JP2010077649A - 家屋の外壁構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】外壁構造の内部の湿度を最適に保つことにより耐久性を向上させる。
【解決手段】家屋の外壁1である。内装材2と、外装材3と、これらの間に形成されかつ上方及び下方に外気と連通可能な開口部6を有する中空の通気層4と、通気層4の湿度に基づいて開口部6を開閉する通気制御手段5とを具える。
【選択図】図1
【解決手段】家屋の外壁1である。内装材2と、外装材3と、これらの間に形成されかつ上方及び下方に外気と連通可能な開口部6を有する中空の通気層4と、通気層4の湿度に基づいて開口部6を開閉する通気制御手段5とを具える。
【選択図】図1
Description
本発明は、外壁内部の湿度を最適にコントロールすることにより、耐久性を向上しうる家屋の外壁構造に関する。
近年、プレハブ等の規格化住宅では、屋内−屋外間での空気の行き来が少ない気密化が進んでいる。このため、例えば、屋内で発生した湿気は、内装材を介して外壁内部に滞留する傾向がある。そして、外壁内部に滞留した湿気は、外壁内部で冷やされて結露になる場合がある。このような結露は、例えば外壁の木質構造材を腐朽させ、また金属材に錆を発生させるなど外壁の耐久性を低下させる。また、結露は、外壁内部に配される断熱材を濡らし、断熱性能を低下させるという問題もある。
そこで、外壁の外装材と内装材との間に中空の通気層を形成し、外壁内部に滞留した湿気を屋外へ排出して乾燥させることによって、結露を防止する通気層付きの外壁構造が例えば、下記特許文献1により提案されている。
しかしながら、上記通気層は、外壁内部の湿度に関らず、常時、外壁内部を乾燥させる。このため、高温乾燥時期には、外壁内部に過乾燥を生じさせるという新たな問題を招く。外壁内部の過乾燥は、含水率の低下による木質の枠材や桟材等の大きな収縮を招き、ひいては釘抜け、内装材又は外装材のたわみや浮き上がり等を発生させ、構造耐久性を低下させるという問題がある。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、通気層の湿度に基づいて通気層の開口部を開閉する通気制御手段を具えることを基本として、通気層の常時通気を防ぎ、ひいては外壁内部の過乾燥を効果的に防止して耐久性を向上しうる家屋の外壁構造を提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、家屋の外壁構造であって、内装材と、外装材と、これらの間に形成されかつ上方及び下方に外気と連通可能な開口部を有する中空の通気層と、前記通気層の湿度に基づいて前記開口部を開閉する通気制御手段とを具えることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記通気制御手段は、少なくとも一部が前記通気層内をのびるとともに該通気層の湿度に基づいて変形する湿度感応型の伸縮材と、この伸縮材に固着されかつ前記開口部に配されるカバーとを含み、前記伸縮材は、前記通気層の低湿時に収縮し前記カバーで開口部を閉じるとともに、前記通気層の高湿時には伸長して前記カバーと開口部との間に隙間を形成する請求項1に記載の家屋の外壁構造である。
また請求項3記載の発明は、前記伸縮材は、一端が内装材又は外装材の内面に固着されるとともに、他端が前記カバーに固着される請求項2記載の家屋の外壁構造である。
また請求項4記載の発明は、前記伸縮材は、前記カバーを吊り下げる紐状又はコイル状である請求項2又は3の何れかに記載の外壁構造である。
また請求項5記載の発明は、前記伸縮材は、樹脂、木質材又は金属材からなる請求項2ないし4のいずれかに記載の家屋の外壁構造である。
本発明の家屋の外壁構造は、内装材と、外装材と、これらの間に形成されかつ上方及び下方に外気と連通可能な開口部を有する中空の通気層とを具える。このような通気層は、外壁構造の内部の湿気を排出して乾燥させるので、外壁内部の結露による耐久性の低下を防止しうる。
また、本発明の外壁構造では、通気層の湿度に基づいて開口部を開閉する通気制御手段を具える。従って、通気層の常時通気を防止して外壁内部の過乾燥を防止できる。これにより、外壁内部の木質構造材の収縮による釘抜け、内装材又は外装材の変形等といった過乾燥による耐久性の低下をも防止しうる。
