JP2010077425A - 蛍光体粉末組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】Xeガスの放電を利用した可視光発光装置の蛍光体層の材料として有利に用いることができる蛍光体粉末組成物を提供する。
【解決手段】Xeガスの放電により生成する紫外光により励起されて230〜260nmの波長範囲にピークを有する紫外光を発光する、特定の酸化マグネシウム焼成物粉末と、230〜260nmの波長範囲にある紫外光に励起されて可視光の発光を示す蛍光体粉末とを、酸化マグネシウム焼成物粉末の量が、蛍光体粉末1質量部に対して0.001〜0.080質量部の範囲となる割合にて含む蛍光体粉末組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、Xeガスの放電によって生成する紫外光を利用して可視光を発光させる可視光発光装置の可視光発光材料として有用な蛍光体粉末組成物に関する。本発明はまた、基体の上に、上記の蛍光体粉末組成物を含む蛍光体層が形成されている発光性積層体に関する。
基体の上に、Xeガスの放電によって生成する紫外光に励起されて可視光を発光する蛍光体を含む蛍光体層が形成されている発光性積層体と、Xeガスを含む放電ガスとを組み合わせて、Xeガスの放電によって生成した紫外光により蛍光体を励起して可視光を発光させる可視光発光装置として、交流型プラズマディスプレイパネル(以下、AC型PDPともいう)やXeランプが知られている。Xeガスの放電によって生成する紫外光には、Xeの共鳴線(波長146nm)とXe2の分子線(波長172nm)が含まれる。
AC型PDPは、画像表示面となる前面板と、Xeガスを含む放電ガスが充填された放電空間を挟んで対向配置された背面板とから構成されている。AC型PDPでは、背面板は、一般に、基板(通常は、ガラス板)と、基板の上に形成されたアドレス電極と、アドレス電極を被覆する誘電体層と、誘電体層の上に形成された隔壁とからなる積層体を基体として、その基体の誘電体層表面と隔壁側面の上に蛍光体層が形成された発光性積層体である。背面板の蛍光体層は、隔壁によって青色発光蛍光体層、緑色発光蛍光体層及び赤色発光蛍光体層の三色の蛍光体層に仕切られており、各色の蛍光体層の蛍光体を励起させることにより発光した青色、緑色、赤色の可視光の組み合わせにより画像を表示する。
Xeランプは、一般に、管状ガラスやガラス製筐体を基体とし、その内側に蛍光体層を形成した発光素子内に、放電ガスを充填した構成となっている。Xeランプでは、発光素子が発光性積層体である。発光素子の蛍光体層は、通常は、青色発光蛍光体、緑色発光蛍光体及び赤色発光蛍光体を混合した蛍光体混合物から形成されている。
特許文献1には、AC型PDPの蛍光体層に、Xeガスの放電により生成する紫外光により励起されて230〜250nmの波長範囲にピークを有する紫外光を発光する酸化マグネシウム結晶体を添加すると、酸化マグネシウム結晶体によって放出された紫外光によっても、蛍光体層中の蛍光体が励起されるので、輝度が向上することが開示されている。
特開2008−171670号公報
本発明の目的は、Xeガスの放電によって生成する紫外光を利用して可視光を発光させる可視光発光装置の蛍光体層の材料として有利に用いることができる、Xeガスの放電により生成する紫外光により励起されて、蛍光体を励起し得る紫外光を発光する紫外光発光材料と、紫外光によって励起されて可視光を発光する蛍光体粉末とからなる、新規な蛍光体粉末組成物を提供することにある。本発明の目的はまた、上記の蛍光体粉末組成物を含む蛍光体層を備えた発光性積層体を提供することにもある。
本発明者は、Xeガスの放電により生成する紫外光により励起されて230〜260nmの波長範囲にピークを有する紫外光を発光する、後述の酸化マグネシウム焼成物粉末を、特定の範囲で蛍光体粉末と混合することによって、可視光発光効率の高い蛍光体粉末組成物が得られることを見出し、本発明を完成させた。
従って、本発明は、Xeガスの放電により生成する紫外光により励起されて230〜260nmの波長範囲にピークを有する紫外光を発光する、下記の(1)〜(5)からなる群より選ばれる少なくとも一種の酸化マグネシウム焼成物粉末と、230〜260nmの波長範囲にある紫外光に励起されて可視光の発光を示す蛍光体粉末とを、酸化マグネシウム焼成物粉末の量が、蛍光体粉末1質量部に対して0.001〜0.080質量部の範囲となる割合にて含む蛍光体粉末組成物にある。
(1)フッ素を0.01〜10質量%の範囲にて含有するフッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末。
(2)塩素を0.005〜10質量%の範囲にて含有する塩素含有酸化マグネシウム焼成物粉末。
(3)亜鉛を0.1〜30質量%の範囲にて含有する亜鉛含有酸化マグネシウム焼成物粉末。
(4)γ型酸化アルミニウム粉末と酸化マグネシウム源粉末との粉末混合物を焼成して得られたアルミニウム含有量が2〜38質量%の範囲にあるアルミニウム含有酸化マグネシウム焼成物粉末。
(5)フッ素をマグネシウム100モルに対して0.01〜24モルの範囲の量にて含み、かつアルカリ金属、マグネシウム以外のアルカリ土類金属、希土類金属、アルミニウム、亜鉛及びスズからなる群より選ばれる少なくとも一種の補助金属をマグネシウム100モルに対して0.01〜30モルの範囲の量にて含むフッ素と補助金属を含有する酸化マグネシウム焼成物粉末。
本発明の蛍光体粉末組成物の好ましい態様は、次の通りである。
(1)蛍光体粉末が、CaMgSi26:Eu2+、(Ca,Sr)MgSi26:Eu2+、Sr3MgSi28:Eu2+、及びBaMgAl1017:Eu2+からなる群より選ばれる少なくとも一つの基本組成式で表される青色発光蛍光体を含む粉末である。
(2)蛍光体粉末が、Zn2SiO4:Mn2+の基本組成式で表される緑色発光蛍光体を含む粉末である。
(3)蛍光体粉末が、(Y,Gd)BO3:Eu3+の基本組成式で表される赤色発光蛍光体を含む粉末である。
(4)交流型プラズマディスプレイパネルの蛍光体層形成用である。
(5)Xeランプの蛍光体層形成用である。
本発明はさらに、基体の上に、上記本発明の蛍光体粉末組成物を含む蛍光体層が形成されている発光性積層体にもある。
本発明の蛍光体粉末と酸化マグネシウム焼成物粉末とからなる蛍光体粉末組成物は、後述の実施例に示すデータから明らかなように、蛍光体粉末単体よりも、波長146nmの紫外光(Xeの共鳴線に相当)及び波長172nmの紫外光(Xe2の分子線に相当)による励起によって発光する可視光の発光輝度が顕著に高くなる。従って、本発明の蛍光体粉末組成物は、AC型PDPやXeランプの蛍光体層形成用材料として有利に用いることができる。
本発明の蛍光体粉末組成物は、Xeガスの放電により生成する紫外光により励起されて230〜260nmの波長範囲にピークを有する紫外光を発光する紫外光発光材料と、230〜260nmの波長範囲にある紫外光に励起されて可視光の発光を示す蛍光体粉末とからなる。
紫外光発光材料としては、下記の(1)〜(5)からなる群より選ばれる少なくとも一種の酸化マグネシウム焼成物粉末が用いられる。
(1)フッ素を0.01〜10質量%の範囲にて含有するフッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末。
上記フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末のフッ素含有量は、0.03〜5質量%の範囲にあることが好ましく、0.03〜3質量%の範囲にあることが特に好ましい。
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末は、酸化マグネシウム源粉末を、フッ素源の存在下、もしくはフッ素含有気体の雰囲気下に焼成することにより製造することができる。
酸化マグネシウム源粉末としては、酸化マグネシウム粉末、及び加熱により酸化マグネシウム粉末を生成するマグネシウム化合物粉末(但し、塩化マグネシウム粉末を除く)を用いることができる。マグネシウム化合物粉末の例としては、水酸化マグネシウム粉末、塩基性炭酸マグネシウム粉末、硝酸マグネシウム粉末及び酢酸マグネシウム粉末を挙げることができる。酸化マグネシウム源粉末は、酸化マグネシウム粉末であることが好ましい。酸化マグネシウム粉末は、純度が99.95質量%以上で、BET比表面積が5〜150m2/gの範囲、特に7〜50m2/gの範囲にあることが好ましく、気相合成法により製造された酸化マグネシウム粉末であることが特に好ましい。気相合成法とは、金属マグネシウム蒸気と酸素含有気体とを気相中にて接触させ、金属マグネシウム蒸気を酸化させて酸化マグネシウム粉末を製造する方法である。
フッ素源としては、フッ化マグネシウム粉末及びフッ化アンモニウム粉末を用いることができる。フッ素源は、純度が99質量%以上であることが好ましい。フッ素源の存在下にて、酸化マグネシウム原料粉末の焼成を行なう場合は、焼成を行なう前に酸化マグネシウム原料粉末とフッ素源とを均一に混合しておくことが好ましい。
フッ素含有気体としては、フッ化水素ガス、フッ化アンモニウム、フッ素含有有機化合物(CF4,C26、C38等)、あるいはフッ化マグネシウム粉末を加熱して気化させたガスを用いることができる。
フッ素源存在下及びフッ素含有気体雰囲気下での酸化マグネシウム源粉末の焼成温度は、好ましくは850℃以上、より好ましくは900〜1500℃、特に好ましくは1000〜1500℃の範囲である。焼成時間は、好ましくは10分以上、より好ましくは10分〜2時間、特に好ましくは20分〜2時間の範囲である。酸化マグネシウム源粉末の焼成は、例えば、常圧下、昇温速度100〜500℃/時間の条件で、上記の焼成温度にまで昇温し、次いで上記の焼成時間焼成した後、降温速度100〜500℃/時間の条件で、室温まで冷却することにより行なうことができる。
(2)塩素を0.005〜10質量%の範囲にて含有する塩素含有酸化マグネシウム焼成物粉末。
上記塩素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の塩素含有量は、0.01〜10質量%の範囲にあることが好ましく、0.1〜10質量%の範囲にあることが特に好ましい。
塩素含有酸化マグネシウム焼成物粉末は、酸化マグネシウム源粉末を、塩素源の存在下、もしくは塩素含有気体の雰囲気下に焼成することにより製造することができる。
酸化マグネシウム源粉末としては、酸化マグネシウム粉末、及び加熱により酸化マグネシウム粉末を生成するマグネシウム化合物粉末(但し、塩化マグネシウム粉末を除く)を用いることができる。マグネシウム化合物粉末の例としては、水酸化マグネシウム粉末、塩基性炭酸マグネシウム粉末、硝酸マグネシウム粉末及び酢酸マグネシウム粉末を挙げることができる。酸化マグネシウム源粉末は、酸化マグネシウム粉末であることが好ましい。酸化マグネシウム粉末は、純度が99.95質量%以上で、BET比表面積が5〜150m2/gの範囲、特に7〜50m2/gの範囲にあることが好ましく、気相合成法により製造された酸化マグネシウム粉末であることが特に好ましい。
塩素源としては、塩化マグネシウム粉末及び塩化アンモニウム粉末を用いることができる。塩素源は、純度が99.0質量%以上であることが好ましい。塩素源の存在下にて、酸化マグネシウム原料粉末の焼成を行なう場合は、焼成を行なう前に酸化マグネシウム原料粉末と塩素源とを均一に混合しておくことが好ましい。
塩素含有気体としては、塩化水素ガス、あるいは塩化アンモニウム粉末、塩化マグネシウム粉末、もしくは塩素含有有機化合物(CHCl3、CCl4等)を加熱して気化させたガスを用いることができる。
塩素源存在下及び塩素含有気体雰囲気下での酸化マグネシウム源粉末の焼成温度は、好ましくは850℃以上、より好ましくは900〜1500℃、特に好ましくは1000〜1500℃の範囲である。焼成時間は、好ましくは10分以上、より好ましくは10分〜2時間、特に好ましくは20分〜2時間の範囲である。
(3)亜鉛を0.1〜30質量%の範囲にて含有する亜鉛含有酸化マグネシウム焼成物粉末。
上記亜鉛含有酸化マグネシウム焼成物粉末の亜鉛含有量は、0.5〜7質量%の範囲にあることが特に好ましい。
亜鉛含有酸化マグネシウム焼成物粉末は、酸化マグネシウム源粉末と酸化亜鉛源粉末とを混合して、粉末混合物を得て、次いで得られた粉末混合物を焼成することにより製造することができる。
酸化マグネシウム源粉末としては、酸化マグネシウム粉末もしくは加熱により酸化マグネシウム粉末を生成するマグネシウム化合物粉末を用いることができる。酸化マグネシウム源粉末は、酸化マグネシウム粉末であることが好ましい。酸化マグネシウム粉末は、純度が99.95質量%以上で、BET比表面積が5〜150m2/gの範囲、特に7〜50m2/gの範囲にあることが好ましく、気相合成法により製造された酸化マグネシウム粉末であることが特に好ましい。
酸化亜鉛源粉末としては、酸化亜鉛粉末、及び加熱により酸化亜鉛粉末を生成する亜鉛化合物粉末を用いることができる。亜鉛化合物粉末の例としては、水酸化亜鉛粉末、炭酸亜鉛粉末、硝酸亜鉛粉末、酢酸亜鉛粉末及びシュウ酸亜鉛粉末を挙げることができる。酸化亜鉛源粉末は、酸化亜鉛粉末であることが好ましい。酸化亜鉛源粉末の純度は99.0質量%以上であることが好ましい。
酸化マグネシウム源粉末と酸化亜鉛源粉末との粉末混合物の焼成温度は、好ましくは850℃以上、より好ましくは900〜1500℃、特に好ましくは1000〜1500℃の範囲である。焼成時間は、好ましくは10分以上、より好ましくは10分〜2時間、特に好ましくは20分〜2時間の範囲である。
(4)γ型酸化アルミニウム粉末と酸化マグネシウム源粉末との粉末混合物を焼成して得られたアルミニウム含有量が2〜38質量%の範囲にあるアルミニウム含有酸化マグネシウム焼成物粉末。
上記アルミニウム含有酸化マグネシウム焼成物粉末のアルミニウム含有量は、5〜35質量%の範囲にあることが好ましい。
アルミニウム含有酸化マグネシウム焼成物粉末は、γ型酸化アルミニウム粉末と酸化マグネシウム源粉末とを混合して、粉末混合物を得て、次いで得られた粉末混合物を焼成することにより製造することができる。
酸化マグネシウム源粉末としては、酸化マグネシウム粉末もしくは加熱により酸化マグネシウム粉末を生成するマグネシウム化合物粉末を用いることができる。酸化マグネシウム源粉末は、酸化マグネシウム粉末であることが好ましい。酸化マグネシウム粉末は、純度が99.95質量%以上で、BET比表面積が5〜150m2/gの範囲、特に7〜50m2/gの範囲にあることが好ましく、気相合成法により製造された酸化マグネシウム粉末であることが特に好ましい。
γ型酸化アルミニウム粉末の純度は99.0質量%以上であることが好ましい。
γ型酸化アルミニウム粉末と酸化マグネシウム源粉末との粉末混合物の焼成温度は、好ましくは850℃以上、より好ましくは900〜1500℃、特に好ましくは1000〜1500℃の範囲である。焼成時間は、好ましくは10分以上、より好ましくは10分〜2時間、特に好ましくは20分〜2時間の範囲である。
(5)フッ素をマグネシウム100モルに対して0.01〜24モルの範囲の量にて含み、かつアルカリ金属、マグネシウム以外のアルカリ土類金属、希土類金属、アルミニウム、亜鉛及びスズからなる群より選ばれる少なくとも一種の補助金属をマグネシウム100モルに対して0.01〜30モルの範囲の量にて含むフッ素と補助金属を含有する酸化マグネシウム焼成物粉末。
上記フッ素と補助金属とを含有する酸化マグネシウム焼成物粉末は、フッ素の含有量がマグネシウム100モルに対して0.02〜12モルの範囲にあることが好ましく、0.02〜5モルの範囲にあることが特に好ましい。補助金属の含有量は、マグネシウム100モルに対して0.025〜25モルの範囲にあることが好ましく、0.1〜5モルの範囲にあることが特に好ましい。また、補助金属の含有量は、フッ素1モルに対して、0.25〜50モルの範囲にあることが好ましく、0.4〜30モルの範囲にあることが特に好ましい。
補助金属として用いるアルカリ金属の例としては、リチウム、ナトリウム及びカリウムを挙げることができる。アルカリ土類金属の例としては、カルシウム及びバリウムを挙げることができる。希土類金属の例としては、イットリウム、セリウム及びガドリニウムを挙げることができる。補助金属は、一種を単独で使用してもよいし、二種以上を併用してもよい。
フッ素と補助金属とを含有する酸化マグネシウム焼成物粉末は、酸化マグネシウム源粉末と、補助金属のフッ化物の粉末とを混合して、フッ化物を酸化マグネシウム源粉末中のマグネシウム100モルに対して0.05〜30モルの範囲、好ましくは0.1〜25モルの範囲、特に好ましくは0.2〜15モルの範囲となる量にて含む粉末混合物を得て、次いで得られた粉末混合物を焼成することにより製造することができる。
補助金属のフッ化物粉末に代えて、補助金属の酸化物粉末又は加熱により金属酸化物に転化する補助金属の化合物粉末(フッ化物粉末を除く)と、フッ化マグネシウム粉末及びフッ化アンモニウム粉末からなる群より選ばれる少なくとも一種のフッ化物粉末とを用いることができる。すなわち、フッ素と補助金属とを含有する酸化マグネシウム焼成物粉末は、酸化マグネシウム源粉末と、補助金属の酸化物の粉末又は加熱により金属酸化物を生成する補助金属のフッ化物以外の化合物の粉末と、フッ化マグネシウム粉末及びフッ化アンモニウム粉末からなる群より選ばれる少なくとも一種のフッ化物粉末とを混合して、補助金属を粉末混合物中のマグネシウム100モルに対して0.05〜30モルの範囲の量にて、かつフッ化物粉末中のフッ化物を補助金属1モルに対して0.1〜10モルの範囲の量にて含む粉末混合物を得て、次いで得られた粉末混合物を焼成することにより製造することもできる。
酸化マグネシウム源粉末としては、酸化マグネシウム粉末もしくは加熱により酸化マグネシウム粉末を生成するマグネシウム化合物粉末を用いることができる。酸化マグネシウム源粉末は、酸化マグネシウム粉末であることが好ましい。酸化マグネシウム粉末は、純度が99.95質量%以上で、BET比表面積が5〜150m2/gの範囲、特に7〜50m2/gの範囲にあることが好ましく、気相合成法により製造された酸化マグネシウム粉末であることが特に好ましい。
酸化マグネシウム源粉末と混合する補助金属のフッ化物粉末、補助金属の酸化物粉末、加熱により補助金属の酸化物粉末を生成する化合物粉末、及びフッ化物粉末は、純度が99.0質量%以上であることが好ましい。加熱により補助金属の酸化物粉末を生成する化合物粉末の例としては、補助金属の水酸化物粉末、炭酸塩粉末、重炭酸塩粉末、硝酸塩粉末、酢酸塩粉末、シュウ酸塩粉末を挙げることができる。
酸化マグネシウム源粉末と補助金属のフッ化物粉末の粉末混合物、及び酸化マグネシウム源粉末と補助金属の酸化物粉末もしくは加熱により補助金属の酸化物粉末を生成する化合物粉末とフッ化物粉末との粉末混合物の焼成温度は、好ましくは850℃以上、より好ましくは900〜1500℃、特に好ましくは1000〜1500℃の範囲である。焼成時間は、好ましくは10分以上、より好ましくは10分〜2時間、特に好ましくは20分〜2時間の範囲である。
酸化マグネシウム焼成物粉末は、BET比表面積が0.1〜30m2/gの範囲、特に0.2〜12m2/gの範囲にあることが好ましい。
本発明の蛍光体粉末組成物において用いる蛍光体粉末は、230〜260nmの波長範囲にある紫外光に励起されて可視光の発光を示す蛍光体からなる。
青色発光蛍光体の例としては、基本組成式がCaMgSi26:Eu2+、(Ca,Sr)MgSi26:Eu2+、Sr3MgSi28:Eu2+、及びBaMgAl1017:Eu2+で表される青色発光蛍光体を挙げることができる。緑色発光蛍光体の例としては、基本組成式がZn2SiO4:Mn2+、(Ba,Sr,Mg)O・αAl23:Mn2+、YBO3:Tb3+、(Y,Gd)BO3:Tb3+、BaAl1219:Mn2+及びBaMgAl1017:Eu2+,Mn2+で表される蛍光体を挙げることができる。赤色発光蛍光体の例としては、基本組成式がYBO3:Eu3+、(Y,Gd)BO3:Eu3+、Y23:Eu3+及び(Y,Gd)23:Eu3+で表される蛍光体を挙げることができる。蛍光体粉末は一種を単独で使用してもよいし、二種以上を併用してもよい。
本発明の蛍光体粉末組成物において、酸化マグネシウム焼成物粉末と蛍光体粉末との配合割合は、蛍光体粉末1質量部に対して酸化マグネシウム焼成物粉末の量が0.001〜0.080質量部の範囲、好ましくは0.05〜0.080質量部の範囲となる割合である。
本発明の蛍光体粉末組成物は、酸化マグネシウム焼成物粉末と蛍光体粉末とを上記の割合で混合することによって製造することができる。酸化マグネシウム焼成物粉末と蛍光体粉末との混合は、湿式法により行なうことが好ましい。
