JP2010077478A - アルミニウム部材の電解研磨方法 - Google Patents

アルミニウム部材の電解研磨方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010077478A
JP2010077478A JP2008246034A JP2008246034A JP2010077478A JP 2010077478 A JP2010077478 A JP 2010077478A JP 2008246034 A JP2008246034 A JP 2008246034A JP 2008246034 A JP2008246034 A JP 2008246034A JP 2010077478 A JP2010077478 A JP 2010077478A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
current density
seconds
longer
aluminum member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008246034A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Nagayama
正 長山
Takamasa Iwasa
剛政 岩佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAGAYAMA KOGYOSHO KK
Original Assignee
NAGAYAMA KOGYOSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NAGAYAMA KOGYOSHO KK filed Critical NAGAYAMA KOGYOSHO KK
Priority to JP2008246034A priority Critical patent/JP2010077478A/ja
Publication of JP2010077478A publication Critical patent/JP2010077478A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • ing And Chemical Polishing (AREA)

Abstract

【課題】環境を汚染することなく、十分な鏡面光沢を得ることができるとともにリン酸膜の生成も防止できる、アルミニウム部材の電解研磨方法を、提供すること。
【解決手段】リン酸単独浴中で、アルミニウム部材に、所定の電解処理を施す、処理工程を、有しており、上記処理工程における上記電解処理が、第1定電流密度の正電流を、第1時間だけ印加することと、第2定電流密度の負電流を、第2時間だけ印加することとを、交互に、所定時間だけ、繰り返し行う、本工程と、本工程に続いて、第3定電流密度の負電流を、第3時間だけ印加する、後工程と、を有しており、電解温度が、50〜75℃に設定されており、上記第1定電流密度が、上記第2定電流密度より大きく設定されており、上記第1時間が、上記第2時間より長く設定されており、上記第2定電流密度が、1〜5A/dmであり、上記第2時間が、1.0秒間より長く且つ5秒間以下である。
【選択図】図1

Description

本発明は、アルミニウム又はアルミニウム合金からなるアルミニウム部材の電解研磨方法に関するものであり、特に、アルマイト処理の前処理に適した電解研磨方法に関するものである。
アルミニウム部材に光輝性を付与する処理方法としては、機械的方法であるバフ研磨方法や、化学的方法である化学研磨方法及び電解研磨方法が、知られている。更に、電解研磨方法としては、電流反転電解による方法が知られている(特許文献1)。
特公昭63−12159号公報
バフ研磨方法では、鏡面光沢を得るために手数がかかり、高コストを要する、という問題がある。また、化学研磨方法では、高価な薬品が多量に使用されるため、高コストを要し、また、廃液による環境汚染の恐れがある、という問題がある。更に、従来の電解研磨方法では、有害物質であるクロム酸を使用するために、環境汚染の恐れがある、という問題がある。また、特許文献1の電解研磨方法では、正及び負の電圧を交互に印加するとともにその周波数を変化させているため、制御が煩雑であり、また、リン酸の干渉膜の生成を防止できないためにその後のアルマイト処理に不適である、という問題がある。
本発明は、環境を汚染することなく、簡単に実施でき、しかも、十分な鏡面光沢を得ることができるとともにリン酸膜の生成も防止できる、アルミニウム部材の電解研磨方法を、提供することを目的としている。
本願の第1発明は、アルミニウム又はアルミニウム合金からなるアルミニウム部材を電解研磨する方法において、
リン酸単独浴中で、アルミニウム部材に、所定の電解処理を施す、処理工程を、有しており、