また、請求項2記載の発明のように、通気制御手段として、少なくとも一部が通気層内をのびるとともに該通気層の湿度に基づいて変形する湿度感応型の伸縮材を用い、その変形を利用して開口部を開閉するときには、開口部を開閉させるために電気エネルギーにより駆動される電動機等を必要としない。従って、外壁構造を複雑にすることなく安価に製造できる。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。図1には、本実施形態の家屋の外壁構造の断面図、図2には、その上部を拡大して示す部分斜視図、図3には、その下部を拡大して示す部分斜視図が示される。
図1に示されるように、本実施形態の外壁構造1(以下、単に「外壁1」ということがある)は、矩形に枠組みされた枠体8と、その屋内側の面に配された内装材2と、前記枠体8の屋外側の面に配された外装材3とを有するパネル状で構成される。本実施形態の外壁1は、例えば屋根梁9と土台19との間に固定される。また、外装材3の下部には、基礎35に向かってのびる水切20が固着される。
前記内装材2は、例えば調湿性を有する石膏ボード等が好適に採用される。また、前記外装材3には、例えばALC等の発泡コンクリートパネルや、セメントと木質補強材料との原料混合物のスラリーを養生硬化させた窯業系外装パネルなどが用いられる。
前記枠体8は、例えば木質材からなり、外壁1の上端側を水平にのびる上の枠材8Aと、下端側を水平にのびる下の枠材8Bと、これらの間を左右両端で継ぐ左右の枠材(図示省略)とを含む。また、枠体8には、上記各枠材間を水平及び垂直方向にのびて継ぐ各種の桟材10、11、34(図3に示す)が設けられる。
また、外壁1の内部には、断熱材7が配される。断熱材7としては、例えばロックウールや、グラスウール等の繊維材等の他、耐水性及び軽量性に優れるポリスチレンフォーム等の樹脂材が採用される。なお、断熱材7は、その一方又は両側の面を防水ないし防湿シート12、13などで覆われても良い。このようなシートは、湿気が断熱材7に吸収されるのを抑制できる。
本実施形態の外壁1には、前記内装材2と外装材3との間に形成されかつ上方及び下方に外気と連通可能な開口部6を有する中空の通気層4と、この通気層4の湿度に基づいて開口部6を開閉する通気制御手段5とが設けられる。
前記通気層4は、前記断熱材7を内装材2側に寄せて配することにより、外壁1の内部かつ外装材3側に形成される。
前記通気層4は、外壁1内を上下にのびる空隙からなるとともに、その上方及び下方は外壁1の外部(外気)と連通可能な開口部6を有する。該開口部6は、上の枠材8Aに形成された上の開口部6Aと、下の枠材8Bに形成された下の開口部6Bとを含む。
本実施形態において、上の枠材8Aには、外装材3側に矩形に切り欠かれた切欠き部8A1が設けられる。また切欠き部8A1が設けられる外装材3の上端には、上方へのびる立片30Aが設けられる。さらに、立片30Aと切欠き部8A1とが囲む空所には、上の開口部6Aを有する上蓋部29が装着される。
図4に拡大して示されるように、前記上蓋部29は、水平にのびることにより通気層4の上部を閉じる主部29aと、該主部29aから通気層4に臨むように下方にのびるとともに前記上の開口部6Aを区画する垂下片29bとを含む。本実施形態では、垂下片29bの下端は、上に向かって開口幅を減じるテーパ面29cで形成されるとともに、その周囲には変形容易なゴム等の弾性材からなるパッキン23Aが固着されている。
また、前記通気制御手段5は、通気層4の湿度に基づいて前記上の開口部6Aを開閉する上の通気制御手段5Aを含む。本実施形態の上の通気制御手段5Aは、上の開口部6Aに対向して配された上部カバー22Aと、通気層4内をのびるとともにこの上部カバー22Aを所定の位置に吊り下げ保持する紐状の伸縮材21Aとを含んで構成される。なお、伸縮材21Aは、紐状に形成されたものに限られるわけではなく、例えば、帯状やテープ状等に形成されたものでもよい。
本実施形態の上部カバー22Aは、上の開口部6Aに沿って水平にのびる略板状をなし、上面が前記パッキン23Aと接触することにより上の開口部6Aを閉じるとともに、パッキン23Aから離間することにより上の開口部6Aを開き、外壁1の外部と連通させることができる。本実施形態の上部カバー22Aは、このような開閉を確実に行うために、上部カバー22Aの上面側には、テーパ面に沿った傾斜の断面略台形状の凸部27が形成される。