本発明の蛍光体粉末組成物は、AC型PDPやXeランプの蛍光体層形成用材料として有利に用いることができる。すなわち、基体の上に本発明の蛍光体粉末組成物を含む蛍光体層が形成されている発光性積層体はAC型PDPの背面板やXeランプの発光素子として有利に用いることができる。
発光性積層体の蛍光体層は、基体の上に、蛍光体粉末組成物が分散されているペーストをスクリーン印刷法あるいはリバースコータ、カーテンコータ、ダイコータ、スロットコータなどの各種コータを用いたコーティング法により塗布し、塗布膜を乾燥することにより形成することができる。蛍光体層の厚みは、0.1〜40μmの範囲にあることが好ましく、1.0〜40μmの範囲にあることがより好ましい。
[実施例1]
気相合成法により製造された酸化マグネシウム粉末(2000A、宇部マテリアルズ(株)製、純度:99.98質量%、BET比表面積:8.7m2/g)5gと、フッ化マグネシウム粉末(純度:99.1%)0.05gとを混合して、粉末混合物を得た。得られた粉末混合物をアルミナ坩堝に投入し、蓋をして、電気炉に入れ、240℃/時間の昇温速度で1200℃まで上昇させ、次いでその温度で30分間焼成した。その後、炉内温度を240℃/時間の降温速度で室温まで冷却した。得られた焼成物は、BET比表面積が1.81m2/gで、フッ素含有量が0.0496質量%のフッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末であった。得られたフッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末に、波長146nmと波長172nmの紫外光を照射したところ、230〜260nmの波長範囲にピークを有する紫外光を発光することが確認された。
CaMgSi26:Eu2+青色発光蛍光体粉末1.00gと、上記のようにして製造したフッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(MgF2・MgO)0.01gとを、イソプロピルアルコール30mLに投入し、超音波分散して粉末混合物分散液を調製した。得られた粉末混合物分散液をマグネティックスターラーにて1時間撹拌した後、エバポレータに投入し、イソプロピルアルコールを蒸発除去して粉末混合乾燥物を得た。得られた粉末混合乾燥物をさらに大気雰囲気下、600℃の温度で1時間加熱して蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例2]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例1と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例1]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例1と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例3]
気相合成法により製造された酸化マグネシウム粉末(2000A、宇部マテリアルズ(株)製)250gと、塩化マグネシウム粉末(純度:99%)500gとを混合して、粉末混合物を得た。得られた粉末混合物をアルミナ坩堝に投入し、蓋をして、電気炉に入れ、240℃/時間の昇温速度で1300℃まで上昇させ、次いでその温度で30分間焼成した。その後、炉内温度を240℃/時間の降温速度で室温まで冷却した。得られた焼成物は、BET比表面積が0.57m2/gで、塩素含有量が0.8質量%の塩素含有酸化マグネシウム焼成物粉末であった。得られた塩素含有酸化マグネシウム焼成物粉末に、波長146nmと波長172nmの紫外光を照射したところ、230〜260nmの波長範囲にピークを有する紫外光を発光することが確認された。
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、上記のようにして製造した塩素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(MgCl2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例1と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例4]
塩素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例3と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例2]
塩素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例3と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例5]
気相合成法により製造された酸化マグネシウム粉末(2000A、宇部マテリアルズ(株)製)500gと、酸化亜鉛粉末(純度:99.9%)20gとを混合して、粉末混合物を得た。得られた粉末混合物をアルミナ坩堝に投入し、蓋をして、電気炉に入れ、240℃/時間の昇温速度で1300℃まで上昇させ、次いでその温度で30分間焼成した。その後、炉内温度を240℃/時間の降温速度で室温まで冷却した。得られた焼成物は、BET比表面積が5.73m2/gで、亜鉛含有量が3.09質量%の亜鉛含有酸化マグネシウム焼成物粉末(ZnO・MgO)であった。得られた亜鉛含有酸化マグネシウム焼成物粉末に、波長146nmと波長172nmの紫外光を照射したところ、230〜260nmの波長範囲にピークを有する紫外光を発光することが確認された。
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、上記のようにして亜鉛含有酸化マグネシウム焼成物粉末(ZnO・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例1と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例6]
亜鉛含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例5と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例3]
亜鉛含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例5と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例7]
気相合成法により製造された酸化マグネシウム粉末(2000A、宇部マテリアルズ(株)製)500gと、γ型酸化アルミニウム粉末(住友化学(株)製、高純度アルミナAKP−G015)26.38gとを混合して、粉末混合物を得た。得られた粉末混合物をアルミナ坩堝に投入し、蓋をして、電気炉に入れ、240℃/時間の昇温速度で1300℃まで上昇させ、次いでその温度で30分間焼成した。その後、炉内温度を240℃/時間の降温速度で室温まで冷却した。得られた焼成物は、BET比表面積が6.07m2/gで、アルミニウム含有量が2.48質量%のアルミニウム含有酸化マグネシウム焼成物粉末であった。得られたアルミニウム含有酸化マグネシウム焼成物粉末に、波長146nmと波長172nmの紫外光を照射したところ、230〜260nmの波長範囲にピークを有する紫外光を発光することが確認された。
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、上記のようにして製造したアルミニウム含有酸化マグネシウム焼成物粉末(γ−Al23・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例1と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例8]
アルミニウム含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例7と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例4]
アルミニウム含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例7と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例9]
気相合成法により製造された酸化マグネシウム粉末(2000A、宇部マテリアルズ(株)製)6.0gと、フッ化リチウム粉末(純度:99.9質量%)0.0386gとを混合して、粉末混合物を得た。得られた粉末混合物をアルミナ坩堝に投入し、蓋をして、電気炉に入れ、240℃/時間の昇温速度で1200℃まで上昇させ、次いでその温度で30分間焼成した。その後、炉内温度を240℃/時間の降温速度で室温まで冷却した。得られた焼成物は、BET比表面積が0.26m2/gで、リチウム含有量がマグネシウム100モルに対して0.2モル、フッ素含有量がマグネシウム100モルに対して0.09モルのリチウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末であった。得られたリチウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末に、波長146nmと波長172nmの紫外光を照射したところ、230〜260nmの波長範囲にピークを有する紫外光を発光することが確認された。
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、上記のようにして製造したリチウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(LiF・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例1と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例10]
リチウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例9と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例5]
リチウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例9と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例11]
気相合成法により製造された酸化マグネシウム粉末(2000A、宇部マテリアルズ(株)製)6.0gと、フッ化ナトリウム粉末(純度:99.9質量%)0.0625gとを混合して、粉末混合物を得た。得られた粉末混合物をアルミナ坩堝に投入し、蓋をして、電気炉に入れ、240℃/時間の昇温速度で1200℃まで上昇させ、次いでその温度で30分間焼成した。その後、炉内温度を240℃/時間の降温速度で室温まで冷却した。得られた焼成物は、BET比表面積が0.21m2/gで、ナトリウム含有量がマグネシウム100モルに対して0.2モル、フッ素含有量がマグネシウム100モルに対して0.10モルのナトリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末であった。得られたナトリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末に、波長146nmと波長172nmの紫外光を照射したところ、230〜260nmの波長範囲にピークを有する紫外光を発光することが確認された。
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、上記のようにして製造したナトリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(NaF・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例1と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例12]
ナトリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例11と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例6]
ナトリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例11と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例13]
気相合成法により製造された酸化マグネシウム粉末(2000A、宇部マテリアルズ(株)製)6.0gと、フッ化カリウム粉末(純度:99.9質量%)0.432gとを混合して、粉末混合物を得た。得られた粉末混合物をアルミナ坩堝に投入し、蓋をして、電気炉に入れ、240℃/時間の昇温速度で1200℃まで上昇させ、次いでその温度で30分間焼成した。その後、炉内温度を240℃/時間の降温速度で室温まで冷却した。得られた焼成物は、BET比表面積が0.60m2/gで、カリウム含有量がマグネシウム100モルに対して0.1モル、フッ素含有量がマグネシウム100モルに対して0.07モルのカリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末であった。得られたカリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末に、波長146nmと波長172nmの紫外光を照射したところ、230〜260nmの波長範囲にピークを有する紫外光を発光することが確認された。
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、上記のようにして製造したカリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(KF・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例1と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例14]
カリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例13と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例7]
カリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例13と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例15]
気相合成法により製造された酸化マグネシウム粉末(2000A、宇部マテリアルズ(株)製)6.0gと、フッ化カルシウム粉末(純度:99.9質量%)0.0581gとを混合して、粉末混合物を得た。得られた粉末混合物をアルミナ坩堝に投入し、蓋をして、電気炉に入れ、240℃/時間の昇温速度で1200℃まで上昇させ、次いでその温度で30分間焼成した。その後、炉内温度を240℃/時間の降温速度で室温まで冷却した。得られた焼成物は、BET比表面積が1.36m2/gで、カルシウム含有量がマグネシウム100モルに対して0.5モル、フッ素含有量がマグネシウム100モルに対して0.82モルのカルシウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末であった。得られたカルシウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末に、波長146nmと波長172nmの紫外光を照射したところ、230〜260nmの波長範囲にピークを有する紫外光を発光することが確認された。
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、上記のようにして製造したカルシウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(CaF2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例1と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例16]
カルシウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例15と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例8]
カルシウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例15と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例17]
気相合成法により製造された酸化マグネシウム粉末(2000A、宇部マテリアルズ(株)製)6.0gと、フッ化バリウム粉末(純度:99.9質量%)0.2610gとを混合して、粉末混合物を得た。得られた粉末混合物をアルミナ坩堝に投入し、蓋をして、電気炉に入れ、240℃/時間の昇温速度で1200℃まで上昇させ、次いでその温度で30分間焼成した。その後、炉内温度を240℃/時間の降温速度で室温まで冷却した。得られた焼成物は、BET比表面積が1.49m2/gで、バリウム含有量がマグネシウム100モルに対して1.0モル、フッ素含有量がマグネシウム100モルに対して1.91モルのバリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末であった。得られたバリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末に、波長146nmと波長172nmの紫外光を照射したところ、230〜260nmの波長範囲にピークを有する紫外光を発光することが確認された。
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、上記のようにして製造したバリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(BaF2・MgO)0.01gを用いたこ
と以外は、実施例1と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例18]
バリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例17と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例9]
バリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例17と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例19]
気相合成法により製造された酸化マグネシウム粉末(2000A、宇部マテリアルズ(株)製)6.0gと、フッ化アルミニウム粉末(純度:99.9質量%)0.1250gとを混合して、粉末混合物を得た。得られた粉末混合物をアルミナ坩堝に投入し、蓋をして、電気炉に入れ、240℃/時間の昇温速度で1300℃まで上昇させ、次いでその温度で30分間焼成した。その後、炉内温度を240℃/時間の降温速度で室温まで冷却した。得られた焼成物は、BET比表面積が0.96m2/gで、アルミニウム含有量がマグネシウム100モルに対して1.0モル、フッ素含有量がマグネシウム100モルに対して0.47モルのアルミニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末であった。得られたアルミニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末に、波長146nmと波長172nmの紫外光を照射したところ、230〜260nmの波長範囲にピークを有する紫外光を発光することが確認された。
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、上記のようにして製造したアルミニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(AlF3・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例1と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例20]
アルミニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例19と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例10]
アルミニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例19と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例21]
気相合成法により製造された酸化マグネシウム粉末(2000A、宇部マテリアルズ(株)製)6.0gと、フッ化亜鉛・四水和物粉末(純度:99.9質量%)0.1306gとを混合して、粉末混合物を得た。得られた粉末混合物をアルミナ坩堝に投入し、蓋をして、電気炉に入れ、240℃/時間の昇温速度で1300℃まで上昇させ、次いでその温度で30分間焼成した。その後、炉内温度を240℃/時間の降温速度で室温まで冷却した。得られた焼成物は、BET比表面積が1.29m2/gで、亜鉛含有量がマグネシウム100モルに対して0.5モル、フッ素含有量がマグネシウム100モルに対して0.03モルの亜鉛・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末であった。得られた亜鉛・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末に、波長146nmと波長172nmの紫外光を照射したところ、230〜260nmの波長範囲にピークを有する紫外光を発光することが確認された。
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、上記のようにして製造した亜鉛・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(ZnF2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例1と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例22]
亜鉛・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例21と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例11]
亜鉛・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例21と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例23]
気相合成法により製造された酸化マグネシウム粉末(2000A、宇部マテリアルズ(株)製)6.0gと、フッ化スズ粉末(純度:99.9質量%)0.2334gとを混合して、粉末混合物を得た。得られた粉末混合物をアルミナ坩堝に投入し、蓋をして、電気炉に入れ、240℃/時間の昇温速度で1300℃まで上昇させ、次いでその温度で30分間焼成した。その後、炉内温度を240℃/時間の降温速度で室温まで冷却した。得られた焼成物は、BET比表面積が0.80m2/gで、スズ含有量がマグネシウム100モルに対して1.0モル、フッ素含有量がマグネシウム100モルに対して0.07モルのスズ・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末であった。得られたスズ・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末に、波長146nmと波長172nmの紫外光を照射したところ、230〜260nmの波長範囲にピークを有する紫外光を発光することが確認された。
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、上記のようにして製造したスズ・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(SnF2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例1と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例24]
スズ・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例23と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例12]
スズ・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例23と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例25]
気相合成法により製造された酸化マグネシウム粉末(2000A、宇部マテリアルズ(株)製)6.0gと、フッ化セリウム粉末(純度:99.9質量%)0.1460gとを混合して、粉末混合物を得た。得られた粉末混合物をアルミナ坩堝に投入し、蓋をして、電気炉に入れ、240℃/時間の昇温速度で1300℃まで上昇させ、次いでその温度で30分間焼成した。その後、炉内温度を240℃/時間の降温速度で室温まで冷却した。得られた焼成物は、BET比表面積が0.99m2/gで、セリウム含有量がマグネシウム100モルに対して1.0モル、フッ素含有量がマグネシウム100モルに対して0.26モルのセリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末であった。得られたセリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末に、波長146nmと波長172nmの紫外光を照射したところ、230〜260nmの波長範囲にピークを有する紫外光を発光することが確認された。
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、上記のようにして製造したセリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(CeF3・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例1と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例26]
セリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例25と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例13]
セリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例25と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例27]
気相合成法により製造された酸化マグネシウム粉末(2000A、宇部マテリアルズ(株)製)6.0gと、フッ化イットリウム粉末(純度:99.9質量%)0.2180gとを混合して、粉末混合物を得た。得られた粉末混合物をアルミナ坩堝に投入し、蓋をして、電気炉に入れ、240℃/時間の昇温速度で1300℃まで上昇させ、次いでその温度で30分間焼成した。その後、炉内温度を240℃/時間の降温速度で室温まで冷却した。得られた焼成物は、BET比表面積が0.97m2/gで、イットリウム含有量がマグネシウム100モルに対して1.0モル、フッ素含有量がマグネシウム100モルに対して1.52モルのイットリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末であった。得られたイットリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末に、波長146nmと波長172nmの紫外光を照射したところ、230〜260nmの波長範囲にピークを有する紫外光を発光することが確認された。
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、上記のようにして製造したイットリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(YF3・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例1と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例28]
イットリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例27と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例14]
イットリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例27と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例29]
気相合成法により製造された酸化マグネシウム粉末(2000A、宇部マテリアルズ(株)製)6.0gと、フッ化ガドリニウム粉末(純度:99.9質量%)0.0796gとを混合して、粉末混合物を得た。得られた粉末混合物をアルミナ坩堝に投入し、蓋をして、電気炉に入れ、240℃/時間の昇温速度で1300℃まで上昇させ、次いでその温度で30分間焼成した。その後、炉内温度を240℃/時間の降温速度で室温まで冷却した。得られた焼成物は、BET比表面積が1.10m2/gで、ガドリニウム含有量がマグネシウム100モルに対して0.5モル、フッ素含有量がマグネシウム100モルに対して0.59モルのガドリニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末であった。得られたガドリニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末に、波長146nmと波長172nmの真空紫外光を照射したところ、230〜260nmの波長範囲にピークを有する紫外光を発光することが確認された。
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、上記のようにして製造したガドリニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(GdF3・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例1と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例30]
ガドリニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例29と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例15]
ガドリニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例29と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[蛍光体粉末の発光輝度の評価]
実施例1〜30と比較例1〜15とで製造した蛍光体粉末組成物、及び比較例16として、蛍光体粉末組成物の製造に使用したCaMgSi26:Eu2+青色発光蛍光体粉末に、波長146nmと波長172nmの紫外光をそれぞれ照射して、蛍光体粉末から放出される可視光の発光スペクトルを測定した。得られた発光スペクトルの最大ピーク値を最大発光輝度として表1に示す。
表1(蛍光体粉末:CaMgSi26:Eu2+青色発光蛍光体粉末)
────────────────────────────────────────
酸化マグネシウム焼成物粉末 最大発光輝度
───────────────── ────────────────
種類 含有量(g) 波長146nm 波長172nm
────────────────────────────────────────実施例1 MgF2・MgO 0.01 106 115
実施例2 同上 0.05 102 110
比較例1 同上 0.10 96 97
────────────────────────────────────────実施例3 MgCl2・MgO 0.01 102 120
実施例4 同上 0.05 100 111
比較例2 同上 0.10 100 95
────────────────────────────────────────実施例5 ZnO・MgO 0.01 105 118
実施例6 同上 0.05 104 112
比較例3 同上 0.10 94 99
────────────────────────────────────────実施例7 γ−Al23・MgO 0.01 103 113
実施例8 同上 0.05 101 104
比較例4 同上 0.10 93 96
────────────────────────────────────────実施例9 LiF・MgO 0.01 104 112
実施例10 同上 0.05 102 110
比較例5 同上 0.10 98 97
────────────────────────────────────────実施例11 NaF・MgO 0.01 106 124
実施例12 同上 0.05 105 114
比較例6 同上 0.10 99 92
────────────────────────────────────────実施例13 KF・MgO 0.01 104 118
実施例14 同上 0.05 102 108
比較例7 同上 0.10 94 99
────────────────────────────────────────実施例15 CaF2・MgO 0.01 105 119
実施例16 同上 0.05 101 110
比較例8 同上 0.10 94 94
────────────────────────────────────────実施例17 BaF2・MgO 0.01 102 115
実施例18 同上 0.05 100 109
比較例9 同上 0.10 97 94
────────────────────────────────────────実施例19 AlF3・MgO 0.01 108 120
実施例20 同上 0.05 103 113
比較例10 同上 0.10 100 99
────────────────────────────────────────実施例21 ZnF2・MgO 0.01 103 114
実施例22 同上 0.05 102 107
比較例11 同上 0.10 97 93
────────────────────────────────────────実施例23 SnF2・MgO 0.01 103 112
実施例24 同上 0.05 101 107
比較例12 同上 0.10 93 97
────────────────────────────────────────実施例25 CeF3・MgO 0.01 105 117
実施例26 同上 0.05 104 112
比較例13 同上 0.10 93 98
────────────────────────────────────────実施例27 YF3・MgO 0.01 104 119
実施例28 同上 0.05 105 111
比較例14 同上 0.10 98 99
────────────────────────────────────────実施例29 GdF3・MgO 0.01 107 125
実施例30 同上 0.05 107 115
比較例15 同上 0.10 100 100
────────────────────────────────────────比較例16 なし 0 100 100
────────────────────────────────────────注)最大発光輝度は、比較例16の値を100とした相対値。
[実施例31]
Ca0.5Sr0.5MgSi26:Eu2+青色発光蛍光体粉末1.00gと、実施例1にて製造したフッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(MgF2・MgO)0.01gとを、
イソプロピルアルコール30mLに投入し、超音波分散して粉末混合物分散液を調製した。得られた粉末混合物分散液をマグネティックスターラーにて1時間撹拌した後、エバポレータに投入し、イソプロピルアルコールを蒸発除去して粉末混合乾燥物を得た。得られた粉末混合乾燥物をさらに大気雰囲気下、600℃の温度で1時間加熱して蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例32]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例31と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例17]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例31と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例33]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例3にて製造した塩素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(MgCl2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例31と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例34]
塩素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例33と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例18]
塩素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例33と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例35]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例5にて製造した亜鉛含有酸化マグネシウム焼成物粉末(ZnO・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例31と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例36]
亜鉛含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例35と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例19]
亜鉛含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例35と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例37]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例7にて製造したアルミニウム含有酸化マグネシウム焼成物粉末(γ−Al23・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例31と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例38]
アルミニウム含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例37と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例20]
アルミニウム含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例37と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例39]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例9にて製造したリチウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(LiF・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例31と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例40]
リチウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例39と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例21]
リチウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例39と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例41]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例11にて製造したナトリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(NaF・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例31と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例42]
ナトリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例41と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例22]
ナトリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例41と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例43]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例13にて製造したカリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(KF・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例31と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例44]
カリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例43と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例23]
カリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例43と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例45]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例15にて製造したカルシウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(CaF2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例31と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例46]
カルシウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例45と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例24]
カルシウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例45と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例47]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例17にて製造したバリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(BaF2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例31と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例48]
バリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例47と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例25]
バリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例47と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例49]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例19にて製造したアルミニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(AlF3・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例31と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例50]
アルミニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例49と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例26]
アルミニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例49と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例51]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例21にて製造した亜鉛・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(ZnF2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例31と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例52]
亜鉛・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例51と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例27]
亜鉛・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例51と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例53]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例23にて製造したスズ・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(SnF2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例31と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例54]
スズ・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例53と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例28]
スズ・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例53と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例55]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例25にて製造したセリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(CeF3・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例31と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例56]
セリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例55と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例29]
セリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例55と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例57]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例27にて製造したイットリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(YF3・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例31と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例58]
イットリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例57と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例30]
イットリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例57と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例59]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例29にて製造したガドリニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(GdF3・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例31と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例60]
ガドリニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例59と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例31]
ガドリニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例59と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[蛍光体粉末の発光輝度の評価]
実施例31〜60と比較例17〜31とで製造した蛍光体粉末組成物、及び比較例32として、蛍光体粉末組成物の製造に使用したCa0.5Sr0.5MgSi26:Eu2+青色発光蛍光体粉末に、波長146nmと波長172nmの紫外光をそれぞれ照射して、蛍光体粉末から放出される可視光の発光スペクトルを測定した。得られた発光スペクトルの最大ピーク値を最大発光輝度として表2に示す。
表2(蛍光体粉末:Ca0.5Sr0.5MgSi26:Eu2+青色発光蛍光体粉末)────────────────────────────────────────
酸化マグネシウム焼成物粉末 最大発光輝度
───────────────── ────────────────
種類 含有量(g) 波長146nm 波長172nm
────────────────────────────────────────実施例31 MgF2・MgO 0.01 108 120
実施例32 同上 0.05 104 106
比較例17 同上 0.10 94 97
────────────────────────────────────────実施例33 MgCl2・MgO 0.01 102 111
実施例34 同上 0.05 101 106
比較例18 同上 0.10 97 94
────────────────────────────────────────実施例35 ZnO・MgO 0.01 108 114
実施例36 同上 0.05 104 110
比較例19 同上 0.10 97 92
────────────────────────────────────────実施例37 γ−Al23・MgO 0.01 104 113
実施例38 同上 0.05 105 113
比較例20 同上 0.10 95 95
────────────────────────────────────────実施例39 LiF・MgO 0.01 103 110
実施例40 同上 0.05 102 111
比較例21 同上 0.10 95 94
────────────────────────────────────────実施例41 NaF・MgO 0.01 105 122
実施例42 同上 0.05 104 112
比較例22 同上 0.10 100 95
────────────────────────────────────────実施例43 KF・MgO 0.01 104 118
実施例44 同上 0.05 103 108
比較例23 同上 0.10 95 97
────────────────────────────────────────実施例45 CaF2・MgO 0.01 104 118
実施例46 同上 0.05 103 109
比較例24 同上 0.10 93 91
────────────────────────────────────────実施例47 BaF2・MgO 0.01 104 117
実施例48 同上 0.05 102 112
比較例25 同上 0.10 99 99
────────────────────────────────────────実施例49 AlF3・MgO 0.01 106 123
実施例50 同上 0.05 106 115
比較例26 同上 0.10 99 97
────────────────────────────────────────実施例51 ZnF2・MgO 0.01 102 114
実施例52 同上 0.05 103 107
比較例27 同上 0.10 99 93
────────────────────────────────────────実施例53 SnF2・MgO 0.01 103 114
実施例54 同上 0.05 102 110
比較例28 同上 0.10 94 92
────────────────────────────────────────実施例55 CeF3・MgO 0.01 104 122
実施例56 同上 0.05 104 112
比較例29 同上 0.10 94 94
────────────────────────────────────────実施例57 YF3・MgO 0.01 106 115
実施例58 同上 0.05 101 112
比較例30 同上 0.10 100 98
────────────────────────────────────────実施例59 GdF3・MgO 0.01 105 121
実施例60 同上 0.05 104 112
比較例31 同上 0.10 93 97
────────────────────────────────────────比較例32 なし 0 100 100
────────────────────────────────────────注)最大発光輝度は、比較例32の値を100とした相対値。
[実施例61]
BaMgAl1017:Eu2+青色発光蛍光体粉末1.00gと、実施例1にて製造したフッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(MgF2・MgO)0.01gとを、イソプロピルアルコール30mLに投入し、超音波分散して粉末混合物分散液を調製した。得られた粉末混合物分散液をマグネティックスターラーにて1時間撹拌した後、エバポレータに投入し、イソプロピルアルコールを蒸発除去して粉末混合乾燥物を得た。得られた粉末混合乾燥物をさらに大気雰囲気下、600℃の温度で1時間加熱して蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例62]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例61と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例33]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例61と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例63]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例3にて製造した塩素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(MgCl2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例61と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例64]
塩素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例63と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例34]
塩素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例63と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例65]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例5にて製造した亜鉛含有酸化マグネシウム焼成物粉末(ZnO・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例61と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例66]
亜鉛含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例65と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例35]
亜鉛含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例65と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例67]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例7にて製造したアルミニウム含有酸化マグネシウム焼成物粉末(γ−Al23・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例61と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例68]
アルミニウム含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例67と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例36]