上記処理工程における上記電解処理が、
第1定電流密度の正電流を、第1時間だけ印加することと、第2定電流密度の負電流を、第2時間だけ印加することとを、交互に、所定時間だけ、繰り返し行う、本工程と、
本工程に続いて、第3定電流密度の負電流を、第3時間だけ印加する、後工程と、
を有しており、
電解温度が、50〜75℃に設定されており、
上記第1定電流密度が、上記第2定電流密度より大きく設定されており、
上記第1時間が、上記第2時間より長く設定されており、
上記第2定電流密度が、1〜5A/dmであり、
上記第2時間が、1.0秒間より長く且つ5秒間以下である、
ことを特徴としている。
なお、上記第1発明においては、
上記第1定電流密度が、2〜30A/dmであり、
上記第3定電流密度が、1〜5A/dmであり、
上記第1時間が、5〜20秒間であり、
上記第3時間が、0.5〜10秒間である、のが好ましい。
本願の第2発明は、アルミニウム又はアルミニウム合金からなるアルミニウム部材を電解研磨する方法において、
リン酸単独浴中で、アルミニウム部材に、所定の電解処理を施す、処理工程を、有しており、
上記処理工程における上記電解処理が、
第1定電圧の正電圧を、第1時間だけ印加することと、第2定電圧の負電圧を、第2時間だけ印加することとを、交互に、所定時間だけ、繰り返し行う、本工程と、
本工程に続いて、第3定電圧の負電圧を、第3時間だけ印加する、後工程と、
を有しており、
電解温度が、50〜75℃に設定されており、
上記第1定電圧が、上記第2定電圧より大きく設定されており、
上記第1時間が、上記第2時間より長く設定されており、
上記第2定電圧が、0.1〜5Vであり、
上記第2時間が、1.0秒間より長く且つ5秒間以下である、
ことを特徴としている。
なお、上記第2発明においては、
上記第1定電圧が、10〜60Vであり、
上記第3定電圧が、0.1〜5Vであり、
上記第1時間が、5〜20秒間であり、
上記第3時間が、0.5〜10秒間である、のが好ましい。
上記第1発明によれば、本工程において負電流が印加されている際に、水素ガスが発生し、その水素ガスによって、生成していたリン酸膜が除去される。したがって、十分な鏡面光沢が得られる。しかも、後工程において負電流を印加している際に、リン酸の干渉膜の生成が阻止される。したがって、十分な鏡面光沢を得ることができるとともに干渉膜の生成も防止できる。よって、その後のアルマイト処理を最適に行うことができる。また、上記第1発明は、PR電源及び一般的な定電流電源を用いて実施できるので、簡単に実施でき、しかも、電解液がリン酸単独であるので、環境を汚染しない。
上記第2発明によれば、本工程において負電圧が印加されている際に、水素ガスが発生し、その水素ガスによって、生成していたリン酸膜が除去される。したがって、十分な鏡面光沢が得られる。しかも、後工程において負電圧を印加している際に、リン酸の干渉膜の生成が阻止される。したがって、十分な鏡面光沢を得ることができるとともに干渉膜の生成も防止できる。よって、その後のアルマイト処理を最適に行うことができる。また、上記第2発明は、PR電源及び一般的な定電圧電源を用いて実施できるので、簡単に実施でき、しかも、電解液がリン酸単独であるので、環境を汚染しない。
[第1実施形態]
本実施形態によるアルミニウム部材の電解研磨方法は、リン酸単独浴中で、アルミニウム部材に、所定の電解処理を施す、処理工程を、有しており、上記処理工程における上記電解処理が、(1)第1定電流密度の正電流を、第1時間だけ印加することと、第2定電流密度の負電流を、第2時間だけ印加することとを、交互に、所定時間だけ、繰り返し行う、本工程と、(2)本工程に続いて、第3定電流密度の負電流を、第3時間だけ印加する、後工程と、を有している。また、上記第1定電流密度が、上記第2定電流密度より大きく設定されており、上記第1時間が、上記第2時間より長く設定されている。更に、上記第2定電流密度は、1〜5A/dmであり、上記第2時間は、1.0秒間より長く且つ5秒間以下である。
なお、上記第1定電流密度は、2〜30A/dmが好ましく、上記第3定電流密度は、1〜5A/dmが好ましく、上記第1時間は、5〜20秒間が好ましく、上記第3時間は、0.5〜10秒間が好ましい。
本実施形態によるアルミニウム部材の電解研磨方法は、具体的には、次のように実施する。
まず、アルミニウム部材を、リン酸単独浴に、浸漬する。リン酸としては、例えば85重量%濃度のリン酸を用いる。また、浴温は、50〜75℃に設定する。
そして、上記電解処理を行う。すなわち、図1に示されるように、時間TAの区間として示される本工程を行った後、続いて、時間TBの区間として示される後工程を行う。
本工程では、第1定電流密度D1の正電流を、第1時間TA1だけ印加することと、第2定電流密度D2の負電流を、第2時間TA2だけ印加することとを、交互に、時間TAだけ、繰り返し行う。但し、D1>D2、及び、TA1>TA2、に設定している。また、D2は、1〜5A/dmであり、TA2は、1.0秒間より長く且つ5秒間以下である。なお、本工程は、PR電源を用いて実施できる。