前記伸縮材21Aは、内装材2側及び外装材3側にそれぞれ隔設される。具体的には、伸縮材21Aは、その上端が上の枠材8A又は立片30Aに、その下端が上部カバー22Aに、それぞれ例えばピン31等によって固着される。これにより、上部カバー22Aは、伸縮材21Aによって、ほぼ水平状態で吊り下げ保持される。
また本実施形態の伸縮材21Aは、低湿時に収縮するとともに、高湿時には吸湿して伸長する湿度感応性を有する。従って、通気層4内の乾燥時、伸縮材21Aは収縮し上部カバー22Aを引き上げて上の開口部6Aを閉じる。逆に、通気層4内の多湿時には、伸縮材21Aは伸張し、重力によって上部カバー22Aを下降させる。これにより、パッキン23Aと上部カバー22Aとが離間して隙間が生じ、上の開口部6Aを開くことができる。
伸縮材21Aとしては、湿度感応型の材料であれば種々のものが採用できる。伸縮材21Aの具体例としては、繊維、樹脂、木質材、紙、金属材、又は吸湿性ポリマー等を利用した複合体などが挙げられる。とりわけナイロン、レーヨン、アセテート、又はセルロース等の繊維や、例えば商品名ベントクール(三菱レイヨン株式会社製)、商品名MRTファイバー(帝人ファイバー株式会社)又は商品名バイオセンサー(旭化成せんい株式会社)等を撚り合わせたコード材が好適に用いられる。
伸縮材21Aの吸湿による寸法変化率は、各材料によって異なる。従って、伸縮材21Aの初期長さは、このような寸法変化率に鑑みて上の開口部6Aの開閉に必要な上部カバー22Aのストロークに見合った寸法に設定される。
また、図3に示されるように、下の枠材8Bにも、上の枠材8Aの切欠き部8A1(図2に示す)の対応する下方位置でかつ外装材3側に、矩形状に切り欠かれた切欠き部8B1が設けられる。また、切欠き部8B1が設けられる外装材3の下端には、下方にのびる立片30Bが設けられる。そして、この立片30Bと切欠き部8B1とが囲む空所により、下の開口部6Bが形成される。
本実施形態の下の開口部6Bは、図5に拡大して示されるように、上の開口部6Aと同様、立片30Bの下端及び下の枠材8Bの下端は、下に向かって開口幅が漸増するテーパ面15Bで形成されるとともに、その周囲にはゴム等の弾性材からなるパッキン23Bが固着されている。
また、本実施形態の通気制御手段5は、通気層4の湿度に基づいて下の開口部6Bを開閉する下の通気制御手段5Bを含む。該下の通気制御手段5Bは、下の開口部6Bに対向して配された下部カバー22Bと、通気層4内をのびるとともにこの下部カバー22Bを所定の位置に吊り下げ保持する紐状の伸縮材21Bとを含んで構成される。
前記下部カバー22Bは、下の開口部6Bに沿って水平にのびる略板状をなし、その上面が前記パッキン23Bと接触することにより下の開口部6Bを閉じるとともに、パッキン23Bから離間することにより、下の開口部6Bを開き、通気層4と外部空気とを連通させ得る。また、下部カバー22Bの両側縁には、テーパ面15Bと略平行のテーパ面24Bが形成される。下部カバー22Bとしては、例えば、軽量で耐久性を有する樹脂等が好適である。
前記伸縮材21Bは、上の通気制御手段5Bのものと同様に湿度官能性を有する紐状材からなり、外装材3側及び内装材2側でそれぞれ外壁1の幅方向に隔設される。具体的には、本実施形態の伸縮材21Bの上端は、外装材3又は横桟34にフック部26、26などで固着されるとともに、伸縮材21Bの下端は、下部カバー22Bに吊下げフック25などで固着される。これにより、下部カバー22Bは、ほぼ水平状態で吊り下げ保持される。
以上のように構成された本実施形態の外壁1の作用について説明する。
外壁1の内部の通気層4の湿度が低下すると、各伸縮材21A、21Bは、長手方向に収縮し、上部カバー22A及び下部カバー22Bをそれぞれ上方へ引き上げる。これにより、図4、5に示されるように、各カバー22A、22Bは、それぞれパッキン23A、23Bに密着し、上の開口部6A及び下の開口部6Bを閉じることができる。特に、パッキン23A、23Bは各カバー22A、22Bによって押圧されて変形し、通気層4の気密性を向上するのに役立つ。このように、通気制御手段5は、通気層4と外部空気との行き来を抑制して外壁内部の過乾燥を防止することができる。従って、外壁1の内部の木質材の収縮を防ぐことができ、釘抜けや、内装材2や外装材3等の浮き上がり等を防止できる。