アルミニウム含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例67と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例69]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例9にて製造したリチウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(LiF・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例61と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例70]
リチウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例69と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例37]
リチウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例69と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例71]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例11にて製造したナトリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(NaF・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例61と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例72]
ナトリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例71と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例38]
ナトリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例71と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例73]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例13にて製造したカリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(KF・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例61と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例74]
カリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例73と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例39]
カリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例73と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例75]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例15にて製造したカルシウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(CaF2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例61と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例76]
カルシウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例75と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例40]
カルシウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例75と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例77]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例17にて製造したバリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(BaF2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例61と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例78]
バリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例77と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例41]
バリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例77と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例79]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例19にて製造したアルミニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(AlF3・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例61と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例80]
アルミニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例79と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例42]
アルミニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例79と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例81]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例21にて製造した亜鉛・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(ZnF2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例61と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例82]
亜鉛・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例81と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例43]
亜鉛・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例81と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例83]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例23にて製造したスズ・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(SnF2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例61と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例84]
スズ・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例83と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例44]
スズ・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例83と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例85]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例25にて製造したセリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(CeF3・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例61と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例86]
セリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例85と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例45]
セリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例85と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例87]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例27にて製造したイットリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(YF3・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例61と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例88]
イットリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例87と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例46]
イットリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例87と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例89]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例29にて製造したガドリニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(GdF3・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例61と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例90]
ガドリニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例89と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例47]
ガドリニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例89と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[蛍光体粉末の発光輝度の評価]
実施例61〜90と比較例33〜47とで製造した蛍光体粉末組成物、及び比較例48として、蛍光体粉末組成物の製造に使用したBaMgAl1017:Eu2+青色発光蛍光体粉末に、波長146nmと波長172nmの紫外光をそれぞれ照射して、蛍光体粉末から放出される可視光の発光スペクトルを測定した。得られた発光スペクトルの最大ピーク値を最大発光輝度として表3に示す。
表3(蛍光体粉末:BaMgAl1017:Eu2+青色発光蛍光体粉末)
────────────────────────────────────────
酸化マグネシウム焼成物粉末 最大発光輝度
───────────────── ────────────────
種類 含有量(g) 波長146nm 波長172nm
────────────────────────────────────────実施例61 MgF2・MgO 0.01 105 109
実施例62 同上 0.05 104 107
比較例33 同上 0.10 98 99
────────────────────────────────────────実施例63 MgCl2・MgO 0.01 100 105
実施例64 同上 0.05 100 106
比較例34 同上 0.10 98 96
────────────────────────────────────────実施例65 ZnO・MgO 0.01 102 117
実施例66 同上 0.05 100 108
比較例35 同上 0.10 96 100
────────────────────────────────────────実施例67 γ−Al23・MgO 0.01 104 110
実施例68 同上 0.05 103 110
比較例36 同上 0.10 97 97
────────────────────────────────────────実施例69 LiF・MgO 0.01 103 115
実施例70 同上 0.05 102 107
比較例37 同上 0.10 100 98
────────────────────────────────────────実施例71 NaF・MgO 0.01 104 124
実施例72 同上 0.05 105 110
比較例38 同上 0.10 95 99
────────────────────────────────────────実施例73 KF・MgO 0.01 105 121
実施例74 同上 0.05 103 106
比較例39 同上 0.10 94 97
────────────────────────────────────────実施例75 CaF2・MgO 0.01 105 118
実施例76 同上 0.05 104 109
比較例40 同上 0.10 95 93
────────────────────────────────────────実施例77 BaF2・MgO 0.01 102 114
実施例78 同上 0.05 101 112
比較例41 同上 0.10 93 96
────────────────────────────────────────実施例79 AlF3・MgO 0.01 103 122
実施例80 同上 0.05 104 113
比較例42 同上 0.10 96 98
────────────────────────────────────────実施例81 ZnF2・MgO 0.01 100 117
実施例82 同上 0.05 103 105
比較例43 同上 0.10 92 95
────────────────────────────────────────実施例83 SnF2・MgO 0.01 102 114
実施例84 同上 0.05 100 111
比較例44 同上 0.10 93 97
────────────────────────────────────────実施例85 CeF3・MgO 0.01 105 120
実施例86 同上 0.05 102 112
比較例45 同上 0.10 93 97
────────────────────────────────────────実施例87 YF3・MgO 0.01 103 113
実施例88 同上 0.05 105 110
比較例46 同上 0.10 95 96
────────────────────────────────────────実施例89 GdF3・MgO 0.01 105 121
実施例90 同上 0.05 105 115
比較例47 同上 0.10 95 96
────────────────────────────────────────比較例48 なし 0 100 100
────────────────────────────────────────注)最大発光輝度は、比較例48の値を100とした相対値。
[実施例91]
Zn2SiO4:Mn2+緑色発光蛍光体粉末1.00gと、実施例1にて製造したフッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(MgF2・MgO)0.01gとを、イソプロピルアルコール30mLに投入し、超音波分散して粉末混合物分散液を調製した。得られた粉末混合物分散液をマグネティックスターラーにて1時間撹拌した後、エバポレータに投入し、イソプロピルアルコールを蒸発除去して粉末混合乾燥物を得た。得られた粉末混合乾燥物をさらに大気雰囲気下、600℃の温度で1時間加熱して蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例92]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例91と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例49]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例91と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例93]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例3にて製造した塩素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(MgCl2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例91と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例94]
塩素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例93と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例50]
塩素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例93と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例95]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例5にて製造した亜鉛含有酸化マグネシウム焼成物粉末(ZnO・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例91と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例96]
亜鉛含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例95と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例51]
亜鉛含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例95と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例97]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例7にて製造したアルミニウム含有酸化マグネシウム焼成物粉末(γ−Al23・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例91と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例98]
アルミニウム含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例97と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例52]