後工程では、第3定電流密度D3の負電流を、第3時間TBだけ印加する。ここでは、D2=D3に設定しているが、D2とD3とは異なってもよい。なお、後工程は、一般的な定電流電源を用いて実施できる。
好ましくは、D1は2〜30A/dmであり、D3は1〜5A/dmである。また、TA1は5〜20秒間であり、TBは0.5〜10秒間であり、TAは15分間である。
本実施形態の方法を実施すると、本工程において正電流が印加されている際に、アルミニウム部材の表面の溶解が進行して平滑面が得られるが、同時に、リン酸膜が生成する。なお、このリン酸膜は、リン酸とアルミニウムとが結合して生成された皮膜である。しかるに、本工程において負電流が印加されている際に、水素ガスが発生し、その水素ガスによって、上記リン酸膜が除去される。したがって、十分な鏡面光沢が得られる。しかも、後工程において負電流を印加している際に、リン酸の干渉膜の生成が阻止される。
したがって、本実施形態の方法によれば、十分な鏡面光沢を得ることができるとともに干渉膜の生成も防止できる。よって、その後のアルマイト処理を最適に行うことができる。また、本実施形態の方法は、PR電源及び一般的な定電流電源を用いて実施できるので、簡単に実施でき、しかも、電解液がリン酸単独であるので、環境を汚染しない。
[第2実施形態]
本実施形態によるアルミニウム部材の電解研磨方法は、リン酸単独浴中で、アルミニウム部材に、所定の電解処理を施す、処理工程を、有しており、上記処理工程における上記電解処理が、(1)第1定電圧の正電圧を、第1時間だけ印加することと、第2定電圧の負電圧を、第2時間だけ印加することとを、交互に、所定時間だけ、繰り返し行う、本工程と、(2)本工程に続いて、第3定電圧の負電圧を、第3時間だけ印加する、後工程と、を有している。また、上記第1定電圧が、上記第2定電圧より大きく設定されており、上記第1時間が、上記第2時間より長く設定されている。更に、上記第2定電圧は、0.1〜5Vであり、上記第2時間は、1.0秒間より長く且つ5秒間以下である。
なお、上記第1定電圧は、10〜60Vが好ましく、上記第3定電圧は、0.1〜5Vが好ましく、上記第1時間は、5〜20秒間が好ましく、上記第3時間は、0.5〜10秒間が好ましい。
本実施形態によるアルミニウム部材の電解研磨方法は、具体的には、次のように実施する。
まず、アルミニウム部材を、リン酸単独浴に、浸漬する。リン酸としては、例えば85重量%濃度のリン酸を用いる。また、浴温は、50〜75℃に設定する。
そして、上記電解処理を行う。すなわち、図2に示されるように、時間TXの区間として示される本工程を行った後、続いて、時間TYの区間として示される後工程を行う。
本工程では、第1定電圧V1の正電圧を、第1時間TX1だけ印加することと、第2定電圧V2の負電圧を、第2時間TX2だけ印加することとを、交互に、時間TXだけ、繰り返し行う。但し、V1>V2、及び、TX1>TX2、に設定している。また、V2は、0.1〜5Vであり、TX2は、1.0秒間より長く且つ5秒間以下である。なお、本工程は、PR電源を用いて実施できる。
後工程では、第3定電圧V3の負電圧を、第3時間TYだけ印加する。ここでは、V2=V3に設定しているが、V2とV3とは異なってもよい。なお、後工程は、一般的な定電圧電源を用いて実施できる。
好ましくは、V1は10〜60Vであり、V3は0.1〜5Vである。また、TX1は5〜20秒間であり、TYは0.5〜10秒間であり、TXは15分間である。
本実施形態の方法を実施すると、本工程において正電圧が印加されている際に、アルミニウム部材の表面の溶解が進行して平滑面が得られるが、同時に、リン酸膜が生成する。なお、このリン酸膜は、リン酸とアルミニウムとが結合して生成された皮膜である。しかるに、本工程において負電圧が印加されている際に、水素ガスが発生し、その水素ガスによって、上記リン酸膜が除去される。したがって、十分な鏡面光沢が得られる。しかも、後工程において負電圧を印加している際に、リン酸の干渉膜の生成が阻止される。
したがって、本実施形態の方法によれば、十分な鏡面光沢を得ることができるとともに干渉膜の生成も防止できる。よって、その後のアルマイト処理を最適に行うことができる。また、本実施形態の方法は、PR電源及び一般的な定電圧電源を用いて実施できるので、簡単に実施でき、しかも、電解液がリン酸単独であるので、環境を汚染しない。
以下、本発明の具体的な実施例について、説明する。
表1〜表12は、上記第1実施形態に係る実施例に関する。
[表1〜表4の実施例及び比較例]
これらの実施例及び比較例は、次の電解処理条件に基づくものである。
・電解液…85%リン酸
・浴温度…65℃
・本工程
・正電流:D1…10A/dm
:TA1…10秒間
・負電流:D2…1、2、3、5A/dm
:TA2…0.5、1.0、2.0、3.0秒間