外壁1の内部の通気層4の湿度が低下すると、各伸縮材21A、21Bは、長手方向に収縮し、上部カバー22A及び下部カバー22Bをそれぞれ上方へ引き上げる。これにより、図4、5に示されるように、各カバー22A、22Bは、それぞれパッキン23A、23Bに密着し、上の開口部6A及び下の開口部6Bを閉じることができる。特に、パッキン23A、23Bは各カバー22A、22Bによって押圧されて変形し、通気層4の気密性を向上するのに役立つ。このように、通気制御手段5は、通気層4と外部空気との行き来を抑制して外壁内部の過乾燥を防止することができる。従って、外壁1の内部の木質材の収縮を防ぐことができ、釘抜けや、内装材2や外装材3等の浮き上がり等を防止できる。
また、室内の湿気が内装材2を介して通気層4内に滞留し、該通気層4が高湿になると、図6(a)、(b)に示されるように、各伸縮材21A、21Bは、長手方向に伸長する。この各伸縮材21A、21Bの伸長によって、各カバー22A、22Bは、その自重により下方へ移動し、パッキン23A、23Bから離間して、各開口部6A、6Bを開くことができる。これにより、通気層4は、上の開口部6A又は下の開口部6Bから浸入する風や、屋外と該通気層4との温度差等によって外壁内部を換気できる。
例えば、図1に示されるように、下の開口部6Bから外壁1の通気層4に入り込んだ外気Sは、通気層4を通って上の開口部6Aから外壁外部へと排出される。このような換気により、通気層4内の湿気を屋外へ排出し、外壁1の内部を乾燥させることができる。従って、外壁1は、湿気による結露の発生を抑制でき、木質材の腐朽等を抑制できる。
また、外壁1は、断熱材7が結露によって濡れることを抑制できるので、断熱性能を維持できる。なお、外壁1から排出された空気は、例えば軒裏換気口18から屋外へと排出することができる。また、排気は、上の開口部6Aから小屋裏16を通し、屋根に設けた棟換気口(図示省略)等から行われても良い。
このように、通気制御手段5は、通気層4の湿度に基づいて、各開口部6A、6Bを開閉を繰り返すことにより、外壁1の内部湿度を最適化でき、ひいては外壁1の耐久性を長期に亘って向上しうる。しかも、本実施形態の通気制御手段5は、各開口部6A、6Bを開閉するために、電気エネルギー等で駆動される電動機等の機材を含まないので、外壁1を複雑かつ大型にすることなく、低コストで製造できる。
上記実施形態の通気制御手段5では、上部カバー22A及び下部カバー22Bは、いずれも各伸縮材21A、21Bで吊り下げられる実施形態を示した。しかしながら、本発明は、このような実施形態に限定されるものではない。例えば、上部カバー22Aを伸縮材21Aの上に置くこともできる。即ち、図7(a)の上の通気制御手段5Aでは、通気層4の両側に支持片40を設け、その上で筒状に形成された伸縮材21Aを保持するとともに、該伸縮材21Aの上に上部カバー22Aが載せられている。なお、伸縮材21Aは、支持片40に設けられた切欠部40aによって、位置ズレすることなく設置される。
また、上部カバー22Aは、伸縮材21Aに当接する下板部37と、上蓋部29の上に載置されかつ該上蓋部29に設けられた上の開口部6Aを覆って閉じる上板部36と、該上板部36と下板部37との間を継ぐ継ぎ部38とを有する。なお、本実施形態の上蓋部29は、主部29aのみで構成される。
また、下板部37には、該下板部37を垂直方向に貫通する孔部39が形成される。また、下板部37は、該下板部37の下面に設けられる切欠部37aの下に伸縮材21Aが配される。これにより、下板部37は、伸縮材21Aとの位置ズレが抑制される。
上の伸縮材21Aは、下板部37と支持片40との間に設けられ、垂直方向に貫通する孔部32を有する略筒状に形成される。上の伸縮材21Aは、その一端が支持片40に固着されるとともに、他端が下板部37に固着されることが好ましい。上の伸縮材21Aに設けられる孔部32は、下板部37に設けられる孔部39と連通する。
このような通気制御手段5Aでは、通気層4が低湿になると、伸縮材21Aが垂直方向に収縮するため、上部カバー22Aはその自重により下方へ移動し、上の開口部6Aを閉じる。他方、通気層4が高湿になると、伸縮材21Aは、垂直方向に伸長し、上部カバー22Aを上方へと押し上げて、上の開口部6Aを開くことができる。
また、本実施形態の下の通気制御手段5Bは、図7(b)に示されるように、通気層4の両側に切欠部42aが形成された支持片42を設け、その切欠部42a上で筒状の伸縮材21Bを保持するとともに、該伸縮材21Bの上に下部カバー22Bが載せられる。また、本実施形態では、立片30Bと切欠き部8B1とが囲む空所に、下の開口部6Bを有する下蓋部41が装着される。