アルミニウム含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例97と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例99]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例9にて製造したリチウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(LiF・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例91と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例100]
リチウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例99と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例53]
リチウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例99と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例101]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例11にて製造したナトリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(NaF・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例91と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例102]
ナトリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例101と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例54]
ナトリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例101と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例103]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例13にて製造したカリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(KF・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例91と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例104]
カリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例103と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例55]
カリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例103と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例105]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例15にて製造したカルシウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(CaF2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例91と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例106]
カルシウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例105と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例56]
カルシウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例105と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例107]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例17にて製造したバリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(BaF2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例91と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例108]
バリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例107と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例57]
バリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例107と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例109]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例19にて製造したアルミニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(AlF3・MgO)0.01gを用いた
こと以外は、実施例91と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例110]
アルミニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例109と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例58]
アルミニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例109と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例111]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例21にて製造した亜鉛・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(ZnF2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例91と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例112]
亜鉛・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例111と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例59]
亜鉛・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例111と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例113]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例23にて製造したスズ・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(SnF2・MgO)0.01gを用いたこと以外
は、実施例91と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例114]
スズ・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例113と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例60]
スズ・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例113と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例115]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例25にて製造したセリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(CeF3・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例91と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例116]
セリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例115と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例61]
セリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例115と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例117]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例27にて製造したイットリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(YF3・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例91と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例118]
イットリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例117と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例62]
イットリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例117と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例119]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例29にて製造したガドリニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(GdF3・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例91と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例120]
ガドリニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例119と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例63]
ガドリニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例119と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[蛍光体粉末の発光輝度の評価]
実施例91〜120と比較例49〜63とで製造した蛍光体粉末組成物、及び比較例64として、蛍光体粉末組成物の製造に使用したZn2SiO4:Mn2+緑色発光蛍光体粉末に、波長146nmと波長172nmの紫外光をそれぞれ照射して、蛍光体粉末から放出される可視光の発光スペクトルを測定した。得られた発光スペクトルの最大ピーク値を最大発光輝度として表4に示す。
表4(蛍光体粉末:Zn2SiO4:Mn2+緑色発光蛍光体粉末)
────────────────────────────────────────
酸化マグネシウム焼成物粉末 最大発光輝度
───────────────── ────────────────
種類 含有量(g) 波長146nm 波長172nm
────────────────────────────────────────実施例91 MgF2・MgO 0.01 105 112
実施例92 同上 0.05 105 110
比較例49 同上 0.10 93 97
────────────────────────────────────────実施例93 MgCl2・MgO 0.01 102 113
実施例94 同上 0.05 102 109
比較例50 同上 0.10 99 96
────────────────────────────────────────実施例95 ZnO・MgO 0.01 104 110
実施例96 同上 0.05 100 109
比較例51 同上 0.10 96 98
────────────────────────────────────────実施例97 γ−Al23・MgO 0.01 102 111
実施例98 同上 0.05 102 107
比較例52 同上 0.10 98 99
────────────────────────────────────────実施例99 LiF・MgO 0.01 103 112
実施例100 同上 0.05 100 109
比較例53 同上 0.10 97 99
────────────────────────────────────────実施例101 NaF・MgO 0.01 104 125
実施例102 同上 0.05 101 111
比較例54 同上 0.10 97 94
────────────────────────────────────────実施例103 KF・MgO 0.01 104 117
実施例104 同上 0.05 101 109
比較例55 同上 0.10 94 95
────────────────────────────────────────実施例105 CaF2・MgO 0.01 101 118
実施例106 同上 0.05 100 110
比較例56 同上 0.10 95 95
────────────────────────────────────────実施例107 BaF2・MgO 0.01 103 115
実施例108 同上 0.05 101 107
比較例57 同上 0.10 100 96
────────────────────────────────────────実施例109 AlF3・MgO 0.01 105 121
実施例110 同上 0.05 103 112
比較例58 同上 0.10 98 99
────────────────────────────────────────実施例111 ZnF2・MgO 0.01 101 112
実施例112 同上 0.05 103 108
比較例59 同上 0.10 94 96
────────────────────────────────────────実施例113 SnF2・MgO 0.01 103 119
実施例114 同上 0.05 102 112
比較例60 同上 0.10 96 93
────────────────────────────────────────実施例115 CeF3・MgO 0.01 102 118
実施例116 同上 0.05 105 107
比較例61 同上 0.10 95 97
────────────────────────────────────────実施例117 YF3・MgO 0.01 103 119
実施例118 同上 0.05 104 110
比較例62 同上 0.10 92 96
────────────────────────────────────────実施例119 GdF3・MgO 0.01 107 123
実施例120 同上 0.05 107 111
比較例63 同上 0.10 95 100
────────────────────────────────────────比較例64 なし 0 100 100
────────────────────────────────────────注)最大発光輝度は、比較例64の値を100とした相対値。
[実施例121]
(Y,Gd)BO3:Eu3+赤色発光蛍光体粉末1.00gと、実施例1にて製造したフッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(MgF2・MgO)0.01gとを、イソプロピルアルコール30mLに投入し、超音波分散して粉末混合物分散液を調製した。得られた粉末混合物分散液をマグネティックスターラーにて1時間撹拌した後、エバポレータに投入し、イソプロピルアルコールを蒸発除去して粉末混合乾燥物を得た。得られた粉末混合乾燥物をさらに大気雰囲気下、600℃の温度で1時間加熱して、フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末を含む(Y,Gd)BO3:Eu3+赤色発光蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例122]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例121と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例65]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例121と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例123]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例3にて製造した塩素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(MgCl2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例121と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例124]
塩素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例123と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例66]
塩素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例123と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例125]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例5にて製造した亜鉛含有酸化マグネシウム焼成物粉末(ZnO・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例121と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例126]
亜鉛含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例125と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例67]
亜鉛含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例125と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例127]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例7にて製造したアルミニウム含有酸化マグネシウム焼成物粉末(γ−Al23・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例121と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例128]
