトナーに交換した場合、現像剤中のトナーも入れ替えないとトナーが混合してしまうため、得られる画像が目的とする画像とでずれが生じるからである。
まず、ユーザーが使用したいトナーをセットした後(S1)、セットしたトナーが何であるのかを操作部、プリンタ印刷時の画面上に表示させる(S2)。
交換がトナーエンドであるかの確認をする(S3)。トナーエンドでのトナー交換の時は特にトナー入れ替えモードは必要なく、トナー補給モード実行(S9)、濃度調整モード実行(S10)というトナーエンドリカバリ動作を行う。
トナーエンドではない場合(S3におけるNO)は、現在のトナーが前回のトナーカートリッジ中のトナーと異なるかどうかを判断する(S4)。同じ場合(S4におけるNO)は終了し、通常に使用可能とする。異なる場合(S4におけるYES)はトナー入れ替えモードを行う。
異なる場合、次にユーザー選択モードが画質優先か、画質優先ではないか(コストと待ち時間優先か)を判断し(S5)、画質優先になっていない場合(S5におけるNO)は終了し、通常に使用可能とする。画質優先時(S5におけるYES)はトナー入れ替えを行う。画質優先かコストと時間優先かどうかは予めユーザーが設定できる。例ではデフォルトは画質優先としている。
トナーの入れ替えモードを実行する場合、現像剤中トナーの無駄な消費や入れ替え時の待ち時間が課題となるが、ユーザーが目的とする画像を出力することができる。これを画質優先とする(S5におけるYES)。トナーの入れ替えモードを実行せずに、そのままトナーをセットすればトナーの混合が課題となるが、トナーの無駄や待ち時間はなく、ユーザーが直ちに使用できるという利点がある。コストと時間優先であるため、これを画質優先しない状態とする(S5におけるNO)。
トナー入れ替えモードはまずトナー排出モードを実行(S6)し、排出してからトナー補給モードを実行する。この順番で行うことで排出/補給を同時に行うよりも入れ替え時間を短縮している。
排出モードは消費パターンを感光体上に作成して、転写しないように転写部を感光体から離間し、感光体上のトナーをクリーニングする(S7)。排出モードはトナーエンドレベルまで行う(S8)。
具体的には現像ユニット内のトナー濃度相当の値を透磁率センサ値(以下Vtで表示)で検出し、キャリア付着等の異常が発生しない下限トナー濃度までトナーを消費する。本実施の形態ではトナーエンドレベルとし、Vref+α値(Vref:トナー入れ替えモード実行直前のトナー濃度制御基準値、α:異常が発生しないと期待されるトナー濃度低下量{実験的に決定される})のαはTC(トナー濃度)3質量%相当分である。0.4V/質量%の感度をもつセンサの場合は1.2Vまで消費する。
下限限界トナー濃度(例はトナーエンドレベル)に達成を判断した後、消費と同等なトナー量として消費前のVt値と同等になるようにトナー補給を行う(S9)。その後、画像濃度や現像γ特性等を調整するために、濃度調整モードを行い(S10)、終了する。
<実施の形態2>
本発明の実施の形態2は、図3−7に示す構成である。動作としては図5に示すフローチャートと同じであるが、排出したトナーをクリーニング後、リサイクルトナー経路を通り、トナーAのカートリッジ5Aに戻す。このトナーAのカートリッジ5Aは異なるトナーの混合を避けるため、排出トナー用のカートリッジである。しかし、本発明で用いるトナーは、着色度のみが異なるトナーなので、交換前/後のトナーが混合しても、明度が目的とする明度からずれるだけであり、本実施の形態のように混合比率が少ない場合(数%以下)は問題がないため、交換前のトナーカートリッジに戻しても良い。
<実施の形態3>
本発明の実施の形態3について、図6を参照して説明する。フローチャートはトナー補給経路のトナーの入れ替えモードを示す。ユーザーが使用したいトナーをセットした後(S11)、セットしたトナーが何であるのかを操作部、プリンタ印刷時の画面上に表示させる(S12)。次いで、前回のトナーカートリッジと同じトナーかを判断する(S13)。同じ場合(S13におけるNO)は終了し、通常に使用可能とする。異なる場合(S13におけるYES)はトナー入れ替えモードを行う。
入れ替えモードにおいては、まず、トナー搬送シャッタ(トナーカートリッジのすぐに下に位置する)をONする(S14)。これにより新しいトナーカートリッジのトナーが搬送経路に漏れないようにする。
その後トナー排出モードを所定時間A秒実行する(S15)。この所定時間A秒の時間は搬送経路内トナーの搬出終了する時間である。
排出モード終了後(S16)、トナー搬送経路シャッタOFFし(S17)、新しいトナーカートリッジのトナーを補給可能な状態にする。現像装置交換可能であることを表示し(S18)、ユーザーに交換を促す。