また、下部カバー22Bは、伸縮材21Bに当接する上板部43と、下の開口部6Bを覆って閉じる下板部44と、上板部43と下板部44との間を継ぐ継ぎ部45を有する。上板部43には、該上板部43を貫通する孔部46が形成されるとともに、下面に設けられる切欠部43aの下に伸縮材21Bが配される。
下の伸縮材21Bは、上板部43と支持片42との間に設けれられ、垂直方向に貫通する孔部47を有する略筒状に形成される。この孔部47は、上板部43を貫通する孔部46と連通する。
このような通気制御手段5Bでは、通気層4が低湿になると、伸縮材21Bが垂直方向に収縮するため、下部カバー22Bはその自重により下方へ移動し、下の開口部6Bを閉じる。他方、通気層4が高湿になると、伸縮材21Bは、垂直方向に伸長し、下部カバー22Bを上方へと押し上げて、下の開口部6Bを開くことができる。
以上、本発明の特に好ましい形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施し得る。
1 外壁構造
2 内装材
3 外装材
4 通気層
5 通気制御手段
6 開口部
6A 上の開口部
6B 下の開口部
2 内装材
3 外装材
4 通気層
5 通気制御手段
6 開口部
6A 上の開口部
6B 下の開口部
Claims (5)
- 家屋の外壁構造であって、
内装材と、外装材と、これらの間に形成されかつ上方及び下方に外気と連通可能な開口部を有する中空の通気層と、前記通気層の湿度に基づいて前記開口部を開閉する通気制御手段とを具えることを特徴とする家屋の外壁構造。 - 前記通気制御手段は、少なくとも一部が前記通気層内をのびるとともに該通気層の湿度に基づいて変形する湿度感応型の伸縮材と、この伸縮材に固着されかつ前記開口部に配されるカバーとを含み、
前記伸縮材は、前記通気層の低湿時に収縮し前記カバーで開口部を閉じるとともに、前記通気層の高湿時には伸長して前記カバーと開口部との間に隙間を形成する請求項1に記載の家屋の外壁構造。 - 前記伸縮材は、一端が内装材又は外装材の内面に固着されるとともに、他端が前記カバーに固着される請求項2記載の家屋の外壁構造。
- 前記伸縮材は、前記カバーを吊り下げる紐状又はコイル状である請求項2又は3の何れかに記載の外壁構造。
- 前記伸縮材は、樹脂、木質材又は金属材からなる請求項2ないし4のいずれかに記載の家屋の外壁構造。
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| JP2008246371A Pending JP2010077649A (ja) | 2008-09-25 | 2008-09-25 | 家屋の外壁構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2010077649A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021147851A (ja) * | 2020-03-18 | 2021-09-27 | 旭化成ホームズ株式会社 | 断熱外壁構造、及び建物 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61201403U (ja) * | 1985-06-04 | 1986-12-17 | ||
| JP2008134011A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Sahara:Kk | 湿度感応型の換気装置 |
-
2008
- 2008-09-25 JP JP2008246371A patent/JP2010077649A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61201403U (ja) * | 1985-06-04 | 1986-12-17 | ||
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021147851A (ja) * | 2020-03-18 | 2021-09-27 | 旭化成ホームズ株式会社 | 断熱外壁構造、及び建物 |
| JP7523230B2 (ja) | 2020-03-18 | 2024-07-26 | 旭化成ホームズ株式会社 | 断熱外壁構造、及び建物 |
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