・TA…15分間
・後工程
・負電流:D3…1、2、3、5、10A/dm
:TB…2.0、3.0、5.0、10秒間
Figure 2010077478
Figure 2010077478
Figure 2010077478
Figure 2010077478
表中の総合評価において、「○」は優良、「△」は良、「×」は不良、をそれぞれ示している。実用においては、良及び優良の例を使用できる。
実施例1a、1b、2a、2b、2c、3a、3b、3c、4a、4b、4cでは、TA2が2.0及び3.0秒間である。すなわち、実施例と比較例との条件の基本的差異は、TA2が1.0秒間より長いか否かである。これらの実施例では、TA2が1.0秒間より長いので、良及び優良の総合評価が得られている。
[表5〜表8の実施例及び比較例]
これらの実施例及び比較例は、次の電解処理条件に基づくものである。
・電解液…85%リン酸
・浴温度…75℃
・本工程
・正電流:D1…10A/dm
:TA1…10秒間
・負電流:D2…1、2、3、5A/dm
:TA2…0.5、1.0、2.0、3.0秒間
・TA…15分間
・後工程
・負電流:D3…1、2、3、5、10A/dm
:TB…2.0、3.0、5.0、10秒間
Figure 2010077478
Figure 2010077478
Figure 2010077478
Figure 2010077478
実施例5a、5b、6a、6b、6c、7a、7b、7c、8a、8b、8cでは、TA2が2.0及び3.0秒間である。すなわち、実施例と比較例との条件の基本的差異は、TA2が1.0秒間より長いか否かである。これらの実施例では、TA2が1.0秒間より長いので、良及び優良の総合評価が得られている。
[表9〜表12の実施例及び比較例]
これらの実施例及び比較例は、次の電解処理条件に基づくものである。
・電解液…85%リン酸
・浴温度…50℃
・本工程
・正電流:D1…10A/dm
:TA1…10秒間
・負電流:D2…1、2、3、5A/dm
:TA2…0.5、1.0、2.0、3.0秒間
・TA…15分間
・後工程
・負電流:D3…1、2、3、5、10A/dm
:TB…2.0、3.0、5.0、10秒間
Figure 2010077478
Figure 2010077478
Figure 2010077478
Figure 2010077478
実施例9a、9b、10a、10b、10c、11a、11b、11c、12a、12b、12cでは、TA2が2.0及び3.0秒間である。すなわち、実施例と比較例との条件の基本的差異は、TA2が1.0秒間より長いか否かである。これらの実施例では、TA2が1.0秒間より長いので、良及び優良の総合評価が得られている。
表13〜表24は、上記第2実施形態に係る実施例に関する。
[表13〜表16の実施例及び比較例]
これらの実施例及び比較例は、次の電解処理条件に基づくものである。
・電解液…85%リン酸
・浴温度…65℃
・本工程
・正電圧:V1…30V(平均電流密度10A/dm
:TX1…10秒間
・負電圧:V2…0.4、0.8、1.2、2.4V
:TX2…0.5、1.0、2.0、3.0秒間
・TX…15分間
・後工程
・負電圧:V3…0.4、0.8、1.2、2.4、4.0V
:TY…2.0、3.0、5.0、10秒間
Figure 2010077478
Figure 2010077478
Figure 2010077478
Figure 2010077478
表中の総合評価において、「○」は優良、「△」は良、「×」は不良、をそれぞれ示している。実用においては、良及び優良の例を使用できる。
実施例13a、13b、14a、14b、14c、15a、15b、15c、16a、16b、16cでは、TX2が2.0及び3.0秒間である。すなわち、実施例と比較例との条件の基本的差異は、TX2が1.0秒間より長いか否かである。これらの実施例では、TX2が1.0秒間より長いので、良及び優良の総合評価が得られている。
[表17〜表20の実施例及び比較例]
これらの実施例及び比較例は、次の電解処理条件に基づくものである。
・電解液…85%リン酸
・浴温度…75℃
・本工程
・正電圧:V1…20V(平均電流密度10A/dm
:TX1…10秒間
・負電圧:V2…0.4、0.8、1.2、2.4V
:TX2…0.5、1.0、2.0、3.0秒間
・TX…15分間
・後工程
・負電圧:V3…0.4、0.8、1.2、2.4、4.0V
:TY…2.0、3.0、5.0、10秒間
Figure 2010077478
Figure 2010077478
Figure 2010077478
Figure 2010077478
実施例17a、17b、18a、18b、18c、19a、19b、19c、20a、20b、20cでは、TX2が2.0及び3.0秒間である。すなわち、実施例と比較例との条件の基本的差異は、TX2が1.0秒間より長いか否かである。これらの実施例では、TX2が1.0秒間より長いので、良及び優良の総合評価が得られている。