ユーザーが現像装置を交換し(S19)、補給トナーと同じトナーの現像装置かを判断し(S20)、同じ場合(S20におけるYES)はトナー補給を行う(S21)。その後、濃度調整モードを行い、画像濃度や現像γ特性等を調整し(S22)、終了する。ここで、現像γ特性は、単位面積あたりの付着量(M/A)と画像濃度IDとの関係である。
本発明の画像形成装置においては、異なる着色度のトナーをセットした場合に、現像剤中のトナーを入れ替えるモードを実行することにより、ユーザーが所望の時期に所望のトナー(高画質トナー又は低コストトナー)をセットすれば自動的にトナーを使用できる状態にすることができる。
現像剤中のトナーの入れ替えモードは排出モードを実行後、補給モードを実行することにより、現像剤中トナー入れ替えが短時間で行うことがでる。そのため、ユーザーが所望の時期に所望のトナー(高画質トナー又は低コストトナー)をセットし、使用可能となるまでの準備時間を短くすることができる。
現像剤中のトナーの排出モードにて排出したトナーを再利用することにより、トナー交換時に排出したトナーを無駄にせず、このトナーをユーザーが使用したい時に使用できる。排出モードで排出したトナーは、クリーニング部に残っていた着色度の異なるトナーと多少混ざっているおそれがあり、新品トナーとは色に差があるおそれがあるため、別ホッパ(またはトナーカートリッジ)に戻すとさらによい。
新たにセットしたトナー補給後、濃度調整モードを実行することにより、ユーザーが所望の時期に所望のトナー(高画質トナー又は低コストトナー)をセットし、トナーを入れ替えた直後でも、安定した画像濃度となり、良好な画像品質となる。
ユーザーが所望の時期にトナーを交換すると、現像剤中トナーの入れ替えが必要となり、以下の(1)ないし(3)の課題が発生する。(1)現像剤中トナー排出による無駄なトナー発生、(2)トナーの入れ替えによる待ち時間の発生、(3)また、排出させずにそのままセットした場合、トナーが混合し、得られた画像と目的とする画像でずれが生じる。トナー入れ替えモードの実行においては上記(1)及び(2)が課題となるが、目的とする画像を得ることができる。入れ替えモードをせずに、そのままトナーをセットすれば上記(3)が課題となるが、トナーの無駄や待ち時間はなく、ユーザーがすぐに使用することができる。ナー入れ替えモードの実施、未実施を選択する手段を有することにより、ユーザーが入れ替えモード実施時は画像優先し、不実施時はコスト及び時間優先を選ぶことができる。不実施時でも着色度の異なるトナーは同系列のトナーなので、一時的に明度が目的とする明度からずれているだけであり、それ以外は画像としては問題がない。
現在セットしているトナーの情報を操作部に表示することにより、現在何のトナーを使用しているかユーザーが把握することができる。
トナー着色度が異なる複数種のトナー収納手段をセット可能である画像形成装置において、トナー補給経路中のトナーを入れ替えるモードを有することで、装置の新品時だけでなく、経時にでも低着色度トナーを使用した高画質モードと通常着色度トナーを自由に選択でき、階調性に優れたカラー画像か低コストにするかをユーザーが容易に選ぶことができる。
この画像形成装置において、異なるトナー着色度のトナーをセットした場合に、トナー搬送経路のトナーを入れ替えるモードを自動実行することにより、ユーザーの操作を減らすことができる。所望の時期に所望のトナー(高画質トナー又は低コストトナー)をセットすれば自動的にトナーを使用できる状態にすることができる。
また、前回と異なるトナー着色度のトナーをセットし、トナー補給経路を清掃した後に、補給トナーと同じトナーの現像装置をセットした後にトナーを補給することで補給経路内のトナーを有効利用できる。
また、新たにセットしたトナー補給後、濃度調整モードを実行することにより、トナーを入れ替えた直後でも、安定した画像濃度となり、良好な画像品質となる。
上記実施例において、現像条件は以下のとおりである。
<装置の条件>
現像スリーブと感光体ドラムのギャップ(以下GP):0.2〜0.6mm
現像スリーブとドクターブレードのギャップ(以下GD):0.2〜0.8mm
現像スリーブ径:10〜30mmφ
感光体線速:60〜350mm/sec
感光体線速に対する現像ローラの線速比1.0〜2.5
<現像剤>
キャリア:フェライト、平均粒径20〜70μm
トナー:ポリオール系樹脂、ポリエステル系樹脂、粒径3〜7μm
添加剤量:0.5〜2.5質量%
キャリア被覆率:20〜90%
帯電量(Q/M):10〜50μC/g