アルミニウム含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例127と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例68]
アルミニウム含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例127と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例129]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例9にて製造したリチウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(LiF・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例121と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例130]
リチウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例129と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例69]
リチウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例129と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例131]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例11にて製造したナトリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(NaF・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例121と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例132]
ナトリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例131と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例70]
ナトリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例131と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例133]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例13にて製造したカリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(KF・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例121と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例134]
カリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例133と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例71]
カリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例133と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例135]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例15にて製造したカルシウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(CaF2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例121と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例136]
カルシウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例135と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例72]
カルシウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例135と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例137]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例17にて製造したバリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(BaF2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例121と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例138]
バリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例137と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例73]
バリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例137と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例139]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例19にて製造したアルミニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(AlF3・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例121と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例140]
アルミニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例139と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例74]
アルミニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例139と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例141]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例21にて製造した亜鉛・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(ZnF2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例121と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例142]
亜鉛・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例141と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例75]
亜鉛・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例141と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例143]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例23にて製造したスズ・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(SnF2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例121と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例144]
スズ・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例143と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例76]
スズ・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例143と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例145]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例25にて製造したセリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(CeF3・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例121と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例146]
セリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例145と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例77]
セリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例145と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例147]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例27にて製造したイットリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(YF3・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例121と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例148]
イットリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例147と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例78]
イットリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例147と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例149]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例29にて製造したガドリニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(GdF3・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例121と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例150]
ガドリニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例149と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例79]
ガドリニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例149と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[蛍光体粉末の発光輝度の評価]
実施例121〜150と比較例65〜79とで製造した蛍光体粉末組成物、及び比較例80として、蛍光体粉末組成物の製造に使用した(Y,Gd)BO3:Eu3+赤色発光蛍光体粉末に、波長146nmと波長172nmの紫外光をそれぞれ照射して、蛍光体粉末から放出される可視光の発光スペクトルを測定した。得られた発光スペクトルの最大ピーク値を最大発光輝度として表5に示す。
表5(蛍光体粉末:(Y,Gd)BO3:Eu3+赤色発光蛍光体粉末)
────────────────────────────────────────
酸化マグネシウム焼成物粉末 最大発光輝度
───────────────── ────────────────
種類 含有量(g) 波長146nm 波長172nm
────────────────────────────────────────実施例121 MgF2・MgO 0.01 103 110
実施例122 同上 0.05 102 103
比較例65 同上 0.10 95 98
────────────────────────────────────────実施例123 MgCl2・MgO 0.01 101 116
実施例124 同上 0.05 102 110
比較例66 同上 0.10 99 97
────────────────────────────────────────実施例125 ZnO・MgO 0.01 101 109
実施例126 同上 0.05 100 112
比較例67 同上 0.10 99 97
────────────────────────────────────────実施例127 γ−Al23・MgO 0.01 102 113
実施例128 同上 0.05 100 108
比較例68 同上 0.10 99 99
────────────────────────────────────────実施例129 LiF・MgO 0.01 103 113
実施例130 同上 0.05 104 109
比較例69 同上 0.10 97 99
────────────────────────────────────────実施例131 NaF・MgO 0.01 106 122
実施例132 同上 0.05 101 112
比較例70 同上 0.10 99 94
────────────────────────────────────────実施例133 KF・MgO 0.01 102 120
実施例134 同上 0.05 100 110
比較例71 同上 0.10 96 97
────────────────────────────────────────実施例135 CaF2・MgO 0.01 102 120
実施例136 同上 0.05 103 113
比較例72 同上 0.10 97 93
────────────────────────────────────────実施例137 BaF2・MgO 0.01 105 115
実施例138 同上 0.05 104 109
比較例73 同上 0.10 93 94
────────────────────────────────────────実施例139 AlF3・MgO 0.01 106 121
実施例140 同上 0.05 102 109
比較例74 同上 0.10 99 95
────────────────────────────────────────実施例141 ZnF2・MgO 0.01 103 116
実施例142 同上 0.05 102 111
比較例75 同上 0.10 94 95
────────────────────────────────────────実施例143 SnF2・MgO 0.01 104 113
実施例144 同上 0.05 102 109
比較例76 同上 0.10 94 94
────────────────────────────────────────実施例145 CeF3・MgO 0.01 103 118
実施例146 同上 0.05 104 110
比較例77 同上 0.10 98 95
────────────────────────────────────────実施例147 YF3・MgO 0.01 104 119
実施例148 同上 0.05 104 110
比較例78 同上 0.10 95 99
────────────────────────────────────────実施例149 GdF3・MgO 0.01 103 121
実施例150 同上 0.05 103 115
比較例79 同上 0.10 98 96
────────────────────────────────────────比較例80 なし 0 100 100
────────────────────────────────────────注)最大発光輝度は、比較例80の値を100とした相対値。
[実施例151]
Sr3MgSi28:Eu2+青色発光蛍光体粉末1.00gと、実施例1にて製造したフッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(MgF2・MgO)0.01gとを、イソプロピルアルコール30mLに投入し、超音波分散して粉末混合物分散液を調製した。得られた粉末混合物分散液をマグネティックスターラーにて1時間撹拌した後、エバポレータに投入し、イソプロピルアルコールを蒸発除去して粉末混合乾燥物を得た。得られた粉末混合乾燥物をさらに大気雰囲気下、600℃の温度で1時間加熱して、フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末を含むSr3MgSi28:Eu2+青色発光蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例152]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例151と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例81]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例151と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例153]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例3にて製造した塩素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(MgCl2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例151と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例154]
塩素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例153と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例82]
塩素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例153と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例155]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例5にて製造した亜鉛含有酸化マグネシウム焼成物粉末(ZnO・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例151と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例156]
亜鉛含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例155と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例83]