[表21〜表24の実施例及び比較例]
これらの実施例及び比較例は、次の電解処理条件に基づくものである。
・電解液…85%リン酸
・浴温度…50℃
・本工程
・正電圧:V1…40V(平均電流密度10A/dm
:TX1…10秒間
・負電圧:V2…0.4、0.8、1.2、2.4V
:TX2…0.5、1.0、2.0、3.0秒間
・TX…15分間
・後工程
・負電圧:V3…0.4、0.8、1.2、2.4、4.0V
:TY…2.0、3.0、5.0、10秒間
Figure 2010077478
Figure 2010077478
Figure 2010077478
Figure 2010077478
実施例21a、21b、22a、22b、22c、23a、23b、23c、24a、24b、24cでは、TX2が2.0及び3.0秒間である。すなわち、実施例と比較例との条件の基本的差異は、TX2が1.0秒間より長いか否かである。これらの実施例では、TX2が1.0秒間より長いので、良及び優良の総合評価が得られている。
本発明のアルミニウム部材の電解研磨方法は、環境を汚染することなく、簡単に実施でき、しかも、十分な鏡面光沢を得ることができるとともにリン酸膜の生成も防止できるので、産業上の利用価値が大である。
本願の第1発明の実施形態の電解処理の電流波形を示す図である。 本願の第2発明の実施形態の電解処理の電流波形を示す図である。
符号の説明
D1 第1定電流密度 D2 第2定電流密度 D3 第3定電流密度 TA1 第1時間 TA2 第2時間 TA 所定時間 TB 第3時間 V1 第1定電圧 V2 第2定電圧 V3 第3定電圧 TX1 第1時間 TX2 第2時間 TX 所定時間 TY 第3時間

Claims (4)

  1. アルミニウム又はアルミニウム合金からなるアルミニウム部材を電解研磨する方法において、
    リン酸単独浴中で、アルミニウム部材に、所定の電解処理を施す、処理工程を、有しており、
    上記処理工程における上記電解処理が、
    第1定電流密度の正電流を、第1時間だけ印加することと、第2定電流密度の負電流を、第2時間だけ印加することとを、交互に、所定時間だけ、繰り返し行う、本工程と、
    本工程に続いて、第3定電流密度の負電流を、第3時間だけ印加する、後工程と、
    を有しており、
    電解温度が、50〜75℃に設定されており、
    上記第1定電流密度が、上記第2定電流密度より大きく設定されており、
    上記第1時間が、上記第2時間より長く設定されており、
    上記第2定電流密度が、1〜5A/dmであり、
    上記第2時間が、1.0秒間より長く且つ5秒間以下である、
    ことを特徴とする、アルミニウム部材の電解研磨方法。
  2. 上記第1定電流密度が、2〜30A/dmであり、
    上記第3定電流密度が、1〜5A/dmであり、
    上記第1時間が、5〜20秒間であり、
    上記第3時間が、0.5〜10秒間である、
    請求項1記載のアルミニウム部材の電解研磨方法。
  3. アルミニウム又はアルミニウム合金からなるアルミニウム部材を電解研磨する方法において、
    リン酸単独浴中で、アルミニウム部材に、所定の電解処理を施す、処理工程を、有しており、
    上記処理工程における上記電解処理が、
    第1定電圧の正電圧を、第1時間だけ印加することと、第2定電圧の負電圧を、第2時間だけ印加することとを、交互に、所定時間だけ、繰り返し行う、本工程と、
    本工程に続いて、第3定電圧の負電圧を、第3時間だけ印加する、後工程と、
    を有しており、
    電解温度が、50〜75℃に設定されており、
    上記第1定電圧が、上記第2定電圧より大きく設定されており、
    上記第1時間が、上記第2時間より長く設定されており、
    上記第2定電圧が、0.1〜5Vであり、
    上記第2時間が、1.0秒間より長く且つ5秒間以下である、
    ことを特徴とする、アルミニウム部材の電解研磨方法。
  4. 上記第1定電圧が、10〜60Vであり、
    上記第3定電圧が、0.1〜5Vであり、
    上記第1時間が、5〜20秒間であり、
    上記第3時間が、0.5〜10秒間である、
    請求項3記載のアルミニウム部材の電解研磨方法。
JP2008246034A 2008-09-25 2008-09-25 アルミニウム部材の電解研磨方法 Pending JP2010077478A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008246034A JP2010077478A (ja) 2008-09-25 2008-09-25 アルミニウム部材の電解研磨方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008246034A JP2010077478A (ja) 2008-09-25 2008-09-25 アルミニウム部材の電解研磨方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010077478A true JP2010077478A (ja) 2010-04-08