本発明の実施形態に係るフルカラー画像形成装置を示す概略構成図である。 低着色度トナーを用いた場合の画質に対する効果を説明する図である。 低着色度トナーを用いた場合の画質に対する効果を説明する図である。 低着色度トナーを用いた場合の画質に対する効果を説明する図である。 低着色度トナーを用いた場合の画質に対する効果を説明する図である。 着色度の異なるトナーを検知する方法を説明する図である。 着色度の異なるトナーを検知する方法を説明する図である。 トナー種と印字速度の関係を示す表である。 着色度の異なるトナーを検知する方法を説明する図である。 トナー種と印字速度の関係を示す表である。 着色度の異なるトナーを用いた画像制御方法について説明する図である。 着色度の異なるトナーを用いた画像制御方法について説明する図である。 付着量制御関数を説明する図である。 実施の形態1において、トナー入れ替えモードを説明するフローチャートである。 実施の形態3において、補給トナー入れ替えモードを説明するフローチャートである。
符号の説明
100 画像形成装置
200 給紙装置
300 画像形成本体
400 スキャナ部
500 原稿自動搬送装置(ADF)
10 作像ユニット
11 感光体
12 帯電装置
13 現像装置
14 一次転写ローラ
15 クリーニング装置
16 転写ローラ
20 露光装置
21 中間転写ベルト
21a 従動ローラ
21b 駆動ローラ
21c 支持ローラ
22 ベルトクリーニング装置
221 クリーニングバックアップローラ
222 クリーニングブレード
23 二次転写ローラ
24 搬送ベルト
25 定着装置
36 カラーCCD
40 給紙カセット
42 ピックアップローラ
45 分離ローラ
47 搬送ローラ
48 排紙ローラ
49 レジストローラ

Claims (11)

  1. 像担持体と、この像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、前記像担持体上の潜像をトナーを含む現像剤で現像する現像手段とを有し、同系色で着色度が異なる複数種のトナーそれぞれを収納するトナー収納手段の装着が可能な画像形成装置において、
    現像剤中のトナーを入れ替えるトナー入れ替えモードを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、異なる着色度のトナーを収納するトナー収納手段を装着したときに、前記トナー入れ替えモードを実行することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記トナー入れ替えモードは、現像剤中のトナーの排出モードを実行した後、トナーの補給モードを実行することにより行うことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、現像剤中のトナーの排出モードにて排出したトナーを再利用することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、新たに装着したトナー収納手段によるトナー補給モードを実行した後、濃度調整モードを実行することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記トナー入れ替えモードの実施、不実施を選択する手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置において、現在装着しているトナー収納手段中のトナーの情報を操作部に表示することを特徴とする画像形成装置。
  8. 像担持体と、この像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、前記像担持体上の潜像をトナーを含む現像剤で現像する現像手段とを有し、同系色で着色度が異なる複数種のトナーそれぞれを収納するトナー収納手段の装着が可能な画像形成装置において、
    トナー補給経路のトナーを入れ替える補給経路トナー入れ替えモードを有することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項8に記載の画像形成装置において、異なる着色度のトナーを収納するトナー収納手段を装着したときに、補給経路トナーの排出モードを実行することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項8又は9に記載の画像形成装置において、現像装置を入れ替えた後に、補給モードを実行することを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項8ないし10のいずれかに記載の画像形成装置において、新たに装着したトナー収納手段よるトナー補給モードを実行した後、濃度調整モードを実行することを特徴とする画像形成装置。
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