亜鉛含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例155と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例157]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例7にて製造したアルミニウム含有酸化マグネシウム焼成物粉末(γ−Al23・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例151と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例158]
アルミニウム含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例157と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例84]
アルミニウム含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例157と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例159]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例9にて製造したリチウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(LiF・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例151と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例160]
リチウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例159と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例85]
リチウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例159と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例161]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例11にて製造したナトリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(NaF・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例151と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例162]
ナトリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例161と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例86]
ナトリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例161と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例163]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例13にて製造したカリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(KF・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例151と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例164]
カリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例163と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例87]
カリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例163と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例165]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例15にて製造したカルシウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(CaF2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例151と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例166]
カルシウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例165と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例88]
カルシウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例165と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例167]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例17にて製造したバリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(BaF2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例151と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例168]
バリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例167と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例89]
バリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例167と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例169]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例19にて製造したアルミニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(AlF3・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例151と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例170]
アルミニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例169と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例90]
アルミニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例169と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例171]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例21にて製造した亜鉛・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(ZnF2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例151と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例172]
亜鉛・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例171と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例91]
亜鉛・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例171と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例173]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例23にて製造したスズ・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(SnF2・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例151と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例174]
スズ・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例173と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例92]
スズ・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例173と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例175]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例25にて製造したセリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(CeF3・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例151と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例176]
セリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例175と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例93]
セリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例175と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例177]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例27にて製造したイットリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(YF3・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例151と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例178]
イットリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例177と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例94]
イットリウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例177と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例179]
フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の代わりに、実施例29にて製造したガドリニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末(GdF3・MgO)0.01gを用いたこと以外は、実施例151と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[実施例180]
ガドリニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.05gとしたこと以外は、実施例179と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[比較例95]
ガドリニウム・フッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末の量を0.10gとしたこと以外は、実施例179と同様にして蛍光体粉末組成物を得た。
[蛍光体粉末の発光輝度の評価]
実施例151〜180と比較例81〜95とで製造した蛍光体粉末組成物、及び比較例96として、蛍光体粉末組成物の製造に使用したSr3MgSi28:Eu2+青色発光蛍光体粉末に、波長146nmと波長172nmの紫外光をそれぞれ照射して、蛍光体粉末から放出される可視光の発光スペクトルを測定した。得られた発光スペクトルの最大ピーク値を最大発光輝度として表6に示す。
表6(蛍光体粉末:Sr3MgSi28:Eu2+青色発光蛍光体粉末)
────────────────────────────────────────
酸化マグネシウム焼成物粉末 最大発光輝度
───────────────── ────────────────
種類 含有量(g) 波長146nm 波長172nm
────────────────────────────────────────実施例151 MgF2・MgO 0.01 110 122
実施例152 同上 0.05 108 120
比較例81 同上 0.10 95 96
────────────────────────────────────────実施例153 MgCl2・MgO 0.01 108 117
実施例154 同上 0.05 105 119
比較例82 同上 0.10 97 94
────────────────────────────────────────実施例155 ZnO・MgO 0.01 109 115
実施例156 同上 0.05 111 111
比較例83 同上 0.10 96 93
────────────────────────────────────────実施例157 γ−Al23・MgO 0.01 107 112
実施例158 同上 0.05 106 109
比較例84 同上 0.10 95 94
────────────────────────────────────────実施例159 LiF・MgO 0.01 106 111
実施例160 同上 0.05 106 113
比較例85 同上 0.10 92 93
────────────────────────────────────────実施例161 NaF・MgO 0.01 105 118
実施例162 同上 0.05 104 115
比較例86 同上 0.10 93 93
────────────────────────────────────────実施例163 KF・MgO 0.01 112 115
実施例164 同上 0.05 110 116
比較例87 同上 0.10 95 94
────────────────────────────────────────実施例165 CaF2・MgO 0.01 109 110
実施例166 同上 0.05 107 111
比較例88 同上 0.10 94 96
────────────────────────────────────────実施例167 BaF2・MgO 0.01 106 112
実施例168 同上 0.05 107 115
比較例89 同上 0.10 98 97
────────────────────────────────────────実施例169 AlF3・MgO 0.01 105 114
実施例170 同上 0.05 105 116
比較例90 同上 0.10 95 96
────────────────────────────────────────実施例171 ZnF2・MgO 0.01 105 115
実施例172 同上 0.05 105 113
比較例91 同上 0.10 94 95
────────────────────────────────────────実施例173 SnF2・MgO 0.01 110 116
実施例174 同上 0.05 108 118
比較例92 同上 0.10 96 93
────────────────────────────────────────実施例175 CeF3・MgO 0.01 106 108
実施例176 同上 0.05 105 111
比較例93 同上 0.10 98 97
────────────────────────────────────────実施例177 YF3・MgO 0.01 109 114
実施例178 同上 0.05 111 116
比較例94 同上 0.10 92 93
────────────────────────────────────────実施例179 GdF3・MgO 0.01 107 120
実施例180 同上 0.05 106 118
比較例95 同上 0.10 94 95
────────────────────────────────────────比較例96 なし 0 100 100
────────────────────────────────────────注)最大発光輝度は、比較例97の値を100とした相対値。
上記表1〜6に示す結果から明らかなように、本発明に従う蛍光体粉末組成物は、蛍光体単独と比較して、Xeガスの放電により生成する波長146nmと波長172nmの紫外光、特にXe2の分子線に相当する波長172nmの紫外光に対する発光輝度が顕著に高くなる。

Claims (7)

  1. Xeガスの放電により生成する紫外光により励起されて230〜260nmの波長範囲にピークを有する紫外光を発光する、下記の(1)〜(5)からなる群より選ばれる少なくとも一種の酸化マグネシウム焼成物粉末と、230〜260nmの波長範囲にある紫外光に励起されて可視光の発光を示す蛍光体粉末とを、酸化マグネシウム焼成物粉末の量が、蛍光体粉末1質量部に対して0.001〜0.080質量部の範囲となる割合にて含む蛍光体粉末組成物:
    (1)フッ素を0.01〜10質量%の範囲にて含有するフッ素含有酸化マグネシウム焼成物粉末;
    (2)塩素を0.005〜10質量%の範囲にて含有する塩素含有酸化マグネシウム焼成物粉末;
    (3)亜鉛を0.1〜30質量%の範囲にて含有する亜鉛含有酸化マグネシウム焼成物粉末;
    (4)γ型酸化アルミニウム粉末と酸化マグネシウム源粉末との粉末混合物を焼成して得られたアルミニウム含有量が2〜38質量%の範囲にあるアルミニウム含有酸化マグネシウム焼成物粉末;
    (5)フッ素をマグネシウム100モルに対して0.01〜24モルの範囲の量にて含み、かつアルカリ金属、マグネシウム以外のアルカリ土類金属、希土類金属、アルミニウム、亜鉛及びスズからなる群より選ばれる少なくとも一種の補助金属をマグネシウム100モルに対して0.01〜30モルの範囲の量にて含むフッ素と補助金属を含有する酸化マグネシウム焼成物粉末。
  2. 蛍光体粉末が、CaMgSi26:Eu2+、(Ca,Sr)MgSi26:Eu2+、Sr3MgSi28:Eu2+、及びBaMgAl1017:Eu2+からなる群より選ばれる少なくとも一つの基本組成式で表される青色発光蛍光体を含む粉末である請求項1に記載の蛍光体粉末組成物。
  3. 蛍光体粉末が、Zn2SiO4:Mn2+の基本組成式で表される緑色発光蛍光体を含む粉末である請求項1に記載の蛍光体粉末組成物。
  4. 蛍光体粉末が、(Y,Gd)BO3:Eu3+の基本組成式で表される赤色発光蛍光体を含む粉末である請求項1に記載の蛍光体粉末組成物。
  5. 交流型プラズマディスプレイパネルの蛍光体層形成用である請求項1に記載の蛍光体粉末組成物。
  6. Xeランプの蛍光体層形成用である請求項1に記載の蛍光体粉末組成物。
  7. 基体の上に、請求項1に記載の蛍光体粉末組成物を含む蛍光体層が形成されている発光性積層体。
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