Family

ID=42208236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008246034A Pending JP2010077478A (ja) 2008-09-25 2008-09-25 アルミニウム部材の電解研磨方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010077478A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113661276A (zh) * 2019-04-09 2021-11-16 3Dm生物医学私人有限公司 电抛光方法
CN118863495A (zh) * 2024-06-25 2024-10-29 曲靖云铝淯鑫铝业有限公司 一种基于时序数据的铝电解槽参数优化方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113661276A (zh) * 2019-04-09 2021-11-16 3Dm生物医学私人有限公司 电抛光方法
US11873572B2 (en) 2019-04-09 2024-01-16 3DM Biomedical Pty Ltd Electropolishing method
CN118863495A (zh) * 2024-06-25 2024-10-29 曲靖云铝淯鑫铝业有限公司 一种基于时序数据的铝电解槽参数优化方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106567122B (zh) 一种钛及钛合金的电化学抛光电解液及其抛光方法
US20100326839A1 (en) Method for anodizing aluminum pipe for base of photoconductor drum, and base of photoconductor drum
DE502007005463D1 (de) Verfahren zur herstellung eines desinfektionsmittels durch elektrochemische aktivierung (eca) von wasser
JP2013511624A5 (ja)
WO2011105452A1 (ja) 陽極酸化皮膜の形成方法
CN103088384A (zh) 阀金属等离子体电解氧化表面处理方法
KR20180108807A (ko) 알루미늄판의 제조 방법, 및 알루미늄판의 제조 장치
CN106521604A (zh) 一种在不锈钢和钴合金表面制备纳米多孔结构的方法
CN102277607B (zh) 一种孔径和厚度可控、通孔阳极氧化铝膜的制备方法
JP2010077478A (ja) アルミニウム部材の電解研磨方法
EP2045367A1 (en) Method for anodically oxidizing aluminum alloy and power supply for anodically oxidizing aluminum alloy
JP6485086B2 (ja) 多孔質膜およびその製造方法並びに装置
CN204370036U (zh) 一种汽车金属零部件用电解抛光装置
TW201538802A (zh) 鋁材之電解研磨處理方法
US20110210011A1 (en) Method for cleaning surface of stainless steel
JP6870389B2 (ja) 金属材表面の酸化皮膜を除去する方法
CN100588754C (zh) 一种通过恒流降压制备三维氧化铝纳米模板的方法
CN102470468B (zh) 用于对工件进行电化学加工的方法
RU2015138512A (ru) Способ создания медных покрытий с развитой поверхностью
JP4742681B2 (ja) アルミニウム及びアルミニウム合金の表面処理方法
JP2003318069A (ja) アルミニウム電解コンデンサ陽極箔のエッチング方法
CN106958016B (zh) 一种铝合金基致密防腐mfi沸石膜的制备方法
JP2018141199A (ja) 金属亜鉛の電解採取方法およびその回収方法
JP4765411B2 (ja) アルミニウム及びアルミニウム合金の表面処理方法
RU2624881C2 (ru) Способ электрохимической обработки стальной детали